JP4284363B2 - 車両に設けられたフロントフードのアッセンブリ - Google Patents

車両に設けられたフロントフードのアッセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、車両に設けられたフロントフードのアッセンブリに関する。
特に車両に標準事故状況で衝突し得る歩行者の保護を改善するために、数年来、車両に種々異なる形式の装置によって、車両に対する歩行者の衝突ゾーンが、通常、フロントフードの領域でより軟性的に形成され、したがって、フロントフードに対する歩行者の衝突が軽減されることを得ることが知られている。このためには、たとえば、この領域に、車両の内部に設けられたエアバッグに類似の衝突バッグを設けることが説明されている。この衝突バッグは、衝突が検知される場合に、車両のフロント領域に設けられた相応のセンサによって作動される。
別の解決手段は、車両のフロントフードを適切な手段によって歩行者の衝突前にエンジンブロックのすぐ上方のその休止位置から、車両のかつ特にエンジンブロックの剛性的な部分に対して、より大きな間隔を有する位置にもたらすことにある。このためには、フロントフードをその後方の領域で持ち上げ、これによって、フロントフードの適切な変形を歩行者の衝突時に保証することが提案される。
この基本思想を解決するために、多数の技術的な装置が提案されている。したがって、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第2814107号明細書に基づき、特殊な装置をフロントフードの後方の領域に配置することが公知である。この装置はフロントフードを、相応の衝突が検知される限り、極めて短い時間でその休止位置に対して持ち上げる。さらに、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第19712961号明細書に基づき、いずれにせよフロントフードの通常の操作のために必要となる、今日では主に四節リンク機構式ヒンジの形で形成されているヒンジ装置を変更し、これによって、四節リンク機構式ヒンジの作動運動を衝突の事例において休止位置から変位させ、これによって、四節リンク機構式ヒンジに枢着されたフロントフードが持ち上げられることが公知である。このためには、コイルばねの形のエネルギ蓄え器が働く。このコイルばねは、プリロードがかけられた状態で四節リンク機構式ヒンジの下方に配置されていて、衝突時に、プリロードがかけられた位置からリリースされ、急激に弛緩される。この場合、コイルばねはレバーに作用する。このレバーは四節リンク機構式ヒンジのボディ側の両ジョイントを持ち上げ、これによって、全四節リンク機構式ヒンジと、この四節リンク機構式ヒンジに枢着されたフロントフードとを持ち上げる。
さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第10144811号明細書に基づき、相応のエネルギ蓄え器を、四節リンク機構式ヒンジの下側に配置されたレバーに作用させる代わりに、別のレバーを四節リンク機構式ヒンジに配置し、このレバーの位置が、エネルギ蓄え器の急激な解放によって四節リンク機構式ヒンジの付加的な運動を生ぜしめ、これによって、フロントフードのより大きな持上りを生ぜしめることが公知である。しかし、このような形式の補助リンクは、四節リンク機構式ヒンジの運動機構を予め複雑にする。
したがって、本発明の課題は、車両に設けられたフロントフードのアッセンブリを改良して、フロントフードに対する歩行者衝突の事例において、フロントフードの後方の領域の迅速なかつ確実な持上りが可能となり、この場合、構造的に簡単にかつ高い信頼性で形成された簡単に作用するヒンジ装置を提供することである。
本発明による課題の解決手段は、上位概念部の特徴に相俟って、請求項1の特徴部に記載の特徴から明らかである。本発明の別の有利な構成は、従属請求項から明らかである。
本発明は、車両に設けられたフロントフードのアッセンブリであって、走行方向で見て後方に位置する、長いリンクと短いリンクとを備えた四節リンク機構の形の少なくとも1つのヒンジ装置が設けられており、該ヒンジ装置によって、フロントフードが、通常の開閉時に旋回可能であり、車両の衝突時に後方の領域で持上り可能である形式のものから出発する。このような冒頭で述べた形式のフロントフードのアッセンブリは、ヒンジ装置が、エネルギ蓄え器を有しており、該エネルギ蓄え器が、車両の衝突時に調節装置を操作するようになっており、該調節装置が、さらに、直接フロントフードに作用するようになっていて、該フロントフードに解離可能に結合されており、四節リンク機構のフロントフード側のジョイントが、ジョイント式に旋回レバーに取り付けられており、該旋回レバーが、休止状態において、一方の端部で、解離可能にフロントフードに取り付けられていて、他方の端部で、フロントフードへの調節装置の枢着の領域に配置された回動ジョイントを中心としてフロントフードに対して相対的に旋回可能であり、調節装置が、車両の衝突時にフロントフードを、四節リンク機構のリンクと、片側でフロントフードから解離する旋回レバーとによって案内されて、休止状態に対して持ち上げるようになっていることによって改良される。