JP2001253967A - 架橋高分子材料の再生方法 - Google Patents

架橋高分子材料の再生方法

Info

Publication number
JP2001253967A
JP2001253967A JP2000067810A JP2000067810A JP2001253967A JP 2001253967 A JP2001253967 A JP 2001253967A JP 2000067810 A JP2000067810 A JP 2000067810A JP 2000067810 A JP2000067810 A JP 2000067810A JP 2001253967 A JP2001253967 A JP 2001253967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer material
crosslinked polymer
water
extruder
regenerating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000067810A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Nagaya
重夫 長屋
Katsumi Uchida
克己 内田
Fumio Aida
二三夫 会田
Susumu Hirai
進 平井
Hiroaki Morita
広昭 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
SWCC Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP2000067810A priority Critical patent/JP2001253967A/ja
Publication of JP2001253967A publication Critical patent/JP2001253967A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/54Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 架橋ポリエチレンなどの架橋高分子材料を脱
架橋して、そのまま通常の成形加工技術を適用可能な未
架橋の高分子材料に再生することができる方法を提供す
る。 【解決手段】 架橋高分子材料および水を押出機10に
供給し、水が押出機内で超臨界水または亜臨界水となる
条件で押出し、架橋高分子材料を分解させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線・ケーブルの
被覆材などとして使用されている架橋ポリエチレンなど
の架橋高分子材料を脱架橋して、再利用可能な未架橋の
高分子材料に再生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場や家庭などから大量に出される産業
・家庭廃棄物の処理が社会問題になっている中、これら
の廃棄物中に含まれるプラスチックを回収して資源(プ
ラスチック原料)として再利用するための研究が盛んに
行われている。
【0003】ところで、電線・ケーブルには、各種の架
橋高分子材料、なかでも架橋ポリエチレンが被覆材とし
て広く使用されているが、これは架橋によって高分子材
料が熱で溶融しなくなり、耐熱性が改善されることによ
るものである。しかしながら、材料の再利用の面から
は、このことが逆に難点となり、プラスチック原料とし
て再生することはできないと考えられてきた。
【0004】しかしながら、このような架橋高分子材料
をプラスチック原料に再生する技術を確立することは、
廃棄物処理の問題のみならず、資源の有効利用の面から
も極めて重要であり、特に、架橋高分子材料を脱架橋し
て、架橋前の高分子材料に戻すことができれば、そのま
ま通常の熱可塑性材料に対する成形加工技術を適用して
再利用することができることから、再生技術として非常
に有用である。
【0005】このような中で、近時、架橋ポリエチレン
を圧力容器中で超臨界水と接触させて分解する方法が考
案され、注目されている。
【0006】しかしながら、この方法では、架橋ポリエ
チレンは油あるいはワックスにまで分解されてしまい、
架橋ポリエチレンの架橋点のみを選択的に切断して未架
橋のポリエチレンに戻すことは困難であった。
【0007】これは、圧力容器にオートクレーブなどの
バッチ式圧力容器を使用しているためで、バッチ式圧力
容器は、温度、圧力は高精度に制御可能なものの、昇降
温に時間がかかるため、反応の微妙な制御が困難で、こ
のため、架橋ポリエチレンは油あるいはワックスにまで
分解されてしまうと考えられる。
【0008】また、バッチ式圧力容器では、材料の仕込
みおよび取出し毎に昇降温を行わなくてはならないた
め、効率が悪いという問題もあった。
【0009】一方、架橋ポリエチレンを超臨界水を用い
ず高温で熱分解する技術も知られている。
【0010】しかしながら、この技術も、熱分解反応は
主鎖をランダムに切断して進むため、架橋ポリエチレン
は油あるいはワックスにまで分解されてしまい、プラス
