JP2001058278A - ヒュージング加工方法及び装置 - Google Patents

ヒュージング加工方法及び装置

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JP2001058278A JP11231209A JP23120999A JP2001058278A JP 2001058278 A JP2001058278 A JP 2001058278A JP 11231209 A JP11231209 A JP 11231209A JP 23120999 A JP23120999 A JP 23120999A JP 2001058278 A JP2001058278 A JP 2001058278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数または多種類の加工点に対するヒュージ
ング加工のスケジュール管理を効率化し、作業性ないし
生産性を向上させること。 【解決手段】制御部は、最初に、所与の被加工物に対し
てユーザの希望するスケジュールの番号(コード)を入
力する(ステップB1)。次に、入力したスケジュール
番号を識別して、このスケジュール番号で管理されてい
る各種加工条件の設定値をメモリから読み出して、それ
ぞれ所定のレジスタにセットする(ステップB2,B
3)。特に、該当する加工区間における加工条件設定値
をセットする(ステップB4)。次に、外部装置からの
起動信号あるいは作業者が入力する起動信号に応動して
1回のヒュージング加工を実行する(ステップB5,B
6)。1回分のヒュージング加工を終えると、区間加工
点数のカウンタを1つインクリメントする(ステップB
7)。そして、当該区間に設定されている加工点の設定
数(NCOUNT)に達するまで、後続の加工点に対して上
記と全て同一の加工条件でヒュージング加工を繰り返し
実行する(ステップB8→B4〜B7→B8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュール熱と加圧
力を利用して被加工物をかしめるヒュージング加工技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流モータの電機子巻線と整
流子との接合にヒュージング(熱圧接)加工が用いられ
ている。一般に、中型機以上の直流モータでは、電機子
巻線を絶縁被覆された多数の型巻コイルで構成し、各型
巻コイルのコイル辺を電機子鉄心(コア)のスロットに
納め、スロットよりはみ出たコイル端部を対応する整流
子片に接合するようにしている。整流子は、コイルの本
数(N本)に等しい個数(N個)の整流子片を有し、こ
れらの整流子片が円周方向に配列して円筒体を形成す
る。したがって、整流子の周りを一周して各対応するコ
イル端部と整流子片との接合(ヒュージング加工)をN
回繰り返し行うことで、電機子巻線が完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のヒュー
ジング加工法では、ヒュージング加工における種々の加
工条件(通電時間、電流値等)の設定値を1加工点毎に
スケジュールで管理していた。このため、上記した電機
子のように多数の加工点を有する被加工物においては、
スケジュールの数が非常に多くなり、ユーザ(作業者)
においてスケジュール管理が煩雑化するだけでなく、ユ
ーザが使用したいスケジュールの数が装置で設定可能な
スケジュール数の最大を越えてしまうことがあった。
【0004】また、作業場では、1台のヒュージング加
工機で多種類の被加工物に対応することもある。その場
合は、ユーザの使用(設定)したいスケジュールの数が
さらに飛躍的に増え、上記の不具合が一層顕著になって
いた。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、多数または多種類の加工点に対するヒュージン
グ加工のスケジュール管理を効率化し、作業性ないし生
産性を向上させるヒュージング加工方法および装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のヒュージング加工方法は、被加工物の1
組の加工点に所定の時間間隔を置いてヒュージング加工
を順次施すヒュージング加工方法において、1組の加工
点に対するヒュージング加工の加工条件を一括して管理
するためのスケジュールを1つまたは複数設定する段階
と、各々の前記スケジュール毎に前記1組の加工点の各
々について前記加工条件の所望の値を設定する段階と、
設定された各々の前記スケジュールにつき前記加工条件
の設定値をメモリに記憶する段階と、所与の被加工物に
おける1組の加工点について所望の1つのスケジュール
を選択する段階と、前記選択されたスケジュールに対応
する前記加工条件の設定値を前記メモリより読み出し、
前記所与の被加工物における前記1組の加工点の各々に
