JP4391881B2 - Ssb信号受信装置 - Google Patents
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Description
図3は本発明の第一の実施形態のSSB信号受信装置の概略構成を説明するための図である。第一の実施形態のSSB信号受信装置は、搬送波・信号再合成回路40と演算回路70の詳細な構成以外は、前述の図2に示すSSB信号受信装置と同じ構成である。従って、以下の説明では、搬送波・信号再合成回路40および演算回路70について詳細に説明する。
A[{C+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(21)
で表される。なお、送信側でのSSBの搬送波抑圧度は1以下である。また、|mg(t)|<1とする。IF信号出力21は、搬送波/信号分離回路30により、搬送波成分33
ACcosωct ・・・(33)
および信号成分31および32
A{mg(t)cosωct+mgh(t)sinωct} ・・・(31,32)
に分離される。搬送波成分33は、増幅器43によりC1/C倍になるよう増幅され、増幅された搬送波成分44
AC1cosωct ・・・(44)
として出力される。さらに分配器45で搬送波成分46と47に分配されるが、信号も分配されるので、
AC1cosωct ・・・(46,47)
で表す。搬送波成分47はさらに180°移相器48により位相反転された搬送波成分49
-AC1cosωct ・・・(49)
となる。搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分31は、合成器41により増幅された搬送波成分46と合成され、合成信号51
A[{C1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(51)
となる。一方、搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分32は、合成器42により増幅された位相反転搬送波成分49と合成され、合成信号61
A[{-C1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(61)
となる。合成信号51および61は、位相検波器50および60により位相検波され、検波信号52および62
φ1=arctan[mgh(t)/{C1+mg(t)}] ・・・(52)
φ2=arctan[-mgh(t)/{C1-mg(t)}] ・・・(62)
を得る。検波信号52および62は、それぞれtan変換器71および72によりtan変換され、tan変換信号73および74
tanφ1=mgh(t)/{C1+mg(t)} ・・・(73)
tanφ2=-mgh(t)/{C1-mg(t)} ・・・(74)
を得る。
mg(t)/C1=(tanφ1+tanφ2)/(-tanφ1+tanφ2) ・・・(80)
を得る。これを変形すると、
mg(t)/C1=(sinφ1cosφ2+cosφ1sinφ2)/(-sinφ1cosφ2+cosφ1sinφ2)
=sin(φ1+φ2)/sin(-φ1+φ2) ・・・(80’)
この式(80)の右辺を回路で具体化すると、図3の演算回路70となる。従って、出力(除算信号)80はmg(t)/C1であり、図3により、ベースバンド信号g(t)に比例した出力を得ることができる。
図5は本発明の第二の実施形態のSSB信号受信装置の概略構成を説明するための図である。第二の実施形態のSSB信号受信装置は、搬送波・信号再合成回路240と演算回路270との詳細な構成以外は、前述の図2に示すSSB信号受信装置と同じ構成である。従って、以下の説明では、搬送波・信号再合成回路240および演算回路270について詳細に説明する。
AC1cosωct ・・・(44’)
として出力される。さらに分配器45で搬送波成分46と47
AC1cosωct ・・・(46’,47’)
に分配され、搬送波成分47はさらに増幅器38によりC2/C1倍(C2≠C1)になるよう増幅された搬送波成分39
AC2cosωct ・・・(39)
となる。搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分31は、増幅された搬送波成分46と合成器41により合成され、合成信号51
A[{C1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(51’)
となる。一方、搬送波/信号分離回路30により分離された信号成分32は、増幅された搬送波成分39と合成器42により合成され、合成信号81
A[{C2+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(81)
となる。合成信号51および81は、位相検波器50および60により位相検波され、検波信号52および82
φ1=arctan[mgh(t)/{C1+mg(t)}] ・・・(52’)
φ2=arctan[mgh(t)/{C2+mg(t)}] ・・・(82)
を得る。検波信号52および82はそれぞれtan変換器71および72によりtan変換され、tan変換信号73および74
tanφ1=mgh(t)/{C1+mg(t)} ・・・(73’)
tanφ2=mgh(t)/{C2+mg(t)} ・・・(74’)
を得る。
mg(t)={C1tanφ1-C2tanφ2}/{-tanφ1+tanφ2} ・・・(280)
となる。
(C2-C1)sinφ1sinφ2/sin(φ2-φ1)
=(C2-C1)/(cotφ2-cotφ1)
=(C2-C1)/[{C2+mg(t)}/mgh(t)-{C1+mg(t)}/mgh(t)]
=mgh(t)
により、復調信号としてmgh(t)を得る方法もある。この場合もmg(t)の場合と同様に、この式から演算回路を得ることができる。
図6は本発明の第三の実施形態のSSB信号受信装置の概略構成を説明するための図である。第三の実施形態のSSB信号受信装置は、第一の実施形態の搬送波・信号再合成回路を任意の位相に搬送波を移相させる構成にしたものである。従って、以下の説明では、搬送波・信号再合成回路340および演算回路370について詳細に説明する。
AC1cosωct ・・・(44)
として出力される。さらに分配器45で46と47
AC1cosωct ・・・(46,47)
に分配された搬送波成分の内で、他方の搬送波成分47はさらに移相器53によりψ(ただしψ≠0)だけ移相された搬送波成分54
AC1cos(ωct-ψ) ・・・(54)
となる。搬送波/信号分離回路30により分離された信号31は、搬送波成分46と合成器41により合成され、合成信号51は
A[{C1+mg(t)}cosωct+mgh(t)sinωct] ・・・(51)
となる。一方、搬送波/信号分離回路30により分離された信号32は、移相された搬送波成分54と合成器42により合成され、合成信号55
A[{C1cosψ+mg(t)}cosωct+{C1sinψ+mgh(t)}sinωct] ・・・(55)
となる。合成信号51および55は、位相検波器50および60により位相検波され、検波信号52および62
φ1=arctan[mgh(t)/{C1+mg(t)}] ・・・(52)
φ2=arctan[{C1sinψ+mgh(t)}/{C1cosψ+mg(t)}] ・・・(62’)
を得る。検波信号52および62はそれぞれtan変換器71および72によりtan変換され、tan変換信号73および74
tanφ1=mgh(t)/{C1+mg(t)} ・・・(73)
tanφ2={C1sinψ+mgh(t)}/{C1cosψ+mg(t)} ・・・(74’’)
を得る。
mg(t)={C1(tanφ1-cosψtanφ2+sinψ}/{-tanφ1+tanφ2} ・・(80’’’)
となる。
C1tanφ1(sinψ+tanφ2-cosψtanφ2)/(tanφ2-tanφ1)
により、復調信号としてmgh(t)を得る。この場合もmg(t)の場合と同様に、この式から演算回路を得ることができる。
20…周波数変換回路 21…IF信号出力
30…搬送波/信号分離回路 31、32…信号成分
33…搬送波成分 38…増幅器
39…搬送波成分
40、240、340…搬送波・信号再合成回路
41、42…合成器
43…増幅器 44…搬送波成分
45…分配器 46、47…搬送波成分
48…180゜移相器 49…搬送波成分
50、60…位相検波器 51、61…合成信号
52、62…検波信号
53…移相器 54…搬送波成分
70、170、270、370…演算回路 71、72…tan変換器
73、74…tan変換信号 75…加算器
76…減算器 77…加算信号
78…減算信号 79…除算器
80、280…除算信号 55、81…合成信号
82…検波信号 83、84…増幅器
85、86…信号 87…減算器
88、89…減算信号
91…加算信号 92…減算信号
93、94…sin変換器 95、96…sin変換信号
97…加算器 98…加算信号
99…増幅器 100…信号
Claims (3)
- 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB信号受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの同一の信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段で得られる前記2つの信号出力の一方に前記搬送波出力を合成すると共に、前記2つの信号出力の他方に前記搬送波出力を位相反転させた搬送波出力を合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ別々に位相検波する位相検波手段と、
前記位相検波手段で得られる2つの位相検波出力を演算してベースバンド復調信号を得る演算手段と
を備えたことを特徴とするSSB信号受信装置。 - 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB信号受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの同一の信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段の出力に得られる前記搬送波出力を分配し、前記分配された2つの搬送波出力を異なる利得で増幅し、前記異なる利得で増幅された搬送波出力を前記搬送波/信号分離手段で得られる前記2つの信号出力にそれぞれ合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ別々に位相検波する位相検波手段と、
前記位相検波手段で得られる2つの位相検波出力を演算してベースバンド復調信号を得る演算手段と
を備えたことを特徴とするSSB信号受信装置。 - 搬送波が付加されたSSB信号を復調するSSB信号受信装置において、
前記搬送波が付加されたSSB信号を搬送波出力および2つの同一の信号出力に分離する搬送波/信号分離手段と、
前記搬送波/信号分離手段の出力に得られる前記搬送波出力を分配し、前記分配された2つの搬送波出力を異なる位相に移相し、前記位相の異なる搬送波出力を前記搬送波/信号分離手段で得られる前記2つの信号出力にそれぞれ合成する搬送波・信号再合成手段と、
前記搬送波・信号再合成手段の2つの出力をそれぞれ別々に位相検波する位相検波手段と、
前記位相検波手段で得られる2つの位相検波出力を演算してベースバンド復調信号を得る演算手段と
を備えたことを特徴とするSSB信号受信装置。
Priority Applications (1)
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JP2004142651A JP4391881B2 (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | Ssb信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004142651A JP4391881B2 (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | Ssb信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005328184A JP2005328184A (ja) | 2005-11-24 |
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JP4774388B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2011-09-14 | 日本放送協会 | Ssb信号受信装置 |
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