JP4285323B2 - 高分子化合物の処理方法及びその装置 - Google Patents

高分子化合物の処理方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4285323B2
JP4285323B2 JP2004149230A JP2004149230A JP4285323B2 JP 4285323 B2 JP4285323 B2 JP 4285323B2 JP 2004149230 A JP2004149230 A JP 2004149230A JP 2004149230 A JP2004149230 A JP 2004149230A JP 4285323 B2 JP4285323 B2 JP 4285323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
polymer compound
extruder
drug
reaction vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004149230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005330364A (ja
Inventor
敏晴 後藤
孝則 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2004149230A priority Critical patent/JP4285323B2/ja
Priority to CNB2004100805702A priority patent/CN100357345C/zh
Priority to US10/958,730 priority patent/US7186794B2/en
Priority to KR20050041372A priority patent/KR100610289B1/ko
Publication of JP2005330364A publication Critical patent/JP2005330364A/ja
Priority to US11/618,130 priority patent/US7371808B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4285323B2 publication Critical patent/JP4285323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J11/00Recovery or working-up of waste materials
    • C08J11/04Recovery or working-up of waste materials of polymers
    • C08J11/10Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation
    • C08J11/18Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with organic material
    • C08J11/22Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with organic material by treatment with organic oxygen-containing compounds
    • C08J11/24Recovery or working-up of waste materials of polymers by chemically breaking down the molecular chains of polymers or breaking of crosslinks, e.g. devulcanisation by treatment with organic material by treatment with organic oxygen-containing compounds containing hydroxyl groups
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

本発明は、高分子を変性反応、分解反応、架橋ポリマーの架橋点又は分子鎖を切断して熱可塑性樹脂又はワックスとする高分子化合物の処理方法及びその装置に係り、特に、押出機を用いて高分子加工物と超臨界状態の薬剤を反応させる新規な高分子化合物の処理方法及びその装置に関するものである。
近年、環境問題が重要となる中で、廃棄物処理費用が年々高くなっている。高分子についても再生再利用の気運が高まっている。こうした動きの中で、熱可塑性樹脂は加熱すれば流動性を増して再度成形可能であることから、マテリアルリサイクルが進みつつある。しかしその一方で、熱硬化性樹脂や架橋ポリマー、ゴムなどは、加熱しても分子の三次元的なネットワークのために流動化が生じず、成形ができないのでマテリアルリサイクルが困難である。このため、一部でサーマルリサイクルが行なわれている他は、多くの場合が埋立等の廃棄処分に供されている。
このような熱硬化性樹脂や架橋ポリマーについても、マテリアルリサイクルを実施しようとする動きが高まり、これを可能とする技術も現れつつある。例えば、分子中の三次元ネットワーク構造を崩して、熱可塑性とし、これを再利用する方法や、ポリマーの主鎖を切って低分子化することでワックス化し、これを樹脂への添加剤として再利用することが考えられている。
