JP4286477B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各々識別情報を含む複数の図柄を変動表示可能な変動表示手段と、その変動表示手段の表示制御を行なう表示制御手段とを備えた遊技機に関し、例えばパチンコ遊技機に利用して好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技機としてのパチンコ遊技機には、遊技盤上に各々識別情報を含む複数の図柄を変動表示可能な複数の表示領域を有する変動表示装置と、該変動表示装置による変動表示ゲームを開始させる条件を与える始動入賞口とが設けられ、その始動入賞口に遊技球が入賞すると各表示領域において複数の図柄を変動表示させ、所定時間後に変動表示を停止させることで変動表示ゲームを行なうようにしたものが知られている。
この変動表示ゲームは、各々識別情報を含む複数の図柄を変動表示装置の例えば左、中、右の3つの表示領域において、上から下へ移動するように変動表示させることによって行なわれ、変動表示の開始から所定時間経過した時点で、各変動表示領域の変動表示を例えば左、右、中の順に停止させて各々所定の識別情報を停止表示することで停止結果態様を導出するように表示制御される。尚、該停止結果態様は例えば変動表示ゲームの開始当初に予め決定されていて、該複数の変動表示領域の変動表示は、該予め決定されている停止結果態様となるように各識別情報が停止制御されるようになっている。
【0003】
そして、変動表示ゲームが終了した際に複数の変動表示領域の各々に停止表示された識別情報が予め定められた特別表示態様(例えば、「1,1,1」、「2,2,2」・・・等のぞろ目数字の何れか)を形成した場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態が発生し、例えば、遊技盤に設けられている変動入賞装置が開状態に変換することで遊技者が多量の遊技球を獲得可能な状態となる。
また、変動表示ゲームが終了する間際、例えば、左変動表示領域と右変動表示領域の変動表示が停止して、中変動表示領域の変動表示のみが行なわれている時点で、左と右に停止表示された識別情報がリーチ表示態様(例えば、「2,−,2」、−は未停止状態)を形成した場合に、遊技者に特別遊技状態の発生に対する期待感を高めるために、中変動表示領域における変動表示の速度を低速にするとともにその変動表示時間を通常よりも長くするような変動表示(いわゆるリーチ表示)を行なうようにしたものも一般的となっている。
【0004】
さらに、近年においては、変動表示ゲームの期待感を高めるために、変動表示ゲームをリーチ表示態様や特別表示態様とする場合に、その変動表示ゲームが行なわれている間(未だリーチ表示態様が形成される前の全ての変動表示領域が変動表示中の間)に所定のキャラクタ等を変動表示装置に登場させることで、変動表示ゲームがいつもと違ってその後何かが起こることを示唆するような表示を行い、遊技者にリーチ表示態様や特別表示態様の成立を事前に報知するような事前報知機能を備えたものが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような従来の事前報知機能においては、あまりにもその表現が直接的であり遊技内容を単純化してしまいかえって興趣を低下させてしまう虞があった。即ち、変動表示ゲームは本来順に停止する識別情報がどの種類で停止してどのような組合せになるかを楽しむことが遊技者の興味を引き付ける大きな要因であるにもかかわらず、従来の事前報知機能を備えた場合では、変動表示ゲームが停止するよりも前にキャラクタが登場するか否かといった単純な表示だけが重要となってしまい、その後の停止結果態様の形成過程には遊技者が注目しなくなり、変動表示ゲームの本来の楽しみをなくしてしまう虞があった。したがって、このような単純な遊技内容の変動表示ゲームでは長く遊技を継続すると飽きられてしまう虞があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、変動表示ゲームが開始されてからその後の停止結果態様の形成過程を遊技者が注目するような変動表示ゲームを演出することによって変動表示装置を備えた遊技機において変動表示ゲームの本来の興趣を味わうことのできる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、表示部を有する変動表示装置(変動表示装置102)と、始動入賞口への入賞により該変動表示装置の表示部に複数の識別情報を変動表示させることで変動表示ゲームを実行させる表示制御手段(表示制御装置400)とを備え、前記変動表示ゲームの終了により前記変動表示装置の表示部に表示された複数の識別情報が予め定められた特別の組合せ表示態様となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、前記表示制御手段は、前記変動表示ゲームを実行する場合に、複数の変動表示領域における変動表示の開始に際して表示する所定の組合せ表示態様を形成可能な開始表示態様形成手段を備え、該開始表示態様形成手段は、所定の変動表示ゲームを実行する場合に、前記始動入賞口への入賞に基づいて抽出した乱数値を判定することにより決定された当該変動表示ゲームの結果に対応して前記所定の組合せ表示態様を決定し、前記表示制御手段は、変動表示ゲームを連続して実行する場合に、前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から今回の変動表示を開始せずに前記所定の組合せ表示態様に切り換えて、当該所定の組合せ表示態様の表示から今回の変動表示を開始するとともに、前記前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から前記所定の組合せ表示態様に切り換える前に、前記識別情報の表示のないリセット表示を行うようにした。