JP4281250B2 - 半導体力学量センサの製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、可動電極を有する梁構造体を具備し、例えば、加速度やヨーレートや振動等の力学量を検出する半導体力学量センサの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のセンサ構造体として、特開2000−286430公報に開示されたものがある。このセンサを、図25の平面図、図26の縦断面図を用いて説明する。
【0003】
図26において、シリコン基板500には、横方向に延びる空洞501と縦方向に延びる溝502が形成され、空洞501の下にベースプレート部503が区画されるとともに、空洞501および溝502により四角枠部504(図25参照)と、可動電極505を有する梁構造体506(図25参照)と、固定電極507(図25参照)が区画されている。固定電極507は梁構造体506の可動電極505と対向している。可動電極505と四角枠部504との間および固定電極507と四角枠部504との間に、図26に示すように溝508が形成され、この溝508の内部に電気的絶縁材料509が埋め込まれている。そして、可動電極505と固定電極507とでコンデンサが形成され、このコンデンサの静電容量の変化に基づいて加速度を検出することができる。
【0004】
製造の際には、図27に示すように、シリコン基板500の上面に溝508を形成するとともに絶縁材料509を埋め込み、さらに、基板500の上に絶縁膜510,511および配線材512,513を配置するとともに、シリコン基板500の上面から異方性エッチングを行い、四角枠部と梁構造体と固定電極を区画形成するための縦方向に延びる溝502を形成し、溝502の底面を除く溝502の側壁に保護膜514を形成する。次に、溝502の底面からシリコン基板500に対し等方性エッチングを行い、図28に示すように、横方向に延びる空洞501を形成する。その結果、空洞501の下に位置するベースプレート部503と、四角枠部504と、梁構造体506と、固定電極507とが区画形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した半導体加速度センサの図28における等方性エッチングでは、梁構造体506および固定電極507の構造体厚さは、エッチング時間でしか制御することができず、エッチングの面内バラツキを考えると、構造体の厚さバラツキが非常に大きくなり、ウエハ面内のセンサチップにおいて可動電極と固定電極間の静電容量等に大きな差(分布)が発生する可能性がある。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みたもので、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の半導体力学量センサの製造方法によれば支持部と、力学量により変位する可動電極を有する梁構造体と、梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極とを備えた半導体力学量センサの製造方法として、まず、単結晶基板の上面から異方性エッチングが行われ、可動および固定電極を支持部から電気的に絶縁するための縦方向に延びる第1の溝が形成されるとともに、溝が絶縁材料で埋め込まれる。そして、単結晶基板の上面から異方性エッチングが行われ、第1の溝よりも浅い多数の空洞用溝が形成され、さらに、水素雰囲気でアニールが行われて空洞用溝の底部同士をつなぐとともに各空洞用溝の上端開口部を塞ぐ空洞が形成される。さらに、単結晶基板の上に半導体層が形成され、半導体層の上面から異方性エッチングを行い単結晶基板に設けた空洞に達する第3の溝が形成され、支持部と梁構造体と固定電極とが区画形成される
【0020】
よって、単結晶基板に空洞を形成した後に支持部と梁構造体と固定電極とを区画するための異方性エッチングを行うことにより力学量センサを形成することができる。その結果、半導体層の膜厚で可動および固定電極の厚さが決定され、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができる。
請求項2に記載の半導体力学量センサの製造方法では、単結晶基板の上に半導体層を形成する工程において、単結晶基板の上にエピタキシャル成長により半導体層を形成するようにしている。このように半導体層をエピタキシャル層からなるようにすれば、構造体を単結晶半導体で構成することができ、物性的にも安定で、残留応力もほとんどない構造体とすることができる。そうすることで、経時劣化の少ない、高品質なセンサとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
【0022】
本実施の形態における加速度センサの平面図を図1に示す。また、図2には加速度センサの斜視図を示す。さらに、図1におけるA−A線での断面を図3に、B−B線での断面を図4に示す。
