JP4243474B2 - 自動利得制御装置及び利得制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉ループ制御回路によって制御される電圧制御増幅器を備える自動利得制御装置と、この自動利得制御装置を備える受信装置と、閉ループ回路によって、受信装置の利得を制御する利得制御方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動利得制御(automatic gain control:AGC)回路において、増幅器の利得は、閉ループ制御回路によって調整(regulate)される。利得は、増幅器の出力信号の振幅が所定の基準振幅に略等しくなるように制御される。閉ループ制御回路は、増幅器の出力信号の振幅の基準振幅からのずれ(deviation)を対応する利得制御信号に変換する。
【0003】
自動利得制御装置については、2000年、アトランタ州、ノーブルパブリッシングコーポレーション(Noble Publishing Corporation)発行、ケー・マククランニング(K.McClaning)及びティー・ビト(T.Vito)著、「ラジオ受信機設計(Radio receiver design)」等にも開示されている。
【0004】
従来のデジタル自動利得制御(automatic gain control:以下、AGCという。)回路又はループ制御回路の構成を図3に示す。アンテナ1は、高周波信号2を受信し、この高周波信号2をダウンコンバータ3に供給する。ダウンコンバータ3は、高周波信号2を中間周波数信号(以下、IF信号という。)4に変換して、電圧制御増幅器(voltage controlled amplifier:以下、VCAという。)5に供給する。このIF信号4は、自動利得制御の対象となる信号である。VCA5は、アナログ利得制御信号6に基づいて、その出力信号7の振幅を制御する。VCA5の出力信号7は、アナログ/デジタル変換器(analog-digital converter:以下、A/D変換器という。)8に供給され、A/D変換器8は、VCA5の出力信号7をサンプリングしてデジタル信号に変換し、利得が制御されたデジタルIF信号9を生成する。デジタルIF信号9は、受信機内の後段の、例えば同相信号及び直交信号(IQ信号)生成回路、復調器等の信号処理回路10に供給される。
【0005】
デジタルIF信号9に基づいて、アナログ利得制御信号6を生成するAGCループは、AGCループの帯域幅を制御するデジタル制御回路を備える。デジタル制御回路は、AGCループの立上り(attack)時定数、ホールド(hold)時間及び立下り(decay)時定数を別々に制御することができる。
【0006】
図3に示すデジタル制御回路は、絶対値判定器11を備え、絶対値判定器11は、デジタルIF信号9の振幅を判定し、この振幅を示す振幅信号12を生成する。振幅信号12は、常に正の符号を有する。加算器13は、VCA5の出力信号7に対応した振幅信号12から所定の基準振幅信号14を減算する。この減算により、加算器13は、振幅信号12の基準振幅信号14からのずれ(deviation)を示す誤差信号15を生成する。誤差信号15は、デジタルローパスフィルタ16によりフィルタリングされ、これによりデジタル利得制御信号17が生成される。時定数制御回路19は、デジタルIF信号9の振幅信号12に基づいてデジタルローパスフィルタの時定数18を生成し、デジタルローパスフィルタ16に供給する。時定数18は、誤差信号15に基づいて、デジタル利得制御信号17をどの程度の速さで変更するかを決定するために使用される。時定数18をVCA5の出力信号7の振幅を示す振幅信号12の関数として決定する方法は、本願出願人と同一の出願人による欧州特許出願第01122979号「自動利得制御(Automatic Gain Control)」に開示されており、この出願は、参照により本願に援用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
デジタル/アナログ変換器(digital-analog converter:以下、D/A変換器という。)20は、デジタル利得制御信号17をアナログ利得制御信号6に変換する。アナログ利得制御信号6は、アナログローパスフィルタ21によりフィルタリングされた後、VCA5に供給される。
【0008】
このように、AGCループ全体には、2つのローパスフィルタ16、21が設けられている。デジタルローパスフィルタ16は、AGCループをデジタル制御するために必要である。一方、アナログローパスフィルタ21は、例えばD/A変換器20において生じるアナログ利得制御信号6の歪みを低減するために必要である。アナログ利得制御信号6が歪んでいると、復調信号に歪みが生じる。アナログローパスフィルタ21の通過帯域を狭く、すなわちカットオフ周波数を低くすることにより、このような歪みを低減できるが、一方、これにより、AGCループが不安定になることがある。また、アナログローパスフィルタ21の通過帯域を広く、すなわちカットオフ周波数を高くすると、高速で安定したAGCループを実現できるが、これにより、D/A変換器20において生じる歪みがVCA5の出力信号7に悪影響を与えることがある。
【0009】
D/A変換器20は、アナログ利得制御信号6、すなわちVCA5の制御電圧に歪みを生じさせる。歪みには、主に、グリッチ歪み(glitch distortions)と、D/A変換器20のステップにより生じる歪みの2種類の歪みがある。
【0010】
グリッチ歪みは、比較的小さく、主に高い周波数のエネルギであり、アナログローパスフィルタ21によって容易に抑圧することができる。
【0011】
一方、D/A変換器20の分解能の制限に起因するD/A変換器20の出力信号の歪みは、より深刻である。
【0012】
VCA5に供給されるアナログ利得制御信号6を図4に示す。例えばRCフィルタとして実現されるアナログローパスフィルタ21の時定数τに応じて、VCA5に供給されるアナログ利得制御信号6の遷移速度は、D/A変換器20の2つの出力レベル間で、速くなったり遅くなったりする。この具体例では、D/A変換器20の出力レベルは、0と、0.5と、1である。
【0013】
受信機の入力信号に応じて、アナログ利得制御信号6の遷移、及びそれによる受信機の入力信号の利得の遷移は、復調信号に歪みを生じさせる。デジタル周波数変調(frequency modulation:以下、FMという。)受信機の場合、利得の変化が速いと、FM復調信号に歪みが生じる。FM信号自体は、振幅の歪みの影響は受けないが、チャンネル選択フィルタがFM信号の振幅の歪みを位相の歪みに変換し、このFM信号の位相の歪みによって、FM復調信号に歪みが生じる。
【0014】
これらの歪みを回避するために、アナログ利得制御信号6の利得の変化は、可能な限り円滑で遅い方が望ましい。これは、3段階の出力レベルではなく、例えば48段階といった、分解能が高いD/A変換器20によってVCA5を制御することによって、実現することができる。この解決法は、コストがかかり、したがって、望ましくない。この他、アナログローパスフィルタ21の時定数を大きくするという方法もある。図4は、時定数τが大きいほど、VCA5に供給されるアナログ利得制御信号6がより円滑になることを示している。
【0015】
ところで、アナログローパスフィルタ21の時定数τを大きくすると、特にAGCループの立上り時間を短くしなければならない場合に、AGCループが不安定になるという問題がある。AGCループを所謂PID(比例(proportional)、微分(differential)、積分(integrational))制御とすることにより、この問題を軽減できるが、D/A変換器20の出力信号の微分成分(differential part)を得るには、D/A変換器20いダイナミックレンジを広くしなければならない。
【0016】
さらに、アナログローパスフィルタ21の時定数τを切り換える方法もある。この方法は、本発明も利用する方法である。例えば、アナログローパスフィルタ21の時定数τを、D/A変換器20の出力信号の微分成分によって制御する。VCA5に供給されるアナログ利得制御信号6の変化が速い場合、アナログローパスフィルタ21の時定数τを小さくする。この制御は、利得変化が遅いときに、VCA5の入力信号の歪みを小さくし、AGCループの応答時間を速くする組合せである。
【0017】
アナログローパスフィルタ21の時定数τの切換は、例えばRCローパスフィルタ(抵抗器−コンデンサフィルタ)の抵抗器を切り換えることにより実現できる。
【0018】
しかしながら、このような切換は、利得制御されたデジタルIF信号9、すなわちAGCループの出力信号の微分成分に基づいて行われ、常に十分な結果が得られるとは限らない。AGCループの出力信号の微分成分が大きい(high)場合、アナログローパスフィルタ21の時定数τは小さくなる。AGCループの出力信号の微分成分が小さくなる(low)と、時定数τは大きくなる。図5に示すように、この制御は、不安定(critical)である。図5は、A/D変換器8から出力される利得制御されたデジタルIF信号9を示している。AGCループの入力信号は、一定の振幅を有する正弦波信号である。時刻t=0において、受信機の電源が投入されると、AGCループは利得を下げる。時刻t=4.5msにおいて、正弦波信号の振幅は、20dB大きくされる。これにより、AGCループは、非常に高速に利得を低下させる。この間、低いアナログ時定数τが選択される。AGCループが変化のない制御信号を出力しないように、時刻t=5msから、時定数τは大きくされる。この結果、AGCループの応答時間は、比較的長く、ここでは、正弦波信号の振幅が20dB大きくされた後、出力信号が所望のレベルである0.375に制御されるまでに15ms以上の時間がかかる。
【0019】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、自動利得制御ループの追従性を向上させることができる自動利得制御装置、受信装置、利得制御方法及びコンピュータプログラム製品を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る自動利得制御装置は、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えることにより、アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタと、自動利得制御信号の変化が所定の閾値以下となった後、切換可能なローパスフィルタが小さい時定数を所定時間使用するようローパスフィルタを制御するホールド回路とを備える。
【0021】
本発明に係る自動利得制御装置は、好ましくは、自動利得制御ループのアナログ入力信号と、アナログ利得制御信号とが入力され、アナログ利得制御信号に基づいて増幅された自動利得制御ループのアナログ入力信号に等しいアナログ出力信号を出力する電圧制御増幅器と、アナログ出力信号が供給され、アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、デジタル出力信号に基づいて、デジタル利得制御信号を生成するデジタル制御回路と、デジタル利得制御信号が供給され、デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換し、アナログ利得制御信号を、切換可能なローパスフィルタを介して電圧制御増幅器に供給するデジタル/アナログ変換器とを備える。
【0022】
これに代えて、又はこれに加えて、本発明に係る自動利得制御装置は、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなった場合、切換可能なローパスフィルタの時定数を小さな時定数に切り換える切換制御信号を生成し、ホールド回路を介して、切換制御信号を切換可能なローパスフィルタに供給する切換制御回路を備える。
【0023】
切換制御回路は、好ましくは、利得制御信号が供給され、利得制御信号を微分する微分回路と、微分回路により微分された利得制御信号が供給され、微分された利得制御信号の振幅が所定の閾値より大きい場合、ホールド回路を介して、切換制御信号を切換可能なローパスフィルタに供給する閾値判定器とを備える。
【0024】
さらに、これに代えて、又はこれに加えて、切換可能なローパスフィルタは、2つ以上の所定の閾値に応じて、3つ以上の時定数を切り換える。
【0025】
また、上述の課題を解決するために、本発明に係る受信装置は、上述の自動利得制御装置を備える。
【0026】
本発明に係る受信装置は、例えば、デジタルラジオモンデアル(Digital Radio Mondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)、周波数変調放送、振幅変調放送及びISDB−Tn放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信する。
【0027】
また、上述の課題を解決するために、本発明に係る利得制御方法は、アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタを備える受信装置用の自動利得制御ループの利得を制御する利得制御方法において、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、切換可能なローパスフィルタの時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えるステップと、自動利得制御信号の変化が所定の閾値以下となった後、切換可能なローパスフィルタが小さい時定数を所定時間使用するようローパスフィルタを制御するステップとを有する。
【0028】
本発明に係る利得制御方法は、好ましくは、アナログ利得制御信号に基づいて増幅された自動利得制御ループのアナログ入力信号に等しいアナログ出力信号を生成するステップと、アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップと、デジタル出力信号に基づいて、デジタル利得制御信号を生成するステップと、デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換し、アナログ利得制御信号を、切換可能なローパスフィルタを介して電圧制御増幅器に供給するステップとを有する。
【0029】
これに代えて、又はこれに加えて、本発明に係る利得制御方法は、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなった場合、切換可能なローパスフィルタの時定数を小さな時定数に切り換える切換制御信号を生成し、自動利得制御信号の変化が所定の閾値以下となった後、所定時間、切換制御信号を切換可能なローパスフィルタに供給するステップを有する。
【0030】
さらに、これに代えて、又はこれに加えて、本発明に係る利得制御方法において、切換可能なローパスフィルタは、2つ以上の所定の閾値に応じて、3つ以上の時定数を切り換えるものであってもよい。
【0031】
また、上述の課題を解決するために、本発明に係るコンピュータプログラム製品は、コンピュータ、デジタルシグナルプロセッサ等により実行されて、上述の利得制御方法を実行するコンピュータプログラムを備える。
