JP4288762B2 - 筒内噴射式エンジンの吸気系構造 - Google Patents

筒内噴射式エンジンの吸気系構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの燃焼室側方に臨むようにインジェクタを配設するようにした筒内噴射式エンジンの吸気系構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンとして、気筒内燃焼室にインジェクタにより直接、燃料を噴射供給するようにした筒内噴射式エンジンがある。この筒内噴射式エンジンにおいては、インジェクタに供給する燃料の圧力が極めて高圧になることから、燃料分配供給管の配設構造に種々の工夫がなされている。例えば、特開平8−246992号公報に開示されるエンジンでは、インジェクタに燃料を分配供給する燃料分配供給管(デリバリパイプ)を、シリンダヘツドに取り付けるインジェクタの軸心上に位置づけて、該シリンダヘツドに締結部材(例えばボルト)により固定するとともに、インジェクタの基端側(接続頭部側)をOリングを介装して燃料分配供給管の燃料供給穴(接続凹部)内に嵌合させることにより、インジェクタを燃科分配供給管そのものによって保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記締結部材によるインジェクタの保持は、インジェクタの基端側のシール性をより向上させる観点からは、できるだけインジェクタに対して該インジェクタの軸心方向に作用させるようにすることが好ましく、これらのことを考慮することなく、単に、締結部材をもって燃料分配供給管をシリンダヘッドに固定するだけでは、供給される燃料圧力が、吸気ポートに配置されるインジェクタに対して20〜30倍程度高いこの種のインジェクタと燃料分配供給管との接続部においては、シール性向上の観点から好ましくはない。
【0004】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その技術的課題は、限られた配置空間内で、燃料分配供給管によりインジェクタを適正に保持することができる筒内噴射式エンジンの吸気系構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明(請求項1の発明)にあっては、
シリンダヘッドの一方の側壁に、各気筒における一対の吸気ポートの上流端を開口する吸気マニホールド接合面が気筒列方向に延びるようにして形成され、前記吸気マニホールド接合面の幅方向一方側外方に、前記各気筒における燃焼室にそれぞれ臨むインジェクタと、該各インジェクタに対応する接続凹部をそれぞれ有して気筒列方向に延びる燃料分配供給管とが配設され、該燃料分配供給管が、前記各接続凹部に前記各インジェクタの接続頭部を嵌合するようにして前記シリンダヘッドに締結部材により締結されている筒内噴射式エンジンの吸気系構造において、
前記一対の吸気ポートのうちの一方の吸気ポートの上流端開口が、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向において、該一対の吸気ポートのうちの他方の吸気ポートの上流端開口よりも短くされて、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側縁部を含む前記シリンダヘッドの一方の側壁のうち、前記一方の吸気ポートの存在域、及び該一方の吸気ポートと該他方の吸気ポートとの間域が、該他方の吸気ポートの存在域よりも該吸気マニホールド接合面の略幅方向他方側に寄るようにして形成され、
前記インジェクタが、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に、前記一方の吸気ポートと前記他方の吸気ポートとの間域に対向する対向領域において配置され、
前記締結部材が、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に、前記一方の吸気ポートの対向領域において配置されて、該締結部材と前記インジェクタとが気筒列方向に近接状態をもって並ぶように設定され
前記他方の吸気ポートを含む吸気通路に開閉弁が設けられ、
前記開閉弁の弁軸が、前記他方の吸気ポートを含む吸気通路のみを貫通して気筒列方向に延びている構成としてある。この請求項1の発明の好ましい態様としては、請求項2以下の記載の通りとなる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1に記載された発明によれば、一方の吸気ポートの上流端開口が、吸気マニホールド接合面の略幅方向において他方の吸気ポートの上流端開口よりも短くされて、シリンダヘッドの一方の側壁が、一方の吸気ポートの存在域、及び一方の吸気ポートと他方の吸気ポートとの間域において他方の吸気ポートの存在域よりも吸気マニホールド接合面の略幅方向他方側に寄るようにして形成されていることから、吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に新たに所定の配設空間を確保できることになり、その所定の配設空間にインジェクタと締結部材とを気筒列方向において近接状態をもって並ぶように配置することによって、締結部材をインジェクタに気筒列方向においてできるだけ近づけることができることになる。このため、燃料分配供給管の接続凹部を介してインジェクタの接続頭部に適正な状態(インジェクタと締結部材とを気筒列方向においてできるだけ近づけて、インジェクタ軸心と締結部材の軸心との距離が小さいことによる両軸心間の寸法公差を縮小し、接続凹部の軸心と該インジェクタの軸心とのずれを極力なくすこと)をもって接続凹部とインジェクタの接続頭部との軸心のずれを極力少なくすることができ、このセンタリングの向上によって、高圧燃料通路を兼ねるこの接続凹部と接続頭部とのシール性を一段と向上できることになる。
また、シリンダヘッドの一方の側壁が、一方の吸気ポートの存在域、及び一方の吸気ポートと他方の吸気ポートとの間域において他方の吸気ポートの存在域よりも吸気マニホールド接合面の略幅方向他方側に寄るように形成されて、吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に所定の配設空間が確保されるに伴い、その所定の配設空間を利用して、燃料分配供給管の接続凹部(インジェクタ)、締結部材等がシリンダヘッド等に干渉しない範囲を広げることができることになり、インジェクタ及び燃料分配供給管の接続凹部等を吸気ポートに近づくように傾斜配置を高める(より立てる)ことができることになり、燃料のシリンダ壁面付着を低減して、燃費悪化や排気有害成分の増大等の問題を解消できることになる。しかもこのとき、インジェクタ等の上記配置に基づき、燃料分配供給管等が吸気ポート側に近づくことになり、燃料分配供給管を含めた吸気系構造をコンパクトにすることができることになる。
さらに、上記作用効果を得るために、一方の吸気ポートの存在域、及び一方の吸気ポートと他方の吸気ポートとの間域において吸気マニホールド接合面の幅を短くする構成を採ることから、吸気マニホールド接合面の幅を最大でも、他方の吸気ポートの存在域における吸気マニホールド接合面の幅に抑えることができることになり、コンパクトにすることができるばかりか、一方の吸気ポートと他方の吸気ポートとをずらして前述のような所定の配設空間を得る場合に比べて、シリンダヘッド上部における周辺補機等の配設自由度を高めることができることになる。
さらにまた、他方の吸気ポートを含む吸気通路に開閉弁が設けられ、開閉弁の弁軸が、他方の吸気ポートを含む吸気通路のみを貫通して気筒列方向に延びていることから、弁軸が存在しない一方の吸気ポートを含む吸気通路において、弁軸によって吸気が乱されて吸気抵抗が増大することを回避することができることになる。
【0007】
請求項2に記載された発明によれば、シリンダヘッドにインジェクタ自身が固定部材をもって固定され、固定部材が、気筒列方向において、インジェクタと略同じ位置に位置されていることから、固定部材を前述の締結部材と干渉させることなく配置しつつ、シリンダヘッドにインジェクタをより確実に固定できることになる。
【0008】
請求項3に記載された発明によれば、シリンダヘッドにインジェクタ自身が固定部材をもって固定され、固定部材、インジェクタ、締結部材が、その各軸心が平行となるように配置され、固定部材の軸心方向領域に燃料分配供給管が臨んでいることから、インジェクタに対して固定部材、締結部材を近づけ、その押圧力を効果的に付与してインジェクタを適正に押圧固定し、かつインジェクタ頭部のシール性をより向上することができる一方、固定部材の軸心方向領域の頭上空間を有効に利用して、燃料分配供給管をインジェクタの軸心ないし締結部材に近づけた状態(気筒列方向に延びる燃料分配供給管がインジェクタの軸心に対してオフセットするものの、オフセット量を少なくした状態)にすることができ、燃料分配供給管を含む吸気系構造を、よりコンパクトにすることができることになる。しかも、このような燃料分配供給管の配置により、燃料分配供給管がシリンダヘッドないしはそのシリンダヘッドに連なる吸気マニホルドに干渉しない範囲が拡大されることになり、これに伴い、シリンダヘッドとシリンダブロックとの合わせ面に対するインジェクタの傾斜角度を高めて(気筒の軸心に対するインジェクタの傾斜角度を少なくして)、燃料のシリンダ壁面付着を、より抑制することができることになる。
【0009】
請求項4に記載された発明によれば、インジェクタに、該インジェクタを締結部材とで挟む配置関係をもって接続用カプラが設けられていることから、インジェクタを基準として、締結部材と反対側の空間を、接続用カプラの配設空間として有効に利用して、コンパクトにまとめることができることになる。
【0010】
請求項5に記載された発明によれば、一方の吸気ポートがスワール生成用ポートとされ、他方の吸気ポートがタンブル生成用ポートとされ、他方の吸気ポートを含む吸気通路に、所定運転域で閉じる開閉弁が設けられていることから、開閉弁を閉じるだけにより、一方の吸気ポートにおける吸気流れを強めて燃焼室における吸気スワールを強めることができる。また、吸気マニホールド接合面の略幅方向において、一方の吸気ポートの上流端開口が他方の吸気ポートの上流端開口よりも短くされている形状自体を利用して、燃焼室において、吸気スワールを得ることも可能になり、吸気スワールを効果的に生成させることが可能になる。勿論この場合、開閉弁を開くことにより、燃焼室において、吸気タンブルを得ることもできることになる。
【0011】
【0012】
請求項に記載された発明によれば、一方の吸気ポートの開口断面積が他方の吸気ポートの開口断面積よりも小さくされ、吸気マニホールド接合面の幅方向一方側の縁部が、該吸気マニホールド接合面の幅方向他方側の縁部よりも下方位置に位置され、インジェクタ先端が、燃焼室の周縁部に臨むようにされていることから、燃焼室側方から燃料を噴射するタイプにおいて、インジェクタに対する適正且つ十分な押圧力の付与、インジェクタの接続頭部のシール性、インジェクタの傾斜配置、吸気系構造のコンパクト性等の観点から、具体的で好ましい態様の吸気系構造を提供できることになる。また、他方の吸気ポートを含む吸気通路に開閉弁を設けて、この開閉弁を閉じるように構成すれば、一方の吸気ポートの開口断面積が小さい分だけ、該吸気ポートの吸気流速を高めることができ、吸気スワールを強化することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1において、符号1は、本実施形態に係る筒内噴射式エンジン本体であり、このエンジン本体1は直列4気筒式とされている。このエンジン本体1においては、既知の如く、シリンダブロック3と、該シリンダブロック3上に配置されるシリンダヘッド2と、前記シリンダブロック3の各気筒4内に嵌挿されたピストン5とにより、燃焼室6がそれぞれ画成されており、シリンダヘッド2内部には、その各燃焼室6に開口するようにして一対の吸気ポート8、7と一対の排気ポート9とが形成されている。
【0014】
前記シリンダヘッド2には、図1に示すように、その下部において、各気筒4毎に、燃焼室6上面を構成する凹陥部41がそれぞれ形成されている。凹陥部41は、気筒4の軸心xを基準として、エンジン本体1の幅方向(図1中、左右方向)両側において傾斜方向を相異ならせた傾斜面41a、41bにより形成されており、その各傾斜面41a(41b)は、エンジン本体1の幅方向外方に向かうに従って下方に向かうように傾斜されている。
その一方の傾斜面41aには、前記一対の吸気ポート7、8の下流端開口が気筒列方向に並ぶように開口され、他方の傾斜面41bには、前記一対の排気ポート9の上流端開口が気筒列方向に並ぶように開口されており、その4つの開口は、気筒4の軸心を囲むように形成されている。その4つの開口には吸気弁及び排気弁10がそれぞれ設けられており、各ポート7〜9は、吸気弁及び排気弁10により、気筒4毎にエンジン出力軸と同期して周知のタイミングで開閉されることになっている。このため、シリンダヘッド2の上部には、図1、図2に示すように、吸気弁及び排気弁10をバルブリフタ19を介して往復動させる吸気側及び排気側の2本のカム軸17、18がそれぞれ回転自在に配設され、その2本のカム軸17、18には、図示しないタイミングベルト等を介してエンジン本体1の出力軸が駆動連結されている。
また、このような各気筒4における吸気弁及び排気弁10に囲まれている部分(凹陥部41)には、点火プラグ11がそれぞれ設けられており、各点火プラグ11は、気筒4の軸心xに沿いつつ燃焼室6に臨まされている。
【0015】
前記シリンダヘッド2の一方の側壁43(図1中、右壁)には、その上部において、図1〜図3に示すように、ポート開口領域面としての吸気マニホールド接合面2aが形成されている。吸気マニホールド接合面2aは、所定の幅をもって、エンジン本体1の幅方向外方側(図1中、右側)に向かうに従って下方に向かうように傾斜されており(図1参照)、その吸気マニホールド接合面2aは、略エンジン本体1全長に亘って気筒列方向に延ばされている(図2、図3参照)。この吸気マニホールド接合面2aには、各気筒4の一対の吸気ポート8、7の上流端開口が並ぶようにして気筒列方向に順次、開口されており、このため、各吸気ポート8(7)は、その各上流端開口から各下流端開口に向けて斜め下方に延ばされている。この各一対の吸気ポート8(7)は、一方の吸気ポート8がスワール生成用ポートとされ、他方の吸気ポート7がタンブル生成用ポートとされており、一方の吸気ポート8の通路断面積は他方の吸気ポート7の通路断面積よりも小さくされている。具体的には、図2、図3、図8、図12に示すように、各吸気ポート8(7)の上流端開口から下流側にかけて、各一方の吸気ポート8が、吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mにおいて各他方の吸気ポート7よりも短くされており、これに伴い、シリンダヘッド2の一方の側壁43は、各一方の吸気ポート8の存在域において、各他方の吸気ポート7の存在域よりも吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mの他方側(図8の上側)に引っ込むようにして形成され、その各一方の吸気ポート8の存在域における吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mの一方側外方(図8の下側)に新たに所定の配設空間42が形成されることになっている。
【0016】
前記吸気マニホールド接合面2aには、図1に示すように、吸気マニホールド12が接続されている。吸気マニホールド12は、各気筒4毎の一対の吸気ポート8(7)の上流端開口に対応した独立通路12a、12bをそれぞれ備えており、その各独立通路12a(12b)は、該当する吸気ポート8(7)に連なって、これらは吸気通路を構成することになっている。この場合、作業性を考慮して、吸気マニホールド12には、ボルト挿通孔が形成された複数のボス部12cが設けられており、このボス部12cとボルト13を用いて吸気マニホールド12は吸気マニホールド接合面2aに接合されることになっている。
【0017】
上記各他方の吸気ポート7に連なる独立通路12b内には、燃焼室6の吸気流動状態を調節する開閉弁としてのバタフライバルブ16がそれぞれ配設されている。この各バタフライバルブ16は、共通の弁軸16aによって連結されており、その弁軸16aは、図1、図4に示すように、各他方の吸気ポート7に連なる独立通路12bのみを貫通して気筒列方向に延び、各一方の吸気ポート8に連なる独立通路12aを貫通しないことになっている。これは、各一方の吸気ポート8の上流端開口が各他方の吸気ポート7の上流端開口よりも小さくされていることと、それらに連なる吸気マニホールド12の独立通路12a、12bを、多少、上下方向にずらした配置を利用してなされているものであり、これにより、一方の吸気ポート8に連なる独立通路12aにおいて、弁軸16aが存在しないことにより、吸気が乱されて吸気抵抗が増大することが回避されることなっている。
この弁軸16aには、図外のアクチュエータが連結されており、このアクチュエータにより、弁軸16aが該弁軸16aの軸心を中心として回転駆動されて、バタフライバルブ16が開閉動されることになっている。このバタフライバルブ16の開閉制御は、図外の制御装置によるアクチュエータの制御により行われることになっており、所定運転域(スワール生成時)においてはバタフライバルブ16は閉とされ、タンブル流生成を強化する時においてはバタフライバルブ16は開とされることになっている。
【0018】
前記シリンダヘッド2の一方の側壁43には、図3に示すように、前記吸気マニホールド接合面2aの下方側において、複数の孔部21、台座25、29が各気筒4毎にそれぞれ設けられている。
【0019】
上記各孔部21は、各気筒4毎に燃焼室6に連通されおり、その内部にはインジェクタ22が収容されている。このインジェクタ22の先端側噴孔は、図1に示すように、吸気弁10の傘部に近接して燃焼室6の周縁部に臨んでおり、このインジェクタ22の該インジェクタ22軸心yと同一方向に軸心を持つ先端側噴孔により、燃焼室6に側方から燃料が噴射されることになっている。このように側方から燃料を噴射するようにする場合において、噴射した燃料ができるだけ気筒4壁面(シリンダ壁面)に付着しないようにするためには、インジェクタ22はできるだけ立てて配置することが好ましい。このため、この実施形態では、一対の吸気ポート7、8の断面形状がインジェクタ22の外周に沿うような異形のものとされると共に所定の配設空間42の一部をも利用して、インジェクタ22は、他方の吸気ポート7の内側に入り込むようにしつつ該吸気ポート7(8)に近接させて配置されている(図12参照)。これにより、インジェクタ22軸心yの気筒4軸心xに対する傾斜角度は約45°になリ、燃料のシリンダ壁面付着は十分に低減されることになっている。尚、前記傾斜角度は50°以下にすればよい。
【0020】
前記インジェクタ22としては、先端側噴孔の軸心がインジェクタ22軸心yと同一方向ゆえに、例えば高圧スワールインジェクタを用いることが好ましい。この高圧スワールインジェクタは、燃料噴霧にスワールを生じさせて微粒化を促進するとともに、燃焼室圧力が高い圧縮行程後期での噴射では噴霧角が40°以下の狭角になり、一方、燃焼室圧力が低い吸気行程での噴射では、それよりも噴霧角が広がる(約10°程度広がる)機能を発揮する。
【0021】
このようなインジェクタ22を用いた燃料噴射制御に関しては、エンジン本体1が低負荷低回転の所定領域にあるときには、点火プラグ11の近傍に混合気が偏在する成層燃焼状態とすべく、各気筒4の圧縮行程後期に燃料が噴射され、ピストン5の頂部のインジェクタ22側に偏位して形成された凹状のキャビティとの協同で、点火時点において点火プラグ11の近傍に混合気層を生成する。また、エンジン本体1が高負荷ないし高回転領域にあるときには、均一燃焼状態とすべく、燃料噴射は各気筒4の吸気行程前期に行われ、燃焼室6内に均一に混合気を生成するように設定されている。この燃料噴射制御は図示しない制街装置により行われることになっており、その制御装置との間の信号ケーブル(図示せず)は、インジェクタ22の外周部に設けられた接続用カプラ23を介してインジェクタ22に接続されることになっている。この各接続用カプラ23は、気筒列方向において、各インジェクタ22からエンジン後側に向くようにして配置されている。
【0022】
前記各台座25は、図3に示すように、前記各孔部21の下方においてそれぞれ突出形成されている。この各台座25には、図1、図5に示すように、ノズルホルダ(固定部材)26がボルト27により締結されており、このノズルホルダ26によりインジェクタ22は、軸心y方向の先端噴孔側に押付けられ、ワッシャ45(図5参照)を押圧してシリンダヘッド2に固定されている。このノズルホルダ26は、詳しくは図6、図7に示すように、矩形状本体部の中心にボルト孔26aが貫通形成され、その本体部から前方斜め下側に向かって2本のアーム26b、26bが延びているもので、本体部がボルト27により台座25に締結された状態で、2本のアーム26b、26bの先端部がそれぞれインジェクタ22のフランジ部に当接して、該インジェクタ22をその軸心y方向下側に押圧し、燃焼室6の高圧に抗してシリンダヘッド2に確実に固定できることになっている。尚、前記ボルト27はインジェクタ22の軸心yに平行に延びている。
【0023】
前記各台座28は、図3に示すように、前記各台座25よりも一段高い位置に位置されている。この台座28にはボルト穴29が形成されており、そのボルト穴29は、その軸心が前記インジェクタ22の軸心yと平行となるように形成され、そのボルト穴29とインジェクタ22(孔部21)とは、気筒列方向において近接した状態で並ぶように配置されている。
【0024】
前記シリンダヘッド2の一方の側壁43上部ないしは前記吸気マニホールド12の下方には、図1に示すように、各インジェクタ22に燃料(ガソリン)を分配供給する燃料分配供給管としてのフューエルディスパイプ30が配設されている。このフューエルディスパイプ30は、図9〜図11に示すように、エンジン本体1の略全体に亘って気筒列方向に延びるメインパイプ部33と、そのメインパイプ部33からそれぞれ突出するように一体的に形成される4つのインジェクタホルダ部34とにより構成されている。
【0025】
上記各インジェクタホルダ部34には、図9〜図11に示すように、収容孔37(接続凹部)及びボルト挿通孔39がそれぞれ形成されている。各収容孔37は、各インジェクタホルダ部34の先端面から開口するように形成されており、その各収容孔37には、前記インジェクタ22の基端側嵌合軸(接続頭部(燃料導入口))が、その嵌合軸に嵌装されたOリング24(図5参照)を介して気密にそれぞれ嵌合されている。
各ボルト挿通孔39は、その軸心を上記収容孔37の軸心と平行な状態にしてインジェクタホルダ部34を貫通しており、各ボルト挿通孔39と各収容孔37とは、メインパイプ部33の延び方向において並ぶように配置されている。この各ボルト挿通孔39は、各インジェクタ22の基端側嵌合軸が各収容孔37に嵌合されたとき、前記各ボルト穴29にそれぞれ臨むことになっており、その各ボルト挿通孔39に締結ボルト31(締結部材)をそれぞれ挿通させて該各締結ボルト31を各ボルト穴29に螺合することにより、フューエルディスパイプ30はシリンダヘッド2の側壁43に固定されることになっている。
【0026】
このとき、各インジェクタホルダ部34は、前記インジェクタ22の傾斜配置に対応すべく、前記所定の配設空間42を利用して、吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mの一方側にできるだけ近づくように傾斜配置されることになっており、各気筒4毎にインジェクタ22の傾斜配置を高めた状態で、該インジェクタ22と締結ボルト31とは、気筒列方向において近接した状態で並ぶことになっている。
【0027】
上記メインパイプ部33は、本実施形態においては、気筒列方向に延びつつ吸気ポート7、8から離れるようにオフセット配置されており、このメインパイプ部33は前記各ボルト27の軸心領域の該ボルト27頭部側に臨むことになっている(図1参照)。この場合、吸気マニホールド12等に対するメインパイプ部33の干渉しない範囲が拡大されることになるが、これをも考慮して、前述のインジェクタ22等の傾斜配置が設定されることになっている。
また、このメインパイプ部33の後端側(図8、図10〜図11中、左端側)には取付座33aが設けられている。その取付座33aには燃料供給パイプ35が気密に取り付けられており、その燃料供給パイプ35を介してメインパイプ部33に、図示しない高圧供給ポンプに基づき燃料が供給されることになっている。一方、メインパイプ部33の前端部(図8、図10〜図11中、右端部)にはフランジ部33bが設けられており、そのフランジ部33bに燃圧センサ36が取り付けられるようになっている(図8参照)。この場合、気筒4毎に、締結ボルト31がインジェクタ22よりもエンジン本体1前側に配置されて、エンジン本体1最前端部において、締結ボルト31と燃圧センサ36との距離が極めて短くできることを利用し、重い燃圧センサ36をフューエルディスバイブ30によって安定して支持することができることになっている。
【0028】
前記フューエルディスパイプ30内部には、図5、図9に示すように、複数の分配通路38が形成されている。各分配通路38は、メインパイプ部33の燃料通路33cと前記各収容孔内37とをそれぞれ連通しており、これにより、高圧供給ポンプに基づき燃料供給パイプ35からメインパイプ部33に圧送された燃料は、燃料通路33aから各分配通路38を介して各収容孔37に至り、その各収容孔37に臨むインジェクタ22の燃料導入口(接続頭部)に供給されることになっている。
【0029】
したがって、このような構造においては、シリンダヘッド2の一方の側壁43(図1中、右側壁43)が、前記一方の吸気ポート8の存在域において他方の吸気ポート7の存在域よりも吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mの他方側に引っ込むようにして形成されて、吸気マニホールド接合面2aの略幅方向mの一方側外方に新たに所定の配設空間42を確保できることになり、その所定の配設空間42を利用して、インジェクタ22と締結ボルト31とを気筒列方向においてできるだけ近づけるように配置することができることになる。このため、インジェクタ22と締結ボルト31とを気筒列方向においてできるだけ近づけて、インジェクタ22の軸心と締結ボルト31との軸心間距離が小さいことによる両軸心間の寸法公差を縮小し、収容孔37の軸心と該インジェクタ22の軸心とのずれを極力なくすことができることになり、頭部の基端側嵌合軸と収容孔37のセンタリング(両軸心の一致)度合が向上し、基端側嵌合軸に嵌装されたOリング24の周方向における面圧のばらつきが少なくなって、例えば、Oリング24が硬い冷間時においてエンジンが始動された時など、Oリング24に作用する動圧が大きい一方で、Oリング24の弾性変形が少ない時においても、該インジェクタ22頭部のシール性を十分に確保でき、長期的にシール性を高めることができる。これにより、インジェクタ22とインジェクタホルダ部34との間の高圧燃料通路(約8〜10MPaの高い燃料圧力が作用する通路)の接続部のシール性を一段と向上させつつ、フューエルディスパイプ30をエンジン本体1に固定できることになる。
