JP2005094977A - 定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路および画像形成装置 - Google Patents

定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005094977A
JP2005094977A JP2003328524A JP2003328524A JP2005094977A JP 2005094977 A JP2005094977 A JP 2005094977A JP 2003328524 A JP2003328524 A JP 2003328524A JP 2003328524 A JP2003328524 A JP 2003328524A JP 2005094977 A JP2005094977 A JP 2005094977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
circuit
constant current
drive circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003328524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4279100B2 (ja
Inventor
Sanenori Ichimura
実紀 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003328524A priority Critical patent/JP4279100B2/ja
Publication of JP2005094977A publication Critical patent/JP2005094977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4279100B2 publication Critical patent/JP4279100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

【課題】 電流検知抵抗の代わりに正特性サーミスタを使用することで、ステッピングモータドライバに電流を抑制することができる定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路を提供すること。
【解決手段】 図1のTx1、Tx2は、正特性のサーミスタであり、これは所定の電流値よりも高い値になると温度上昇し、同時に抵抗値が上昇する。本回路では、Tx1またはTx2に過電流が流れると、その抵抗値が上昇し、自身に流れる電流を制限する。モータやハーネスの短絡、ステッピングモータドライバの故障等により異常電流が流れた時に、Tx1またはTx2の抵抗値が無限大近くまで上昇し、電流値をほぼ零にすることで、該回路およびモータ等の損傷・発煙等を防止する。また、Tx1、Tx2の電圧を監視回路にて監視して、定電流チョッパステッピングモータ駆動回路の異常を検知できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定電流チョッパステッピングモータ制御駆動制御回路およびこれを用いた画像形成装置に関する。
従来、定電流チョッパステッピングモータ駆動回路に対して、何らかの不確定要因、例えばモーターショート等が起こった時に、該回路に大電流が流れ、ステッピングモータドライバ焼損や接続さている電流検知抵抗焼損が発生し、不具合が生じる可能性があった。このような不具合に対して以下のような技術が提案されていた。
特開平05−56691号 特開平05−126921号 特開平09−235048号
特許文献1に記載の発明は、励磁するステッピングモータ内のコイルの温度検知手段を設けて温度監視を行うことにより過電流等の異常検知を行っており、駆動制御回路内に過電流防止手段を設けた技術でない。
特許文献2に記載の発明は、異常検出器が、ステッピングモータと直列に接続された抵抗とこの抵抗と並列に入れられたサージ電流吸収用のコンデンサと、抵抗で発生した電圧からステッピングモータの駆動電流を検出する駆動流検出回路と備えており、このように、複数素子からなる電流制御回路であるため、経済性に難点があった。
特許文献3記載の発明では、レジストローラ駆動用のステッピングモータへのトータルの通電電流を低く設定することでSTMの温度上昇を抑制することを目的としたものであり、過電流防止を目的として電流制御を行っていない。
そこで、本発明の第1の目的は、電流検知抵抗の代わりに正特性サーミスタ素子を使用することで、ステッピングモータドライバに電流を抑制することができる定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路を提供することである。
本発明の第2の目的は、定電流チョッパステッピングモータ駆動制御回路の異常を検知して、該駆動制御回路への供給電源をOFFにすることで、システムとしての安全性を高めた画像形成装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、オペレータがシステムの電源OFF/ON等を行うだけでは該定電流チョッパステッピングモータ駆動回路への電源供給OFF解除せず、特定の人間のみに開放された操作を行った時のみに解除可能としてシステムとしての安全性を高めた画像形成装置を提供することである。
請求項1記載の発明では、定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路が、電源と、この電源から電力の供給を受け、ステッピングモータをチョッピング電流で駆動する定電流チョッパステッピングモータドライバと、前記ステッピングモータと並列に前記定電流チョッパステッピングモータドライバと接続された駆動電流検出手段とからなり、この駆動電流検出手段に正特性のサーミスタ素子を使用したことにより、前記第1の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、画像形成装置が、請求項1記載の定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路と、前記定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の前記駆動電流検出手段に使用した正特性のサーミスタ素子の電位を監視しする監視回路と、この監視回路の監視により、前記正特性のサーミスタ素子の電位が所定の電位以上になった場合、前記電源からの電力供給をOFFにする供給停止手段と、を備えたことにより、前記第2の目的を達成する。
請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記供給停止手段によるOFFを解除する際、予め定められた所定の操作を受け付けた場合のみOFFを解除することにより、前記第3の目的を達成する。
請求項1記載の発明では、定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路は、単純かつ安価な回路で、モータ短絡等時の過電流を制限するので、それ以外の部品故障や発煙・発火等の防止を確実に行うことができる。
請求項2の画像形成装置は、回路内で過電流防止をするだけでなく、システムとして過電流防止動作が働くので、システムとしてより確実にそれ以外の部品故障や発煙・発火等の防止を確実に行うことができる。
請求項3の画像形成装置は、誤ってオペレータが電源OFF/ON等のシステム復帰動作を行っても、異常回路への電源供給も駆動制御も行わないので、誤操作による部品故障や発煙・発火等も防止でき、更に不具合修理後の特定の人間のみの操作でしか、動作しないので、多重の安全システムを実現できる。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置等に使われている定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の一般的な例を示した図である。
この図5において、R1、R2は、定電流チョッパステッピングモータドライバに流す電流を決めるためのリファレンス電圧を決める抵抗であり、Rx1、Rx2は、該チョッピング電流の検知抵抗である。Rx1、Rx2により決めたリファレンス電圧が、励磁されている間Rx1、Rx2に印可されることになる。
定電流チョッパステッピングモータドライバには、励磁パルスと励磁ON/OFF信号が入力され、励磁ON/OFF信号がONの時に、励磁パルスパターンに沿ったチョッピング電流を流すことにより、ステッピングモータを駆動している。
図1は、本実施の形態に係る定電流チョッパステッピングモータ制御駆動制御回路を示した図である。この図1において、Tx1、Tx2は、正特性のサーミスタ素子である。正特性のサーミスタ素子は、所定の電流値よりも高い値になると温度上昇し、それに伴い抵抗値が上昇する。本回路では、Tx1またはTx2に過電流が流れると、Tx1またはTx2の抵抗値が上昇し、自身に流れる電流を制限する。モータやハーネスの短絡、ステッピングモータドライバの故障等により異常電流が流れた時に、Tx1またはTx2の抵抗値が無限大近くまで上昇し、電流値をほぼ零にすることで、該回路およびモータ等の損傷・発煙等を防止する。
さらに、Tx1、Tx2の電圧を監視回路にて監視することで、定電流チョッパステッピングモータ駆動制御回路の異常を検知して、該駆動制御回路への供給電源をOFFにすることで、システムとしての安全性を高めた画像形成装置も実現できる。Tx1、Tx2のいずれかに過電流が流れると、その電圧は上昇し、監視回路の所定のスレッシュを越えることで、システム側が過電流防止回路動作状態であることを認識し、該モータ制御駆動回路への供給電源をOFFしすることができる。
システムが供給電源をOFFにする手段は、トランジスタやFET等で行うことができる。
図2は、上述システムの例である画像形成装置の内部構成を示したブロック図である。
この画像形成装置は、CPU(中央演算処理装置)01、ROM(リード/オンリ/メモリ)02、RAM(ランダム/アクセス、メモリ)03、操作パネル04、I/O制御部05、各種センサ06、各種モータ07、読み取り制御部08、スキャナー部09、書き込み制御部10、プロッター部11、通信制御部12および網制御装置13より構成されている。
CPU01は、本画像形成装置のシステム制御を行い、CPU01がROM02に格納されているプログラムに従って、RAM03をワークエリアに使用しつつ、本画像形成装置を統括する。
操作パネル04は、オペレータが各種設定等を行い、I/O制御部05は、紙サイズ検知やジャム検知等を行う各種センサー06の入力および負荷を駆動する各種モーター07の出力制御信号をCPU01の命令に基づいて制御を行う。
読み取り制御部08は、スキャナー部09の制御を行い、書き込み制御部10は、プロッター部11の制御を行う。網制御装置13は、公衆電話回線とのI/F(インターフェイス)であり、通信制御部12は、この網制御装置13を制御することでFAX通信制御を行う。
図3は、本実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
まず、Tx1、Tx2のいずれかの電圧が所定の値より高くなると(ステップ10;Y)、回路内で自動的に電流制限をかけて動作を停止させると共に、システムとしても監視回路にて異常を検知して、該回路への電源供給をOFFして未然に発煙等防止状態にする(ステップ11)。同時に、該不具合がある旨を操作パネル04に表示して、不揮発性メモリ(例えば、RAM03でも良いが、特に別に設けても良い)に異常発生を記憶しておく(ステップ12)。
図4は、他の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
例えば、不具合発生後に電源スイッチSWのOFF/ON等を行っても、ステッピングモータ動作異常発生があったかどうかを必ず不揮発性メモリに記憶されているかを確認する(ステップ20)。そして、該動作異常フラグがたっているならば(ステップ20;Y)、該ステッピングモータ制御駆動回路への電源供給をONせず、当然駆動制御も行わない(ステップ21)。こうすることで、システムの安全を確保している。
そして、同時に操作パネル04にはステッピングモータ動作異常である旨を表示する(ステップ22)。ここで、もし、一般オペレータに開放されていない所定の操作を操作表示部04から行った場合に(ステップ23;Y)、不揮発性メモリに記憶してあるステッピングモータ異常発生フラグのリセットを行い、次の電源OFF/ONで正常な動作立ち上げ状態に戻る(ステップ24)。
本実施の形態に係る定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路を示した図である。 画像形成装置の内部構成を示したブロック図である。 本実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。 他の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態に係る画像形成装置等に使われている定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の一般的な例を示した図である。
符号の説明
01 CPU(中央演算処理装置)
02 ROM(リード/オンリ/メモリ)
03 RAM(ランダム/アクセス、メモリ)
04 操作パネル
05 I/O制御部
06 各種センサ
07 各種モータ
08 読み取り制御部
09 スキャナー部
10 書き込み制御部
11 プロッター部
12 通信制御部
13 網制御装置

Claims (3)

  1. 電源と、この電源から電力の供給を受け、ステッピングモータをチョッピング電流で駆動する定電流チョッパステッピングモータドライバと、前記ステッピングモータと並列に前記定電流チョッパステッピングモータドライバと接続された駆動電流検出手段とからなり、
    この駆動電流検出手段に正特性のサーミスタ素子を使用したことを特徴とする定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路。
  2. 請求項1記載の定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路と、
    前記定電流チョッパステッピングモータ制御駆動回路の前記駆動電流検出手段に使用した正特性のサーミスタ素子の電位を監視しする監視回路と、
    この監視回路の監視により、前記正特性のサーミスタ素子の電位が所定の電位以上になった場合、前記電源からの電力供給をOFFにする供給停止手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記供給停止手段によるOFFを解除する際、予め定められた所定の操作を受け付けた場合のみOFFを解除することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
JP2003328524A 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4279100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328524A JP4279100B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328524A JP4279100B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005094977A true JP2005094977A (ja) 2005-04-07
JP4279100B2 JP4279100B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=34458068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328524A Expired - Fee Related JP4279100B2 (ja) 2003-09-19 2003-09-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4279100B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015006356A (ja) * 2014-07-02 2015-01-15 株式会社三共 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015006356A (ja) * 2014-07-02 2015-01-15 株式会社三共 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4279100B2 (ja) 2009-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643419B2 (ja) 自己診断機能を備えた負荷駆動装置
EP1837731B1 (en) Fan abnormality detection device
JP2018007551A (ja) ソフトスタート及び保護を備える電源装置
US20100149699A1 (en) Motor detecting and protecting apparatus and its method
JP2006230111A (ja) Dc/dcコンバータ
JP2009278803A (ja) Dcモータの異常検出方法
JP4477607B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2010104079A (ja) 負荷駆動装置
JP4279100B2 (ja) 画像形成装置
JP6145446B2 (ja) リレー駆動回路
JPH04327953A (ja) アラーム制御方法
JP4627165B2 (ja) 電力用半導体装置の制御用回路および制御用集積回路
KR102098049B1 (ko) 과전류 발생시 모터 구동 전원을 차단하는 eps 제어 장치 및 방법
JP2006194794A (ja) 端末機器配線の短絡検出装置
JP6713897B2 (ja) 機器監視装置及び機器監視方法
JP3867919B2 (ja) ファンモータ制御装置
JP4806360B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2010180812A (ja) グロープラグ故障診断装置
JP2000301812A (ja) 制御装置
JP2007048702A (ja) ストロボ安全保護回路およびストロボ安全保護回路を備えた撮像装置
JP2005148667A (ja) 画像形成装置
JP2003189467A (ja) 入出力装置の保護回路
JP2007215325A (ja) 光ディスク装置、光ディスク装置のモータ駆動装置の保護装置
JP2005236100A (ja) ソレノイド故障検出装置
JP2009148015A (ja) モーター制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090311

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees