JP4271289B2 - 竿 - Google Patents
竿 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4271289B2 JP4271289B2 JP01308099A JP1308099A JP4271289B2 JP 4271289 B2 JP4271289 B2 JP 4271289B2 JP 01308099 A JP01308099 A JP 01308099A JP 1308099 A JP1308099 A JP 1308099A JP 4271289 B2 JP4271289 B2 JP 4271289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid body
- prepreg
- elastic modulus
- wound
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は竿に関し、特に、中実状のソリッド体を備えてなる竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、軽量化と曲げ剛性確保のために、竿においてカーボン繊維が補強繊維として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、竿全体を中実状のソリッド体として形成すると、カーボン繊維の弾性率が高いことから竿が硬くなりすぎて竿の調子を出すことが困難となる。つまり、しなやかな曲がりを得ることが難しくなる。従って、調子を出すためには細く形成する必要があるが、細くすると折れやすくなり、折損に対する必要強度が得られないという問題がある。
【0004】
このように、従来においては、竿全体をソリッド体として構成する場合において、そのソリッド体の補強繊維としてカーボン繊維を使用すると、カーボン繊維の弾性率の高さゆえに上記のような問題点が生じることとなるため、ソリッド体の補強繊維としてはガラス繊維が使用されていたのである。しかし、ガラス繊維を補強繊維として使用すると、相対的に竿の重量が重くなるという問題がある。また、竿先から竿元まで中実状に形成した場合、その竿の調子を調節するには、ソリッド体の形状を竿先から竿元まで複雑に変化させる必要が生じ、その結果、このソリッド体の加工、即ち製造工程が複雑化する。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、中実状でありながら軽量化でき、折損に対する強度を確保しつつ竿の調子を容易に調節でき、しかも、製造工程を簡易化できる竿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る竿は、弾性率が23ton/mm2以下のカーボン繊維を補強繊維とした中実状のソリッド体3を備え、該ソリッド体3には、竿元部側に向かって巻き付け量が多くなるように、軸方向に沿った長さが異なる扇状のプリプレグ6が巻装され且つテープ状のプリプレグ7が螺旋状に密に巻装されてなり、前記扇状のプリプレグ6およびテープ状のプリプレグ7の双方は、カーボン繊維を補強繊維とし且つその弾性率がソリッド体3のカーボン繊維の弾性率以上とされていることを特徴とする。
【0007】
該構成の竿にあっては、弾性率が23ton/mm2以下の低弾性のカーボン繊維をソリッド体3の補強繊維として用いてなるので、しなやかな竿の曲がりを得ることができる。しかも、ソリッド体3のみで竿を構成するのではなくプリプレグ6,7を巻装してなるので、プリプレグ6,7の巻装で竿径を調節できる。従って、プリプレグ6,7の巻装で竿の調子を調節することができ、その結果、ソリッド体3の形状がシンプルにできる。
【0008】
更に、プリプレグ6,7側のカーボン繊維の弾性率をソリッド体3のそれ以上にすることによって、竿径を極端に太くすることなく、必要強度を確保でき、軽量化との両立を図ることが可能となる。
【0009】
特に、請求項2記載の如く、ソリッド体3のカーボン繊維の弾性率を19ton/mm2以下とすることにより、より一層しなやかな曲がりを得ることができる。
【0010】
また、一般に、竿は、竿先部1よりも竿元部2側の径を大きくして曲げに対する強度を確保する。従って、低弾性のソリッド体3を竿元部2まで設けた場合には、請求項3記載の如く、少なくとも竿元部2に前記扇状のプリプレグ6を巻装して、竿元部2における強度を確保しつつ竿全体の曲がりの調節をすることにより、竿元部2の径が極大化することを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る竿の一実施形態について、図1乃至図4を参酌しつつ、竿先部1から竿元部2まで中実状のソリッド体3が設けられ、該ソリッド体3の外周にプリプレグが巻装されて、ソリッド体3とプリプレグとが一体化されてなる竿について説明する。
【0012】
