JP4288737B2 - 扁平電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池とくに、電解質をポリマーに保持させたリチウムポリマー二次電池等の薄型、扁平な電池に適した、樹脂フィルム主体のラミネートシートを外装ケースとする扁平電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2枚の樹脂フィルム間に金属箔を配し、全体を積層一体化したラミネートシートを外装ケースとして用いる電池は、例えば特開平10−157008号などでこれまでから知られている。この場合、外装される発電要素は、通常フィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層した扁平な積層電極である。これは、2枚あるいは1対のラミネートシートの重なり合った周囲を熱溶着などで袋状にシールすることで得られる外装ケース内に封入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような袋状のラミネートシートを外装ケースとする電池では、扁平な積層電極の外装ケース内への封入にあたって、ラミネートシート周囲のシール部とその内部に収容される積層電極との間に、断面が三角形状の取り巻き空間が形成されることがさけられない。この取り巻き空間が無駄な空間となり、結果として積層電極寸法に準ずる以上に電池の外形縦横寸法が大きくなってしまうという問題がある。
【0004】
また、外装ケース内へ扁平な積層電極を挿入する際に、袋状にシールされることで密着状態にある2枚の、あるいは上下のラミネートシート間を開いて積層電極を挿入しうる空間を作らなければならない。このシート間の口開き作業と積層電極挿入作業が手数のかかるものであって、これがこの電池の生産効率を低下させる原因となっていた。
【0005】
本発明はこのような従来の問題点を解消し、コンパクトで生産効率の向上を図ることができる、樹脂フィルム主体のラミネートシートを外装ケースとする扁平電池を提供することを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の扁平電池は、上記目的を達成するため、それぞれフィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層一体化した扁平な積層電極と、長さ方向の中央部で2つ折される1枚の樹脂フィルム主体のラミネートシートで構成され、積層電極を内部に収容するとともにシートの重なった周囲を熱溶着した外装ケースとからなり、2つ折されるラミネートシートのうち一方を平板状部、他方を積層電極が収容される矩形の電極収容凹部を有した浅い皿状容器部とし、矩形の電極収容凹部の開口部コーナーの曲率半径R1は5mm≧R1≧0.5mm、凹部の深さDは10mm≧D≧2mm、凹部の側壁と底壁とで構成される底部コーナーの曲率半径R2は1mm≧R2≧0.3mmであって、正極板および負極板には正極リードおよび負極リードが電気的に接続されており、正極リードおよび負極リードの一部にはラミネートシートと同材質の絶縁フィルムが被覆されており、絶縁フィルムはラミネートシートの内側と熱溶着され、正極リードおよび負極リードの先端部のみが外装ケースの一辺より外部に突出していることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の扁平電池は、それぞれフィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層一体化した扁平な積層電極と、長さ方向の中央部で2つ折される1枚の樹脂フィルム主体で3層以上を一体化したラミネートシートで構成され、かつ積層電極を内部に収容して周囲が密閉される外装ケースとからなり、2つ折されるラミネートシートのうち一方は平板状部、他方は積層電極を収容する矩形の電極収容凹部を有した皿状容器部とし、電極収容凹部の開放側の一辺を傾斜面とするとともに、凹部の開口部コーナーの曲率半径R1は5mm≧R1≧0.5mm、凹部の深さDは10mm≧D≧2mm、凹部の側壁と底壁とが交わる底部コーナーの曲率半径R2は1mm≧R2≧0.3mm、傾斜面と底壁とが交わる傾斜コーナーの曲率半径R3は1.5mm≧R3≧0.3mmであって、正極板および負極板には正極リードおよび負極リードが電気的に接続されており、正極リードおよび負極リードの一部にはラミネートシートと同材質の絶縁フィルムが被覆されており、絶縁フィルムは前記ラミネートシートの内側と熱溶着され、正極リードおよび負極リードの先端部のみが外装ケースの一辺より外部に突出していることを特徴とする。
【0008】