これにより、変動表示ゲームの開始に際して所定の組合せ表示態様が変動表示装置の表示部に予告的に表示されるようになるとともに、リセット表示を行なうことにより、前回の変動表示ゲームから今回の変動表示ゲームへの切り換わりを明確にすることができる。
【0008】
また、前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、リーチを発生させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様をリーチの発生を示唆する態様で形成可能に構成する。これにより、遊技者は所定の組合せ表示態様からリーチの発生を予測することが可能になる。
【0009】
さらに、前記開始表示態様形成手段は、前記リーチの発生を示唆する所定の組合せ表示態様を複数種類形成可能であって、予め決定されている前記変動表示ゲームの結果に応じて前記複数種類のうちの何れか一つを選択する確率がそれぞれ異なるように構成する。これにより、所定の組合せ表示態様の種類に応じて特別の組合せ表示態様の成立に対する期待感が変化することとなる。
【0010】
また、前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、前記特別の組合せ表示態様を成立させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様を前記特別の組合せ表示態様の成立を示唆する態様で形成するように構成する。これにより、遊技者は変動表示の開始に際して表示された所定の組合せ表示態様からゲーム結果である特別の組合せ表示態様の成立を予測することが可能となる。
【0012】
さらに、前記開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を、所定の確率で前記複数の変動表示領域における変動表示を開始する際に表示するようにし、該開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を表示しないと決定した場合には、前回の変動表示ゲームの結果の組合せ表示態様から今回の変動表示を開始するように構成する。これにより、リーチや特別の組合せ表示態様を成立させる場合に、必ずそれに関連した所定の組合せ表示態様が表示されるのが回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用して好適な変動表示装置を備えた遊技機の一例としてのパチンコ機の遊技盤の構成例を示すものである。
図1において、符号100で示されているのは遊技盤であり、この遊技盤100の前面に、下方より発射された遊技球を遊技盤上部に誘導する円弧状のガイドレール101、変動表示ゲームや特別遊技(大当たり遊技)における演出表示(アニメーションゲーム)を行なう表示部を有する変動表示装置としての特別図柄表示器(特図表示器)102、普通電動役物からなり上記変動遊技の起動条件を与える特図始動入賞口103、普通図柄表示器の始動条件を与える普図始動ゲート104,105、アタッカーと呼ばれる変動入賞装置106、一般入賞口107,108,109,110,111、特図始動入賞口への入賞球数を所定数(例えば最大4個)まで記憶する始動記憶手段(RAM)における始動記憶数を表示する特図始動入賞記憶表示器121、変動表示を利用した補助遊技を行なう普通図柄表示器(普図表示器)122、普図始動ゲートへの遊技球の通過により記憶された普図始動記憶数を表示する普図始動記憶表示器123、遊技の演出効果を高める装飾ランプ124,125、打球の流れにランダム性を与える風車と呼ばれる打球方向変換部材126と多数の障害釘(図示略)が設けられている。
【0016】
特に限定されるわけでないが、この実施例では、遊技盤100に設けられた全ての入賞口103〜111のそれぞれに対応してそこへ入賞した球を検出するためにマイクロスイッチや非接触型のセンサからなる入賞センサが設けられている。即ち、特図始動入賞口103の内部には特図始動センサSS1が、普図始動ゲート104,105には普図始動センサSS2,SS3が配置され、変動入賞装置106の内部にはカウントセンサSS5と継続入賞センサSS4、一般入賞口107〜111の内部には入賞口センサSS6〜SS10がそれぞれ配置されている。そして、遊技球がこれらの入賞口に入賞すると、入賞センサSS1,SS4〜SS10から入賞球検出信号が後述の遊技制御装置200へ送られ、遊技制御装置200から排出制御装置300へ賞球数データが送信されて、球排出装置による賞球排出が行なわれるようになっている。
