JP4270042B2 - 自動販売機の商品収納棚 - Google Patents

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Description

本発明は、断面形状が概ね円筒形及び、概ね正方形をした缶、壜、PET容器を収納する、自動販売機の商品収納棚に関するものである。
従来、この種の自動販売機の商品収納棚は、主に断面形状が概ね円筒形及び、概ね正方形をした缶、壜、PET容器を収納することを目的とし、断面が蛇行した形状の商品通路が前後方向に複数列配置され、その上部には上下方向に複数列の商品投入口が、また、その下部には複数の商品搬出口が設けられた構成となっているものが主流となっている。
図7は、従来の自動販売機の商品収納棚を示すものである。商品収納棚1は、左右両側板2間で前後方向に複数列の商品通路3が配置されており、その上方に商品投入口4を構成する商品案内板5と商品案内側板6とがそれぞれ商品通路3へ通じて配置されている。そして、長手方向を横向きにして商品投入口4より投入された商品を商品案内板5上で転動案内もしくは摺動案内して商品通路3へと装填され、各商品通路3内で上下方向に積み重ねられる。積み重ねられた商品は、最下位の商品から、コラム下部に設けられた搬出部なるベンド機構7を介して販売指令に基づいて搬出される。
商品の長手方向を横向きに水平姿勢でベンド機構7まで案内するとともに投入された商品を上方に積み上げて収納する機能を有した各商品通路3は、商品通路3に沿う方向に配列された複数の円弧板からなる可動セグメント8a、固定セグメント8bおよび補強セグメント8cを用いて形成されており、通路が蛇行したいわゆるサーペンタインコラム(サーペンタイン通路)として形成されている。各商品通路3の蛇行面は上記の如く円弧板からなる可動セグメント8a、固定セグメント8bと補強セグメント8cとで形成されるが、通路幅方向側面は、左右両側板2の内一方の側板2と、幅調整板9とによって形成されている。
以上のように、上部に配された商品投入口4に連なって断面が蛇行形状の商品通路3が構成され更に下方に連なってベンド機構が構成されるとともに幅調整板9を商品通路3に配して商品収納路10が構成される。幅調整板9は、商品収納棚1内において、投入される商品の全長に応じて商品通路3の幅方向(商品収納棚1の幅方向)に移動可能に設けられている。商品の長さに応じ幅調整板9の位置が設定されると、幅調整板9の一方側は商品通路部11aとなり、他方側は空洞部11bとなる。
また、幅調整板9は、商品案内側板6の後方に設けられた連結部12で前後(奥行き)および上下(鉛直)方向に移動自在に連結されており、左右(横幅)方向には両者が一体的に移動できるようになっている。したがって、商品通路3における幅設定と、商品投入口4における幅設定とを連動して同時に行えるようになっている。
このような構成を有す商品収納棚1において、上下方向に延びる商品通路3を形成するために該商品通路3は、上下方向に複数配列される可動セグメント8aと固定セグメント8bおよび補強セグメント8cとから構成されている。すなわち、幅調整板9の可動範囲内においては、固定セグメント8bが設けられ、幅調整板9の可動範囲外においては、可動セグメント8aが、また商品収納棚1の幅方向の寸法を確定させるとともに商品収納棚1の剛性を確保させるため左右両側板2間のそれぞれ商品通路3側に当接する横幅を有した円弧板から成る補強セグメント8cとをそれぞれ上下方向に複数設けられている。固定セグメント8bは、上下端でそれぞれ上端挿通ピン13a、下端挿通ピン13bによって固定されている。可動セグメント8aは、上端が固定セグメント8bと共に上端挿通ピン13aで揺動自在に支持されるとともに付勢部材により商品通路3を塞ぐ方向に付勢されている。そして、収納される商品の重量により可動セグメント8aを回動させ、可動セグメント8aの下端を固定セグメント8bの下端側を固定する下端挿通ピン13bに係止させて商品通路3を形成することとなる。下端挿通ピン13bは固定セグメント8bと可動セグメント8aとを係止させるため共通に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
次に図8は、従来の自動販売機の商品収納棚の商品通路3を構成する可動セグメント8bの斜視図である。左右一対の側板2間の幅寸法を介在するスペーサ14によって規定すると共に、スペーサ14は、その両端部に設けられ、左右両側板2に形成されたスペーサ取付孔15に挿入され、拡開されることにより、スペーサ14を左右両側板2間に取り付ける一対の割りピン部16と、割りピン部16の内側に設けられ、スペーサ取付孔14への割りピン部16の挿入により左右両側板2のそれぞれ内面に当接する一対のストッパー部17とを備えている(例えば、特許文献2参照)。
以上のように構成された自動販売機の商品収納棚では、幅調整板9がどの位置に調整される場合にも、つまり、幅調整板9の横幅方向の設定位置を問わず商品通路3の幅方向で実質的に全幅にわたって奥行き方向に蛇行した壁が存在することになる。例えば幅調整板9が長さの長い商品に対応する位置に調整される場合であっても、商品通路3の幅方向は実質的に全幅にわたって奥行き方向に蛇行した壁が存在する。その結果、長さの長い商品が装填される場合であっても、該商品は可動セグメント8aと、固定セグメント8bの両方によって商品の全長にわたってベンド機構7まで案内することが可能となり、不案内部分が生じないか、たとえ生じてもごく僅かな部分のみとなり、商品通路3内で商品の詰まりや姿勢の乱れが発生することが防止される。
また、可動セグメント8aの優れた機能、すなわち、収納される商品の重量により可動セグメント8aを回動させることから商品の落下速度を自動的に低下もしくは抑制させたり、商品の姿勢を自動的に水平に調整したりする機能はそのまま活かされるので、商品全長の差の大きい、あるいは、胴径や断面形状の異なる多種多様の商品に対しても、円滑な収納機能を発揮することができる。その結果、販売対象となる商品の範囲を大幅に拡大することができる。
また、各セグメントを左右一対の側板2間に係止することで奥行き方向の商品収納スペースを確保し、スペーサ14に設けられたストッパー部17と、割ピン部16とにより、左右一対の側板2間も確保され、商品通路3の商品収納スペースが確実に確保されることとなる。
特開平10−255144号公報 特開平09−153181号公報
しかしながら、上記従来の構成では、上端挿通ピン13a、下端挿通ピン13bに可動セグメント8aと固定セグメント8bの2部品を取り付けるという2層構造のため、1層での組立てに比べ2倍もの作業工数が必要であり、生産性を上げられないという課題を有していた。
また、左右一対の側板2間の幅寸法を確保するために、左右一対の側板2間で介在するスペーサ14によって規定すると共に、スペーサ14は、その両端部に設けられ、左右両側板2に形成されたスペーサ取付孔15に挿入された後、拡開されることでスペーサ14を側板2間に取り付ける一対の割りピン部16と、割りピン部16の内側に設けられ、スペーサ取付孔15への割りピン部16の挿入により左右両側板2のそれぞれ内面に当接する一対のストッパー部17とを備えた構成のため、1つのスペーサ14に対し割ピン部16を2箇所拡開しなければならず、作業工数が2倍になり生産性を上げられず、また、1つのスペーサ14に対し2箇所の割ピン部16を同時に拡開すると、均等に拡開しないという課題を有していた。さらに、スペーサ14には、左右両側板2のそれぞれ内面に当接する一対のストッパー部17が設けられているため可動セグメント8a、固定セグメント8bといった商品通路3を構成する部品をスペーサ14に取り付けられないという課題も有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、部品種類と構成部品数を削減し、生産性をより向上させてより安価に自動販売機の商品収納棚を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の商品収納棚は、左右一対の側板間に断面が略円弧状で上端軸部を中心に回転自在に挿通ピンで軸支された可動セグメントと、断面が略円弧状で上下端のいずれかもしくは両方を前記挿通ピンで軸支した固定セグメントのいずれかまたは両方を対向配置して上下方向に蛇行状に形成された商品通路と、前記商品通路の下部に商品を払い出す搬出部と、前記商品通路および前記搬出部に収納する商品に応じて左右幅を変更する幅調整板とからなる商品収納路において、上下方向に亘って、前記幅調整板の可動範囲外には可動範囲内に比べ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを多く配置し、前記挿通ピンに設けられたストッパーで前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと当接する側より更に前記可動セグメントまたは前記固定セグメント側で前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと干渉する位置に前記挿通ピンの中心から円周方向に向かって突出した係合部で前記可動セグメントの上端回動軸部または前記固定セグメントの上下端軸部のうちのいずれかもしくは両方へ圧入して前記挿通ピンと前記可動セグメントまたは前記固定セグメントの2部品を予め組立て可能とするものである。
これによって商品全長のほぼ半分以上を前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントで案内すれば収納する商品の重心から前記商品通路内で商品の詰まりや落下姿勢の乱れが発生せず商品収納棚としての品質を確保できるとともに、構成部品数を減らし材料費を削減するとともに生産性を向上させることができる。
本発明の自動販売機の商品収納棚は、従来品質を確保しつつ構成部品数を減らし材料費を削減するとともに生産性を向上させてより安価で提供することができる。
本発明の請求項1の発明は、左右一対の側板間に断面が略円弧状で上端軸部を中心に回転自在に挿通ピンで軸支された可動セグメントと、断面が略円弧状で上下端のいずれかもしくは両方を前記挿通ピンで軸支した固定セグメントのいずれかまたは両方を対向配置して上下方向に蛇行状に形成された商品通路と、前記商品通路の下部に商品を払い出す搬出部と、前記商品通路および前記搬出部に収納する商品に応じて左右幅を変更する幅調整板とからなる商品収納路において、上下方向に亘って、前記幅調整板の可動範囲外には可動範囲内に比べ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを多く配置し、前記挿通ピンに設けられたストッパーで前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと当接する側より更に前記可動セグメントまたは前記固定セグメント側で前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと干渉する位置に前記挿通ピンの中心から円周方向に向かって突出した係合部で前記可動セグメントの上端回動軸部または前記固定セグメントの上下端軸部のうちのいずれかもしくは両方へ圧入して前記挿通ピンと前記可動セグメントまたは前記固定セグメントの2部品を予め組立て可能とするものであり、商品全長のほぼ半分以上を前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントで案内すれば収納する商品の重心から前記商品通路内で商品の詰まりや落下姿勢の乱れが発生せず商品収納棚としての品質を確保できるとともに、構成部品数を減らし材料費を削減するとともに生産性を向上させることができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、左右一対の側板間に断面が略円弧状で上端軸部を中心に回転自在に挿通ピンで軸支された可動セグメントと、断面が略円弧状で上下端のいずれかもしくは両方を前記挿通ピンで軸支した固定セグメントのいずれかまたは両方を対向配置して上下方向に蛇行状に形成された商品通路と、前記商品通路の下部に商品を払い出す搬出部と、前記商品通路および前記搬出部に収納する商品に応じて左右幅を変更する幅調整板とからなる商品収納路において、上下方向に亘って、前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを配置し、前記挿通ピンに設けられたストッパーで前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと当接する側より更に前記可動セグメントまたは前記固定セグメント側で前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと干渉する位置に前記挿通ピンの中心から円周方向に向かって突出した係合部で前記可動セグメントの上端回動軸部または前記固定セグメントの上下端軸部のうちのいずれかもしくは両方へ圧入して前記挿通ピンと前記可動セグメントまたは前記固定セグメントの2部品を予め組立て可能とするものである。
これによって、従来まで商品通路はその横幅が前記左右の両側板間寸法とほぼ同寸法を有した構成としなければ長さの長い商品が装填されると、該商品は前記可動セグメントと、前記固定セグメントの両方によって投入された商品を安定して落下させることができず商品の詰まりや姿勢の乱れが発生するとされてきたが、商品全長のほぼ半分以上を前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントで案内すれば収納する商品の重心から前記商品通路内で商品の詰まりや落下姿勢の乱れが発生せず商品収納棚としての品質を確保できるとともに、構成部品数を減らし材料費を削減するとともに生産性を向上させることができる。
また前記幅調整板の可動範囲内は空洞部であるため前記商品収納棚の奥行き方向の最前面より前記商品収納路に収納された商品の残量を直視にて確認できるので収納を必要とする商品と必要数を予め知ることができるとともに、前記幅調整板の誤設定等設定不良に起因して収納する商品が前記商品収納路内で詰まった時、前記空洞部より直接解除できるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に、さらに、前記商品通路を構成する前記可動セグメントおよび前記固定セグメントのうち前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントを、また前記固定セグメントは前記左右一対の側板全幅にわたって配置したものであり、部分的に前記左右一対の側板と前記左右一対の側板間全域にわたった横幅を有した前記固定セグメントとの3面を固着し且つ、そのうちの1面が円弧状であるため前記商品収納棚の剛性を確保できるという作用を有する。
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記挿通ピンは略円筒形状のピン断面と全長にわたって隙間を有し、前記ストッパー部は当接箇所と同数の2箇所を有し、前記ストッパー部のそれぞれは前記隙間の一端から他端へ前記略円筒形状上に中心から外向きに突出して略円筒形状のストッパー部断面を連続的にもしくは間欠して有したものである。
これによって、前記挿通ピンの材料展開内で前記ストッパー部を設けることによりプレス加工工程で前記挿通ピンを加工すると同時に前記ストッパー部形状も一体で加工が可能となり前記挿通ピンの部品完成までの時間を簡略化できる。
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記挿通ピンの前記ストッパー部断面は前記隙間の一端と他端で前記ピン断面の始終点の位置が前記挿通ピンの断面の始終点で一致し、両端のそれぞれから前記ストッパー部断面の円周に向かって鈍角で接するように延びた形状を有したものである。
これにより、前記隙間の大きさは前記ピン断面および前記ストッパー部断面によらずほぼ一定となり前記挿通ピンの全幅にわたって最小とすることができるので前記隙間に商品が引っ掛かり落下姿勢を崩すことがなくより品質が向上する。
請求項に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記挿通ピンの両端もしくは一端をそれぞれ切り口が略楕円となるよう前記挿通ピンを斜めに切断し、片側もしくは両端をそれぞれ尖らせた形状としたものである。
これにより、前記挿通ピンを側板2に取り付ける際、側板2に複数設けられた前記挿通ピン取付け用穴への挿入性が向上し、自動販売機の商品収納棚の生産性が向上する。
