JP4278654B2 - 害虫防除剤 - Google Patents

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Description

本発明は、野外に棲息する害虫の防除に適した害虫防除剤に関し、詳しくは、害虫の行動撹乱剤の効果を持続させることで、野外に棲息する害虫を効果的に防除することができる害虫防除剤に関する。
本発明はまた、速効性に優れた殺虫粉体状製剤に関する。
本発明はさらに、ダンゴムシ等の等脚類に対して這い出し行動(追出し効果)等を誘起させる行動撹乱剤に関する。
ダンゴムシやワラジムシなどの野外に棲息する害虫を防除するために、殺虫成分を含有した殺虫粉剤を地面に散布することが行われている。
ところが使用されている殺虫成分によっては害虫に対して忌避効果をもつことがあり、本来の殺虫効果が得られないことがある。
そこで害虫と殺虫成分とがよく接触するように、誘引剤、生理活性物質などを併用することが試みられている。その1つに、植物精油を併用することで害虫の行動に撹乱を起こさせ、殺虫成分との接触機会を増大させて殺虫効果を高めることが検討されている(例えば、特開平4−308510号公報参照)。
また、ゴキブリに対するフラッシングアウト(物陰から飛び出してくる現象)を誘起させる物質として、ペルメトリンが知られている。そしてペルメトリンをゴキブリが棲息していると思われる隙間に噴霧するとゴキブリが外に飛び出して死ぬので、殺虫効果を目視で確認できることから、ゴキブリを駆除する際に重要な作用の一つとして認識されている。ペルメトリンの他に同様の作用を示すものとしてはテルペン系アルデヒド等が知られているだけである(例えば、特開2002−326903号公報参照)。
一方、ゴキブリの他にも物陰に潜んでいて殺虫剤とよく接触させることが難しい害虫の一つにダンゴムシ等の等脚類がある。等脚類は野外の石下等に潜んでいることが多く、その為に殺虫剤が上手く接触しないで駆除効果が上がらないという問題があった。しかし上記のペルメトリンやテルペン系アルデヒド等はゴキブリに対して特有の作用を示すのであって、等脚類に対して行動撹乱を誘起させる物質は知られていない。
また、特定の殺虫成分を有効成分として用いることで、害虫を速効的にノックダウンして、殺虫することができる殺虫粉剤が知られている(例えば、特開2001−199813号公報参照)。
ところが従来の殺虫粉剤では、殺虫効果が殺虫成分の濃度に依存することから、低濃度では速効性が弱まる傾向にある。
そこで本発明の第一の目的は、野外に棲息する害虫と殺虫剤との接触効率を向上し、より効率的に駆除するために、行動撹乱剤効果を持続させて、野外に棲息する害虫を効果的に防除することができる害虫防除剤を提供することである。次に殺虫成分が低濃度であっても優れた速効性を発揮することができる殺虫粉体状製剤を提供することである。そして等脚類を石下等から追出すために、這い出し行動等の行動撹乱を誘起させることができる行動撹乱剤を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、害虫の行動撹乱剤を固体担体に保持させるなどして粒状体とすることで、害虫の行動撹乱剤の効果を持続させることができ、この粒状体と、殺虫成分を含有した粉体とを混合して散布することで害虫の防除効果が高まることを見出した。また殺虫成分を特定の溶剤に溶解した状態で粉体表面に存在させることで速効性のある殺虫効果を得られること、さらに植物精油及び/又はその香気成分を用いることで、等脚類に対して所期の行動撹乱を誘起させることを見出し本発明に至った。
即ち、本発明は以下の害虫防除剤、殺虫粉体状製剤、および等脚類の行動撹乱剤からなるものである。
(1)殺虫成分を含有した粉体と、害虫の行動撹乱剤と保留剤とを含有した粒状体とを混合した害虫防除剤であって、
行動撹乱剤がウインターグリーン油、ラバンディン油、レモングラス油、ティーツリー油、ケイヒ油、カッシャー油、サリチル酸メチル、カルボン及びケイヒアルデヒドからなる群から選ばれる1種又は2種以上の植物精油及び/又はその香気成分を有効成分として含有し、
保留剤が二塩基酸エステル、多価アルコール、低級アルコール、及びパラフィンからなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする害虫防除剤。
)粒状体の含有量が、該粒状体と粉体との合計量の0.1〜30重量%であることを特徴とする上記(1)記載の害虫防除剤。
