JP4273921B2 - 酸化セリウム粒子及び加湿焼成による製造方法 - Google Patents

酸化セリウム粒子及び加湿焼成による製造方法 Download PDF

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Description

本願発明は、酸化セリウム粒子の製造方法に関するものである。本願発明の製造法で得られた酸化セリウム粒子を含有する水性酸化セリウムスラリーは、シリカを主成分とする基板、例えば水晶、フォトマスク用石英ガラス、半導体デバイスの有機膜、低誘電率膜、層間絶縁膜の研磨、トレンチ分離、ガラス製ハードディスク等の研磨剤として高精度に平滑な研磨表面が効率的に得ることができるため、最終仕上げ用研磨剤として有用である。
炭酸セリウムを相対湿度80%以上の高湿度下で、60〜100℃の温度範囲にて加湿加熱処理を行いモノオキシ炭酸セリウムにした後、焼成する酸化第二セリウムの製造方法が開示されている。また、実施例1では六角板状の炭酸セリウムを恒温恒湿器に入れ、85℃にて相対湿度95%で8時間加湿乾燥処理を行い、針状のモノオキシ炭酸セリウムCe(CO・HOを得て、400℃で2時間焼成して比表面積が153m/gの酸化セリウムが得られ、更に800℃で5時間再焼成するにより15.2m/gの酸化セリウムが得られていることが記載されている。また比較例2で、六角板状の炭酸セリウムをオートクレーブに入れ、120℃にて8時間水熱処理を行い、六角板状と球状の塩基性炭酸セリウムCe(CO・HOで、モノオキシ炭酸セリウムの生成量は全体の5%であった。これを400℃で2時間焼成して比表面積が112m/gの酸化セリウムが得られ、更に800℃で5時間再焼成するにより2.8m/gの酸化セリウムが得られていることが記載されている(例えば、特許文献1参照)
特開平7−81932号公報(特許請求の範囲、実施例1及び比較例2)
酸化セリウムは、シリカを主成分とする基板の研磨剤として広く用いられているが、近年スクラッチなどの表面欠陥がない高品質の研磨面が得られる酸化セリウム研磨剤が強く求められている。一方では生産性を落とさないために研磨速度を維持することも求められている。このためスクラッチ発生の原因となる巨大な一次粒子及び、研磨速度低下の原因となる微細な一次粒子の数を極力減らした酸化セリウム粒子にしなければならない。即ち、酸化セリウム粒子の一次粒子径分布をより一層シャープに制御できる製造方法が求められている。ここで本願発明者は、酸化セリウムの一次粒子径の分布として、ガス吸着法による比表面積値から換算したBET法換算粒子径の分布を調べ、均一な酸化セリウム粒子が得られているのか判断した。
原料のセリウム化合物を実生産で焼成する場合、一般的には原料を充填したセラミックス製容器(こう鉢)を0.5m以上の電気炉またはガス焼成炉に仕込み、焼成を行っている。また、こう鉢を使わないキルン式焼成炉や流動焼成炉での焼成も行われている。
本願発明者は、炭酸セリウム水和物を焼成し、酸化セリウムを製造する工程で、炭酸セリウム水和物の脱水反応が起こっている100℃以上の温度で200℃〜350℃までの温度範囲を加湿下で焼成することにより急激な脱水反応を抑制し、酸化セリウムの一次粒子径分布がシャープなものが得られることを見出した。この酸化セリウム粒子を含有する水性酸化セリウムスラリーは、研磨剤として研磨速度を低下させることなく高品質の研磨面が得られるので、研磨工程の生産性の向上及び低コスト化が可能である。この焼成法は、焼成時に加湿したガスを供給できるキルン式焼成炉及び流動焼成炉などが特に有用である。
本願発明は第1観点として、セリウム化合物を常温から昇温して400〜1200℃の温度範囲まで加熱を行い酸化セリウム粒子を製造する方法であり、昇温過程で加湿したガスを供給しながら加熱する段階を経由する酸化セリウム粒子の製造方法、
第2観点として、加湿したガスが0.5〜0.8のHO/(HO+ガス)分圧比を有する第1観点に記載の酸化セリウム粒子の製造方法、
第3観点として、ガスが酸素ガス、酸素と窒素の混合ガス、又は空気である第1観点又は第2観点に記載の酸化セリウム粒子の製造方法、
第4観点として、加湿したガスの供給が、100℃以上の温度で供給を開始し200〜350℃の温度範囲に達するまで続けられる第1観点乃至第3観点のいずれか一つに記載の酸化セリウム粒子の製造方法、
第5観点として、セリウム化合物が炭酸セリウム水和物である第1観点乃至第4観点のいずれか一つに記載の酸化セリウム粒子の製造方法、
第6観点として、第1観点乃至第5観点のいずれか一つに記載の方法に基づき雰囲気調整型焼成炉で製造した酸化セリウム粒子からなる粉末であり、該粉末のレーザー回折法による測定粒子径の値(D50−D10)/(D90−D50)の比が0.1〜0.3となる酸化セリウム粉末、
第7観点として、シリカを主成分とする基板の研磨に使用される第1観点乃至第5観点のいずれか一つに記載の方法で製造された酸化セリウム粒子を含む水性酸化セリウムスラリー、
第8観点として、シリカを主成分とする基板の研磨が、水晶、フォトマスク用石英ガラス、半導体デバイスの有機膜、低誘電率膜、層間絶縁膜の研磨、トレンチ分離、及びガラス製ハードディスク基板の研磨である第7観点に記載の水性酸化セリウムスラリーである。
本願発明は、炭酸セリウム水和物の焼成方法及び得られる酸化セリウム粉末に関するものである。本願発明の酸化セリウムから製造される水性酸化セリウムスラリーは、シリカを主成分とする基板、例えば水晶、フォトマスク用石英ガラス、半導体デバイス、ガラス製ハードディスクの研磨剤として高精度に平滑な研磨表面が効率的に得ることができるため、最終仕上げ研磨剤に有用である。
本願発明で得られる酸化セリウム粒子、及び酸化セリウムスラリーは、工業製品として供給され得るアルミニウムディスクの上に設けられたNi−P等のメッキ層の表面、特にNiが90〜92%とPが8〜10%からなる組成の硬質Ni−Pメッキ層の表面、酸化アルミニウム層の表面あるいはアルミニウム、その合金、アルマイトの表面、半導体デバイスの、窒化膜、炭化膜、半導体多層配線基板の配線金属等の研磨及び、磁気ヘッド等の最終仕上げ研磨にも使用することができる。
本願発明は、セリウム化合物を常温から昇温して400〜1200℃の温度範囲まで加熱を行い酸化セリウム粒子を製造する方法であり、昇温過程で加湿したガスを供給しながら加熱する段階を経由する酸化セリウム粒子の製造方法である。
本願発明で用いられるセリウム化合物は、レーザー回折法での平均粒子径が数μm〜数10μmを有する市販の六角板状の炭酸セリウム水和物(Ce(CO・nHO n=6〜10)を用いることができる。
炭酸セリウム水和物を400℃〜1200℃で焼成する過程で、脱水反応は80℃〜100℃からゆっくり始まり、100℃を超えると脱水反応は速くなり、200℃〜350℃の間で終了する。また脱炭酸反応は100℃〜180℃から始まり、脱炭酸反応と同時に酸化反応が起こり酸化セリウムになる。この脱炭酸反応及び酸化反応は250℃〜350℃の間でほぼ終了する。このため100℃以上200℃〜350℃の間で水蒸気分圧が低いと、炭酸セリウム水和物の急激な脱水が起こり、同時に急激な脱炭酸及び酸化反応も起こる。このため酸化セリウムの一次粒子径の異常成長を引き起こす原因になる。
そこで、100℃以上200℃〜350℃間の温度で、H0/(HO+ガス)の分圧比が0.5〜0.8の加湿ガスを供給することにより、炭酸セリウム水和物の脱水反応速度を緩和させてやることが必要である。即ち、加湿したガスは100℃以上の温度で供給を開始し200〜350℃の温度範囲に達するまで続けられる。
上記加湿したガスはHO/(HO+ガス)分圧比で0.5〜0.8を有する。ガスとしては、酸素ガス、酸素と窒素の混合ガス、又は空気であるが、空気が安価で最も好ましい。これらガスの流速は炭酸セリウム水和物100g当り0.1〜100リットル/分が好ましい。
しかし、室温から100℃未満の焼成で、飽和水蒸気圧より高い水分を含んだガスを供給すると、水蒸気が結露する恐れがある。この現象が起こると、原料粉を連続的に供給する連続式キルン焼成炉の場合、原料粉と結露した水分が混ざり、湿ったケーキ状に固化し、原料粉の移動が出来なく炉内が閉塞する。また流動焼成炉でも、固化した湿ったケーキがガスの噴出し孔を詰まらせ、流動焼成できなくなる。100℃未満の温度域では水蒸気の供給のないガス(例えば、湿度調節されてない空気)流下で行うか、又はその様な水蒸気を含まないガス流さえない状態(自然対流)でも行われる。
また350℃以上の温度では、炭酸セリウム水和物の脱水反応が終了しているため、加湿したガスを供給しても効果がない。加湿したガスの供給は200〜350℃の温度に達した後は供給が停止され、その後は水蒸気の供給がないガス(例えば、湿度調製されてない空気)流下で焼成されるか、又はその様な水蒸気を含まないガス流さえない状態(自然対流)でも焼成が行われる。
室温から400℃〜1200℃までの昇温速度は、通常行われている昇温速度で良く、実用的には10℃/hr〜120℃/hrの昇温速度が好ましい。
400℃〜1200℃焼成での保持時間は10分〜240時間であり、240時間以上でも差し支えないが、ゆっくり昇温させることで、最高温度での保持時間が60時間以内で酸化セリウムの粒子成長がほぼ終了しているため、保持時間を240時間以上にしても効果は小さいと考えられる。
本願発明に用いられる焼成炉は、特に昇温途中で水分制御したガスを供給できるキルン式連続炉や流動焼成炉などの雰囲気調整型焼成炉がより効果的である。
本発明で得られた酸化セリウム粉末は、レーザー回折法による測定粒子径の値(D50−D10)/(D90−D50)の比が0.1〜0.3となる酸化セリウム粉末である。これら値が0.3を越える場合は粒子径分布の点で粗大粒子の割合を多く含むため研磨剤とした際に研磨面にスクラッチが多く発生する。また、0.1未満では粒子径分布の点で微小粒子の割合が多くなり研磨剤とした際に研磨速度が向上しない。
本願発明で得られる焼成後の酸化セリウム粒子は、水に分散し水性の酸化セリウムスラリーを製造することができる。得られる水性酸化セリウムスラリーのレーザー回折法で測定される平均粒子径は50〜600nmの範囲にある。
この水性酸化セリウムスラリーは、本願発明で得られた酸化セリウム粒子からなる粉末を酸化セリウムとして10〜60重量%で含有するpH3〜11の水性媒体中で、1〜72時間にわたり湿式粉砕することにより得られる。
この水性酸化セリウムスラリーは、酸性物質の添加によりpH1〜6に調整することができる。これらの物質としては、硝酸、塩酸、酢酸等が挙げられる。
また、水性酸化セリウムスラリーは、塩基性物質の添加によりpH8〜13に調整することができる。これらの塩基性物質としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化テトラメチルアンモニウムの他にエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、メチルエタノールアミン、モノプロパノールアミン、及びアンモニア等が挙げられる。
本願発明の水性酸化セリウムスラリーは、水溶性高分子、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤を添加することができる。例えば、ポリビニルアルコール、アクリル酸重合体及びそのアンモニウム塩、メタクリル酸重合体及びそのアンモニウム塩等の水溶性高分子類、オレイン酸アンモニウム、ラウリル酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタアンモノラウレート、ポリオキシエチレングリコールジステアレート、ポリエチレングリコールモノステアレート等の非イオン界面活性剤等が挙げられる。これらの添加量としては、酸化セリウム粒子100重量部に対して0.01〜300重量部の割合で添加することができる。
上記の水性酸化セリウムスラリーは、シリカを主成分とする基板の研磨に使用される。
シリカを主成分とする基板の研磨とは、水晶、フォトマスク用石英ガラス、半導体デバイスの有機膜、低誘電率膜、層間絶縁膜の研磨、トレンチ分離、及びガラス製ハードディスク基板等の研磨である。
本発明において採用した分析法は下記の通りである。
(1)pH測定
pH計((株)東亜電波工業製HM−30S)を用いて測定した。
(2)電気伝導度の測定
電気伝導度計((株)東亜電波工業製CM−30G)を用いて測定した。
(3)レーザー回折法による平均粒子径の測定
レーザー回折法粒子径測定装置MASTERSIZER2000(MALVERN社製)を用いて平均粒子径を測定した。
(4)ガス吸着法による比表面積値から換算した粒子径(BET法換算粒子径)
予め所定の条件で乾燥した試料を窒素吸着法比表面積計(QUNTACHROME社製、MONOSORB MS−16型)を用いて比表面積の値を測定し、その測定値からBET法換算粒子径を計算した。
(5)走査型電子顕微鏡による炭酸セリウム水和物及び酸化セリウムの一次粒子径の観察
試料を走査型電子顕微鏡((株)日本電子製、FE−SEM S−4100)にて、その観察試料の電子顕微鏡写真を撮影して一次粒子径を観察した。
(6)粉末X線回折の測定
粉末X線回折装置(理学電機(株)製)を用いて、焼成して得られた化合物を同定した。また酸化セリウムのhkl(111)ピークの半値幅を測定し、デバイ・シュラー法によりX線結晶子径を求めた。
実施例1
走査型電子顕微鏡観察で2〜10μmの板状粒子を有し、レーザー回折法の平均粒子径が38μmの炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、直ぐに加湿したガスを止め、冷却し、耐熱硬質ガラス焼成管から取り出した。得られた粉末(A−1)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、hkl(111)ピークから測定したX線結晶子径は17.5nmであった。またこの粉末(A−1)の比表面積は146m/gで、ガス吸着法による比表面積から概算した粒子径(以後BET法換算粒子径と記す)は5.7nmであった。
上記の炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを同様に30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、直ぐに加湿したガスを止め、その後は120℃/時間の昇温速度で350℃に上げ、350℃で5時間保持後、770℃まで上げ770℃で15時間保持した後、冷却し、粉体(B−1)が2.5g得られた。粉末(B−1)を、粉末X線回折装置で同定したところ酸化セリウムであり、hkl(111)ピークから測定したX線結晶子径は25.7nmであった。またガス吸着法による比表面積は15.2m/gで、BET法概算粒子径は55nmであり、走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜40nmであった。
実施例2
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeO2に換算して50重量%を含有する。)5gを30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、30℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、加湿したガスから乾燥空気に切り替えた後、60℃/時間で350℃まで昇温した後、更に770℃まで120℃/時間で昇温し、770℃で15時間保持した後、冷却し、粉体(B−2)が2.5g得られた。粉末(B−2)を、粉末X線回折装置で同定したところ酸化セリウムであり、hkl(111)面でのX線結晶子径は28.5nmであった。13.0m/gで、BET法概算粒子径は64nmであった。走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜40nmであった。
実施例3
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を80℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.55の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、30℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、加湿したガスを止め、保持なしで冷却し耐熱硬質ガラス焼成管から取り出した。得られた粉末(A−3)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、hkl(111)面でのX線結晶子径は14.9nmであった。またこの粉末(A−3)のガス吸着法による比表面積は167m/gで、BET法換算粒子径は5.0nmであった。
上記の炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを同様に30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を80℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.55の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、30℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、加湿したガスを止め、その後は120℃/時間の昇温速度で350℃に上げ、350℃で5時間保持後、770℃まで上げ770℃で15時間保持した後、冷却し、粉体(B−3)が2.5g得られた。粉末(B−3)を、粉末X線回折装置で同定したところ酸化セリウムであり、hkl(111)面でのX線結晶子径は27.7nmであった。14.1m/gで、BET法概算粒子径は59nmであった。走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜40nmであった。
実施例4
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から350℃に上げた後、加湿したガスを止め、保持なしで冷却し耐熱硬質ガラス焼成管から取り出した。得られた粉末(A−4)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、hkl(111)面でのX線結晶子径は17.1nmであった。またこの粉末(A−4)のガス吸着法による比表面積は141m/gで、BET法換算粒子径は5.9nmであった。
上記と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを同様に30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から350℃に上げた後、加湿したガスを止め、その後は770℃まで120℃/時間で上げ、770℃で15時間保持した後、冷却し、粉体(B−4)が2.5g得られた。粉末(B−4)を、粉末X線回折装置で同定したところ酸化セリウムであり、hkl(111)面でのX線結晶子径は35.1nmであった。12.4m/gで、BET法概算粒子径は67nmであった。また走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜50nmであった。
比較例1
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を65℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.2の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、加湿したガスを止め、保持なしで冷却し耐熱硬質ガラス焼成管から取り出した。得られた粉末(C−1)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、hkl(111)面でのX線結晶子径は7.1nmであった。またこの粉末(C−1)のガス吸着法による比表面積は174m/gで、BET法換算粒子径は4.8nmであった。
上記の炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)5gを同様に30mmφ×600mmの耐熱硬質ガラス焼成管に仕込み、100℃焼成までは0.9リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から0.9リットル/分の空気を65℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.2の加湿した混合ガスを耐熱硬質ガラス焼成管に導入し、60℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、加湿したガスを止め、その後は120℃/時間の昇温速度で350℃に上げ、350℃で5時間保持後、770℃まで上げ、770℃で15時間保持した後、冷却し、粉体(D−1)が2.5g得られた。粉末(D−1)を、粉末X線回折装置で同定したところ酸化セリウムであり、hkl(111)面でのX線結晶子径は80.1nmであった。3.9m/gで、BET法概算粒子径は211nmであった。走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜300nmと不均一であった。
実施例5
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)400gを20mmφ×600mmのSUS製焼成管に仕込み、100℃焼成までは5リットル/分の乾燥した空気を導入し、100℃以上の焼成から5リットル/分の空気を93℃の温浴にバブリングさせることにより得られたHO/(HO+空気)の分圧比として0.7の加湿した混合ガスをSUS製焼成管に導入し、30℃/時間の昇温速度で室温から210℃に上げた後、5リットル/分の乾燥した空気に切り替えた後、120℃/時間で350℃まで昇温し、350℃で5時間保持した後、764℃まで昇温し、764℃で15時間保持した後、冷却し、焼成粉200gを抜き出した。得られた粉末(B−5)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、またこの粉末(B−4)のガス吸着法による比表面積は14.2m/gで、BET法換算粒子径は58.6nmであった。また走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜40nmであった。この操作を2回繰り返し、焼成粉(B−5)を400g得た。
半径7cm×長さ21cmのポリエチレン製容器に1mmφの部分安定化ジルコニアビーズ3.8kgを仕込み、得られた酸化セリウム粉末(B−5)380g、純水760g及び10%硝酸5.8gを仕込み、60rpmで4時間粉砕した。純水で水押し洗浄しながらビーズ分離した後、固形分濃度20重量%、pH5.5、電気伝導度27μm/Sの水性酸化セリウムスラリーを得た。このスラリーを300℃で乾燥して得られた粉のBET法換算粒子径は41nmであった。またレーザー回折法粒子径はD10=79nm、D50=285nm、D90=1313nmであった。
比較例2
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)400gを20mmφ×600mmのSUS製焼成管に仕込み、5リットル/分の加湿していない空気を導入しながら、120℃/時間で350℃まで昇温し、350℃で5時間保持した後、705℃まで昇温し、705℃で15時間保持した後、冷却し、焼成粉200gを抜き出した。得られた粉末(D−2)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、またこの粉末(D−2)のガス吸着法による比表面積は12.7m/gで、BET法換算粒子径は65.6nmであった。また走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜80nmであった。この操作を2回繰り返し、焼成粉(D−2)を400g得た。
半径7cm×長さ21cmのポリエチレン製容器に1mmφの部分安定化ジルコニアビーズ3.8kgを仕込み、得られた酸化セリウム粉末(D−2)380g、純水760g及び10%硝酸5.8gを仕込み、60rpmで4時間粉砕した。純水で水押し洗浄しながらビーズ分離した後、固形分濃度20重量%、pH5.5、電気伝導度31μm/Sの水性酸化セリウムスラリーを得た。このスラリーを300℃で乾燥して得られた粉のBET法換算粒子径は37nmであった。またレーザー回折法粒子径はD10=108nm、D50=530nm、D90=1564nmであった。
比較例3
実施例1と同じ炭酸セリウム水和物(CeOに換算して50重量%を含有する。)400gを20mmφ×600mmのSUS製焼成管に仕込み、5リットル/分の加湿していない空気を導入しながら、120℃/時間で350℃まで昇温し、350℃で5時間保持した後、764℃まで昇温し、764℃で15時間保持した後、冷却し、焼成粉200gを抜き出した。得られた粉末(D−3)を、X線回折装置で同定したところ酸化セリウムの特性ピークと一致し、またこの粉末(D−3)のガス吸着法による比表面積は9.2m/gで、BET法換算粒子径は90.7nmであった。また走査型電子顕微鏡観察で一次粒子径は20〜200nmであった。この操作を2回繰り返し、焼成粉(D−3)を400g得た。
