JP4286270B2 - タイル剥落防止用連結材 - Google Patents

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本発明は、既存タイルの剥落防止用連結材に関し、特にコンクリート造りのタイル貼り建築物のタイルの剥落事故防止に寄与する剥落防止用連結材に関するものである。
従来の技術としては、コンクリート建築物の既存タイルが温度変化や乾湿等による収縮の影響で接着強度が低下し、剥落が発生する。そのまま放置すると地震時の動きや、強風時の負圧により剥がれ落ち物損事故はもとより人命に関わる大事故となる虞れがあるという問題があった。
また、セメント成型押出型材等の外観を考え、直接タイルを貼り付ける工法まで発生している。現状の工法は概してタイルの剥落にピンを使用するケースが目立つが、剥落の場合は、ピンが躯体に残りモルタルやタイルだけが剥落し、ピンが躯体に残っている現実は、対ピンの引抜き強度を誇張し効果があるように印象付けしている傾向があるが、本来必要な強度は、面外にピンと同体で落ちる強度を公開し、補強する工法が必要な点である。
そこで、従来これらの対処方法として(1)浮きタイル部を撤去し張り替える工法(2)ピンニングと接着剤の注入工法(3)画鋲ピン式工法(4)ピンネット工法等があるが、これらには下記のような問題があり、補修の目的を充足するには至らなかった。
また、既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って連続して穿孔したピンニング孔、並びに該ピンニング孔を中心に既存目地モルタルをタイルの木口が露出するまで横一文字状に溝を刻設し、該ピンニング孔と横一文字溝部位に納まる形状、すなわちフレキシビリティを有するステンレス鋼等の鋼板材をピンセット状の二股形状に形成し、その先端部は広がる方向に付勢するように折り曲げ、その折り曲げた張り出し部の形状を角おとしの長方形状に成形したことを特徴とするタイル剥落防止用連結材。(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開2001−323638号公報(特許請求の範囲の欄、実施例の欄の段落{0017}〜{0022}、及び図1を参照)
前記従来技術においては、
(1)浮きタイルを撤去し張り替える工法
浮きタイル部の撤去作業が危険であるばかりでなく、張り替え部分に違和感が生じ、また補修後にも剥がれるという問題が残る。
(2)ピンニングと接着剤の注入併用工法
タイル面へのピンニング孔の穿孔が困難につき、一般には目地部からのピンニング作業になるためタイルと目地モルタルとの接着強度如何に左右されることになる。また、接着剤の注入も目地からの作業につきタイルの裏足が障害となって、タイル裏面には接着剤が廻らないので信憑性に欠ける点が多い。
(3)画鋲ピン式工法
タイルの中心部にピンニング孔を穿孔し画鋲形状または筒状アンカーのピンを挿入固定する剥落防止工法で効果はあるが、タイル表面にピンの頭部が存在し、色も異色になるので美観を損ねる。
また、ピンニング孔の穿孔に特殊な機器を必要とするため工賃が嵩み一般的ではない。
その他、タイル毎に穴をあけるため穿孔数が多くなり中には穿孔の衝撃でタイルが欠損する場合も生じる。
(4)ピンネット工法
最近流行り出した剥落防止工法であるが、タイル面が隠蔽されてしまうので意匠性が変わってしまう。また大型タイルには理論的に適合しない工法である。
特開2001−323638号公報に開示されている従来技術においては、タイル間の目地部にコンクリート躯体まで縦孔をあけ、さらに既存目地部に横一文字状の溝を刻設し、この縦孔及び横一文字状溝にエポキシ樹脂を充填し、この縦孔、横一文字状溝にピンセット状(略T字状)の連結材を差し込んでタイル剥落を防止するものが開発されているが、この従来技術の場合は、タイルの交差部の目地部に連結材の足の入る縦孔をあける際に、目地部が狭いため、タイルの角部を削りとってしまい美観にとって、きれいな仕上がりにならない。また、横一文字状溝の削りも縦孔の中心部にうまく位置するように削ることは、極めて困難なため、しかもピンセット状連結材の張り出し部の幅が、目地部の幅に対して幅広なため、溝幅は広く削りとることになり、タイル面を削りとってしまうことになる。
また、タイルの目地は、タイルの平行・垂直方向にきれいに貼るように努力しても狭い所と広い所が存在し、真一文字にきれいに削り取ることは難しい。
しかも、縦孔の穿孔と、横一文字状溝の刻設との2工程処理を行わなければならないため、コストに与える影響は大変に大きく、コストアップにつながってしまう。
この連結材の挿入する孔・溝を如何に早く確実に安価に作り上げるかが、タイル剥落防止工事の鍵といっても過言ではない。