前記ソリッド体3は、竿先部1から竿元部2にかけて径が大きくなったテーパ状に形成されてなり、カーボン繊維を補強繊維として使用してなる。該カーボン繊維は一定方向に揃えられており、その方向は竿の軸方向と略一致している。尚、該ソリッド体3は、カーボン繊維を長さ方向に集合したものに合成樹脂を含浸させて加圧加熱により硬化成形して形成したものである。ここで、カーボン繊維の弾性率は、23ton/mm2以下であり、特に、19ton/mm2以下が好ましく、本実施形態では、15ton/mm2のものを使用している。また、前記合成樹脂としては不飽和ポリエステルを使用しているが、これに限定されない。そして、ソリッド体3の合成樹脂の含浸量は、30乃至50重量%程度が好ましく、本実施形態では、43重量%である。
【0013】
そして、該ソリッド体3に前記プリプレグが巻装されることによりプリプレグ層4が形成されてなる。尚、図1の如く、ソリッド体3の竿元部2側には、プリプレグ層4が設けられていない領域があるが、これは、ソリッド体3をハンドル部5に挿入固定するための領域である。従って、竿全体としては、ハンドル部5から先の領域の全長に亘ってプリプレグが巻装されてプリプレグ層4が形成されている。
【0014】
かかるプリプレグは、カーボン繊維を補強繊維としており、カーボン繊維を一定方向に引き揃えて合成樹脂を含浸させたシート状のものを、扇状や所定幅のテープ状に裁断したものである。具体的には、図3の如く、ソリッド体3の外周に、竿元部2側に向かって広がった四枚の扇状のプリプレグ6を順に巻装して竿元部2側の巻き付け量を多くし、図4の如く、その外周に全長に亘ってテープ状のプリプレグ7を螺旋状に密に巻装してソリッド体3と一体化して形成する。四枚の扇状のプリプレグ6は、ソリッド体3の軸方向に沿った長さが各々異なっており、これにより、竿元部2側ほどテーパの勾配がきつくなるようにしている。より具体的には、四枚の扇状のプリプレグ6のうち、内側の三枚は、ソリッド体3の中間部から竿元部2側端部までに亘って、最も外側のものはソリッド体3の中間部から竿先部1端部までに亘って巻装されている。そして、内側の三枚は、外側のもの程、ソリッド体3の軸方向に沿った長さとを大きくしている。即ち、外側のもの程、竿先部1側まで巻装できるようにしている。尚、テープ状のプリプレグ7についても、竿元部2側ほど螺旋のピッチを狭くする等により、竿元部2側の厚みが厚くなるようにしており、また、扇状のプリプレグ6の巻回方向と逆方向に巻回させている。
【0015】
このように本実施形態では、複数のプリプレグ6,7を巻装させてなるが、その結果形成されるプリプレグ層4は、扇状のプリプレグ6の巻装による第一プリプレグ層4aと、テープ状のプリプレグ7の巻装による第二プリプレグ層4bとから構成される。そして、プリプレグ層4とソリッド体3との径方向の寸法関係を具体的に説明すると、図2のようになる。まず、竿先部1端部において、ソリッド体3の径D1が約1.8mm、第一プリプレグ層4aの外径D2が約2.2乃至2.6mm、第二プリプレグ層4bの外径D3が2.4乃至2.8mmとなっている。竿元部2端部では、ソリッド体3の径D1が約7.7mm、第一プリプレグ層4aの外径D2が約11.6乃至14.6mm、第二プリプレグ層4bの外径D3が12乃至15mmとなっている。
【0016】
また、プリプレグのカーボン繊維の弾性率については、扇状のプリプレグ6のそれが17ton/mm2相当で、テープ状のプリプレグ7のそれが24ton/mm2である。尚、扇状のプリプレグ6は全て、弾性率の異なる二種類のカーボン繊維が混合されたもの、具体的には、10ton/mm2と24ton/mm2との混合であって全体としての弾性率が上述した17ton/mm2相当のものである。また、プリプレグについても合成樹脂は特に限定されず、その含浸量も30乃至50重量%が好ましいが、本実施形態ではエポキシ樹脂を採用し、その含浸量を37重量%としている。
【0017】
このようにソリッド体3とプリプレグ層4とから竿を構成してなることにより、以下のような利点がある。
まず、ソリッド体3の補強繊維としてカーボン繊維を用いてなるので、ガラス繊維を用いる場合に比して中実状でありながら竿を軽量にできる。しかも、カーボン繊維の弾性率が23ton/mm2以下の低弾性のもので、特に、19ton/mm2以下のものであるため、ガラス繊維に比して軽量化と高剛性とを確保しつつも、しなやかな竿の曲がりを得ることが可能となる。従って、所望の調子を得るためにソリッド体3を極端に細くする必要がなくなるため、折損に対する必要強度を確実に得ることができる。
【0018】