【0017】
ここで、上記普図始動ゲート104,105への通過球が普図始動センサSS2,SS3により検出されると普通図柄表示器122が所定時間変動表示動作されるとともに、その間にさらに普図始動ゲート104,105への通過球が発生するとその球数が記憶され、その記憶数に応じて普図始動入賞記憶表示器123が点灯される。そして、普通図柄表示器122の変動表示が停止したときにその表示内容が所定の態様になると上記普通電動役物からなる特図始動入賞口103が開成される。
【0018】
この開成された特図始動入賞口103あるいは閉成状態の特図始動入賞口103に遊技球が入賞すると特別図柄表示器102が所定時間変動表示動作されるとともに、その間にさらに特図始動入賞口103への入賞球が発生するとその球数が記憶されその記憶数に応じて特図始動入賞記憶表示器121が点灯される。なお、この特図始動入賞記憶表示器121は特別図柄表示器102の上方に配置するようにしてもよい。
【0019】
そして、記憶数が消化される毎に、特図始動入賞記憶表示器121の表示が消灯されて、遊技者に特図始動入賞口103への入賞記憶(始動記憶)が消費(消化)されていることを視覚的に報知する。
【0020】
次いで、特別始動入賞口103への入賞に関連して抽出された乱数値の判定を行なった後に、当該判定結果に対応した停止図柄を導出すべく、特別図柄表示器102における変動表示を開始し、所定時間経た後に前記停止図柄にて停止すべく変動表示を終了する。この変動表示が当たりの乱数値の抽出に基づき実行された場合には、当該変動表示を特別の組合せ表示態様を形成する停止図柄となるように終了させ、この場合には、特別遊技状態が発生し、上記変動入賞装置106が所定時間又は所定入賞球数に達するまで開成される。
【0021】
さらに、上記変動入賞装置106内には一般入賞領域と継続入賞領域とが設けられており、継続入賞領域に遊技球が入賞したことを条件として上記変動入賞装置106の開成動作が所定回数まで繰り返される。
【0022】
遊技盤100における上記のような遊技の進行の制御および遊技制御において使用される乱数の生成は、上記遊技制御装置200が一連のプログラムを実行することによって行なわれる。
【0023】
ここで、図2に基づいて、遊技制御装置200と表示制御装置400の一例を説明する。図2は、遊技制御装置200と表示制御装置400の概略構成を示すブロック図である。
図2に示されているように、遊技制御装置200は遊技に必要な役物制御を行なう半導体集積回路化されたワンチップマイコン(広義のCPU)からなる遊技用マイクロコンピュータ211と、水晶発振子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号を得るクロック生成回路(発振器)212と、各種センサからの信号を受け入れる入力インターフェース213と、ソレノイドなどの駆動手段に対する駆動信号や他の制御装置に対する制御信号を出力したりする出力インターフェース214とを含んで構成される。
【0024】
上記遊技用マイクロコンピュータ211は、演算制御手段としての中央処理ユニット(CPU)と、記憶手段としてROM(リードオンリメモリ)および始動記憶手段としてのRAM(ランダムアクセスメモリ)、割込み制御回路(図示省略)などを内蔵しており、いわゆるアミューズチップ用のICとして製造されている。CPUが行なう遊技進行制御に必要なプログラムや賞球数データはROMに格納されている。
【0025】
遊技制御装置200には、入力インターフェース213を介して、賞球排出流路内の賞球検出センサ304からの信号、前記特図始動入賞口103内の特図始動センサSS1、普図始動ゲート104,105内の普図始動センサSS2,SS3、変動入賞装置106内の継続入賞領域に対応した継続センサSS4と一般入賞領域に対応したカウントセンサSS5、一般入賞口107〜111内の入賞口センサSS6〜SS10からの検出信号などが入力される。
【0026】
一方、遊技制御装置200からは出力インターフェース214を介して、前記普通図柄表示器(普図表示器)122等に対する表示駆動信号、普通電動役物を開閉駆動する普電ソレノイド315の駆動信号、表示制御装置400に対するデータ信号(表示制御情報)、変動入賞装置106の大入賞口を開閉駆動するアタッカーソレノイド(大入賞口ソレノイド)314の駆動信号、排出制御装置300、装飾制御装置500、音制御装置600に対するデータ信号、図示しない遊技店の管理装置に対して大当り発生などのデータを送信する盤用外部端子(データ出力端子)312への信号などが出力される。
【0027】