また、コンクリート躯体にタイルを貼り付ける場合、タイルの不陸、接着等を調整するため、一定厚のモルタルを塗付け、その表面にタイル等を貼り付けて施工していたが、調整工法、タイルの接着剤等の技術が向上したことにより、調整モルタルを省略したり、10mm以下の調整モルタル厚の極めて薄い工法が採用されるようになった。このような場合にも摘要できるようにするものである。
何故なら、最近の建物でさえ、45mm×90mm等のタイルが剥落する事故が発生しており、今後も発生する可能性があることから、解決が望まれている。
本発明は、これらのような事情に鑑み、下記するように、上述した問題を解決することを目的とするものである。
(1)縦孔の穿孔を省略し、横または縦一文字状溝だけの刻設で済み、タイルの側面をきれいに削り出し、タイル側面の接着を確実に確保し、平板の連結具で躯体内に埋め込むことで確実にタイル剥落を防止できるものである。
(2)また作業にあたっては、タイルにピンニングするものではないため、横または縦一文字溝の刻設は回転式の電動カッターや、Uカット用サンダー等で行え、回転刃のアールを利用し、カッターを前後左右に動かすことなく、タイル側面をきれいにするだけでよい。また、深さについても、ストッパー(目印)まで削り下げれば、その部分にエポキシ樹脂等の接着剤をその溝に充填し、その寸法に合った略半円形板状の連結材を挿し込むことによって落下防止が可能になり、後に目地モルタルを充填し、仕上げれば落下防止処理ができ、容易に作業ができるので専用機器並びに専門職を必要としないので経済的である。
(3)目地からの作業で済むため、タイルの外観を損うことがない。特に、45mm×90mmのタイルは施工上、目地幅が2mm程度と狭い場合が多い。
(4)イモ目地ではタイル4枚を、ウマ目地ではタイル3枚を1枚の略半円形状、略2等辺3角形状、平板連結材ですむので、タイル1枚当たりの補修工賃が安くつく。
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのタイル剥落防止用連結材であり、次のようなものである。
既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って既存目地モルタルを削り出しタイルの木口を露出し、コンクリート躯体の一部まで達する横一文字状または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位に納まる形状、すなわちステンレス鋼等の鋼板材を直径の長さの半分以下の高さを有する略半円形板に形成し、横または縦一文字溝に挿入したタイル剥落防止用連結材の上部になる長辺の中央部、または中央部と、その中央部を挟んで複数個の切り欠き部を形成して、仕上げ時に目地部を凹ませることができる構成である。
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのタイル剥落防止用連結材であり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記略半円形板に平面から見て表裏に凹凸部を形成する構成である。
上記課題を解決するための本発明の第3発明は、請求項3に記載された通りのタイル剥落防止用連結材であり、次のようなものである。
既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って既存目地モルタルを削り出しタイルの木口を露出し、コンクリート躯体の一部まで達する横一文字状または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位に納まる形状、すなわちステンレス鋼等の鋼板材を3角形の底辺の長さの半分以下の高さを有する2等辺3角形板に形成し、横または縦一文字溝に挿入したタイル剥落防止用連結材の上部になる長辺の中央部、または中央部と、その中央部を挟んで複数個の切り欠き部を形成して、仕上げ時に目地部を凹ませることができる構成である。
上記課題を解決するための本発明の第4発明は、請求項4に記載された通りのタイル剥落防止用連結材であり、次のようなものである。
請求項3に記載の発明に加えて、前記2等辺3角形板に平面から見て表裏に凹凸部を形成する構成である。
本発明に係るタイル剥落防止用連結材は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)略半円形、略2等辺3角形板状のタイル剥落防止用連結材を使用して既存浮きタイルの剥落防止工法を施工することにより、既存浮きタイルがイモ目地ではタイル4枚の接続している交点の目地部に、またウマ目地ではタイル3枚の接続している目地部にそれぞれ横または縦一文字溝を刻設し、そこにピンニング用エポキシ樹脂を注入し、さらに該剥落防止用連結材を挿入することによりエポキシ樹脂の接触面積が大きく、タイルの剥落を防止できるもので、イモ目地ではタイル4枚が、ウマ目地ではタイル3枚が1枚の連結材で連結が計れる。