更に、そのソリッド体3のカーボン繊維よりも弾性率が大きいプリプレグを巻装することで、該プリプレグによってソリッド体3を確実に補強することもできる。また、プリプレグの巻装によって竿の調子を自在に調節できるため、ソリッド体3単体で竿の調子を調節するのに比して、設計自由度が高くなる利点がある。特に、上記実施形態のように、低弾性のカーボン繊維を用いたソリッド体3を竿先部1から竿元部2まで設けた場合には、竿元部2が極大化するおそれがあるが、竿元部2にプリプレグを巻装してなるので、竿元部2の調子の調節が極めて容易であり、竿元部2の極大化を防止でき、軽量化も図れる。また、ソリッド体3の中間部から各々の扇状のプリプレグ6を巻装することで、竿のテーパ率の調節が容易でありソリッド体3の形状をシンプルにできる。そして、ソリッド体3の形状をシンプルにできる結果、ソリッド体3の削り代を少なくできたり、ソリッド体3の加工数を削減できたり、加工時の破損を防止できたりする等、ソリッド体3の製造工程を簡略化できるという利点がある。
【0019】
更に、上記実施形態のように、カーボン繊維の弾性率を、ソリッド体3、扇状のプリプレグ6、テープ状のプリプレグ7の順に大きくし且つ、ソリッド体3とプリプレグ層との間の弾性率の差を小さくしてなるので、ソリッド体3とプリプレグ層4との境界部で生じやすい応力集中の発生を防止できる。
【0020】
このように、竿を単一素材で構成せずに弾性率の異なる複数素材から構成する場合には、その境界部での応力集中を防止することが重要となる。従って、ソリッド体3とプリプレグ層4との境界部における応力集中の発生を確実に防止するために、扇状のプリプレグ6のカーボン繊維の弾性率をソリッド体3と同じにすることも可能である。即ち、例えば、ソリッド体3のカーボン繊維の弾性率を15ton/mm2とする場合に、その外周面に直接巻装する扇状のプリプレグ6におけるカーボン繊維の弾性率も15ton/mm2とすることで、応力集中を確実に防止することができる。この場合、ソリッド体3と扇状のプリプレグ6の弾性率が同じであるが、プリプレグ層4によって竿の調子の調節が容易となり、ソリッド体3の製造が容易になるので、ソリッド体3の径を第一プリプレグ層4a分だけ大きくする場合よりも有利である。
【0021】
尚、上記実施形態では、テープ状のプリプレグ7を巻装してなるが、これを省略してもよく、また、扇状のプリプレグ6も同一素材である(同一の弾性率のカーボン繊維を使用している)が、各々の弾性率が異なっていてもよく、少なくとも、ソリッド体3のカーボン繊維の弾性率以上の弾性率のカーボン繊維を補強繊維としたプリプレグを巻装していれば、本発明の意図する範囲内である。
【0022】
その他、竿先部1から竿元部2までソリッド体3の外周にプリプレグを巻装したもの以外にも、例えば、竿元部2のみプリプレグを巻装したものであってもよい。また、プリプレグが巻装されたソリッド体3が例えば竿先部1にのみ設けられ、竿元部2側が中空状である竿とすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明における竿にあっては、ソリッド体の補強繊維としてカーボン繊維を使用することで中実状でありながら竿の軽量化を達成でき、しかも、23ton/mm2以下の低弾性のものであるため、容易にしなやかな曲がりを得ることができると共に、極端にソリッド体の径を細くする必要がなくなって折損に対する強度を確保できる。
【0024】
更に、竿径等の調節をプリプレグの巻装で調節できるので、ソリッド体のみで竿を構成する場合に比して、竿の調子の調節が容易となる。また、ソリッド体の形状をシンプルにできるため、その製造工程を簡易化できる。
【0025】
しかも、プリプレグのカーボン繊維の弾性率をソリッド体のそれ以上とすることで、曲げに対する強度確保のために竿径が極大化することを防止でき、ソリッド体の補強繊維としてカーボン繊維を用いたことと相まってより一層軽量化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における竿の要部を示す概略縦断面図。
【図2】同横断面図。
【図3】同実施形態の竿の製造過程を示す概略図。
【図4】同実施形態の竿の製造過程を示す概略図。
【符号の説明】
1…竿先部、2…竿元部、3…ソリッド体、6…扇状のプリプレグ、7…テープ状のプリプレグ
Claims (3)
- 弾性率が23ton/mm2以下のカーボン繊維を補強繊維とした中実状のソリッド体(3)を備え、該ソリッド体(3)には、竿元部側に向かって巻き付け量が多くなるように、軸方向に沿った長さが異なる扇状のプリプレグ(6)が巻装され且つテープ状のプリプレグ(7)が螺旋状に密に巻装されてなり、前記扇状のプリプレグ(6)およびテープ状のプリプレグ(7)の双方は、カーボン繊維を補強繊維とし且つその弾性率がソリッド体(3)のカーボン繊維の弾性率以上とされていることを特徴とする竿。
- 前記ソリッド体(3)のカーボン繊維の弾性率が19ton/mm2以下である請求項1記載の竿。
- 前記ソリッド体(3)が竿先部(1)から竿元部(2)まで設けられ、少なくとも竿元部(2)に前記扇状のプリプレグ(6)が巻装されてなる請求項1又は2記載の竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01308099A JP4271289B2 (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01308099A JP4271289B2 (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 竿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209982A JP2000209982A (ja) | 2000-08-02 |
JP4271289B2 true JP4271289B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=11823202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01308099A Expired - Lifetime JP4271289B2 (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4271289B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4514003B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2010-07-28 | 株式会社シマノ | 竿体の製造方法 |
JP5424703B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2014-02-26 | グローブライド株式会社 | 釣り用穂先竿、及び釣竿 |
JP6738756B2 (ja) * | 2017-03-24 | 2020-08-12 | グローブライド株式会社 | 釣竿用の竿体 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP01308099A patent/JP4271289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000209982A (ja) | 2000-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3520610B1 (en) | Fishing rod | |
US6270426B1 (en) | Golf club shaft | |
JP3582778B2 (ja) | 中実杆を使用した竿杆 | |
JP4271289B2 (ja) | 竿 | |
KR101198119B1 (ko) | 초릿대 | |
KR100230700B1 (ko) | 중통형 낚싯대(an interline fishing rod) | |
JPH05168375A (ja) | 釣り竿用素材及びその製造方法 | |
JP4183842B2 (ja) | 釣竿 | |
JPH10210891A (ja) | 釣 竿 | |
JP3748350B2 (ja) | 釣竿 | |
US11793182B2 (en) | Fishing rod having rod body to which attachment is attached, tubular body and production method therefor | |
JP2004121402A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP3553365B2 (ja) | 釣竿 | |
JP3515891B2 (ja) | 釣 竿 | |
JP3445927B2 (ja) | 中通し竿及びその製造方法 | |
JP3171333B2 (ja) | 中通し釣竿 | |
JP3139564B2 (ja) | 穂先竿 | |
JP2000236781A (ja) | 釣竿の竿体、中通し釣竿及び中通し釣竿の製造方法 | |
JP4671466B2 (ja) | 竿体 | |
JPH036421Y2 (ja) | ||
JPH08117363A (ja) | バドミントンラケット | |
JPH0588259U (ja) | 管状体 | |
JPH036420Y2 (ja) | ||
JPH09203496A (ja) | 高圧タンクの製造方法 | |
KR100443188B1 (ko) | 낚시대용 적층관의 제조방법 및 낚시대용 적층관 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080530 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090220 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090225 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |