JP4279100B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、定電流チョッパステッピングモータ制御駆動制御回路およびこれを用いた画像形成装置に関する。
従来、定電流チョッパステッピングモータ駆動回路に対して、何らかの不確定要因、例えばモーターショート等が起こった時に、該回路に大電流が流れ、ステッピングモータドライバ焼損や接続さている電流検知抵抗焼損が発生し、不具合が生じる可能性があった。このような不具合に対して以下のような技術が提案されていた。
特開平05−56691号 特開平05−126921号 特開平09−235048号
特許文献1に記載の発明は、励磁するステッピングモータ内のコイルの温度検知手段を設けて温度監視を行うことにより過電流等の異常検知を行っており、駆動制御回路内に過電流防止手段を設けた技術でない。
特許文献2に記載の発明は、異常検出器が、ステッピングモータと直列に接続された抵抗とこの抵抗と並列に入れられたサージ電流吸収用のコンデンサと、抵抗で発生した電圧からステッピングモータの駆動電流を検出する駆動流検出回路と備えており、このように、複数素子からなる電流制御回路であるため、経済性に難点があった。
特許文献3記載の発明では、レジストローラ駆動用のステッピングモータへのトータルの通電電流を低く設定することでSTMの温度上昇を抑制することを目的としたものであり、過電流防止を目的として電流制御を行っていない。
そこで、本発明の第1の目的は、電流検知抵抗の代わりに正特性サーミスタ素子を使用することで、ステッピングモータドライバに電流を抑制することができる定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路を提供することである。
本発明の第2の目的は、定電流チョッパステッピングモータ駆動制御回路の異常を検知して、該駆動制御回路への供給電源をOFFにすることで、システムとしての安全性を高めた画像形成装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、オペレータがシステムの電源OFF/ON等を行うだけでは該定電流チョッパステッピングモータ駆動回路への電源供給OFF解除せず、特定の人間のみに開放された操作を行った時のみに解除可能としてシステムとしての安全性を高めた画像形成装置を提供することである。
請求項1記載の発明では、モータの駆動を制御するモータ制御手段と、前記モータ制御
手段に電力を供給する電源と、前記電源からの前記モータ制御手段への電力供給を停止す
る供給停止手段と、を備えた画像形成装置であって、前記モータ制御手段は、前記モータ
を電流駆動する駆動手段と、前記駆動手段により前記モータに流した電流に応じて抵抗値
が変化する正特性サーミスタと、前記正特性サーミスタの電位を監視する監視手段と、を
備え、前記監視手段により前記正特性サーミスタの電位が所定の電位以上になったときに
その旨を示す情報を不揮発性記憶手段に記憶し、前記電源の通電を開始する際に、前記不
揮発性記憶手段に所定の電位以上になったことを示す情報が記憶されていた場合には、前
記供給停止手段により前記モータ制御手段への電力供給を停止し、前記電力供給停止の後、一般オペレータに開放されていない所定の操作が行われたときに電力供給停止状態を解除する制御手段を備えたことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記モータはステッピングモータであり、同ドライバは定電流チョッパステッピングドライバであることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、回路内で過電流防止をするだけでなく、システムとして過電流防止動作が働くので、システムとしてより確実にそれ以外の部品故障や発煙・発火等の防止を確実に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置等に使われている定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の一般的な例を示した図である。
この図5において、R1、R2は、定電流チョッパステッピングモータドライバに流す電流を決めるためのリファレンス電圧を決める抵抗であり、Rx1、Rx2は、該チョッピング電流の検知抵抗である。Rx1、Rx2により決めたリファレンス電圧が、励磁されている間Rx1、Rx2に印可されることになる。
定電流チョッパステッピングモータドライバには、励磁パルスと励磁ON/OFF信号が入力され、励磁ON/OFF信号がONの時に、励磁パルスパターンに沿ったチョッピング電流を流すことにより、ステッピングモータを駆動している。
図1は、本実施の形態に係る定電流チョッパステッピングモータ制御駆動制御回路を示した図である。この図1において、Tx1、Tx2は、正特性のサーミスタ素子である。正特性のサーミスタ素子は、所定の電流値よりも高い値になると温度上昇し、それに伴い抵抗値が上昇する。本回路では、Tx1またはTx2に過電流が流れると、Tx1またはTx2の抵抗値が上昇し、自身に流れる電流を制限する。モータやハーネスの短絡、ステッピングモータドライバの故障等により異常電流が流れた時に、Tx1またはTx2の抵抗値が無限大近くまで上昇し、電流値をほぼ零にすることで、該回路およびモータ等の損傷・発煙等を防止する。
さらに、Tx1、Tx2の電圧を監視回路にて監視することで、定電流チョッパステッピングモータ駆動制御回路の異常を検知して、該駆動制御回路への供給電源をOFFにすることで、システムとしての安全性を高めた画像形成装置も実現できる。Tx1、Tx2のいずれかに過電流が流れると、その電圧は上昇し、監視回路の所定のスレッシュを越えることで、システム側が過電流防止回路動作状態であることを認識し、該モータ制御駆動回路への供給電源をOFFしすることができる。
システムが供給電源をOFFにする手段は、トランジスタやFET等で行うことができる。
図2は、上述システムの例である画像形成装置の内部構成を示したブロック図である。
この画像形成装置は、CPU(中央演算処理装置)01、ROM(リード/オンリ/メモリ)02、RAM(ランダム/アクセス、メモリ)03、操作パネル04、I/O制御部05、各種センサ06、各種モータ07、読み取り制御部08、スキャナー部09、書き込み制御部10、プロッター部11、通信制御部12および網制御装置13より構成されている。
CPU01は、本画像形成装置のシステム制御を行い、CPU01がROM02に格納されているプログラムに従って、RAM03をワークエリアに使用しつつ、本画像形成装置を統括する。
操作パネル04は、オペレータが各種設定等を行い、I/O制御部05は、紙サイズ検知やジャム検知等を行う各種センサー06の入力および負荷を駆動する各種モーター07の出力制御信号をCPU01の命令に基づいて制御を行う。
読み取り制御部08は、スキャナー部09の制御を行い、書き込み制御部10は、プロッター部11の制御を行う。網制御装置13は、公衆電話回線とのI/F(インターフェイス)であり、通信制御部12は、この網制御装置13を制御することでFAX通信制御を行う。
図3は、本実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
まず、Tx1、Tx2のいずれかの電圧が所定の値より高くなると(ステップ10;Y)、回路内で自動的に電流制限をかけて動作を停止させると共に、システムとしても監視回路にて異常を検知して、該回路への電源供給をOFFして未然に発煙等防止状態にする(ステップ11)。同時に、該不具合がある旨を操作パネル04に表示して、不揮発性メモリ(例えば、RAM03でも良いが、特に別に設けても良い)に異常発生を記憶しておく(ステップ12)。
図4は、他の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
例えば、不具合発生後に電源スイッチSWのOFF/ON等を行っても、ステッピングモータ動作異常発生があったかどうかを必ず不揮発性メモリに記憶されているかを確認する(ステップ20)。そして、該動作異常フラグがたっているならば(ステップ20;Y)、該ステッピングモータ制御駆動回路への電源供給をONせず、当然駆動制御も行わない(ステップ21)。こうすることで、システムの安全を確保している。
そして、同時に操作パネル04にはステッピングモータ動作異常である旨を表示する(ステップ22)。ここで、もし、一般オペレータに開放されていない所定の操作を操作表示部04から行った場合に(ステップ23;Y)、不揮発性メモリに記憶してあるステッピングモータ異常発生フラグのリセットを行い、次の電源OFF/ONで正常な動作立ち上げ状態に戻る(ステップ24)。
本実施の形態に係る定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路を示した図である。 画像形成装置の内部構成を示したブロック図である。 本実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。 他の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態に係る画像形成装置等に使われている定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の一般的な例を示した図である。
符号の説明
01 CPU(中央演算処理装置)
02 ROM(リード/オンリ/メモリ)
03 RAM(ランダム/アクセス、メモリ)
04 操作パネル
05 I/O制御部
06 各種センサ
07 各種モータ
08 読み取り制御部
09 スキャナー部
10 書き込み制御部
11 プロッター部
12 通信制御部
13 網制御装置

Claims (2)

  1. モータの駆動を制御するモータ制御手段と、前記モータ制御手段に電力を供給する電源と、前記電源からの前記モータ制御手段への電力供給を停止する供給停止手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記モータ制御手段は、
    前記モータを電流駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段により前記モータに流した電流に応じて抵抗値が変化する正特性サーミスタと、
    前記正特性サーミスタの電位を監視する監視手段と、を備え、
    前記監視手段により前記正特性サーミスタの電位が所定の電位以上になったときにその旨を示す情報を不揮発性記憶手段に記憶し、
    前記電源の通電を開始する際に、前記不揮発性記憶手段に所定の電位以上になったことを示す情報が記憶されていた場合には、前記供給停止手段により前記モータ制御手段への電力供給を停止し、
    前記電力供給停止の後、一般オペレータに開放されていない所定の操作が行われたときに電力供給停止状態を解除する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記モータはステッピングモータであり、同ドライバは定電流チョッパステッピングド
    ライバであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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