(2)一方、躯体コンクリート内まで横または縦一文字状溝を刻設し、この溝内にエポキシ樹脂を充填し、略半円形、略2等辺3角形板状の連結材を挿入して固着することで、接触面積を多くし、しかも縦孔を穿孔する必要がなく、横または縦一文字状溝を刻設するだけで、タイル剥落防止を可能にしたものである。
(3)以上のことから、該剥落防止用連結材を採用することにより、浮き既存モルタル層の剥落防止にも寄与することができる。
(4)連結材の中央に略矩形の切り欠き部を形成することで、仕上げの目地処理の際、指等で目地形状に合わせて凹部になるようにすることで、はっきりした目地形状が形成できる。
(5)タイル剥落防止用連結材の表面から見て、表裏に凹凸部を形成したことにより、連結材の厚みを薄いものにしても、凹凸部が横または縦一文字状の溝の幅が少し大きくても納めた際、斜めに倒れることがなく、エポキシ樹脂を充填した場合、両側に平均に充填されるので、極めて安定した状態でタイル剥落防止を可能にできるものである。
既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って既存目地モルタルを削り出しタイルの木口を露出し、コンクリート躯体の一部まで達する横または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位に納まる形状、すなわちステンレス鋼等の鋼板材を直径の長さの半分以下の高さを有する略半円形板に形成し、横または縦一文字溝に挿入したタイル剥落防止用連結材の上部になる長辺の中央部、または中央部と、その中央部を挟んで複数個の略矩形の切り欠き部を形成して、仕上げ時に目地部を凹ませることができ、さらに平面から見て表裏に凹凸部を形成したタイル剥落防止用連結材。
以下、本発明について添付図面を参照し、いくつかの実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施例を示す。既存タイルの剥落防止用連結材1は図1に良く示されているように薄い厚さ、例えば約1mmの平板状のステンレス鋼材等からなり、直径の長さの半分以下の高さを有する略半円形板の形状、例えばコンクリート躯体内まで届く回転刃の直径と同一の円形板を形成し、その中心から適宜の幅部分でカットして、高さが円直径の長さより半分以下の長さになるように略半円形板を形成する。これは、アンカー効果をアップするため、タイル側面の接触面積を大幅にアップするために、略半円形板状の連結材を立てて横または縦一文字状溝に挿し込むようにしたものである。
以上のような構成の連結材にすることで従来のように足部を挿入する縦孔を穿孔する必要がなく、目地部の横または縦一文字状溝の切り込みのみで、この溝部にコンクリート躯体部内まで略半円形板の連結材を挿入することでアンカー効果を奏するものである。
また、従来、タイルの大きさ・貼り方・目地の取り方が限られていたが、現在は、タイルの種類の増加により目地幅の取り方が狭くなっている。
さらに、従来のタイル貼りは、下地に調整のモルタル塗り厚があったが、建築技術の向上により、殆どの建物でモルタル塗り厚が薄くなり、接着作業で代行する建物が増えている。また、建築機械メーカーの技術も向上し、溝の切削幅を薄く削る機械、エポキシ樹脂を薄く注入する機械、2液を混合して直接注入できる機械が市中に出回っているため、従来考えられなかった工法が可能になってきている。
次に、前記図1で示した剥落防止用連結材1を用いて既存浮きタイルの剥落防止工法について図4に基づいて説明する。
既存タイル貼りの目地がイモ目地ではタイル4枚の接続点の目地、ウマ目地ではタイル3枚の接続点の目地部にそれぞれコンクリート躯体内にまで到達する剥落防止用連結材1を隣接するタイルの木口部分を露出するまで既存目地モルタルを横または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位にエポキシ樹脂を注入し、該剥落防止用連結材1を挿入することで剥落防止用連結材1にエポキシ樹脂が充填され、隣接するタイルとの連結が計れる。一方、コンクリート躯体に対しても表面積の大きい略半円形板とエポキシ樹脂の相乗効果により物理的・化学的にタイル層をコンクリート躯体に結束させることが考えられる。
また、浮きモルタルの剥落防止工法を採用した場合について説明すると、補修すべき既存タイルのモルタル層の浮き部位に、面積あたり均等となるように所定間隔で浮きモルタルの表層よりコンクリート躯体に連通する横または縦一文字溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位にエポキシ樹脂を注入し、表面積の大きい略半円形板の剥落防止用連結材1を挿入することで剥落防止用連結材1にエポキシ樹脂が接着され浮きモルタル層の保持を確実にするものである。
