JP4275657B2 - Ssb信号受信装置 - Google Patents
Ssb信号受信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4275657B2 JP4275657B2 JP2005265316A JP2005265316A JP4275657B2 JP 4275657 B2 JP4275657 B2 JP 4275657B2 JP 2005265316 A JP2005265316 A JP 2005265316A JP 2005265316 A JP2005265316 A JP 2005265316A JP 4275657 B2 JP4275657 B2 JP 4275657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- outputs
- output
- carrier
- ssb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
図4に本発明の第一の実施形態のSSB信号受信装置を示す。図4において、20は搬送波が付加されたSSB受信信号10を周波数変換する周波数変換回路であり、30は周波数変換回路20のIF信号出力21から搬送波成分31と信号成分32、33を分離する搬送波/信号分離回路である。40は搬送波/信号分離回路30の搬送波出力31を増幅する増幅器であり、450は増幅器40の出力41を180°位相回転すなわち符号反転させる移相器であり、60は搬送波/信号分離回路30の2つの信号出力のうちの一方の信号出力32と増幅器40の出力41を合成する合成器であり、70は搬送波/信号分離回路30の2つの信号出力のうちの他方の信号出力33と180°移相器450の出力451とを合成する合成器である。80は合成器60から出力された合成信号61の振幅を制限するリミッタであり、90は合成器70から出力された合成信号471の振幅を制限するリミッタである。100はリミッタ80の出力81を直交検波して直交検波出力I1101、Q1102を出力する直交検波回路であり、110はリミッタ90の出力491を直交検波して直交検波出力I2111、Q2112を出力する直交検波回路である。直交検波回路100、110には増幅器40の出力41も入力される。400は直交検波回路100の直交検波出力I1101、Q1102と直交検波回路110の直交検波出力I2111、Q2112とが入力され復調信号191を出力する検波信号演算回路である。
{c+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct (21)
で表される。IF信号出力21は、搬送波/信号分離回路30により、搬送波成分31
c cosωct (31)
および信号成分32および33
mg(t)cosωct+mgh(t)sinωct (32,33)
に分離される。搬送波成分31は、増幅器40により2/c倍になるよう増幅され、増幅された搬送波成分41
2cosωct (41)
として出力される。この信号は4分配され、
cosωct (42)
となり、さらに180°移相器450により180°位相回転、すなわち符号反転された搬送波成分451
-cosωct (451)
となる。搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分32は、合成器60により、増幅された搬送波成分42と合成され、合成信号61
{1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct
=√[{1+mg(t)}2+{mgh(t)}2]cos(ωct+φ1)
=A1cos(ωct+φ1) (61)
ただし、
φ1=arctan[-mgh(t)/{1+mg(t)}] (61)'
A1=√[{1+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (61)''
となる。一方、搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分33は、合成器70により、増幅および符号反転された搬送波成分451と合成され、合成信号471
{-1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct
=√[{1-mg(t)}2+{mgh(t)}2]cos(ωct+φ2)
=A2cos(ωct+φ2) (471)
ただし、
φ2=arctan[mgh(t)/{1-mg(t)}] (471)'
A2=√[{1-mg(t)}2+{mgh(t)}2] (471)''
となる。合成信号61および471は、リミッタ80および90により振幅が1となるよう振幅制限され、それぞれ
cos(ωct+φ1) (81)
cos(ωct+φ2) (491)
となる。直交検波回路100および110により、それぞれの同相・直交出力101、102および111、112は
I1=cosφ1 (101)
Q1=-sinφ1 (102)
I2=cosφ2 (111)
Q2=-sinφ2 (112)
となる。これらが検波信号演算回路400に入力される。
Q1I2=-sinφ1cosφ2 (141)
信号131および141は加算器170および減算器180により加算および減算され、出力171および181
I1Q2+Q1I2=-sin(φ2+φ1) (171)
I1Q2-Q1I2=-sin(φ2-φ1) (181)
を得る。信号171および181は除算器190により除算され、出力信号191
(I1Q2+Q1I2)/(I1Q2-Q1I2)
=sin(φ2+φ1)/sin(φ2-φ1)
=(tanφ2+tanφ1)/(tanφ2-tanφ1)
=[mgh(t)/{1-mg(t)}-mgh(t)/{1+mg(t)}]/[mgh(t)/{1-mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
=2mg(t)mgh(t)/2mgh(t)
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用しなくても正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、mgh(t)=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
図5にSSB信号受信装置の第二の実施形態を示す。図5に示す第二の実施形態は、図4に示す第一の実施形態からリミッタ80、90を取り除いたSSB信号受信装置である。したがって、合成器60、70までの動作は第一の実施形態と同じであるので説明を省略する。
A1cos(ωct+φ1) (61)
ただし、
φ1=arctan[-mgh(t)/{1+mg(t)}] (61)'
A1=√[{1+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (61)''
である。一方、合成器70の出力471は、
A2cos(ωct+φ2) (471)
ただし、
φ2=arctan[mgh(t)/{1-mg(t)}] (471)'
A2=√[{1-mg(t)}2+{mgh(t)}2] (471)''
である。合成信号61および471は、直交検波回路100および110により、それぞれの同相・直交出力501、502および511、512
I1=A1cosφ1 (501)
Q1=-A1sinφ1 (502)
I2=A2cosφ2 (511)
Q2=-A2sinφ2 (512)
となる。
Q1I2=-A1A2sinφ1cosφ2 (541)
信号531および541は加算器170および減算器180により加算および減算され、出力571および581
I1Q2+Q1I2=-A1A2sin(φ2+φ1) (571)
I1Q2-Q1I2=-A1A2sin(φ2-φ1) (581)
を得る。信号571および581は除算器190により除算され、それぞれの振幅成分A1A2が除去されて出力信号191
(I1Q2+Q1I2)/(I1Q2-Q1I2)
=sin(φ2+φ1)/sin(φ2-φ1)
=(tanφ2+tanφ1)/(tanφ2-tanφ1)
=[mgh(t)/{1-mg(t)}-mgh(t)/{1+mg(t)}]/[mgh(t)/{1-mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
=2mg(t)mgh(t)/2mgh(t)
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用せずに正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、mgh(t)=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
図6にSSB信号受信装置の第三の実施形態を示す。図6に示す第三の実施形態は、第一の実施形態の180°移相器450の代わりに増幅器650を用い、検波信号演算回路600内で、加算器170の代わりに減算器662を用い、加算器130と減算器662の間に増幅器660を設けたものである。したがって、図6の上半分については、直交検波回路100の直交検波出力101、102までは第一の実施形態と同じであり、図6の下半分については、増幅器40の出力41までが第一の実施形態と同じである。
2cosωct (41)
である。この信号は4分配され、
cosωct (42)
となり、そのうちの一つが増幅器650によりc2(≠1)倍になるよう増幅され、増幅された搬送波成分651
c2 cosωct (651)
として出力される。搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分33は増幅された搬送波成分651と合成器70により合成され、合成信号671
{c2+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct
=√[{c2+mg(t)}2+{mgh(t)}2]cos(ωct+φ2)
=A2cos(ωct+φ2) (671)
ただし、
φ2=arctan[-mgh(t)/{c2+mg(t)}] (671)'
A2=√[{c2+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (671)''
となる。合成信号671は、リミッタ90により振幅制限され、
cos(ωct+φ2) (691)
となる。直交検波回路100および110により、それぞれの同相・直交出力101、102および611、612は
I1=cosφ1 (101)
Q1=-sinφ1 (102)
I2=cosφ2 (611)
Q2=-sinφ2 (612)
となる。これらが検波信号演算回路600に入力される。
Q1I2=-sinφ1cosφ2 (641)
信号631は増幅器660によりc2倍に増幅され信号661となる。減算器662により信号641から信号661が減算され、出力663
Q1I2-c2I1Q2=-sinφ1cosφ2+c2cosφ1sinφ2 (663)
となる。また減算器180により信号631から信号641が減算され、出力681
I1Q2-Q1I2=-cosφ1sinφ2+sinφ1cosφ2 (681)
となる。信号663および681は除算器190により除算され、出力信号191
(Q1I2-c2I1Q2)/(I1Q2-Q1I2)
=(-sinφ1cosφ2+c2cosφ1sinφ2)/(-cosφ1sinφ2+sinφ1cosφ2)
=(tanφ1-c2tanφ2)/(tanφ2-tanφ1)
=[-mgh(t)/{1+mg(t)}+c2mgh(t)/{c2+mg(t)}]/[-mgh(t)/{c2+mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
={(-1+c2)mg(t)mgh(t)}/{(-1+c2)mgh(t)}
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用しなくても正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、mgh(t)=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
図7にSSB信号受信装置の第四の実施形態を示す。図7に示す第四の実施形態は、図6に示す第三の実施形態からリミッタ80、90を取り除いたSSB信号受信装置である。したがって、合成器60、70までの動作は第三の実施形態と同じであるので説明を省略する。
A1cos(ωct+φ1) (61)
ただし、
φ1=arctan[-mgh(t)/{1+mg(t)}] (61)'
A1=√[{1+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (61)''
である。一方、合成器70の出力671は、第三の実施形態で説明したように、
A2cos(ωct+φ2) (671)
ただし、
φ2=arctan[-mgh(t)/{c2+mg(t)}] (671)'
A2=√[{c2+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (671)''
である。合成信号61および671は、直交検波回路100および110により、それぞれの同相・直交出力501、502および711、712
I1=A1cosφ1 (501)
Q1=-A1sinφ1 (502)
I2=A2cosφ2 (711)
Q2=-A2sinφ2 (712)
となる。これらが検波信号演算回路600に入力される。
Q1I2=-A1A2sinφ1cosφ2 (741)
信号731は増幅器660によりc2倍に増幅され信号761となる。減算器662により信号741から信号761が減算され、出力763
Q1I2-c2I1Q2=A1A2(-sinφ1cosφ2+c2cosφ1sinφ2) (763)
となる。また減算器180により信号731から信号741が減算され、出力781
I1Q2-Q1I2=A1A2(-cosφ1sinφ2+sinφ1cosφ2) (781)
となる。信号763および781は除算器190により除算され、それぞれの振幅成分A1A2が除去されて出力信号191
(Q1I2-c2I1Q2)/(I1Q2-Q1I2)
=(-sinφ1cosφ2+c2cosφ1sinφ2)/(-cosφ1sinφ2+sinφ1cosφ2)
=(tanφ1-c2tanφ2)/(tanφ2-tanφ1)
=[-mgh(t)/{1+mg(t)}+c2mgh(t)/{c2+mg(t)}]/[-mgh(t)/{c2+mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
={(-1+c2)mg(t)mgh(t)}/{(-1+c2)mgh(t)}
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用せずに正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、mgh(t)=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
図8にSSB信号受信装置の第五の実施形態を示す。図8に示す第五の実施形態は、第一の実施形態の180°移相器450の代わりに位相を任意の角度ψ(≠0)移相する移相器850を用い、検波信号演算回路800内で、加算器170の代わりに減算器805を用い、乗算器801、増幅率sinψの増幅器802、増幅率cosψの増幅器803を図8に示すように設けたものである。したがって、図8の上半分については、直交検波回路100の直交検波出力101、102までは第一の実施形態と同じであり、図8の下半分については、増幅器40の出力41までが第一の実施形態と同じである。
2cosωct (41)
である。この信号は4分配され、
cosωct (42)
となり、さらにそのうちの一つが移相器850によりψ(≠0)だけ移相され、移相された搬送波成分851
cos(ωct+ψ) (851)
として出力される。搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分33は移相された搬送波成分851と合成器70により合成され、合成信号871
{cosψ+mg(t)}cosωct+{-sinψ+mgh(t)}sinωct
=√[{cosψ+mg(t)}2+{sinψ-mgh(t)}2]cos(ωct+φ2)
=A2cos(ωct+φ2) (871)
ただし、
φ2=arctan[{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}] (871)'
A2=√[{cosψ+mg(t)}2+{sinψ-mgh(t)}2] (871)''
となる。合成信号871は、リミッタ90により振幅制限され、
cos(ωct+φ2) (891)
となる。直交検波回路100および110により、同相・直交出力101、102および811、812は
I1=cosφ1 (101)
Q1=-sinφ1 (102)
I2=cosφ2 (811)
Q2=-sinφ2 (812)
となる。これらが検波信号演算回路800に入力される。
また信号101、812および102、811は乗算器130および140により乗算され、出力831および841を得る。
Q1I2=-sinφ1cosφ2 (841)
信号821は増幅器802によりsinψ倍に振幅調整されて信号804となる。信号831は増幅器803によりcosψ倍に振幅調整され信号861となる。減算器805により信号804および信号861を加算した信号から信号841が減算され、出力806
sinψI1I2-Q1I2+cosψI1Q2
=sinψcosφ1cosφ2+sinφ1cosφ2-cosψcosφ1sinφ2 (806)
となる。また減算器180により信号841から信号831が減算され、出力881
-I1Q2+Q1I2=cosφ1sinφ2-sinφ1cosφ2 (881)
となる。信号806および881は除算器190により除算され、出力信号191
(sinψI1Q2-Q1I2+cosψI1Q2)/(-I1Q2+Q1I2)
=(sinψcosφ1cosφ2+sinφ1cosφ2-cosψcosφ1sinφ2)/(cosφ1sinφ2-sinφ1cosφ2)
=(sinψ+tanφ1-cosψtanφ2)/(tanφ2-tanφ1)
=[sinψ-mgh(t)/{1+mg(t)}-cosψ{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}]/[{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
=mg(t)[{1+mg(t)}sinψ-(1-cosψ)mgh(t)]/[{1+mg(t)}sinψ-(1-cosψ)mgh(t)]
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用せずに正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、[{1+mg(t)}sinψ−(1−cosψ)mgh(t)]=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
図9にSSB信号受信装置の第六の実施形態を示す。図9に示す第六の実施形態は、図8に示す第五の実施形態からリミッタ80、90を取り除いたSSB信号受信装置である。したがって、合成器60、70までの動作は第五の実施形態と同じであるので説明を省略する。
A1cos(ωct+φ1) (61)
ただし、
φ1=arctan[-mgh(t)/{1+mg(t)}] (61)'
A1=√[{1+mg(t)}2+{mgh(t)}2] (61)''
となる。一方、合成器70の出力871は、第五の実施形態で説明したように、
A2cos(ωct+φ2) (871)
ただし、
φ2=arctan[{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}] (871)'
A2=√[{cosψ+mg(t)}2+{sinψ-mgh(t)}2] (871)''
である。合成信号61および871は、直交検波回路100および110により、それぞれの同相・直交出力501、502および911、912
I1=A1cosφ1 (501)
Q1=-A1sinφ1 (502)
I2=A2cosφ2 (911)
Q2=-A2sinφ2 (912)
となる。これらが検波信号演算回路800に入力される。
また信号501、912および502、911は乗算器130および140により乗算され、出力931および941を得る。
Q1I2=-A1A2sinφ1cosφ2 (941)
信号921は増幅器802によりsinψ倍に振幅調整されて信号904となる。信号931は増幅器803によりcosψ倍に振幅調整され信号961となる。減算器805により信号904および信号961を加算した信号から信号941が減算され、出力906
sinψI1I2-Q1I2+cosψI1Q2
=A1A2(sinψcosφ1cosφ2+sinφ1cosφ2-cosψcosφ1sinφ2) (906)
となる。また減算器180により信号941から信号931が減算され、出力981
-I1Q2+Q1I2=A1A2(cosφ1sinφ2-sinφ1cosφ2) (981)
となる。信号906および981は除算器190により除算され、それぞれの振幅成分A1A2が除去され、出力信号191
(sinψI1Q2-Q1I2+cosψI1Q2)/(-I1Q2+Q1I2)
=(sinψcosφ1cosφ2+sinφ1cosφ2-cosψcosφ1sinφ2)/(cosφ1sinφ2-sinφ1cosφ2)
=(sinψ+tanφ1-cosψtanφ2)/(tanφ2-tanφ1)
=[sinψ-mgh(t)/{1+mg(t)}-cosψ{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}]/[{sinψ-mgh(t)}/{cosψ+mg(t)}+mgh(t)/{1+mg(t)}]
=mg(t)[{1+mg(t)}sinψ-(1-cosψ)mgh(t)]/[{1+mg(t)}sinψ-(1-cosψ)mgh(t)]
=mg(t) (191)
を得る。式(191)より、出力信号191には、変調されたベースバンド信号そのものが得られることがわかる。これにより振幅情報を使用しなくても正確なSSBの復調信号が得られる。なお、式(191)の除算にあたっては、[{1+mg(t)}sinψ−(1−cosψ)mgh(t)]=0のとき分子、分母とも0となり除算する際に不定となるが、この場合、前後の値から補完することなどで対処可能である。
Claims (4)
- 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段から出力された前記搬送波出力を2つに分けて互いに符号が反転するようにした2つの搬送波出力と、前記搬送波/信号分離手段から出力された前記2つの信号出力と、をそれぞれ合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ直交検波する直交検波手段と、
前記直交検波手段から出力された2つの直交検波出力を演算して復調信号を得る検波信号演算手段と、
を備えることを特徴とするSSB信号受信装置。 - 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段から出力された前記搬送波出力を2つに分けて互いに振幅が異なるようにした2つの搬送波出力と、前記搬送波/信号分離手段から出力された前記2つの信号出力と、をそれぞれ合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ直交検波する直交検波手段と、
前記直交検波手段から出力された2つの直交検波出力を演算して復調信号を得る検波信号演算手段と、
を備えることを特徴とするSSB信号受信装置。 - 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段から出力された前記搬送波出力を2つに分けて互いに位相が異なるようにした2つの搬送波出力と、前記搬送波/信号分離手段から出力された前記2つの信号出力と、をそれぞれ合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ直交検波する直交検波手段と、
前記直交検波手段から出力された2つの直交検波出力を演算して復調信号を得る検波信号演算手段と、
を備えることを特徴とするSSB信号受信装置。 - 請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のSSB信号受信装置において、
前記搬送波・信号再合成手段と前記直交検波手段との間に、前記搬送波・信号再合成手段の出力の振幅を制限して出力する振幅制限手段を備え、
前記直交検波手段は、前記振幅制限手段によって振幅が制限された前記搬送波・信号再合成回路の2つの出力をそれぞれ直交検波することを特徴とするSSB信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005265316A JP4275657B2 (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | Ssb信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005265316A JP4275657B2 (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | Ssb信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007081653A JP2007081653A (ja) | 2007-03-29 |
JP4275657B2 true JP4275657B2 (ja) | 2009-06-10 |
Family
ID=37941509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005265316A Expired - Fee Related JP4275657B2 (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | Ssb信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4275657B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4774388B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2011-09-14 | 日本放送協会 | Ssb信号受信装置 |
-
2005
- 2005-09-13 JP JP2005265316A patent/JP4275657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007081653A (ja) | 2007-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3910167B2 (ja) | 増幅回路 | |
JP2002111760A (ja) | デジタルダウンコンバータ | |
JP2874511B2 (ja) | クワッドラチャ検波受信機用の平衡位相振幅ベースバンド・プロセッサ | |
JP2009118114A (ja) | 受信機 | |
JPH09130148A (ja) | ディジタル復調器 | |
JP4275657B2 (ja) | Ssb信号受信装置 | |
JP6278405B2 (ja) | 信号処理装置及び信号処理方法 | |
JP2000004122A (ja) | 角度復調器 | |
JP2007243724A (ja) | 復調方法とその装置とそのユニット、距離測定装置、およびデータ受信装置 | |
US20190361091A1 (en) | Phase information extraction circuit and method thereof for object movement detection | |
JPH09261101A (ja) | 受信機 | |
JP4391881B2 (ja) | Ssb信号受信装置 | |
JP4749259B2 (ja) | 受信装置 | |
JP3274338B2 (ja) | 直交復調装置 | |
JP2009027699A (ja) | Ssb信号受信装置 | |
JP2765601B2 (ja) | 復調回路 | |
JP4458549B2 (ja) | 受信装置 | |
JP2008022187A5 (ja) | ||
WO2003090368A1 (fr) | Procede de reception heterodyne de type annulation de signaux d'image et procede de reception par multiplexage en frequence orthogonale de conversion directe | |
JP2929366B2 (ja) | デジタルam復調器とその方法 | |
WO2002056585A1 (fr) | Recepteur | |
JP5847762B2 (ja) | 振幅変調信号を復調するための方法および装置 | |
JP2011244237A (ja) | Ssb変調回路 | |
JP4070797B2 (ja) | サブキャリア信号生成装置および多重化信号復調装置 | |
JP2003037442A (ja) | Fmディジタル復調器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |