JP4274163B2 - 空調制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調制御システム、特に、制御プログラムに従って空調装置の制御を行う空調制御システムに関する。
一般に、空調制御システムとして、制御プログラムに従って空調装置の制御が行われるものが知られている。
このような空調制御システムでは、例えば、以下に示す特許文献1に記載されているように、制御プログラムについて、省エネ効率の改良、利便性の向上および故障発生の低減化等の開発が行われた場合において、制御装置に格納されている制御プログラムをバージョンアップさせることがある。
この特許文献1に記載の空調制御システムでは、室内機に設けられた制御装置が、ネットワークを介して外部端末と接続されており、新しい制御プログラムをダウンロードすることができる構成になっている。さらに、この空調制御システムでは、新しい制御プログラムのダウンロードを、室内機のリモコン操作によって実行させることができ、ダウンロードを行う際の操作性を向上させている。
特開2001−225315号公報
ところが、特許文献1に示された空調制御システムでは、ダウンロードされた新たな制御プログラムについてインストールを行うタイミングに関しては、何ら示されていない。このため、新たな制御プログラムを適用する具体的なタイミングは不明である。
このため、適当なタイミングでインストールを行っていると、仮に、タイミングが悪い場合には、空調制御システムの動作不良を引き起こしたり、空調能力が一時的に減少してしまうおそれがある。また、ユーザが希望するタイミングでインストールを行うためには、サービスエンジニアがユーザの希望時刻を聞き入れる等の人為的な情報交換が必要になり、自動的なバージョンアップを行うことはできない。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能な空調制御システムを提供することにある。
第1発明に係る空調制御システムは、制御プログラムを実行することで空調装置の空調制御を行う空調制御システムであって、第1記憶部と、第2記憶部と、利用情報記憶部と、バージョンアップ部とを備えている。第1記憶部は、制御プログラムである第1制御プログラムを格納している。第2記憶部は、第1制御プログラムに関連している第2制御プログラムを格納している。利用情報記憶部は、空調装置について過去にバージョンアップが行われた時間帯の履歴データを格納する。バージョンアップ部は、利用情報記憶部に格納されている履歴データに基づいたタイミングで第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。また、バージョンアップ部は、単に反映を許容するだけでなく、自ら反映を行うようにしてもよい。ここでの反映には、プログラム全体を書き換える処理だけでなく、プログラムの部分的な書き換え処理等も含まれる
空調制御システムの制御プログラムをバージョンアップさせる場合には、一般に、空調を一旦停止させる必要がある。そして、従来の空調制御システム自体では、バージョンアップを行うタイミングが特に意識されていないため、ユーザから希望時刻を聞いたサービスエンジニア等が直接操作する等により、ユーザが希望するタイミングでのバージョンアップを行っている。このため、ユーザの望むタイミングでのバージョンアップを自動化することが困難である。
これに対して、第1発明の空調制御システムでは、バージョンアップ部は、利用情報記憶部に格納されているデータによって空調装置が利用されていない時間帯や空調装置の利用頻度が低い時間帯等を予測することができる。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測することができる。そして、バージョンアップ部は、予測されたタイミングにおいて第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯に、空調装置が停止されている状態でバージョンアップを行うことが可能になる。
これにより、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になる。
そして、利用情報記憶部は、空調装置過去にバージョンアップが行われた時間帯の履歴データを格納している。このため、バージョンアップ部は、こ過去のデータに基づいてユーザが空調装置を利用していない時間帯や、利用頻度が低い時間帯をより正確に予測することが可能になる。
発明に係る空調制御システムは、制御プログラムを実行することで空調装置の空調制御を行う空調制御システムであって、第1記憶部と、第2記憶部と、人検知部と、バージョンアップ部とを備えている。第1記憶部は、制御プログラムである第1制御プログラムを格納している。第2記憶部は、第1制御プログラムに関連している第2制御プログラムを格納している。人検知部は、空調装置の空調エリアに人が存在するか否かを検知する。バージョンアップ部は、人検知部による検知結果に基づいて人が不在であると判断した場合に、第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。また、バージョンアップ部は、単に反映を許容するだけでなく、自ら反映を行うようにしてもよい。ここでの反映には、プログラム全体を書き換える処理だけでなく、プログラムの部分的な書き換え処理等も含まれる。
空調制御システムの制御プログラムをバージョンアップさせる場合には、一般に、空調を一旦停止させる必要がある。そして、従来の空調制御システム自体では、バージョンアップを行うタイミングが特に意識されていないため、ユーザから希望時刻を聞いたサービスエンジニア等が直接操作する等により、ユーザが希望するタイミングでのバージョンアップを行っている。このため、ユーザの望むタイミングでのバージョンアップを自動化することが困難である。
これに対して、第発明の空調制御システムでは、バージョンアップ部は、空調装置の空調エリアに人が存在するか否かを検知する人検知部からのデータによって、空調エリアに人が存在しない時間帯や人が少ない時間帯等を把握することができる。これにより、バージョンアップ部は、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測することができる。そして、バージョンアップ部は、予測されたタイミングにおいて第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯に、空調装置が停止されている状態でバージョンアップを行うことが可能になる。
これにより、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になる。
発明に係る空調制御システムは、第発明の空調制御システムであって、人検知部は、空調エリアの入口および出口において人の移動に関する検知を行う入退場検知手段を有している。ここでの入退場検知手段としては、例えば、ユーザに入場口でカードを利用させたり、入口・出口に人の通過を検知するセンサを設ける等が含まれる。
ここでは、空調エリアの入口および出口において人の移動に関する検知を行う入退場検知手段を設けるだけで、バージョンアップ部は、空調エリア内の人の在不在を簡単に把握することが可能になる。
発明に係る空調制御システムは、第発明の空調制御システムであって、人検知部は、複数の発信機と、空調エリア内に存在する発信機との間で無線通信を行う受信機と、を有している。
ここでは、例えば、発信機を空調エリアに滞在するユーザに保持させて、受信機を室内機や照明器具等の空調エリアの一部に設置することで、空調エリア内のユーザの在不在を把握することができる。
そして、発信機と受信機による通信は、無線通信によって行われる。
これにより、空調エリア内のユーザの在不在をよりリアルタイムで把握することが可能になる。
なお、ここでは、例えば、ユーザ全員に対して発信機を保持させることで、空調エリア内に存在するユーザの人数を把握することも可能になる。そして、例えば、所定人数以下の場合にバージョンアップを行う等の判断を行うことが可能になる。
発明に係る空調制御システムは、第発明の空調制御システムであって、人検知部は、空調エリアの人をモニタするカメラを有している。
ここでは、例えば、人をモニタするカメラから得られる画像データを処理することによって、空調エリアに人が存在しているか否かをより確実に把握することが可能になる。
発明に係る空調制御システムは、設定された空調環境を実現するように制御プログラムに従って空調装置の制御を行う空調制御システムであって、第1記憶部と、第2記憶部と、出力検知部と、バージョンアップ部と、制御部と、を備えている。第1記憶部は、制御プログラムである第1制御プログラムを格納している。第2記憶部は、第1制御プログラムに関連している第2制御プログラムを格納している。出力検知部は、空調装置の出力を検知する。バージョンアップ部は、出力検知部による検知結果に基づいて出力が所定値以下であると判断した場合に、第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。また、バージョンアップ部は、単に反映を許容するだけでなく、自ら反映を行うようにしてもよい。ここでの反映には、プログラム全体を書き換える処理だけでなく、プログラムの部分的な書き換え処理等も含まれる。制御部は、第2プログラムを反映させるのに要する所要時間と、出力検知部で検知された出力と、に基づいてバージョンアップ部が第2プログラムを反映させる前に検知された出力と比較して出力を一時的に上げる制御を行う。ここでの出力を上げる制御では、バージョンアップ部が第2制御プログラムを反映させる前に検知された空調装置の出力と比較してより高い出力となるように制御を行う。なお、ここでの所要時間は、制御部が自ら求めるようにしてもよい。
空調制御システムの制御プログラムをバージョンアップさせる場合には、一般に、空調を一旦停止させる必要がある。そして、従来の空調制御システム自体では、バージョンアップを行うタイミングが特に意識されていないため、ユーザから希望時刻を聞いたサービスエンジニア等が直接操作する等により、ユーザが希望するタイミングでのバージョンアップを行っている。このため、ユーザの望むタイミングでのバージョンアップを自動化することが困難である。
