JP4269578B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の図柄(識別情報の一種)が所定間隔おきに付された回転体を遊技機本体内に有するスロットマシン等の遊技機が知られている。この種の遊技機では、遊技者の始動操作に基づいて回転体が回転され、遊技者の停止操作に基づいてその回転が停止させられる。一般に、回転体は、モータ等の駆動源によって回転させられる。かかる駆動源は、回転体内の回転中心位置に配設されており、該駆動源の出力軸からの回転駆動力に基づいて回転体の回転が導出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技機にあっては、回転体内部に駆動源以外の別装置を配置しようとした場合に、駆動源等により、その配置が妨げられたり、配置の自由度に制限が課せられてしまうおそれがある。また、回転体内部に別装置を配置する上で、今までにはない遊技演出が切望されているという実状もある。
【0004】
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、今までにはない遊技演出を導出することの可能な遊技機を提供することを主たる目的の一つとしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願発明は、
外周面に識別情報の付された回転体と、
所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源とを備え、
前記回転体が左右方向に並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
前記駆動源を前記回転体外部に設けるとともに、
前記回転体内部には、並列状態で配列された全ての回転体に跨るようにして、バックライト用光源を挿通状態で、かつ、左右方向にはみ出し状態で配設し、
前記バックライト用光源は、前記回転体に対し左右方向に移動可能に設けられており、発光態様のそれぞれ相違する複数種類の光源部を備えるとともに、前記はみ出し部分においても光源部を備え、
当該バックライト用光源を前記左右方向に所定距離ずつ移動させることで、全ての回転体に関し、各回転体につき、複数種類での発光態様による演出を導出可能としたことをその要旨としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
手段1.外周面に識別情報の付された回転体を備え、前記回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
前記回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして、1の別装置を挿通状態で配設したことを特徴とする遊技機。
【0007】
手段1によれば、外周面に識別情報の付された回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技が行われる。回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置が挿通状態で設けられている。このため、別装置を個々の回転体に対して設ける場合に比べて、よりダイナミックな演出等、今までにはない遊技演出を導出することが可能となる。しかも、別装置を個々の回転体に対して着脱する場合に比べて、複数の回転体に対し1度の着脱作業を行えば済む。そのため、着脱作業の著しい簡素化を図ることができる。ここで、「1の別装置」とあるのは、回転体内部に1つの別装置しか設けてはならないという趣旨ではなく、1の別装置が複数の回転体に跨っていればよく。複数の回転体に跨った1の別装置が複数設けられていてもよい(以下、各手段において同様)。
【0008】
手段2.外周面に識別情報の付された回転体と、
所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源と
を備え、前記回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
前記回転体を、前記駆動源の作動に伴って回転する少なくとも1つの駆動回転体と、少なくとも1つの従動回転体とによって回転可能に支持するよう構成し、前記回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置を挿通状態で配設したことを特徴とする遊技機。
【0009】
手段2によれば、外周面に識別情報の付された回転体が、所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源によって回転、停止させられる。回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技が行われる。さて、手段2では、回転体が、駆動源の作動に伴って回転する少なくとも1つの駆動回転体と、少なくとも1つの従動回転体とによって回転可能に支持される構成となっており、回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置が挿通状態で配設されている。このため、別装置を個々の回転体に対して設ける場合に比べて、よりダイナミックな演出等、今までにはない遊技演出を導出することが可能となる。しかも、別装置を個々の回転体に対して着脱する場合に比べて、複数の回転体に対し1度の着脱作業を行えば済む。そのため、着脱作業の著しい簡素化を図ることができる。
【0010】
手段3.前記駆動源を、前記回転体内部に設けるとともに、前記回転体をベルト状体により構成し、該ベルト状体を、前記駆動回転体及び従動回転体に架けることで回転可能に支持するよう構成したことを特徴とする手段2に記載の遊技機。
【0011】
手段3によれば、ベルト状体の両側方を開放状態とすることができ、別装置の配設を容易かつ確実に行うことができる。また、回転体を非円形状に形成することも可能となり、この場合、遊技機自体のコンパクト化を図ることもできる。