【0032】
本発明に基づいて、自動利得制御ループにホールド回路を挿入することにより、自動利得制御ループの追従性(tracking)が著しく向上する。このホールド回路は、自動利得制御ループの出力信号の微分部が小さくなったのち、所定時間、時定数τを小さな値にホールドする。ホールドカウンタは、自動利得制御ループの出力信号により始動される。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動利得制御装置及び利得制御方法について、図面を参照して詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明を適用した自動利得制御(automatic gain control:以下、AGCという。)ループの具体的な構成を示すブロック図である。なお、従来の図1に示すAGCループの構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。本発明に基づくAGCループは、従来の図3に示すAGCループに加えて、デジタル利得制御信号17が供給され、微分された利得制御信号が所定の閾値より大きくなった場合、切換可能なローパスフィルタの時定数τを小さな値に切り換える切換制御信号をアナログローパスフィルタ21に供給する後述の切換制御回路を備える。また、本発明に基づくこのAGCループは、例えばサンプル及びホールド回路24を備える。
【0035】
具体的には、アンテナ1は、高周波信号2を受信し、この高周波信号2をダウンコンバータ3に供給する。ダウンコンバータ3は、高周波信号2を中間周波数信号(以下、IF信号という。)4に変換して、電圧制御増幅器(voltage controlled amplifier:以下、VCAという。)5に供給する。このIF信号4は、自動利得制御の対象となる信号である。VCA5は、アナログ利得制御信号6に基づいて、その出力信号7の振幅を制御する。VCA5の出力信号7は、アナログ/デジタル変換器(analog-digital converter:以下、A/D変換器という。)8に供給され、A/D変換器8は、VCA5の出力信号7をサンプリングしてデジタル信号に変換し、利得が制御されたデジタルIF信号9を生成する。デジタルIF信号9は、受信機内の後段の、例えば同相信号及び直交信号(IQ信号)生成回路、復調器等の信号処理回路10に供給される。
【0036】
デジタルIF信号9に基づいて、アナログ利得制御信号6を生成するAGCループは、AGCループの帯域幅を制御するデジタル制御回路を備える。デジタル制御回路は、AGCループの立上り(attack)時定数、ホールド(hold)時間及び立下り(decay)時定数を別々に制御することができる。
【0037】
デジタル制御回路は、図1に示すように、絶対値判定器11を備え、絶対値判定器11は、デジタルIF信号9の振幅を判定し、この振幅を示す振幅信号12を生成する。振幅信号12は、常に正の符号を有する。加算器13は、VCA5の出力信号7に対応した振幅信号12から所定の基準振幅信号14を減算する。この減算により、加算器13は、振幅信号12の基準振幅信号14からのずれ(deviation)を示す誤差信号15を生成する。誤差信号15は、デジタルローパスフィルタ16によりフィルタリングされ、これによりデジタル利得制御信号17が生成される。このデジタル利得制御信号17は、D/A変換器20及び切換制御回路に供給される。時定数制御回路19は、デジタルIF信号9の振幅信号12に基づいてデジタルローパスフィルタの時定数18を生成し、デジタルローパスフィルタ16に供給する。時定数18は、誤差信号15に基づいて、デジタル利得制御信号17をどの程度の速さで変更するかを決定するために使用される。時定数18をVCA5の出力信号7の振幅を示す振幅信号12の関数として決定する方法は、本願出願人と同一の出願人による欧州特許出願第01122979号「自動利得制御(Automatic Gain Control)」に開示されており、この出願は、参照により本願に援用される。
【0038】
デジタル/アナログ変換器(digital-analog converter:以下、D/A変換器という。)20は、デジタルローパスフィルタ16から供給されるデジタル利得制御信号17をアナログ利得制御信号6に変換する。アナログ利得制御信号6は、アナログローパスフィルタ21によりフィルタリングされた後、VCA5に供給される。
【0039】
切換制御回路は、図1に示すように、デジタルローパスフィルタ16からのデジタル利得制御信号17を微分する微分回路22と、微分回路22からの微分信号の振幅と所定の閾値とを比較する閾値判定器23とを備える。微分回路22は、デジタルローパスフィルタ16から供給されるデジタル利得制御信号17を微分して、得られる微分信号を閾値判定器23に供給する。この微分信号は、デジタル利得制御信号17、すなわち基準振幅信号14に対するデジタルIF信号9の誤差である誤差信号15を微分したものであり、デジタルIF信号9の変化を表している。閾値判定器23は、微分回路22から出力される微分信号の振幅と所定の閾値とを比較する。この閾値判定器23における比較の結果に基づいて、微分信号が所定の閾値より大きくなった場合、切換可能なアナログローパスフィルタ21の時定数τを小さな値に切り換える切換制御信号をサンプル及びホールド回路24に供給する。サンプル及びホールド回路24は、この時定数τを小さな値に切り換える切換制御信号をホールドするとともに、アナログローパスフィルタ21に供給する。そして、サンプル及びホールド回路24は、切換制御信号が小さな時定数τへの切換を指示しなくなった後も、切換制御信号を所定時間保持し、すなわち所定時間、切り換えられた時定数をホールドする。すなわち、サンプル及びホールド回路24は、上述のように小さな時定数が選択されると、小さな時定数を所定時間ホールドする。
【0040】
ここで、切換可能なアナログローパスフィルタ21の時定数は、3つ以上の値に切り換えてもよく、これにより、2つ以上の所定の閾値に基づく切換を行うことができる。この変形例においては、サンプル及びホールド回路24は、上述の具体例と同様、より小さい時定数を所定時間ホールドした後に、より大きい時定数に切り換える。
【0041】
このサンプル及びホールド回路24により、AGCループを高速且つ正確に追従させることができるとともに、利得制御されたA/D変換器8への入力信号の歪みを抑えることができる。
【0042】
図2は、図1に示す、サンプル及びホールド回路24を備えるAGCループに図5における実験と同様の入力信号を入力した場合のD/A変換器5の出力信号を示す図である。従来のAGCループに比べ、本発明に基づくAGCループの応答時間は、非常に短く、ここでは、正弦波信号の振幅が20dB大きくされた後、出力信号が所望のレベルである0.375に制御されるまでの時間が約2msに短縮されている。
【0043】
上述したAGCループは、受信装置、例えばデジタルラジオモンデアル(Digital Radio Mondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)、周波数変調放送、振幅変調放送及びISDB−Tn放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信する受信装置に用いられる。
【0044】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、デジタル制御回路、切換制御回路等をコンピュータ又はデジタルシグナルプロセッサで構成し、上述した利得制御をコンピュータプログラムで実行するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る自動利得制御装置は、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えることにより、アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタと、自動利得制御信号の変化が所定の閾値以下となった後、切換可能なローパスフィルタが小さい時定数を所定時間使用するようローパスフィルタを制御するホールド回路とを備える。これにより、自動利得制御ループの追従性を著しく向上させることができる。
【0046】
また、本発明に係る利得制御方法は、アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタを備える受信装置用の自動利得制御ループの利得を制御する利得制御方法において、自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、切換可能なローパスフィルタの時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えるステップと、自動利得制御信号の変化が所定の閾値以下となった後、切換可能なローパスフィルタが小さい時定数を所定時間使用するようローパスフィルタを制御するステップとを有する。これにより、自動利得制御ループの追従性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAGCループの構成を示すブロック図である。
【図2】AGCループの入力信号を20dB変化させた場合の図1に示すAGCループの出力信号を示す図である。
【図3】従来のAGCループの構成を示すブロック図である。
【図4】異なる出力レベルに関して、アナログ利得制御信号をフィルタリングするために使用されるアナログフィルタの異なる時定数τと、VCAに入力される異なるアナログ利得制御信号との関係を示す図である。
【図5】AGCループの入力信号を20dB変化させた場合の図3に示す従来のAGCループの出力信号を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、3 ダウンコンバータ、5 電圧制御増幅器、8 A/D変換器、10 信号処理回路、11 絶対値判定器、13 加算器、16 デジタルローパスフィルタ、19 時定数制御回路、20 D/A変換器、21 アナログローパスフィルタ、22 微分回路、23 閾値判定器、24 サンプル及びホールド回路