これに対して、第発明の空調制御システムでは、バージョンアップ部は、空調装置の出力を検知する出力検知部からのデータによって、空調装置の出力が無い時間帯や出力が低い時間帯を把握することができる。これにより、バージョンアップ部は、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測することができる。そして、バージョンアップ部は、予測されたタイミングにおいて第1制御プログラムに対する第2制御プログラムの反映を許容する。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯に、空調装置が停止されている状態でバージョンアップを行うことが可能になる。
これにより、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を効果的に抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になる。
さらに、空調制御システムのバージョンアップを行う前に、空調装置の出力を一時的に上げる制御を行うことで、空調エリアの環境を設定値を越えた状況となるように空調しておく。
これにより、バージョンアップを行っている間に空調装置の運転が停止されていても、その間におけるユーザの不快感を抑えることが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、第発明の空調制御システムであって、出力検知部は、空調環境の設定値と実測値との隔たり度合い、不快指数、PMV値およびSET値との少なくともいずれか1つに基づいて空調出力を検知する。ここで、PMV値とは、予測平均投票数(Predicted Mean Vote)のことであり、湿度、温度、気流、輻射、着衣量、活動量の6要素により、人がどのように感じるかを表す温冷感指標である。また、SET値とは、標準新有効温度(Standard Effective Temperature)のことであり、ASHRAEによって室内の快適温熱環境設定の基準として採用されている値である。
ここでは、出力検知部は、空調装置による出力を、空調環境の設定値と実測値との隔たり度合い、不快指数、PMV値およびSET値との少なくともいずれか1つに基づいて空調出力を検知する。
これにより、空調出力の値をより適格に定量化することが可能になる。
第1発明に係る空調制御システムでは、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になり、ユーザが空調装置を利用していない時間帯や、利用頻度が低い時間帯をより正確に予測することが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調エリア内の人の在不在を簡単に把握することが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調エリア内のユーザの在不在をよりリアルタイムで把握することが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調エリアに人が存在しているか否かをより確実に把握することが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を効果的に抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になり、バージョンアップを行っている間に空調装置の運転が停止されていても、その間におけるユーザの不快感を抑えることが可能になる。
発明に係る空調制御システムでは、空調出力の値をより適格に定量化することが可能になる。
<発明の概略>
本発明は、空調制御において用いられている制御プログラムをバージョンアップさせる空調制御システムを提供する。この空調制御システムでは、例えば、空調の利用時間帯状況の検知、空調エリアにおけるユーザの在不在の検知、もしくは、空調装置の出力の検知を行う手段を採用している。これにより、ユーザが空調を必要としない時間帯に制御プログラムのバージョンアップを行うことで、ユーザに不快感を与えないようにしつつバージョンアップを自動的に行うことができる点に特徴がある。
以下、空調の利用時間帯状況の検知を行う場合について本発明の一実施形態が採用された空調制御システムについて、具体的に説明する。また、空調エリアにおけるユーザの在不在の検知を行う場合については他の実施形態(A)において、空調装置の出力の検知を行う場合については他の実施形態(B)において、それぞれ後述する。
<空調制御システム100全体の概略構成>
図1に、空調制御システム100の概略構成図を、図2に、空調制御システム100のブロック構成図を、それぞれ示す。この空調制御システム100は、空調エリアを制御プログラムに従って空調するシステムであって、主として、空調装置1と、空調装置1に対してネットワーク90を介して接続されているプログラム配信センタ80等を備えている。以下、図1および図2を参照しながら、空調制御システム100について説明する。
空調装置1は、複数の室内機2と室外機3とがペアとなって制御プログラムに従った空調を行う装置である。この室内機2は、主として、通信部10、フラッシュメモリ20、CPU30、RAM40、バッファメモリ50等を有している。
通信部10は、インターネット等のネットワーク90を介して、プログラム配信センタ80の通信部85との間で通信を行う。このプログラム配信センタ80との通信によって、空調装置1は、新しい更新制御プログラムP2をダウンロードを行う。