【0023】
図5は加速度センサの配線を取り除いた状態での斜視図を示している。つまり、図2は、本センサの配線を含む斜視図であり、これに対し、図5では配線を除いたものとなっている。
【0024】
図3において、半導体基板100として、表層部に不純物拡散層102を形成した単結晶シリコン基板101の上にエピタキシャル層103が形成されたものを用いている。つまり、単結晶基板101(不純物拡散層102)とエピタキシャル層103は、単結晶シリコンよりなる。また、厚さtの不純物拡散層102の不純物はP(リン)である。さらに、半導体基板100の不純物拡散層102において空洞2が形成されており、この空洞2は厚さがtであり、横方向(水平方向)に延びている。空洞2の下の部位がベースプレート部3となっている。つまり、空洞2によりベースプレート部3が区画され、空洞2の下にベースプレート部3が位置している。
【0025】
図1,3に示すように、エピタキシャル層103には溝4a,4b,4c,4dが形成され、この溝4a〜4dは縦方向に延び、かつ、空洞2に達している。図1において、四角枠部5は溝4a,4bと図3の空洞2により区画され、空洞2および溝4a,4bの横に位置している。
【0026】
本実施形態においては、ベースプレート部3と四角枠部5により梁構造体と固定電極を支持するための支持部を構成している。
また、梁構造体6は、空洞2および溝4a〜4dにより区画され、空洞2の上に位置し、四角枠部5から延びている。梁構造体6は、アンカー部7,8と梁部9,10と質量部11と可動電極12a〜12d,13a〜13dからなり、可動電極12a〜12d,13a〜13dは加速度により変位することができるようになっている。図1に示すように、梁構造体6の質量部11は、四角枠部5から突出する2つのアンカー部7,8により、梁部9,10を介して架設されており、図3に示すように、ベースプレート部3の上面において所定間隔tを隔てた位置に配置されている。
【0027】
図5に示すように、アンカー部7,8と梁部9,10は、酸化膜等の絶縁材料15a,15bを介して連結されるとともに互いに電気的に絶縁されている。質量部11における一方の側面からは4つの可動電極12a〜12dが突出している。また、質量部11における他方の側面からは4つの可動電極13a〜13dが突出している。可動電極12a〜12d,13a〜13dは、等間隔で平行に延びる櫛歯状の形状になっている。
【0028】
固定電極16a〜16d,17a〜17d,22a〜22d,23a〜23dは、空洞2および溝4a,4bにより区画され、空洞2の上に位置し、四角枠部5から延び、かつ、梁構造体の可動電極12a〜12d,13a〜13dに対向して配置されている。詳しくは、四角枠部5には第1の固定電極16a〜16dおよび第2の固定電極17a〜17dが固定されている。第1の固定電極16a〜16dは、四角枠部5にそれぞれ酸化膜等の絶縁材料19a〜19dを介して連結され、四角枠部5と第1の固定電極16a〜16dは、絶縁材料19a〜19dにより電気的に絶縁されている。また、第1の固定電極16a〜16dはベースプレート部3の上面に所定間隔tを隔てた位置に配置された可動電極12a〜12dの一方の側面と対向している。同様に、第2の固定電極17a〜17dについては電気的絶縁材料21a〜21dを介して四角枠部5に連結され、可動電極12a〜12dの他方の側面と対向している。また、第1の固定電極22a〜22dについては電気的絶縁材料25a〜25dを介して四角枠部5に連結され、可動電極13a〜13dの一方の側面と対向している。さらに、第2の固定電極23a〜23dについては電気的絶縁材料27a〜27dを介して四角枠部5に連結され、可動電極13a〜13dの他方の側面と対向している。
【0029】
図2に示すように、第1の固定電極16a〜16dからは、酸化膜32,33(図3参照)上に形成されている配線28により四角枠部5と電気的に絶縁を保った状態で外部に電位を取り出している。同様に、第2の固定電極17a〜17dからは配線29(図4参照)を用いて、また、第1の固定電極22a〜22dからは配線30(図3参照)を用いて、さらに、第2の固定電極23a〜23dからは配線31(図4参照)を用いて外部に電位を取り出している。また、可動電極12a〜12d,13a〜13dの電位は質量部11と梁部9,10を通し、配線38,39により外部に電位を取り出している。
【0030】
次に、加速度センサの断面構造について、図3,4を用いて説明する。各固定電極と梁構造体の支持および絶縁構造は同じであり、ここでは図3,4にて表れている部位についての説明のみを行い、他の部位についての説明は省略する。
【0031】
固定電極16b,22b,17a,23aはトレンチ溝18b,24b,20a,26aを酸化膜で埋め込んだ絶縁材料19b,25b,21a,27aを介して四角枠部5に支持され、かつ、この絶縁材料19b,25b,21a,27aにより四角枠部5から電気的に絶縁されている。梁構造体(質量部11等)と固定電極16b,22b,17a,23aの側壁には保護膜40,41,42が形成されている。梁構造体(質量部11等)と固定電極16b,22b,17a,23a上部には、上述したように絶縁膜32,33が形成されている。固定電極16b,22b,17a,23aの電位は、配線材料28〜31によりコンタクト部34〜37を通して外部に取り出される。
【0032】
このようにして、溝18b,24b,20a,26aが、固定電極16b,22b,17a,23aと四角枠部5との間に形成され、電気的絶縁材料19b,25b,21a,27aが埋め込まれている。同様の構造が、可動電極(詳しくは、アンカー部7,8)と四角枠部5との間にも採られている。即ち、図5において溝14a,14b内に絶縁材料15a,15bが埋め込まれている。
【0033】
以上のように、半導体基板100の不純物拡散層102に形成した空洞2と溝4a〜4dによりベースプレート部3と四角枠部5と梁構造体6と固定電極16a〜16d,17a〜17d,22a〜22d,23a〜23dとが区画されるとともに、可動電極12a〜12d,13a〜13dと四角枠部5との間および固定電極と四角枠部5との間に形成された溝(14a,14b,18b,24b,20a,26a等)に埋め込まれた電気的絶縁材料(15a,15b,19b,25b,21a,27a等)により電極が電気的に分離されている。
【0034】
上述した構成において、可動電極12a〜12dと第1の固定電極16a〜16dとの間には第1のコンデンサが、また、可動電極12a〜12dと第2の固定電極17a〜17dとの間には第2のコンデンサが形成されている。同様に、可動電極13a〜13dと第1の固定電極22a〜22dとの間に第1のコンデンサが、また、可動電極13a〜13dと第2の固定電極23a〜23dとの間に第2のコンデンサが形成されている。そして、これら各コンデンサの容量が等しくなるように(加速度と静電気力が等しく釣り合うように)可動・固定電極間の印加電圧を制御することにより、その印加電圧値から加速度の大きさを求めることができることとなる。
【0035】
このように、1枚の基板100に、可動電極を有する梁構造体、および可動電極に対向配置された固定電極を作り込んだ半導体力学量センサにおいて、半導体基板100を用いているためセンサの断面構造を簡単化することができる。
【0036】
次に、製造方法を、図1のB−B断面を示す図6〜図11を用いて説明する。
まず、図6に示すように、単結晶シリコン基板101を用意し、上面から不純物をイオン注入等で導入し、不純物拡散層102を形成する。次に、図7に示すように、不純物拡散層102の上にエピタキシャル成長によるシリコン層103を形成する。このような半導体基板100を用意し、図8のようにエピタキシャル層103の上面から異方性エッチングを行い、可動および固定電極を四角枠部から電気的に絶縁するための縦方向に延びる第1の溝20a,26aをパターン形成する。そして、エピタキシャル層103の上にシリコン酸化膜を成膜し、溝20a,26aを絶縁材料21a,27aで埋め込むとともに、エピタキシャル層103の表面を酸化膜32で覆う。この際、溝20a,26aの先端は不純物拡散層102まで達するように加工を行う。次に、配線50となる材料を成膜し、パターニングを行い、続いて、酸化膜33を成膜して配線パターン50を覆う。
【0037】
その後、図9に示すように、エピタキシャル層103と配線50の上部の酸化膜32,33を一部除去してコンタクトホール36,37を形成し、配線29,31となる材料を成膜し、パターニングを行う。
【0038】
そして、図10に示すように、半導体基板100に構造体形成のためのマスクフォトを行い、マスク51にて酸化膜32,33をドライエッチングにて除去する。さらに、マスク51を用いてエピタキシャル層103の上面から異方性エッチング(トレンチエッチング)を行い、四角枠部と梁構造体と固定電極を区画形成するための縦方向に延びる第2の溝4a,4bを形成する。この際、溝4a,4bは、不純物拡散層102まで達するような深さとする。
【0039】
また、異方性エッチング時あるいはエッチング後に異方性エッチングを行った溝4a,4bの内壁面に保護膜40,42を形成するとともに、溝底面に付いた保護膜を除去する。このようにして、溝4a,4bの底面を除く溝4a,4bの側壁に保護膜40,42を形成する。なお、保護膜40,42は、製造プロセスに適合したものを選択しなければならないが、トレンチエッチング時にポリマー等を形成、熱酸化膜を形成、CVD等で酸化膜を成膜、O2 プラズマ等で薄い酸化膜を形成、薬液等で酸化膜を形成等、どのような方法をとってもよい。その場合の配線材料は、熱工程が加わらない場合は、配線29,31の材料はアルミ等の金属配線またはポリシリコン等の材料が考えられる。また、熱工程が加わる場合は、配線29,31の材料は高融点金属であるタングステンやその化合物等あるいはポリシリコン等の材料が考えられる。
【0040】
引き続き、図11に示すように、第2の溝4a,4bの底面から不純物拡散層102をエッチングして横方向に延びる空洞2を形成する。これにより、空洞2の下に位置するベースプレート部3と、空洞2および第2の溝4a,4bの横に位置する四角枠部5と、加速度により変位する可動電極を有する梁構造体6と、梁構造体6の可動電極に対向して配置された固定電極17a,23aとが区画形成される。図11では、等方性エッチングをすることにより、質量部11と固定電極17a,23aの下の不純物拡散層102が選択的にエッチングされ、特に質量部11とベースプレート部3の間に所定の間隔tが形成される。
【0041】
この際、等方性エッチングでは、不純物拡散層102は、その下の単結晶基板101とエピタキシャル層103に対してエッチングが非常に速く、不純物拡散層102の下の単結晶基板101とエピタキシャル層103が露出されても所定の間隔が形成される時間においてもほとんどエッチングされず、不純物拡散層102の下の単結晶基板101とエピタキシャル層103との間を一定に保つことができる。これにより、構造体膜厚(可動・固定電極の厚さ)をエピタキシャル層103の膜厚にすることができる。
【0042】
最後に、エッチングマスク51を除去すると、図4に示す加速度センサが形成される。
なお、エピタキシャル層103の膜厚に対し表面の酸化膜32,33の合計膜厚が十分に薄くない場合には、酸化膜の内部応力により、等方性エッチング後に可動電極や質量部11が変化する。これを避けるためには、最終工程で図12のように表面の酸化膜32,33と側壁保護膜40,41を取り除いた方がよい。
【0043】
また、この等方性エッチングでは、前述した保護膜40,42はエッチングされないような組み合わせを選ぶ必要がある。この等方性エッチングの際、SF6 や、CF4 等のガス材料を用いたプラズマエッチング工程を用いることにより、ウエット工程に比較してエッチングの後の構造体形成歩留まりの向上を図ることができる。また、不純物拡散層102と、その下の単結晶基板101およびエピタキシャル層103のエッチングレート比が非常に大きい場合には、前述した保護膜40,42の形成除去工程を省略することができ、プロセスの簡略化を図ることができる。
【0044】
このように、本実施の形態は下記の特徴を有する。
(イ)半導体力学量センサの構造に関して、図3,4に示すように、半導体基板100として、表層部に不純物拡散層102を形成した単結晶基板101の上に半導体層103が形成されたものを用い、この半導体基板100における不純物拡散層102に空洞2を形成した。これにより、空洞2を形成すべくエッチングを行う場合において、不純物拡散層102のみが選択的にエッチングされて可動および固定電極の厚さが半導体層103の膜厚で決定され、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができる。即ち、設計値どおりの半導体力学量センサが形成される。
(ロ)半導体層103はエピタキシャル層であり、構造体を単結晶シリコンで構成することができ、物性的にも安定で、残留応力もほとんどない構造体とすることができる。そうすることで、経時劣化の少ない、高品質なセンサとすることができる。
(ハ)不純物拡散層102の不純物はP(リン)であり、半導体プロセスでは一般的な不純物で簡便に製造することができる。また、Pを高濃度に導入することでドライエッチング時の選択比を大きくとることができる。
(ニ)図3,4に示すように、溝(18b,24b,20a,26a)を埋め込んだ電気的絶縁材料(19b,25b,21a,27a)は空洞2に対して突き出ているので、絶縁を確実に行え、好ましいものとなる。
(ホ)半導体力学量センサの製造方法に関して、図8に示すように、表層部に不純物拡散層102を形成した単結晶基板101の上に半導体層103が形成された半導体基板100における半導体層103の上面から異方性エッチングを行い、可動および固定電極を支持部(ベースプレート部3+四角枠部5)から電気的に絶縁するための縦方向に延びる第1の溝20a,26aを形成するとともに、当該溝20a,26aを絶縁材料21a,27aで埋め込む。そして、図10に示すように、半導体層103の上面から異方性エッチングを行い、少なくとも梁構造体と固定電極を区画形成するための縦方向に延びる第2の溝4a,4bを形成するとともに、当該溝4a,4bの底面を除く溝4a,4bの側壁に保護膜40,42を形成する。さらに、第2の溝4a,4bの底面から不純物拡散層102に対し等方性エッチングを行い、図11に示すように、不純物拡散層102に沿って横方向に延びる空洞2を形成し、支持部(ベースプレート部3+四角枠部5)と梁構造体6と固定電極17a,23aとを区画形成した。よって、この等方性エッチングの際、選択的に不純物拡散層102がエッチングされ、不純物拡散層102の下の単結晶基板101と、半導体層103はほとんどエッチングされない。その結果、可動および固定電極の厚さが半導体層103の膜厚で決定され、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができる。
【0045】
なお、溝に埋め込む電気的絶縁材料(図3での符号19b,25b)は、シリコン酸化膜(絶縁材単体)であったが、シリコン酸化膜とポリシリコンにより構成したもの、即ち、絶縁材料で被われた材料を用いるとよい。つまり、シリコン酸化膜で覆われた材料(ポリシリコン)を用いることにより、酸化膜単体で埋め込む場合に比べ、低応力のポリシリコンの存在にて溝に発生する応力を小さくすることができる。
【0046】
次に、応用例を説明する。
図13には、加速センサの断面図を示す。図13は、図1のM−M線での縦断面図である。この場合には、固定電極(および梁構造体)を支持および絶縁するための構造が異なっている。
【0047】
ベースプレート部3上に電気的絶縁材料(酸化膜)よりなる柱70が立設され、この柱70により固定電極71と梁構造体72の少なくとも一方を支持するとともに電気的に絶縁している。詳しくは、固定電極71は、空洞2および溝4a,4bにより区画され、空洞2の上に位置し、四角枠部5から延び、かつ、梁構造体72の可動電極に対向して配置されているが、さらに、固定電極71を貫通する溝73に、電気的絶縁材料(酸化膜)よりなる柱70が埋め込まれ、柱70がベースプレート部3に向かって延びている。このような構造を採用することで可動電極と固定電極71間に発生する静電気力によりスティッキングが発生するのを回避し、安定したセンサ出力を得ることができる。
【0048】
このように、支持部(ベースプレート部3)上に立設した電気的絶縁材料よりなる柱70にて固定電極71と梁構造体72の少なくとも一方を支持するようにしてもよい。
【0049】
なお、図13においては柱70の間に不純物拡散層102を残す構成としたが、図14に示すように除去してもよい。
また、図13に対し図15のように基板表面の酸化膜32,33の一部と側壁保護膜40,41を取り除いてもよい。
【0050】
さらに、図16のように、単結晶基板101の表層部に酸化膜80を埋め込むとともにトレンチ溝73はその底部が酸化膜80に接するか(または突き抜ける)ようにしてもよい。これにより、可動電極と固定電極との間の電位分離を容易に行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0051】
本実施の形態における加速度センサの斜視図を図17に示す。また、図18に、図17におけるC−C線での断面図を示す。
図18において、半導体基板200として、単結晶シリコン基板201の上にエピタキシャル層202を形成したものを用いている。つまり、単結晶基板201とエピタキシャル層202は単結晶シリコンである。そして、エピタキシャル層(半導体層)202にて可動電極と固定電極を構成している。
【0052】
単結晶基板201の表層部には横方向に延びる空洞2が形成されるとともに、空洞2よりも上側の部位と空洞2よりも下側の部位が電気的絶縁材料(シリコン酸化膜)よりなる柱203にて連結支持されている。また、単結晶基板201での空洞2の下にはベースプレート部3が区画され、これが梁構造体6と固定電極16,22を支持するための支持部となっている。さらに、空洞2よりも上方に位置する単結晶基板201とエピタキシャル層202には縦方向に延びる溝4a〜4dが形成されている。加速度により変位する可動電極12,13(図17参照)を有する梁構造体6は、空洞2および溝4a〜4dにより区画され、空洞2の上に位置し、ベースプレート部(支持部)3から延びている。詳しくは、図17に示すように、梁構造体6の質量部11は、2つのアンカー部7,8により、梁部9,10を介して架設されており、図18に示すように、ベースプレート部3の上面において所定間隔を隔てた位置に配置されている。
【0053】
図17に示すように、アンカー部7,8と梁部9,10と質量部11と可動電極12,13は同材料で電気的に結合されており、またベースプレート部3とは図18の溝210に埋め込まれた絶縁材料203にて電気的に分離されている。質量部11における一方の側面からは4つの可動電極12が突出している。また、質量部11における他方の側面からは4つの可動電極13が突出している。可動電極12,13は、等間隔で平行に延びる櫛歯状の形状になっている。
【0054】
固定電極16,22は、空洞2および溝4a,4bにより区画され、空洞2の上に位置し、ベースプレート部(支持部)3から延び、かつ、梁構造体の可動電極12,13に対向して配置されている。固定電極16,22とベースプレート部(支持部)3とは、図18を用いて説明したように溝210内の絶縁材料203にて電気的に分離されている。
【0055】
第1の固定電極16からは、図18の酸化膜32上に形成されている配線28により外部に電位を取り出している。同様に、第2の固定電極22からは配線29を用いて外部に電位を取り出している。また、可動電極12,13の電位は質量部11と梁部9,10とアンカー部7,8を通して配線38,39により外部に電位を取り出している。
【0056】
次に、製造方法を、図17のC−C断面を示す図19〜図23を用いて説明する。
まず、図19に示すように、単結晶シリコン基板201を用意し、上面からトレンチ溝210を形成する。そして、溝210を絶縁材料203で埋め込む。次に、図20に示すように最初に形成したトレンチ溝210の間に多数のトレンチ溝211を形成する。この溝211は溝210よりも浅くなっている。その後、基板201を水素雰囲気で圧力10torr、1100℃、10min程度処理を行うと、トレンチ溝211の底面同士がつながれ、かつ、各溝211の上端開口部が塞がれ、図21のように基板201内に空洞2が形成される。これは、SON(Silicon On Nothing)という技術である。この図21で基板201は空洞2の上側と下側が絶縁材料203により完全に電気的に分離される。次に、図22に示すように、基板201の上にエピタキシャル層202を形成する。
【0057】
最後に、図23のようにエピタキシャル層202の上面に絶縁膜32を形成するとともに配線28,29を形成する。さらに、図18に示すように、エピタキシャル層202と基板201に対し異方性エッチングにより空洞2に達するように溝4a,4bを形成すると、加速度センサが完成する。
【0058】
このように、プロセスの初期段階に可動電極下の空洞2を形成することにより、構造体の膜厚を制御することができる。
以上のように本実施形態は、下記の特徴を有する。
(イ)半導体力学量センサの構造に関して、図18に示すように、半導体基板200として、単結晶基板201の上に半導体層202が形成されたものを用い、半導体層202にて可動および固定電極を構成するとともに単結晶基板201の表層部に空洞2を形成した。これにより、半導体層202の膜厚で可動および固定電極の厚さが決定され、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができる。
(ロ)半導体層202はエピタキシャル層であり、構造体を単結晶シリコンで構成することができ、物性的にも安定で、残留応力もほとんどない構造体とすることができる。そうすることで、経時劣化の少ない、高品質なセンサとすることができる。
(ハ)溝210を埋め込んだ電気的絶縁材料203は空洞2に対して貫通しており、絶縁を確実に行えるので、好ましいものとなる。
(ニ)図18に示すように、支持部(ベースプレート部3)上に立設した電気的絶縁材料よりなる柱203にて固定電極16と梁構造体6の少なくとも一方を支持しており、好ましいものとなっている。
(ホ)半導体力学量センサの製造方法に関して、図19に示すように、単結晶基板201の上面から異方性エッチングを行い、可動および固定電極を支持部(ベースプレート部3)から電気的に絶縁するための縦方向に延びる第1の溝210を形成するとともに、当該溝210を絶縁材料203で埋め込む。そして、図20に示すように、単結晶基板201の上面から異方性エッチングを行い、溝210よりも浅い多数の空洞用溝211を形成するとともに、水素雰囲気でアニールを行って図21に示すように各空洞用溝211の底部同士をつなぐとともに各空洞用溝211の上端開口部を塞ぐ空洞2を形成する。さらに、図22に示すように、単結晶基板201の上にエピタキシャル成長による半導体層202を形成する。さらには、図18に示すように、半導体層202の上面から異方性エッチングを行い単結晶基板201に設けた空洞2に達する第3の溝4a,4bを形成し、支持部(ベースプレート部3)と梁構造体6と固定電極16,22とを区画形成した。よって、単結晶基板201に空洞2を形成した後にベースプレート部(支持部)3と梁構造体6と固定電極16,22とを区画するための異方性エッチングを行うことにより力学量センサを形成することができる。その結果、半導体層202の膜厚で可動および固定電極の厚さが決定され、可動電極と固定電極間の静電容量のバラツキを低減することができる。
【0059】
なお、溝210に埋め込む電気的絶縁材料203は、シリコン酸化膜(絶縁材単体)であったが、シリコン酸化膜とポリシリコンにより構成したもの、即ち、絶縁材料で被われた材料を用いるとよい。つまり、シリコン酸化膜で覆われた材料(ポリシリコン)を用いることにより、酸化膜単体で埋め込む場合に比べ、低応力のポリシリコンの存在にて溝210に発生する応力を小さくすることができる。
【0060】
次に、構造体の応用例を図24に示す。
図24は図17のC−C線での縦断面図を示すものである。
図18に比べ図24は、シリコン基板201の表層部に酸化膜220を埋め込んでおり、この酸化膜220上に空洞2が形成されている。この場合、図19での上面からトレンチ溝210を形成する際、溝210の底部が図24の酸化膜220に接するかまたは、突き抜けるようにする。このような構成とすることにより、可動電極と固定電極との間の電位分離を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における加速度センサの平面図。
【図2】 加速度センサの斜視図。
【図3】 図1におけるA−A線での断面図。
【図4】 図1におけるB−B線での断面図。
【図5】 配線を取り除いた状態での加速度センサの斜視図。
【図6】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図7】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図8】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図9】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図10】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図11】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図12】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図13】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図14】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図15】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図16】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図17】 第2の実施の形態における加速度センサの斜視図。
【図18】 図17におけるC−C線での断面図。
【図19】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図20】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図21】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図22】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図23】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図24】 応用例を説明するための加速度センサの断面図。
【図25】 従来技術を説明するための加速度センサの平面図。
【図26】 図25におけるX−X線での断面図。
【図27】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【図28】 加速度センサの製造工程を説明するための断面図。
【符号の説明】
2…空洞、4a〜4d…溝、5…四角枠部、6…梁構造体、12,13…可動電極、12a〜12d,13a〜13d…可動電極、16,17,22,23…固定電極、16a〜16d,17a〜17d,22a〜22d,23a〜23d…固定電極、100…半導体基板、101…単結晶基板、102…不純物拡散層、200…半導体基板、201…単結晶シリコン基板、202…エピタキシャル層、203…絶縁材料、210…溝。

Claims (2)

  1. 持部と、力学量により変位する可動電極を有する梁構造体と、梁構造体の可動電極に対向して配置された固定電極とを備えた半導体力学量センサの製造方法であって、
    結晶基板の上面から異方性エッチングを行い、可動および固定電極を支持部から電気的に絶縁するための縦方向に延びる第1の溝を形成するとともに、当該溝を絶縁材料で埋め込む工程と、
    前記単結晶基板の上面から異方性エッチングを行い、前記第1の溝よりも浅い多数の空洞用溝を形成する工程と、
    水素雰囲気でアニールを行って前記各空洞用溝の底部同士をつなぐとともに各空洞用溝の上端開口部を塞ぐ空洞を形成する工程と、
    前記単結晶基板の上に半導体層形成する工程と
    前記半導体層の上面から異方性エッチングを行い単結晶基板に設けた空洞に達する第3の溝を形成し、支持部と梁構造体と固定電極とを区画形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体力学量センサの製造方法
  2. 前記単結晶基板の上に半導体層を形成する工程は、単結晶基板の上にエピタキシャル成長により半導体を形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体力学量センサの製造方法
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