)粉体と粒状体とが目視にて識別できることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の害虫防除剤。
)殺虫成分が難揮散性溶剤に溶解された状態で粉体表面に存在していることを特徴とする上記(1)〜()いずれかに記載の害虫防除剤。
)殺虫成分が、溶解前の状態で固体であることを特徴とする上記()記載の害虫防除剤。
)行動撹乱剤が等脚類に有効であることを特徴とする上記(1)〜()いずれかに記載の害虫防除剤。
本発明に係る害虫防除剤は、殺虫成分を含有した粉体と、害虫の行動撹乱剤(以下、単に「行動撹乱剤」ともいう)を含有した粒状体とを混合したものである。
殺虫成分を含有した粉体は、例えば、サンドミル中で殺虫成分、無機粉体、結合剤を粉砕混合し、必要に応じて適量の増量剤を加えて混合し、得られた混合物を篩を通過させてダマやゴミを除去してプレミックスとし、これを適量の増量剤で希釈混合して粉体として得られる。この際に溶剤に殺虫成分を溶解した殺虫溶液を用いてもよい。
本発明に用いる殺虫成分としては、所期の害虫に対して殺虫効果をもつ化合物などであればよく、例えば、天然ピレトリン、プラレトリン、イミプロトリン、フタルスリン、アレスリン、トランスフルトリン、レスメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、d,d−T99−シフェノトリン、ペルメトリン、サイパーメスリン、エトフェンプロックス、シフルスリン、デルタメスリン、ビフェントリン、フェンバレレート、フェンプロパスリン、シラフルオフェン、メトフルトリン、プロフルトリン、S−1864(住友化学工業社製)などのピレスロイド系化合物;ジクロルボスなどの有機リン系化合物;プロポクスルなどのカーバメート系化合物;メトキサジアゾンなどのオキサジアゾール系化合物;アミドフルメトなどのスルホンアミド系化合物;ジノテフランなどのニコチノイド系化合物;メトプレン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェンなどの昆虫成長制御化合物;クロルフェナピル、フィプロニル、S−1991(住友化学工業社製)、これらの異性体、誘導体などを用いることができる。これらの中でも野外に棲息する各種害虫を速効的にノックダウンせしめ、優れた殺虫効果をもつプロポクスルを用いるとよい。これらは1種又は2種以上を混合して用いることができ、害虫防除剤の全量(即ち、殺虫成分を含有した粉体と行動撹乱剤を含有した粒状体との合計量)に対して0.01〜15重量%、好ましくは0.1〜10重量%として含有するのがよく、害虫防除剤の全量に対する粉体の配合量を考慮して調整すればよい。
また、この殺虫成分を含有した粉体は、その粒径を100メッシュパスより小さくすると害虫との接触頻度が高まり、殺虫効果に優れるのでよい。
また、殺虫成分が難揮散性溶剤に溶解された状態で粉体表面に存在しており、使用時において、粉体全体が湿ったような状態にあってもよい。上記の湿ったような状態とは、例えば、ろ紙(No.2)に油溶性色素(Plast Blue8540;有本化学社製)を少量散布し、この上に約3gの本発明に係る製剤を載せたろ紙(No.2)を置き、24時間放置後に前記色素の溶解、発色がみられる、あるいは本発明に係る製剤を載せたろ紙に色素が転写する状態が挙げられる。これにより、殺虫成分が粉体の表面を覆うように、しかも長時間存在し、虫が製剤の何処に接触しても殺虫成分が作用するようになる。ここでは、プロポクスル等の固体の殺虫成分を用いると、本発明の効果が顕著に発揮されるので好ましい。本発明は、上述のような状態で殺虫成分が粉体に担持された、殺虫粉体状製剤にも関する。
上記の殺虫成分はまた、本発明に係る殺虫粉体状製剤の全量に対して0.01〜5重量%、さらには0.05〜2重量%となるように用いるのがよい。
本発明に係る殺虫粉体状製剤に用いる難揮散性溶剤としては、常温、常圧条件下で揮散し難く、用いる殺虫成分に対して溶剤としての機能を有するものがよい。例えば、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等の非イオン性界面活性剤;ミリスチン酸イソプロピル等の脂肪酸エステル;ケロシン等の炭化水素;セバシン酸ジオクチル等の二塩基酸エステル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合して用いることができる。また、脂肪酸エステル、炭化水素、二塩基酸エステルは、撥水性であることから、野外で使用する場合には有利である。
これらは本発明に係る製剤の全量に対して0.1〜10重量%、さらには0.5〜6重量%となるように用いるのがよい。難揮散性溶剤の使用量をこのような範囲にすることにより、上記のような使用時における湿潤状態を良好に維持できる。また、0.1重量%未満では、個々の粉体が難揮散性溶剤に溶解した殺虫成分で被覆され難くなる。10重量%よりも多いと、製剤中にダマが発生するなど、製造上、取り扱い上、不都合があり好ましくない。
一方、行動撹乱剤を含有した粒状体は、行動撹乱剤を固体担体に含浸、吹付けなどして保持させて、造粒、粉砕などして所期の粒状体として得られる。本発明に係る害虫防除剤において粒状体とは、粉体、顆粒、粉末、微細粒などの形状を包含するものであり、その粒径を1〜100メッシュパス程度とすると行動撹乱剤を十分に保持できるのでよい。また、この粒状体は、担体に行動撹乱剤を飽和量まで保持させた場合には、害虫防除剤の全量に対して0.1〜30重量%となるように配合すればよい。
行動撹乱剤としては、植物精油及び/又はその香気成分を用いることができる。例えば、ヒノキ油、シダー油、ビャクシン油、アスナロ油、クロベ油、アビエス油、テレビン油、米松油、松根油、タイムレッド油、ユーカリ油、シダーウッド油、クローブリーフ油、ヒバ油、チョウジ油、ベイ油、ローズマリー油、ケイヒ油、ゼラニウム油、ラベンダー油、キュベバ油、ボアドローズ油、セイジ油、パイン油、コリンアンダー油、カモミル油、ハッカ油、クローブバット油、ホウユ油、ペパーミント油、カッシャー油、スペアミント油、スターアニス油、ティーツリー油、レモングラス油、ラバンディン油、ウインターグリーン油などの植物精油;α−ピネン、β−ピネン、α−テルピネオール、β−テルピネオール、シドレン、シドロール、カンフェン、カジネン、カンファー、リモネン、シネオール、メントール、ジュージン、サピネン、ヒノキチオール、リナロール、ケイヒアルデヒド、リナロール、ベンジルアルコール、L−カルボン、シトロネラ、サリチル酸メチルなどの植物精油の香気成分を用いることができる。これらは1種又は2種以上を混合して用いることができる。
かかる物質は等脚類に対して特に有効である。本発明はまた、上記のような植物精油及び/又はその香気成分を有効成分として含有する、等脚類の行動撹乱剤にも関するものである。ここで言う等脚類の行動撹乱とは、石下等からの這い出し行動を誘起したり(追出し効果)、石等に向かって進む途中に反転して逆方向に進むようなUターン行動を誘起したり、石下等から這い出した後再び石下等に戻る再進入を阻害したり、石下等に長く居座る定着行動を阻害する等を指す。
本発明に係る害虫防除剤中では、行動撹乱剤を害虫防除剤の全量に対して0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜10重量%として含有するのがよく、害虫防除剤の全量に対する粒状体の配合量、行動撹乱剤の担体に対する保持量を考慮して調整すればよい。
前記の植物精油及び/又はその香気成分の中で、這い出し行動を誘起させるには、例えば、スペアミント油、ペパーミント油、サリチル酸メチル、フェニルエチルアルコール、ネロール、テルピネオール、ベンジルアルコールを用いるのがよい。
また、定着阻害を誘起させるには、例えば、ウインターグリーン油、ラバンディン油、レモングラス油、ティーツリー油、スターアニス油、サリチル酸メチルを用いるのがよい。
さらにUターン行動を誘起させるには、例えば、ケイヒ油、ウインターグリーン油、カッシャー油、ペパーミント油、スペアミント油、ティーツリー油、ローズマリー油、ユーカリ油、L−カルボン、ケイヒアルデヒド、サリチル酸メチルを用いるのがよい。
これらの中でも、全ての行動撹乱を誘起するサリチル酸メチルを用いることが特によい。
本発明に係る害虫防除剤、殺虫粉体状製剤、または等脚類の行動撹乱剤に用いる固体担体としては、例えば、タルク、蝋石、カオリン、炭酸カルシウム、ベントナイト、珪石、長石、含水二酸化珪素、酸性白土、珪藻土粉末、軽石粉末、ゼオライト、ラジオライトなどの鉱物質粉末;木粉、トウモロコシ澱粉、シルク粉末などの動物質粉末;ブドウ糖、ショ糖、乳糖などの糖類;炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アンモニウムなどの無機塩類;セルロース、吸油性ポリマー、その他の各種高分子化合物などの有機粉末などを用いることができる。これらの担体は1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、粉体においては、飛散しにくく、雨水などに溶解しないなどにより鉱物質粉末、特にタルク、クレー、珪石、長石、カオリンがよい。また害虫防除剤で行動撹乱剤を含有するための粒状体としては、珪藻土焼結体、ゼオライト、ラジオライトなどが吸油性に優れることからよい。吸油性としては、吸油率1%以上、好ましくは3%以上のものがよい。
また、本発明に係る等脚類の行動撹乱剤は、上記の固体担体を用いて粉剤や顆粒剤といった製剤とする以外にも、水、アルコール類、ペンタン類、パラフィン類、グリコール類等の液体担体を用いることができる。さらに液化ガス、圧縮ガス等の噴射剤などを用いてエアゾール剤、ポンプ式スプレー剤、液剤、乳剤、塗布剤等の製剤としてもよい。そして製剤において行動撹乱剤の含有量としては、製剤全量に対して0.05重量%以上、さらには0.1〜10重量%とすればよい。
上記行動撹乱剤には、保留剤を併用すると害虫の行動撹乱効果が持続するので好ましい。
保留剤としては、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチルなどの二塩基酸エステル、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールなどの多価アルコール、セチルアルコール、ミリスチルアルコール、イソアリルアルコールなどの低級アルコール、ノルマルパラフィン、パラフィンワックスなどのパラフィンなどを用いることができる。これらは1種又は2種以上を混合して用いることができ、行動撹乱剤に対して0.5〜10倍量使用するのがよい。
また、害虫防除剤において、行動撹乱剤を固体担体に保持させた後にコーティングするには、パラフィンワックス、セチルアルコール、界面活性剤などを用いると適切な揮散と持続性が得られるのでよい。
さらに、殺虫成分を含有した粉体と、行動撹乱剤を含有した粒状体とを目視にて識別できるようにすると殺虫成分、行動撹乱剤の散布状態を容易に確認できるのでよい。例えば、色調、大きさ、形状、これらを組合せるなどして両者に相違をもたせることができる。なお本発明に係る害虫防除剤が得られる限り、前記の製造方法に限定されるものではない。
さらに、本発明に係る害虫防除剤、殺虫粉体状製剤、または等脚類の行動撹乱剤には、必要に応じて以下に示す添加剤を適宜配合してもよい。例えば、m−トルイック酸、フマール酸、ピペロニル酸、アニス酸、サリチル酸、安息香酸、フェニル酸、ソルビン酸、酒石酸、ケイ皮酸などの殺虫成分の安定化剤;POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステルなどの界面活性剤;乳酸エステル、ポリビニルピロリドン、炭酸プロピレンなどの溶解助剤;ピペロニルブトキサイド、N−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシミド(MGK264)、1,1’−オキシビス〔2,3,3,3−テトラクロロプロパン〕(S421)などの効力増強剤;ラノリンなどの展着剤;フェニルサリシレート、ヒドロキシベンゾフェノンなどの紫外線吸収剤;BHA、BHTなどの酸化防止剤;シリコンオイルなどの撥水剤;ポリフェノール、ラウリルメタアクリレートなどの消臭剤;グリーンノート系香料、フルーツノート系香料などの香料などを配合してもよい。
本発明に係る害虫防除剤および等脚類の行動撹乱剤は、例えば、ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデ、ゲジゲジ、ムカデ、ケムシ、アリ、クモなどの野外に棲息する等脚類などの害虫に対して用いることができる。本発明に係る殺虫粉体状製剤は、さらに、ゴキブリなどの害虫に対しても用いることができる。そしてこれらの使用に際して、適量を平面状、線状、スポット状などに土壌や床下などに散布すればよい。さらに行動撹乱剤が0.1g/m以上となるように用いるのが好ましい。
実施例1
表1に記載した害虫防除剤を製造した。実施例1で用いた殺虫成分を含有した粉体は100メッシュパス、行動撹乱剤(サリチル酸メチル)を含有した粒状体は5.5メッシュパスのものを用いた。製造した各製剤を直径100mmのガラスシャーレに約5gずつ均一に広げ、蓋をしないで25℃条件下に24時間放置した。その後、ガスクロマトグラフを用いて各製剤中における行動撹乱剤の量を分析した。そして行動撹乱剤の初期値に対する残存率(%)を算出した。
Figure 0004278654
試験の結果は表2に記載した。本発明に係る害虫防除剤は、行動撹乱剤の残存率(%)が高く、害虫の行動撹乱の効果を持続できることが確認された。特に、保留剤との併用により行動撹乱剤の残存率が大きく向上する。
Figure 0004278654
以下に、本発明に係る害虫防除剤の製剤例を示す。
Figure 0004278654
実施例2
・試験方法
ガラス板(15cm×15cm)に直径9cmの円を書き、その中に表4記載の供試製剤約0.2gを篩を用いて均等に散布した。そして散布した所に、底に開口を設けたプラスチックカップ(200ml)を開口が上方となるようにかぶせ、前記の開口よりチャバネゴキブリ10頭を入れた。その後、経時的にノックダウンした虫を計数し、KT50(虫の50%がノックダウンする時間(分))、KT90(虫の90%がノックダウンする時間(分))を算出した。試験は2回繰り返して行い、結果はその平均値で示した。尚、供試製剤は、表記の殺虫成分を溶剤に溶解し、タルクに加えて均一に混合し、24時間放置して用いた。
Figure 0004278654
・試験結果
試験結果を表5に記載するが、本発明に係る製剤(実施例E〜F)はKT50、KT90がいずれも比較例Bより早く、殺虫成分が低濃度であるにもかかわらず速効性に優れたものであった。一方、エタノールを用いた場合(参考例A)、エタノールは揮発性が高く、24時間放置したことでエタノールが揮散してプロポクスルが結晶状となりノックダウンの向上は見られなかった。またシリコンオイルを用いた場合(参考例B)、プロポクスルを溶解することができずノックダウンの向上は見られなかった。
Figure 0004278654
実施例3
・試験方法
実施例Eのケロシンを表6に記載の難揮散性溶剤に代えて、実施例2と同様の試験を実施した。
・試験結果
試験結果を表6に記載するが、ケロシン以外のプロポクスルを溶解する難揮散性溶剤を用いても(実施例G〜J)、同様に殺虫成分が低濃度であるにもかかわらず速効性に優れたものであった。
Figure 0004278654
実施例4:這い出し行動の評価
・試験方法
860mlのプラスチック製容器内に珪藻土を約2mmの深さになるように敷き詰め、その中央に約3cm×3cmとなるように複数の石を置いた。次に霧吹きを用いて土と石に水を染み込ませた後、供試虫(ワラジムシ5匹又はダンゴムシ5匹)を放して25℃条件下のビニールハウス内に置いた。24時間後に供試虫が全て石下に潜んでいるのを確認してからその周囲に供試薬剤(表7に示す行動撹乱剤を1%含浸した粉剤)を約5g播き、供試虫が這い出すか否かを確認した。
・試験結果
試験結果を表7に記載する。表中、○;5匹が這い出た、△;4〜1匹が這い出た、×;1匹も這い出ず、として示した。本発明に係る行動撹乱剤を含浸させた薬剤では、いずれも這い出し行動が誘起された。その中でもサリチル酸メチルが効果に優れていた。
Figure 0004278654
実施例5:定着阻害の評価
・試験方法
表8に示す行動撹乱剤を、それぞれアセトンで5%に希釈した液を調製した。また、ステンレス製容器内(100cm×50cm)に赤土を約1cmの深さに敷き詰め、その上に容器の側壁に沿って20cm間隔で12箇所に、約10gの腐葉土を置いた。そして、それぞれの腐葉土に、腐葉土毎に種類が異なるように、調製した行動撹乱剤含有液を含浸させ、供試虫が前記腐葉土を自由に選択できる状態とした。そこへ供試虫としてワラジムシ50匹とダンゴムシ50匹を同時に放し、2時間後にそれぞれの腐葉土中に隠れている供試虫の数を調べ、全供試虫数で除した値を定着率(%)として求めた。試験は2回繰り返して行った。
・試験結果
試験結果を表8に記載するが、本発明に係る等脚類の行動撹乱剤を含浸させたことで腐葉土への供試虫の定着率が抑制されていたことから、定着阻害が誘起されたものと考えられた。その中でもウインターグリーン油、ラバンディン油、レモングラス油、ティーツリー油、サリチル酸メチルが効果に優れていた。
Figure 0004278654
実施例6:Uターン行動の評価
・試験方法
200mlのプラスチック製容器内の側壁と側壁底部の合計2ケ所に直径8mmのろ紙を貼り付け、そこに表9に示す行動撹乱剤1μLを含浸させた。次にダンゴムシ2匹を容器内に放し、2分間のUターン行動を観察し忌避率(%)を算出した。試験は4回繰り返して行った。尚、ここでのUターン行動とは、前記のろ紙に向かって進んでいたダンゴムシが向きを換えて逆方向に進むような行動のことである。
・試験結果
試験結果を表9に記載するが、本発明に係る等脚類の行動撹乱剤を含浸したことで、いずれもUターン行動が誘起された。その中でもウインターグリーン油、ケイヒ油、カッシャー油、L−カルボン、ケイヒアルデヒド、サリチル酸メチルが効果に優れていた。
Figure 0004278654
実施例7:殺虫効果の評価
・試験方法
実施例4の這い出し行動の評価に記載した試験方法と同様にして行った。尚、供試薬剤としては、市販の粉剤と、この粉剤にサリチル酸メチルを1重量%配合した粉剤(本発明)を用いた。また供試虫はワラジムシ又はダンゴムシを10匹ずつ用いた。そして供試薬剤を播いて36時間後に、石の外で死んでいる供試虫の数を調べその割合(%)を算出した。試験は2回繰り返して行った。
・試験結果
試験結果を表10に記載するが、本発明に係る行動撹乱剤を含有する粉剤を用いたことで石の外で死んだ供試虫が増大しており、サリチル酸メチルにより這い出し行動等の行動撹乱が誘起されたことによるものと考えられた。また試験開始から12時間後に供試虫の状況を観察したところ、本発明に係る行動撹乱剤を含有する粉剤を用いた方が明らかにノックダウン数が多くなっていたことから、殺虫剤とよく接触しているものと考えられた。
Figure 0004278654
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明に係る精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2004年5月10日出願の日本特許出願(特願2004−139616)、2004年5月10日出願の日本特許出願(特願2004−139618)、および2004年5月21日出願の日本特許出願(特願2004−151341)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明に係る害虫防除剤は、害虫の行動撹乱剤の効果を持続させることができるので、害虫と殺虫成分との接触機会を増大させることができ、野外に棲息する害虫を効果的に防除することができる。
さらに殺虫成分の濃度が低くても害虫を早くノックダウンさせることができ、優れた速効性を発揮することができる。前記の効果は、溶解前の状態が固体である殺虫成分を用いた場合に特に顕著である。また、散布時の舞い上がりを少なくすることができる。
そして行動撹乱剤によって、石下等からの這い出し行動を誘起したり(追出し効果)、Uターン行動を誘起したり、再進入を阻害したり、定着行動を阻害する等の行動撹乱を等脚類に誘起させることができる。そして殺虫剤と併用することで、殺虫剤とよく接触させることができるので駆除効果を高めることができる。

Claims (6)

  1. 殺虫成分を含有した粉体と、害虫の行動撹乱剤と保留剤とを含有した粒状体とを混合した害虫防除剤であって、
    行動撹乱剤がウインターグリーン油、ラバンディン油、レモングラス油、ティーツリー油、ケイヒ油、カッシャー油、サリチル酸メチル、カルボン及びケイヒアルデヒドからなる群から選ばれる1種又は2種以上の植物精油及び/又はその香気成分を有効成分として含有し、
    保留剤が二塩基酸エステル、多価アルコール、低級アルコール、及びパラフィンからなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする害虫防除剤。
  2. 粒状体の含有量が、該粒状体と粉体との合計量の0.1〜30重量%であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の害虫防除剤。
  3. 粉体と粒状体とが目視にて識別できることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の害虫防除剤。
  4. 殺虫成分が難揮散性溶剤に溶解された状態で粉体表面に存在していることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の害虫防除剤。
  5. 殺虫成分が、溶解前の状態で固体であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の害虫防除剤。
  6. 行動撹乱剤が、等脚類に有効であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の害虫防除剤。
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