フラッシュメモリ20は、初期制御プログラムP1を予め格納している。この初期制御プログラムP1は、空調制御を行う際に読み出されることで実行される制御プログラムである。そして、更新制御プログラムP2がダウンロードされ、制御プログラムのバージョンアップを行う場合に、初期制御プログラムP1が更新制御プログラムP2に書き換えられる。また、フラッシュメモリ20には、この他にバージョンアップ所要時間データDT、空調不使用履歴データD1およびバージョンアップ履歴データD2が格納される。バージョンアップ所要時間データDTは、ダウンロードに要する時間や更新制御プログラムP2のインストールに要する時間等に関するデータである。空調不使用履歴データD1は、空調装置1のOFF時刻からON時刻までの間の時間帯であり、空調装置1が使用されていない時間帯についての日々の履歴データである。バージョンアップ履歴データD2は、ダウンロードされた更新制御プログラムP2について、過去にインストールが行われていた場合に格納されるデータであって、過去のインストールを行った時刻についてのデータである。
CPU30は、空調装置1の様々な制御、および、制御プログラムのインストール等を行う。このCPU30は、フラッシュメモリ20に格納されている制御プログラム(初期制御プログラムP1もしくは更新制御プログラムP2)をRAM40に読み出して実行する。また、CPU30は、ネットワーク90の通信速度状況や制御装置5における処理速度状況に基づいてバージョンアップ所要時間データDTの算出を行って、フラッシュメモリ20に格納する。さらに、CPU30は、空調装置1のOFF時刻からON時刻までの間の時間帯についての日々のデータを空調不使用履歴データD1としてフラッシュメモリ20に格納する。また、CPU30は、制御プログラムのインストールを行った場合に、その月、曜日および日時のデータとしてのバージョンアップ履歴データD2を格納する。具体的には、ここでの空調不使用履歴データD1や、バージョンアップ履歴データD2等の時間帯としては、例えば、夜間、休日等、ユーザが空調エリアに存在していないことにより空調装置1が運転していない時間帯等が記録されていくことになる。
バッファメモリ50は、プログラム配信センタ80と通信部10とのネットワーク90を介した通信によって更新制御プログラムP2がダウンロードされる更新制御プログラムP2を一時的に保存するためのメモリである。また、このバッファメモリ50は、ダウンロードの最中に、ネットワーク90のトラフィック状況に応じて通信速度が変化する場合や、制御装置5においてバージョンアップを行う際の処理速度が変化する場合であっても、確実に更新制御プログラムP2のダウンロードを完了することができるようになっている。例えば、CPU30が、更新制御プログラムP2のダウンロードと同時にインストールを行う場合には、ネットワーク90の通信速度が変化したり、制御装置5の処理速度が変化する場合であっても、更新制御プログラムP2がバッファメモリ50に一時的に保存されることで処理速度の差が補われて緩衝されるため、バージョンアップを確実に完了することができる。
プログラム配信センタ80は、上述したように、ネットワーク90を介して、空調装置1と接続されている。このプログラム配信センタ80には、更新制御プログラムP2を空調装置1に送信するための通信部85が設けられている。そして、この通信部85には、更新制御プログラムP2が格納されるセンタメモリ81が接続されている。このセンタメモリ81には、上述した更新制御プログラムP2が、プログラム配信センタ80において作成されることで直接格納されたり、外部記録媒体等を介して格納される。ここでの更新制御プログラムP2としては、例えば、初期制御プログラムP1による空調制御において不具合が生じた場合に、その不具合が修正された内容の制御プログラム等がある。また、更新制御プログラムP2としては、この他にも、初期制御プログラムP1では不可能であった空調制御に関する各種機能が追加された制御プログラムや、利便性を向上させた制御プログラムや、故障の発生を回避させるための制御プログラムや、初期制御プログラムP1による空調制御よりも省エネ効率が向上する制御プログラム等がある。このような更新制御プログラムP2は、ネットワーク90を介して制御装置5にダウンロードされるため、プログラム配信センタ80に滞在しているサービスエンジニアは、空調装置1が設置されている現地まで出向く必要がなく、更新制御プログラムP2が作成された際に、空調装置1の空調制御に早期に反映させることができる。
<制御プログラムのバージョンアップ>
以下、制御装置5の初期制御プログラムP1を更新制御プログラムP2にバージョンアップさせる際の、プログラム配信センタ80および空調装置1の動作について説明する。
(バージョンアップの概略)
制御プログラムのバージョンアップは、主として2段階で行われる。
まず、第1に、制御装置5の通信部10がネットワーク90を介してプログラム配信センタ80から更新制御プログラムP2をダウンロードする。このようにしてダウンロードされた更新制御プログラムP2は、CPU30によってインストールが許可される時まで、バッファメモリ50に一旦保存される。そして、CPU30が、フラッシュメモリ20に格納されている空調不使用履歴データD1、バージョンアップ履歴データD2およびバージョンアップ所要時間データDTに基づいて更新制御プログラムP2をインストールするタイミングを特定する。
そして、第2に、CPU30は、インストールが可能であると判断した時間帯になると、バッファメモリ50に一時的に保存されている更新制御プログラムP2のインストールを許可して、初期制御プログラムP1を更新制御プログラムP2にバージョンアップする。なお、CPU30は、インストールが可能であると判断した時間帯において空調装置1が運転中であった場合には、空調装置1の運転を一時的に停止させた後、インストールの許可および更新制御プログラムP2へのバージョンアップを行う。その後、空調装置1の起動を再開させて、更新制御プログラムP2による空調制御を行う。
以下、各段階について、さらに詳細に説明する。
(ダウンロード段階)
ダウンロードされる更新制御プログラムP2は、ネットワーク90のトラフィック状況に応じた通信速度の変化に対応するために、制御装置5においてインストールを行う前に、バッファメモリ50に一時的に保存される。これにより、ネットワーク90の通信速度が変化する場合であっても、更新制御プログラムP2のダウンロードを確実に完了させることができる。
(インストール段階)
CPU30は、空調不使用履歴データD1に基づいて空調装置1が停止されていることが多い時間帯を特定し、バージョンアップ履歴データD2に基づいて過去にインストールを実行した時間帯を特定する。そして、バージョンアップ所要時間データDTに基づいて、ある程度の所要時間を要するインストールの処理を上記特定された時間帯において完了させることができるか否かを判断する。ここで、CPU30が、インストールの処理を完了させることができると判断した場合に、上記特定された時間帯をインストールを行うタイミングとする。
また、インストールを行うタイミングの開始時点において、更新制御プログラムP2がダウンロード中である場合がある。このような場合には、更新制御プログラムP2をバッファメモリ50に一時的に保存させておきながら、同時にインストールを行う。このため、ネットワーク90の通信速度の変化や、制御装置5の処理速度の変化が生じる場合であっても、バッファメモリ50においてそれぞれの速度の差が補われて緩衝されるため、ダウンロードの終了を待つまでもなく、インストールを早めに完了させることができる。すなわち、更新制御プログラムP2が完全にバッファメモリ50に保存された後にインストールが可能とされるタイミングを待つのではなく、更新制御プログラムP2のダウンロード中にインストール可能なタイミングが訪れた場合に迅速に制御装置5に更新制御プログラムP2を反映させることができる。
<本実施形態における空調制御システム100の特徴>
従来の空調制御システムでは、空調制御システムの制御プログラムをバージョンアップさせる場合には、一般に、空調を一旦停止させる必要がある。そして、従来の空調制御システム自体では、バージョンアップを行うタイミングが特に意識されていないため、ユーザから希望時刻を聞いたサービスエンジニア等が直接操作する等により、ユーザが希望するタイミングでのバージョンアップを行っている。このため、ユーザの望むタイミングでのバージョンアップを自動的に行うことが困難である。
これに対して本実施形態における空調制御システム100では、CPU30は、フラッシュメモリ20に格納されている空調不使用履歴データD1やバージョンアップ履歴データD2によって空調装置1が利用されていない時間帯や空調装置1の利用頻度が低い時間帯等、すなわち、ユーザが空調を必要としていない時間帯を特定する。そして、CPU30は、特定されたタイミングにおいて初期制御プログラムP1から更新制御プログラムP2にバージョンアップを行う。このため、ユーザが空調を必要としていないと予測される時間帯、例えば、夜間や休日等に、空調装置1が停止されている状態でバージョンアップを完了させることができる。
これにより、空調装置1を停止状態にすることによりユーザに与える不快感をできるだけ抑えつつ、空調制御システム100の制御プログラムのバージョンアップを自動的に行うことができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態における空調制御システム100では、更新制御プログラムP2のインストールを行うタイミングを、空調不使用履歴データD1やバージョンアップ履歴データD2等に基づいて予測する場合について例に挙げて説明した。
しかし、本発明において更新制御プログラムP2のインストールを行うタイミングの特定は、これに限られるものではない。
例えば、図3の概略構成図、および、図4のブロック構成図に示すような、空調エリアにおけるユーザの在不在の検知が可能な空調制御システム200であってもよい。以下、上記実施形態で説明した空調制御システム100との相違点を主に説明する。
この空調制御システム200では、空調不使用履歴データD1やバージョンアップ履歴データD2等のデータを有していない代わりに、空調エリア内のユーザの在不在を検知する人検知カメラ210が設けられている。
この人検知カメラ210は、空調エリアの天井面の適当な位置に設けられてネットワーク90に接続されるものと、空調装置1の室内機2に内蔵されるものと、空調エリアの照明器具に取り付けられてネットワーク90に接続されているものとがある。
そして、人検知カメラ210による検知内容に基づいてCPU30が、空調エリア内のユーザが不在であると判断したタイミングで、バッファメモリ50に保存されてる更新制御プログラムP2をインストールする。ここでのCPU30は、所定時間以上の間、人検知カメラ210から人の検知に関するデータを受付けなかった場合に、インストールを実行するように判断する。
この他の実施形態(A)の空調制御システム200では、CPU30が、空調装置1の空調エリアに人が存在するか否かを検知する人検知カメラ210から得られるデータによって、空調エリアに人が存在しない時間帯を把握する。これにより、CPU30は、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測でき、予測されたタイミングにおいて初期制御プログラムP1を更新制御プログラムP2にバージョンアップさせる。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯に、空調装置1が停止されている状態でバージョンアップを行うことができる。
これにより、空調装置1を停止状態にすることによりユーザに与える不快感をできるだけ抑えつつ、空調制御システム200の制御プログラムのバージョンアップを自動的に行うことができる。
なお、この空調制御システム200では、人の在不在の検知のために人検知カメラ210を用いている。しかし、人の在不在の検知手段はこれに限定されるものではなく、以下のような手段による検知であってもよい。
例えば、空調エリアに入口と出口とが設けられている場合には、ユーザが所持させているカードや赤外線センサ等を用いて入退室管理を行い、これにより得られるデータに基づいて空調エリア内のユーザの在不在を検知するようにしてもよい。
また、室内機2や照明機器その他の場所において電子タグリーダを設置し、ユーザに電子タグを所持させ、電子タグリーダが電子タグと定期的に通信を行うことにより、空調エリア内のユーザの在不在を検知するようにしてもよい。
さらに、室内機2や照明機器その他の場所において無線LANのアクセスポイントを設置し、ユーザに無線LAN携帯端末(IP電話等)を携帯させ、無線LANのアクセスポイントが無線LAN携帯端末と定期的に通信を行うことにより、空調エリア内のユーザの在不在を検知するようにしてもよい。
このような電子タグや無線LANによる無線通信によると、空調エリア内のユーザの在不在をよりリアルタイムで把握することができる。また、ユーザ全員に対して電子タグや無線LAN携帯端末を保持させることで、空調エリア内に存在するユーザの人数の多少についても把握が可能になり、例えば所定人数以下の場合にバージョンアップを行う等の判断を行うことができる。
(B)
また、更新制御プログラムP2のインストールを行うタイミングの特定は、上記実施形態や他の実施形態(A)に限られるものではない。
例えば、図5の概略構成図、および、図6のブロック構成図に示すような、空調装置1の出力の検知が可能な空調制御システム300であってもよい。以下、上記実施形態で説明した空調制御システム100や空調制御システム200との相違点を主に説明する。
この空調制御システム300では、空調不使用履歴データD1やバージョンアップ履歴データD2等のデータを有していない代わりに、もしくは、人検知カメラ210が設けられていない代わりに、空調装置1の出力を検知する空調出力検知部310が設けられている。
この空調出力検知部310は、空調出力検知部310による検知内容に基づいてCPU30が、空調装置1の出力が所定値未満であると判断したタイミングで、バッファメモリ50に保存されてる更新制御プログラムP2をインストールする。すなわち、CPU30は、空調エリアが設定温度、設定湿度となってる状況において、空調装置1の出力が低下し、所定値未満の状態となっていると判断する。これによりSPU30は、空調装置1の運転を停止させて、バッファメモリ50に保存されている更新制御プログラムP2のインストールを行う。
ここでの空調出力検知部310は、空調装置1の単位時間当たりの消費電力や、温度センサ311に検知される温度と設定温度との差や、湿度センサ312に検知される湿度と設定湿度との差等によって、空調装置1の総合的な出力値を検知する。
また、CPU30は、空調装置1が低い出力で運転している場合には、バージョンアップを行っている間空調装置1が停止されても空調エリアの快適性をある程度維持できるように、空調装置1の出力を一時的に上げる空調制御を行う。具体的には、空調装置1の運転を停止する10分前程度から空調負荷に応じて出力を一時的に上げて、予め空調エリアを設定温度よりもわずかに冷やしたり(冷房時)暖めたり(暖房時)する。これにより、空調装置1の運転がしばらくの間停止したとしても、空調エリアは快適な状態に維持される。これにより、バージョンアップを行っている間に空調装置1の運転が停止されても、その間におけるユーザの不快感を抑えることができる。
また、例えば、24時間運転が行われているサーバルーム用空調装置では、空調負荷の低い時間帯(例えば夜間)に、短時間で、制御プログラムのバージョンアップを完了させることができる。
この他の実施形態(B)の空調制御システム300によると、CPU30は、空調装置1の出力を検知する空調出力検知部310からのデータによって、空調装置1の出力が無い時間帯や出力が低い時間帯を把握することができ、CPU30は、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測できる。そして、CPU30は、ユーザが空調を必要としていない時間帯を予測でき、予測されたタイミングにおいて初期制御プログラムP1を更新制御プログラムP2にバージョンアップさせる。このため、ユーザが空調を必要としていない時間帯に、空調装置1が停止されている状態でバージョンアップを行うことができる。
これにより、空調装置1が停止することによってユーザに与える不快感を効果的に抑えつつ、空調制御システム300のバージョンアップを自動的に行うことができる。
なお、上記空調制御システム300では、空調装置1の出力の検知において、消費電力や、温度、湿度の値等を基準として定量化している。しかし、空調装置1の出力の定量化としては、これに限定されるものではなく、以下のように定量化してもよい。
例えば、空調エリアに存在するユーザが感じる不快指数を基準として空調装置1の出力を定量化してもよい。
また、PMV(予測平均投票数:Predicted Mean Vote)を基準として空調装置1の出力を定量化してもよい。ここで、PMVとは、湿度、温度、気流、輻射、着衣量、活動量の6要素により、人がどのように感じるかを表す温冷感指標のことである。
さらに、SET(標準新有効温度:Standard Effective Temperature)を基準として空調装置1の出力を定量化してもよい。ここで、SETとは、ASHRAEが室内の快適温熱環境設定の基準として採用されている値である。
これにより、これらの各値を基準として空調装置1の出力を算出することで、空調出力の値をより適格に定量化することができる。
(C)
上記実施形態における空調制御システム100等では、プログラム配信センタ80のセンタメモリ81に格納されている更新制御プログラムP2をダウンロードすることにより制御装置5のバッファメモリ50において一時的に保存する場合について例に挙げて説明した。
しかし、制御装置5において更新制御プログラムP2を取得する方法としては、これに限定されるものではない。例えば、制御装置5は、更新制御プログラムP2が格納されているCD−R等の記録媒体を介して取得できるようなインターフェイスを設けた構成としてもよい。なお、この場合であっても、インストールを行うタイミングは、上記各実施形態と同様とすることができる。
(D)
上記実施形態における空調制御システム100等では、主として、制御プログラムのバージョンアップを行う空調装置1が1である場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、空調装置1が複数設けられたいわゆるマルチ空調システムであってもよい。
例えば、このようなマルチ空調システムに本発明が適用される場合には、室内機2が設置されている各部屋毎、もしくは、各室内機2に対応した空調エリア毎等に、制御プログラムの部分的なバージョンアップを行ってもよい。
さらに、複数の冷媒系統によって1つの空間が空調される場合には、例えば、バージョンアップのために運転が停止される冷媒系統の近くの冷媒系統の出力を上げる制御を行うようにしてもよい。これにより、バージョンアップのために一部の冷媒系統が一時的に機能しない場合であっても、ユーザが感じる不快感を低減させることができる。また、このようにして、複数の冷媒系統のバージョンアップを順次行うようにすることで、全体としてユーザに与える不快感を低減させつつ、全ての冷媒系統のバージョンアップを行うことができる。
(E)
上記実施形態における空調制御システム100等では、制御プログラムのバージョンアップは、室内機2の制御装置5における制御プログラムを対象とした場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、室外機3の制御装置等に設けられた制御プログラムのバージョンアップや、空調装置1のコントローラに設けられた制御プログラム等のバージョンアップを行う場合についても、上記実施形態と同様にして本発明を適用することができる。
(F)
上記実施形態における空調制御システム100等では、制御装置5において、空調装置1が利用されていない時間帯等を予測して、インストールを行うタイミングを特定する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、プログラム配信センタ80が複数の空調装置1を対象として管理している場合には、センタメモリ81において、各空調装置1毎の顧客情報や、各空調装置1の設置場所情報等を格納しておく構成を採用してもよい。これにより、インストールを行うタイミングを、プログラム配信センタ80が、顧客毎に予測できるようになる。さらに、このようにして予測されたタイミングが訪れる前に、プログラム配信センタ80側が、予め更新制御プログラムP2のダウンロードを空調装置1に完了させるようにしておくことも可能になる。
(G)
上記実施形態における空調制御システム100等では、更新制御プログラムP2のインストールをCPU30がタイミングを特定して実行する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、CPU30は、上述したタイミングにおいて単にインストールを許容する処理だけを行う場合であってもよい。この場合には、制御装置5に、例えば、入力インターフェイス等をさらに備えることが考えられる。そして、CPU30によってインストールが許容されていれば、この入力インターフェイスを介して何らかの入力があった場合にインストールが実行されることになる。
本発明によれば、空調装置が停止することによってユーザに与える不快感を抑えつつ、自動的に空調制御システムのバージョンアップを行うことが可能になるため、制御プログラムによって空調制御が行われている空調制御システムへの適用が特に有用である。
本発明に係る一実施形態が採用された空調制御システムの概略構成図。 本発明に係る一実施形態が採用された空調制御システムのブロック構成図。 他の実施形態(A)に係る空調制御システムの概略構成図。 他の実施形態(A)に係る空調制御システムのブロック構成図。 他の実施形態(B)に係る空調制御システムの概略構成図。 他の実施形態(B)に係る空調制御システムのブロック構成図。
符号の説明
1 空調装置
2 室内機
3 室外機
5 制御装置
10 通信部
20 フラッシュメモリ(第1記憶部、利用情報記憶部)
30 CPU
40 RAM
50 バッファメモリ(第2記憶部)
80 プログラム配信センタ
81 センタメモリ(第2記憶部)
85 通信部
90 ネットワーク
100 空調制御システム
200 空調制御システム
210 人検知カメラ(人検知部)
300 空調制御システム
310 空調出力検知部(出力検知部)
D1 空調不使用履歴データ(停止時間帯データ)
D2 バージョンアップ履歴データ(履歴データ)
DT バージョンアップ所要時間データ
P1 初期制御プログラム(第1制御プログラム)
P2 更新制御プログラム(第2制御プログラム)

Claims (7)

  1. 制御プログラムを実行することで空調装置(1)の空調制御を行う空調制御システム(100)であって、
    前記制御プログラムである第1制御プログラム(P1)を格納している第1記憶部(20)と、
    前記第1制御プログラム(P1)に関連している第2制御プログラム(P2)を格納している第2記憶部(50、81)と、
    前記空調装置(1)について過去にバージョンアップが行われた時間帯の履歴データ(D2)を格納する利用情報記憶部(20)と、
    前記利用情報記憶部(20)に格納されている前記履歴データに基づいたタイミングで前記第1制御プログラム(P1)に対する前記第2制御プログラム(P2)の反映を許容するバージョンアップ部(30)と、
    を備えた空調制御システム(100)。
  2. 制御プログラムを実行することで空調装置(1)の空調制御を行う空調制御システム(200)であって、
    前記制御プログラムである第1制御プログラム(P1)を格納している第1記憶部(20)と、
    前記第1制御プログラム(P1)に関連している第2制御プログラム(P2)を格納している第2記憶部(50、81)と、
    前記空調装置(1)の空調エリアに人が存在するか否かを検知する人検知部(210)と、
    前記人検知部(210)による検知結果に基づいて人が不在であると判断した場合に、前記第1制御プログラム(P1)に対する前記第2制御プログラム(P2)の反映を許容するバージョンアップ部(30)と、
    を備えた空調制御システム(200)。
  3. 前記人検知部(210)は、前記空調エリアの入口および出口において人の移動に関する検知を行う入退場検知手段を有している、
    請求項に記載の空調制御システム(200)。
  4. 前記人検知部(210)は、複数の発信機と、前記空調エリア内に存在する前記発信機との間で無線通信を行う受信機と、を有している、
    請求項に記載の空調制御システム(200)。
  5. 前記人検知部(210)は、前記空調エリアの人をモニタするカメラを有している、
    請求項に記載の空調制御システム(200)。
  6. 設定された空調環境を実現するように制御プログラムに従って空調装置(1)の制御を行う空調制御システム(300)であって、
    前記制御プログラムである第1制御プログラム(P1)を格納している第1記憶部(20)と、
    前記第1制御プログラム(P1)に関連している第2制御プログラム(P2)を格納している第2記憶部(50、81)と、
    前記空調装置(1)の出力を検知する出力検知部(310)と、
    前記出力検知部(310)による検知結果に基づいて前記出力が所定値以下であると判断した場合に、前記第1制御プログラム(P1)に対する前記第2制御プログラム(P2)の反映を許容するバージョンアップ部(30)と、
    前記第2プログラム(P2)を反映させるのに要する所要時間と、前記出力検知部(310)で検知された出力と、に基づいて前記バージョンアップ部(30)が前記第2プログラム(P2)を反映させる前に前記検知された出力と比較して出力を一時的に上げる制御を行う制御部(30)と、
    を備えた空調制御システム(300)。
  7. 前記出力検知部(310)は、前記空調環境の設定値と実測値との隔たり度合い、不快指数、PMV値およびSET値との少なくともいずれか1つに基づいて空調出力を検知する、
    請求項に記載の空調制御システム(300)。
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