【0030】
また、新たな所定の配設空間42を利用して、インジェクタ22、締結ボルト31等がシリンダヘッド2等に干渉しない範囲を広げることができることになり、インジェクタ22及びフューエルディスパイプ30のインジェクタホルダ部34等を吸気ポート8(7)に近づくように傾斜配置を高めることができることになり、燃料の気筒4壁面付着を低減して、燃費悪化や排気有害成分の増大等の問題を解消できることになる。しかもこのとき、インジェクタ22等の上記配置に基づき、フューエルディスパイプ30等が吸気ポート8(7)側に近づくことになり、フューエルディスパイプ30を含めた吸気系構造をコンパクトにすることができることになる。
特に本実施形態においては、ボルト27の軸心方向領域の頭上空間を有効に利用して、フューエルディスパイプ30をインジェクタ22、ないし締結ボルト31に近づけた状態(フューエルディスパイプ30のメインパイプ部33が、インジェクタ22の軸心yに対してオフセットするものの、そのオフセット量を少なくした状態)にすることができ、フューエルディスパイプ30を含む吸気系構造を、よりコンパクトにすることができる。しかも、このようなフューエルディスパイプ30の配置により、フューエルディスパイプ30がシリンダヘッド2ないしは吸気マニホルド12に干渉しない範囲を拡大できることになり、これに伴い、気筒4軸心xに対するインジェクタ22軸心yの傾斜角度を小さくし、インジェクタ22を立て、燃料の気筒4壁面付着を、より抑制することができることにもなる。
【0031】
さらに、一方の吸気ポート8の存在域において吸気マニホールド接合面2aの幅を短くする構成を採り、吸気マニホールド接合面2aの幅を最大でも、他方の吸気ポート7の存在域における吸気マニホールド接合面2aの幅に抑えることができることになり、コンパクトにすることができるばかりか、一方の吸気ポート8と他方の吸気ポート7とをずらして所定の配設空間42を得る場合に比べて、シリンダヘッド2上部における周辺補器等の配設自由度を高めることができることになる。
【0032】
さらにまた、一方の吸気ポート8がスワール生成用ポートとされ、他方の吸気ポート7がタンブル生成用ポートとされ、他方の吸気ポート7を含む吸気通路に、所定運転域で閉じるバタフライバルブ16が設けられていることから、バタフライバルブ16を閉じるだけにより、一方の吸気ポート8における吸気流れを強めて燃焼室6における吸気スワールを強めることができるだけでなく、吸気マニホールド接合面2aの略幅方向において、一方の吸気ポート8の断面積が他方の吸気ポート7の断面積よりも小さいこと、ないし一方の吸気ポート8が他方の吸気ポート7よりも短くされている形状自体を利用して、燃焼室6において、吸気スワールを得ることができることになり、吸気スワールを効果的に生成させることができることになる。
【0033】
加えて、他方の吸気ポート7に連なる吸気通路にバタフライバルブ16が設けられ、バタフライバルブ16の弁軸16aが、他方の吸気ポート7に連なる吸気通路のみを貫通して気筒列方向に延びていることから、一方の吸気ポート8に連なる吸気通路において、弁軸16aが存在しないことにより、この弁軸16aによって吸気が乱されて吸気抵抗が増大することを回避することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る筒内噴射式エンジンの概略各構成を示す部分断面図。
【図2】シリンダヘッドの上面図。
【図3】シリンダヘッドの右側面図。
【図4】図1のIV-IV線断面図。
【図5】インジェクタの配設構造を示す拡大断面図。
【図6】ノズルホルダの構成を示す図。
【図7】図6のz−z線断面図
【図8】図1のVIII−VIII線断面図。
【図9】フューエルディスパイプの正面図。
【図10】フューエルディスパイプの右側面図。
【図11】フューエルディスパイプの上面図。
【図12】各気筒4毎の吸気ポート、インジェクタ、ノズルホルダ、締結ボルト等の配置関係を示す図8の拡大図。
【符号の説明】
1 エンジン本体
2 シリンダヘッド
2a 吸気マニホールド接合面
4 気筒
6 燃焼室
7 他方の吸気ポート
8 一方の吸気ポート
12 吸気マニホールド
12b 吸気マニホールドの独立通路
16 バタフライバルブ
22 インジェクタ
23 接続用カプラ
27 ボルト
30 フュエールディスパイプ
31 締結ボルト
34 インジェクタホルダ部
43 側壁
m 吸気マニホールド接合面の幅方向

Claims (6)

  1. シリンダヘッドの一方の側壁に、各気筒における一対の吸気ポートの上流端を開口する吸気マニホールド接合面が気筒列方向に延びるようにして形成され、前記吸気マニホールド接合面の幅方向一方側外方に、前記各気筒における燃焼室にそれぞれ臨むインジェクタと、該各インジェクタに対応する接続凹部をそれぞれ有して気筒列方向に延びる燃料分配供給管とが配設され、該燃料分配供給管が、前記各接続凹部に前記各インジェクタの接続頭部を嵌合するようにして前記シリンダヘッドに締結部材により締結されている筒内噴射式エンジンの吸気系構造において、
    前記一対の吸気ポートのうちの一方の吸気ポートの上流端開口が、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向において、該一対の吸気ポートのうちの他方の吸気ポートの上流端開口よりも短くされて、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側縁部を含む前記シリンダヘッドの一方の側壁のうち、前記一方の吸気ポートの存在域、及び該一方の吸気ポートと該他方の吸気ポートとの間域が、該他方の吸気ポートの存在域よりも該吸気マニホールド接合面の略幅方向他方側に寄るようにして形成され、
    前記インジェクタが、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に、前記一方の吸気ポートと前記他方の吸気ポートとの間域に対向する対向領域において配置され、
    前記締結部材が、前記吸気マニホールド接合面の略幅方向一方側外方に、前記一方の吸気ポートの対向領域において配置されて、該締結部材と前記インジェクタとが気筒列方向に近接状態をもって並ぶように設定され
    前記他方の吸気ポートを含む吸気通路に開閉弁が設けられ、
    前記開閉弁の弁軸が、前記他方の吸気ポートを含む吸気通路のみを貫通して気筒列方向に延びている、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
  2. 請求項1において、
    前記シリンダヘッドに前記インジェクタ自身が固定部材をもって固定され、
    前記固定部材が、気筒列方向において、前記インジェクタと略同じ位置に位置されている、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
  3. 請求項1において、
    前記シリンダヘッドに前記インジェクタ自身が固定部材をもって固定され、
    前記固定部材、前記インジェクタ、前記締結部材が、その各軸心が平行となるように配置され、
    前記固定部材の軸心方向領域に前記燃料分配供給管が臨んでいる、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
  4. 請求項1において、
    前記インジェクタに、該インジェクタを前記締結部材とで挟む配置関係をもって接続用カプラが設けられている、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
  5. 請求項1において、
    前記一方の吸気ポートがスワール生成用ポートとされ、
    前記他方の吸気ポートがタンブル生成用ポートとされ、
    前記他方の吸気ポートを含む吸気通路に、所定運転域で閉じる開閉弁が設けられている、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
  6. 請求項1において、
    前記一方の吸気ポートの開口断面積が前記他方の吸気ポートの開口断面積よりも小さくされ、
    前記吸気マニホールド接合面の幅方向一方側の縁部が、該吸気マニホールド接合面の幅方向他方側の縁部よりも下方位置に位置され、
    前記インジェクタ先端が、燃焼室の周縁部に臨むようにされている、
    ことを特徴とする筒内噴射式エンジンの吸気系構造。
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