表示制御装置400は、表示制御用マイクロコンピュータ(CPU)421、遊技制御装置200とのインタフェース回路422、制御用プログラムや固定データを記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)423、制御用CPU421の作業領域を提供したり遊技制御装置200から送られて来たデータや表示データを記憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)424、変動表示装置(特別図柄表示器)102を表示駆動する画像表示コントローラ(VDC)425、表示される画像データを格納したフォントROM426、表示補正を行なうγ補正回路427、RAM424から画像表示コントローラ425へデータをDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送するDMAコントローラ(DMAC)428、水晶発振子の発振信号を分周して所定の周波数のクロック信号を得るクロック生成回路(発振器)429などで構成される。
【0028】
表示制御装置400の表示制御用CPU421には、インターフェース422を介して、前記遊技制御装置200から変動表示コマンドや停止図柄データ、停止コマンドなどの表示制御情報が入力される。前記遊技制御装置200から表示制御情報が入力されるとインターフェース422から制御用CPU421に対して受信割込みがかかり、これに応じて制御用CPU421は受信データ(表示制御情報)をRAM424のバッファ領域に格納する。そして、制御用CPU421は受信データを解析し、例えば変動表示コマンドに基づいて変動表示すべき演出パターン(連続した表示図柄データの集まり)および変動表示時間を決定して、表示する図柄を示すコードや表示位置、スクロールなどのコマンドを生成してRAM424に格納する。そして、上記演出パターンは、変動時間データと対応させたテーブルの形でROM423に予め記憶されている。
【0029】
画像表示コントローラ425は、DMAコントローラ428によってRAM424から転送されて来る上記演出パターンに対応したデータ群を内部のRAMに読み込み展開する。具体的には、図柄を示すコードに応じてフォントROM426内に格納されている文字フォントデータを読み出すとともに表示位置データやコマンドに従って、特図遊技のための識別情報として表示すべき画像データを表示画面と対応させて内部RAMの表示画像格納領域に格納する。
【0030】
その後、画像表示コントローラ425は、内蔵RAMの表示画像格納領域から表示画像データを読み出して順次γ補正回路427へ送り、特別図柄表示器102の表示駆動信号を形成させる。このとき、変動表示のためのスクロールは、コマンドとスクロール速度などのパラメータに従って、画像表示コントローラ425がアドレス演算によって表示すべき画像データの開始位置を変化させることによって行なわれる。
また、画像表示コントローラ425は、表示装置102に対して垂直同期信号V-SYNCと水平同期信号H-SYNCを送る。γ補正回路427は、表示装置の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、表示装置102の表示照度を調整する。表示制御装置400は、開始表示態様形成手段を備える表示制御手段を構成する。
【0031】
次に、図3〜図7を参照しながら、本発明を適用した遊技機における変動表示ゲームの実施態様について説明する。
図3,図4は、変動表示ゲームの第1の実施形態を示す変動表示例の説明図であり、それぞれ特別図柄表示器102の表示部に表示される内容を模式的に示す。
【0032】
図3(a)は、変動表示ゲーム実行中の表示の状態を模式的に示したもので、変動表示ゲーム中は、特別図柄表示器102の左、中、右の3つの表示領域には、それぞれ識別情報を含む複数の図柄が上から下へ移動するように変動表示制御が行なわれる。図3(a)に示されている矢印は、図柄が移動していることと移動の方向を表わしている。
【0033】
図3(b)は、変動表示ゲームの終了時すなわち3つの表示領域にそれぞれ停止図柄P1,P2,P3が表示されている場合を示している。特に限定されるものでないが、この実施形態では、麻雀ゲームに用いられる牌のうちソウズと呼ばれる牌を模した図柄が識別情報(1,2,3……のような数字もしくはそれに相当する情報)を有する図柄として用いられている。図3(b)には、各々識別情報が異なる図柄が表示されているので、このゲーム結果表示はいわゆるハズレ態様を表わしている。
【0034】
図3(c)は、次回の変動表示ゲーム開始直前の表示態様の一例を示すもので、この実施形態では、各表示領域に麻雀ゲームに用いられる牌の裏側の模様を模した図柄PRが表示されている様子(以下、これをリセット表示と称する)を示している。この表示は、例えば1秒のような比較的短い時間行なわれるものである。この表示はこれに限定されるものでなく、表示画面の各表示領域に何ら図柄を表示させないブランク状態を表示させるようにしても良い。このリセット表示を実行することにより、次に行なわれる予告表示を遊技者に注目させることができる。
【0035】
図3(d)は、図3(c)の表示に続いて行なわれる表示態様の一例を示すもので、この実施形態では、前回の変動表示ゲームの結果の組合せ表示態様が切り換えられ、3つの表示領域に表示されている麻雀牌を模した図柄P1〜P3のうち2つの図柄P1とP2が一致している状態すなわちリーチの一態様(リーチの発生を示唆する態様)が表示されている様子を示している。この表示も、例えば1秒のような比較的短い時間行なわれる。また、この表示は、乱数等の抽選により所定の確率で表示させるようにしている。なお、この表示においては、各図柄を上下に揺動表示させるようにしてもよい。図3(d)に示されている矢印は、この揺動表示を意味している。
また、この実施形態では、変動表示を開始する際の表示として、リーチ態様の1つを表示させない場合には、前回の変動表示結果である停止図柄を表示させてから、変動表示を開始するようにしている。前回の停止図柄の代わりに任意のはずれ図柄を表示させてから、変動表示を開始するようにしても良い。このようなリーチ態様を表示させることにより、この後引き続き行なわれる変動表示ゲームの停止態様に対する期待感を高めることができる。
【0036】
図4(e)は、図3(d)の表示に続いて行なわれる表示態様の一例を示すもので、特別図柄表示器102の左、中、右の3つの表示領域において、上記リーチ態様を形成した図柄を各々変動表示の最初の図柄として、それぞれ識別情報を含む複数の図柄が上から下へ移動するように変動表示が開始(低速で開始)された様子を表わしている。図4(f)は、さらに変動表示が高速で行なわれている様子を表わしている。この後、この実施形態では、左、中、右の3つの表示領域の変動表示図柄が左側から順に停止されて行く表示制御が行なわれる。
【0037】
図4(g)は、特別図柄表示器102の3つの表示領域のうち左と中の2つの表示領域の図柄P1,P2が停止された状態を表わしている。しかもこの図4(g)の表示から分かるように、2つの図柄が同一であるので、リーチの一態様が発生していることが分かる。この実施形態の表示制御においては、上記のように、変動表示開始直前の表示を示す図3(d)のように、リーチ態様の1つを表示させてから、各図柄の停止過程でリーチ態様を導出させているので、最初にリーチ態様の1つが表示されたときに、遊技者にリーチ発生に対する期待感を高めることができる。
なお、図4(g)のリーチ演出表示の後は予め変動表示開始時に乱数等により決定した大当たり図柄またはハズレ図柄を停止表示させる制御を実行して、1回の変動表示ゲームが終了する。そして、大当たり図柄が停止表示されたときはその後大当たりゲーム制御が開始される。
【0038】
図4(g)では識別情報が「4」である麻雀パイを用いてリーチ態様の表示をしており、識別情報が「3」である麻雀パイを用いてリーチ態様を予告表示した図3(d)と異なったリーチ態様を表示しているが、図4(g)の状態で図3(d)と同じリーチ態様を表示させるようにしてもよい。そして、このように、図4(g)の状態で図3(d)と同じリーチ態様を表示させた場合には、図4(g)の状態で図3(d)と異なるリーチ態様を表示させた場合に比べて、その後の停止状態で大当たり態様が発生する確率が高くなるような制御を行なうようにしても良い。
【0039】
図5,図6は、変動表示ゲームの第2の実施形態を示す説明図である。
この第2の実施形態の変動表示ゲームは途中まで第1の実施形態の変動表示ゲームと同じである。図5(a)から(c)までは図3(a)〜(c)と同じである。第1の実施形態の変動表示ゲームと異なるのは、図3(c)におけるリセット表示を行なった後、2つの図柄が同じであるリーチ態様を表示させる代わりに、図5(d)のように3つの図柄が同じである大当たりの一態様(特別の組合せ表示態様)を表示させる点と、最終停止状態を示す図6(h)において必ず大当たりの一態様である停止図柄が表示されて大当たりが発生する点にある。この大当たり態様の停止図柄が表示される前には、第1の実施形態と同様に図6(g)のようにリーチ態様を表示させてからリーチ演出表示を行なう。
【0040】
さらに、図6(h)では識別情報が「4」である麻雀牌を模した図柄を用いて大当たり表示態様としているが、識別情報が「3」である麻雀牌を模した図柄(即ち「4」とは異なる図柄)を用いて大当たり態様を予告表示してもよい。この実施例では、図6(h)の状態で図5(d)と同じ大当たり態様を表示させるようにしているが、このように、図6(h)の状態で図5(d)と同じ大当たり態様を表示させた場合には、最初に表示した大当たり停止図柄をさらに変化させて、最終的に最初と異なる図柄の大当たり態様を表示させて変動表示ゲームを終了させるようにしても良い。
【0041】
この制御は、変動表示ゲームを開始する際には、乱数の抽選結果により、リーチを発生させるかや特別の組合せ表示態様を成立させるか等の変動表示ゲームの結果をすでに決定しており、その結果に関連して上記リーチや特別の組合せ表示態様の成立を予告表示(所定の組合せ表示態様の表示)するように行なわれる。
【0042】
なお、この第2の実施形態は、第1の実施形態の代わりとしてではなく、第1の実施形態と組み合わせて行なうようにすることができる。すなわち、図5(c)のリセット表示の次にリーチ態様の表示または大当たり態様の表示またはハズレ図柄(例えば前回の変動表示結果の図柄)のいずれかを表示させるようにすることができる。
さらに、始動入賞口への入賞時点もしくは変動表示ゲームの開始時に行なう乱数の抽選結果で予め最終停止図柄が当たりかハズレかを決定するとともに、ハズレの場合には再度乱数の抽選を行なってその結果でリーチ演出を行なうか行なわないかを決定する場合には、表示制御装置400は例えば次の表1のように、リセット表示の次に行なう際の表示態様の出現確率を制御するようにしても良い。
【0043】
【表1】
【0044】
すなわち、最終的な結果態様が「ハズレ」(リーチが発生しない全てのハズレ)の場合には、表1の(A)欄のように、変動表示ゲームを開始する際に表示する組合せ表示態様の出現割合として、前回の変動表示結果の停止図柄の出現確率を80%とし、図3(d)の予告表示のようなリーチ態様の図柄の出現確率を20%とする。また、最終的な結果態様が「ハズレリーチ」の場合には、表1の(B)欄のように、変動表示ゲームを開始する際に表示する組合せ表示態様の出現割合として、前回の変動表示結果の停止図柄の出現確率を30%とし、リーチ態様の図柄の出現確率を70%とする。さらに、最終的な結果態様が「当たりリーチ」の場合には、表1の(C)欄のように、変動表示ゲームを開始する際に表示する組合せ表示態様の出現割合として、前回の変動表示結果の停止図柄の出現確率を20%、リーチ態様の図柄の出現確率を60%、図5(d)の予告表示のような当たり態様の図柄の出現確率を20%とする。
【0045】
このような出現確率を設定しておくことにより、変動表示ゲームの開始の際に表示された図柄が前回の停止図柄であったとしても当たりが発生するという期待感を遊技者に与えることができるとともに、図3(d)の予告表示のようなリーチ態様の図柄が表示された場合には、当たりが発生するという期待感を遊技者に与えることができる。さらに、図5(d)の予告表示のような当たり態様の図柄が表示された場合には、必ず当たりが発生するという満足感を遊技者に与えることができる。
【0046】
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
第1の変形例は、図3(d)の予告表示において表示されるリーチ態様の図柄として、図7(a),(b),(c)のように3つのパターンを用意しておく、即ちリーチの発生を示唆する組合せ表示態様を複数種類形成可能とするとともに、最終的な結果態様が「ハズレ」と「ハズレリーチ」と「当たりリーチ」の場合に上記3つのパターンの出現確率を次の表2のように設定しておくものである。これにより、図3(d)の予告表示において図7(b)のパターン2が表示されたときは図7(c)のパターン3の場合よりも大当たりの発生への期待感を高め、図7(a)パターン1が表示されたときはパターン2の場合よりもさらに大当たりの発生への期待感を高めることができる。
【0047】
【表2】
【0048】
なお、本実施例においては、このような確率制御は、表示制御装置400において行なっているが、遊技制御装置200における処理により行なうようにしても良い。確率制御を遊技制御装置200において行なう場合には、遊技制御装置200が上記表2のように設定された3つのパターンの出現確率に従って図3(d)の予告表示において表示するパターン(所定の組合せ表示態様)を選択し、該遊技制御装置200から「ハズレ」または「ハズレリーチ」もしくは「当たりリーチ」を指示するコマンドと共に上記パターンの何れかを指定するコマンドもしくはコードを表示制御装置400へ送るようにする。この場合には、遊技制御装置200と表示制御装置400とにより表示制御手段が構成される。
また、確率制御を表示制御装置400において行なう場合には、遊技制御装置200から送られる「ハズレ」または「ハズレリーチ」もしくは「当たりリーチ」を指示するコマンドに基づいて、表示制御装置400が、表2のように設定された3つのパターンの出現確率に従って図3(d)の予告表示において表示するパターンを選択するようにすればよい。
【0049】
第2の変形例は、図4(g)および図6(g)において行なうリーチ演出のパターンとして、例えば3つのパターンA,B,Cを用意しておくとともに、乱数の抽選による最終的な結果態様が「ハズレ」と「ハズレリーチ」と「当たりリーチ」の場合に上記3つのパターンの出現確率を次の表3のように設定しておくものである。これにより、図4(g)または図6(g)のリーチ演出においてリーチパターンBの演出表示がなされたときはリーチパターンAの場合よりも大当たりの発生への期待感を高め、リーチパターンCの演出表示がなされたときはリーチパターンBの場合よりもさらに大当たりの発生への期待感を高めることができる。
【0050】
【表3】
【0051】
なお、リーチパターンA,B,Cとしては、例えば麻雀牌の「ソウズ」を模した図柄を用いたもの、「ピンズ」を模した図柄を用いたもの、「マンズ」を模した図柄を用いたものや、識別情報や図柄の大きさを大、中、小としたもの、識別情報や図柄の色を変えたものなどが考えられる。このような確率制御も、遊技制御装置200において行なっても良いし、表示制御装置400における処理により行なうことができる。表示制御装置400において行なう場合には、遊技制御装置200から送られる「ハズレ」または「ハズレリーチ」もしくは「当たりリーチ」を指示するコマンドに基づいて、表示制御装置400が、表3のように設定された3つのリーチパターンの出現確率に従って図4(g)または図6(g)で行なうリーチ演出パターンを選択するようにすることができる。
【0052】