【0012】
手段4.外周面に識別情報の付された回転体と、
所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源と
を備え、前記回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
前記駆動源を前記回転体外部に設けるとともに、前記回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置を挿通状態で配設したことを特徴とする遊技機。
【0013】
手段4によれば、外周面に識別情報の付された回転体が、所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源によって回転、停止させられる。回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技が行われる。さて、手段1では、駆動源が回転体外部に設けられていることから、回転体の内部領域が駆動源によって阻害されることがない。従って、回転体内部におけるスペース上の自由度を高めることができる。また、回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置が挿通状態で配設されている。このため、別装置を個々の回転体に対して設ける場合に比べて、よりダイナミックな演出等の遊技演出を導出することが可能となる。しかも、別装置を個々の回転体に対して着脱する場合に比べて、複数の回転体に対し1度の着脱作業を行えば済む。そのため、着脱作業の著しい簡素化を図ることができる。
【0014】
手段5.外周面に識別情報の付された回転体と、
所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源と
を備え、前記回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
前記駆動源を前記回転体外部に設けるとともに、前記回転体を、前記駆動源の作動に伴って回転する少なくとも1つの駆動回転体と、少なくとも2つの従動回転体とによって回転可能に支持するよう構成し、前記回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置を挿通状態で配設したことを特徴とする遊技機。
【0015】
手段5によれば、外周面に識別情報の付された回転体が、所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源によって回転、停止させられる。回転体が並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技が行われる。さて、手段2では、駆動源が回転体外部に設けられていることから、回転体の内部領域が駆動源によって阻害されることがない。従って、回転体内部におけるスペース上の自由度を高めることができる。また、回転体が、駆動源の作動に伴って回転する少なくとも1つの駆動回転体と、少なくとも2つの従動回転体とによって回転可能に支持される構成となっているため、回転体の両側部を開放状態とすることができる。そして、回転体内部には、複数の回転体に跨るようにして1の別装置が挿通状態で配設されている。このため、別装置を個々の回転体に対して設ける場合に比べて、よりダイナミックな演出等の遊技演出を導出することが可能となる。しかも、別装置を個々の回転体に対して着脱する場合に比べて、複数の回転体に対し1度の着脱作業を行えば済む。そのため、着脱作業の著しい簡素化を図ることができる。
【0016】
手段6.少なくとも前記駆動回転体は駆動ギヤによって構成され、前記回転体の外周には、前記駆動ギヤの歯に噛合する歯が形成されていることを特徴とする手段5に記載の遊技機。
【0017】
手段6によれば、駆動源の作動に伴って駆動ギヤが回転し、該駆動ギヤの歯に外周の歯が噛合された回転体が回転する。このため、タイミングベルト等の別手段を介さずとも回転体の回転を導出することができ、全体として大型なものとなってしまうのを抑制できる。
【0018】
手段7.前記回転体の歯は、該回転体の幅方向両側に形成されていることを特徴とする手段6に記載の遊技機。
【0019】
手段7によれば、回転体の幅方向両側に形成された歯に駆動ギヤがそれぞれ噛合された状態で、回転体が回転される。このため、片側だけが噛合状態となっている場合に比べて、回転体の支持状態及び回転態様をより安定したものとすることができる。
【0020】
手段8.前記従動回転体のうちの少なくとも1つは従動ギヤによって構成され、該従動ギヤの歯も前記回転体の歯に噛合されていることを特徴とする手段6又は7に記載の遊技機。
【0021】
手段8によれば、従動回転体のうちの少なくとも1つは従動ギヤによって構成され、該従動ギヤの歯も回転体の歯に噛合されている。このため、回転体の回転態様がより一層安定したものとなる。
【0022】
手段9.前記駆動源は、前記回転体の上方に設けられていることを特徴とする手段4乃至8のいずれかに記載の遊技機。
【0023】
手段9によれば、駆動源が回転体よりも上方に位置する。ここで、駆動源にて生じる熱は、上方に伝達されやすいが、本手段9では、その熱が回転体に対し伝達されにくいものとなる。そのため、駆動源にて生じる熱で、回転体に悪影響が及ぶといった事態を回避できる。
【0024】
手段10.前記別装置は、前記回転体の外部において固定されていることを特徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機。
【0025】
手段10によれば、別装置が回転体の外部において固定されることから、回転体内部において固定される場合に比べて、着脱作業が行いやすいものとなる。また、固定部分における視認、作業のしやすさから、固定状態をより安定したものとすることができる。
【0026】