対して各対応する前記加工条件設定値にしたがってヒュ
ージング加工を実行する段階とを有する構成とした。
【0007】また、本発明のヒュージング加工装置は、
被加工物の1組の加工点に所定の時間間隔を置いてヒュ
ージング加工を順次施すヒュージング加工装置であっ
て、予め設定した1組の加工点に対するヒュージング加
工の加工条件を一括して管理するためのスケジュールを
1つまたは複数設定するスケジュール設定手段と、各々
の前記スケジュール毎に前記1組の加工点の各々につい
て前記加工条件の所望の値を設定する条件設定手段と、
設定された各々の前記スケジュールにつき前記加工条件
の設定値を記憶する記憶手段と、所与の被加工物におけ
る1組の加工点について所望の1つのスケジュールを選
択するスケジュール選択信号を入力する入力手段と、前
記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の設
定値を前記記憶手段より読み出し、前記所与の被加工物
における前記1組の加工点の各々に対して各対応する前
記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行
するヒュージング加工手段とを具備する構成とした。
【0008】本発明のヒュージング加工装置において、
好ましくは、前記条件設定手段が、所定の第1の加工条
件について前記1組の加工点に共通の値を設定可能とす
る第1の条件設定部と、所定の第2の加工条件について
前記1組の加工点にそれぞれ独立した値を設定可能とす
る第2の条件設定部とを具備する。
【0009】また、好ましい態様として、前記条件設定
手段が、前記1組の加工点を任意の個数毎に複数の区間
に分割する区間設定部と、所定の加工条件について各々
の前記区間毎に共通の値を設定可能とする区間条件設定
部とを具備する。
【0010】また、好ましくは、前記ヒュージング加工
手段が、ヒュージング加工中に少なくとも一方が各々の
加工点に配置された金属部材に加圧接触する一対の電極
と、商用周波数の交流電圧を直流電圧に変換する整流回
路と、ヒュージング加工のための各通電時間中に前記整
流回路より出力された直流電圧を高周波数のパルス電圧
に変換するインバータと、前記通電時間を複数の単位通
電期間に分割し、奇数番目の各単位通電期間では一方の
極性で前記高周波パルスを出力し、偶数番目の各単位通
電期間では他方の極性で前記高周波パルスを出力するよ
うに前記インバータを制御するインバータ制御手段と、
一次巻線が前記インバータの出力端子に接続されるとと
もに、二次巻線が前記一対の電極に接続され、前記奇数
番目の各単位通電期間では一方の極性で二次電流を前記
電極を介して前記金属部材に流し、前記偶数番目の各単
位通電期間では他方の極性で二次電流を前記電極を介し
て前記金属部材に流すトランスとを具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0012】先ず、図1〜図4につき本発明の一適用例
として直流モータの電機子におけるヒュージング加工法
を説明する。
【0013】図1に、直流モータの回転子の一例を示
す。モータ軸10にコア(電機子鉄心)12と整流子1
4とが固定され、コア12のスロットには電機子巻線を
構成する絶縁被覆された多数の型巻コイル16が鼓状巻
で配列されている。整流子14の各整流子片18は、銅
または銅合金からなり、軸方向に延在するブラシ接触部
20と、このブラシ接触部20の基端部から径方向に突
出する端子部22とを有している。端子部22の先端部
には、スロット22aが形成されている。各型巻コイル
16においてコア12のスロットより整流子14側には
み出た開放端のコイル端部16iは、当該コイルと対応
する整流子片18のスロット22aに所定の他の型巻コ
イル16のコイル端部16jと上下に重なってコネクタ
部22の先端部のスロット22aに納められる。
【0014】かかる構成の電機子を完成させるため、各
整流子片18のスロット22aに納められた2本のコイ
ル端部16i,16jに対してヒュージング加工を施
し、両コイル端部16i,16jを各整流子片18の端
子部22にかしめる。
【0015】より詳細には、図2に示すように、各整流
子片18において、端子部22のスロット22aに納め
られたコイル端部16i,16jにたとえばタングステ
ンからなる高発熱性の電極24を所定の加圧力Fで押し
付けるとともに、ブラシ接触部20にたとえばクロム銅
からなる低発熱性の電極26を当て、両電極24,26
間に適当な電圧を印加して加工点W(16i,16j,
22)に電流Iを流す。コイル端部16i,16jは絶
縁膜で覆われているため通電開始直後は導通せず、電流
Iは端子部22のスロット22aを迂回して流れる。す
ると、電極24および端子部22がジュール熱で発熱
し、その熱でコイル端部16i,16jの絶縁膜が溶
け、コイル導体が露出する。以後、電極24からの電流
Iはコイル端部16i,16jのコイル導体を通って流
れる。コイル端部16i,16jは、電極24より加圧
力Fを受けながら自己のジュール熱および電極24や端
子部22のジュール熱によって加熱され、図3の
(A),(B)に示すように溶け込みながら端子部22
にかしめられる。
【0016】上記のようなヒュージング加工は、各整流
子片18毎に行なわれる。したがって、整流子14にお
ける整流子片18の総数をN(たとえば36)個とする
と、図4に示すように当該電機子を一周して上記のヒュ
ージング加工が所定のマシンタクトでN(36)回繰り
返し行なわれる。
【0017】図5に、本発明の一実施例によるヒュージ
ング加工装置の要部の構成を示す。このヒュージング加
工装置の電源部30は、インバータ36を有する交流波
形式電源として構成されている。
【0018】インバータ36は、GTR(ジャイアント
・トランジスタ)またはIGBT(絶縁ゲート・バイポ
ーラ・トランジスタ)等からなる4つのトランジスタ・
スイッチング素子38,40,42,44を有してい
る。
【0019】これら4つのスイッチング素子38〜44
のうち、第1組(正極側)のスイッチング素子38,4
2は駆動回路46からの第1のインバータ制御信号Ga
により同時に所定のインバータ周波数(たとえば10k
Hz)でスイッチング(オン・オフ)制御され、第2組
(負極側)のスイッチング素子40,44は駆動回路4
6からの第2のインバータ制御信号Gb によって同時に
上記インバータ周波数でスイッチング制御されるように
なっている。
【0020】インバータ36の入力端子(La ,Lb )
は整流回路32の出力端子に接続されており、出力端子
(Ma ,Mb )は降圧トランス48の一次側コイルの両
端にそれぞれ接続されている。トランス48の二次側コ
イルの両端には一対の電極たとえば図2および図3の電
極24,26が整流回路を介さずに二次側導体だけを介
して接続されている。両電極24,26の間には、ヒュ
ージング加工の対象となる加工点W(16i,16j,
22)が配置される。
【0021】整流回路32はたとえば6個のダイオード
を三相ブリッジ結線してなる三相整流回路からなり、三
相の交流電源端子(U,V,W)からの商用周波数(5
0Hzまたは60Hz)の三相交流電圧を直流電圧に変
換する。整流回路32より出力される直流電圧は平滑コ
ンデンサ34を介してインバータ36に供給される。
【0022】インバータ36の出力端子とトランス48
の一次側コイルとの間の導体には、たとえばカレント・
トランスからなる電流センサ50が取付されている。ヒ
ュージング加工のための通電中、二次側回路を流れる二
次電流i2(ヒュージング用電流I)と相似な波形を有
する一次側の電流i1 の瞬時値を表す電流検出信号<I
1 >が電流センサ50より出力される。電流測定回路5
2は、インバータの各スイッチング・サイクル毎に電流
センサ50からの電流検出信号<I1 >に基づいて電流
i1の実効値、平均値またはピーク値を電流測定値[I1
]として演算または測定し、その求めた電流測定値
[I1 ]を制御部54に与える。
【0023】トランス48の二次側には、電極24,2
6間の電圧Vをたとえば実効値として測定する電圧測定
回路56が設けられている。この電圧測定回路56から
の電極間電圧測定値[V]も制御部54に与えられる。
【0024】制御部54は、マイクロコンピュータから
なり、CPU(中央演算処理装置)、ROM(プログラ
ムメモリ)、RAM(データメモリ)、クロック回路、
インタフェース回路等を含んでおり、本装置内の一切の
制御たとえばヒュージング加工における加圧制御、電流
制御およびそれらのシーケンス制御や、各種条件の設定
値に関連する設定入力や登録管理、さらには測定値や判
定値等の演算、出力等を行う。本実施例では、外部装置
(図示せず)からの起動信号STに応動して1回のヒュ
ージング加工を実行するようになっている。
【0025】入力部56は、キーボードあるいはマウス
等の入力装置からなり、ヒュージング加工用の各種条件
の設定入力に用いられる。表示部58は、LCDまたは
LED等で構成され、設定値、測定値、判定値等を表示
する。
【0026】本実施例では、図6に示すようなプログラ
ムユニット60に上記入力部56および表示部58を組
み込んでいる。
【0027】図6において、このプログラムユニット6
0の前面中央部に表示部58のディスプレイたとえば液
晶表示ディスプレイ62が配置され、その下に入力部5
6の機能キー(ボタン)64〜74が配置されている。
この実施例では、機能キー(ボタン)として、カーソル
・キー64(64a〜64d)、(+)キー66、
(−)キー68、書き込みキー70、メニュー・キー7
2およびリセット・ボタン74が設けられている。
【0028】カーソル・キー64(64a〜64d)
は、画面上でカーソルを上下左右方向に移動させるため
のキーであり、各キー64a〜64dを押すとそのキー
の示す矢印方向にカーソルが移動するようになってい
る。
【0029】(+)キー66および(−)キー68はデ
ータ入力キーであり、後述するような『スケジュール』
画面や『ステッパー・セット』画面等でユーザが各種加
工条件について所望の値を設定入力する際に用いられ
る。
【0030】書き込みキー70は、カーソル位置の表示
データを確定された設定データとしてメモリに書き込む
ためのキーである。メニュー・キー72は、装置の画面
モードを選択するためのキーである。リセット・ボタン
74は、トラブル発生時にディスプレイ62に表示され
る『エラーメッセージ』画面(図示せず)を解除するた
めに使われる。
【0031】プログラムユニット60は、電気ケーブル
または光ケーブル76を介して本体ユニット(図示せ
ず)側の制御部54と信号またはデータをやりとりでき
るようになっている。もっとも、このようなプログラム
ユニット60と同等の入力・表示機能を有する操作パネ
ルを本体ユニットに一体化する装置構成も可能である。
【0032】ここで、図7および図8につき本実施例に
おけるヒュージング加工動作の基本シーケンスを説明す
る。
【0033】図7に示すように、本実施例におけるヒュ
ージング加工は、制御部54の制御の下で、加工動作の
開始から終了まで加圧装置78が被加工物Wに所定の加
圧力Fを印加し続け、加圧時間内の予め設定された通電
時間WEで電源部36が電極24,26間にヒュージン
グ用電流I(i2)を流すシーケンスとなっている。
【0034】より詳細には、加圧時間中に、初期加圧デ
ィレイ時間[SQD]、初期加圧時間[SQZ]、第1
通電時間[WE1]、冷却時間[COOL]、第2通電
時間[WE2]、保持時間[HOLD]、開放時間[O
FF]が順次選択される。
【0035】初期加圧時間[SQZ]では、電極(本実
施例では特に電極24)による加圧力Fを安定させ、加
工点Wにおける金属材のなじみをよくする。初期加圧デ
ィレイ時間[SQD]は、初期加圧時間[SQZ]の長
さを調整する。第1通電時間[WE1]では、主として
加工点Wにおける絶縁被覆(本実施例ではコイル端部1
6i,16jの絶縁膜)を溶解除去する。冷却時間[C
OOL]は、加工状態を良好に仕上げるために必要な休
止時間である。第2通電時間[WE2]では、主として
加工点Wの金属材を発熱させて溶融せしめる。本実施例
においては、パルセーションモードにより冷却時間[C
OOL]を挟んで第2通電時間[WE2]の繰り返しを
任意の回数(n回)選べるようになっている。保持時間
[HOLD]は、通電終了後に電極の加圧を保持しなが
ら加工点Wの金属材を固まらせる時間である。開放時間
[OFF]は1回のヒュージング加工の中で加工点Wか
ら電極を一時開放しておく時間である。
【0036】図7に示すように、本実施例の各通電時間
WEでは、矩形波(より正確には台形波)を有する交流
の二次電流i2(I)が所定の二次側交流周波数(たと
えば商用周波数)で設定サイクル数だけ流される。以下
に説明するように、通電中に一次側では、制御部54に
よるスイッチング制御の下で、正極側のスイッチング素
子38,42と負極側のスイッチング素子40,44と
が半サイクル毎に交互にインバータ周波数でスイッチン
グ(オン・オフ)動作するようになっている。
【0037】図8に、本実施例における交流波形インバ
ータ方式の通電制御方法を示す。この方式では、1つの
連続した通電時間WEを二次側交流周波数(たとえば商
用周波数)のサイクルで規定する。つまり、二次側交流
周波数の半サイクルに相当する通電期間TAの整数倍と
して通電時間WEが規定される。
【0038】各通電時間WEにおいて、制御部54は、
通電時間WEを構成する複数の通電期間TAのうち、奇
数番目の各通電期間TAOでは負極側のスイッチング素子
40,44をオフ状態に保ったまま正極側のスイッチン
グ素子38,42をインバータ周波数で連続的にスイッ
チング動作させ、偶数番目の各通電期間TAEでは正極側
のスイッチング素子38,42をオフ状態に保ったまま
負極側のスイッチング素子40,44をインバータ周波
数で連続的にスイッチング動作させる。
【0039】これにより、電源装置の二次側回路におい
ては、ほぼ台形状の電流波形を有する二次電流i2つま
りヒュージング用電流Iが、奇数番目の各通電期間TAO
では正極方向に、偶数番目の各通電期間TAEでは負極方
向に流れる。制御部54は、電流測定回路52からの電
流測定値[I1]をフィードバック信号とし、好ましく
はPWM(パルス幅変調)制御によってインバータ周波
数でスイッチング・パルスのパルス幅を可変制御し、電
流波形における台形上辺部の電流値を設定値ICに一致
させる。なお、電圧測定回路56からの電圧測定値
[V]をフィードバック信号として同様のPWM制御を
行うこともできる。
【0040】このように、交流波形インバータ方式によ
れば、各通電期間TAで台形状の電流波形を有するヒュ
ージング用電流Iが電極24,26間で流れるため、熱
効率が良く、安定したヒュージング加工品質が得られ
る。
【0041】次に、本実施例における主たる特徴である
ヒュージング加工条件のスケジュール管理機能を説明す
る。
【0042】上記コントロールユニット60では、ディ
スプレイ62上に初期画面として『メニュー』画面(図
示せず)が表示される。この『メニュー』画面の中で
『スケジュール』を選択指示すると、図9に示すような
『スケジュール』画面(初期値)に切り換わる。図9で
は、図解の容易化のため、画面中で設定入力可能な項目
を点線で囲んでいる。実際の画面では、これらの点線は
表示されない。後続の図11〜図14でも同様の図解が
なされている。
【0043】図9において、本実施例の『スケジュー
ル』画面では、1組の加工点に対する設定可能なヒュー
ジング加工条件として、上記シーケンス(図7)を構成
する初期加圧ディレイ時間[SQD]、初期加圧時間
[SQZ]、第1通電時間[WE1]、冷却時間[CO
OL]、第2通電時間[WE2]、保持時間[HOL
D]、開放時間[OFF]、第2通電時間WE2の繰り
返し回数[PULSATION]に加えて、第1および
第2通電時間WE1,WE2における電流値[HEA
T]や加圧系統[VALVE#]等が選ばれており、こ
れらの各種加工条件をスケジュール番号またはコード
[SCHEDULE#]で一括管理するようにしてい
る。
【0044】なお、図9の『スケジュール』画面におい
て、[UPSLOPE]、[DOWNSLOPE]は、
ヒュージング電流Iにおけるアップスロープ時間および
ダウンスロープ時間の設定項目である。アップスロープ
時間は第1通電時間[WE1]の中で電流Iを徐々に立
ち上げるときの所要時間であり、ダウンスロープ時間は
第2通電時間[WE2]の中で電流Iを徐々に立ち下げ
るときの所要時間である。
【0045】本実施例では、これらのヒュージング加工
条件のうち、電流値[HEAT]だけが後述する区間毎
に設定され、他の全ての条件は1組の加工点(全区間)
に共通の値が設定される。
【0046】ユーザは、コントロールユニット60のカ
ーソル・キー64を操作してカーソルを設定入力可能な
各条件項目へ移動させ、(+)キー66および(−)キ
ー68を操作して所望のデータに合わせ、書き込みキー
70を押せばよい。制御部54は、図10に示すような
手順で、ユーザのキー操作(ステップA2)に応動し
て、入力表示処理(ステップA3,A4)および実行処理
(ステップA5)を行い、入力した各設定値のデータを
スケジュール単位でメモリに格納する。
【0047】図11および図12に、図1の電機子に対
するヒュージング加工のための『スケジュール』画面上
の設定例を示す。
【0048】図11の設定例では、スケジュール番号
[SCHEDULE#]を“03”とし、初期加圧ディ
レイ時間[SQD]を“0”ms、初期加圧時間[SQ
Z]を“400”ms、第1通電時間[WE1]を
“5”サイクル、冷却時間[COOL]を“4”サイク
ル、第2通電時間[WE2]を“5”サイクル、保持時
間[HOLD]を“200”ms、開放時間[OFF]
を“0”ms、アップスロープ時間[UPSLOPE]
を“0”サイクル、ダウンスロープ時間[DOWNSL
OPE]を“0”サイクル、第1通電時間WE1の電流
基準値[HEAT]を“3.5”kA、第2通電時間W
E2の電流基準値[HEAT]を“3.5”kA、第2
通電時間WE2の繰り返し回数[PULSATION]
を“3”回、加圧系統[VALVE]を“1”と設定し
ている。
【0049】図12の設定例では、スケジュール番号
[SCHEDULE#]を“06”とし、[SQD]を
“0”ms、[SQZ]を“400”ms、[WE1]
を“8”サイクル、[COOL]を“4”サイクル、
[WE2]を“8”サイクル、[HOLD]を“20
0”ms、[OFF]を“0”ms、[UPSLOP
E]を“0”サイクル、[DOWNSLOPE]を
“0”サイクル、[HEAT]を“2.5”kA、[P
ULSATION]を“3”回、[VALVE]を
“1”と設定している。
【0050】図13に、本実施例における『ステッパー
・セット』画面(初期値)を示す。『ステッパー・セッ
ト』画面も『メニュー』画面から切り換えられる。『ス
テッパー・セット』画面では、1組の加工点の中で可変
の加工条件(本実施例では電流)の値を基準値に対する
比率として設定する。
【0051】一般に、多数の加工点について同様のヒュ
ージング加工を順次施す場合、加工品質を大きく左右す
る加工条件(特に電流)の値は個々の加工点毎よりも適
当な区間毎に変えたほうがユーザのスケジュール管理の
負担が軽減するだけでなく実際のアプリケーションにも
不都合なく適合する。
【0052】本実施例では、ヒュージング加圧用の電極
24がタングステン等の高発熱性金属からなり、加工回
数を重ねるほど熱を蓄積し、より少ない電力で所要の発
熱量が得られる。このため、図1に示すような電機子の
場合は、一周の開始直後は電流を最も多く流し、ヒュー
ジング加工回数を重ねるにつれて、電流値をステップ的
に下げるような制御が適している。
【0053】図13の『ステッパー・セット』画面にお
いて、スケジュール番号[SCHEDULE#]には、
この『ステッパー・セット』画面と対応する『スケジュ
ール』画面のスケジュール番号[SCHEDULE#]
と同一の番号を入力する。[STEP1],[STEP
2],[STEP3],‥‥,[STEP9]は、所定
の1組の加工点に対する各区間の識別コードであり、
[RATIO]の欄には各区間における通電時間WR中
の電流の値を基準値に対する相対値(%値)として設定
入力し、[COUNT]の欄には各区間に含まれる加工
点Wの個数を設定入力する。もっとも、使用しない区間
[STEP]では[COUNT]の欄を初期値(0)に
しておく。
【0054】制御部54は、『ステッパー・セット』画
面におけるキー操作に対しても、図10と同様の手順で
入力表示処理や入力実行処理等を行い、入力した各設定
値のデータを当該スケジュールに属するデータの1つと
してメモリに格納する。
【0055】図14に、図1の電機子に対するヒュージ
ング加工のための『ステッパー・セット』画面上の設定
例を示す。この設定例は、図11の設定例による『スケ
ジュール』画面に対応しており、スケジュール番号[S
CHEDULE#]を“03”としている。そして、3
6個の加工点に対して第1〜5の区間[STEP1]〜
[STEP5]を設定している。
【0056】第1の区間[STEP1]には最初の4個
(第1〜4)の加工点Wを割り当て、この区間における
相対電流値を100%としている。スケジュール番号
“03”の電流基準値は3.5kAであるから(図1
1)、相対電流値100%は3.5kAに相当する。第
2の区間[STEP2]には後続の6個(第5〜10)
の加工点を割り当て、この区間における相対電流値を9
1%(約3.2kA)としている。第3の区間[STE
P3]には後続の6個(第11〜16)の加工点を割り
当て、この区間における相対電流値を87%(約3.0
kA)としている。第4の区間[STEP4]には後続
の8個(第17〜24)の加工点を割り当て、この区間
における相対電流値を85%(約3.0kA)としてい
る。第5の区間[STEP5]には後続(最後)の12
個(第25〜36)の加工点を割り当て、この区間にお
ける相対電流値を81%(約2.8kA)としている。
図14の設定例は、図15のような図(グラフィクス)
に置き換えて観念される。
【0057】なお、一般のヒュージング加工では、開始
直後の第1の区間[STEP1]に最も大きな電流を設
定するのが普通であるから、第1の区間[STEP1]
における相対電流値を常時100%(固定値)とし、
『スケジュール』画面における電流基準値[HEAT]
を開始直後の最大電流値に合わせるような設定法とする
ことも可能である。
【0058】図16に、本実施例において1つの被加工
物に対するヒュージング加工のための制御部54の処理
手順を示す。
【0059】図16において、制御部54は、最初に、
所与の被加工物(たとえば図1の電機子)に対してユー
ザの希望するスケジュールの番号(コード)をコントロ
ールユニット60または外部装置から入力する(ステッ
プB1)。
【0060】次に、制御部54は、入力したスケジュー
ル番号を識別して、このスケジュール番号で管理されて
いる各種加工条件の設定値をメモリから読み出して、そ
れぞれ所定のレジスタにセットする(ステップB2,B
3)。特に、加工区間[STEP]については最初(第
1)の区間[STEP1]における電流設定値および加
工点数をセットする。
【0061】次に、搬送系ないし位置決め系の外部装置
あるいは人手によって最初の加工点Wをセットする。図
1の電機子の場合は、両電極24,26の間に第1の加
工点W(16i,16j,22)を配置する。そして、
該外部装置あるいは作業者によって起動信号STが入力
されるのを待ち(ステップB5)、この信号STを受け
取ってから1回のヒュージング加工を実行する(ステッ
プB6)。
【0062】1回分のヒュージング加工を終えると、区
間加工点数のカウンタを1つインクリメントする(ステ
ップB7)。そして、『ステッパー・セット』画面で設
定された当該区間[STEP1]のカウント数(NCOUN
T)に達するまで、後続の加工点W(16i,16j,
22)に対して上記と全て同一の加工条件でヒュージン
グ加工を繰り返し施す(ステップB8→B4〜B7→B
8)。
【0063】上記のようにして、第1の区間[STEP
1]に属する所定数の加工点W(16i,16j,2
2)に対するヒュージング加工を終えると、次(第2)
の区間[STEP2]に切り換え、第2の区間[STE
P2]における電流設定値および加工点数をセットする
(ステップB9,B2,B3)。この第2の区間に含まれ
る各加工点W(16i,16j,22)に対しても、電
流設定値が変わっただけで、上記した第1の区間におけ
る各加工点W(16i,16j,22)に対するのと同
様のヒュージング加工を行う。
【0064】後続の区間[STEP3],[STEP
4],‥‥についても、上記と同様の電流設定値の切り
換えを行ったうえで、上記と同様のヒュージング加工を
行う。
【0065】図17に、1回のヒュージング加工動作
(ステップB6)における制御部54の処理手順を示
す。この処理手順のシーケンスは図7の動作シーケンス
に対応している。すなわち、先ず加圧装置78に当該加
工点W(16i,16j,22)に対する加圧を開始さ
せ(ステップC1)、以下順次に初期加圧ディレイ時間
[SQD]、初期加圧時間[SQZ]、第1通電時間
[WE1]、冷却時間[COOL]、第2通電時間[W
E2]、保持時間[HOLD]および開放時間[OF
F]をそれぞれ設定時間だけ計時する(ステップC2〜
C11)。
【0066】第1通電時間[WE1]および第2通電時
間[WE2]では、図8に示すような通電制御によりイ
ンバータ交流波形でヒュージング電流I(i2)を当該
区間[STEP]の設定値に一致させて流す(ステップ
C4,C6)。また、冷却時間[COOL]および第2通
電時間[WE2]は、設定繰り返し回数(nPAL)だけ
繰り返す((ステップC5〜C8)。
【0067】上記したように、本実施例のヒュージング
加工装置では、1組(多数)の加工点に対するヒュージ
ング加工の各種加工条件を加工点の数に関係なく1つの
スケジュールで管理している。特に、所与の加工物にお
ける1組の加工点を所望の数の区間に分割し、通電時間
に流す電流を区間毎に設定し、全区間分の電流設定値を
1つのスケジュールで管理する。したがって、1種類の
被加工物に対して加工品質に多様性をもたせたい場合、
試験加工のため加工条件を何種類か変えてみたい場合、
1台の装置で多種類の被加工物に異なるヒュージング加
工を施す場合等でも、使用するスケジュールの数はさほ
ど多くなく、ユーザはスケジュール管理で煩わされるこ
ともない。
【0068】上記の実施例では、加工点の区間別に独立
した加工条件は電流値だけである。しかし、他の任意の
加工条件たとえば通電時間WE等も区間別に設定可能と
することも可能である。また、各区間における設定値は
上記実施例のような基準値に対する相対値(%値)に限
るものではなく、各設定値そのものの単位(たとえば電
流値の場合はkA)で設定入力してもよい。
【0069】上記した実施例におけるヒュージング加工
装置は、交流波形インバータ式のものであり、ペルチェ
効果や電極の片減りを防止できるうえ、熱効率に優れて
おり、安定した高品質のヒュージング加工を保証するこ
とができる。しかし、本発明は、直流インバータ式ある
いは単相交流式のヒュージング加工装置でも可能であ
る。本発明によるヒュージング加工は、上記した直流モ
ータの電機子以外にも種々の被加工物に適用可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数または多種類の加工点に対するヒュージング加工の
スケジュール管理を効率化し、作業性ないし生産性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直流モータの回転子を示す斜視図である。
【図2】図1の直流モータ回転子の電機子における整流
子片とコイル端部とを接合するためのヒュージング加工
法を示す略側面図である。
【図3】同ヒュージング加工法を示す部分拡大略正面図
である。
【図4】同ヒュージング加工法を示す略正面図である。
【図5】一実施例によるヒュージング加工装置の要部の
構成を示すブロック図である。
【図6】実施例のヒュージング加工装置におけるコント
ロールユニットを示す正面図である。
【図7】実施例のヒュージング加工装置における1回の
ヒュージング加工の基本シーケンスを示す波形図であ
る。
【図8】実施例における交流波形インバータ式の通電方
法を示す波形図である。
【図9】実施例における『スケジュール』画面の表示内
容(初期値)を示す図である。
【図10】実施例のヒュージング加工装置における設定
値入力の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】実施例における『スケジュール』画面上の設
定例の1つを示す図である。
【図12】実施例における『スケジュール』画面上の別
の設定例を示す図である。
【図13】実施例における『ステッパー・セット』画面
(初期値)の表示内容例を示す図である。
【図14】実施例における『ステッパー・セット』画面
上の設定例を示す図である。
【図15】図14の設定例をグラフィクスに置き換えて
表した図である。
【図16】実施例において1つの被加工物に対するヒュ
ージング加工のための制御部の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】実施例において1回のヒュージング加工動作
のための制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12 コア 14 整流子 16 型巻コイル 16i,16j コイル端部 18 整流子片 22 端子部 24,26 電極 30 電源部 36 インバータ 48 トランス 50 電流センサ 54 制御部 56 入力部 58 表示部 60 コントロールユニット 62 ディスプレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の1組の加工点にヒュージング
    加工を順次施すヒュージング加工方法において、 1組の加工点に対するヒュージング加工の加工条件を一
    括して管理するためのスケジュールを1つまたは複数設
    定する段階と、 各々の前記スケジュール毎に前記1組の加工点の各々に
    ついて前記加工条件の所望の値を設定する段階と、 設定された各々の前記スケジュールにつき前記加工条件
    の設定値をメモリに記憶する段階と、 所与の被加工物における1組の加工点について所望の1
    つのスケジュールを選択する段階と、 前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の
    設定値を前記メモリより読み出し、前記所与の被加工物
    における前記1組の加工点の各々に対して各対応する前
    記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実行
    する段階とを有することを特徴とするヒュージング加工
    方法。
  2. 【請求項2】 被加工物の1組の加工点にヒュージング
    加工を順次施すヒュージング加工装置であって、 予め設定した1組の加工点に対するヒュージング加工の
    加工条件を一括して管理するためのスケジュールを1つ
    または複数設定するスケジュール設定手段と、 各々の前記スケジュール毎に前記1組の加工点の各々に
    ついて前記加工条件の所望の値を設定する条件設定手段
    と、 設定された各々の前記スケジュールにつき前記加工条件
    の設定値を記憶する記憶手段と、 所与の被加工物における1組の加工点について所望の1
    つのスケジュールを選択するスケジュール選択信号を入
    力する入力手段と、 前記選択されたスケジュールに対応する前記加工条件の
    設定値を前記記憶手段より読み出し、前記所与の被加工
    物における前記1組の加工点の各々に対して各対応する
    前記加工条件設定値にしたがってヒュージング加工を実
    行するヒュージング加工手段とを具備することを特徴と
    するヒュージング加工装置。
  3. 【請求項3】 前記条件設定手段が、 所定の第1の加工条件について前記1組の加工点に共通
    の値を設定可能とする第1の条件設定部と、 所定の第2の加工条件について前記1組の加工点にそれ
    ぞれ独立した値を設定可能とする第2の条件設定部とを
    具備することを特徴とする請求項2に記載のヒュージン
    グ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記条件設定手段が、 前記1組の加工点を任意の個数毎に複数の区間に分割す
    る区間設定部と、 所定の加工条件について各々の前記区間毎に共通の値を
    設定可能とする区間条件設定部とを具備することを特徴
    とする請求項2に記載のヒュージング加工装置。
  5. 【請求項5】 前記ヒュージング加工手段が、 ヒュージング加工中に少なくとも一方が各々の加工点に
    配置された金属部材に加圧接触する一対の電極と、 商用周波数の交流電圧を直流電圧に変換する整流回路
    と、 ヒュージング加工のための各通電時間中に前記整流回路
    より出力された直流電圧を高周波数のパルス電圧に変換
    するインバータと、 前記通電時間を複数の単位通電期間に分割し、奇数番目
    の各単位通電期間では一方の極性で前記高周波パルスを
    出力し、偶数番目の各単位通電期間では他方の極性で前
    記高周波パルスを出力するように前記インバータを制御
    するインバータ制御手段と、 一次巻線が前記インバータの出力端子に接続されるとと
    もに、二次巻線が前記一対の電極に接続され、前記奇数
    番目の各単位通電期間では一方の極性で二次電流を前記
    電極を介して前記金属部材に流し、前記偶数番目の各単
    位通電期間では他方の極性で二次電流を前記電極を介し
    て前記金属部材に流すトランスとを具備することを特徴
    とする請求項2または4に記載のヒュージング加工装
    置、
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