半径7cm×長さ21cmのポリエチレン製容器に1mmφの部分安定化ジルコニアビーズ3.8kgを仕込み、得られた酸化セリウム粉末(D−6)380g、純水760g及び10%硝酸5.8gを仕込み、60rpmで4時間粉砕した。純水で水押し洗浄しながらビーズ分離した後、固形分濃度20重量%、pH5.1、電気伝導度50μm/Sの水性酸化セリウムスラリーを得た。このスラリーを300℃で乾燥して得られた粉のBET法換算粒子径は52.0nmであった。またレーザー回折法粒子径はD10=416nm、D50=755nm、D90=1346nmであった。
半径7cm×長さ21cmのポリエチレン製容器に1mmφの部分安定化ジルコニアビーズ3.8kgを仕込み、得られた酸化セリウム粉末(D−3)380g、純水760g及び10%硝酸5.8gを仕込み、60rpmで7時間15分粉砕した。純水で水押し洗浄しながらビーズ分離した後、固形分濃度20重量%、pH5.1、電気伝導度50μm/Sの水性酸化セリウムスラリーを得た。このスラリーを300℃で乾燥して得られた粉のBET法換算粒子径は42nmであった。またレーザー回折法粒子径はD10=65nm、D50=135nm、D90=666nmであった。
(研磨用組成物の調整及び研磨試験)
実施例5及び比較例2で得られた水性酸化セリウムスラリーを純水で固形分濃度10重量%に希釈し、研磨液を作成した。
被研磨物は直径100mmの石英ガラスを使用した。テクノライズ(株)製片面研磨機の定盤に不織布タイプのポリウレタン製研磨布(商品名Suba600、430mmφ、ロデールニッタ(株)製)を貼り付け、これに基板の研磨面を対向させ20kPaの荷重をかけて研磨した。
定盤回転数は、毎分40回転であり、スラリー供給量は10ml/分、10分間研磨した。
研磨の後、被加工物を取り出し洗浄した後、重量減から研磨速度を測定し、目視で欠陥を観察した。
また実施例5及び比較例2の研磨試験における研磨速度、目視観察の結果を第1表に示す。
〔表1〕
第1表
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BET法 レーザー回折法 研磨速度 目視観察
換算粒子径 粒子径 D50
(nm) (nm) (nm/分)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例5 39 285 111 スクラッチなし
比較例2 37 530 90 スクラッチ及び
欠陥あり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1表から、実施例5と比較例2を比較した場合、比較例は、BET法換算粒子径が小さいにも拘らず、レーザー回折法での平均粒子径が大きい。このため比較例2は、研磨速度が遅く、しかも目視観察で微小なスクラッチが観察された。一方、実施例5は研磨速度が速く、スクラッチのない優れた研磨特性が得られている。
また比較例3は、実施例5と同等のBET法換算粒子径の酸化セリウムを得るためには、粉砕時間が2倍近くかかり、生産性が悪いことが分かる。また比較例3の酸化セリウムの一次粒子径分布が広く、しかも200nmの大粒子が存在するため、研磨面の品質が悪くなる。

Claims (6)

  1. セリウム化合物を常温から昇温して400〜1200℃の温度範囲まで加熱を行い酸化セリウム粒子を製造する方法であり、0.5〜0.8のH O/(H O+ガス)分圧比を有する加湿したガスを、100℃以上の温度で供給を開始し200〜350℃の温度範囲に達するまで供給しながら加熱する段階を経由する酸化セリウム粒子の製造方法。
  2. ガスが酸素ガス、酸素と窒素の混合ガス、又は空気である請求項1に記載の酸化セリウム粒子の製造方法。
  3. セリウム化合物が炭酸セリウム水和物である請求項1又は請求項2に記載の酸化セリウム粒子の製造方法。
  4. 酸化セリウム粒子が、雰囲気調整型焼成炉で製造した酸化セリウム粒子からなる粉末であり、該粉末のレーザー回折法による測定粒子径の値(D50−D10)/(D90−D50)の比が0.1〜0.3となる酸化セリウム粉末として得られる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の方法で得られた酸化セリウム粒子を水性媒体に分散したシリカを主成分とする基板の研磨に使用される水性酸化セリウムスラリーの製造方法。
  6. シリカを主成分とする基板の研磨が、水晶、フォトマスク用石英ガラス、半導体デバイスの有機膜、低誘電率膜、層間絶縁膜の研磨、トレンチ分離、及びガラス製ハードディスク基板の研磨である請求項5に記載の製造方法。
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