チック原料として再生することはできなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、架橋
ポリエチレンなどの架橋高分子材料を再利用するため、
超臨界水を用いたり、高温で熱分解するなどの方法が考
案されているが、未だそのような架橋高分子材料を脱架
橋して架橋前の高分子材料に戻す技術は確立されていな
い。
【0012】本発明はこのような従来技術の課題に対処
してなされたもので、架橋ポリエチレンなどの架橋高分
子材料を脱架橋して、そのまま通常の成形加工技術を適
用可能な未架橋の高分子材料に再生することができる方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の請求項1記載の架橋高分子材料の再生方法
は、架橋高分子材料および水を押出機に供給し、前記水
が前記押出機内で超臨界水または亜臨界水となる条件で
押出すことを特徴としている。
【0014】このような方法においては、架橋高分子材
料は押出機内で速やかに超臨界水または亜臨界水と接触
するため、架橋高分子材料の超臨界水または亜臨界水に
よる分解反応を精密に制御することが可能となり、架橋
高分子材料の架橋点のみを選択的に切断して、そのまま
通常の成形加工技術を適用可能な未架橋の高分子材料に
再生することができる。また、押出機を用いるため、連
続処理が可能で、効率よく再生処理することができる。
【0015】なお、架橋高分子材料の分解反応は、押出
機のシリンダ温度、スクリューの構造と回転数(シリン
ダ内圧力およびシリンダせん断力)、水の供給量、およ
び架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間によって制御す
ることができる。
【0016】したがって、本願の請求項2記載の架橋高
分子材料の再生方法は、請求項1記載の架橋高分子材料
の再生方法において、押出機のシリンダ温度、シリンダ
内圧力、シリンダせん断力、水の供給量および架橋高分
子材料のシリンダ内滞留時間を、架橋高分子材料の架橋
点のみが選択的に切断されるように設定することを特徴
としている。
【0017】具体的には、請求項3に記載したように、
押出機のシリンダ温度は、200℃〜1000℃、シリンダ内
圧力は、2MPa〜100MPaとすることが好ましい。
【0018】さらに、請求項4に記載したように、水の
供給量は、架橋高分子材料の0.01重量%〜50重量%とす
ることが好ましく、また、請求項5に記載したように、
架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間は、0.1分〜60分
とすることが好ましい。
【0019】本発明においては、請求項6に記載したよ
うに、架橋高分子材料の押出機への供給に先立って、破
砕処理を施しておくことが好ましく、押出機への円滑な
供給が可能になるだけでなく、架橋高分子材料の脱架橋
をより確実に行なわせることができる。
【0020】用いられる押出機の種類としては、請求項
7および請求項8に記載したように、単軸押出機や二軸
押出機が例示される。
【0021】水を押出機に供給する方法としては、請求
項9に記載したような、押出機のシリンダ内へ直接注入
する方法の他、請求項10に記載したような、水または
含水無機化合物を架橋高分子材料と混合して押出機に供
給する方法を採ることができる。
【0022】なお、本発明において、架橋高分子材料と
しては、請求項11に記載したように、架橋ポリオレフ
ィンが例示される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0024】すなわち、図1は、本発明に使用される架
橋高分子材料の再生装置の一例を概略的に示す図であ
る。
【0025】図において、10は、ホッパ11を備えた
単軸押出機や二軸押出機などの押出機で、この押出機1
0には、図示は省略したが、シリンダー、スクリュー、
これらを加熱する加熱手段、スクリューを回転させる駆
動手段などを備えている。このような押出機10のヘッ
ド近傍には、押出機10から押出された押出物を冷却す
る冷却槽20、この冷却槽20によって冷却された押出
物をペレット状に成形するペレタイザ30、ペレタイザ
30から排出されたペレットを収容する収容槽40が配
設されている。
【0026】本発明は、このような装置を用いて例えば
次のように実施される。押出機10のホッパ11内に、
予め水を吸収させておいた、電線・ケーブルの廃棄物か
ら回収された架橋ポリエチレンなどの架橋高分子材料5
0を供給する。
【0027】架橋高分子材料は、予め、破砕機などで平
均粒径20mm程度以下にまで破砕しておくことが好まし
い。このような破砕処理を施しておくことによって、押
出機への円滑な供給が可能になるだけでなく、架橋高分
子材料の脱架橋をより確実に行なわせることができる。
【0028】架橋高分子材料に吸収させる水の量は、押
出機10内での架橋高分子材料の分解反応に大きく影響
する。本発明においては、架橋高分子材料に対し0.01重
量%〜50重量%の範囲とすることが好ましく、0.01重量
%未満では分解が不十分となり、逆に50重量%より多い
と分解が進みすぎ、いずれの場合も所望の未架橋の高分
子材料を得ることが困難になる。なお、このような観点
から、水を吸収させるにあたっては架橋高分子材料を沸
騰水中で煮沸する方法を採ることが好ましい。
【0029】なお、架橋高分子材料に、押出機10内で
水を放出するような含水無機化合物、例えば水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、水酸化ジ
ルコニウム、水酸化鉄、水酸化銅、水酸化ニッケルなど
を添加混合し、これを押出機10に供給するようにして
もよい。この場合も、押出機10内で生ずる水の量が上
記範囲になるように添加量を調節することが好ましい。
【0030】また、水は、押出機10のシリンダ内に直
接供給するようにしてもよく、この場合には、架橋高分
子材料のみを押出機10のホッパ11に投入すればよ
い。なお、水の供給は、外部に漏れ出ない範囲でできる
だけホッパに近い位置で供給することが望ましい。
【0031】本発明においては、このように供給された
架橋高分子材料50を、前述した水がシリンダ内で超臨
界または亜臨界状態となるような条件で押出す。この結
果、架橋高分子材料は、超臨界水または亜臨界水となっ
た水と接触し、分解されてヘッドから押出される。ヘッ
ドから押出された分解物は、冷却槽20で冷却された
後、ペレタイザ30でペレット化され、収容槽40に収
容される。
【0032】このような方法においては、押出機10の
シリンダ内に導入された架橋高分子材料は、速やかに超
臨界水または亜臨界水と接触する。このため、架橋高分
子材料の分解反応は、上述した水の供給量とともに、シ
リンダ温度、シリンダ内圧力、シリンダせん断力および
架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間によって、ほぼ特
定される。したがって、これらの条件を適宜設定するこ
とにより、架橋高分子材料の架橋点のみを選択的に切断
した未架橋の高分子材料を得ることができる。
【0033】この目的のためには、具体的には、シリン
ダ温度200℃〜1000℃、シリンダ内圧力2MPa〜100MPa、
架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間0.1分〜60分とす
ることが好ましく、シリンダ温度300℃〜800℃、シリン
ダ内圧力5MPa〜80MPa、架橋高分子材料のシリンダ内滞
留時間0.1分〜40分とするとより好ましい。さらに好ま
しくは、シリンダ温度300℃〜600℃、シリンダ内圧力10
MPa〜60MPa、架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間0.1
分〜20分の範囲である。
【0034】また、上述した方法においては、架橋高分
子材料を連続的に処理することができるため、従来のバ
ッチ式圧力容器を用いる方法に比べ、効率よく処理する
ことができるという利点も有し、このことは、工業化を
図るうえで非常に有利である。
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0036】実施例1 図1に示す処理装置を用いて、6kV架橋ポリエチレン絶
縁ケーブルから剥ぎ取った架橋ポリエチレン(ゲル分率
80%)絶縁被覆100kgを破砕機で破砕し、平均粒径10mm
のナゲット破砕片とした。この破砕物を、沸騰純水中で
1時間煮沸処理して水を吸収させた。吸水量は500ppmで
あった。これを、90mmφ単軸押出機(フルフライトスク
リュー:L/D=25,CR=3)のホッパーに投入し、
押出温度380℃、スクリュー回転数30rpmの条件で押出し
た。吐出量は30kg/hrであった。
【0037】押出されたポリエチレンを分析したとこ
ろ、ゲル分率0%、MI28.0、引張強度13MPaで、架橋ポ
リエチレンが未架橋のポリエチレンに改質されているこ
とが確認された。
【0038】実施例2 実施例1と同様、6kV架橋ポリエチレン絶縁ケーブルか
ら剥ぎ取った架橋ポリエチレン(ゲル分率80%)絶縁被
覆100kgを破砕機で破砕し、平均粒径10mmのナゲット破
砕片とした。この破砕物を、35mmφ同方向二軸押出機の
ホッパに投入するとともに、シリンダの途中に設けたベ
ントホールから定量マイクロポンプにより純水を樹脂量
に対し1重量%となるように注入しつつ、押出温度400
℃、スクリュー回転数20rpmの条件で押出した。吐出量
は60kg/hrであった。
【0039】押出されたポリエチレンを分析したとこ
ろ、ゲル分率0%、MI8.6、引張強度15MPaで、架橋ポ
リエチレンが未架橋のポリエチレンに改質されているこ
とが確認された。
【0040】実施例3 実施例1と同様、6kV架橋ポリエチレン絶縁ケーブルか
ら剥ぎ取った架橋ポリエチレン(ゲル分率80%)絶縁被
覆100kgを破砕機で破砕し、平均粒径10mmのナゲット破
砕片とした。この破砕物に、水酸化マグネシウム3重量
%混合して、シリンダ温度380℃に設定した90mmφ単軸
押出機(フルフライトスクリュー:L/D=25,CR=
3)のホッパーに投入し、スクリュー回転数30rpmで押出
した。吐出量は30kg/hrであった。
【0041】押出されたポリエチレンを分析したとこ
ろ、ゲル分率0%、MI3.5、引張強度16MPaで、架橋ポ
リエチレンが未架橋のポリエチレンに改質されているこ
とが確認された。