手段11.前記別装置は、移動可能に設けられていることを特徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機。
【0027】
手段11によれば、別装置が移動可能に設けられているため、該移動によって様々な演出を導出することが可能となる。その結果、今までにはないよりダイナミックな演出、面白味のある演出を行うことができ、ひいては、飛躍的な興趣の向上を図ることができる。なお、「前記別装置は、移動可能に設けられ、所定条件が成立した場合に、前記別装置が移動させられるよう構成」してもよい。
【0028】
手段12.前記別装置は、前記回転体の配列方向に移動可能に設けられていることを特徴とする手段1乃至11のいずれかに記載の遊技機。
【0029】
手段12によれば、別装置が回転体の配列方向に移動させられることで、今までにはない演出が導出される。例えば、ある回転体において、別装置の所定の演出部が対応する場合と、移動によりその隣の演出部が対応する場合とで演出態様が相違させられる等することで、面白味のある演出が可能となる。
【0030】
手段13.前記別装置は、前記回転体内の前後方向に移動可能に設けられていることを特徴とする手段1乃至12のいずれかに記載の遊技機。
【0031】
手段13によれば、別装置が回転体内の前後方向に移動させられることで、今までにはない演出が導出される。例えば、ある回転体内において、別装置が後部に位置する場合と、移動により前部に位置する場合とでは、遊技者にとっての印象が相違することがあり、これにより面白味のある演出が可能となる。
【0032】
手段14.前記別装置は、前記回転体内の上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする手段1乃至13のいずれかに記載の遊技機。
【0033】
手段14によれば、別装置が回転体内の上下方向に移動させられることで、今までにはない演出が導出される。例えば、ある回転体内において、別装置が下部に位置する場合と、移動により上部に位置する場合とでは、遊技者にとっての印象が相違することがあり、これにより面白味のある演出が可能となる。
【0034】
手段15.前記各回転体間には、所定の隙間が設けられていることを特徴とする手段1乃至14のいずれかに記載の遊技機。
【0035】
手段15のように各回転体間に所定の隙間が設けられている場合、該隙間に対応して前記別装置の演出部(例えば発光部)を位置させることで、隙間からも演出を行うことが可能となる。かかる意味で、今までにはない面白味のある演出を導出することができる。
【0036】
手段16.前記別装置は、演出装置であることを特徴とする手段1乃至15のいずれかに記載の遊技機。
【0037】
手段16によれば、遊技に面白味を付与するための演出装置を着脱するに際し、上述した設置上の作用効果が奏される。従って、演出装置自体が今までにはない配置構成を取らざるを得なかったり、大型のものであったりしたとしても、その設置を確保することが可能となる。また、今までにはない遊技演出も可能となり、遊技に新たな興趣をもたらすことも可能となる。
【0038】
手段17.前記演出装置は、発光装置であることを特徴とする手段16に記載の遊技機。
【0039】
手段17によれば、遊技者は、発光による演出を堪能することができる。
【0040】
手段18.前記発光装置は、少なくとも前記回転体の停止状態にあって外部から視認される識別情報に対応する位置に複数の発光部を備えていることを特徴とする手段17に記載の遊技機。
【0041】
手段18によれば、前記識別情報と発光部とをリンクさせた遊技演出を導出することができる。
【0042】
手段19.前記発光装置は、前記発光部間に、さらに別の発光部を具備することを特徴とする手段18に記載の遊技機。
【0043】
手段19によれば、発光部間に、さらに別の発光部が具備されることで、さらに面白味のある演出が可能となる。例えば、発光装置が手段12のように移動可能となっている場合には、発光による演出の態様にさらに厚みを持たせることができるし、また、手段15のように各回転体間に所定の隙間が設けられている場合には隙間からの発光態様を堪能せしめることも可能となる。
【0044】
手段20.前記演出装置は、表示装置であることを特徴とする手段16乃至19のいずれかに記載の遊技機。
【0045】
手段20によれば、遊技者は、表示による演出を堪能することができる。
【0046】
手段21.前記表示装置は、少なくとも前記回転体の停止状態にあって外部から視認される識別情報に対応する位置に複数の表示部を備えていることを特徴とする手段20に記載の遊技機。
【0047】
手段21によれば、前記識別情報と表示部とをリンクさせた遊技演出を導出することができる。
【0048】
手段22.前記表示装置は、前記表示部間に、さらに別の表示部を具備することを特徴とする手段21に記載の遊技機。
【0049】
手段22によれば、表示部間に、さらに別の表示部が具備されることで、さらに面白味のある演出が可能となる。例えば、表示装置が手段12のように移動可能となっている場合には、表示による演出の態様にさらに厚みを持たせることができるし、また、手段15のように各回転体間に所定の隙間が設けられている場合には隙間からの表示態様を堪能せしめることも可能となる。
【0050】
手段23.前記演出装置は、音声装置であることを特徴とする手段16乃至22のいずれかに記載の遊技機。
【0051】
手段23によれば、遊技者は、音声による演出を堪能することができる。例えば、従来ではありえなかった巨大スピーカを搭載することも可能となる。かかる意味で、よりダイナミックな演出も可能となり、一層の興趣の向上を図ることができる。
【0052】
手段24.前記回転体の外周面は所定の光透過性を有していることを特徴とする手段1乃至23のいずれかに記載の遊技機。
【0053】
手段24によれば、回転体の外周面が所定の光透過性を有しているため、回転体内部に別装置等が設けられる場合、別装置或いは別装置から放たれた可視光線を視認することができる。そのため、該視認による演出効果をより確実なものとすることができる。