請求項に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記挿通ピンの一端もしくは両端に展開形状を略凸凹形状とし前記側板に挿通した後拡開して前記側板に取り付ける割ピン部を設けたものである。
これにより、前記挿通ピンの両端もしくは一端を拡開して前記側板に係止することで前記左右両側板から前記挿通ピンが脱落することなく前記商品収納棚の横幅をより小さくできる。
請求項に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記商品通路外であって、且つ、前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントのそれぞれ背面で前記左右一対の側板に挿通された挿通ガイドピンを複数設けたものである。
これにより、収納する商品が前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントの前記幅調整板側で奥行き方向の前後へ前記商品通路からはみ出す挙動をすると前記挿通ガイドピンに接触して前記商品通路内へ戻し、前記商品通路から収納する商品がはみ出すことを規制することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明において、前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記左右一対の側板から前記商品通路に向かって断面が略L字形状のガイド部を前記可動セグメントと前記固定セグメントのそれぞれ背面に上下方向に渡って連続的にまたは部分的に設けたものである。
これにより、収納する商品が前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントの前記幅調整板側で奥行き方向の前後へ前記商品通路からはみ出す挙動をすると前記ガイド部に商品が接触して前記商品通路内へ戻し、前記商品通路から収納する商品がはみ出すことを規制することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の発明において、前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記商品通路の断面積より全体的に、もしくは幅方向に移動自在に軸支する吊り下げ部以外で部分的に大きい形状を有した幅調整板を設けたものである。
これにより、収納する商品が前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントの前記幅調整板側で奥行き方向の前後へ前記商品通路からはみ出す挙動をすると前記幅調整板に商品が接触して前記商品通路内へ戻し、前記商品通路から収納する商品がはみ出すことを規制することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚の主要部分の斜視図である。
図1において、自動販売機の商品収納棚1は、左右一対の側板2の間に画成した2の間に画成した上下方向の蛇行上の商品通路3に連ねてその上部に商品投入用の商品案内板5と商品投入側板6とを有した商品投入口4、下部出口側に商品搬出用のベンド機構7を配備して構成された商品収納路8を前後方向に複数配列されてなる。ただし、奥行き方向で最も手前に配置される商品収納路8においては商品案内板5および商品案内側板6が存在せず、商品通路3の最上部が商品投入口4の代用となる。また、各商品収納路10には左右の側板2とほぼ平行で左右方向に移動自在で商品通路3の断面積より全体的に、もしくは幅方向に移動自在に軸支する吊り下げ部以外で部分的に大きい形状を有した幅調整板9aが設けられ、収納する商品の全長に応じて左右方向に移動させ適切な幅に設定することが可能となっている。商品案内板5と商品案内側板6とからなる商品投入口4を有した商品収納路10においては、商品案内側板6の後方に設けられた連結部12により幅調整板9aを挟み込んで連結され、商品案内側板6と幅調整板9aとが一体となって横幅方向へ移動自在に商品案内板5に設けられている。商品案内板5の奥行き方向の最前部は左右両側板2間にわたって略円筒状の形状を有し左右両側板2に保持されている。商品案内側板6の奥行き方向の最前部は商品案内板5の奥行き方向の最前部に設けられた略円筒状の形状を抱き込む形状で回転自在に、且つ横幅方向へ移動自在に商品案内板5と商品案内側板6とが連結されるとともに、商品案内板5上に商品案内側板6の奥行き方向の後部が当接しているときは横幅方向への移動を阻止し、商品案内側板6の奥行き方向の後部が商品案内板5から離れているときは横幅方向への移動が可能となるよう嵌合部が設けられ、従来と同様の構成となっている。
蛇行状の商品通路3は、前後方向を仕切り、断面が略円弧状の可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18b、補強セグメント8cとで左右の側板2にそれぞれ設けられた貫通穴19に可動セグメント組立体18aの上端回動軸20、固定セグメント組立体18b、補強セグメント8cのそれぞれ上下端の固定軸21で芽設され構成されている。可動セグメント組立体18aの上端回動軸20を回転軸として可動セグメント組立体18aが商品通路3を広げる方向に回転すると、可動セグメント組立体18aの下端は左右両側板2に設けられた貫通穴19に芽設された挿通ピン22aに当接し商品通路3において奥行き方向の所定の距離を決定することとなる。また、可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18bの幅調整板7側には空洞部11bが設けられ、この空洞部11b内で幅調整板9aが左右方向に移動自在で収納する商品全長に応じて設定される。幅調整板9aは、その外形が商品収納路10ないし商品通路3の断面に酷似した形状を有するとともに、上端回動軸20および、固定軸21の上方で商品収納路10の断面形状からはみ出し、幅調整板9aが幅方向を小さくする方向に移動すると、可動セグメント組立体18aおよび固定セグメント組立体18bに当接する平面状の外形形状を有している。商品通路3を構成する可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18bのそれぞれ上下方向の中間部もしくはその付近で商品通路3外であって可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18bのそれぞれ背面には、左右の側板2に挿通された挿通ガイドピン22bが設けられている。
左右の側板2の内少なくとも空洞部11b側の側板2には、断面が略L字状で水平方向に向かって延びた形状のガイド部23を可動セグメント組立体18aと固定セグメント18bのそれぞれ背面に上下方向に渡って連続的にまたは部分的に有しており、空洞部11bの側板2側を上下方向に渡って連続的にまたは部分的に覆う形状となっている。
図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する可動セグメント組立体18aの正面図で、図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する可動セグメント組立体18aの側面図である。
図2、図3において、可動セグメント組立体18aは、縦断面が略円弧状で、上端には縦断面が略円弧状の筒形状の回動保持部24を有し、回動保持部24の幅方向の略中間部に正面から見て略コの字形状の付勢部材取付け部25と付勢部材取付け部25の下方で商品通路3外に向かって縦断面が略くの字をしたブリッジ形状の付勢部材挿通保持部26を幅方向に2箇所設けられた可動セグメント8aと、商品通路3を塞ぐ方向に可動セグメント8aを付勢する付勢部材なるトーションバネ27と、幅方向の一端が略凹凸の展開形状の割りピン部28で、断面が略円筒形状であり、可動セグメント8aに設けられた回動保持部24の空洞部11b側の端面と当接するストッパー部29a、また空洞部11b側の側板2と当接するストッパー部29bの2箇所のストッパー部29a、29bとを有したストッパー付挿通ピン30とで構成されている。可動セグメント組立体18aの上端可動軸20は、回動保持部24がストッパー付挿通ピン30の外周を揺動自在でかつ、ストッパー付挿通ピン30が左右両側板2に設けられた貫通穴19に対して揺動自在となって可動セグメント8aを軸支している。
図4は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成するストッパー付挿通ピン30の正面図で、図5は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成するストッパー付挿通ピン30の側面図である。
図4、図5において、ストッパー部29a、29bはそれぞれストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒形状の中心から外向きにほぼストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒形状に沿って突出した略円筒形状の断面を有し、ストッパー部29a、29bの突出高さはそれぞれ回動保持部24の空洞部11b側の端面に部分的にもしくは全体的に当接するのに足るものであり、また、空洞部11b側の側板2に軸支可能にあけられた貫通穴19周囲に部分的にもしくは全体的に当接するのに足るものである。ストッパー部29aは、回動保持部24と当接することにより可動セグメント8aの幅方向での位置を固定し、ストッパー部29bは、空洞部11b側の側板2と当接することにより空洞部11bを確保し、幅調整板9aの左右方向の移動範囲内に可動セグメント8aが干渉しない構成となっている。
また、ストッパー付挿通ピン30をシート材にて加工した場合、幅方向を全長とし全長にわたって隙間を有した形状となる。本実施の形態1では、前記隙間を有したストッパー付挿通ピン30で構成されており、ストッパー部29a、29bの断面は、それぞれストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒形状の中心から外向きにほぼストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒形状に沿って突出した略円筒形状の断面であり、前記隙間の一端と他端で幅方向を全長とし全長にわたってほぼ直線となるようストッパー部29a、29bの断面部での前記隙間の両端それぞれから前記隙間より遠ざかる方向にストッパー部29a、29bの断面である略円筒形状の外周に向かって緩やかなテーパーを形成し、ストッパー部29a、29bの突出高さはそれぞれ回動保持部24の空洞部11b側の端面に部分的に当接するのに足るものであり、また、空洞部11b側の側板2に軸支可能にあけられた貫通穴19周囲に部分的に当接するのに足るものとしている。可動セグメント8aには、上下方向に回動保持部24の断面である略円筒形状の端部から可動セグメント8aの下端に向かって可動セグメント8aの略円弧形状の中心方向に突出した一様な高さの可動セグメント補強ビード31を可動セグメント8aの幅方向で中間部を軸に左右対称形で4箇所に設けている。一方、ストッパー付挿通ピン30には、幅方向を全長とし全長にわたって形成された前記隙間からストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒部の中心を回転軸にほぼ180°回転した位置で且つ、ストッパー部29aを回動保持部24に当接させた状態で幅方向において左右両端に位置する可動セグメント補強ビード31にストッパー付挿通ピン30の断面である略円筒部の中心から円周方向に向かって突出した半球面状の係合突起32が形成されている。