このような形式の本発明によるアッセンブリによって、フロントフードの直接的な調節を、このフロントフード自体への調節装置の直接的な作用によって生ぜしめることが可能となる。この調節装置は、手間のかかる中間部材なしで十分であり、したがって、長い停止後もしくは非操作後でも確実に機能する。開放時のフロントフードの通常の機能は、アッセンブリによって変化させられず、したがって、通常の形式でかつ使用者に対する変更なしに生ぜしめられる。この場合、フロントフードへの旋回レバーの解離可能な取付け部は、衝突の事例において初めて解離され、これによって初めて、歩行者またはこれに類するものとの衝突の事例における後方の領域でのフロントフードの持上りに対する付加的な運動機構が提供される。さらに、同時に、この付加的な持上り運動の実施時には、フロントフードが確実に案内され、したがって、構造的に設定可能な量でしか持ち上げられなくてもよい。これによって、フロントフードによる車両の運転者の視界の損害が、衝突の事例でも確実に除去されている。
第1の有利な構成では、旋回レバーが、その一方の端部で、解離可能にフロントフードに取り付けられており、これによって、旋回レバーが、エネルギ蓄え器のリリース時の調節装置の位置変化に向けられた設定可能な力の超過時に、フロントフードとの解離可能な結合部を解離するようになっていて、他端部でフロントフードに配置された回動ジョイントを中心として旋回可能である。これによって、旋回レバーがすでに、たとえば道路の穴またはこれに類するものの通走時のより小さな負荷によってフロントフードに対する固い結合部を解離し得ず、たとえばフロントフードへのエネルギ蓄え器の作用によって、負荷の相応の閾値が上回られる場合に初めて解離し得ることが保証されている。この場合、これによって、ヒンジ装置の付加的な運動可能性が解放され、後方の領域でのフロントフードの持上りが可能となる。この場合、旋回レバーが、一方の端部で、力を伝達するような結合部を介してフロントフードに取り付けられていると有利である。このような形式の、力を伝達するような結合部は、たとえば機械的な係止結合部によって形成されていてよく、該係止結合部において、旋回レバーに設けられた機能縁部が、フロントフード側に配置された対応形状部に背後から係合するようになっていて、該対応形状部にフロントフードの通常の休止状態で係止されている。このような形式の係止結合部は、構造的に簡単に置き換えることができ、長い非操作時でも相変わらず確実に解離することができ、これによって、ヒンジ装置の長年の非運転後でも、事故防護の意味で操作が常に確実に保証されている。また、相応の調整装置によって、係止結合部の解離のための力を、設定された値に正確に維持し、これによって、運転確実性が高められることを達成することもできる。
別の構成では、対応形状部が、別個の構成部材に形成されており、該構成部材が、フロントフードに可動にかつ/またはばね弾性的に取り付けられていることが可能である。このような形式の構成によって、たとえば、特に別の構成において、衝突時に、調節装置が、その休止位置から運動させられる場合に、別個の構成部材が、エネルギ蓄え器によりリリースされた調節装置によって操作可能であり、この場合、旋回レバーとフロントフードとの、力を伝達するような結合部を解離するようになっていると、より大きな可動性またはより正確に調整可能な力作用を達成することができる。これによって、十分に大きな力が別個の構成部材に作用し、これによって、フロントフードからの旋回レバーの確実な解離が保証されていることが常に確実に保証されている。
有利な構成は、調節装置のフロントフード側の端部が、槽状の収容部を介して、フロントフードに設けられたほぼピン状の区分に、力を伝達するように結合されていることを提案している。このような形式の槽状の収容部は、一方で運動機構的に規定されて、フロントフードに設けられたほぼピン状の区分の支承を可能にすると同時に、より長い非操作後でも互いに槽状の収容部とピン状の区分との確実な解離を保証するという利点を有している。このことは、特にフロントフードに設けられたほぼピン状の区分が、四節リンク機構によるフロントフードの開放のためのヒンジ装置の通常の操作時に、槽状の収容部から持上り可能であると有利である。これによって、槽状の収容部に対するフロントフードの対応配置が、規定された状態を達成し、これによって、衝突事例におけるフロントフードの後方の領域の持上り時に、フロントフードの規定された可動性と、エネルギ蓄え器からフロントフードへの力の一義的な伝達とが付与されていることが常に保証されている。