また、表4のように、変動表示ゲーム開始時の組合せ表示態様のパターンに応じてリーチパターンA,B,Cのそれぞれの出現確率を設定するようにしても良い。このようにリーチパターンを設定し、かつ表2のようにリーチパターンに応じて上記開始時の組合せ表示態様(予告表示パターン)の出現確率を設定すれば、リーチパターンと当たりの発生確率を関連させることができる。
【0053】
【表4】
【0054】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、前記実施形態においては、変動表示開始時の予告表示の前に麻雀牌の裏面の模様を模した図柄をリセット表示を行なっているが、変動表示開始時に前回の変動表示結果である停止図柄を表示させる場合には、リセット表示を省略するようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、表示制御手段は、変動表示ゲームを実行する場合に、複数の変動表示領域における変動表示の開始に際して表示する所定の組合せ表示態様を形成可能な開始表示態様形成手段を備え、該開始表示態様形成手段は、所定の変動表示ゲームを実行する場合に、前記始動入賞口への入賞に基づいて抽出した乱数値を判定することにより決定された当該変動表示ゲームの結果に対応して前記所定の組合せ表示態様を決定し、前記表示制御手段は、変動表示ゲームを連続して実行する場合に、前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から今回の変動表示を開始せずに前記所定の組合せ表示態様に切り換えて、当該所定の組合せ表示態様の表示から今回の変動表示を開始するとともに、前記前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から前記所定の組合せ表示態様に切り換える前に、前記識別情報の表示のないリセット表示を行うようにしたので、変動表示ゲームの開始に際して表示する所定の組合せ表示態様が変動表示装置の表示部に予告的に表示されるようになり、これにより、遊技者は変動表示ゲームの結果に対して様々に想像力を働かせることとなり、遊技内容をより奥深いものにして遊技に対する興趣を向上させることができる。また、リセット表示を行なうようにしたので、前回の変動表示ゲームから今回の変動表示ゲームへの切り換わりを明確にすることができるとともに、表示されている組合せ表示態様が前回の停止表示態様のものか開始表示態様形成手段が形成したものなのかを明確に認識することができる。
【0056】
請求項2に係る発明によれば、前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、リーチを発生させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様をリーチの発生を示唆する態様で形成可能としたので、遊技者は所定の組合せ表示態様からリーチの発生を予測することとなり、遊技に対する興趣を向上させることができ、この所定の組合せ表示態様からリーチの発生を事前に予測できた場合には利益(賞球)獲得に対する期待感を高めることができる。
【0057】
請求項3に係る発明によれば、前記開始表示態様形成手段は、前記リーチの発生を示唆する所定の組合せ表示態様を複数種類形成可能であって、予め決定されている前記変動表示ゲームの結果に応じて前記複数種類のうちの何れか一つを選択する確率がそれぞれ異なっているので、所定の組合せ表示態様の種類に応じて特別の組合せ表示態様の成立に対する期待感が変化することとなり、より遊技内容が多彩になり興趣が向上する。
【0058】
請求項4に係る発明によれば、前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、前記特別の組合せ表示態様を成立させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様を前記特別の組合せ表示態様の成立を示唆する態様で形成可能としたので、遊技者は変動表示の開始に際して表示された所定の組合せ表示態様からゲーム結果である特別の組合せ表示態様の成立を予測することが可能となり、これにより遊技に対する興趣を向上させることができ、この所定の組合せ表示態様から特別の組合せ表示態様の成立を事前に予測できた場合には利益(賞球)獲得に対する期待感を極めて高めることができる。
【0060】
請求項5に係る発明によれば、前記表示制御手段は、前記開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を、所定の確率で前記複数の変動表示領域における変動表示を開始する際に表示するようにし、該開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を表示しないと決定した場合には、前回の変動表示ゲームの結果の組合せ表示態様から今回の変動表示を開始するようにしたので、リーチや特別の組合せ表示態様を成立させる場合に、必ずそれに関連した所定の組合せ表示態様を表示させるのではないので、遊技者の注目が所定の組合せ表示態様ばかりに向けられることを防止でき、前回の変動表示ゲームの停止結果態様から変動表示が開始した場合でも期待感が低下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な遊技機の一例としてのパチンコ機の遊技盤の構成例を示す正面図である。
【図2】上記遊技盤の裏面を含むパチンコ機の裏側に設けられる制御系全体の構成例を示すブロック図である。
【図3】変動表示ゲームの第1の実施形態の前半部分を示す説明図である。
【図4】変動表示ゲームの第1の実施形態の後半部分を示す説明図である。
【図5】変動表示ゲームの第2の実施形態の前半部分を示す説明図である。
【図6】変動表示ゲームの第2の実施形態の後半部分を示す説明図である。
【図7】変動表示ゲームの変形例における予告表示の組合せ表示態様(リーチ態様の図柄)の例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 遊技盤
101 ガイドレール
102 特別図柄表示装置(変動表示装置)
103 特図始動入賞口
104,105 普図始動ゲート
106 変動入賞装置
107,108,109,110,111 一般入賞口
121 特図始動入賞記憶表示器
122 普通図柄表示器
123 普図始動入賞記憶表示器
124,125 装飾ランプ
126 打球方向変換部材
200 遊技制御装置
211 遊技用マイクロコンピュータ
212 クロック生成回路
213 入力インターフェース
214 出力インターフェース
300 排出制御装置
500 装飾制御装置
600 音制御装置
304 賞球検出センサ
314 アタッカーソレノイド(大入賞口ソレノイド)
315 普通電動役物駆動ソレノイド(普電ソレノイド)
400 表示制御装置(表示制御手段、開始表示態様形成手段)
421 表示制御用マイクロコンピュータ
422 インタフェース回路
423 リード・オンリ・メモリ
424 ランダム・アクセス・メモリ
425 画像表示コントローラ
426 フォントROM
427 γ補正回路
428 DMAコントローラ
429 クロック生成回路
Claims (5)
- 表示部を有する変動表示装置と、始動入賞口への入賞により該変動表示装置の表示部に複数の識別情報を変動表示させることで変動表示ゲームを実行させる表示制御手段と、を備え、前記変動表示ゲームの終了により前記変動表示装置の表示部に表示された複数の識別情報が予め定められた特別の組合せ表示態様となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記表示制御手段は、前記変動表示ゲームを実行する場合に、前記変動表示装置の表示部における変動表示の開始に際して表示する所定の組合せ表示態様を形成可能な開始表示態様形成手段を備え、
前記開始表示態様形成手段は、所定の変動表示ゲームを実行する場合に、前記始動入賞口への入賞に基づいて抽出した乱数値を判定することにより決定された当該変動表示ゲームの結果に対応して前記所定の組合せ表示態様を決定し、
前記表示制御手段は、変動表示ゲームを連続して実行する場合に、前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から今回の変動表示を開始せずに前記所定の組合せ表示態様に切り換えて、当該所定の組合せ表示態様の表示から今回の変動表示を開始するとともに、前記前回の変動表示ゲームの結果としての組合せ表示態様から前記所定の組合せ表示態様に切り換える前に、前記識別情報の表示のないリセット表示を行うようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、リーチを発生させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様をリーチの発生を示唆する態様で形成可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記開始表示態様形成手段は、前記リーチの発生を示唆する所定の組合せ表示態様を複数種類形成可能であって、予め決定されている前記変動表示ゲームの結果に応じて前記複数種類のうちの何れか一つを選択する確率がそれぞれ異なっていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記開始表示態様形成手段は、前記予め決定されている変動表示ゲームの結果が、前記特別の組合せ表示態様を成立させる結果であった場合に、前記所定の組合せ表示態様を前記特別の組合せ表示態様の成立を示唆する態様で形成するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項3の何れかに記載の遊技機。
- 前記表示制御手段は、前記開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を、所定の確率で前記複数の変動表示領域における変動表示を開始する際に表示するようにし、該開始表示態様形成手段が形成する所定の組合せ表示態様を表示しないと決定した場合には、前回の変動表示ゲームの結果の組合せ表示態様から今回の変動表示を開始するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の遊技機。
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