JP4274408B2 - 自動利得制御装置、受信装置及び利得制御方法 - Google Patents

自動利得制御装置、受信装置及び利得制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉ループ制御回路によって制御される電圧制御増幅器を備える自動利得制御装置と、この自動利得制御装置を備える受信装置と、電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動利得制御(automatic gain control:AGC)回路において、増幅器の利得は、閉ループ制御回路によって調整(regulate)される。利得は、増幅器の出力信号の振幅が所定の基準振幅に略等しくなるように制御される。閉ループ制御回路は、増幅器の出力信号の振幅の基準振幅からのずれ(deviation)を対応する利得制御信号に変換する。
【0003】
自動利得制御装置については、2000年、アトランタ州、ノーブルパブリッシングコーポレーション(Noble Publishing Corporation)発行、ケー・マククランニング(K.McClaning)及びティー・ビト(T.Vito)著、「ラジオ受信機設計(Radio receiver design)」等にも開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
自動利得制御装置の設計においては、閉ループ制御回路の制御速度(control speed)が重要なパラメータとなる。この制御速度を高くすると、利得は高速に調整される。ここで、利得制御の速度が速すぎると、振幅変調が部分的に相殺(compensated)され、信号振幅に歪みが生じる。一方、利得の変化を一定の遅さに抑えると、信号振幅の立ち上がりが飽和誤差を引き起こし、特に、アナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換器という。)が飽和してしまうことがある。
【0005】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、A/D変換器が飽和する可能性を低減することができる自動利得制御装置、受信装置及び利得制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る自動利得制御装置は、閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器と、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、誤差信号を電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するフォワード制御回路と、電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、閉ループ制御回路の制御速度を変化させる制御速度変更手段とを備える。
【0007】
誤差信号は、電圧制御増幅器出力信号の振幅が基準振幅からどれ程ずれているかを示している。この誤差信号に基づいて、電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号が生成される。本発明では、従来のように一定の制御速度を用いるのではなく、制御速度は、電圧制御増幅器出力信号の振幅の関数として変化する。電圧制御増幅器出力信号の振幅が小さい場合、制御速度は、低い値に設定される。電圧制御増幅器の利得の調整速度を遅くすることにより、信号歪みを回避できる。このような信号歪みは、利得の調整が振幅変調を相殺するために生じる。電圧制御増幅器出力信号がアナログ/デジタル変換器の飽和領域に近づくと、飽和による誤差が発生する可能性が高くなる。この場合、利得をより高速に低減することが望ましい。そこで、本発明では、電圧制御増幅器出力信号が増大し、飽和領域に近づくと、制御速度を高める。これにより、アナログ/デジタル変換器が飽和することを回避することができる。
【0008】
誤差信号生成手段は、好ましくは、電圧制御増幅器出力信号の振幅から所定の基準振幅を減算し、又は所定の基準振幅から電圧制御増幅器出力信号の振幅を減算することにより誤差信号を生成する。すなわち、誤差信号は、電圧制御増幅器出力信号の振幅の、その望ましい振幅である基準振幅からのずれを表している。電圧制御増幅器出力信号と基準振幅の差は、利得制御信号を生成するための開始点として適している。
【0009】
制御速度変更手段は、好ましくは、電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると大きくなる換算係数を誤差信号に乗算する乗算器を備える。誤差信号に換算係数を乗算することにより、閉ループ制御回路の調整速度に影響を与えることができる。すなわち、大きな換算係数を選択すると、利得がより速く調整される。すなわち、換算係数を大きくすると、閉ループ制御回路の時定数が小さくなる。逆に、換算係数を小さくすると、閉ループ制御回路の制御速度を遅くすることができる。この場合、閉ループ制御回路の時定数は大きくなる。信号歪みを回避するために、自動利得制御装置の通常動作では、利得の調整速度を遅くする必要がある。ここで、電圧制御増幅器出力信号が一定以上の大きさになると、状況が変化する。この状況では、アナログ/デジタル変換器に飽和が生じないようにするために、利得を速く低減する必要がある。このため、電圧制御増幅器出力信号が一定以上の大きさになると、換算係数を直ちに大きくする。誤差信号に換算係数を乗算することが、閉ループ制御回路の制御速度を変更するための最も容易且つ効果的な手法である。
【0010】
制御速度変更手段は、好ましくは、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、電圧制御増幅器出力信号の振幅がブーストオフセットより小さい場合、換算係数を初期値に設定する換算係数決定手段を備える。電圧制御増幅器出力信号がブーストオフセットより小さい場合、利得の調整速度は遅い方がよい。したがって、換算係数は、比較的小さい値である初期値に設定される。
【0011】
また、制御速度変更手段は、好ましくは、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、電圧制御増幅器出力信号の振幅がブーストオフセットを超える場合、電圧制御増幅器出力信号の増大に応じて、換算係数を大きくする。電圧制御増幅器出力信号がブーストオフセットを超えると、電圧制御増幅器の利得を速く低減する必要がある。この処理は、換算係数を大きくすることにより実現される。
【0012】
また、フォワード制御回路は、好ましくは、換算係数により換算された誤差信号を積分する積分器を備える。誤差信号は、電圧制御増幅器出力信号の振幅の、その望ましい振幅である基準振幅からのずれを表している。換算係数が乗算された誤差信号を積分することにより、利得制御信号が生成される。
【0013】
本発明の好ましい具体例においては、積分器は、誤差信号に正の符号又は負の符号を付して、前の利得制御値に繰り返し加算する加算器を備える。積分器は、換算された誤差信号を繰り返し加算することにより、利得制御信号を生成する。利得制御信号が大きすぎる場合、次の繰返し処理において、利得制御信号に、換算された誤差信号を加算することにより、利得制御信号が小さくされる。一方、利得制御信号が小さすぎる場合、利得制御信号は、次の繰返し処理において、大きくされる。
【0014】
本発明に係る自動利得制御装置は、好ましくは、アナログ電圧制御増幅器出力信号をデジタル電圧制御増幅器出力信号に変換するアナログ/デジタル変換器を備える。デジタル電圧制御増幅器出力信号は、例えば、絶対値の算出、加算、減算、積分等のデジタル信号処理によってデジタル利得制御信号に変換することができる。
【0015】
また、本発明に係る自動利得制御装置は、好ましくは、デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換するデジタル/アナログ変換器を備える。電圧制御増幅器の利得は、アナログ電圧によって判定されることがある。この場合、デジタル利得制御信号は、電圧制御増幅器の利得を制御するために、アナログ利得制御信号に変換する必要がある。
【0016】
本発明の好ましい具体例においては、誤差信号生成手段と、フォワード制御回路と、制御速度変更手段とは、ハードウェアや、デジタルシグナルプロセッサの少なくとも一部として実現される。デジタル処理においては、アナログ回路では実現が非常に難しい処理を比較的容易に実現することができる。このため、閉ループ制御回路の少なくとも一部をデジタル技術によって実現することは有益である。
【0017】
また、本発明に係る受信装置は、上述の自動利得制御装置を備え、デジタルラジオモンデアル(Digital Radio Mondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)、周波数変調放送及び振幅変調放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信する。周波数変調放送及び振幅変調放送では、受信装置は、アナログ信号として送信されてくるラジオ放送信号を受信し、このラジオ放送信号をデジタル的に処理する。デジタルラジオモンデアル、デジタルオーディオ放送は、近年のデジタル信号伝送の標準規格である。
【0018】
また、上述の課題を解決するために、本発明に係る利得制御方法は、閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御方法において、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成するステップと、誤差信号を電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するステップと、電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、閉ループ制御回路の制御速度を変化させるステップとを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動利得制御装置、受信装置及び利得制御方法について、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
本発明に基づき、電圧制御増幅器(voltage-controlled amplifier:以下、VCAという。)が閉ループ制御回路によって制御される自動利得制御装置の具体的な構成を図1に示す。自動利得制御装置は、例えば、ラジオ受信機において、復調回路等の後段の機能回路に一定の振幅を有する信号を供給するために使用される。このラジオ受信機は、例えばデジタルラジオモンデアル(Digital Radio Mondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)、周波数変調放送及び振幅変調放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信する。周波数変調放送及び振幅変調放送では、受信装置は、アナログ信号として送信されてくるラジオ放送信号を受信し、このラジオ放送信号をデジタル的に処理する。デジタルラジオモンデアル、デジタルオーディオ放送は、近年のデジタル信号伝送の標準規格である。
【0021】
アンテナ1は、高周波信号2を受信し、この高周波信号2をダウンコンバータ3に供給する。ダウンコンバータ3は、高周波信号2の周波数を中間周波数に変換して、VCA入力信号4を生成し、このVCA入力信号4をVCA5に供給する。VCA5は、アナログ利得制御信号6に基づく利得によって、VCA入力信号4を増幅し、アナログVCA出力信号7を生成し、このアナログVCA出力信号7をアナログ/デジタル変換器(analog-digital converter:以下、A/D変換器という。)8に供給する。A/D変換器8は、アナログVCA出力信号7をデジタル信号に変換し、デジタルVCA出力信号9を生成する。A/D変換器8は、デジタルVCA出力信号9を受信機内の後段の機能回路10に供給する。機能回路10は、例えば、同相信号及び直交信号生成器や復調器等であってもよい。
【0022】
この自動利得制御装置は、A/D変換器8が飽和することを回避できるよう、VCA5の利得を制御する。デジタルVCA出力信号9は、絶対値判定器11に供給され、絶対値判定器11は、デジタルVCA出力信号9の振幅を判定し、この振幅を示す振幅信号12を生成する。デジタルVCA出力信号9は、負と正の符号のいずれを有していてもよいが、振幅信号12は、常に正の符号を有する。加算器13は、VCA5の出力信号に対応した振幅信号12から所定の基準振幅信号14を減算する。この減算により、加算器13は、振幅信号12の基準振幅信号14からのずれ(deviation)を示す誤差信号15を生成する。誤差信号15は、デジタルローパスフィルタ16によりフィルタリングされ、これによりデジタル利得制御信号17が生成される。時定数制御回路19は、時定数18をデジタルローパスフィルタ16に供給する。時定数18は、誤差信号15に基づいて、デジタル利得制御信号17をどの程度の速さで変更するかを決定するために使用される。本発明においては、時定数18は、VCA5の出力信号に対応した振幅信号12の関数である。アナログVCA出力信号7が比較的小さければ、A/D変換器8が飽和する可能性は極めて低い。この場合、時定数を大きくし、したがって、VCA5、すなわち電圧制御増幅器の利得の変化を遅くする。これにより、アナログVCA出力信号7が高速に変化することを回避できるため、復号信号又は復調信号における歪みが低減される。
【0023】
アナログVCA出力信号7がA/D変換器8の飽和レベルに近づくと、電圧制御増幅器の利得の変化をより高速に変化させる必要が生じる場合がある。すなわち、A/D変換器8における飽和を回避するために、増幅利得を高速に低下させる必要が生じる場合がある。本発明では、アナログVCA出力信号7が飽和領域に近づくと、閉ループ制御回路の制御速度(control speed)を高める。この場合、利得制御の速度を速めるために、時定数制御回路19は、振幅信号12を監視し、振幅信号12が大きくなると、時定数18を小さくする。この時定数18は、デジタルローパスフィルタ16に供給される。
【0024】
デジタル/アナログ変換器(digital-analog converter:以下、D/A変換器という。)20は、デジタル利得制御信号17をアナログ利得制御信号6に変換する。VCA5の利得は、アナログ利得制御信号6に基づいて制御される。
【0025】
図2は、本発明に基づく自動利得制御装置の構成をより詳細に示す図である。アンテナ21は、高周波信号22を受信する。ダウンコンバータ23は、高周波信号22を中間周波数に変換して、VCA入力信号24を生成し、このVCA入力信号24をVCA(電圧制御増幅器)25に供給する。VCA25は、アナログ利得制御信号26に基づいて決定される利得によってVCA入力信号24を増幅し、アナログVCA出力信号27を生成し、このアナログVCA出力信号27をA/D変換器28に供給する。A/D変換器28は、アナログVCA出力信号27をデジタル信号に変換して、デジタルVCA出力信号29を生成し、このデジタルVCA出力信号を絶対値判定器30に供給する。絶対値判定器30は、デジタルVCA出力信号29を評価し、このデジタルVCA出力信号29の振幅を示す振幅信号31を生成する。この振幅信号31は、時定数制御及び誤差信号の判定の両方に使用される。
【0026】
加算器32は、VCA25の出力信号に対応した振幅信号31から基準振幅を示す基準振幅信号33を減算する。この減算により、誤差信号34が生成される。誤差信号34は、振幅信号31の基準振幅信号33からのずれを示している。誤差信号34が大きい程、増幅利得をより大きく変化させる必要がある。
【0027】
この誤差信号34は、乗算器35を介して、後述するレジスタ40と加算器41からなる積分器に供給され、これによりデジタル利得制御信号39が生成される。乗算器35は、誤差信号34に換算係数(scaling factor)36を乗算し、換算誤差信号(scaled error signal)37を生成する。積分器は、換算誤差信号37を積分して、デジタル利得制御信号39を生成する。
【0028】
積分器は、前の利得制御値を格納するレジスタ40と、加算器41とを備える。VCA25の出力信号に対応した振幅信号31が基準振幅信号33より大きい場合、デジタル利得制御信号39を小さくする必要があるため、換算誤差信号37は加算器41に減数として供給される。すなわち、レジスタ40に保存されている前の利得制御値から換算誤差信号37を減算することにより、新たな利得制御値が算出される。加算器41から出力されるデジタル利得制御信号39は、D/A変換器42に供給されるとともに、レジスタ40に保存される。D/A変換器42は、デジタル利得制御信号39をアナログ利得制御信号26に変換し、このアナログ利得制御信号26は、VCA25の利得制御に使用される。VCA25の特性に応じて、加算器41に供給される換算誤差信号37に付される符号(+/−)を変更してもよい。
【0029】
換算係数36は、閉ループ制御回路の時定数を決定する。換算係数36が小さい場合、換算誤差信号37も小さくなると予想される。この場合、積分器の働きにより変化する利得制御値の変化量は小さい。したがって、換算係数36が小さい場合、閉ループ制御回路の応答速度は、比較的遅くなる。すなわち、換算係数36が小さい場合、閉ループ制御回路における時定数は大きくなり、制御速度は低くなる。
【0030】
一方、換算係数36が大きくなると、換算誤差信号37も大きくなる。上述のように、加算器41は、前の利得制御値から換算誤差信号37を減算する。この場合、換算係数36が大きいので、積分器の1回毎の累積により、利得制御値は比較的大きく変化する。したがって、VCA25の出力信号に対応した振幅信号31は、望ましい基準振幅信号33に近づくよう速く変化する。このように、換算係数36が大きい場合、閉ループ制御回路における時定数は小さくなり、制御速度は高くなる。
【0031】
換算係数36を算出するために、VCA25の出力信号に対応した振幅信号31は、所定のブーストオフセット44に比較される。ブーストオフセット44は、閉ループ制御回路の動作(behavior)の閾値を定義する。振幅信号31がブーストオフセット44より小さい場合、信号歪みを抑制するために、増幅利得の変化は遅くされる。また、振幅信号31がブーストオフセット44より大きくなると、直ちに換算係数36が大きくされ、これにより調整速度が速められる。
【0032】
振幅信号31をブーストオフセット44と比較するために、加算器43は、振幅信号31からブーストオフセット44を減算する。この減算の結果を表す信号は、リミッタ45に供給される。振幅信号31がブーストオフセット44より小さい場合、リミッタ45の出力信号46はゼロになる。一方、振幅信号31がブーストオフセット44より大きい場合、リミッタ45は、正の値を有する出力信号46を出力する。
【0033】
乗算器47は、出力信号46にブースト時定数48を乗算し、乗算された信号(以下、乗算信号という。)49を出力する。加算器50は、この乗算信号と定常状態時定数(static time constant)51とを加算する。加算器50は、これにより、換算係数36を生成し、乗算器35に供給する。
【0034】
振幅信号31がブーストオフセット44より小さい場合、出力信号46は、ゼロとなり、したがって、乗算信号49もゼロとなる。このように、この場合、乗算信号49は、換算係数36に影響を与えない。したがって、換算係数36は、比較的小さなデフォルト値である定常状態時定数51に等しくなる。これにより、閉ループ制御回路の調整動作は、比較的遅いものとなる。
【0035】
一方、振幅信号31がブーストオフセット44を超えると、リミッタ45は、ゼロより大きな値を有する出力信号46を出力する。この値にブースト時定数48が乗算され、乗算信号49が生成される。すなわち、VCA25の出力信号に対応した振幅信号31が大きい場合、乗算信号49と定常状態時定数51の両方が換算係数36に影響を与え、換算係数36が大きくなる。このため、振幅信号31がブーストオフセット44を超えると、閉ループ制御回路の調整速度が直ちに速められる。
【0036】
なお、絶対値判定器30〜加算器50は、例えばハードウェアや、デジタルシグナルプロセッサの一部として実現される。
【0037】
図3に示すグラフは、A/D変換器28の入力振幅に等しい、VCA25の出力信号に対応した振幅信号31を閉ループ制御回路の時定数の関数として示している。振幅信号31の値が小さい場合、閉ループ制御回路の時定数は大きくなる。一方、振幅信号31がブーストオフセット44より大きくなると、換算係数36が大きくなり、図3に示すように、閉ループ制御回路の時定数が小さくなる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る自動利得制御装置は、閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器と、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、誤差信号を電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するフォワード制御回路と、電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、閉ループ制御回路の制御速度を変化させる制御速度変更手段とを備える。これにより、自動利得制御装置内のアナログ/デジタル変換器が飽和する可能性を低減できる。
【0039】
また、本発明に係る利得制御方法は、閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御方法において、電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成するステップと、誤差信号を電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するステップと、電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、閉ループ制御回路の制御速度を変化させるステップとを有する。これにより、自動利得制御装置内のアナログ/デジタル変換器が飽和する可能性を低減できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動利得制御装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した時定数制御を含むデジタル的に制御される自動利得制御装置の構成をより詳細に示すブロック図である。
【図3】時定数とアナログ/デジタル変換器の入力振幅の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
21 アンテナ、22 高周波信号、23 ダウンコンバータ、24 電圧制御増幅器入力信号、25 電圧制御増幅器、26 アナログ利得制御信号、27 アナログ電圧制御増幅器出力信号、28 アナログ/デジタル変換器、29 デジタル電圧制御増幅器出力信号、30 絶対値判定器、31 振幅信号、32 加算器、33 基準振幅信号、34 誤差信号、35 乗算器、36 換算係数、37 換算誤差係数、39 デジタル利得制御信号、40 レジスタ、41 加算器、42 デジタル−アナログ変換器

Claims (17)

  1. 閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、
    電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器と、上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成する誤差信号生成手段と、
    上記誤差信号を上記電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するフォワード制御回路と、上記電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、上記閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、該閉ループ制御回路の制御速度を変化させる制御速度変更手段とを備え、
    上記制御速度変更手段は、換算係数を上記誤差信号に乗算する乗算器を含み、
    上記制御速度変更手段は、上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が該ブーストオフセットを超える場合、上記電圧制御増幅器出力信号の増大に応じて、上記換算係数を大きくする、自動利得制御装置。
  2. 上記誤差信号生成手段は、上記電圧制御増幅器出力信号の振幅から上記所定の基準振幅を減算し、又は上記所定の基準振幅から上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を減算することにより上記誤差信号を生成することを特徴とする請求項1記載の自動利得制御装置。
  3. 上記制御速度変更手段は、上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が該ブーストオフセットより小さい場合、上記換算係数を初期値に設定する換算係数決定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の自動利得制御装置。
  4. 上記フォワード制御回路は、上記換算係数により換算された誤差信号を積分する積分器を備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の自動利得制御装置。
  5. 上記積分器は、上記誤差信号に正の符号又は負の符号を付して、前の利得制御値に繰り返し加算する加算器を備えることを特徴とする請求項4記載の自動利得制御装置。
  6. アナログ電圧制御増幅器出力信号をデジタル電圧制御増幅器出力信号に変換するアナログ/デジタル変換器を備える請求項1乃至5いずれか1項記載の自動利得制御装置。
  7. デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換するデジタル/アナログ変換器を備える請求項1乃至6いずれか1項記載の自動利得制御装置。
  8. 上記誤差信号生成手段と、上記フォワード制御回路と、上記制御速度変更手段とは、デジタルシグナルプロセッサの少なくとも一部として実現されていることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載の自動利得制御装置。
  9. 請求項1乃至8いずれか1項記載の自動利得制御装置を備える受信装置。
  10. 上記受信装置は、デジタルラジオモンデアル(Digital
    Radio Mondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio
    Broadcasting:DAB)、周波数変調放送及び振幅変調放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信することを特徴とする請求項9記載の受信装置。
  11. 閉ループ制御回路により制御される利得によって、電圧制御増幅器入力信号を増幅して、電圧制御増幅器出力信号を生成する電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御方法において、
    上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定の基準振幅と比較することにより誤差信号を生成するステップと、
    上記誤差信号を上記電圧制御増幅器の利得を制御する利得制御信号に変換するステップと、
    上記電圧制御増幅器出力信号の振幅に基づいて、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が大きくなると、上記閉ループ制御回路の制御速度が高くなるように、該閉ループ制御回路の制御速度を変化させるステップと、
    換算係数を上記誤差信号に乗算するステップと、
    上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が該ブーストオフセットを超える場合、上記電圧制御増幅器出力信号の増大に応じて、上記換算係数を大きくするステップとを有する利得制御方法。
  12. 上記電圧制御増幅器出力信号の振幅から上記所定の基準振幅を減算し、又は上記所定の基準振幅から上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を減算することにより上記誤差信号を生成するステップを有する請求項11記載の利得制御方法。
  13. 上記電圧制御増幅器出力信号の振幅を所定のブーストオフセットと比較し、該電圧制御増幅器出力信号の振幅が該ブーストオフセットより小さい場合、上記換算係数を初期値に設定するステップを有する請求項11記載の利得制御方法。
  14. 上記換算係数により換算された誤差信号を積分するステップを有する請求項11乃至13いずれか1項記載の利得制御方法。
  15. 上記誤差信号に正の符号又は負の符号を付して、前の利得制御値に繰り返し加算するステップを有する請求項14記載の利得制御方法。
  16. アナログ電圧制御増幅器出力信号をデジタル電圧制御増幅器出力信号に変換するステップを有する請求項11乃至15いずれか1項記載の利得制御方法。
  17. デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換するステップを有する請求項11乃至16いずれか1項記載の利得制御方法。
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