電池のコンパクト化の面から、電極収容凹部は、その外観形状が矩形で扁平な積層電極に対応して矩形形状をしており、その開口部コーナーの曲率半径R1の寸法は5mm≧R1≧0.5mm、容器の深さDの寸法は10mm≧D≧2mm、凹部の側壁と底壁とで構成される底部コーナーの曲率半径R2の寸法は1mm≧R1≧0.3mmが好ましい。
【0009】
さらに樹脂フィルム主体のラミネートシートは、少なくとも3層のフィルムを一体化したものであり、第1の樹脂フィルムと第2の樹脂フィルムとの間に金属箔を配し、シール時に互いに重なり合う第2の樹脂フィルムは熱溶着性に優れた樹脂で構成することが好ましい。
【0010】
本発明の最も好ましい構成は、それぞれフィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層一体化した扁平な積層電極と、樹脂フィルム主体で3層以上のフィルムを一体化した1枚のラミネートシートで構成され、かつ前記積層電極を内部に収容して密閉化された外装ケースとからなり、
1枚のラミネートシートは、長さ方向の中央部で2つ折される一方を平板状部とし、他方を前記積層電極が収容される矩形の電極収容凹部を有した皿状容器部として、重なったシート周囲を熱溶着で一体化することである。
【0011】
本発明によれば、扁平な積層電極に対応してラミネートシートにはこれを収容する電極収容凹部を形成しているので、この電極収容凹部と積層電極との間に無駄な空間が殆どなく、結果として電池の外形縦横寸法を小さくでき、コンパクトな電池とすることができる。
【0012】
また、本発明によれば、扁平で矩形形状の積層電極とラミネートシートに設けた電極収容凹部とは形状的に対応しているので、案内冶具等を用いて作業性良く積層電極を凹部に収容することができる。
【0013】
さらに凹部の開放側の一辺に傾斜面を設けて、この傾斜面を積層電極の凹部への挿入案内とすると、凹部内に積層電極を容易に収容することができる。この後2つ折されて重なったシートの周囲をシールして電池を封入した外装ケースを製作することができるので、電池生産の自動化も容易であり、生産効率の大幅な向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をリチウムポリマー二次電池に適用した実施形態を、図1〜図6により説明する。
【0015】
図3、図4に示すように、それぞれフィルム状あるいはシート状の正極板1、負極板2がセパレータ3を介して対向するよう積層一体化した積層電極4を用意した。これは前記の従来例と同様に構成されたものである。詳しくは、正極板1は集電体であるアルミニウムシート1aの片面にコバルト酸リチウムを含む正極合剤ペースト1bを塗着乾燥したものであり、負極板2は同じく集電体である銅シート2aの両面に球状黒鉛を含む負極合剤ペースト2bを塗着乾燥したものである。セパレータ3は非水電解質を保持してゲル状を呈するポリマーシートからなる。
【0016】
扁平な積層電極4は、図4に示すように、負極板2の上側の合剤ペースト2bにセパレータ3を介してその上方の正極板1の合剤ペースト1bを対向させると共に、負極板2の下側の負極合剤ペースト2bにもセパレータ3を介してその下方の正極板1の正極合剤ペースト1bを対向させた積層状態で、加熱加圧により一体化したものである。ここでのアルミニウムシート1aおよび銅シート2aは、箔や薄いシートに切れ目を入れて展開したラスシートやエキスパンドシート、さらには箔やシートに多数の孔をあけたパンチングシートが、ペーストとの密着およびその保持の上から好ましい。
【0017】
上下それぞれの正極板1のアルミニウムシート1aには、図2に示すように、左右方向(図2では上下方向)の一方に偏位した位置に正極側のリード接続部1cが延出して形成されている。他方に偏位した位置には、負極板2の銅シート2aから負極側のリード接続部2cが延出形成されている。これらリード接続部は図4に示すように、扁平な積層電極4の頂部とほぼ一致する高さ位置まで引き出されて、アルミニウムシート片からなる正極リード8および銅シート片からなる負極リード9と、超音波溶接Sによってそれぞれ接合されている。このリード接続部とリードとの接合は、電気抵抗溶接によって行ってもよい。
【0018】
この実施形態では、積層電極4は2枚の正極側のリード接続部1cと1枚の負極側のリード接続部2cを有する構成となっているため、これらを積層電極4の頂部とほぼ一致する高さ位置でリード8、9と接合するために、下側の正極のリード接続部1cと負極側のリード接続部2cとを、図4に示すように容器側壁に沿うよう折曲げている。しかし、より多くの正極板1および負極板2を積層した積層電極4の場合には、この積層電極4の頂部とほぼ一致する高さ位置で各リード接続部1c、2cをそれぞれ重ね合わせるために、より多くのリード接続部1c、2cを折曲げることになる。
【0019】
外装ケース7は、この扁平な積層電極4の凹部11内への収容と、注入電解液が電極部分に含浸保持されるまでの容器の役割を果たす。この外装ケース7は、図5、図6に示すように1枚の樹脂フィルム主体のラミネートシート10を長さ方向中央の折曲げ線Tで2つ折にし、この折曲げ線Tの左右に位置する平板状部5と、皿状容器部6とを重ね合わせ、図2に示すように、その周辺部の3辺P1 、P2 、P3のシート最内側の熱融着性樹脂フィルムどうしを熱溶着させてシールしたものである。周辺部P1 、P2 、P3 の接合には加熱加圧による樹脂フィルムどうしの熱接合が最も一般的であるが、シール部分の長期信頼性を高めるにはラミネートシート10の1構成要素である金属箔どうしを直接接合することが望ましい。この場合、シート最内側の熱融着性樹脂フィルムは、シート周辺部で金属箔どうしを突き合わせるために部分的に除去する必要があり、突き合わせた金属箔どうしを接合するには超音波溶着を用いるのが好ましい。
【0020】
皿状容器部6には前記積層電極4を内部に収容するための電極収容凹部11を成形によって設けている。この電極収容凹部11は、外観形状が矩形の積層電極4の外形寸法よりもわずかに大きい矩形形状をしていて、その開口部コーナーの曲率半径R1と底部コーナーの曲率半径R2は、積層電極4の凹部への入れ易さと凹部の成形性とを考慮してそれぞれ5〜0.5mm、1〜0.3mmの範囲内で設けられている。また、収容凹部11の深さDは、積層電極4の厚みに応じて10〜2mmの範囲に形成されている。
【0021】
なお、図6に示す電極収容凹部11の側壁と上面平坦部との間で設定される開口部の角度θも、凹部の成形性と積層電極4の凹部11への入れ易さから80〜90°が好ましい。
【0022】
凹部11への積層電極4の入れ易さを考えると、矩形の4辺を同じ角度にするのではなく、図5に示す開放側の一辺例えばP2の辺は30〜60°、好ましくはおよそ45°の角度で傾斜面として、積層電極の挿入案内部とすると、積層電極の凹部11への挿入を容易にすることができる。この場合、傾斜面と凹部底面とが交わる傾斜コーナーの曲率半径は1.5〜0.3mm、傾斜面と上面平坦部との間で設定される開口部コーナーの曲率半径はR1と同じかあるいはやや大きくすると、電極を傾斜面に滑り込ませやすく、凹部への挿入案内が容易となって好ましい。
【0023】
また、厚さ3〜4mm程度の積層電極4で、非水電解質を保持するポリマーシートからなるセパレータ3を、正極板1、負極板2よりも寸法的に若干大きく構成した場合、はみ出たセパレータ3に弾力性があるので、図5に示す電極収容凹部11の開口部コーナーの曲率半径R1 は1〜2mm、図6に示す電極収容凹部11の底部コーナーの曲率半径R2 は0.4〜0.6mmとすると、凹部開口部でのセパレータ角部の位置決めが容易となり、電極を収容した後の凹部と積層電極4周囲の間の無駄な空間をより少なくできる。
【0024】
樹脂フィルム主体のラミネートシート10は、耐熱性のある第1の樹脂フィルムとしてPETフィルムおよび/またはナイロンフィルムを、熱融着性に富む第2の樹脂フィルムとしてポリエチレンフィルムおよび/またはポリプロピレンフィルムを用い、この間に金属箔としてアルミニウム箔を配し、総厚さ80〜180μmで一体に接合したものである。そして1枚の矩形状をしたラミネートシートの長さ方向の中央部で2つ折される片方に、深絞り加工を施すことで電極収容凹部11を成形した。
【0025】
図1、図2、図4において、12はリード8、9のそれぞれを取り囲むように被覆したポリプロピレンまたはポリエチレン製の絶縁フィルムであり、これらは平板状部5と皿状容器部6とのシール部の一辺P2からリードを外部に引き出す際、リードとラミネートシート中のアルミニウム箔との間の電気的絶縁を図るためのものである。
【0026】
なお、外装ケース7内にはその周辺部分のシール以前に、エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートの混合溶媒に6フッ化リン酸リチウムを溶解した非水電解質が所定量注入され、積層電極4の電極およびセパレータ部分に保持される。
【0027】
【実施例】
次に本発明の扁平電池の具体例について説明する。
【0028】
ポリプロピレンフィルムからなる絶縁フィルム12で中央部が被覆されたリード8,9の一端を、正極板および負極板のリード接続部にそれぞれ溶接する。この正極板および負極板の間にポリマーシートからなるセパレータを配して全体を積層一体化して総厚さ4mm弱、大きさ約38X60mmの積層電極4とする。この積層電極4は、変性ナイロンフィルム、アルミニウム箔、ポリプロピレンフィルムを一体化したラミネートシート10に設けた矩形の電極収容凹部11内に収容される。その際電極収容凹部11は、積層電極4の外観形状に応じて設けられていて、その開口部コーナーの曲率半径R1は1.5mm、底部コーナーの同R2は0.5mm、傾斜角度θは85°、深さDは4mm弱に設定されているので、両者の間には無駄な空間が殆ど生じないように電極4を容易に収容することができる。
【0029】
次いでラミネートシート10の左側半分の平板状部5が、シート中央の折曲げ線T部分で右側に折返され、皿状容器部6に重ね合わされる。そして両部5、6の両側辺P1 、P3 が熱溶着によりシールされる。その後、開いている一辺P2から電極収容凹部11内に所定量の電解質を注入し、一辺P2を熱溶着によりシールする。この際、リード8、9の一部を被覆する絶縁フィルム12も、ラミネートシート10最内側のポリプロピレンフィルムと同材質であるので、フィルム相互は良好に熱溶着され、正負極のリード8、9の先端部のみが外装ケース7の一辺P2より外部に突出する。
【0030】
本発明は上記の実施例に示すほかに、種々の態様に外装ケースを構成することができる。例えば上記例では1枚のラミネートシート10に平板状部5と皿状容器部6を連なって設け、その長さ方向中央部で2つ折して重なった周辺の3辺をシールした。しかし、平板状部5と皿状容器部6を別体に形成し、その重なった周辺の4辺すべてをシールして外装ケース7を構成してもよい。
【0031】
また、前記のように、電極収容凹部の一辺に傾斜面を設けてここを積層電極の凹部への挿入案内とすれば、凹部へ電極を円滑に収容することができ、電池の組立生産性を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、扁平な積層電極を、樹脂フィルム主体の外装ケースの電極収容凹部内に無駄な空間を生じることなしに収容でき、電池の外形縦横寸法のコンパクト化を図ることができる。さらに、積層電極の電極収容凹部内への収容作業を円滑容易に行うことができ、電池の生産効率の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における電池を示す正面図
【図2】同電池の上面図
【図3】図2のIII―III線に沿った横断面図
【図4】図2のIV―IV線に沿った拡大縦断面図
【図5】外装ケースを構成するラミネートシートの平面図
【図6】同縦断面図
【符号の説明】
1 正極板
2 負極板
3 セパレータ
4 積層電極
5 平板状部
6 皿状容器部
7 外装ケース
8 リード
9 リード
10 1枚のラミネートシート
11 電極収容凹部
Claims (3)
- それぞれフィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層一体化した扁平な積層電極と、長さ方向の中央部で2つ折される1枚の樹脂フィルム主体のラミネートシートで構成され、前記積層電極を内部に収容するとともにシートの重なった周囲を熱溶着した外装ケースとからなり、
2つ折されるラミネートシートのうち一方を平板状部、他方を前記積層電極が収容される矩形の電極収容凹部を有した浅い皿状容器部とし、矩形の電極収容凹部の開口部コーナーの曲率半径R1は5mm≧R1≧0.5mm、凹部の深さDは10mm≧D≧2mm、凹部の側壁と底壁とで構成される底部コーナーの曲率半径R2は1mm≧R2≧0.3mmであって、
前記正極板および負極板には正極リードおよび負極リードが電気的に接続されており、前記正極リードおよび負極リードの一部には前記ラミネートシートと同材質の絶縁フィルムが被覆されており、
前記絶縁フィルムは前記ラミネートシートの内側と熱溶着され、前記正極リードおよび負極リードの先端部のみが前記外装ケースの一辺より外部に突出している扁平電池。 - それぞれフィルム状またはシート状の正極板、セパレータおよび負極板を積層一体化した扁平な積層電極と、長さ方向の中央部で2つ折される1枚の樹脂フィルム主体で3層以上を一体化したラミネートシートで構成され、かつ前記積層電極を内部に収容して周囲が密閉される外装ケースとからなり、
2つ折されるラミネートシートのうち一方は平板状部、他方は前記積層電極を収容する矩形の電極収容凹部を有した皿状容器部とし、前記電極収容凹部の開放側の一辺を傾斜面とするとともに、凹部の開口部コーナーの曲率半径R1は5mm≧R1≧0.5mm、凹部の深さDは10mm≧D≧2mm、凹部の側壁と底壁とが交わる底部コーナーの曲率半径R2は1mm≧R2≧0.3mm、前記傾斜面と底壁とが交わる傾斜コーナーの曲率半径R3は1.5mm≧R3≧0.3mmであって、
前記正極板および負極板には正極リードおよび負極リードが電気的に接続されており、前記正極リードおよび負極リードの一部には前記ラミネートシートと同材質の絶縁フィルムが被覆されており、
前記絶縁フィルムは前記ラミネートシートの内側と熱溶着され、前記正極リードおよび負極リードの先端部のみが前記外装ケースの一辺より外部に突出している扁平電池。 - 電極収容凹部の傾斜面と凹部底面との間の傾斜角を、30〜60°とした請求項2記載の扁平電池。
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