【0042】比較例1 破砕物の沸騰純水中での煮沸処理工程を行わなかった以
外は、実施例1と同様にして、6kV架橋ポリエチレン絶
縁ケーブルから剥ぎ取った架橋ポリエチレン(ゲル分率
80%)絶縁被覆の破砕物を、90mmφ単軸押出機(フルフ
ライトスクリュー:L/D=25,CR=3)のホッパー
に投入し、押出した。
【0043】押出されたポリエチレンを分析したとこ
ろ、ゲル分率は15%、MIは0.2であった。また、MI
押出しで得られたストランドの外観は肌荒れしており、
押出用材料として使用できないレベルのものであった。
【0044】比較例2 押出温度を500℃とした以外は、実施例1と同様にし
て、6kV架橋ポリエチレン絶縁ケーブルから剥ぎ取った
架橋ポリエチレン(ゲル分率80%)絶縁被覆の破砕物
を、90mmφ単軸押出機(フルフライトスクリュー:L/
D=25,CR=3)のホッパーに投入し、押出した。
【0045】押出されたポリエチレンを分析したとこ
ろ、ゲル分率は0%であったが、MIは100以上、引張強
度は2MPaで、架橋ポリエチレンは低分子量ポリエチレン
(ワックス)にまで分解されていた。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
架橋高分子材料をそのまま通常の成形加工技術を適用可
能な未架橋のポリエチレンに再生することができる。し
かも、処理は連続的に行うことができるため効率のよい
再生処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用される架橋高分子材料の再
生装置の一例を概略的に示す図。
【符号の説明】 10………押出機 11………ホッパ 20………冷却槽 30………ペレタイザ 40………収容槽 50………架橋高分子材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 克己 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 会田 二三夫 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 平井 進 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 森田 広昭 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA06 AA07 BA07 CA04 CA14 CA15 CA39 CB16 CC03 DA03 DA06 DA07 DA09 DA20 4F301 AA12 CA09 CA22 CA23 CA35 CA42 CA51 CA72 CA73

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋高分子材料および水を押出機に供給
    し、前記水が前記押出機内で超臨界水または亜臨界水と
    なる条件で押出すことを特徴とする架橋高分子材料の再
    生方法。
  2. 【請求項2】 押出機のシリンダ温度、シリンダ内圧
    力、水の供給量、シリンダせん断力および架橋高分子材
    料のシリンダ内滞留時間を、架橋高分子材料の架橋点の
    みが選択的に切断されるように設定することを特徴とす
    る請求項1記載の架橋高分子材料の再生方法。
  3. 【請求項3】 押出機のシリンダ温度が、200℃〜1000
    ℃で、かつ、シリンダ内圧力が、2MPa〜100MPaであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の架橋高分子材料の再生方
    法。
  4. 【請求項4】 水の供給量が、架橋高分子材料の0.01重
    量%〜50重量%であることを特徴とする請求項1または
    3記載の架橋高分子材料の再生方法。
  5. 【請求項5】 架橋高分子材料のシリンダ内滞留時間
    が、0.1分〜60分であることを特徴とする請求項1、3
    および4のいずれか1項記載の架橋高分子材料の再生方
    法。
  6. 【請求項6】 架橋高分子材料の押出機への供給に先立
    って、破砕処理を施すことを特徴とする請求項1、3、
    4および5のいずれか1項記載の架橋高分子材料の再生
    方法。
  7. 【請求項7】 押出機は、単軸押出機であることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の架橋高分子
    材料の再生方法。
  8. 【請求項8】 押出機は、二軸押出機であることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の架橋高分子
    材料の再生方法。
  9. 【請求項9】 水の供給は、水を押出機のシリンダ内へ
    直接注入することにより行われることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1項記載の架橋高分子材料の再生
    方法。
  10. 【請求項10】 水の供給は、水または含水無機化合物
    を架橋高分子材料と混合して押出機に供給することによ
    って行われることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    か1項記載の架橋高分子材料の再生方法。
  11. 【請求項11】 架橋高分子材料が、架橋ポリオレフィ
    ンであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
    1項記載の架橋高分子材料の再生方法。
JP2000067810A 2000-03-10 2000-03-10 架橋高分子材料の再生方法 Pending JP2001253967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067810A JP2001253967A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 架橋高分子材料の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067810A JP2001253967A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 架橋高分子材料の再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001253967A true JP2001253967A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18586947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067810A Pending JP2001253967A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 架橋高分子材料の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001253967A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003029298A3 (en) * 2001-10-02 2003-05-22 Costas Tzoganakis Method of devulcanizing crosslinked rubber
JP2005336423A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Hideko Yamaguchi 耐水性で透明な熱可塑性有機組成物の製造方法およびその製造方法によって得られる熱可塑性有機組成物
US7186794B2 (en) 2004-05-19 2007-03-06 Hitachi Cable, Ltd. Polymer treating method and apparatus
US7569617B2 (en) 2003-07-11 2009-08-04 Hitachi, Ltd. Method and instrument of polymer processing treatment
JP2009197138A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Hitachi Cable Ltd 高分子化合物の処理方法及び装置
US7767124B2 (en) 2004-04-02 2010-08-03 Hitachi Cable, Ltd. Method of treating polymer compound and treatment system for the same
KR20160001797A (ko) * 2014-06-26 2016-01-07 한국과학기술연구원 폐 가교 폴리올레핀 수지의 연속식 재활용 방법 및 장치
KR20230112932A (ko) * 2022-01-21 2023-07-28 엘에스전선 주식회사 탈가교 장치 및 이를 이용한 탈가교 방법

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003029298A3 (en) * 2001-10-02 2003-05-22 Costas Tzoganakis Method of devulcanizing crosslinked rubber
US7569617B2 (en) 2003-07-11 2009-08-04 Hitachi, Ltd. Method and instrument of polymer processing treatment
US8105540B2 (en) 2004-04-02 2012-01-31 Hitachi Cable, Ltd. Method of treating polymer compound and treatment system for the same
US7767124B2 (en) 2004-04-02 2010-08-03 Hitachi Cable, Ltd. Method of treating polymer compound and treatment system for the same
US7186794B2 (en) 2004-05-19 2007-03-06 Hitachi Cable, Ltd. Polymer treating method and apparatus
CN100357345C (zh) * 2004-05-19 2007-12-26 日立电线株式会社 聚合物处理方法和装置
US7371808B2 (en) 2004-05-19 2008-05-13 Hitachi Cable, Ltd. Polymer treating method and apparatus
JP2005336423A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Hideko Yamaguchi 耐水性で透明な熱可塑性有機組成物の製造方法およびその製造方法によって得られる熱可塑性有機組成物
JP2009197138A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Hitachi Cable Ltd 高分子化合物の処理方法及び装置
KR20160001797A (ko) * 2014-06-26 2016-01-07 한국과학기술연구원 폐 가교 폴리올레핀 수지의 연속식 재활용 방법 및 장치
KR101703108B1 (ko) 2014-06-26 2017-02-07 엘에스전선 주식회사 폐 가교 폴리올레핀 수지의 연속식 재활용 방법 및 장치
KR20230112932A (ko) * 2022-01-21 2023-07-28 엘에스전선 주식회사 탈가교 장치 및 이를 이용한 탈가교 방법
KR102591749B1 (ko) 2022-01-21 2023-10-19 엘에스전선 주식회사 탈가교 장치 및 이를 이용한 탈가교 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU777435C (en) Process for preparing food contact grade polyethylene terephthalate resin from waste pet containers
JP7217352B1 (ja) 実質的にポリアルキレンテレフタレートを再処理するための方法、装置、および使用
KR20060090163A (ko) 재생 재료로부터 완전 재생성 발포 중합체의 제조
EP3003668B1 (en) A system and a method for processing plastic
JP2001253967A (ja) 架橋高分子材料の再生方法
JPH0623748A (ja) 塗装膜を有するプラスチック製品の再生方法
US11708474B2 (en) Method for solvent removal from a polymer solution by integrated drum-drying and extrusion
US5164123A (en) Encapsulation of toxic waste
CA2242264A1 (en) Recycling process of a cross-linked polymeric material, in particular from electric cable coating materials
US3975208A (en) Method of selectively recovering vinyl halide insulation from insulated wire scrap
CN103144216A (zh) 一种再生塑料造粒的制备工艺
WO2005121230A1 (en) Process for decontamintaion of recycled polyester (pet) flakes
JP3542985B2 (ja) 回収バンパーの材料物性安定化方法及び装置
JP6150359B1 (ja) 架橋ポリオレフィン系樹脂の再生方法
TWI761195B (zh) 由回收膜形成聚酯材的方法
JP2023545692A (ja) 分別されていない廃棄物流に対するアップサイクリングプロセス
EP0720898B1 (en) Improvement in the recycling method for the re-use of solid household and similar wastes
JP2010235702A (ja) 架橋ポリエチレン廃材混入オレフィン系樹脂組成物
JPS62297112A (ja) 廃棄樹脂フイルム利用の木粉ペレツト製造法
KR20180092369A (ko) 폐 가교 폴리에틸렌 재활용하기 위한 방법 및 장치
JP3026270B2 (ja) 架橋ポリエチレンの再生処理方法
JPH06134757A (ja) 熱可塑性樹脂の再生方法及び再生樹脂組成物
JP2003145537A (ja) 発泡スチロール樹脂のリサイクル方法
CN1775497A (zh) 一种橡塑再生粒料
JP3364139B2 (ja) 廃棄プラスチックから塩素及び塩素化合物を除去する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060424

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717