この場合、衝突の事例におけるエネルギ蓄え器の解放時に、調節装置の槽状の収容部が、フロントフードに設けられたピン状の区分を、フロントフードの持ち上げられた位置に向かって急激に移動させるようになっており、この場合、旋回レバーが、解離可能にフロントフードに取り付けられた端部で、該フロントフードとの、力を伝達するような結合部を解離するようになっていて、他端部に形成された回動ジョイントを中心としてフロントフードに対して相対的に旋回するようになっていると有利である。この場合、旋回レバーと四節リンク機構式ヒンジの両アームとの協働は、後方の領域での持上りのためのフロントフードの付加的な所要の可動性を保証している。しかし、これによって、この持上り時のフロントフードの軌道と、最大の持上り高さとが一義的に規定されており、フロントフードが、この完全な運動の間にかつ持ち上げられた位置でも確実にボディ側に取り付けられている。
休止状態では、フロントフードに設けられたほぼピン状の区分が、槽状の収容部内に収容されているように、槽状の収容部を備えた調節装置のフロントフード側の端部が配置されていて、ボディ側に取り付けられていると有利である。この状態では、フロントフードが通常の開閉後に再び、規定された状態に戻され、そこに、車両の通常の運転に対して確実に保持されているように、槽状の収容部が、単純にフロントフードのピン状の区分に対する不動の対応支承部を形成している。
衝突事例における後方の領域での持上り時のフロントフードの運動機構に関して、フロントフードに対する旋回レバーの回動ジョイントと、フロントフードのピン状の区分とが、同一の回動点を有していると有利である。これによって、一方では、構造的に旋回レバーの可動性と同時に、フロントフードに対するピン状の区分の支承を簡単に生ぜしめることができ、他方では、別の構成において、旋回レバーの回動運動と、調節装置の作動運動とによって、フロントフードが、衝突の事例において、車両の前側でフロントフードに配置された閉鎖装置を中心とした純粋な旋回運動を、該閉鎖装置に対して相対的な車両長手方向へのフロントフードの相対移動なしに実施するようになっていることが得られる。これによって、フロントフードが後方の領域での持上り時に、前側に配置された閉鎖装置に緊定され得ることが確実に排除されている。この前側に配置された閉鎖装置の領域で車両の長手方向へのフロントフードの移動が生ぜしめられると、フロントフードの緊定と不完全な持上りとが生ぜしめられ得る。これによって、持ち上げられたフロントフードの保護作用が軽減されるかまたは零にすら減少させられる。このことは、調節装置の直接的な作用によるフロントフードへの旋回レバーの運動機構の調和と、その都度の回動点相互の位置とによって、前側に配置された閉鎖装置の領域でフロントフードの長手方向移動が決して生ぜしめられないように零に減少させることができる。
エネルギ蓄え器が、プリロードがかけられた機械的なばね、特にコイルばねを有していると有利である。このような形式の機械的なばねは、長年の非操作後でも常に確実に操作可能であり、機械的に頑丈に形成されていて、相応の力によって常に再び新たに緊縮することができる。汚染物も、通常の走行運転中の振動も、衝突事例において、機械的なばねの機能を損なわない。
別の構成は、調節装置が、ほぼロッド状の区分を有しており、該区分が、コイルばねの内部に配置されていて、一方の端部で、プリロードがかけられたコイルばねのばね力に抗して保持されていて、他方の端部で、フロントフードに設けられたピン状の区分に対する槽状の収容部を支持していることを提案している。この構成によって、調節装置とエネルギ蓄え器とを極めてコンパクトに形成することが可能となり、これによって、慣用のヒンジ装置の相応の拡張が、変更されないヒンジ装置よりもほんの僅かに多くのスペースしか必要としない。
さらに、エネルギ蓄え器が、休止状態でリリース装置によって、プリロードがかけられた状態に保持されていることが可能である。別の構成で、たとえば、衝突の事例において、アクチュエータを介して制御可能であってよく、レバー装置を介して機械的に補強されてエネルギ蓄え器を、そのプリロードがかけられた状態から解放するようになっていてよいこのような形式のリリース装置は、調節装置を不本意な解離に対して防護していて、にもかかわらず、調節装置の、長年の非運転後でも確実な解放を可能にしている。
リリース装置の操作は、アクチュエータが、電気機械式のスイッチを有していると特に簡単に行うことができる。このような形式のアクチュエータは、いずれにせよ車両に既存の電気的なエネルギを使用することができ、比較的高い作動力と短い応答時間とを可能にする。
さらに、リリース装置が、フック状の区分を有しており、該区分が、休止状態で、調節装置のロッド状の区分の、対応配置された区分に背後から係合するようになっていて、調節装置をエネルギ蓄え器の作用に抗して位置固定するようになっていると有利である。この場合、別の構成では、リリース装置のフック状の区分と、調節装置と、エネルギ蓄え器とが、フロントフードのリリース後に再び出発状態にもたらされるようになっていて、新たに操作可能であってよい。このような形式の単純なかつ運転確実な機構によって、アクチュエータの力を確実に変換することができ、エネルギ蓄え器を簡単にリリースすることができる。同時にシステムが可逆的に形成可能となり、これによって、衝突後でも、ヒンジ装置を容易に再び通常の休止状態にもたらすことができる。このことは、特に、たとえば後続の跳上りなしの誤作動時に重要であると同時にコストを削減する。
また、別の構成では、エネルギ蓄え器が、流体状の媒体を有していることも可能である。このためには、短い時間で高いエネルギ密度をヒンジ装置に供給するために、たとえばハイドロリック的な媒体、ガス媒体またはパイロ技術的に発生させられる流体状の媒体を使用することができる。
組付け・位置調整技術的に、旋回レバーとピン状の区分とが、共通の組付け部材によってフロントフードに取り付けられていると有利である。これによって、全てのアッセンブリを、前組付けされた状態で完全にフロントフードに取り付けることができ、位置調整することができる。これによって、組付けコストを著しく削減することができる。
衝突特性のさらなる改善に関して、ヒンジ装置が、フロントフードの持上り後、休止状態に対して持ち上げられた状態に拘束可能であると有利である。その他の点では、人とのフロントフードの衝突前にまたは衝突時に、フロントフードがエネルギ蓄え器の力と、特にばね力とに抗して、降下させられた位置に戻され、これによって、たとえば可撓性でないエンジン構成部分に対するフロントフードの間隔が再び減少させられることが可能である。これによって、持ち上げられたフロントフードの保護作用が完全にまたは部分的に再び無効にされる。このことは、たとえば、旋回レバーおよび/またはリンクに少なくとも1つのロック装置が配置されるようになっており、該ロック装置が、フロントフードの持ち上げられた状態で、旋回レバーおよび/またはリンクの相互の相対運動を阻止するようになっていることによって、ヒンジ装置の個々の回動ジョイントが、達成された持ち上げられた位置で互いにロックされる場合に阻止される。しかし、これによって、フロントフードがもはや自動的に再び、より僅かに持ち上げられた位置に戻され得ず、フロントフードの変形特性および変形量に基づく完全な保護作用が確実に維持され続ける。このロックの変換時には、少なくとも1つのロック装置が、突起を有しており、該突起が、フロントフードの、休止状態に対して持ち上げられた状態で、相応の対応形状部内に係合するようになっていて、旋回レバーおよび/またはリンクを互いに解離可能に、フロントフードの持ち上げられた状態で拘束するようになっていると有利である。このような形式の係止結合部またはロック結合部は基本的に知られていて、多種多様に形成可能である。
以下に、本発明によるアッセンブリの特に有利な構成を図面につき詳しく説明する。
図1〜図4ならびに図5および図6には、本発明によるヒンジ装置の第1の構成が示してある。この場合、図1〜図4には、機能原理が極めて概略的に示してあり、図5および図6には、相応に形成されたヒンジ装置が構造的に完全な状態で示してある。同じ符号は、全ての図面において、同じ構成部材もしくは機能を示している。
本発明によるヒンジ装置は、自体公知の四節リンク機構式ヒンジ装置から出発する。この公知の四節リンク機構式ヒンジ装置では、車両にボディ側で取付け可能なベース角形材8にそれぞれ1つのジョイント19を介して2つのリンク3,4が回動可能に取り付けられている。両リンク3,4は互いに異なる長さを有していて、これによって、組付けプレート5と旋回レバー15とから形成されたユニットの運動軌道を描く。このユニットには、両リンク3,4が、反対の側に位置する端領域で同じくジョイント19によって回動可能に結合されている。この場合、組付けプレート5と旋回レバー15とは、さらに詳しく説明する形式で互いに解離可能に取り付けられていて、回動ジョイント6を中心として互いに相対回動を実施することができる。リンク3,4の、概略的にしか図示していないフロントフード27に近い方で、組付けプレート5と旋回レバー15とから成るユニットに取り付けられた両回動ジョイント19は、より厳密に言えば、互いに間隔を置いて旋回レバー15に回動可能に取り付けられている。この場合、組付けプレート5は、図示しない形式でフロントフード27に取り付けるために働く。このフロントフード27は、たとえば詳しく図示していない車両のエンジンルームをカバーする。歩行者が車両のフロントフードとの衝突による一般的な歩行者事故時に被り得る損害を軽減するためには、この場合、歩行者またはこれに類するものの相応の衝突が、車両のフロント領域に設けられたセンサ(図示せず)によって検知される限り、ヒンジ装置1によって、詳しく説明する形式でフロントフード27が、図1に示した休止位置から持ち上げられる。
この場合、走行方向で見て後方の領域でのフロントフード27のいわば急激な持上りのためには、エネルギ蓄え器2が働く。このエネルギ蓄え器2は、有利にはコイルばね2として形成されていてよい。このコイルばね2は、プリロードがかけられて、つまり、予備加重が加えられた状態でガイドスリーブ22内に収容されていて、さらに詳しく説明する形式でリリース装置9,10,11,13によって、プリロードがかけられた位置に保持されている。この場合、コイルばね2の中心の領域を通して、ロッド状の区分28と槽状の収容部17とから成る調節装置が延びている。収容部17はロッド状の区分28のフロントフード側の端部に配置されていて、この端部に結合されている。ロッド状の区分28の、槽状の収容部17と反対の側に位置する端部には、突起13が配置されている。この突起13は、リリース装置9,10,11,13のフック状のリリースレバー9によって取り囲まれる。これによって、休止位置でロッド状の区分28が、槽状の区分17を備えた端部によってコイルばね2をガイドスリーブ22内に引き込み、この場合、コイルばね2にプリロードをかける。さらに詳しく説明する形式でのリリースレバー9の解放時には、プリロードがかけられたコイルばね2のエネルギ容量が急激に自由になり、槽状の収容部17を急激にエネルギ蓄え器2の調節方向7に移動させる。これによって、ピン状の区分28が、組付けプレート5ひいては組付けプレート5に取り付けられたフロントフード27に対して同じく急激にエネルギ蓄え器2の調節方向7に運動させられ、この場合、フロントフード27をその後方の領域で持ち上げる。
この場合、この運動時のフロントフード27の案内は、一方では、四節リンク機構のリンク3,4を介して行われ、他方では、組付けプレート5と旋回レバー15との協働を介して行われる。(図1に示した)上方へのフロントフード27の運動の開始時には、組付けプレート5と旋回レバー15とがユニットを形成している。なぜならば、組付けプレート5と旋回レバー15とが、係止縁部14と対応縁部16とからな係止結合部を介して、力を伝達するように互いに結合されているからである。この場合、図1〜図4に概略的にしか示していない係止縁部14は、たとえば旋回レバー15に固く配置された、突出部を備えた付加部分によって形成される。旋回レバー15と組付けプレート5とは回動ジョイント6によって互いに回動可能に支承されているので、係止縁部14と対応縁部16との間の一義的な対応配置が、図1に示した休止位置で保証されている。いま、コイルばね2の形のエネルギ蓄え器2が、リリースレバー9の操作と突起13の解放とによって方向7に運動させられると、組付けプレート5が、旋回レバー15と異なる軌道で運動させられる。この旋回レバー15はリンク3,4のジョイント19によって、制限された可動性しか有していない。これによって、係止縁部14と対応縁部16との間の係止結合部が強制的に解除され、旋回レバー15が、組付けプレート5と、この組付けプレート5に配置されたフロントフード27とに対する相対回動を実施する。このフロントフードは、図示しない形式で、しかし、基本的には周知のように、車両(図示せず)の前方の領域に閉鎖装置によって保持されていて、この閉鎖装置を中心として回動運動しか実施することができない。したがって、後方の領域におけるフロントフード27の可能な軌道も同じく設定されており、これによって、組付けプレート5が、相応の形式で前側の閉鎖装置を中心として回動させられる。
図2、図3および図4により良好に認めることができるように、調節方向7へのコイルばね2の運動の増加につれて、旋回レバー15が、図4に示したように、その運動機構的に可能な終端位置に到達するまで、ますます十分に組付けプレート5に対して相対的に回動させられる。この終端位置でフロントフード27は最大限に可能に持ち上げられていて、したがって、フロントフード27との歩行者の衝突の事例において、適宜な可撓性をフロントフード27の下方の自由領域への変形によって提供している。この場合、持ち上げられた位置で重ねられた2つの円として概略的にしか図示していない、相応の対応形状部内に係合する解離可能なロック装置29、たとえばつめまたは突起または係止体が、リンク4と旋回レバー15との間の相対運動を阻止することによって、フロントフードを、コイルばね2のばね力の作用なしでも、持ち上げられた位置に拘束することができる。これによって、ヒンジ装置1自体がその運動において阻止され、たとえば歩行者との衝突に基づく衝突力の作用時に許容可能な程度に調節され得る。この場合、ロック装置29自体は解除可能に形成することができ、これによって、たとえばヒンジ装置1の誤作動後、フロントフードを再び休止状態に戻すことができる。当然ながら、ロック装置29を択一的にまたは付加的にヒンジ装置1の別の箇所に配置し、これによって、ヒンジ装置1のこれらのエレメントの相対運動も、フロントフード27の持ち上げられた状態で阻止することも同じく可能である。
この場合、コイルばねのリリースは、車両のフロント領域に設けられたセンサ(図示せず)によって制御されて、アクチュエータ11が通電され、調節方向12へのアクチュエータ11の相応の作動部材の移動を生ぜしめることによって行われる。この調節運動は、介在された伝達レバー10を介してリリースレバー9に伝達される。これに続いて、このリリースレバー9が、詳しく図示しない形式でロッド状の区分28の突起13の解放のための旋回運動を実施する。このような形式のリリース装置9,10,11,13によって、長い非操作後でも、リリースレバー9が突起13を解放することを確実に保証することができる。その後、これによって、ロッド状の区分28が解放され、すでに説明したように、コイルばね2によって調節方向7に加速させられる。アクチュエータ11と、レバー10と、リリースレバー9と、所属の回動ジョイントとは、組付けプレート20に前組付けされていて、したがって、簡単に車両に組み込むことができる。
特に図5および図6から知ることができるように、フロントフード27に近い方の端領域でのロッド状の区分28の枢着は、槽状の収容部17を介して実現されている。この収容部17はピン状の区分18を回動ジョイント6の領域で組付けプレート5ひいては間接的にフロントフード27に有している。調節装置17,28の調節運動のこのような伝達はその根底を、ヒンジ装置1が、通常の運転中、たとえば車両のエンジンルームの開放のために使用することができるフロントフード27の持上りを許容しなければならないことに有している。このためには、基本的に既知の形式で、フロントフード27の運動が四節リンク機構のリンク3,4によってしか制御されない。しかし、このためには、フロントフード27が調節装置17,28に対して相対的に運動することができなければならない。このためには、ピン状の区分18が調節装置17,28の槽状の収容部17から持ち上げられ、フロントフード27の閉鎖後、四節リンク機構のリンク3,4の運動機構的な案内によって再び槽状の収容部17内に挿入される。しかし、これによって、フロントフード27の通常の開放運動は、ヒンジ装置1が持上り機能だけ拡張することによって決して損なわれないものの、同時に調節装置17,28に対するフロントフード27の正確な対応配置が達成される。
この場合、ヒンジ装置1の休止位置は、相応のストッパ21への旋回レバー15の一区分の載着によって制限され、設定される。この場合、ストッパ21は、フロントフード27の位置の調整を車両への組込み後に行うことができるようにするために調整可能であってよい。この場合、図6に示したヒンジ装置1の最も十分に進出した位置は、旋回レバー15と組付けプレート5とのストロークの運動機構的な制限によって生ぜしめられる。
図7および図8には、僅かに変更されたヒンジ装置1が示してある。このヒンジ装置1では、旋回レバー15と組付けプレート5との間の係止結合部16,14が、別個の構成部材、ここでは、係止レバー23によって形成される。この係止レバー23は旋回レバー15にジョイントに24よって回動可能にかつばね25を介してばね弾性的に支承されていて、この場合、組付けプレート5の対応縁部16に一方の終端位置で上方から係合し、したがって、係止結合部を形成する。係止レバー23の、反対の側に位置する端部には、突出部26が設けられている。この突出部26はエネルギ蓄え器2の領域に突入していて、このエネルギ蓄え器2のリリース時にかつ槽状の収容部17(図示せず)の加速時に、この槽状の収容部17によって強制的に操作される。これによって、係止レバー23が、その係止縁部14で、組付けプレート5に設けられた対応縁部16を解放し、これによって、旋回レバー15と組付けプレート5との相対回動不能な分離を生ぜしめるように回動させられる。この場合、ばね25は、対応縁部16の解放後、エネルギ蓄え器2に再びプリロードがかけられ、ヒンジ装置1がその出発状態に戻される場合に、対応縁部16との新たな係止が可能となるように、係止レバー23を再びその出発位置に戻すために働く。
本発明によるヒンジ装置の第1の構成を概略的に休止状態で示す図である。 エネルギ蓄え器のリリース後の図1に示した本発明によるヒンジ装置を、僅かに持ち上げられた状態で示す図である。 図1に示した本発明によるヒンジ装置を、さらに持ち上げられた状態で示す図である。 図1に示した本発明によるヒンジ装置を、完全に持ち上げられた終端位置で示す図である。 図1に示した本発明によるヒンジ装置を構造的に十分に完全に休止状態で示す図である。 図1に示した本発明によるヒンジ装置を構造的に十分に完全に、完全に上げられた終端位置で示す図である。 図1に対して変更された、旋回レバーを解除するための別個のリリースレバーを備えたヒンジ装置を休止状態で示す図である。 図7に示したヒンジ装置を、完全に上げられた終端位置で示す図である。
符号の説明
1 ヒンジ装置、 2 エネルギ蓄え器、 3 リンク、 4 リンク、 5 組付けプレート、 6 回動ジョイント、 7 調節方向、 8 ベース角形材、 9 リリースレバー、 10 伝達レバー、 11 アクチュエータ、 12 調節方向、 13 突起、 14 係止縁部、 15 旋回レバー、 16 対応縁部、 17 収容部、 18 区分、 19 ジョイント、 20 組付けプレート、 21 ストッパ、 22 ガイドスリーブ、 23 係止レバー、 24 ジョイント、 25 ばね、 26 突出部、 27 フロントフード、 28 区分、 29 ロック装置

Claims (24)

  1. 車両に設けられたフロントフード(27)のアッセンブリであって、走行方向で見て後方に位置する、長いリンクと短いリンクとを備えた四節リンク機構(3,4)の形の少なくとも1つのヒンジ装置(1)が設けられており、該ヒンジ装置(1)によって、フロントフード(27)が、通常の開閉時に旋回可能であり、車両の衝突時に後方の領域で持上り可能である形式のものにおいて、
    ヒンジ装置(1)が、エネルギ蓄え器(2)を有しており、該エネルギ蓄え器(2)が、車両の衝突時にエネルギ容量を急激に解放し、これによって、調節装置(17,28)を操作するようになっており、該調節装置(17,28)が、さらに、直接フロントフード(27)に作用するようになっており、該フロントフード(27)が、調節装置(17,28)によって持上げ可能であり、四節リンク機構(3,4)のフロントフード側のジョイント(19)が、回動可能に旋回レバー(15)に取り付けられており、該旋回レバー(15)が、フロントフード(27)の、通常の閉鎖された状態に相当する休止状態において、一方の端部で、フロントフード(27)に取り付けられていて、この結合部を、規定された力の超過時に解離するようになっていて、他方の端部で、フロントフード(27)への調節装置(17,28)の枢着の領域(18)に配置された回動ジョイント(6)を中心としてフロントフード(27)に対して相対的に旋回可能であり、調節装置(17,28)が、車両の衝突時にフロントフード(27)を、該フロントフード(27)の、前側に配置された閉鎖装置と、四節リンク機構のリンク(3,4)と、片側でフロントフード(27)から解離する旋回レバー(15)とによって案内されて、休止状態に対して持ち上げるようになっていることを特徴とする、車両に設けられたフロントフードのアッセンブリ。
  2. エネルギ蓄え器(2)が、そのエネルギ容量を解放するやいなや、旋回レバー(15)が、一方の端部におけるフロントフード(27)との解離可能な結合部を解離するようになっていて、他方の端部でフロントフード(27)に配置された回動ジョイント(6)を中心として旋回可能である、請求項1記載のアッセンブリ。
  3. 旋回レバー(15)の一方の端部とフロントフード(27)との結合部が、機械的な結合部によって形成されており、該結合部において、フロントフード(27)の機能縁部(16)が、旋回レバー(15)にフロントフード側で配置された対応形状部(14)に係止している、請求項1または2記載のアッセンブリ。
  4. 対応形状部(14)が、旋回レバー(15)と異なる別個の構成部材(23)に形成されており、該構成部材(23)が、フロントフード(27)に可動にまたはばね弾性的に取り付けられている、請求項3記載のアッセンブリ。
  5. 前記別個の構成部材(23)が、調節装置(17,28)によって衝突時に運動させられるようになっていて、この場合、旋回レバー(15)とフロントフード(27)との結合部(16,14)を解離するようになっている、請求項4記載のアッセンブリ。
  6. 調節装置(17,28)のフロントフード側の端部が、槽状の収容部(17)を有していて、フロントフード(27)に設けられたほぼピン状の区分(18)に結合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  7. フロントフード(27)に設けられたほぼピン状の区分(18)が、四節リンク機構(3,4)によるフロントフード(27)の開放時に槽状の収容部(17)から持ち上がるようになっている、請求項6記載のアッセンブリ。
  8. 衝突の事例において、エネルギ蓄え器(2)により解放されたエネルギ容量によって、調節装置(17,28)の槽状の収容部(17)が、フロントフード(27)に設けられたピン状の区分(18)を、フロントフード(27)の持ち上げられた位置の方向に移動させるようになっており、この場合、旋回レバー(15)が、フロントフード(27)に取り付けられた一方の端部で、該フロントフード(27)との結合部(16,14)を解離するようになっていて、他方の端部に形成された回動ジョイント(6)を中心としてフロントフード(27)に対して相対的に旋回するようになっている、請求項1から7までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  9. 槽状の収容部(17)を備えた調節装置(17,28)のフロントフード側の端部が、フロントフード(27)の通常の休止状態で、フロントフード(27)に設けられたほぼピン状の区分(18)が、槽状の収容部(17)内に収容されているように配置されていて、ボディ側に取り付けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  10. フロントフード(27)に対する旋回レバー(15)の回動ジョイント(6)と、フロントフード(27)のピン状の区分(18)とが、同一の回動点を有している、請求項6から9までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  11. 