可動セグメント8aとトーションバネ27とストッパー付挿通ピン30は、トーションバネ27の一端を可動セグメント8aに設けた付勢部材挿通保持部26に挿通し、付勢部材取付け部25にトーションバネ27を配置してトーションバネ27のコイル部と可動セグメント8aの上端に形成された回動保持部24とを同軸でストッパー付挿通ピン30を係合突起32側から挿通し且つストッパー部29aを回動保持部24に当接するまで圧入して組立てられ、可動セグメント組立体18aが構成される。係合突起32は、可動セグメント8aの幅方向の内最も端側に位置する可動セグメント補強ビード31に嵌合されストッパー付挿通ピン30を圧入後はストッパー付挿通ピン30が横幅方向に外れない構造となり、可動セグメント8aの回動保持部24は上端回転軸20を中心にストッパー付挿通ピン30の外周を揺動自在で可動セグメント8aを軸支している。
図6は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する固定セグメント組立体18bの正面図である。
図6において、固定セグメント組立体18bは、縦断面が略円弧状で、上端と下端には縦断面が略円弧状の筒形状の挿通ピン保持部33をそれぞれ有し、上端と下端の挿通ピン保持部33間に前記略円弧形状の中心方向に突出した一様な高さの固定セグメント補強ビード34を幅方向で中間部を軸に左右対称形で且つ左右各両端から挿通ピン保持部33にストッパー付挿通ピン30に形成されたストッパー部29aを当接させたとき、係合突起32が位置する箇所に2個設けた固定セグメント8bと、ストッパー付挿通ピン30が2個とで構成さる。可動セグメント組立体18aと同様に、ストッパー付挿通ピン30を上端と下端の挿通ピン保持部33にそれぞれ同一方向から係合突起32側から挿通し且つストッパー部29aを挿通ピン保持部33にそれぞれ当接するまで圧入して組立てられ、固定セグメント組立体18bが構成される。係合突起32は、固定セグメント8bの幅方向の内最も端側に位置する固定セグメント補強ビード34に嵌合されストッパー付挿通ピン30を圧入後はストッパー付挿通ピン30が横幅方向に外れない構造となっている。
可動セグメント組立体18aおよび固定セグメント組立体18bは、商品収納棚1が組立てられる以前に予め必要数が組立てられ、商品収納棚1の組立が始まるのを待つ状態にできる。商品収納棚1の組立は、可動セグメント組立体18aおよび固定セグメント組立体18bがそれぞれ、幅調整板9側にストッパー部29bを向けて左右の側板2に設けられた貫通穴19に軸支され、ストッパー付挿通ピン30の幅方向の一端に形成された割ピン部28を拡開し組み付けられていく。また、可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18bのそれぞれ背面に配置され、左右の側板2に挿通された挿通ピン22と、さらに、可動セグメント組立体18aに構成されるストッパー付挿通ピン30の上方で、同じく可動セグメント組立体18aに構成されるトーションバネ27の一端の内、可動セグメント8aに形成された付勢部材挿通保持部26に挿通された方と別の方を当接させてトーションバネ27により可動セグメント組立体18aもしくは可動セグメント8aが商品通路3を塞ぐ方向に付勢させるために左右の側板2に挿通ピン22aを挿通させ挿通ピン22aの幅方向の両端を拡開すると共に、これらの挿通ピン22aにより左右の側板2がそれぞれ商品通路3と反対の方向つまり、幅方向で大きくなることを防止している。
なお、本実施の形態における自動販売機の商品収納棚は、ストッパー付挿通ピン30の長手方向の一端に割りピン部28を設けたことのみとしたが、ストッパー付挿通ピン30の貫通穴19への挿入性を良化させる目的でストッパー付挿通ピン30の長手方向の一端に設けられた割りピン部28を端面側に向かってその断面である略円筒形状が小さくなるような略円錐形としてもよい。また、割りピン部28の代わりに略円筒形状とし、左右両側板2に設けた貫通穴19にそれぞれ貫通させておくだけでもよく、そのときには、ストッパー付挿通ピン30の長手方向の両端もしくは一端を斜めに切断しその切り口が楕円になるように両端部もしくは一端を尖らせてもよい。
以上のように組立てられた自動販売機の商品収納棚1の商品案内板5と商品案内側板6を有した商品収納路10に商品を収納するときは、予め収納する商品の全長にあわせて商品案内側板6を幅方向に移動させて商品投入口4の幅方向を所定の位置に設定する。このとき商品案内側板6に連動して幅調整板9aも幅方向に移動させられ商品通路3の横幅も所定の位置に設定される。また、商品案内板5と商品案内側板6を有しない商品収納路10に商品を収納するときは、幅調整板9aを直接幅方向に移動させ、収納する商品の全長に合わせて設定を行い、商品通路3の横幅を所定の位置に設定する。次に、収納する商品を商品投入口4より長手方向を水平にして投入し、商品案内側板6に沿って商品案内板5上を転動もしくは摺動して商品通路3へと案内される。その後、商品通路3を構成する補強セグメント8c、可動セグメント組立体18a、固定セグメント組立体18bに沿って螺旋を描きながらもしくは蛇行しながらベンド機構7へと落下していく。順次商品投入口4より収納された商品はベンド機構7より積上げられて販売待機の状態となる。
