JP6570798B2 - 受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の周波数帯域の無線信号を同時に受信する受信機に関する。
無線通信の多様化が進むに従って、複数の無線信号を受信できる受信機(以下、マルチチャネル受信機という)では、同時に複数の無線信号を受信できることが求められる。従来のマルチチャネル受信機では、複数の無線周波数に相応する数の複数のローカル信号を設け、各ローカル信号の出力信号を合成し、ミキサのローカル信号として利用することにより、複数の無線信号を同時に受信する構成があった(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2011/087016号
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の技術では、受信する無線信号数と同数の信号源が必要になることに加え、周波数変換後の信号の周波数が互いに重複しないように周波数変換するため、アナログデジタル変換器のサンプリング周波数が高くなり、消費電力が増大するという課題があった。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、受信する無線信号の数が増加した場合においても受信するために必要なミキサ用の信号源を必要最低限とし、かつ、回路規模の増大と消費電力の増大を抑制しつつ、同時に複数の無線信号を受信することのできる受信機を提供することを目的とする。
この発明に係る受信機は、第1〜第4のローカル信号を生成する信号源と、第1及び第2のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第1のミキサと、第3及び第4のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第2のミキサと、第1のミキサの出力信号と第2のミキサの出力信号を入力信号として、入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第1の位相変化部と、第1のミキサの出力信号と第2のミキサの出力信号を入力信号として、入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第2の位相変化部と、第1の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第1の加算器と、第2の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第2の加算器とを備え、第1のローカル信号と第3のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、第2のローカル信号と第4のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、第1のローカル信号と第2のローカル信号の周波数は異なるようにしたものである。
この発明に係る受信機は、信号源から位相の異なるローカル信号を第1のミキサと第2のミキサに与えて周波数変換を行い、第1の位相変化部と第2の位相変化部で、信号の同相と逆相の関係を生成して、これらの同相の信号と逆相の信号とを加算するようにしたものである。これにより、信号源を必要最低限とすることができ、かつ、回路規模の増大と消費電力の増大を抑制しつつ、同時に複数の無線信号を受信することができる。
この発明に係る受信機の構成図である。 この発明の実施の形態1の受信機における周波数変換部と信号分離部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の受信機における四つの無線信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の受信機における第1の帯域通過フィルタの出力信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の受信機における第1の加算器の出力信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の受信機における第2の加算器の出力信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の受信機における第1の位相変化部と第2の位相変化部の変形例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2の受信機における第1のAD変換器の入力信号を示す説明図である。 この発明の実施の形態2の受信機における第1のAD変換器の出力信号を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態による受信機の構成図である。
