JP5859141B2 - 受信機 - Google Patents

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    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits

Description

本発明は、RF信号を受信する受信機に関するものである。
自動車等の移動体に搭載される放送受信用のチューナとして、系列局内の1つの放送局からの放送波を受信して番組を視聴可能にしながら、同じ系列局内の他の放送局からの放送波を受信して番組をサーチする機能を持つチューナがある。また、後部座席エンターテイメント(Rear Seat Entertainment:RSE)の要求に応える装置として、自動車の前部座席と後部座席のそれぞれに設置したテレビ画面で同時に異なる番組を視聴可能にする装置もある。これらの機能を実現するためには、少なくとも2つの放送波を同時に受信することが必要である。
ところで、一般には、アンテナに入力された放送波の中から所望のチャネルの信号を選択して増幅し、このチャネルの信号を低い周波数に変換するためのRF(高周波数)チューナ回路は、アナログ回路で構成され、一方、低い周波数(例えば、数十MHzから数MHzの中間周波数(IF))に変換された信号を復調する復調回路は、ディジタル信号処理回路で構成される。このため、両者の間には、アナログ−ディジタル(A/D)変換器を備える必要がある。
2つの放送波を同時に受信し、2つのRFチューナ回路が出力する2つのIF信号の周波数帯を互いに隣接し且つ互いに異なる周波数に変換し、これら2つのIF信号を合成した後、合成されたIF信号を1つのA/D変換器でA/D変換して復調回路に渡す受信機が、提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、特許文献1には、隣接チャネルなどの妨害波を除去する方法が示されていない。
一般に、隣接チャネルの信号を除去するためのフィルタであるチャネルフィルタには、急峻な遮断特性が必要であることから、SAW(表面弾性波)フィルタが使われている。
また、イメージキャンセルミキサを使用してイメージ妨害波を除去するとともに、IF周波数を低くすることによってSAWフィルタの使用を回避するLow−IF(低IF)型受信機も知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2000−41020号公報(例えば、図1(B)、段落0041)
Behzad Razavi著、黒田忠広監訳、「RFマイクロエレクトロニクス」、pp.151−160、丸善株式会社発行
しかし、SAWフィルタは他の受信回路のように半導体回路として集積することができないため、隣接チャネルの信号を除去するためにSAWフィルタを用いた場合には、受信機を構成する回路が複雑になり、製造コストと実装面積の増大が避けられない。
また、Low−IF型受信機では、Low−IFの周波数帯にチャネルフィルタを設けて、隣接チャネルの信号を除去するが、IF周波数が高いほど、チャネルフィルタの遷移帯域の比帯域は小さくなり、所望の特性を得ることが難しくなる。
本発明の目的は、回路を複雑にせずに、チャネルフィルタに求められる急峻な遮断特性を実現することができる受信機を提供することである。
本発明の一形態に係る受信機は、第1のRF信号である第1の希望波を第1の後段IF信号に変換する第1の受信系と、第2のRF信号である第2の希望波を第2の後段IF信号に変換する第2の受信系と、前記第1の後段IF信号と前記第2の後段IF信号とを加算してIF出力信号を生成する加算器とを有し、前記第1の受信系は、前記第1の希望波の中心周波数に対応して第1の前段局部発振周波数の信号を発振する第1の前段局部発振器と、前記第1のRF信号と前記第1の前段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を生成する第1の直交復調器と、前記第1の直交復調器で生成された前記第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を入力として、通過帯域が制限された第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を出力する第1の前段フィルタ対と、第1の後段局部発振周波数の信号を発振する第1の後段局部発振器と、第1の前段フィルタ対を通過した前記第1の前段IF信号のI成分及びQ成分と前記第1の後段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第1の後段IF信号を生成する第1の直交変調器と、前記第1の直交復調器で生成された前記第1の後段IF信号を入力として、通過帯域が制限された第1の後段IF信号を生成する第1の後段フィルタとを含み、前記第2の受信系は、前記第2の希望波の中心周波数に対応して第2の前段局部発振周波数の信号を発振する第2の前段局部発振器と、前記第2のRF信号と前記第2の前段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を生成する第2の直交復調器と、前記第2の直交復調器で生成された前記第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を入力として、通過帯域が制限された第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を出力する第2の前段フィルタ対と、第2の後段局部発振周波数の信号を発振する第2の後段局部発振器と、第2の前段フィルタ対を通過した前記第2の前段IF信号のI成分及びQ成分と前記第1の後段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第2の後段IF信号を生成する第2の直交変調器と、前記第2の直交復調器で生成された前記第2の後段IF信号を入力として、通過帯域が制限された第2の後段IF信号を生成する第2の後段フィルタとを含み、前記第1の前段フィルタ対、前記第1の後段フィルタ、前記第2の前段フィルタ対、及び前記第2の後段フィルタの通過域周波数は、前記第1及び第2の希望波の変調帯域幅以上の帯域幅を前記第1及び第2の前段IF信号の変調帯域幅であるIF信号帯域幅とし、前記第1の前段IF信号の中心周波数は、前記第1の後段IF信号の中心周波数よりも前記IF信号帯域幅以上離れて高くし、前記第2の前段IF信号の中心周波数は、前記第2の後段IF信号の中心周波数よりも前記IF信号帯域幅以上離れて低くするように、設定されることを特徴としている。
本発明によれば、異なる2つのRFチャネルの信号を選択して、不要信号を除去し、隣接する2つのIF信号に変換することで、異なる2つのRFチャネルの信号を1つのA/D変換器でディジタル信号に変換することができる。
また、本発明によれば、隣接チャネル妨害波を除去するためのフィルタの通過域上端周波数及び通過域下端周波数を概ね変調帯域幅相当の周波数に抑えてチャネルフィルタ特性の実現を容易にすることができる。
(A)〜(C)は、比較例に関し、(A)は、ウェーバー式イメージキャンセルミキサの基本構成を示すブロック図であり、(B)は、直交復調器の基本構成を示すブロック図であり、(C)は、直交変調器の基本構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、チャネルフィルタの通過域の上端周波数と遷移帯域の関係(比帯域)を示す図である。 RF帯の2つの信号を、IF帯の隣接する2つのIF信号に変換する動作を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る受信機の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る受信機の変調帯域幅とIF信号帯域幅の関係を示す図である。 (A)〜(G)は、実施の形態1に係る受信機の第1の受信系で行われる信号の周波数変換を示す図である。 (A)〜(G)は、実施の形態1に係る受信機の第2の受信系で行われる信号の周波数変換を示す図である。 実施の形態1に係る受信機の加算器から出力されるIF信号を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る受信機の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る受信機の構成を示す概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る受信機の構成を概略的に示すブロック図である。
《1》比較例