すなわち、剥落防止用連結材1の形状として、ステンレス鋼等の鋼板材から形成した略半円形板によりエポキシ樹脂の接触面積を多くし、なおかつ既存タイル貼りの目地部で連結できるので、タイル自体を傷付けることがなく、しかも剥落を確実に防止できるものである。
次に、図2に基づいて、第二実施例について詳細に説明する。
図1の実施例との違いは、略半円形板に換えて、薄い金属板からなる3角形で底辺の長さに対して、高さが1/2以下の2等辺3角形板である。
次に、図3に基づいて、第三実施例について詳細に説明する。
本願発明のタイル剥落防止用連結材の底辺の中央部に1ヶ所(図3のイ参照)、あるいはその中央部と左右に複数ヶ所(図3のロ参照)の略矩形の切り欠き部を形成する。なお、この図3に示した連結材は、図1に示す略半円形板のものに切り欠き部を形成したものであるが、図2に示す2等辺3角形板に同様に切り欠き部を形成することはいうまでもない。
次に、図5に基づいて、第四実施例について詳細に説明する。
本願発明の第一実施例である略半円形板タイル剥落防止用連結材を表面から見て表裏に凹凸部7(図5では波形の凹凸)を形成する。なお、この凹凸部7は、波形だけではなく三角山形や、四角山形の凹凸でも良く、厚みを補完するものであれば色々な形状を採用することができる。
また、図5では第一実施例の略半円形板のタイル剥落防止用連結材について説明したが、第二、第三実施例の3角形のもの、切り欠き部2を形成したものにも同様に凹凸部7を形成することも考えられる。
前記のように、凹凸部7を形成することで横または縦一文字溝の溝幅が大きく、タイル剥落防止用連結材の板厚が薄い場合でも、横または縦一文字溝にタイル剥落防止用連結材を挿入した場合、隙間がほとんどない状態になるので、斜めに傾倒することがなく、確実に安定した状態でエポキシ樹脂でタイル剥落防止用連結材を溝内にセットできる。
矩形のタイルであれば、そのタイルの大きさに合わせた大きさの連結材を用意することで、全ての矩形タイルに対応できる。
本発明の第一実施例であるタイル剥落防止用連結材を示す正面図である。 本発明の第二実施例であるタイル剥落防止用連結材を示す正面図である。 本発明の第三実施例であるタイル剥落防止用連結材で、(イ)は中央部に1ヶ所略矩形状の切り欠き部を形成したもの、(ロ)は中央部の他複数ヶ所略矩形状切り欠き部を形成したものを示す正面図である。 本発明のタイル剥落防止用連結材を使用してタイルの剥落を防止した状態を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は断面図である。 本発明の第四実施例であるタイル剥落防止用連結材で、(イ)は正面図、(ロ)は表面図である。
符号の説明
1・・・・剥落防止用連結材 2・・・・切り欠き部
3・・・・目地部 4・・・・タイル
5・・・・調整モルタル 6・・・・躯体
7・・・・凹凸部

Claims (4)

  1. 既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って既存目地モルタルを削り出しタイルの木口を露出し、コンクリート躯体の一部まで達する横一文字状または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位に納まる形状、すなわちステンレス鋼等の鋼板材を直径の長さの半分以下の高さを有する略半円形板に形成し、横または縦一文字溝に挿入したタイル剥落防止用連結材の上部になる長辺の中央部、または中央部と、その中央部を挟んで複数個の切り欠き部を形成して、仕上げ時に目地部を凹ませることができるようにしたことを特徴とするタイル剥落防止用連結材。
  2. 前記略半円形板に平面から見て表裏に凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のタイル剥落防止用連結材。
  3. 既存タイル貼りの目地表面よりコンクリート躯体に向って既存目地モルタルを削り出しタイルの木口を露出し、コンクリート躯体の一部まで達する横一文字状または縦一文字状に溝を刻設し、該横または縦一文字溝部位に納まる形状、すなわちステンレス鋼等の鋼板材を3角形の底辺の長さの半分以下の高さを有する2等辺3角形板に形成し、横または縦一文字溝に挿入したタイル剥落防止用連結材の上部になる長辺の中央部、または中央部と、その中央部を挟んで複数個の切り欠き部を形成して、仕上げ時に目地部を凹ませることができるようにしたことを特徴とするタイル剥落防止用連結材。
  4. 前記2等辺3角形板に平面から見て表裏に凹凸部を形成したことを特徴とする請求項3に記載のタイル剥落防止用連結材
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