本実施の形態による受信機は、図示のように、アンテナ1、フィルタ2、増幅器3、周波数変換部4、信号分離部5、復調部6を備える。アンテナ1は、複数の無線信号を受信するアンテナである。フィルタ2はアンテナ1で受信した無線信号に対して不要な信号を除去するための帯域通過フィルタである。増幅器3はフィルタ2からの出力信号を所定の増幅率で増幅する増幅器である。周波数変換部4は増幅器3で増幅された複数の信号を周波数変換する処理部である。信号分離部5は、周波数変換部4で周波数変換された信号に対して信号分離を行って、それぞれの信号として取り出す処理部である。復調部6は、信号分離部5で取り出された信号の復調を行う処理部である。
図2は、周波数変換部4及び信号分離部5の詳細を示す構成図である。周波数変換部4は、電力分配器41、第1のミキサ42、第2のミキサ43、信号源44、第1の帯域通過フィルタ45、第2の帯域通過フィルタ46、第1のAD(アナログデジタル)変換器(ADC)47、第2のAD(アナログデジタル)変換器(ADC)48を備える。
電力分配器41は、増幅器3の出力信号の電力を2分配し、第1のミキサ42及び第2のミキサ43へそれぞれ信号を出力する回路である。信号源44は、第1のミキサ42及び第2のミキサ43のローカル信号を生成し、生成した信号を第1のミキサ42及び第2のミキサ43へそれぞれ出力する処理部である。第1のミキサ42は、信号源44が出力したローカル信号を用いて、電力分配器41が出力した信号の周波数変換を行い、周波数変換後の信号を第1の帯域通過フィルタ45へ出力する処理部である。また、第2のミキサ43は、信号源44が出力したローカル信号を用いて、電力分配器41が出力した信号の周波数変換を行い、周波数変換後の信号を第2の帯域通過フィルタ46へ出力する処理部である。
第1の帯域通過フィルタ45は、第1のミキサ42の出力信号の内、特定の信号のみを通過させ、第1のAD変換器47へ出力するフィルタである。第2の帯域通過フィルタ46は、第2のミキサ43の出力信号の内、特定の信号のみを通過させ、第2のAD変換器48へ出力するフィルタである。第1のAD変換器47は、第1の帯域通過フィルタ45の出力信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換し、変換後の信号を、信号分離部5における第1の位相変化部51に出力する処理部である。第2のAD変換器48は、第2の帯域通過フィルタ46の出力信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換し、変換後の信号を第2の位相変化部52に出力する処理部である。
信号分離部5は、第1の位相変化部51、第2の位相変化部52、第1の加算器53、第2の加算器54、第1の低域通過フィルタ55、第1の高域通過フィルタ56、第2の低域通過フィルタ57、第2の高域通過フィルタ58を備える。第1の位相変化部51は、第1のAD変換器47の出力信号と第2のAD変換器48の出力信号を入力信号として、これら入力信号の位相を変化させた信号を出力する回路であり、これら信号を出力するための第1の出力端子51aと第2の出力端子51bを有する。第2の位相変化部52は、第1のAD変換器47の出力信号と第2のAD変換器48の出力信号を入力信号として、これら入力信号の位相を変化させた信号を出力する回路であり、これら信号を出力するための第1の出力端子52aと第2の出力端子52bを有する。第1の位相変化部51は、第1の90゜移相器511を備え、この第1の90゜移相器511の入力信号として第2のAD変換器48の出力信号が与えられ、第1の90゜移相器511の出力信号が第2の出力端子51bに与えられるよう構成されている。また、第1の位相変化部51の第1の出力端子51aには、第1のAD変換器47の出力信号がそのまま出力されるよう構成されている。第2の位相変化部52は、第2の90゜移相器521を備え、この第2の90゜移相器521の入力信号として第1のAD変換器47の出力信号が与えられ、第2の90゜移相器521の出力信号が第1の出力端子52aに与えられるよう構成されている。また、第2の位相変化部52の第2の出力端子52bには、第2のAD変換器48の出力信号がそのまま出力されるよう構成されている。第1の90゜移相器511及び第2の90゜移相器521は、入力信号の位相を90°遅らせて出力する回路である。
第1の加算器53は、第1の位相変化部51における第1の出力端子51aから出力された信号と第2の出力端子51bから出力された信号を加算する演算部である。第2の加算器54は、第2の位相変化部52における第1の出力端子52aから出力された信号と第2の出力端子52bから出力された信号を加算する演算部である。第1の低域通過フィルタ55は、第1の加算器53が出力した信号の内、周波数の低い信号を通過させ、復調部6へ出力するためのフィルタである。第1の高域通過フィルタ56は、第1の加算器53が出力した信号の内、周波数の高い信号を通過させ、復調部6へ出力するためのフィルタである。第2の低域通過フィルタ57は、第2の加算器54が出力した信号の内、周波数の低い信号を通過させ復調部6へ出力するためのフィルタである。第2の高域通過フィルタ58は、第2の加算器54が出力した信号の内、周波数の高い信号を通過させ復調部6へ出力するためのフィルタである。これら第1の低域通過フィルタ55〜第2の高域通過フィルタ58の出力は、それぞれ復調部6に入力されるよう構成されている。
次に、実施の形態1の受信機の動作を説明する。一例として、四つの無線信号(それぞれ信号S、信号S、信号S、信号Sとする)を受信した場合について説明する。受信した無線信号を、信号S〜信号Sの振幅A、B、C、Dと時間tと周波数fLO1,fLO2,Δf,Δfと、位相φ,φ,φ,φを用いてそれぞれ
Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798
と表す。
ここでは説明のためにfLO1<fLO2、Δf<Δfとする。
図3は、増幅器3の出力信号を示す図である。周波数変換部4の電力分配器41は、増幅器3の出力信号を分配し、第1のミキサ42と第2のミキサ43へそれぞれ出力する。一方、信号源44は、第1のミキサ42及び第2のミキサ43でそれぞれ使用するローカル信号を生成する。
信号源44は、第1のミキサ42へ
Figure 0006570798
で表される信号を出力し、一方で、第2のミキサ43へ
Figure 0006570798
で表される信号を出力する。
Figure 0006570798
の関係を満たせば良い。式(7)及び式(8)中のnは整数とする。
Figure 0006570798
ここで、式(5)における第1の項であるcos(2πfLO1t+θ1_LO1)を信号源44から出力される第1のローカル信号(以下、第1のLO信号という)と定義し、第2の項であるcos(2πfLO2t+θ1_LO2)を第2のローカル信号(以下、第2のLO信号という)と定義する。また、式(6)の第1の項であるcos(2πfLO1t+θ2_LO1)を信号源44からの第3のローカル信号(以下、第3のLO信号という)と定義し、第2の項である(2πfLO2t+θ2_LO2)を第4のローカル信号(以下、第4のLO信号という)と定義する。第1のLO信号と第3のLO信号とは、共に2πfLO1tが含まれていることから明らかなように、周波数が同一である。また、第2のLO信号と第4のLO信号とは、共に2πfLO2tが含まれていることから明らかなように、周波数が同一である。さらに、第1のLO信号が2πfLO1tであるのに対し第2のLO信号は2πfLO2tであるため、周波数が異なることになる。また、第1のLO信号と第3のLO信号は、式(7)に示すように位相が異なり、さらに、第2のLO信号と第4のLO信号とは、式(8)に示すように位相が異なる。
第1のミキサ42は、電力分配器41の出力信号と式(5)で表される信号源44の出力信号を乗算することで周波数変換を行う。第1のミキサ42の出力信号は、第1の帯域通過フィルタ45により特定の周波数のみを通過するので、第1の帯域通過フィルタ45の出力信号S1_BPFは、
Figure 0006570798
となる。
ここで、
Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。
図4は第1の帯域通過フィルタ45の出力信号を示す図である。
第1の帯域通過フィルタ45の出力信号は、第1のAD変換器47に入力される。
第2のミキサ43は、電力分配器41の出力信号と式(6)で表される信号源44の出力信号を乗算することで周波数変換を行う。第2のミキサ43の出力信号は、第2の帯域通過フィルタ46により特定の周波数のみを通過するので、第2の帯域通過フィルタ46の出力信号S2_BPFは、
Figure 0006570798
となる。
ここで、
Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。第2の帯域通過フィルタ46の出力信号は、第2のAD変換器48に入力される。
第1のAD変換器47は、第1の帯域通過フィルタ45の出力信号をアナログからデジタルへ変換する。ここで、第1のAD変換器47の出力信号S1_ADC
Figure 0006570798
である。
第1のAD変換器47の出力信号は、第1の位相変化部51及び第2の位相変化部52に入力される。このとき、第1のAD変換器47が動作する速度(以下、サンプリング周波数という)fは、信号Sもしくは信号Sのうち、いずれか周波数帯域幅の広い信号の周波数帯域幅をBWとすると
Figure 0006570798
と設定する。
第2のAD変換器48は、第2の帯域通過フィルタ46の出力信号をアナログからデジタルへ変換する。ここで、第2のAD変換器48の出力信号S2_ADC
Figure 0006570798
である。
第2のAD変換器48の出力信号は、第1の位相変化部51及び第2の位相変化部52に入力される。このとき、第2のAD変換器48のサンプリング周波数は、第1のAD変換器47のサンプリング周波数fと同じである。
第2の位相変化部52における第2の90゜移相器521は、第1のAD変換器47の出力信号の位相を90°遅らせる。第2の90゜移相器521の出力信号S2_90
Figure 0006570798
となる。
ここで
Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。第2の90゜移相器521の出力信号は、第2の加算器54に入力される。
第1の位相変化部51における第1の90゜移相器511は、第2のAD変換器48の出力信号の位相を90°遅らせる。第1の90゜移相器511の出力信号S1_90
Figure 0006570798
となる。
ここで、
Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。第1の90゜移相器511の出力信号は、第1の加算器53に入力される。
ここで、式(10)と式(28)との比較で明らかなように、第1の位相変化部51における第1の出力端子51aと第2の出力端子51bから出力される第1の無線信号Sは位相が互いに同相である。すなわち、式中の位相を含む項「φ(t)が等しい。同様に、第1の位相変化部51における第1の出力端子51aと第2の出力端子51bから出力される第2の無線信号Sは、式(13)と式(31)の比較で明らかなように、位相を含む項は共に「φ(t)+π/2」であるため同相である。また、第1の出力端子51aと第2の出力端子51bから出力される第3の無線信号Sは、式(11)と式(29)との比較で明らかなように、位相を含む項が「φ(t)」と「φ(t)+π」であり、位相がπずれているため、逆相となっている。また、第1の出力端子51aと第2の出力端子51bから出力される第4の無線信号Sは、式(12)と式(30)との比較で明らかなように、位相を含む項が「φ(t)−π/2」と「φ(t)+π/2」であり、位相がπずれているため、逆相となっている。
また、式(15)と式(23)との比較で明らかなように、第2の位相変化部52における第1の出力端子52aと第2の出力端子52bから出力される第1の無線信号Sは、式中の位相を含む項「φ(t)−π/2」と「φ(t)+π/2」とは、位相がπずれているため逆相である。次に、第2の無線信号Sは、式(18)と式(26)との比較で明らかなように、式中の位相を含む項が「φ(t)」と「φ(t)+π」であり、位相がπずれており逆相である。また、第3の無線信号Sは、式(16)と式(24)との比較で明らかなように、式中の位相を含む項が「φ(t)+π/2」と同じであるため同相である。さらに、第4の無線信号Sは、式(17)と式(25)との比較で明らかなように、式中の位相を含む項が「φ(t)」と同じであるため同相である。
このような第1の位相変化部51からの出力信号を第1の加算器53で加算し、また、第2の位相変化部52からの出力信号を第2の加算器54で加算することで、第1の無線信号S〜第4の無線信号Sを分離する。
第1の加算器53は、第1の位相変化部51の第1の出力端子51aからの出力信号S1_ADCと第1の90゜移相器511の出力信号S1_90を加算する。
第1の加算器53の出力信号S1_ADD
Figure 0006570798
となる。
ここで、
Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。第1の加算器53の出力信号は、第1の低域通過フィルタ55と第1の高域通過フィルタ56にそれぞれ入力される。図5は第1の加算器53の出力信号を示す説明図である。
第2の加算器54は、第2のAD変換器48の出力信号S2_ADCと第2の90゜移相器521の出力信号S2_90を加算する。
第2の加算器54の出力信号S2_ADD
Figure 0006570798
となる。
ここで、
Figure 0006570798

Figure 0006570798
である。第2の加算器54の出力信号は、第2の低域通過フィルタ57と第2の高域通過フィルタ58にそれぞれ入力される。図6は第2の加算器54の出力信号を示す説明図である。
第1の加算器53の出力信号は、第1の低域通過フィルタ55により、周波数の低い信号のみ通過するので、第1の低域通過フィルタ55の出力信号S1_LPF
Figure 0006570798
となる。第1の低域通過フィルタ55の出力信号は復調部6に入力され、復調部6で復調される。
また、第1の加算器53の出力信号は、第1の高域通過フィルタ56により、周波数の高い信号のみ通過するので、第1の高域通過フィルタ56の出力信号S1_HPF
Figure 0006570798
となる。第1の高域通過フィルタ56の出力信号は復調部6に入力され、復調部6で復調される。
第2の加算器54の出力信号は、第2の低域通過フィルタ57により、周波数の低い信号のみ通過するので、第2の低域通過フィルタ57の出力信号S2_LPF
Figure 0006570798
となる。第2の低域通過フィルタ57の出力信号は復調部6に入力され、復調部6で復調される。
また、第2の加算器54の出力信号は、第2の高域通過フィルタ58により、周波数の高い信号のみ通過するので、第2の高域通過フィルタ58の出力信号S2_HPF
Figure 0006570798
となる。第2の高域通過フィルタ58の出力信号は復調部6に入力され、復調部6で復調される。
このように、本実施の形態では、四つの無線周波数帯域の信号を受信する場合においても、受信するために必要なミキサ用の信号源を必要最低限にし、周波数変換後の信号が互いに重複した場合においても信号処理を行うことで分離可能な構成とすることで回路規模の増大と消費電力の増大を抑制しつつ、同時に複数の無線信号を受信することが可能となる。
なお、上記例では、
LO1<fLO2かつΔf<Δfの条件で説明を行ったが、
LO1>fLO2かつΔf<Δf
LO1<fLO2かつΔf>Δf
LO1>fLO2かつΔf>Δf
の条件においても同じ効果が得られる。
また、第1の90゜移相器511及び第2の90゜移相器521は、位相を90°進ませる機能の場合においても同じ効果が得られる。
また、上記例では、第1の位相変化部51及び第2の位相変化部52を、第1の90゜移相器511及び第2の90゜移相器521を用いて構成したが、第1の出力端子51a,52aと第2の出力端子51b,52bから出力される信号の位相差が90゜となれば良く、例えば、図7に示すように、10゜移相器と100゜移相器を用いて構成することもできる。図7において、第1の位相変化部51は、第1の10゜移相器512と第1の100゜移相器513とを用いて構成されている。すなわち、図2の構成で入力側から第1の出力端子51aまでそのまま接続されている部分に第1の10゜移相器512を設け、第1の90゜移相器511に代えて第1の100゜移相器513を設けたものである。同様に、図2の構成の第2の90゜移相器521に代えて第1の100゜移相器522を、入力側から第2の出力端子52bまでの間に第1の10゜移相器523を設けている。
なお、第1の位相変化部51及び第2の位相変化部52として、その出力の同相/逆相関係が、後段側の加算器における信号分離条件をみたすものであれば、位相変化させる角度が90゜で無くても良い。
また、第1の帯域通過フィルタ45、第2の帯域通過フィルタ46は、低域通過フィルタや帯域制限フィルタなどに置き換えた場合においても同じ効果が得られる。
また、第1の低域通過フィルタ55、第1の高域通過フィルタ56、第2の低域通過フィルタ57、第2の高域通過フィルタ58は、帯域通過フィルタや帯域制限フィルタなどに置き換えた場合においても同じ効果が得られる。
また、本実施の形態の説明では、受信する無線信号の数が四つの場合について説明を行ったが、受信する無線信号の数が三つの場合についても、四つの無線信号のうちいずれか一つを仮想的な信号とすることで四つの場合と同様に適用可能である。
以上説明したように、実施の形態1の受信機によれば、第1〜第4のローカル信号を生成する信号源と、第1及び第2のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第1のミキサと、第3及び第4のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第2のミキサと、第1のミキサの出力信号と第2のミキサの出力信号を入力信号として、入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第1の位相変化部と、第1のミキサの出力信号と第2のミキサの出力信号を入力信号として、入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第2の位相変化部と、第1の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第1の加算器と、第2の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第2の加算器とを備え、第1のローカル信号と第3のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、第2のローカル信号と第4のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、第1のローカル信号と第2のローカル信号の周波数は異なるようにしたので、信号源を必要最低限とすることができ、かつ、回路規模の増大と消費電力の増大を抑制しつつ、同時に複数の無線信号を受信することができる。
また、実施の形態1の受信機によれば、第1の位相変化部の第1の出力端子から出力する第1の無線信号と第1の位相変化部の第2の出力端子から出力する第1の無線信号との位相が互いに同相であり、第1の位相変化部の第1の出力端子から出力する第2の無線信号と第1の位相変化部の第2の出力端子から出力する第2の無線信号との位相が互いに同相であり、第1の位相変化部の第1の出力端子から出力する第3の無線信号と第1の位相変化部の第2の出力端子から出力する第3の無線信号との位相が互いに逆相であり、第1の位相変化部の第1の出力端子から出力する第4の無線信号と第1の位相変化部の第2の出力端子から出力する第4の無線信号との位相が互いに逆相となるように、第1の位相変化部は入力信号の位相を変化させ、第2の位相変化部の第1の出力端子から出力する第1の無線信号と第2の位相変化部の第2の出力端子から出力する第1の無線信号との位相が互いに逆相であり、第2の位相変化部の第1の出力端子から出力する第2の無線信号と第2の位相変化部の第2の出力端子から出力する第2の無線信号との位相が互いに逆相であり、第2の位相変化部の第1の出力端子から出力する第3の無線信号と第2の位相変化部の第2の出力端子から出力する第3の無線信号との位相が互いに同相であり、第2の位相変化部の第1の出力端子から出力する第4の無線信号と第2の位相変化部の第2の出力端子から出力する第4の無線信号との位相が互いに同相となるように、第2の位相変化部は入力信号の位相を変化させるようにしたので、複数の信号の分離を確実に行うことができる。
また、実施の形態1の受信機によれば、第1のローカル信号と第3のローカル信号の位相差は90°または−90°であり、第2のローカル信号と第4のローカル信号の位相差は90°または−90°であるようにしたので、複数の信号の分離を確実に行うことができる。
第1のミキサ及び第2のミキサは、四つの無線信号に代えて三つの無線信号を周波数変換するようにしたので、無線信号が三つの場合に対応することができる。
また、実施の形態1の受信機によれば、第1のミキサの出力端子と、第1の位相変化部の入力端子と第2の位相変化部の入力端子の接続点との間に、第1のフィルタと第1のアナログデジタル変換器とを備え、第2のミキサの出力端子と、第1の位相変化部の入力端子と第2の位相変化部の入力端子の接続点との間に、第2のフィルタと第2のアナログデジタル変換器とを備えたので、後段側の信号の合成を精度良く行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態2の受信機は、周波数変換部におけるAD変換器がアンダーサンプリングで動作する点が実施の形態1とは異なり、図面上の構成は図1及び図2に示した実施の形態1の構成と同様であるため、図1及び図2を用いて説明する。
実施の形態1では、式(20)で示したサンプリング周波数を用いて第1のAD変換器47及び第2のAD変換器48を動作させていた。ここで、受信する無線信号によってはΔf≪Δfとなる場合があり、サンプリング周波数が高くなる。サンプリング周波数が高くなると、第1のAD変換器47及び第2のAD変換器48の消費電力が大きくなってしまう。そこで、実施の形態2では、アンダーサンプリングを行うことにより、第1のAD変換器47及び第2のAD変換器48の消費電力が大きくなることを抑制し、四つの周波数帯域の信号を同時に受信する構成としたものである。
実施の形態2では、受信する無線信号周波数の2倍以下のサンプリング周波数で第1のAD変換器47及び第2のAD変換器48を動作させ、エイリアシングを利用して周波数0Hzから(1/2)fの間(以下、第1ナイキスト領域という)へ信号の周波数を変換すると同時に、アナログ信号からデジタル信号へ変換するアンダーサンプリング技術を用いる。
以下、実施の形態2の動作を、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
第1の帯域通過フィルタ45の出力信号は実施の形態1と同様に式(9)と表される。ここでΔf≪Δfと仮定する。中心周波数をΔfとする信号を信号Sとし、中心周波数をΔfとする信号を信号Sとする。
第1のAD変換器47は第1の帯域通過フィルタ45が出力した信号S及び信号Sをサンプリング周波数f′でアンダーサンプリングし、アナログ信号からデジタル信号へ変換する。ここで、第1のAD変換器47の入力前の信号Sは、第1ナイキスト領域内に存在し、信号Sは、f′以上(3/2)f′以下の間に存在していると仮定する。図8は第1のAD変換器47の入力信号を示している。ただし、アンダーサンプリング後に信号Sと信号Sのそれぞれの信号成分が互いに重複しないサンプリング周波数f′を用いる。
アンダーサンプリング後の信号Sの中心周波数Δf′は
Figure 0006570798
である。
式(12)、式(13)中のΔfをΔf′に置き換えることにより、式(12)、式(13)が示す第1のAD変換器47の出力信号を示す式と同じになる。図9は、第1のAD変換器47の出力信号を示している。
第2のAD変換器48は、第2の帯域通過フィルタ46の出力信号を第1のAD変換器47と同じサンプリング周波数f′でアンダーサンプリングする。
第1のAD変換器47及び第2のAD変換器48以外の動作については実施の形態1と同じであるため省略する。
なお、本実施の形態の説明では、アンダーサンプリング後の信号Sの中心周波数Δf′は信号Sの中心周波数ΔfとΔf′>Δfの関係となっているが、信号S及び信号Sの信号成分が互いに重複しなければ、Δf′<Δfの関係となるサンプリング周波数f′を選んでも同じ効果が得られる。
また、本実施の形態の説明では、信号Sのみをアンダーサンプリングした場合について説明を行ったが、アンダーサンプリング後の信号S及び信号Sの信号成分が互いに重複しなければ、信号S及び信号Sを共にアンダーサンプリングしても良い。
さらに、信号Sのエイリアシング回数と信号Sのエイリアシングの回数は、同じである必要はなく、エイリアシングの回数についても制限は無い。
以上説明したように、実施の形態2の受信機によれば、第1のフィルタは中心周波数の異なる二つの信号を出力すると共に、二つの信号のうち、少なくとも一方の信号の周波数が、第1のアナログデジタル変換器のサンプリング周波数の半分より高く、かつ、サンプリング周波数でアンダーサンプリングを行った後に二つの信号の成分が互いに重複しない周波数とし、第2のアナログデジタル変換器のサンプリング周波数を第1のアナログデジタル変換器のサンプリング周波数と同じとしたので、実施の形態1の効果に加えて、さらに消費電力の増大を抑制することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る受信機は、複数の周波数帯域の無線信号を同時に受信して分離する構成に関するものであり、複数の無線信号を同時に受信するマルチチャネル受信機に用いるのに適している。
1 アンテナ、2 フィルタ、3 増幅器、4 周波数変換部、5 信号分離部、6 復調部、41 電力分配器、42 第1のミキサ、43 第2のミキサ、44 信号源、45 第1の帯域通過フィルタ、46 第2の帯域通過フィルタ、47 第1のAD変換器、48 第2のAD変換器、51 第1の位相変化部、51a 第1の出力端子、51b 第2の出力端子、52 第2の位相変化部、52a 第1の出力端子、52b 第2の出力端子52b、53 第1の加算器、54 第2の加算器、55,57 第1の低域通過フィルタ、56,58 第1の高域通過フィルタ、511 第1の90゜移相器、512 第1の10゜移相器、513 第1の100゜移相器、521 第2の90゜移相器、522 第1の100゜移相器、523 第1の10゜移相器。

Claims (6)

  1. 第1〜第4のローカル信号を生成する信号源と、
    前記第1及び第2のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第1のミキサと、
    前記第3及び第4のローカル信号を用いて周波数の異なる四つの無線信号を周波数変換する第2のミキサと、
    前記第1のミキサの出力信号と前記第2のミキサの出力信号を入力信号として、当該入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第1の位相変化部と、
    前記第1のミキサの出力信号と前記第2のミキサの出力信号を入力信号として、当該入力信号の位相を変化させた信号を第1及び第2の出力端子から出力する第2の位相変化部と、
    前記第1の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第1の加算器と、
    前記第2の位相変化部の第1及び第2の出力端子の信号を加算する第2の加算器とを備え、
    前記第1のローカル信号と前記第3のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、前記第2のローカル信号と前記第4のローカル信号の周波数は同一で位相が異なり、前記第1のローカル信号と前記第2のローカル信号の周波数は異なることを特徴とする受信機。
  2. 前記第1の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第1の無線信号と前記第1の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第1の無線信号との位相が互いに同相であり、
    前記第1の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第2の無線信号と前記第1の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第2の無線信号との位相が互いに同相であり、
    前記第1の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第3の無線信号と前記第1の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第3の無線信号との位相が互いに逆相であり、
    前記第1の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第4の無線信号と前記第1の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第4の無線信号との位相が互いに逆相となるように、前記第1の位相変化部は前記入力信号の位相を変化させ、
    前記第2の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第1の無線信号と前記第2の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第1の無線信号との位相が互いに逆相であり、
    前記第2の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第2の無線信号と前記第2の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第2の無線信号との位相が互いに逆相であり、
    前記第2の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第3の無線信号と前記第2の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第3の無線信号との位相が互いに同相であり、
    前記第2の位相変化部の前記第1の出力端子から出力する前記第4の無線信号と前記第2の位相変化部の前記第2の出力端子から出力する前記第4の無線信号との位相が互いに同相となるように、前記第2の位相変化部は前記入力信号の位相を変化させることを特徴とする請求項1記載の受信機。
  3. 前記第1のローカル信号と前記第3のローカル信号の位相差は90°または−90°であり、前記第2のローカル信号と前記第4のローカル信号の位相差は90°または−90°であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の受信機。
  4. 前記第1のミキサの出力端子と、前記第1の位相変化部の入力端子と前記第2の位相変化部の入力端子の接続点との間に、第1のフィルタと第1のアナログデジタル変換器とを備え、
    前記第2のミキサの出力端子と、前記第1の位相変化部の入力端子と前記第2の位相変化部の入力端子の接続点との間に、第2のフィルタと第2のアナログデジタル変換器とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の受信機。
  5. 前記第1のフィルタは中心周波数の異なる二つの信号を出力すると共に、当該二つの信号のうち、少なくとも一方の信号の周波数が、前記第1のアナログデジタル変換器のサンプリング周波数の半分より高く、かつ、当該サンプリング周波数でアンダーサンプリングを行った後に前記二つの信号の成分が互いに重複しない周波数とし、
    前記第2のアナログデジタル変換器のサンプリング周波数を前記第1のアナログデジタル変換器の前記サンプリング周波数と同じとしたことを特徴とする請求項4記載の受信機。
  6. 前記第1のミキサ及び前記第2のミキサは、四つの無線信号に代えて三つの無線信号を周波数変換することを特徴とする請求項1記載の受信機。
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