Claims (12)
- 自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えることにより、アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタと、
上記自動利得制御信号の変化が上記所定の閾値以下となった後、上記切換可能なローパスフィルタが上記小さい時定数を所定時間使用するよう該ローパスフィルタを制御するホールド回路とを備える無線受信機用の自動利得制御装置。 - 上記自動利得制御ループのアナログ入力信号と、上記アナログ利得制御信号とが入力され、該アナログ利得制御信号に基づいて増幅された上記自動利得制御ループのアナログ入力信号に等しいアナログ出力信号を出力する電圧制御増幅器と、
上記アナログ出力信号が供給され、該アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、
上記デジタル出力信号に基づいて、デジタル利得制御信号を生成するデジタル制御回路と、
上記デジタル利得制御信号が供給され、該デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換し、該アナログ利得制御信号を、上記切換可能なローパスフィルタを介して上記電圧制御増幅器に供給するデジタル/アナログ変換器とを備える請求項1記載の自動利得制御装置。 - 上記自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなった場合、上記切換可能なローパスフィルタの時定数を上記小さな時定数に切り換える切換制御信号を生成し、上記ホールド回路を介して、該切換制御信号を上記切換可能なローパスフィルタに供給する切換制御回路を備える請求項1又は2記載の自動利得制御装置。
- 上記切換制御回路は、上記利得制御信号が供給され、該利得制御信号を微分する微分回路と、上記微分回路により微分された利得制御信号が供給され、該微分された利得制御信号の振幅が所定の閾値より大きい場合、上記ホールド回路を介して、上記切換制御信号を上記切換可能なローパスフィルタに供給する閾値判定器とを備える請求項3記載の自動利得制御装置。
- 上記切換可能なローパスフィルタは、2つ以上の所定の閾値に応じて、3つ以上の時定数を切り換えることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の自動利得制御装置。
- 請求項1乃至5いずれか1項記載の自動利得制御装置を備える受信装置。
- 上記受信装置は、デジタルラジオモンデアル(Digital
RadioMondiale:DRM)、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)、周波数変調放送、振幅変調放送及びISDB−Tn放送のうちの1つの規格に基づくラジオ放送信号を受信することを特徴とする請求項6記載の受信装置。 - アナログ利得制御信号の歪みを低減する切換可能なローパスフィルタを備える受信装置用の自動利得制御ループの利得を制御する利得制御方法において、
自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなったとき、上記切換可能なローパスフィルタの時定数を通常使用される時定数より小さい時定数に切り換えるステップと、
上記自動利得制御信号の変化が上記所定の閾値以下となった後、上記切換可能なローパスフィルタが上記小さい時定数を所定時間使用するよう該ローパスフィルタを制御するステップとを有する利得制御方法。 - 上記アナログ利得制御信号に基づいて増幅された上記自動利得制御ループのアナログ入力信号に等しいアナログ出力信号を生成するステップと、
上記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するステップと、
上記デジタル出力信号に基づいて、デジタル利得制御信号を生成するステップと、
上記デジタル利得制御信号をアナログ利得制御信号に変換し、該アナログ利得制御信号を、上記切換可能なローパスフィルタを介して上記電圧制御増幅器に供給するステップとを有する請求項8記載の利得制御方法。 - 自動利得制御ループの利得制御信号の変化が所定の閾値より大きくなった場合、上記切換可能なローパスフィルタの時定数を上記小さな時定数に切り換える切換制御信号を生成し、上記自動利得制御信号の変化が上記所定の閾値以下となった後、所定時間、該切換制御信号を上記切換可能なローパスフィルタに供給するステップを有する請求項8又は9記載の利得制御方法。
- 上記切換可能なローパスフィルタは、2つ以上の所定の閾値に応じて、3つ以上の時定数を切り換えることを特徴とする請求項8乃至10いずれか1項記載の利得制御方法。
- コンピュータ又はデジタルシグナルプロセッサにより実行されて、請求項8乃至11いずれか1項記載の利得制御方法を実行するコンピュータプログラム。
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