収納する商品の全長が、可動セグメント組立体18aと固定セグメント組立体18bのそれぞれの幅方向より大きければ、商品通路3内を蛇行しながらまたは螺旋を描くように落下するとき、可動セグメント組立体18aと固定セグメント組立体18bのそれぞれ幅調整板9a側で商品が商品通路3よりはみだし、落下する商品の姿勢をほぼ水平状態に維持できなくなり、商品通路3内で商品が斜めにまたは極端になれば長手方向を鉛直にして詰まることが生じ、ベンド機構7まで商品が達せず販売指令が出されても商品を搬出できないこととなる。
さらに、従来の幅調整板9を用いると、商品通路3内で商品が水平姿勢を悪化させ斜めになったとき、商品の幅調整板9側の端部が幅調整板9の外形端部とストッパー付挿通ピン30もしくは挿通ピン22aとで挟まり引っ掛かり止ることとなり、ベンド機構7まで商品が達せず販売指令が出されても商品を搬出できないということも起こり得る。
そこで、挿通ガイドピン22bないしガイド部23を設けたことにより、商品通路3内を蛇行しながらまたは螺旋を描くように落下する商品が挿通ガイドピン22bまたはガイド部23に接触することで斜めに崩れかけた落下姿勢を水平に復元することとなる。さらに、商品収納路8ないし商品通路3の断面に酷似した形状を有するとともに、ストッパー付挿通ピン30と挿通ピン22aの上方で商品収納路10の断面形状からはみ出し、可動セグメント組立体18aおよび固定セグメント組立体18bに当接可能な平面状の外形形状の幅調整板9aを従来の幅調整版9の替わりに用いることにより、ストッパー付挿通ピン30および、挿通ピン22aの上方で商品収納路10の断面形状からはみ出した幅調整板9aの平面部に商品の幅調整板9a側の端部が接触し続けさらに上端回動軸20ななるストッパー付挿通ピン30と回動保持部24ないし固定軸21なるストッパー付挿通ピン30と挿通ピン保持部33に商品が接触すると斜めに崩れかけた落下姿勢を水平に復元することとなる。以上のように、可動セグメント組立体18aないし固定セグメント組立体18bからなる商品収納路10を有した商品収納棚1に幅調整板9a、挿通ピン22ないしガイド部23を用いることにより商品通路3内を落下する商品の落下姿勢をほぼ水平姿勢で詰まることなくベンド機構まで落下させることが可能となる。
なお、本実施の形態における自動販売機の商品収納棚は、商品通路3を可動セグメント組立体18aと固定セグメント組立体18bと補強セグメント8cとで構成したが、商品収納棚1の剛性を十分確保できる場合には、商品通路3を可動セグメント組立体18aと固定セグメント組立体18bとで構成してもよく、このときには使用部品種類を削減することができるため生産性をさらに向上させることとなる。
本発明によれば、構成部品数を減らして材料,生産コストの安価な商品収納棚を提供することができ、各種商品を扱う自動販売機の商品収納棚として有用である。
本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚の主要部分の斜視図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する可動セグメント組立体の正面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する可動セグメント組立体の側面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成するストッパー付挿通ピンの正面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成するストッパー付挿通ピンの側面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収納棚を構成する固定セグメント組立体の正面図 従来の自動販売機の商品収納棚の斜視図 従来の自動販売機の商品収納棚の商品通路を構成する可動セグメントの斜視図
符号の説明
1 商品収納棚
2 側板
3 商品通路
4 商品投入口
5 商品案内板
6 商品案内側板
7 ベンド機構
8a 可動セグメント
8b 固定セグメント
8c 補強セグメント
9 幅調整板
9a 幅調整板
10 商品収納路
11a 商品通路部
11b 空洞部
12 連結部
13a 上端挿通ピン
13b 下端挿通ピン
14 スペーサ
15 スペーサ取付孔
16 割りピン部
17 ストッパー部
18a 可動セグメント組立体
18b 固定セグメント組立体
19 貫通穴
20 上端回動軸
21 固定軸
22a 挿通ピン
22b 挿通ガイドピン
23 ガイド部
24 回動保持部
25 付勢部材取付け部
26 付勢部材挿通保持部
27 トーションバネ(付勢部材)
28 割りピン部
29a ストッパー部(回動保持部14側)
29b ストッパー部(側板2側)
30 ストッパー付挿通ピン
31 可動セグメント補強ビード
32 係合突起
33 挿通ピン保持部
34 固定セグメント補強ビード

Claims (10)

  1. 左右一対の側板間に断面が略円弧状で上端軸部を中心に回転自在に挿通ピンで軸支された可動セグメントと、断面が略円弧状で上下端のいずれかもしくは両方を前記挿通ピンで軸支した固定セグメントのいずれかまたは両方を対向配置して上下方向に蛇行状に形成された商品通路と、前記商品通路の下部に商品を払い出す搬出部と、前記商品通路および前記搬出部に収納する商品に応じて左右幅を変更する幅調整板とからなる商品収納路において、上下方向に亘って、前記幅調整板の可動範囲外には可動範囲内に比べ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを多く配置し、前記挿通ピンに設けられたストッパーで前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと当接する側より更に前記可動セグメントまたは前記固定セグメント側で前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと干渉する位置に前記挿通ピンの中心から円周方向に向かって突出した係合部で前記可動セグメントの上端回動軸部または前記固定セグメントの上下端軸部のうちのいずれかもしくは両方へ圧入して前記挿通ピンと前記可動セグメントまたは前記固定セグメントの2部品を予め組立て可能とすることを特徴とする自動販売機の商品収納棚。
  2. 左右一対の側板間に断面が略円弧状で上端軸部を中心に回転自在に挿通ピンで軸支された可動セグメントと、断面が略円弧状で上下端のいずれかもしくは両方を前記挿通ピンで軸支した固定セグメントのいずれかまたは両方を対向配置して上下方向に蛇行状に形成された商品通路と、前記商品通路の下部に商品を払い出す搬出部と、前記商品通路および前記搬出部に収納する商品に応じて左右幅を変更する幅調整板とからなる商品収納路において、上下方向に亘って、前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを配置し、前記挿通ピンに設けられたストッパーで前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと当接する側より更に前記可動セグメントまたは前記固定セグメント側で前記可動セグメントまたは前記固定セグメントと干渉する位置に前記挿通ピンの中心から円周方向に向かって突出した係合部で前記可動セグメントの上端回動軸部または前記固定セグメントの上下端軸部のうちのいずれかもしくは両方へ圧入して前記挿通ピンと前記可動セグメントまたは前記固定セグメントの2部品を予め組立て可能とすることを特徴とする自動販売機の商品収納棚。
  3. 前記商品通路を構成する前記可動セグメントおよび前記固定セグメントのうち前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントを、また前記固定セグメントは前記左右一対の側板全幅にわたって配置したことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の商品収納棚。
  4. 前記挿通ピンは略円筒形状のピン断面と全長にわたって隙間を有し、前記ストッパー部は当接箇所と同数の2箇所を有し、前記ストッパー部のそれぞれは前記隙間の一端から他端へ前記略円筒形状上に中心から外向きに突出して略円筒形状のストッパー部断面を連続的にもしくは間欠して有したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  5. 前記挿通ピンの前記ストッパー部断面は前記隙間の一端と他端で前記ピン断面の始終点の位置が前記挿通ピンの断面の始終点で一致し、両端のそれぞれから前記ストッパー部断面の円周に向かって鈍角で接するように延びた形状を有したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  6. 前記挿通ピンの両端もしくは一端をそれぞれ切り口が略楕円となるよう前記挿通ピンを斜めに切断し、片側もしくは両端をそれぞれ尖らせた形状を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  7. 前記挿通ピンの一端もしくは両端に展開形状を略凸凹形状とし前記側板に挿通した後拡開して前記側板に取り付ける割ピン部を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  8. 前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記商品通路外であって、且つ、前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントのそれぞれ背面で前記左右一対の側板に挿通された挿通ガイドピンを複数設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  9. 前記幅調整板の可動範囲外にのみ前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記左右一対の側板から前記商品通路に向かって断面が略L字形状のガイド部を前記可動セグメントと前記固定セグメントのそれぞれ背面に上下方向に渡って連続的にまたは部分的に設けたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
  10. 前記可動セグメントもしくは前記固定セグメントを前後に千鳥配列して上下方向に複数配置された商品通路を前後に複数列配置させてなる自動販売機の商品収納棚において、前記商品通路の断面積より全体的に、もしくは幅方向に移動自在に軸支する吊り下げ部以外で部分的に大きい形状を有した幅調整板を設けたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納棚。
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