JP4287808B2 - 複写制御装置、複写制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

複写制御装置、複写制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、著作物等の複写情報を複写する際に、複写情報の対価に見合った記録媒体に複写情報を複写可能な技術に関する。
従来、著作物等に対して使用料を支払うには予め決められている金額を支払ったり、著作権者と直接交渉して条件を決めたりしていた。また、日本複写権センタなどの第三者機関が代行して使用料を徴収し、著作権者へ分配するようなことが行われている。企業にも法遵守の観点から支払うべき使用料は支払い、複写する都度使用料を気にしなくてもよい形態が望まれている。
一方、複写原稿になり得る著作物に課金情報を持たせておき、複写の際にネットワークを利用して利用者に課金するようなシステムや、電子データで媒介される画像や文書の複製等に対する対価を印刷媒体を介して間接的に徴収するシステムが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−69768号公報 特開2004−62706号公報
しかしながら、特許文献1に開示される著作物の複写システムによれば、著作物の利用に関る料金の課金を行うことが可能となるが、権利者サーバとの通信が必要なためネットワークを構築しなければならない。また、特許文献2に開示されるデータ配信方法によれば、出力された複製物に関しては特別な処理を行っていないので、当該複製物の更なる複製はコピー機等で容易に出来てしまう。
そこで、本発明の目的は、複写情報を複写する度に支払を意識する必要をなくすことにある。
また、本発明の目的は、例えば著作権使用料の課金を行うために特に通信ネットワークを構築する必要をなくすことにある。
さらに、本発明の目的は、例えば複製物の更なる複製についても著作権使用料の支払を管理可能とすることにある。
本発明の複写制御装置の第1の態様は、複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、前記複写手段により前記第2の記録媒体に前記複写情報が複写される場合に、前記第1の記録媒体から取得した前記対価情報に含まれる、前記価値情報を削除するか否かを制御するための制御情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除するか否かを判定する価値情報削除判定手段と、前記価値情報削除判定手段により前記価値情報を削除すると判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除し、一方、前記価値情報削除判定手段により前記価値情報を削除しないと判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除しない価値情報削除手段と、前記複写手段により前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有することを特徴とする。
本発明の複写制御装置の第2の態様は、複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、前記複写手段により前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有し、前記第1の記録媒体は原稿であり、前記第1の取得手段は、前記原稿に付された前記対価情報を読み取り可能なスキャナ部であり、前記第2の記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする。
本発明の複写制御装置の第3の態様は、通信ネットワークを介して外部装置と接続される複写制御装置であって、複写の対象となる複写情報を前記外部装置から受信する受信手段と、前記複写情報に付与された、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、前記複写情報の複写先となる記録媒体から、前記記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、前記複写手段により前記複写情報が複写される前記記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有し、前記記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする。
本発明の複写制御方法の第1の態様は、複写制御装置による複写制御方法であって、複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得ステップと、前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、前記複写ステップにより前記第2の記録媒体に前記複写情報が複写される場合に、前記第1の記録媒体から取得した前記対価情報に含まれる、前記価値情報を削除するか否かを制御するための制御情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除するか否かを判定する価値情報削除判定ステップと、前記価値情報削除判定ステップにより前記価値情報を削除すると判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除し、一方、前記価値情報削除判定ステップにより前記価値情報を削除しないと判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除しない価値情報削除ステップと、前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有することを特徴とする。
本発明の複写制御方法の第2の態様は、複写制御装置による複写制御方法であって、複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を第1の取得手段により取得する第1の取得ステップと、前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、複写手段によって前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有し、前記第1の記録媒体は原稿であり、前記第1の取得手段は、前記原稿に付された前記対価情報を読み取り可能なスキャナ部であり、前記第2の記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする。
本発明の複写制御方法の第3の態様は、通信ネットワークを介して外部装置と接続される複写制御装置による複写制御方法であって、複写の対象となる複写情報を前記外部装置から受信する受信ステップと、前記複写情報に付与された、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得ステップと、前記複写情報の複写先となる記録媒体から、前記記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、複写手段によって前記記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有し、前記記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする。
本発明のプログラムは、上述した複写制御方法の第1〜第3の態様のうちの何れか一つをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、複写情報の値打ちに係る情報を含む対価情報と、複写情報の複写先となる記録媒体の価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、複写情報の複写の可否を判定するように構成したので、記録媒体を購入した時点でその価値情報に相当する複写情報の例えば著作権使用料等の支払いは済ませてあるため、複写情報を複写する度に支払を意識する必要がなくなる。
また、本発明によれば、複写情報の値打ちに係る情報を含む対価情報を複写先の記録媒体に対して付与するように構成したので、当該記録媒体が後に複写元として用いられた場合には、その対価情報に基づいて、当該記録媒体上の複写情報の複写に関する制限を与えることができる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。
101−1、101−2はユーザが使用するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、アプリケーションを用いて作成したデータの印刷指示を、後述の画像形成装置102に対して行うことが可能である。
102は、情報処理装置101−1、101−2からの印刷指示があった場合に画像を出力する画像形成装置である。情報処理装置からの印刷指示による印刷のほか、原稿読取り装置102−1により原稿をスキャンし、その内容を排紙トレイ102−3に出力する複写機能も有している。102−2は給紙トレイで、出力用紙が格納されている。
103は、印刷管理サーバであり、コンテンツの複写処理を規定するための全ての情報を保持し、問い合わせを受けることによって画像形成装置102に対して情報を配信する。
104は、情報処理装置101−1及び101−2、画像形成装置102並びに印刷管理サーバ103を相互に接続するネットワークである。尚、ネットワーク104は、典型的にはLANやWAN、インターネット、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用の無線回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワークであり、相互のデータの送受信が可能であれば、有線/無線の形態は問わない。
図2は、本実施形態における画像形成装置102である複合機のハードウェア構成を示す図である。
コントローラユニット216は、用紙(以下、原稿と称す)上に印刷されたデータを読み取って入力する画像入力デバイスの一例であるスキャナ214や、用紙(以下、出力用紙と称す)上にデータを印刷して出力する画像出力デバイスの一例であるプリンタ212と接続される一方、LAN103や公衆回線網221と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
複写対象のコンテンツが記録される原稿に付された対価情報は、スキャナ214に接続された対価情報取得部215により取得される。また、スキャナ214には対価情報付与部221が接続され、対価情報付与部221は、原稿に記録される対価情報の更新を行う。
出力用紙上に付された価値情報は、プリンタ212に接続された価値情報取得部220により取得される。また、プリンタ212には対価情報付与部兼価値情報削除部217が接続され、対価情報付与部兼価値情報削除部217は、出力用紙に記録される対価情報の更新や価値情報の削除を行う。尚、対価情報取得部215、対価情報付与部221、価値情報取得部220及び対価情報付与部兼価値情報削除部217は、例えば、通信により情報の書き換えが可能なICタグR/W(リーダ/ライタ)によって構成される。また、スキャナ214は、原稿読取装置102−1に接続されており、プリンタ212は、給紙トレイ102−2及び排紙トレイ102−3に接続されている。以下の説明において、対価情報付与部兼価値情報削除部217については、対価情報付与部217又は価値情報削除部217と適宜称するものとする。
CPU201は、システム全体を制御するプロセッサである。RAM202は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記憶するためのプログラムメモリや、画像データ及び対価情報等を一時記憶するためのメモリでもある。ROM203は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD204は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納するとともに、複製時の設定がされたカテゴリ一覧の格納にも利用される。
ネットワークI/F205は、LAN103と接続され、LAN103を介して接続される外部装置との情報の入出力を行う。モデム206は、公衆回線網221と接続され、公衆回線網221を介して接続される外部装置との情報の入出力を行う。操作部I/F207は、操作部(UI)208とのインタフェース部であり、表示させる画像データを操作部208に対して出力する。また、操作部208から本システム使用者が入力した情報をCPU201に伝える役割をする。以上のデバイスが図2に示すようにシステムバス209上に配置される。
イメージバスI/F218は、システムバス209と画像データを高速で転送する画像バス219とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。尚、画像バス219上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)210は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。プリンタI/F211は、画像出力デバイスの一例であるプリンタ212とコントローラユニット216を接続する。また、スキャナI/F213は、画像入力デバイスの一例であるスキャナ214とコントローラユニット216を接続する。そして、これらのプリンタI/F211及びスキャナI/F213は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
図3は、本発明の一実施形態における情報処理装置101−1、101−2及び印刷管理サーバ103のハードウェア構成を示す図である。
301は、CPUであり、RAM302やROM303に格納されているプログラムやデータを用いて、コンピュータ全体の制御を行うとともに、本コンピュータを適用する情報処理装置101−1、101−2や印刷管理サーバ103が行う後述する各処理を実行する。
302は、RAMであり、HDD304からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有するとともに、CPU301が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
303はROMであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等を記憶している。304はHDD(ハードディスクドライブ)であり、OS(オペレーティングシステム)や、本コンピュータを適用する情報処理装置101−1、101−2や印刷管理サーバ103が行う後述の処理をCPU301に実行させるためのプログラムやデータ等を保存しており、これらは必要に応じてCPU301の制御によりRAM302に読み出され実行されることになる。
305は、ネットワークI/F(インタフェース)であり、本コンピュータをネットワーク104に接続するためのものである。コンピュータは、このネットワークI/F305を介して外部のコンピュータ等とデータ通信を行うことが可能となる。306は記憶媒体ドライブであって、CD−ROM、CD−R/RW、DVD―ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等から構成される。
307はポインティングデバイス、308はキーボードであり、各種の指示をCPU301に入力することが出来る。これらは入力部として機能する。309はビデオI/F(インタフェース)であって、ここにディスプレイ装置310を接続する。ディスプレイ装置310はCRTや液晶画面等で構成されており、ビデオI/F309を介して送られた信号に基づいて文字や画像などを表示画面上に表示する機能を有する。
311は外部機器I/F(インタフェース)で、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、外部機器I/F311を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行うことが可能である。外部機器I/F311は例えはUSBやIEEE1394等で構成されており、通常複数の外部機器I/Fを有する。尚、周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。312はシステムバスであって、上述の各部を繋ぐバスとして機能する。
次に、本実施形態において使用する原稿又は出力用紙の構成について説明する。図6は、本実施形態において使用する原稿又は出力用紙の構成を示す図である。
図6に示すように、原稿又は出力用紙は、2カ所の隅部に情報を記録する記録媒体が備えられている。この記録媒体は、原稿又は出力用紙に内蔵した構成としてもよいし、表面上に配置して構成としてもよい。記録媒体として好適なものとしてICタグが挙げられるが、電子透かしやバーコード等のICタグと同様に情報を記録可能な記録媒体であれば、本発明に適用可能である。本実施形態においては、ICタグを適用した原稿又は出力用紙を使用するものとする。図11は、原稿又は出力用紙に電子透かし技術を適用した場合の構成を示す図である。図6と同様に、図11に示す原稿等の構成は、2個所の隅部に情報を記録するための電子透かしの技術が適用される情報記録領域を備え、それぞれの情報記録領域に対して対価情報及び価値情報を示す電子透かしが埋め込まれる。
尚、ここでは、「原稿」、「出力用紙」と用紙に対して区別した表現を用いているが、例えば、一旦コンテンツを複写した「出力用紙」が後に他の「出力用紙」に対して当該コンテンツを複写するための「原稿」として用いられる場合もあり得り、これらの用語は同じ用紙に対してもその用途に応じて適宜変更されるものである。
図4は、本実施形態における画像形成装置102の全体的な処理を示すフローチャートである。
コンテンツの複写の命令がなされると、CPU201は、ステップS2120にて複写対象のコンテンツが記録される原稿上に対価情報が付されているかどうかを識別する。具体的には、例えば図6に示すように、原稿上又は内部に備えられる情報の書き換え可能なICタグから対価情報取得部215によって対価情報を取得し、取得した対価情報から値打ちクラスが読み取れた場合に原稿上に対価情報が付されていると判断する。一方、例えばICタグ自体が原稿上に存在せず、ICタグから対価情報自体が取得できなかった場合や、取得した対価情報から値打ちクラスが読み取れなかった場合に、原稿上に対価情報が付されていないと判断する。
ステップS2120における識別処理の結果、対価情報が付されていないと判断された場合には(ステップS2121/NO)、CPU201はステップS2122で通常の複写処理を行わせ、処理を終了する。一方、対価情報が付されていたと判断された場合は(ステップS2121/YES)、CPU201は、対価情報を一時的にRAM202等のワークエリアに保管し、ステップS2123の価値情報識別処理へ進む。
図7は、対価情報の構成例を示す図である。本実施形態における対価情報は、図7に示すように、カテゴリID、値打ちクラス及び複写回数を含む。カテゴリIDは、原稿上のコンテンツの複写処理を区別するための識別情報である。値打ちクラスは、原稿上のコンテンツの値打ちクラスを示す。ここでは、A、B、C、Dの4段階の値打ちクラスを使用している。複写回数は、原稿上に記録されるコンテンツの複写回数を示す。
ステップS2123では、CPU201は、出力用紙上に価値情報が付与されているかどうかを識別する。具体的には、出力用紙上又は内部に備えられる情報の書き換え可能なICタグから対価情報取得部215によって価値情報が読み取れた場合に価値情報が付与されていると判断する。一方、例えばICタグ自体が出力用紙上に存在しなかったり、ICタグから価値情報が読み取れなかった場合に、価値情報が付与されていないと判断する。
図8は、価値情報の構成例を示す図である。本実施形態における価値情報は、図8に示すように値打ちクラスを含む情報である。この価値情報内の値打ちクラスは、出力用紙自体の値打ちクラスを示し、対価情報内の値打ちクラスと同様にA、B、C、Dの4段階の値打ちクラスを使用している。
ステップS2123による識別処理の結果、価値情報が付与されていないと判断された場合には(ステップS2124/NO)、CPU201は操作部208に図12に示すような対応する出力用紙をセットしなければ印刷処理が行えない旨のエラーメッセージ121を表示させ(ステップS2128)、処理を終了することになる。また、ステップS2128においては、画像形成装置102内において課金のための複写処理回数のカウンタが準備されている場合には、原稿内の対価情報を画像形成装置102に渡すことにより課金することが可能になる。即ち、当該原稿のコンテンツの複写回数をカウントし、その複写回数と対価情報内の値打ちクラスとを対応付けて格納することにより、複写回数と当該複写回数に対応付けられた値打ちクラスの1回の複写処理当たりの料金とを乗算することで課金することが可能となる。また、画像形成装置102に渡す対価情報内に更にコンテンツの著作権者の識別情報を含めれば、課金した後に各コンテンツの著作権使用料を該当する著作権者に対して夫々分配することが可能となる。