こうした手法を実用規模とするには、ポリマーを連続的に処理するプロセスが必須であり、これには押出機の使用が適している。安定な熱硬化性樹脂や架橋ポリマーの分子中の三次元ネットワークを崩して熱可塑化するためには、熱や圧力が必要であるが、押出機を用いると、これに必要な条件を容易に得ることができる。ワックス化の場合も同様である。また、熱可塑化する場合には、熱硬化性樹脂又は架橋ポリマーと共に熱可塑性樹脂や薬剤を添加することが多いが、押出機を用いることによって、こうした添加物を容易に導入することもできる。
例えば、特許文献1では、架橋ポリエチレンと水とを押出機に供給し、水が押出機内で超臨界又は亜臨界となる条件、すなわち、温度200〜1000℃、圧力2〜100MPaで押出し、熱可塑性材料とする方法が示されている。
特許文献2では、架橋ポリマーを押出機より押出し高温高圧流体と共に反応器に導入して反応物を生成し、その反応物を分離機に導入して反応物と高温流体とに分離し、その反応物を押出機にて外部に排出することが示されている。
特開2001−253967号公報 特開2002−249618号公報
特許文献1では水が化学反応によって熱硬化性樹脂又は架橋ポリマーを熱可塑化する薬剤として作用している。しかしこれらの従来例では、反応薬剤と熱硬化性樹脂を混合した後にそれらを分離する有効な手段が示されていない。
一方、特許文献2では、反応薬剤と熱硬化性樹脂を混合した後にそれらを分離するために、ポリマーとガスの混合物を分離するための分離槽を設けている。しかし、この方法は押出機を立体的に配置する必要があり、高コストである。また、分離槽に出たポリマーが分離槽に付着した場合、これらをスムーズに脱気用押出機に供給することが難しかつた。
本発明の目的は、反応容器からポリマーを取り出す際に、排出される薬剤の気化によって膨張することによる突発的な圧力変動が脱気用押出機による高分子処理物の成形に及ぶことを防ぎ、かつ、安定してガスを樹脂から脱気し、脱気用押出機への材料供給量の変動及び成形むらが少ない連続的かつ均質な成形が可能な高分子処理方法とその装置を提供することにある。
本発明は、前述の問題に鑑み、反応薬剤と樹脂の混合物から反応薬剤のガスを脱気して、再生樹脂を連続的に成形するための技術を種々検討することによってなされたものである。
すなわち、請求項1の発明は、高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応容器内で反応させ、高分子処理物を生成する方法において、反応容器からの薬剤を含む高分子処理物を減圧して脱気用押出機に導入し、その脱気用押出機の上流側に、上記反応容器の体積の1倍以上の体積を有するベントボックスを接続し、脱気用押出機に供給された高分子処理物中に含まれる薬剤等をベントボックスに導入して分離した後、高分子処理物を脱気用押出機から押し出すとともに、上記ベントボックスにおいて薬剤を分離した後その薬剤から不純物を分離し、該不純物を分離した薬剤を貯蔵し、上記高分子化合物の投入位置から上記反応容器側へ高分子化合物を供給するための高分子材料供給用押出機に導入することを特徴とする高分子化合物の処理方法である。
請求項2の発明は、上記脱気用押出機が二軸押出機である請求項1記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項3の発明は、上記脱気用押出機の吐出側にベント機構を有し、押し出される高分子化合物中に残存する薬剤をさらに取り除くようにした請求項1又は2記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項4の発明は、反応容器は、上記高分子材料供給用押出機に接続され、上記高分子材料供給用押出機にて上記高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応させ得られた高分子処理物と薬剤とが導入される流通式反応容器である請求項1〜3いずれかに記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項5の発明は、上記高分子処理物と薬剤とを反応容器から減圧手段によって減圧された状態で、上記脱気用押出機に導入し、ベントボックスで薬剤が分離された高分子処理物を脱気用押出機によって成形する請求項1〜4いずれか記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項の発明は、上記脱気用押出機から押し出された高分子処理物を冷却する冷却工程と、該冷却された前記高分子処理物を切断する切断工程を有する請求項1〜のいずれかに記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項の発明は、反応容器内での高分子化合物と薬剤の反応は、高分子化合物を変性反応、分解反応及び架橋切断反応のいずれかである請求項1〜のいずれか記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項の発明は、上記高分子化合物が架橋ポリマーであり、上記薬剤がアルコール類又はアルコール類を含む混合物である請求項1〜のいずれか記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項の発明は、上記高分子化合物が、予め粉砕されたものである請求項1〜のいずれか記載の高分子化合物の処理方法である。