旋回レバー(15)の回動運動と、調節装置(17,28)の作動運動(7)とによって、フロントフード(27)が、衝突の事例において、車両の前側でフロントフード(27)に配置された閉鎖装置を中心とした旋回運動を、該閉鎖装置に対して相対的な車両長手方向へのフロントフード(27)の相対移動なしに実施するようになっている、請求項1から10までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  12. エネルギ蓄え器(2)が、プリロードがかけられた機械的なばねを有している、請求項1から11までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  13. プリロードがかけられた機械的なばねが、コイルばね(2)である、請求項12記載のアッセンブリ。
  14. 調節装置(17,28)が、ほぼロッド状の区分(28)を有しており、該区分(28)が、コイルばね(2)の内部に配置されていて、一方の端部に、フロントフード(27)に設けられたピン状の区分(18)に対する槽状の収容部(17)をしている、請求項から13までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  15. エネルギ蓄え器(2)が、休止状態でリリース装置(9,10,11)によって、プリロードがかけられた状態に保持されており、該リリース装置(9,10,11)が、衝突時にエネルギ蓄え器(2)を解放するようになっている、請求項1から14までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  16. リリース装置(9,10,11)が、衝突の事例において、アクチュエータ(11)を介して制御可能であり、エネルギ蓄え器(2)を、そのプリロードがかけられた状態から解放するようになっている、請求項1から15までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  17. アクチュエータ(11)が、電気機械式のスイッチを有している、請求項16記載のアッセンブリ。
  18. リリース装置(9,10,11)が、フック状の区分(9)を有しており、該区分(9)が、休止状態で、調節装置(17,28)のロッド状の区分(28)の、対応配置された区分(13)に係合するようになっていて、調節装置(17,28)を、プリロードがかけられたエネルギ蓄え器(2)のに抗して位置固定するようになっている、請求項14から17までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  19. リリース装置(9,10,11)と、調節装置(17,28)と、エネルギ蓄え器(2)とが、衝突後に再び休止状態にもたらされるようになっていて、新たに操作可能である、請求項15から18までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  20. エネルギ蓄え器(2)が、流体状の媒体を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  21. 旋回レバー(15)と、フロントフード(27)に設けられたピン状の区分(18)とが、共通の組付け部材(5)によってフロントフード(27)に取り付けられている、請求項1から20までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  22. ヒンジ装置(1)が、フロントフード(27)の持上り後、休止状態に対して持ち上げられた状態に少なくとも1つのロック装置によって拘束可能である、請求項1から21までのいずれか1項記載のアッセンブリ。
  23. 旋回レバー(15)またはリンク(3,4)にまたは旋回レバー(15)とリンク(3,4)とに少なくとも1つのロック装置が配置されており、該ロック装置が、フロントフード(27)の持ち上げられた状態で、旋回レバー(15)およびリンク(3,4)の相互の相対運動を阻止するようになっている、請求項22記載のアッセンブリ。
  24. 少なくとも1つのロック装置が、突起を有しており、該突起が、フロントフード(27)の、休止状態に対して持ち上げられた状態で、相応の対応形状部内に係合するようになっていて、旋回レバー(15)および/またはリンク(3,4)を互いに解離可能に、フロントフード(27)の持ち上げられた状態で拘束するようになっている、請求項22記載のアッセンブリ。
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