以下に、比較例を説明する。図1(A)は、イメージキャンセルミキサの一種であるウェーバー式イメージキャンセルミキサの構成を示すブロック図であり、図1(B)及び(C)は、それぞれウェーバー式イメージキャンセルミキサの構成要素である直交復調器310と直交変調器340の内部構造を示すブロック図である。図1(A)〜(C)に示されるように、ウェーバー式イメージキャンセルミキサは、従属接続された直交復調器310と直交変調器340と、直交復調器310と直交変調器340のそれぞれに局部発振周波数fLP,fLSの局部発振信号を与える局部発振器320,350と、フィルタ対330とから構成される。図1(B)に示されるように、直交復調器310は、ミキサ311と、ミキサ312と、90度移相器313とを有している。また、図1(C)に示されるように、直交変調器340は、ミキサ341と、ミキサ342と、90度移相器343と、加算器344とを有している。
Low−IF型受信機では、Low−IFの周波数帯にチャネルフィルタを設けて、隣接チャネル信号を除去する。チャネルフィルタに要求される遮断特性の遷移帯域幅は、主として伝送信号の規格又は仕様から決まるものであり、IF周波数とは無関係に一定の値となる。したがって、遷移帯域幅の比帯域は、IF周波数に反比例する。IF周波数が高いほど、チャネルフィルタの遷移帯域の比帯域は小さくなり、所望の特性を得ることが難しくなる。
図2(A)及び(B)は、隣接チャネル信号を除去するチャネルフィルタの特性の一例を示している。図2(B)は、図2(A)に比べてIF信号の周波数が高いため、チャネルフィルタの通過域の上端周波数は、IF信号の変調帯域幅の上端に合わせて図2(B)の方が高くなっている。しかし、図2(A)の遷移帯域幅と図2(B)の遷移帯域幅とは等しい。したがって、通過域の上端周波数に対する遷移帯域幅の比率、すなわち比帯域は、図2(B)の方が小さく、図2(B)の場合の方が図2(A)の場合よりもフィルタ特性の実現は難しい。
図3は、RF帯の2つの信号を、IF帯の隣接する2つのIF信号に変換する動作を示す図である。任意の2つのRF信号を、互いに周波数が隣接する2つのIF信号に変換する受信機で必要となるチャネルフィルタの特性を考えた場合、周波数が高いIF信号に対するチャネルフィルタの通過域の上端は、少なくとも変調帯域幅の2倍以上の周波数になるため、チャネルフィルタの実現が容易でない。
また、2つのIF信号を1つのA/D変換器に入力するためには、2つのRF信号を2系統の処理系で個別にIF信号に変換したのちに加算する。2つのIF信号の周波数は、隣接しているため、加算することにより、それぞれ元のRF信号に対する隣接チャネル信号が、互いの同一チャネル妨害波として重畳されるため、それ以降に妨害波成分を除去することは容易でない。そのため、加算する前に隣接チャネル信号を十分に除去しておく必要があり、一般的な受信機で求められる隣接チャネル妨害波除去よりも大きな減衰量が求められ、チャネルフィルタの実現をより一層困難にしている。
以上の理由から、以下に説明する本発明の実施の形態に係る受信機においては、Low−IF型受信機である第1の受信系と第2の受信系と用いて、任意の2チャネルのRF信号を、概ね隣接する2つのIF信号にダウンコンバートして1つのA/D変換器に入力可能にしている。さらに、本発明の実施の形態に係る受信機においては、各受信系において発生するイメージ成分を除去し、各RF信号をIF帯の周波数にダウンコンバートする過程で、2系統それぞれに異なる特定の周波数関係を与えることにより、隣接チャネル妨害波を除去するためのフィルタの通過域の上端又は下端の周波数を概ね変調帯域幅分に抑えてチャネルフィルタに求められる急峻な遮断特性の実現を容易にしている。
《2》実施の形態1.
《2−1》実施の形態1の構成
図4は、本発明の実施の形態1に係る受信機1の構成を概略的に示すブロック図である。図4には、本発明に関連する構成要素のみを記載する。実際の受信機には、図4には示されていない増幅器が、必要に応じて必要な位置に設けられている。実施の形態1に係る受信機1は、例えば、放送受信用の受信機又は無線通信用の受信機である。より具体的に言えば、受信機1は、例えば、テレビ受像器、テレビ放送の受信機能を持つビデオレコーダ、車載用の放送受信機、車載用の無線受信機などに適用可能である。
図4に示されるように、受信機1は、第1の受信系100と、第2の受信系200とを有している。第1の受信系100及び第2の受信系200の各々は、ウェーバー式イメージキャンセルミキサによって構成することができる。また、受信機1は、加算器20を有している。加算器20は、第1の受信系100の出力S100と第2の受信系200の出力S200とを加算(合成)する。また、受信機1の出力信号をディジタル信号とするために、受信機1は、加算器20からの出力Sをディジタル信号Dに変換するA/D変換器30を有してもよい。なお、実施の形態1において、受信機1には、アンテナ10が接続されており、アンテナ10に入力されたRF信号S10は2つに分配され、分配された2つのRF信号は2つの受信系、すなわち、第1の受信系100及び第2の受信系200にそれぞれ入力される。
第1の受信系100は、直交復調器110と、この直交復調器110に局部発振信号を与える局部発振器120と、直交復調器110の出力側に接続されたフィルタ対130と、直交変調器140と、この直交変調器140に局部発振信号を与える局部発振器150と、直交変調器140の出力側に接続されたフィルタ160とを有している。直交復調器110と局部発振器120とフィルタ対130とを、第1の受信系100内における前段の構成と定義し、直交変調器140と局部発振器150とフィルタ160とを、第1の受信系100内における後段の構成と定義する。このため、局部発振器120は前段局部発振器120とも言い、フィルタ対130は前段フィルタ対130とも言い、局部発振器150は後段局部発振器150とも言い、フィルタ160は後段フィルタ160とも言う。
第2の受信系200は、直交復調器210と、この直交復調器210に局部発振信号を与える局部発振器220と、直交復調器210の出力側に接続されるフィルタ対230と、直交変調器240と、この直交変調器240に局部発振信号を与える局部発振器250と、直交変調器240の出力側に接続されるフィルタ260とを有している。直交復調器210と局部発振器220とフィルタ対230とを、第2の受信系200内における前段の構成と定義し、直交変調器240と局部発振器250とフィルタ260とを、第2の受信系200内における後段の構成と定義する。このため、局部発振器220は前段局部発振器220とも言い、フィルタ対230は前段フィルタ対230とも言い、局部発振器250は後段局部発振器250とも言い、フィルタ260は後段フィルタ260とも言う。
実施の形態1に係る受信機1は、図3に示されるように、RF帯の2つの放送波を同時に受信し、2つのRFチューナ回路、すなわち、第1の受信系100及び第2の受信系200が出力する2つのIF信号の周波数帯を、互いに隣接し且つ互いに異なる周波数に変換する。その後、これら2つのIF信号は加算器20で加算(合成)され、合成されたIF信号(出力)は1つのA/D変換器30でA/D変換してディジタル信号Dとなり、復調回路に渡される。
《2−2》実施の形態1の動作
図5は、受信機1の変調帯域幅とIF信号帯域幅の関係を示す図である。RF信号である希望波の変調帯域幅をBMODとし、変調帯域幅BMODと等しい又は変調帯域幅BMODよりも少し広い帯域幅をIF信号帯域幅BIFと定義すると、変調帯域幅BMODとIF信号帯域幅BIFとは図5に示すような関係(BMOD≦BIF)になる。
図6(A)〜(G)は、実施の形態1に係る受信機1の第1の受信系100で実行される信号の周波数変換を示す図である。第1の受信系100において、前段局部発振器120が発振する局部発振信号の周波数fLP1は、第1の受信系100で受信する希望波S10の中心周波数fRF1に対して、IF信号帯域幅BIFの1.5倍だけ高い周波数とする(図6(A))。この前段局部発振信号と第1の受信系100の希望波を直交復調器110に入力することで、IF信号帯域幅BIFの1.5倍に相当する周波数を中心周波数として前段IF信号がI成分とQ成分に分けて出力される(図6(B))。
直交復調器110から出力された直後の前段IF信号S110I,S110Qには、隣接チャネル信号などの他の信号も併せてダウンコンバートされているため、後に続くフィルタ対130で除去する。前段フィルタ対130は、特性の等しい2つのハイパスフィルタであり、前段IF信号の変調帯域の下端を通過域の下端周波数として、下隣接チャネルを除去する(図6(C))。
前段フィルタ対130を越えた前段IF信号のI成分(同相成分)S130I及びQ成分(直交位相成分)S130Qは、直交変調器140に入力される。後段局部発振器150が発振する局部発振信号の周波数fLS1は、IF信号帯域幅BIFに相当する周波数とする。fLS1は、前段IF信号の中心周波数fIFP1に対して0.5BIF低い周波数に当たる(図6(D))。
この後段局部発振信号と第1の受信系100の前段IF信号を直交変調器140に入力することで、両信号の周波数の和成分と差成分の2周波数に変換され、それぞれの中心周波数が0.5BIFになる位置と2.5BIFになる位置に出力される(図6(E))。
直交変調器140の中での周波数変換操作は、I成分とQ成分が個別に行われるため、まずそれぞれの周波数変換結果が得られる。このとき、第1の受信系100の希望波から生成される信号については、I成分とQ成分が全く同じ信号となる。
次に、直交変調器140の内部で周波数変換後のI成分とQ成分が加算され、1つの信号S140となって出力される。この段階では、周波数成分として前記のとおり和成分と差成分が存在しており、なおかつ、上隣接チャネル信号は、ここまで抑圧されることなく通過するため、後に続く後段フィルタ160で和成分及び上隣接チャネルを含むその他の不要信号を除去する。後段フィルタ160は、後段IF信号の変調帯域幅の上端に相当する周波数を通過域の上端周波数とするローパスフィルタである(図6(F))。
後段フィルタ160を通過することで不要な信号成分は、取り除かれ、元の中心周波数fRF1の希望波がダウンコンバートされた後段IF信号(出力)100が得られる(図6(G))。
第2の受信系200において、前段局部発振器120が発振する局部発振信号の周波数fLP2は、第2の受信系200で受信する希望波S10の中心周波数fRF2に対して、IF信号帯域幅BIFの0.5倍だけ高い周波数とする(図7(A))。この前段局部発振信号と第2の受信系200の希望波を直交復調器210に入力することで、IF信号帯域幅BIFの0.5倍に相当する周波数を中心周波数として前段IF信号がI成分とQ成分に分けて出力される(図7(B))。
直交復調器210から出力された直後の前段IF信号S210I,S210Qには、隣接チャネル信号などの他の信号も併せてダウンコンバートされているため、後に続く前段フィルタ対230で除去する。前段フィルタ対230は、特性の等しい2つのローパスフィルタであり、前段IF信号の変調帯域の上端を通過域の上端周波数として、上隣接チャネルを除去する(図7(C))。
前段フィルタ対230を越えた前段IF信号のI成分S230I及びQ成分S230Qは、直交変調器240に入力される。後段局部発振器250が発振する局部発振信号の周波数fLS2は、IF信号帯域幅BIFに相当する周波数とする。周波数fLS2は、前段IF信号の中心周波数fIFP2に対して0.5BIF高い周波数に当たる(図7(D))。
この後段局部発振信号と第2の受信系200の前段IF信号を直交変調器240に入力することで、両信号の周波数の和成分と差成分の2周波数に変換され、それぞれの中心周波数が0.5BIFになる位置と1.5BIFになる位置に出力される(図7(E))。
直交変調器240の中での周波数変換操作は、I成分とQ成分が個別に行われるため、まずそれぞれの周波数変換結果が得られる。このとき、第2の受信系200の希望波から生成される信号のうち、和成分については、I成分とQ成分が全く同じ信号となり、差成分については、I成分とQ成分が互いに逆位相の信号となる。
次に、直交変調器240の内部で周波数変換後のI成分とQ成分が加算され、1つの信号S240となって出力される。この段階で、差成分は、前記のとおり、I成分とQ成分が逆位相であるために、打ち消し合って消滅し、和成分だけが残る。しかし、元のRF帯での希望波の上隣接チャネルは、第2の受信系200においては、イメージ周波数に当たり、ここまで抑圧されることなく通過するため、後に続く後段フィルタ260で除去する。後段フィルタ260は、後段IF信号の変調帯域幅の上端に相当する周波数を通過域の上端周波数とするハイパスフィルタである(図7(F))。
後段フィルタ260を通過することで不要な信号成分は、取り除かれ、元の中心周波数fRF2の希望波がダウンコンバートされた後段IF信号(出力)200が得られる(図7(G))。
最後に、第1の受信系100が出力する後段IF信号(出力)100と、第2の受信系200が出力する後段IF信号(出力)200を、加算器20によって加算(合成)して、合成されたIF信号(出力)をA/D変換器30に入力する(図8)。
以上の過程によって、遷移帯域幅の比帯域が比較的大きいフィルタを使いながら、異なる2つのRF信号を選択して、隣接チャネル信号などの不要信号を除去し、隣接する2つのIF信号に変換することで、1つのA/D変換器でディジタル信号に変換することが可能となる。
一般に、A/D変換器の前段には、エイリアシング現象の発生を防止するための、アンチエイリアシングフィルタを用いる必要があるが、図4の受信機1では、第1の受信系100及び第2の受信系200の信号処理の過程でナイキスト周波数を越える周波数成分は、除去されるため、個別にアンチエイリアシングフィルタを設ける必要はない。
また、第1の受信系100の前段フィルタ対130と第2の受信系200の後段フィルタ260は、いずれもIF信号帯域幅BIFに相当する周波数を通過域の下端の周波数として隣接チャネル信号を除去するハイパスフィルタであるため、同じ特性のフィルタを適用することができる。同様に、第2の受信系200の前段フィルタ対230と第1の受信系100の後段フィルタ160は、いずれもIF信号帯域幅BIFに相当する周波数を通過域の上端の周波数として隣接チャネル信号を除去するローパスフィルタであるため、同じ特性のフィルタを適用することができる。したがって、図4のブロック図には、合計6個のフィルタがあるが、設計上は、2種類のフィルタを設計すればよく、なおかつ、それら2種類のフィルタ特性は、通過域の上端又は下端の周波数が等しいハイパスフィルタとローパスフィルタであり対称性があるため、設計工数の低減に寄与する。これらのフィルタをディスクリート部品で構成する場合には、部品定数の共通化により低コスト化に寄与することができる。
なお、周波数変換操作の過程で、希望信号に妨害波の折り返し成分が同じ周波数に重畳するところがあるが、いずれも、イメージキャンセルミキサの効果によって、それぞれの出力段の加算で打ち消される。
例えば、第1の受信系100に対しては、IF信号帯域幅BIFの3倍だけ高い方に離れた周波数がイメージ周波数となる。この周波数の信号がアンテナに入力されると第1の受信系100の直交復調器110における乗算にて、希望波の前段IF信号と同じ周波数に重畳するが、その後に続く直交変調器140の乗算によって、周波数は、やはり希望波の後段IF信号と同じ周波数であるものの、I成分とQ成分で位相が逆になって現れるため、その後の加算で打ち消しあって消滅する。
また、第2の受信系200に対しては、前記のとおり希望信号の上隣接チャネル信号がイメージ周波数の妨害波となる。この信号が入力されると、第2の受信系200の直交復調器210における乗算にて、希望波の前段IF信号と同じ周波数に重畳するが、その後に続く直交変調器240の乗算によって得られる和成分については、周波数は、やはり希望波の後段IF信号と同じ周波数であるものの、I成分とQ成分で位相が逆になって現れるため、その後の加算で打ち消しあって消滅する。
《2−3》実施の形態1の効果
SAWフィルタの使用回避を含め受信機構成を簡素化する方法としてダイレクトコンバージョン受信機が多く用いられている。IF段を設けることなく、RF帯から直接、ベースバンドI/Q信号に変換して復調部に渡すため、隣接チャネルの信号除去は、ベースバンドI/Q信号に対するLPFで行う。この場合、Low−IFよりさらに周波数の低いベースバンド帯域のLPFであるため、半導体回路で比較的容易に実現することができ、受信機の他の回路と併せて同じ集積回路上に実装することができる。また、ダイレクトコンバージョン方式は、原理上、イメージ周波数が存在しないという特徴を持つ。しかし、その反面、A/D変換器は、I信号とQ信号のそれぞれに必要となるため、2個使用することとなる。これは、I信号とQ信号を同位相でサンプリングする必要があるため、1個のA/D変換器をマルチプレクサで切り替えて2信号を入力する方法は、適用できないからである。回路技術面では、DCオフセットとフリッカ雑音の問題を持っており、これらを回避・抑制するための高度な技術が必要となる。これに対して、本発明の実施の形態1に係る受信機1では、これらの課題は生じない。
《3》実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る受信機2の構成を概略的に示すブロック図である。図9において、図4に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、同じ符号を付す。図9に示されるように、実施の形態2に係る受信機2は、第1の後段局部発振周波数fLS1と第2の後段局部発振周波数fLS2を同一周波数として、後段局部発振器150aが発振する信号にて、第1の受信系100aで用いられる第1の後段局部発振信号と第2の受信系200aで用いられる第2の後段局部発振信号の両方で共用する。これにより、図4の構成に比べて、後段局部発振器150aの数を削減することができ、より簡素な構成とすることができる。上記以外の点において、実施の形態2は、実施の形態1と同じである。
《4》実施の形態3.
図10は、実施の形態3に係る受信機3の構成を概略的に示すブロック図である。図10において、図4に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、同じ符号を付す。図10に示されるように、実施の形態3に係る受信機3では、第1の受信系100と第2の受信系200のそれぞれ別のアンテナ10,11が接続されている。これにより、第1の受信系100と第2の受信系200は、それぞれに特性の異なるアンテナを適用することが可能となる。第1の受信系100が受信する希望波S10の周波数と第2の受信系200が受信する希望波S11の周波数が大きく離れている場合に、それぞれの希望波の周波数帯に最適化したアンテナを用いることで、受信性能の向上を図ることが可能となる。上記以外の点において、実施の形態3は、実施の形態1と同じである。
《5》実施の形態4.
図11は、実施の形態4に係る受信機4の構成を概略的に示すブロック図である。図11において、図4に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、同じ符号を付す。図11に示されるように、実施の形態4に係る受信機4では、第1の受信系100bの前段フィルタ対130bをバンドパスフィルタで構成している。低域側の遮断特性は、実施の形態1〜3で使用するハイパスフィルタと同じ特性とし、高域側にも減衰を与えるものである。通過域の上端周波数は、2BIF以上とし高域側の遮断特性は、比較的緩やかでよい。このバンドパスフィルタの高域側減衰により、直交復調器での周波数変換により発生する和成分と差成分のうち、和成分を除去することができる。一般に、RF帯からLow−IF帯への周波数変換では、和成分の周波数は、元のRF信号の周波数の2倍に近い高い周波数となるため、後続のIF段では、特に除去する手段を用いなくとも減衰して問題とならない場合が多い。しかし、何らかの理由で、和成分の発生が問題となる場合は、図11の構成を採用することによって、和成分を除去することができる。上記以外の点において、実施の形態4は、実施の形態1と同じである。
《6》変形例.
実施の形態1〜4の構成を各々組み合わせて、受信機を構成することもできる。例えば、実施の形態2又は4に係る受信機2又は4に、実施の形態3における2つのアンテナ10,11を適用することができる。
1,2,3,4 受信機、 10,11 アンテナ、 20 加算器、 30 A/D変換器、 100,100a,100b 第1の受信系、 110 直交復調器(第1の直交復調器)、 120 前段局部発振器(第1の前段局部発振器)、 130,130b 前段フィルタ対(第1の前段フィルタ対)、 140 直交変調器(第1の直交変調器)、 150,150a 後段局部発振器(第1の後段局部発振器)、 160 後段フィルタ(第1の後段フィルタ)、 200,200a 第2の受信系、 210 直交復調器(第2の直交復調器)、 220 前段局部発振器(第2の前段局部発振器)、 230 前段フィルタ対(第2の前段フィルタ対)、 240 直交変調器(第2の直交変調器)、 250 後段局部発振器(第2の後段局部発振器)、 260 後段フィルタ(第2の後段フィルタ)。

Claims (9)

  1. 第1のRF信号である第1の希望波を第1の後段IF信号に変換する第1の受信系と、
    第2のRF信号である第2の希望波を第2の後段IF信号に変換する第2の受信系と、
    前記第1の後段IF信号と前記第2の後段IF信号とを加算してIF出力信号を生成する加算器と
    を有し、
    前記第1の受信系は、
    前記第1の希望波の中心周波数に対応して第1の前段局部発振周波数の信号を発振する第1の前段局部発振器と、
    前記第1のRF信号と前記第1の前段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を生成する第1の直交復調器と、
    前記第1の直交復調器で生成された前記第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を入力として、通過帯域が制限された第1の前段IF信号のI成分及びQ成分を出力する第1の前段フィルタ対と、
    第1の後段局部発振周波数の信号を発振する第1の後段局部発振器と、
    第1の前段フィルタ対を通過した前記第1の前段IF信号のI成分及びQ成分と前記第1の後段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第1の後段IF信号を生成する第1の直交変調器と、
    前記第1の直交復調器で生成された前記第1の後段IF信号を入力として、通過帯域が制限された第1の後段IF信号を生成する第1の後段フィルタと
    を含み、
    前記第2の受信系は、
    前記第2の希望波の中心周波数に対応して第2の前段局部発振周波数の信号を発振する第2の前段局部発振器と、
    前記第2のRF信号と前記第2の前段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を生成する第2の直交復調器と、
    前記第2の直交復調器で生成された前記第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を入力として、通過帯域が制限された第2の前段IF信号のI成分及びQ成分を出力する第2の前段フィルタ対と、
    第2の後段局部発振周波数の信号を発振する第2の後段局部発振器と、
    第2の前段フィルタ対を通過した前記第2の前段IF信号のI成分及びQ成分と前記第1の後段局部発振周波数の信号とを乗算することによって、第2の後段IF信号を生成する第2の直交変調器と、
    前記第2の直交復調器で生成された前記第2の後段IF信号を入力として、通過帯域が制限された第2の後段IF信号を生成する第2の後段フィルタと
    を含み、
    前記第1の前段フィルタ対、前記第1の後段フィルタ、前記第2の前段フィルタ対、及び前記第2の後段フィルタの通過域周波数は、前記第1及び第2の希望波の変調帯域幅以上の帯域幅を前記第1及び第2の前段IF信号の変調帯域幅であるIF信号帯域幅とし、前記第1の前段IF信号の中心周波数は、前記第1の後段IF信号の中心周波数よりも前記IF信号帯域幅以上離れて高くし、前記第2の前段IF信号の中心周波数は、前記第2の後段IF信号の中心周波数よりも前記IF信号帯域幅以上離れて低くするように、設定される
    ことを特徴とする受信機。
  2. 前記第1の前段フィルタ対は、前記第1の前段IF信号のIF信号帯域幅に相当する周波数より高い通過域下端周波数を持つハイパスフィルタの対を含み、
    前記第2の前段フィルタ対は、前記第2の前段IF信号のIF信号帯域幅に相当する周波数より低い通過域上端周波数を持つローパスフィルタの対を含み、
    前記第1の後段フィルタは、前記第1の後段IF信号のIF信号帯域幅に相当する周波数より低い通過域上端周波数を持つローパスフィルタを含み、
    前記第2の後段フィルタは、前記第2の後段IF信号のIF信号帯域幅に相当する周波数より高い通過域下端周波数を持つハイパスフィルタを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 前記第1の前段局部発振周波数と前記第1の希望波の中心周波数との差が、前記IF信号帯域幅の1.5倍であり、
    前記第2の前段局部発振周波数と前記第2の希望波の中心周波数との差が、前記IF信号帯域幅の0.5倍である
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信機。
  4. 前記第1の前段フィルタ対と前記第2の後段フィルタとが同一の周波数特性を持ち、
    前記第1の後段フィルタと前記第2の前段フィルタ対とが同一の周波数特性を持つ
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の受信機。
  5. 前記第1の後段局部発振周波数と前記第2の後段局部発振周波数が等しく、
    前記第1の後段局部発振器と前記第2の後段局部発振器とは、共通の1つの局部発振器である
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の受信機。
  6. 前記第1のRF信号と前記第2のRF信号とは、同じアンテナで受信された信号であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の受信機。
  7. 前記第1のRF信号と前記第2のRF信号とは、互いに異なるアンテナで受信された信号であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の受信機。
  8. 前記第1の前段フィルタ対が、前記第1の前段IF信号のIF信号帯域幅に相当する周波数より高い通過域下端周波数を持つバンドパスフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  9. 前記IF出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器をさらに有することを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の受信機。
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