請求項10の発明は、高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応容器内で反応させ、高分子処理物を生成する装置において、反応容器からの薬剤を含む高分子処理物を減圧して排出する減圧手段と、減圧手段からの薬剤を含む高分子処理物を導入して高分子処理物を押し出す脱気用押出機と、脱気用押出機の上流側に形成され、上記反応容器の体積の1倍以上の体積を有し、脱気用押出機に供給された高分子処理物中に含まれる薬剤等を分離するベントボックスとを備えたことを特徴とする高分子化合物の処理装置である。
請求項11の発明は、ベントボックスには、分離された薬剤から不純物を分離する不純物分離槽が接続され、上記ベントボックスの外周には、ベントボックスを高温に加熱する加熱手段が設けられ、ベントボックスと不純物分離槽の間には、不純物分離槽内の圧力を一定に保持する槽圧調整手段が設けられる請求項10記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項12の発明は、加熱手段が、上記ベントボックスの高分子処理物貯蔵部の外周部に設けられた電熱ヒータである請求項11記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項13の発明は、加熱手段が、ベントボックスの高分子処理物貯蔵部の外周部に設けられた熱媒体が循環するジャケットと、熱媒体をジャケットに供給する熱媒体循環装置を有することを特徴とする請求項11記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項14の発明は、不純物分離槽には、不純物が分離された前記薬剤を貯蔵する貯蔵タンクが接続され、その貯蔵タンクの薬剤が、加熱・昇圧されて、高分子化合物を供給する高分子材料供給用押出機に導入され、該高分子材料供給用押出機から高分子化合物と共に反応容器に供給される請求項12又は13記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項15の発明は、上記脱気用押出機には、成形された高分子処理物を冷却する冷却工程のための冷却器と、該冷却された前記高分子処理物を切断する切断工程のための切断機が設けられる請求項11〜14のいずれか記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項16の発明は、減圧手段がディスチャージ弁であることを特徴とする請求項11〜15のいずれか記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項17の発明は、減圧手段として複数の穴を持つ抵抗体を用いることを特徴とする請求項11〜15記載の高分子化合物の処理装置である。
請求項18の発明は、減圧手段として複数の穴を持つ抵抗体あるいは流量調整バルブ、あるいはこれらの組み合わせを複数個用いることを特徴とする請求項11〜15記載の高分子化合物の処理装置である。
以上のように反応容器に減圧手段が接続され、その後段に脱気用押出機が接続された装置において、脱気用押出機の上流側に形成されたベントボックスが反応容器の1倍以上の体積を有する装置を用いることによって、ポリマーと薬剤を安定して分離し、かつ安定してガスを樹脂から脱気し、脱気用押出機への材料供給量に対する変動及び成形むらが少ない連続的かつ均質な成形が可能となる。
また、高分子材料供給用押出機の出口から薬剤を多量に含んだ樹脂が排出された場合でも、ベントボックスを大きくすることによって、ベントボックスの吸気口が詰まるなどの問題を避けるとともに十分に圧力を下げることができる。この結果、ベントボックスが圧力変動に対する緩衝作用を果たし、それ以降の部分における圧力変動が軽減され、連続的で均質な成形が達成される。また、過剰な薬剤の圧力上昇によってあふれる薬剤の飛散などを防ぐため、ベントボックスは反応容器の圧力Pv(MPa)に対し、Pv倍程度以上に大きくすることにより、反応容器内のガスがすべてベントボックスに流れ込んだ際も圧力が1MPa以下になるように設計した方がより望ましい。
本発明で言う高分子とは、架橋ポリマー、プラスチックやゴム等の熱硬化性樹脂の合成高分子に加えて、リグニン、セルロース、タンパク質等の天然高分子、更には合成高分子と天然高分子混合物を含んでいる。また、シュレッダーダストの様に、高分子を主として、これに他の材料が混合したものでもよい。
特に、高分子として架橋ポリマー、薬剤としてアルコール類又はアルコール類を含む混合物を用いた場合に、このような装置構成が有効に機能する。また、このような装置構成は、薬剤による反応を容易にするために、超臨界条件のような高圧とする場合において、反応時間を十分に確保しつつ圧力変動を抑える上で極めて有効である。
本発明によれば、高分子と薬剤とを材料供給用押出機を使った高分子処理において、脱気用押出機に大型のベントボックスを取り付けることにより、安定した超臨界流体によるポリマーの処理が可能となる。
以下本発明の実施形態を添付図面により説明する。
図1は、本発明にかかる架橋ポリエチレンの架橋切断処理装置の一例を示すフロー図である。