一方、ステップS2124で価値情報が付与されていると判断された場合には(ステップS2124/YES)、CPU201は、当該価値情報とステップS2121で一時保管した対価情報との双方の関係を、複製許可条件に照らし合わせる(ステップS2125)。複製許可条件を示す複製許可条件情報は、例えば図10に示すような内容を示し、A、B、C、Dの順に値打ちクラスが高いこと(図中では、A>B>C>D)、及び、対価情報内の値打ちクラスが価値情報内の値打ちクラス以下である場合に複写を許可すること(図中では、対価情報≦価値情報)が定義されている。尚、複製許可条件情報は、例えばHDD204内に格納されており、ステップS2125でCPU201により読み込まれる情報である。尚、本実施形態では、対価情報内の値打ちクラスが価値情報内の値打ちクラス以下であることを複製許可の条件としているが、これに限らず、様々な複製許可条件を採り得ることは勿論である。
ステップS2126では、CPU201は、ステップS2125での複製許可条件との照合の結果、対価情報内の値打ちクラスと価値情報内の値打ちクラスとの関係が複製許可条件を満たすか否かを判断する。この判断の結果、複製許可条件を満たさないと判断された場合(ステップS2126/NO)、ステップS2124で出力用紙上に価値情報が付与されていないと判断された場合と同様に、処理はステップS2128に進む。一方、複製許可条件を満たす場合は(ステップS2126/YES)、原稿上のコンテンツを出力用紙上に複写する。
尚、本実施形態では、給紙トレイが一つであって、価値情報取得部220も当該給紙トレイに対応して一つのみ備えている場合を例に挙げており、出力用紙に付された価値情報内の値打ちクラスが複製許可条件を満たさない場合は、ステップS2128に移行するように構成しているが、給紙トレイが複数存在し、各給紙トレイに対応して価値情報取得部220も複数存在する場合には、各価値情報取得部220が取得した全ての価値情報についてステップS2125及びステップS2126の処理を実行することも可能である。そこで、複製許可条件を満たすものが複数存在する場合には、複製許可条件を満たす複数の価値情報のうち最適な価値情報に該当する出力用紙を用いてステップS2127の出力処理を実行し、全ての価値情報が複製許可条件を満たさない場合にステップS2128に移行するように構成することもできる。複製許可条件を満たす価値情報が複数存在し、そのうちから最適な価値情報を判断する際には、対価情報内の値打ちクラスと最も近い値打ちクラスを有する価値情報を最適な価値情報として選択することが考えられる(例えば、対価情報内の値打ちクラスがC、複数の価値情報の値打ちクラスがA、B、Cであれば、値打ちクラスCの価値情報を最適な価値情報とする)。
次に、原稿に記録されるコンテンツを複写する際の出力処理について図5を用いて説明する。図5は、図4のステップS2127の詳細を示すフローチャートである。
CPU201は、ステップS2120で取得した対価情報中のカテゴリIDを識別し(ステップS3101)、続いてカテゴリIDがカテゴリ一覧に存在するかどうか確認する(ステップS3102)。カテゴリ一覧は、画像形成装置102のHDD204に格納されているものとする。カテゴリ一覧の構成例を図9に示す。対価情報内のカテゴリIDは、コンテンツを複写する際の処理を定義するものである。
カテゴリIDがカテゴリ一覧に存在しなかった場合は(ステップS3102/YES)、CPU201は、ネットワーク103を介して、印刷管理サーバ103のHDD304に保存されているカテゴリDBに対して問い合わせを行い、当該カテゴリIDに関連付けられた情報を取得する。これにより、未だ画像形成装置102内のカテゴリ一覧内に保存されないカテゴリIDを含む対価情報をステップS2120で取得した場合でも、全カテゴリIDに関する情報を保持する印刷管理サーバ103内のカテゴリDBから当該カテゴリIDに対応する情報を取得することが可能であるため、画像形成装置102にとって新規なカテゴリIDを含む対価情報を有する原稿が印刷処理の対象となっても対応することができる。
ステップS3103、S3104で取得した内容に関しては、一時的にRAM202等のワークエリアに保管しておく。この後の処理はここで一時保管してある内容に沿って処理することになる。
ステップS3105では、CPU201は印刷可能かどうかを判断する。例えば、ステップS2120で取得した対価情報が、図7に示す対価情報のうちカテゴリIDが102、値打ちクラスがB、複写回数が3の対価情報であれば、ステップS3103又はステップS3104ではカテゴリID102に基づいて「複写は3回限り」という内容の情報が取得される(図9)。また、当該原稿上のコンテンツは対価情報内の複写回数に示されるように既に3回の複写が行われている。従って、このコンテンツの複写は不可と判断され、例えば図14に示すような当該原稿はコピー制限がかけられている旨のメッセージ141が操作部208に表示され、複写処理が行われずに処理を終了する。
ステップS3106では、CPU201は値打ちクラスを変更するかどうかを判断する。例えば、ステップS2120で取得した対価情報が、図7に示す対価情報のうちカテゴリIDが101、値打ちクラスがB、複写回数が9の対価情報であれば、ステップS3103又はステップS3104ではカテゴリID101に基づいて「10回以上複写で値打ちクラスを1つ下げる」という内容の情報が取得される(図9)。また、当該原稿上のコンテンツは対価情報内の複写回数に示されるように既に9回の複写が行われている。従って、今回は10回目の複写処理であるため値打ちクラスがBからCに下げられ、Cの値打ちクラスが対価情報付与部221によって原稿上のICタグ内の対価情報に上書きされる。このように原稿上のコンテンツが所定回数複写された場合には、当該原稿の価値情報内の値打ちクラスを下げることにより、以降、当該原稿のコンテンツを複写する際には、当初より値打ちクラスが低い、即ち安価な出力用紙で対応することが可能となり、コンテンツの複写回数に応じて当該コンテンツの価値を制御することができる。
ステップS3108では、CPU201は複写回数を加算するかどうか判断する。例えば、ステップS2120で取得した対価情報が、図7に示す対価情報のうちの何れかの対価情報であれば、対価情報更新部221によって1加算された複写回数が原稿上のICタグ内の対価情報に上書きされる。なお、図7には示していないが、対価情報内のカテゴリIDが「複写回数を加算しない」という情報に対応するものであれば、上記のような複写回数の更新は行わない。一方、本実施形態においては、対価情報内に当該コンテンツの著作権者の識別情報を更に含むことが可能である。
ステップS3110では、CPU201は出力用紙上の価値情報を削除するかどうかを判断する。ステップS2120で取得した対価情報が、図7に示す対価情報のうちカテゴリIDが103、値打ちクラスがC、複写回数が3の対価情報であれば、ステップS3103又はステップS3104ではカテゴリID103に基づいて「価値情報は削除しない」という内容の情報が取得される(図9)。このカテゴリID103を含む対価情報に対しては対価情報付与部221によって出力用紙上の価値情報は削除されない。一方、カテゴリIDが103以外の対価情報であれば、ステップS3111において価値情報削除部217により出力用紙上の価値情報が削除される。このように出力用紙上の価値情報を削除することにより、当該出力用紙に対して再度コンテンツを複写しようとした場合、図4のステップS2124からステップS2128へ処理が分岐することで当該出力用紙上にコンテンツが再度複写されることを防ぐことが可能となる。
ここでは、コンテンツの記録媒体として用紙を例に挙げて説明しており、通常、用紙上に一旦コンテンツが複写された場合には、再び同じ用紙上にコンテンツが複写されることは行われない。しかしながら、本実施形態はCD−R/W等の電子データの読み書きが可能な記録媒体にも適用することができ、上記のような出力される側の記録媒体内の価値情報を削除することで、一旦電子データが複写された記録媒体に対する上書きを防止することが可能となる。
続くステップS3112では、図13に示すような例えば対応する用紙が既にセットされており、印刷が可能である旨のメッセージ131が操作部208上に表示され、プリンタ212によって当該原稿上のコンテンツの複写処理が出力用紙上になされて出力される。この出力処理の際には、対価情報付与部217によって、原稿に記録される対価情報内の値打ちクラスが出力用紙上の対価情報記録部に対して書き込まれる。
また、本実施形態においては、図9に示すカテゴリID以外に様々なコンテンツの複写処理を規定するカテゴリIDを適用することができる。例えば、「コンテンツが複写された出力用紙からの当該コンテンツの複写を10回許可する」ことを規定するカテゴリIDが挙げられる。このカテゴリIDを含む対価情報を記録した原稿上のコンテンツが複写された場合、対価情報付与部217はこの対価情報に基づいて「当該コンテンツの複写は10回限り」であることを規定するカテゴリIDを含む対価情報を出力用紙に対して付与する。これにより、この出力用紙が後に原稿として用いられた場合には、当該出力用紙上のコンテンツの複写を10回までとする制限を与えることができる。また、「コンテンツが複写された出力用紙からの当該コンテンツの複写を許可しない」ことを規定するカテゴリIDも挙げられる。このカテゴリIDを含む対価情報を記録した原稿上のコンテンツが複写された場合、対価情報付与部217はこの対価情報に基づいて「当該コンテンツの複写を許可しない」であることを規定するカテゴリIDを含む対価情報を出力用紙に対して付与する。これにより、この出力用紙が後に原稿として用いられた場合には、当該出力用紙上のコンテンツの複写を禁止するという制限を与えることができる。
尚、ステップS3106、ステップS3108及びステップSS3110の処理順は順不同であり、ステップS3107、ステップS3109及びステップS3111に関しては、その都度処理してもよいし、ステップS3112の出力処理の際に同時に処理してもよい。
また、本実施形態では、ネットワーク104を介して情報処理装置101−1、101−2から対価情報を含む出力データ(複写情報)を画像形成装置102が受信した場合、画像形成装置102が出力データから対価情報を取得するとともに、給紙トレイ102−2にセットされる出力原稿の価値情報を取得し、取得した対価情報と価値情報との関係が複製許可条件を満たすか否かによって同様に当該出力データの複写を制御することが可能である。
以上のように、上記実施形態では、画像形成装置102は、原稿上のコンテンツの対価情報と出力用紙の価値情報とに基づいて、当該コンテンツの複写処理の可否を判定している。従って、当該コンテンツの複写処理が許可される場合には、出力用紙の購入をもって当該コンテンツの著作権使用料の支払が済まされていることになる。即ち、出力用紙の購入時に既に当該コンテンツの著作権使用料を含めた金額が支払われていることになる。よって、ユーザはコンテンツの複写を行う際にその都度著作権使用料の支払を意識する必要がなくなる。
また、上記実施形態では、本画像形成装置102が著作権使用料(コンテンツの値打ち)に対する支払を済ませてあるか否かと同然の判断を行い、その判断結果に基づいて複写の可否を決定しているので、著作権使用料の課金を行うために特に通信ネットワークを構築する必要がない。
さらに、上記実施形態では、原稿に記録されるコンテンツの対価クラスを含む対価情報を出力用紙にも付与するように構成したので、その出力用紙を原稿として用いてコンテンツの複写を行う際にも著作権使用料の支払に関する管理を行うこと可能となる。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置及び印刷管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理を示すフローチャートである。 図4のステップS212の詳細を示すフローチャートである。 原稿又は出力用紙の構成を示す図である。 対価情報の構成例を示す図である。 価値情報の構成例を示す図である。 カテゴリ一覧の構成例を示す図である。 複製許可条件情報の構成例を示す図である。 原稿又は出力用紙に電子透かし技術を適用した場合の構成例を示す図である。 画像形成装置の操作部上に表示されるメッセージの一例を示す図である。 画像形成装置の操作部上に表示されるメッセージの一例を示す図である。 画像形成装置の操作部上に表示されるメッセージの一例を示す図である。
符号の説明
101−1、101−2:情報処理装置
102:画像形成装置
102−1:原稿読取り装置
102−2:給紙トレイ
102−3:排紙トレイ
103:印刷管理サーバ
104:ネットワーク
201:CPU
202:ROM
203:ネットワークI/F
204:HDD
205:ネットワークI/F
206:モデム
207:操作部I/F
208:操作部
209:システムバス
210:ラスタイメージプロセッサ
211:プリンタI/F
212:プリンタ
213:スキャナI/F
214:スキャナ
215:対価情報取得部
216:コントローラユニット
217:対価情報付与部兼価値情報削除部
218:イメージバスI/F
219:画像バス
220:価値情報取得部
221:対価情報更新部

Claims (11)

  1. 複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、
    前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、
    前記複写手段により前記第2の記録媒体に前記複写情報が複写される場合に、前記第1の記録媒体から取得した前記対価情報に含まれる、前記価値情報を削除するか否かを制御するための制御情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除するか否かを判定する価値情報削除判定手段と、
    前記価値情報削除判定手段により前記価値情報を削除すると判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除し、一方、前記価値情報削除判定手段により前記価値情報を削除しないと判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除しない価値情報削除手段と、
    前記複写手段により前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有することを特徴とする複写制御装置。
  2. 前記第1の記録媒体は、複写情報の複写回数を示す複写回数情報を更に前記対価情報内に含み、
    前記複写手段により前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に対して、前記複写情報に対応した複写回数を付与する複写回数付与手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の複写制御装置。
  3. 前記複写情報が複写される度に、前記複写回数情報の複写回数を更新する複写回数情報更新手段と、
    前記複写回数情報更新手段により、前記複写回数情報が所定の回数を示す情報にまで更新された場合、前記複写情報の値打ちに係る前記対価情報を更新する対価情報更新手段とをさらに有することを特徴とする請求項に記載の複写制御装置。
  4. 複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、
    前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、
    前記複写手段により前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有し、
    前記第1の記録媒体は原稿であり、前記第1の取得手段は、前記原稿に付された前記対価情報を読み取り可能なスキャナ部であり、前記第2の記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする複写制御装置。
  5. 通信ネットワークを介して外部装置と接続される複写制御装置であって、
    複写の対象となる複写情報を前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記複写情報に付与された、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得手段と、
    前記複写情報の複写先となる記録媒体から、前記記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記対価情報と前記第2の取得手段により取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により複写が可能と判定された場合、前記記録媒体に前記複写情報を複写する複写手段と、
    前記複写手段により前記複写情報が複写される前記記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与手段とを有し、
    前記記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする複写制御装置。
  6. 前記出力用紙は、給紙トレイにセットされており、前記給紙トレイが複数存在し、かつ前記各給紙トレイに対応して前記第2の取得手段が複数存在する場合、前記判定手段は、前記複数の第2の取得手段が取得した前記各価値情報について複写の可否を判定し、前記判定手段により複写が可能と判定される前記出力用紙が複数存在する場合、前記複写手段は、前記対価情報内の値打ちに係る段階と近い段階を示す前記価値情報に該当する前記第2の記録媒体を選択して前記複写情報を複写することを特徴とする請求項4又は5に記載の複写制御装置。
  7. 複写制御装置による複写制御方法であって、
    複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、
    前記複写ステップにより前記第2の記録媒体に前記複写情報が複写される場合に、前記第1の記録媒体から取得した前記対価情報に含まれる、前記価値情報を削除するか否かを制御するための制御情報に基づいて、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除するか否かを判定する価値情報削除判定ステップと、
    前記価値情報削除判定ステップにより前記価値情報を削除すると判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除し、一方、前記価値情報削除判定ステップにより前記価値情報を削除しないと判定された場合、前記第2の記録媒体から前記価値情報を削除しない価値情報削除ステップと、
    前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有することを特徴とする複写制御方法。
  8. 複写制御装置による複写制御方法であって、
    複写の対象となる複写情報を記録した第1の記録媒体から、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を第1の取得手段により取得する第1の取得ステップと、
    前記複写情報の複写先となる第2の記録媒体から、前記第2の記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記第2の記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、複写手段によって前記第2の記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、
    前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記第2の記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有し、
    前記第1の記録媒体は原稿であり、前記第1の取得手段は、前記原稿に付された前記対価情報を読み取り可能なスキャナ部であり、前記第2の記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする複写制御方法。
  9. 通信ネットワークを介して外部装置と接続される複写制御装置による複写制御方法であって、
    複写の対象となる複写情報を前記外部装置から受信する受信ステップと、
    前記複写情報に付与された、前記複写情報の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む対価情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記複写情報の複写先となる記録媒体から、前記記録媒体の値打ちに係る複数段階の情報の内いずれか1つの段階を示す情報を含む価値情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された前記対価情報と前記第2の取得ステップにより取得された前記価値情報との双方の大小関係を判定し、この判定結果に応じて、前記記録媒体に対する前記複写情報の複写の可否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより複写が可能と判定された場合、複写手段によって前記記録媒体に前記複写情報を複写する複写ステップと、
    前記複写ステップにより前記複写情報が複写される前記記録媒体に、前記複写情報の値打ちを示す情報を含む前記対価情報を付与する対価情報付与ステップとを有し、
    前記記録媒体は出力用紙であり、前記複写手段は、前記出力用紙に対して前記対価情報を付与するとともに前記出力用紙から前記価値情報を削除可能なプリンタ部であることを特徴とする複写制御方法。
  10. 請求項7乃至9の何れか1項に記載の複写制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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