JP4287547B2 - ヒュージング加工方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジュール熱と加圧力を利用して被加工物をかしめるヒュージング加工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、直流モータの電機子巻線と整流子との接合にヒュージング(熱圧接)加工が用いられている。一般に、中型機以上の直流モータでは、電機子巻線を絶縁被覆された多数の型巻コイルで構成し、各型巻コイルのコイル辺を電機子鉄心(コア)のスロットに納め、スロットよりはみ出たコイル端部を対応する整流子片に接合するようにしている。整流子は、コイルの本数(N本)に等しい個数(N個)の整流子片を有し、これらの整流子片が円周方向に配列して円筒体を形成する。したがって、整流子の周りを一周して各対応するコイル端部と整流子片との接合(ヒュージング加工)をN回繰り返し行うことで、電機子巻線が完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種のヒュージング加工法では、ヒュージング加工における種々の加工条件(通電時間、電流値等)の設定値を1加工点毎にスケジュールで管理していた。このため、上記した電機子のように多数の加工点を有する被加工物においては、スケジュールの数が非常に多くなり、ユーザ(作業者)においてスケジュール管理が煩雑化するだけでなく、ユーザが使用したいスケジュールの数が装置で設定可能なスケジュール数の最大を越えてしまうことがあった。
【0004】
また、作業場では、1台のヒュージング加工機で多種類の被加工物に対応することもある。その場合は、ユーザの使用(設定)したいスケジュールの数がさらに飛躍的に増え、上記の不具合が一層顕著になっていた。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、多数または多種類の加工点に対するヒュージング加工のスケジュール管理を効率化し、作業性ないし生産性を向上させるヒュージング加工方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のヒュージング加工方法は、被加工物に設定された複数の加工点にヒュージング加工を順次施すヒュージング加工方法であって、ヒュージング加工の加工条件を一括して管理するためのスケジュールを1つまたは複数設定する工程と、所与の被加工物における前記複数の加工点について所望の1つのスケジュールを選択する工程と、前記所与の被加工物における前記複数の加工点を加工順にしたがって複数の区間に割り当てる工程と、前記選択されたスケジュールに対応させて、各々の前記区間毎に、前記加工条件の所望の値を設定する工程と、設定された各々の前記スケジュールおよび各々の前記区間につき前記加工条件の設定値をメモリに記憶する工程と、前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の設定値を前記メモリより読み出し、前記所与の被加工物における前記複数の加工点の各々に対して区間毎の前記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行する工程を有する。
【0007】
また、本発明のヒュージング加工装置は、被加工物に設定された複数の加工点にヒュージング加工を順次施すヒュージング加工装置であって、ヒュージング加工の加工条件を一括して管理するためのスケジュールを1つまたは複数設定するスケジュール設定と、所与の被加工物における前記複数の加工点について所望の1つのスケジュールを選択するスケジュール選択部と、前記所与の被加工物における前記複数の加工点を加工順にしたがって複数の区間に割り当てる区間設定部と、前記選択されたスケジュールに対応させて、各々の前記区間毎に、前記加工条件の所望の値を設定する条件設定と、設定された各々の前記スケジュールおよび各々の前記区間につき前記加工条件の設定値をメモリに記憶する記憶部と、前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の設定値を前記メモリより読み出し、前記所与の被加工物における前記複数の加工点の各々に対して区間毎に前記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行するヒュージング部とを有する。
【0008】
本発明では、所与の被加工物に設定された複数の加工点に対するヒュージング加工の各種加工条件を加工点の数に関係なく1つのスケジュールで管理するとともに、それら複数の加工点を加工順にしたがって所望の数の区間に分割し、各区間毎に加工条件を設定し、該被加工物における複数の加工点の各々に対して区間毎の加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行するようにしたので、1種類の被加工物に対して加工品質に多様性をもたせたい場合、試験加工のため加工条件を何種類か変えてみたい場合、1台の装置で多種類の被加工物に異なるヒュージング加工を施す場合等でも、使用するスケジュールの数はさほど多くなく、ユーザはスケジュール管理で煩わされることはないので、多数または多種類の加工点に対するヒュージング加工のスケジュール管理を効率化し、作業性ないし生産性を向上させることができる。
【0009】
本発明のヒュージング方法においては、好適な一態様として、上記ヒュージング加工は、直流モータの回転子の整流子を構成する複数の整流子片に電機子巻線のコイル端部をヒュージングで接合する加工であり、加工条件の1つとしてヒュージング用の電極に流す電流の電流値が含まれ、上記複数の区間の中で、最初の区間における電流設定値が最も大きく、後続の区間に移行する度に電流設定値がステップ的に減少する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図を参照して本発明の実施例を説明する。
【0012】
先ず、図1〜図4につき本発明の一適用例として直流モータの電機子におけるヒュージング加工法を説明する。
【0013】
図1に、直流モータの回転子の一例を示す。モータ軸10にコア(電機子鉄心)12と整流子14とが固定され、コア12のスロットには電機子巻線を構成する絶縁被覆された多数の型巻コイル16が鼓状巻で配列されている。整流子14の各整流子片18は、銅または銅合金からなり、軸方向に延在するブラシ接触部20と、このブラシ接触部20の基端部から径方向に突出する端子部22とを有している。端子部22の先端部には、スロット22aが形成されている。各型巻コイル16においてコア12のスロットより整流子14側にはみ出た開放端のコイル端部16iは、当該コイルと対応する整流子片18のスロット22aに所定の他の型巻コイル16のコイル端部16jと上下に重なってコネクタ部22の先端部のスロット22aに納められる。
【0014】
かかる構成の電機子を完成させるため、各整流子片18のスロット22aに納められた2本のコイル端部16i,16jに対してヒュージング加工を施し、両コイル端部16i,16jを各整流子片18の端子部22にかしめる。
【0015】
より詳細には、図2に示すように、各整流子片18において、端子部22のスロット22aに納められたコイル端部16i,16jにたとえばタングステンからなる高発熱性の電極24を所定の加圧力Fで押し付けるとともに、ブラシ接触部20にたとえばクロム銅からなる低発熱性の電極26を当て、両電極24,26間に適当な電圧を印加して加工点W(16i,16j,22)に電流Iを流す。コイル端部16i,16jは絶縁膜で覆われているため通電開始直後は導通せず、電流Iは端子部22のスロット22aを迂回して流れる。すると、電極24および端子部22がジュール熱で発熱し、その熱でコイル端部16i,16jの絶縁膜が溶け、コイル導体が露出する。以後、電極24からの電流Iはコイル端部16i,16jのコイル導体を通って流れる。コイル端部16i,16jは、電極24より加圧力Fを受けながら自己のジュール熱および電極24や端子部22のジュール熱によって加熱され、図3の(A),(B)に示すように溶け込みながら端子部22にかしめられる。
【0016】
上記のようなヒュージング加工は、各整流子片18毎に行なわれる。したがって、整流子14における整流子片18の総数をN(たとえば36)個とすると、図4に示すように当該電機子を一周して上記のヒュージング加工が所定のマシンタクトでN(36)回繰り返し行なわれる。
【0017】
図5に、本発明の一実施例によるヒュージング加工装置の要部の構成を示す。このヒュージング加工装置の電源部30は、インバータ36を有する交流波形式電源として構成されている。
【0018】
インバータ36は、GTR(ジャイアント・トランジスタ)またはIGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)等からなる4つのトランジスタ・スイッチング素子38,40,42,44を有している。
【0019】
これら4つのスイッチング素子38〜44のうち、第1組(正極側)のスイッチング素子38,42は駆動回路46からの第1のインバータ制御信号Ga により同時に所定のインバータ周波数(たとえば10kHz)でスイッチング(オン・オフ)制御され、第2組(負極側)のスイッチング素子40,44は駆動回路46からの第2のインバータ制御信号Gb によって同時に上記インバータ周波数でスイッチング制御されるようになっている。
【0020】
インバータ36の入力端子(La ,Lb )は整流回路32の出力端子に接続されており、出力端子(Ma ,Mb )は降圧トランス48の一次側コイルの両端にそれぞれ接続されている。トランス48の二次側コイルの両端には一対の電極たとえば図2および図3の電極24,26が整流回路を介さずに二次側導体だけを介して接続されている。両電極24,26の間には、ヒュージング加工の対象となる加工点W(16i,16j,22)が配置される。
【0021】
整流回路32はたとえば6個のダイオードを三相ブリッジ結線してなる三相整流回路からなり、三相の交流電源端子(U,V,W)からの商用周波数(50Hzまたは60Hz)の三相交流電圧を直流電圧に変換する。整流回路32より出力される直流電圧は平滑コンデンサ34を介してインバータ36に供給される。
【0022】
インバータ36の出力端子とトランス48の一次側コイルとの間の導体には、たとえばカレント・トランスからなる電流センサ50が取付されている。ヒュージング加工のための通電中、二次側回路を流れる二次電流i2(ヒュージング用電流I)と相似な波形を有する一次側の電流i1 の瞬時値を表す電流検出信号<I1 >が電流センサ50より出力される。電流測定回路52は、インバータの各スイッチング・サイクル毎に電流センサ50からの電流検出信号<I1 >に基づいて電流i1の実効値、平均値またはピーク値を電流測定値[I1 ]として演算または測定し、その求めた電流測定値[I1 ]を制御部54に与える。
【0023】
トランス48の二次側には、電極24,26間の電圧Vをたとえば実効値として測定する電圧測定回路56が設けられている。この電圧測定回路56からの電極間電圧測定値[V]も制御部54に与えられる。
【0024】
制御部54は、マイクロコンピュータからなり、CPU(中央演算処理装置)、ROM(プログラムメモリ)、RAM(データメモリ)、クロック回路、インタフェース回路等を含んでおり、本装置内の一切の制御たとえばヒュージング加工における加圧制御、電流制御およびそれらのシーケンス制御や、各種条件の設定値に関連する設定入力や登録管理、さらには測定値や判定値等の演算、出力等を行う。本実施例では、外部装置(図示せず)からの起動信号STに応動して1回のヒュージング加工を実行するようになっている。
【0025】
入力部56は、キーボードあるいはマウス等の入力装置からなり、ヒュージング加工用の各種条件の設定入力に用いられる。表示部58は、LCDまたはLED等で構成され、設定値、測定値、判定値等を表示する。
【0026】
本実施例では、図6に示すようなプログラムユニット60に上記入力部56および表示部58を組み込んでいる。
【0027】
図6において、このプログラムユニット60の前面中央部に表示部58のディスプレイたとえば液晶表示ディスプレイ62が配置され、その下に入力部56の機能キー(ボタン)64〜74が配置されている。この実施例では、機能キー(ボタン)として、カーソル・キー64(64a〜64d)、(+)キー66、(−)キー68、書き込みキー70、メニュー・キー72およびリセット・ボタン74が設けられている。
【0028】
カーソル・キー64(64a〜64d)は、画面上でカーソルを上下左右方向に移動させるためのキーであり、各キー64a〜64dを押すとそのキーの示す矢印方向にカーソルが移動するようになっている。
【0029】
(+)キー66および(−)キー68はデータ入力キーであり、後述するような『スケジュール』画面や『ステッパー・セット』画面等でユーザが各種加工条件について所望の値を設定入力する際に用いられる。
【0030】
書き込みキー70は、カーソル位置の表示データを確定された設定データとしてメモリに書き込むためのキーである。メニュー・キー72は、装置の画面モードを選択するためのキーである。リセット・ボタン74は、トラブル発生時にディスプレイ62に表示される『エラーメッセージ』画面(図示せず)を解除するために使われる。
【0031】
プログラムユニット60は、電気ケーブルまたは光ケーブル76を介して本体ユニット(図示せず)側の制御部54と信号またはデータをやりとりできるようになっている。もっとも、このようなプログラムユニット60と同等の入力・表示機能を有する操作パネルを本体ユニットに一体化する装置構成も可能である。
【0032】
ここで、図7および図8につき本実施例におけるヒュージング加工動作の基本シーケンスを説明する。
【0033】
図7に示すように、本実施例におけるヒュージング加工は、制御部54の制御の下で、加工動作の開始から終了まで加圧装置78が被加工物Wに所定の加圧力Fを印加し続け、加圧時間内の予め設定された通電時間WEで電源部36が電極24,26間にヒュージング用電流I(i2)を流すシーケンスとなっている。
【0034】
より詳細には、加圧時間中に、初期加圧ディレイ時間[SQD]、初期加圧時間[SQZ]、第1通電時間[WE1]、冷却時間[COOL]、第2通電時間[WE2]、保持時間[HOLD]、開放時間[OFF]が順次選択される。
【0035】
初期加圧時間[SQZ]では、電極(本実施例では特に電極24)による加圧力Fを安定させ、加工点Wにおける金属材のなじみをよくする。初期加圧ディレイ時間[SQD]は、初期加圧時間[SQZ]の長さを調整する。第1通電時間[WE1]では、主として加工点Wにおける絶縁被覆(本実施例ではコイル端部16i,16jの絶縁膜)を溶解除去する。冷却時間[COOL]は、加工状態を良好に仕上げるために必要な休止時間である。第2通電時間[WE2]では、主として加工点Wの金属材を発熱させて溶融せしめる。本実施例においては、パルセーションモードにより冷却時間[COOL]を挟んで第2通電時間[WE2]の繰り返しを任意の回数(n回)選べるようになっている。保持時間[HOLD]は、通電終了後に電極の加圧を保持しながら加工点Wの金属材を固まらせる時間である。開放時間[OFF]は1回のヒュージング加工の中で加工点Wから電極を一時開放しておく時間である。
【0036】
図7に示すように、本実施例の各通電時間WEでは、矩形波(より正確には台形波)を有する交流の二次電流i2(I)が所定の二次側交流周波数(たとえば商用周波数)で設定サイクル数だけ流される。以下に説明するように、通電中に一次側では、制御部54によるスイッチング制御の下で、正極側のスイッチング素子38,42と負極側のスイッチング素子40,44とが半サイクル毎に交互にインバータ周波数でスイッチング(オン・オフ)動作するようになっている。
【0037】
図8に、本実施例における交流波形インバータ方式の通電制御方法を示す。この方式では、1つの連続した通電時間WEを二次側交流周波数(たとえば商用周波数)のサイクルで規定する。つまり、二次側交流周波数の半サイクルに相当する通電期間TAの整数倍として通電時間WEが規定される。
【0038】
各通電時間WEにおいて、制御部54は、通電時間WEを構成する複数の通電期間TAのうち、奇数番目の各通電期間TAOでは負極側のスイッチング素子40,44をオフ状態に保ったまま正極側のスイッチング素子38,42をインバータ周波数で連続的にスイッチング動作させ、偶数番目の各通電期間TAEでは正極側のスイッチング素子38,42をオフ状態に保ったまま負極側のスイッチング素子40,44をインバータ周波数で連続的にスイッチング動作させる。
【0039】
これにより、電源装置の二次側回路においては、ほぼ台形状の電流波形を有する二次電流i2つまりヒュージング用電流Iが、奇数番目の各通電期間TAOでは正極方向に、偶数番目の各通電期間TAEでは負極方向に流れる。制御部54は、電流測定回路52からの電流測定値[I1]をフィードバック信号とし、好ましくはPWM(パルス幅変調)制御によってインバータ周波数でスイッチング・パルスのパルス幅を可変制御し、電流波形における台形上辺部の電流値を設定値ICに一致させる。なお、電圧測定回路56からの電圧測定値[V]をフィードバック信号として同様のPWM制御を行うこともできる。
【0040】
このように、交流波形インバータ方式によれば、各通電期間TAで台形状の電流波形を有するヒュージング用電流Iが電極24,26間で流れるため、熱効率が良く、安定したヒュージング加工品質が得られる。
【0041】
次に、本実施例における主たる特徴であるヒュージング加工条件のスケジュール管理機能を説明する。
【0042】
上記コントロールユニット60では、ディスプレイ62上に初期画面として『メニュー』画面(図示せず)が表示される。この『メニュー』画面の中で『スケジュール』を選択指示すると、図9に示すような『スケジュール』画面(初期値)に切り換わる。図9では、図解の容易化のため、画面中で設定入力可能な項目を点線で囲んでいる。実際の画面では、これらの点線は表示されない。後続の図11〜図14でも同様の図解がなされている。
【0043】
図9において、本実施例の『スケジュール』画面では、1組の加工点に対する設定可能なヒュージング加工条件として、上記シーケンス(図7)を構成する初期加圧ディレイ時間[SQD]、初期加圧時間[SQZ]、第1通電時間[WE1]、冷却時間[COOL]、第2通電時間[WE2]、保持時間[HOLD]、開放時間[OFF]、第2通電時間WE2の繰り返し回数[PULSATION]に加えて、第1および第2通電時間WE1,WE2における電流値[HEAT]や加圧系統[VALVE#]等が選ばれており、これらの各種加工条件をスケジュール番号またはコード[SCHEDULE#]で一括管理するようにしている。
【0044】
なお、図9の『スケジュール』画面において、[UPSLOPE]、[DOWNSLOPE]は、ヒュージング電流Iにおけるアップスロープ時間およびダウンスロープ時間の設定項目である。アップスロープ時間は第1通電時間[WE1]の中で電流Iを徐々に立ち上げるときの所要時間であり、ダウンスロープ時間は第2通電時間[WE2]の中で電流Iを徐々に立ち下げるときの所要時間である。
【0045】
本実施例では、これらのヒュージング加工条件のうち、電流値[HEAT]だけが後述する区間毎に設定され、他の全ての条件は1組の加工点(全区間)に共通の値が設定される。
【0046】
ユーザは、コントロールユニット60のカーソル・キー64を操作してカーソルを設定入力可能な各条件項目へ移動させ、(+)キー66および(−)キー68を操作して所望のデータに合わせ、書き込みキー70を押せばよい。制御部54は、図10に示すような手順で、ユーザのキー操作(ステップA2)に応動して、入力表示処理(ステップA3,A4)および実行処理(ステップA5)を行い、入力した各設定値のデータをスケジュール単位でメモリに格納する。
【0047】
図11および図12に、図1の電機子に対するヒュージング加工のための『スケジュール』画面上の設定例を示す。
【0048】
図11の設定例では、スケジュール番号[SCHEDULE#]を“03”とし、初期加圧ディレイ時間[SQD]を“0”ms、初期加圧時間[SQZ]を“400”ms、第1通電時間[WE1]を“5”サイクル、冷却時間[COOL]を“4”サイクル、第2通電時間[WE2]を“5”サイクル、保持時間[HOLD]を“200”ms、開放時間[OFF]を“0”ms、アップスロープ時間[UPSLOPE]を“0”サイクル、ダウンスロープ時間[DOWNSLOPE]を“0”サイクル、第1通電時間WE1の電流基準値[HEAT]を“3.5”kA、第2通電時間WE2の電流基準値[HEAT]を“3.5”kA、第2通電時間WE2の繰り返し回数[PULSATION]を“3”回、加圧系統[VALVE]を“1”と設定している。
【0049】
図12の設定例では、スケジュール番号[SCHEDULE#]を“06”とし、[SQD]を“0”ms、[SQZ]を“400”ms、[WE1]を“8”サイクル、[COOL]を“4”サイクル、[WE2]を“8”サイクル、[HOLD]を“200”ms、[OFF]を“0”ms、[UPSLOPE]を“0”サイクル、[DOWNSLOPE]を“0”サイクル、[HEAT]を“2.5”kA、[PULSATION]を“3”回、[VALVE]を“1”と設定している。
【0050】
図13に、本実施例における『ステッパー・セット』画面(初期値)を示す。『ステッパー・セット』画面も『メニュー』画面から切り換えられる。『ステッパー・セット』画面では、1組の加工点の中で可変の加工条件(本実施例では電流)の値を基準値に対する比率として設定する。
【0051】
一般に、多数の加工点について同様のヒュージング加工を順次施す場合、加工品質を大きく左右する加工条件(特に電流)の値は個々の加工点毎よりも適当な区間毎に変えたほうがユーザのスケジュール管理の負担が軽減するだけでなく実際のアプリケーションにも不都合なく適合する。
【0052】
本実施例では、ヒュージング加圧用の電極24がタングステン等の高発熱性金属からなり、加工回数を重ねるほど熱を蓄積し、より少ない電力で所要の発熱量が得られる。このため、図1に示すような電機子の場合は、一周の開始直後は電流を最も多く流し、ヒュージング加工回数を重ねるにつれて、電流値をステップ的に下げるような制御が適している。
【0053】
図13の『ステッパー・セット』画面において、スケジュール番号[SCHEDULE#]には、この『ステッパー・セット』画面と対応する『スケジュール』画面のスケジュール番号[SCHEDULE#]と同一の番号を入力する。[STEP1],[STEP2],[STEP3],‥‥,[STEP9]は、所定の1組の加工点に対する各区間の識別コードであり、[RATIO]の欄には各区間における通電時間WR中の電流の値を基準値に対する相対値(%値)として設定入力し、[COUNT]の欄には各区間に含まれる加工点Wの個数を設定入力する。もっとも、使用しない区間[STEP]では[COUNT]の欄を初期値(0)にしておく。
【0054】
制御部54は、『ステッパー・セット』画面におけるキー操作に対しても、図10と同様の手順で入力表示処理や入力実行処理等を行い、入力した各設定値のデータを当該スケジュールに属するデータの1つとしてメモリに格納する。
【0055】
図14に、図1の電機子に対するヒュージング加工のための『ステッパー・セット』画面上の設定例を示す。この設定例は、図11の設定例による『スケジュール』画面に対応しており、スケジュール番号[SCHEDULE#]を“03”としている。そして、36個の加工点に対して第1〜5の区間[STEP1]〜[STEP5]を設定している。
【0056】
第1の区間[STEP1]には最初の4個(第1〜4)の加工点Wを割り当て、この区間における相対電流値を100%としている。スケジュール番号 “03”の電流基準値は3.5kAであるから(図11)、相対電流値100%は3.5kAに相当する。第2の区間[STEP2]には後続の6個(第5〜10)の加工点を割り当て、この区間における相対電流値を91%(約3.2kA)としている。第3の区間[STEP3]には後続の6個(第11〜16)の加工点を割り当て、この区間における相対電流値を87%(約3.0kA)としている。第4の区間[STEP4]には後続の8個(第17〜24)の加工点を割り当て、この区間における相対電流値を85%(約3.0kA)としている。第5の区間[STEP5]には後続(最後)の12個(第25〜36)の加工点を割り当て、この区間における相対電流値を81%(約2.8kA)としている。図14の設定例は、図15のような図(グラフィクス)に置き換えて観念される。
【0057】
なお、一般のヒュージング加工では、開始直後の第1の区間[STEP1]に最も大きな電流を設定するのが普通であるから、第1の区間[STEP1]における相対電流値を常時100%(固定値)とし、『スケジュール』画面における電流基準値[HEAT]を開始直後の最大電流値に合わせるような設定法とすることも可能である。
【0058】
図16に、本実施例において1つの被加工物に対するヒュージング加工のための制御部54の処理手順を示す。
【0059】
図16において、制御部54は、最初に、所与の被加工物(たとえば図1の電機子)に対してユーザの希望するスケジュールの番号(コード)をコントロールユニット60または外部装置から入力する(ステップB1)。
【0060】
次に、制御部54は、入力したスケジュール番号を識別して、このスケジュール番号で管理されている各種加工条件の設定値をメモリから読み出して、それぞれ所定のレジスタにセットする(ステップB2,B3)。特に、加工区間[STEP]については最初(第1)の区間[STEP1]における電流設定値および加工点数をセットする。
【0061】
次に、搬送系ないし位置決め系の外部装置あるいは人手によって最初の加工点Wをセットする。図1の電機子の場合は、両電極24,26の間に第1の加工点W(16i,16j,22)を配置する。そして、該外部装置あるいは作業者によって起動信号STが入力されるのを待ち(ステップB5)、この信号STを受け取ってから1回のヒュージング加工を実行する(ステップB6)。
【0062】
1回分のヒュージング加工を終えると、区間加工点数のカウンタを1つインクリメントする(ステップB7)。そして、『ステッパー・セット』画面で設定された当該区間[STEP1]のカウント数(NCOUNT)に達するまで、後続の加工点W(16i,16j,22)に対して上記と全て同一の加工条件でヒュージング加工を繰り返し施す(ステップB8→B4〜B7→B8)。
【0063】
上記のようにして、第1の区間[STEP1]に属する所定数の加工点W(16i,16j,22)に対するヒュージング加工を終えると、次(第2)の区間[STEP2]に切り換え、第2の区間[STEP2]における電流設定値および加工点数をセットする(ステップB9,B2,B3)。この第2の区間に含まれる各加工点W(16i,16j,22)に対しても、電流設定値が変わっただけで、上記した第1の区間における各加工点W(16i,16j,22)に対するのと同様のヒュージング加工を行う。
【0064】
後続の区間[STEP3],[STEP4],‥‥についても、上記と同様の電流設定値の切り換えを行ったうえで、上記と同様のヒュージング加工を行う。
【0065】
図17に、1回のヒュージング加工動作(ステップB6)における制御部54の処理手順を示す。この処理手順のシーケンスは図7の動作シーケンスに対応している。すなわち、先ず加圧装置78に当該加工点W(16i,16j,22)に対する加圧を開始させ(ステップC1)、以下順次に初期加圧ディレイ時間[SQD]、初期加圧時間[SQZ]、第1通電時間[WE1]、冷却時間[COOL]、第2通電時間[WE2]、保持時間[HOLD]および開放時間[OFF]をそれぞれ設定時間だけ計時する(ステップC2〜C11)。
【0066】
第1通電時間[WE1]および第2通電時間[WE2]では、図8に示すような通電制御によりインバータ交流波形でヒュージング電流I(i2)を当該区間[STEP]の設定値に一致させて流す(ステップC4,C6)。また、冷却時間[COOL]および第2通電時間[WE2]は、設定繰り返し回数(nPAL)だけ繰り返す((ステップC5〜C8)。
【0067】
上記したように、本実施例のヒュージング加工装置では、1組(多数)の加工点に対するヒュージング加工の各種加工条件を加工点の数に関係なく1つのスケジュールで管理している。特に、所与の加工物における1組の加工点を所望の数の区間に分割し、通電時間に流す電流を区間毎に設定し、全区間分の電流設定値を1つのスケジュールで管理する。したがって、1種類の被加工物に対して加工品質に多様性をもたせたい場合、試験加工のため加工条件を何種類か変えてみたい場合、1台の装置で多種類の被加工物に異なるヒュージング加工を施す場合等でも、使用するスケジュールの数はさほど多くなく、ユーザはスケジュール管理で煩わされることもない。
【0068】
上記の実施例では、加工点の区間別に独立した加工条件は電流値だけである。しかし、他の任意の加工条件たとえば通電時間WE等も区間別に設定可能とすることも可能である。また、各区間における設定値は上記実施例のような基準値に対する相対値(%値)に限るものではなく、各設定値そのものの単位(たとえば電流値の場合はkA)で設定入力してもよい。
【0069】
上記した実施例におけるヒュージング加工装置は、交流波形インバータ式のものであり、ペルチェ効果や電極の片減りを防止できるうえ、熱効率に優れており、安定した高品質のヒュージング加工を保証することができる。しかし、本発明は、直流インバータ式あるいは単相交流式のヒュージング加工装置でも可能である。本発明によるヒュージング加工は、上記した直流モータの電機子以外にも種々の被加工物に適用可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、多数または多種類の加工点に対するヒュージング加工のスケジュール管理を効率化し、作業性ないし生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直流モータの回転子を示す斜視図である。
【図2】図1の直流モータ回転子の電機子における整流子片とコイル端部とを接合するためのヒュージング加工法を示す略側面図である。
【図3】同ヒュージング加工法を示す部分拡大略正面図である。
【図4】同ヒュージング加工法を示す略正面図である。
【図5】一実施例によるヒュージング加工装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図6】実施例のヒュージング加工装置におけるコントロールユニットを示す正面図である。
【図7】実施例のヒュージング加工装置における1回のヒュージング加工の基本シーケンスを示す波形図である。
【図8】実施例における交流波形インバータ式の通電方法を示す波形図である。
【図9】実施例における『スケジュール』画面の表示内容(初期値)を示す図である。
【図10】実施例のヒュージング加工装置における設定値入力の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】実施例における『スケジュール』画面上の設定例の1つを示す図である。
【図12】実施例における『スケジュール』画面上の別の設定例を示す図である。
【図13】実施例における『ステッパー・セット』画面(初期値)の表示内容例を示す図である。
【図14】実施例における『ステッパー・セット』画面上の設定例を示す図である。
【図15】図14の設定例をグラフィクスに置き換えて表した図である。
【図16】実施例において1つの被加工物に対するヒュージング加工のための制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】実施例において1回のヒュージング加工動作のための制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 コア
14 整流子
16 型巻コイル
16i,16j コイル端部
18 整流子片
22 端子部
24,26 電極
30 電源部
36 インバータ
48 トランス
50 電流センサ
54 制御部
56 入力部
58 表示部
60 コントロールユニット
62 ディスプレイ

Claims (3)

  1. 被加工物に設定された複数の加工点にヒュージング加工を順次施すヒュージング加工方法であって
    ヒュージング加工の加工条件を一括して管理するためのスケジュールを1つまたは複数設定する工程と、
    所与の被加工物における前記複数の加工点について所望の1つのスケジュールを選択する工程と、
    前記所与の被加工物における前記複数の加工点を加工順にしたがって複数の区間に割り当てる工程と、
    前記選択されたスケジュールに対応させて、各々の前記区間毎に、前記加工条件の所望の値を設定する工程と、
    設定された各々の前記スケジュールおよび各々の前記区間につき前記加工条件の設定値をメモリに記憶する工程と、
    前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の設定値を前記メモリより読み出し、前記所与の被加工物における前記複数の加工点の各々に対して区間毎の前記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行する工程
    を有するヒュージング加工方法。
  2. 前記ヒュージング加工は、直流モータの回転子の整流子を構成する複数の整流子片に電機子巻線のコイル端部をヒュージングで接合する加工であり、
    前記加工条件の1つとしてヒュージング用の電極に流す電流の電流値が含まれ、
    前記複数の区間の中で、最初の区間における電流設定値が最も大きく、後続の区間に移行する度に電流設定値がステップ的に減少する、
    請求項1に記載のヒュージング加工方法。
  3. 被加工物に設定された複数の加工点にヒュージング加工を順次施すヒュージング加工装置であって、
    ヒュージング加工の加工条件を一括して管理するためのスケジュールを1つまたは複数設定するスケジュール設定と、
    所与の被加工物における前記複数の加工点について所望の1つのスケジュールを選択するスケジュール選択部と、
    前記所与の被加工物における前記複数の加工点を加工順にしたがって複数の区間に割り当てる区間設定部と、
    前記選択されたスケジュールに対応させて、各々の前記区間毎に、前記加工条件の所望の値を設定する条件設定と、
    設定された各々の前記スケジュールおよび各々の前記区間につき前記加工条件の設定値をメモリに記憶する記憶部と、
    前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の設定値を前記メモリより読み出し、前記所与の被加工物における前記複数の加工点の各々に対して区間毎に前記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行するヒュージング部と
    を有するヒュージング加工装置。
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