図1において、ペレット状に粉砕された架橋ポリエチレンは、ホッパ13を介して高分子材料供給用押出機1(シリンダ径33mm L/D=50)に投入される。一方、反応に要する薬剤としてのエタノールは、薬剤タンク18から薬剤タンクバルブ17を通り、薬剤注入ポンプ15で加圧されると共に、薬剤加熱ヒータ14によって加熱されて材料供給用押出機1に注入される。その注入位置は、架橋ポリエチレンが材料供給用押出機1内で十分に高密度化された位置よりも下流であることが好ましく、それにより薬剤の気化による上流側への漏れが防止できる。
材料供給用押出機1は、高温高圧の薬剤が逆流しないように、また混練が充分行なわれるように2本のスクリュー1aを有する二軸押出機を用いた。薬剤注入ポンプ15では材料供給用押出機1の内部の圧力以上に加圧することが必要であり、また、薬剤加熱ヒータ14により、材料供給用押出機1で昇温した高分子の温度が下がらない程度に昇温することが望ましい。材料供給用押出機1内では、投入した架橋ポリエチレンと注入した薬剤がスクリュー1aにより混合攪拌される。この際、少なくとも材料供給用押出機1の一部分において、薬剤であるエタノールが超臨界状態となる温度、圧力条件になるようにすると、架橋ポリエチレンとエタノールとの架橋切断反応が充分に進み、良好な高分子処理物が得られる。ここでは、反応時間を十分確保するために、容積50Lの流通式反応容器100を押出機1に接続した。
材料供給用押出機1および流通式反応容器100で可塑化された架橋ポリエチレンの高分子処理物及び薬剤であるエタノールの混合物は、減圧手段としての減圧バルブ11(或いはディスチャージ弁)で減圧され、さらに段階的に圧力を下げるために複数の穴の空いた抵抗体としてブレーカプレート31を取り付けて樹脂の減圧を段階的に行う。
さらに後段には脱気用押出機2が接続され、ここで粘稠な液体の高分子処理物はスクリュー2aによって押出機2の吐出方向ヘ押出すとともに、気体は圧力の低いベントボックス8ヘと流れることにより、高分子処理物と薬剤が分離される。
ベントボックス8は電熱ヒータによるベントボックス加熱ヒータ10によって熱せられ、高分子処理物が流動性を示す温度に保たれる。
また加熱ヒータ10の代わりに、図には示していないがベントボックス8の高分子処理物貯蔵部の外周部に設けられた熱媒体が循環するジャケットと、熱媒体をジャケットに供給する熱媒体循環装置でベントボックス8を加熱するようにしてもよい。
ベントボックス8は、反応容器100の体積の2倍、100Lとした。このように反応容器100の体積よりもベントボックス8を大きくすることにより、樹脂とガスの吐出が断続的になった場合もベントボックス8内部の圧力を反応容器100の圧力の1/2以下に下げることができる。ベントボックス8内部は常圧よりやや高くかつ反応容器100よりは低い圧力に維持されており、これによって、高分子処理物が容易にベントボックス8外に排出される。ベントボックス8では軽いガスは槽の上方から分離され、槽の下には溶融状態の高分子処理物が溜まっており、槽の下部に設けられた穴から自重で脱気用押出機2に送られ、その先端部のダイ3によって成形される。
脱気用押出機2は一軸、二軸いずれのタイプの押出機も使用可能である。ここでは糸状のストランド5として成形され、冷却器4によってほぼ常温に冷却固化される。ストランド5はストランドカツタ6によってペレット7となる。脱気用押出機2は樹脂から薬剤を完全に除去するために図2に示すようなベント9を設けても良い。
一方、ベントボックス8で高分子処理物と分離された薬剤であるエタノールは、槽圧調整手段としての槽圧調整バルブ12を介して常圧となり、不純物分離槽16に送られる。不純物分離槽16では、反応中に生成し、薬剤であるエタノール中に混入した不純物を、沸点の違いにより分離する。エタノールは薬剤タンク18に戻され、不純物はブロア19で吸引されて燃焼装置20によって焼却無害化される。
このような装置構成においては、高分子処理物の粘度が高く力を加えなければ流動しない場合において特に有効である。特許文献1,2のように流通式反応容器100を用いない場合、押出機1のシリンダーを長くすることは限界があるため、一定サイズの押出機1を利用する限り単位時間辺りの処理量には限界がある。一方、流通式反応容器100を用いる場合は、その大きさを変えることによって、必要な反応時間を任意に確保しながら、単位時間あたりの処理量を増加させることができる。このような装置は、例えばシラン架橋ポリエチレンのアルコールによるシラン架橋切断反応のように30分間以上の時間とする化学反応を利用する場合に有効である。
このようにして得られた高分子処理物は、減圧バルブ11を介して溶融状態の高分子処理物と気体の薬剤とが連続してではなく、断続的に出た場合、気体は圧縮状態から膨張するために、液体である高分子処理物を巻込んで勢い良く噴出する。この場合でも、ベントボックス8が十分容積が大きいために圧力の変化に対して緩衝作用が働き、樹脂の吐出方向の圧力変動を抑制する。このようにして連続的でスムーズな成形が可能となる。
また、高分子処理物は反応容器100から配管を通じて直接脱気用押出機2に注入されるため、特許文献2のように薬剤分離槽に付着して高分子処理物が押出せなくなったり、高分子処理物の粘度が高いために脱気用押出機2に樹脂が供給されなくなる問題がない。このため樹脂の供給量の変動が小さく一定した高分子材料の供給が可能となる。ベントボックス8を設けない場合では、気体が膨張することによる圧力変動が大きく、これが直接成形側に及ぶため、脱気用押出機2への材料供給量が変動したり、ベントから薬剤のガスと高分子処理物が噴出する。
しかし、本実施形態のように、脱気用押出機2に大型のベントボックス8を設けることにより、高圧で生じせしめる可塑化反応の後においても、脱気用押出機2への材料供給の変動が少なく、かつ押出機で混練しながらガスを樹脂から完全に脱気することが可能となる。また、脱気槽を設けて自重で高分子処理物を落とす方法を用いないので、装置を平面的に配置することが可能となり、安価な装置が可能となる。
図3は本発明にかかる材料供給用押出機の後段に設けられるベントボックスの圧力調整機構を示すシステム図である。
図1の材料供給用押出機1から吐出された高分子処理物と薬剤との混合物は、減圧バルブ11によって材料供給用押出機内の圧力から1〜数十気圧に減圧された後、脱気用押出機2に入って粘稠な液体である高分子処理物と気体の薬剤に分離される。減圧バルブ11における減圧の際、高圧において圧縮されていた気体の薬剤成分が膨張し、これに伴ってベントボックス8内部に噴出する。この際、ベントボックス8の容積が噴出する気体体積に比べて大きいことから、ある程度の圧力変動抑制は可能であるが、ここに以下の機構を設けることにより、より一層の圧力の安定化が達成可能となる。
即ち、ベントボックス8内の圧力を圧力計及び圧力伝送器70で測定し、これを信号伝達線72を介して圧力制御装置71に転送する。圧力制御装置71は送られてきた圧力信号に応じて、信号伝達線72を介して槽圧調整バルブ12にバルブ開閉信号を伝送する。槽圧調整バルブ12は空気作動型のバルブであり、信号に応じてバルブ12の開度を調節する。その際、バルブ12の開度調節は、ベントボックス8の内部圧力が一定になるように調整されている。
この他の圧力調整法として、減圧バルブ11と槽圧調整バルブ12の連携によって圧力を調整することもできる。この場合には、上述の圧力計及び圧力伝送器70に加えて、減圧バルブ11の前後の差圧を測定する手段を設置し、前者、後者共に一定になるような制御を行なう。減圧バルブ11と槽圧調整バルブ12の両方で制御を行なう場合、槽圧の信号のみで両方を制御すると、バルブの動きが干渉して圧力の維持が不安定となるため、上述のように減圧バルブ11の制御にはその前後の差圧を、槽圧調整バルブ12の制御にはベントボックス8の圧力そのものを信号として用いることが望ましい。
これらの機構によって、ベントボックス8内の圧力は常にほぼ一定に保たれ、脱気用押出機2の成形手段において連続的で均質な成形用押出成形が可能となる。
このような装置を用いた場合、架橋ポリエチレンの処理量は押出機の吐出能力が許す単位時間あたり2〜100kg/hの範囲で5時間以上の連続安定運転による処理が可能であった。
次に、図2により本発明の他の実施の形態を説明する。
本実施の形態においては、図1で説明した脱気用押出機2にベント9を取り付けた例を示したものである。
この方法を用いれば、高分子処理物に残存する薬液をベント9からバルブ91を介して燃焼装置20側に排出することで、より完全に取り除くことができる。このような装置を用いた場合も図1の実施形態と同様に、架橋ポリエチレンの処理量は押出機の吐出能力が許す単位時間あたり2〜100kg/hの範囲で5時間以上の連続安定運転による処理が可能であった。
次に、図4により比較例1を説明する。
図4は本発明の比較として、架橋ポリエチレンの架橋切断処理装置の比較例1を示すフロー図である。
ペレット状の熱硬化性樹脂或いは架橋ポリマーを、図1と同様にホッパ13から材料供給用押出機1に投入する。材料供給用押出機1は図1と同じ物である。一方で架橋分解の反応薬剤としてエタノールを、薬剤タンク18、薬剤タンクバルブ17、薬剤注入ポンプ15、薬剤加熱ヒータ14を介して材料供給用押出機1に注入する。
材料供給用押出機1の中で超臨界状態の高温高圧に保持された熱硬化性樹脂或いは架橋ポリマーは、超臨界状態のエタノールと反応して可塑化される。このようにして可塑化された高分子処理物と薬剤の混合物は、流通式反応容器100で十分に反応した後、減圧バルブ11で減圧され、複数の穴の空いた抵抗体としてブレーカプレート31をとりつけて、段階的に減圧が行われる。図1の実施の形態とは異なり、ここで常圧よりやや高く流通式反応容器よりも低い圧力の薬剤分離槽208に送られる。
薬剤分離槽208では粘稠な液体の高分子処理物209と気体の薬剤とに分離される。薬剤分離槽208は電熱ヒータによる薬剤分離槽加熱ヒータ210によって熱せられ、高分子処理物209が流動性を示す温度に保たれる。また薬剤分離槽208内部は常圧より高く維持されており、これによって、高分子処理物209が容易に薬剤分離槽208外に排出される。薬剤分離槽208外に押し出された高分子処理物は、押出機2に送られ、その先端部のダイ3によって成形される。押出機2は一軸又は二軸の押出機が使用可能である。ここでは糸状のストランド5として成形され、冷却器4によってほぼ常温に冷却固化される。ストランド5はストランドカッタ6によってペレット7となる。
押出機2は樹脂から薬剤を完全に除去するためにベント口を設けても良い。
一方、薬剤分離槽208で高分子処理物209と分離された薬剤であるエタノールは、槽圧調整バルブ212を介して常圧となり、不純物分離槽16に送られる。不純物分離槽16では、反応中に生成し、薬剤であるエタノール中に混入した不純物を、沸点の違いによりエタノールと分離する。エタノールは薬剤タンク18に戻され、不純物はブロア19で吸引されて燃焼装置20によって焼却無害化される。
この装置を用いた場合、樹脂の吐出が断続的になった際、噴出した樹脂が薬剤分離槽209の壁面に付着して、押出機2に供給されない状態となった。そのため安定した連続運転を長時間続けることができなかった。
次に比較例2を説明する。
図1におけるベントボックス8の体積を反応容器の1/2とした。
この結果、樹脂の吐出が断続的になった際に噴出した樹脂とアルコールによりベントボックス内の圧力が反応容器の圧力の1/2よりも高くなり、ベントボックスが破壊する危険が生じた。また、さらにそのまま運転を続けるとベントボックスから噴出した樹脂が真空引き配管に詰まりガスが脱気できなくなり、運転を中止しなければならなかった。
本発明の高分子化合物の処理装置の全体構成を示すシステム図である。 本発明の高分子化合物の処理装置の他の全体構成を示すシステム図である。 本発明にかかるベントボックス及び槽圧調整機構の概要図である。 比較例の高分子処理装置の全体構成を示すシステム図である。
符号の説明
1 材料供給用押出機
2 脱気用押出機
3 ダイ
4 冷却器
5 ストランド
6 ストランドカッタ
7 ペレット
8 ベントボックス
9 ベント
10 ベントボックスヒータ
11 減圧バルブ(減圧手段)
12 槽圧調整バルブ(槽圧調整手段)
13 原料ホッパ
14 薬剤加熱ヒータ
15 薬剤注入ポンプ
16 不純物分離槽
17 薬剤タンクバルブ
18 薬剤タンク
19 ブロア
20 燃焼装置
31 ブレーカプレート(減圧手段)
70 圧力計及び圧力伝送器
71 圧力制御装置
72 信号伝達線
100 流通式反応容器

Claims (18)

  1. 高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応容器内で反応させ、高分子処理物を生成する方法において、反応容器からの薬剤を含む高分子処理物を減圧して脱気用押出機に導入し、その脱気用押出機の上流側に、上記反応容器の体積の1倍以上の体積を有するベントボックスを接続し、脱気用押出機に供給された高分子処理物中に含まれる薬剤等をベントボックスに導入して分離した後、高分子処理物を脱気用押出機から押し出すとともに、上記ベントボックスにおいて薬剤を分離した後その薬剤から不純物を分離し、該不純物を分離した薬剤を貯蔵し、上記高分子化合物の投入位置から上記反応容器側へ高分子化合物を供給するための高分子材料供給用押出機に導入することを特徴とする高分子化合物の処理方法。
  2. 上記脱気用押出機が二軸押出機である請求項1記載の高分子化合物の処理方法。
  3. 上記脱気用押出機の吐出側にベント機構を有し、押し出される高分子化合物中に残存する薬剤をさらに取り除くようにした請求項1又は2記載の高分子化合物の処理方法。
  4. 反応容器は、上記高分子材料供給用押出機に接続され、上記高分子材料供給用押出機にて上記高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応させ得られた高分子処理物と薬剤とが導入される流通式反応容器である請求項1〜3いずれかに記載の高分子化合物の処理方法。
  5. 上記高分子処理物と薬剤とを反応容器から減圧手段によって減圧された状態で、上記脱気用押出機に導入し、ベントボックスで薬剤が分離された高分子処理物を脱気用押出機によって成形する請求項1〜4いずれか記載の高分子化合物の処理方法。
  6. 上記脱気用押出機から押し出された高分子処理物を冷却する冷却工程と、該冷却された前記高分子処理物を切断する切断工程を有する請求項1〜5のいずれかに記載の高分子化合物の処理方法。
  7. 反応容器内での高分子化合物と薬剤の反応は、高分子化合物を変性反応、分解反応及び架橋切断反応のいずれかである請求項1〜6のいずれか記載の高分子化合物の処理方法。
  8. 上記高分子化合物が架橋ポリマーであり、上記薬剤がアルコール類又はアルコール類を含む混合物である請求項1〜7のいずれか記載の高分子化合物の処理方法。
  9. 上記高分子化合物が、予め粉砕されたものである請求項1〜8のいずれか記載の高分子化合物の処理方法。
  10. 高分子化合物と該高分子化合物とを反応させる薬剤を反応容器内で反応させ、高分子処理物を生成する装置において、反応容器からの薬剤を含む高分子処理物を減圧して排出する減圧手段と、減圧手段からの薬剤を含む高分子処理物を導入して高分子処理物を押し出す脱気用押出機と、脱気用押出機の上流側に形成され、上記反応容器の体積の1倍以上の体積を有し、脱気用押出機に供給された高分子処理物中に含まれる薬剤等を分離するベントボックスとを備えたことを特徴とする高分子化合物の処理装置。
  11. ベントボックスには、分離された薬剤から不純物を分離する不純物分離槽が接続され、上記ベントボックスの外周には、ベントボックスを高温に加熱する加熱手段が設けられ、ベントボックスと不純物分離槽の間には、不純物分離槽内の圧力を一定に保持する槽圧調整手段が設けられる請求項10記載の高分子化合物の処理装置。
  12. 加熱手段が、上記ベントボックスの高分子処理物貯蔵部の外周部に設けられた電熱ヒータである請求項11記載の高分子化合物の処理装置。
  13. 加熱手段が、ベントボックスの高分子処理物貯蔵部の外周部に設けられた熱媒体が循環するジャケットと、熱媒体をジャケットに供給する熱媒体循環装置を有することを特徴とする請求項11記載の高分子化合物の処理装置。
  14. 不純物分離槽には、不純物が分離された前記薬剤を貯蔵する貯蔵タンクが接続され、その貯蔵タンクの薬剤が、加熱・昇圧されて、高分子化合物を供給する高分子材料供給用押出機に導入され、該高分子材料供給用押出機から高分子化合物と共に反応容器に供給される請求項12又は13記載の高分子化合物の処理装置。
  15. 上記脱気用押出機には、成形された高分子処理物を冷却する冷却工程のための冷却器と、該冷却された前記高分子処理物を切断する切断工程のための切断機が設けられる請求項11〜14のいずれか記載の高分子化合物の処理装置。
  16. 減圧手段がディスチャージ弁であることを特徴とする請求項11〜15のいずれか記載の高分子化合物の処理装置。
  17. 減圧手段として複数の穴を持つ抵抗体を用いることを特徴とする請求項11〜15記載の高分子化合物の処理装置。
  18. 減圧手段として複数の穴を持つ抵抗体あるいは流量調整バルブ、あるいはこれらの組み合わせを複数個用いることを特徴とする請求項11〜15記載の高分子化合物の処理装置。
JP2004149230A 2004-05-19 2004-05-19 高分子化合物の処理方法及びその装置 Expired - Lifetime JP4285323B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004149230A JP4285323B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 高分子化合物の処理方法及びその装置
CNB2004100805702A CN100357345C (zh) 2004-05-19 2004-09-28 聚合物处理方法和装置
US10/958,730 US7186794B2 (en) 2004-05-19 2004-10-06 Polymer treating method and apparatus
KR20050041372A KR100610289B1 (ko) 2004-05-19 2005-05-18 고분자 화합물의 처리 방법 및 처리 장치
US11/618,130 US7371808B2 (en) 2004-05-19 2006-12-29 Polymer treating method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004149230A JP4285323B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 高分子化合物の処理方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005330364A JP2005330364A (ja) 2005-12-02
JP4285323B2 true JP4285323B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=35376082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004149230A Expired - Lifetime JP4285323B2 (ja) 2004-05-19 2004-05-19 高分子化合物の処理方法及びその装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7186794B2 (ja)
JP (1) JP4285323B2 (ja)
CN (1) CN100357345C (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4665907B2 (ja) * 2007-01-16 2011-04-06 日立電線株式会社 高分子化合物のリサイクル方法
JP2009051868A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Hitachi Cable Ltd 高分子化合物の処理方法及びその装置
JP4935710B2 (ja) * 2008-02-21 2012-05-23 日立電線株式会社 高分子化合物の処理方法及び装置
US7955508B2 (en) * 2008-03-11 2011-06-07 Xtrudx Technologies, Inc. Supercritical fluid biomass conversion systems
US8980143B2 (en) * 2008-03-11 2015-03-17 Thomas E. Loop Biomass and waste plastics depolymerization machine and methods via supercritical water
US8057666B2 (en) * 2008-03-11 2011-11-15 Xtrudx Technologies, Inc. Biomass and waste plastics to neodiesel and valuable chemicals via supercritical water
JP5029493B2 (ja) * 2008-05-26 2012-09-19 日立電線株式会社 高分子化合物とガス状物質の混合物の分離リサイクル方法及び、リサイクル被覆材を備えた電線・ケーブルの製造方法、並びに分離リサイクル装置
JP2013053210A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Hitachi Ltd 熱硬化性樹脂の分解処理装置および該樹脂の分解処理方法
JP5544664B2 (ja) * 2011-09-12 2014-07-09 株式会社日立製作所 熱硬化性樹脂の分解処理装置および該樹脂の分解処理方法
US10375901B2 (en) 2014-12-09 2019-08-13 Mtd Products Inc Blower/vacuum
US10295512B2 (en) * 2015-12-08 2019-05-21 Dionex Corporation Multi-lumen mixing device for chromatography
AU2017376821B2 (en) * 2016-12-14 2022-11-24 Mura Technology Limited Method and apparatus for producing biofuel
TWI761195B (zh) * 2021-04-29 2022-04-11 南亞塑膠工業股份有限公司 由回收膜形成聚酯材的方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3808672B2 (ja) * 1999-11-26 2006-08-16 東洋製罐株式会社 回収ポリエチレンテレフタレート粉砕品からのテレフタル酸の工業的回収方法
JP2001253967A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Chubu Electric Power Co Inc 架橋高分子材料の再生方法
US6258928B1 (en) * 2000-04-06 2001-07-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for improving characteristics of a polyamide
EP1312620B1 (en) * 2000-07-24 2005-09-28 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Propylene homopolymer and propylene copolymer
JP3864710B2 (ja) * 2001-02-26 2007-01-10 日立電線株式会社 架橋ポリマのリサイクル方法およびリサイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005330364A (ja) 2005-12-02
CN100357345C (zh) 2007-12-26
US7371808B2 (en) 2008-05-13
US7186794B2 (en) 2007-03-06
US20070110837A1 (en) 2007-05-17
US20050261470A1 (en) 2005-11-24
CN1699449A (zh) 2005-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7371808B2 (en) Polymer treating method and apparatus
CN100519637C (zh) 高分子化合物的处理方法及其处理装置
US5490725A (en) Melt-sealing device for extruders for the processing of thermoplastic polymers or rubber
JPH0245504A (ja) 流動床生成物排出方法
KR20140026457A (ko) 교차분리 및 탈황을 위한 초음파 혼들을 갖는 단일 및 트윈 스크류 압출기들
JP4114562B2 (ja) 高分子処理方法及びその装置
JP3686002B2 (ja) 超臨界流体を利用した混練・混合押出成形装置
JP2005022245A (ja) ポリマーの超臨界処理装置
KR100610289B1 (ko) 고분자 화합물의 처리 방법 및 처리 장치
JP4385853B2 (ja) 高分子化合物の処理方法及びその装置
JP2009125975A (ja) 熱可塑性樹脂に含有された異物の除去方法
JP4244912B2 (ja) 高分子化合物の処理方法及びその装置
JP2007106827A (ja) 高分子化合物の処理方法
JP2002187192A (ja) 押出成形機
JP5553370B2 (ja) 発泡ポリウレタン減容処理装置
JP4517993B2 (ja) 高分子化合物と薬剤の回収方法及び装置
JP2009051868A (ja) 高分子化合物の処理方法及びその装置
JP5553343B2 (ja) 発泡ポリウレタンの処理方法及び発泡ポリウレタン減容処理装置
JP2001179808A (ja) 発泡物連続成形方法およびその装置
JP3178249B2 (ja) 発泡ポリウレタン付樹脂の連続再生処理法
KR101352346B1 (ko) 다단 기어식 가공장치
JP2013053210A (ja) 熱硬化性樹脂の分解処理装置および該樹脂の分解処理方法
KR101423147B1 (ko) 발포 우레탄의 처리 방법 및 그 처리 장치
JP2005138084A (ja) 超臨界流体処理装置
JP2024022995A (ja) 樹脂の分解処理方法および分解処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090316

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4285323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350