【0054】
手段25.前記回転体は複数種の識別情報を予め定めた配列で循環表示するものであることを特徴とする手段1乃至24のいずれかに記載の遊技機。
【0055】
識別情報の配列順序が例えば閉ループを構成して循環表示するものであれば、遊技者が積極的に所定の識別情報を狙って操作することができる。また、遊技者の技術介入を促進する上ではその可変表示速度が一定であることが一層好ましい。なお、循環表示される複数種の識別情報として一巡する間に同一種の識別情報が含まれていてもよいことはいうまでもない。また、「前記回転体は、並列状態で複数配設されていること」としてもよい。
【0056】
手段26.前記識別情報は図柄であることを特徴とする手段1乃至25のいずれかに記載の遊技機。
【0057】
手段26のように、識別情報としては、数字、絵、文字、記号等による図柄とするのが、遊技者の判断の容易性の点で好ましい。また、種類の異なる図柄については、その大きさや色に変化を与えることが、変動中の図柄種別の判別を容易ならしめる上で好ましい。
【0058】
手段27.手段1乃至26のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ遊技機であること。中でも、パチンコ遊技機の基本構成としては、操作ハンドルを備えていてそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞することを必要条件として可変表示装置の主表示部において変動表示されている識別情報が所定時間後に確定停止表示されること等が挙げられる。また、特別遊技状態発生時には遊技領域内の所定の位置に配置された可変入賞装置が所定の態様で開放されて遊技球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含む)が付与されることが挙げられる。この場合において、前記回転体により前記可変表示装置の主表示部が構成される。
【0059】
手段28.手段1乃至26のいずれかにおいて、遊技機は回胴式遊技機であること。ここで、回胴式遊技機の構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列(具体的には回転体としてのリールであり、識別情報はリールに付されたシンボルである)を変動表示(具体的にはリールの回動である)した後に識別情報を確定停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えた回胴式遊技機」となる。なお、回胴式遊技機にあっては、前記リール等を具備する可変表示手段を可変表示装置として捉えてもよいし、前記リールとは別途設けられ、前記識別情報に対応する(疑似的な対応であってもよい)識別情報を表示可能な表示装置(例えば液晶表示装置)をここにいう可変表示装置として捉えてもよい。なお、この場合、可変表示装置は、遊技機本体を画定する本体ボックスに設置される。
【0060】
手段29.手段1乃至26のいずれかにおいて、遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列(具体的には回転体としてのリールであり、識別情報はリールに付されたシンボルである)を変動表示(具体的にはリールの回動である)した後に識別情報を確定停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、前記識別情報の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機」となる。なお、かかる遊技機にあっては、前記リール等を具備する可変表示手段を可変表示装置として捉えてもよいし、前記リールとは別途設けられ、前記識別情報に対応する(疑似的な対応であってもよい)識別情報を表示可能な表示装置(例えば液晶表示装置)をここにいう可変表示装置として捉えてもよい。
【0061】
以下に、遊技機を回胴式遊技機、具体的にはスロットマシンに適用した場合の一実施の形態につき図面に基づいて説明する。
【0062】
図1に示すように、スロットマシンの筐体11には、前面扉12がその左辺部を回動軸として回動可能に取り付けられている。本実施の形態では筐体11及び前面扉12等により本体が構成されている。筐体11の内部には、3つの回胴ユニット13が横並びに配設されている。各回胴ユニット13は、回転体としてのリール40を1つずつ備え、各リール40の外周部には複数の図柄(識別情報)が描かれている。3体のリール40が停止した状態では、その正面側に位置する合計9つの図柄(左右方向3つ×上下方向3つ)が前面扉12に設けられた視認部としての表示窓14を介して遊技者に視認されるようになっている。尚、3つの回胴ユニット13は図柄の種類配置状態等を除いて全て同じ構造となっている。
【0063】
図2は組み立てられた回胴ユニット13の正面図であり、図3は筐体11内における回胴ユニット13の模式図である。図2,3に示すように、各回胴ユニット13は、水平方向(前後方向)に延びる上下一対の支持板15,16を備えている。かかる支持板15,16は、筐体11の奥壁から前方へ延びるよう設けられていてもよいし、筐体11を上下に仕切る棚部17上に設けられ、側面略コ字状をなす支持フレームの一部によって構成されていてもよい。
【0064】
下部の支持板16上には、従動ギヤユニット21が前後対をなすようにして設けられている(図2では、前部の従動ギヤユニット21のみが示されている)。各従動ギヤユニット21は、前記下部の支持板16から立設された左右一対のブラケット22と、該ブラケット22に回転可能に支持された従動ギヤ23(24)とを備えている。従動ギヤ23,24は、ブラケット22に対し図示しないベアリング機構を介して回転可能に支持された軸25と、該軸25の両側部に取付けられた一対の従動ギヤ本体26とからなる。従動ギヤ本体26の外周面には、歯26aが形成されている。
【0065】
上部の支持板15には、前記2つの従動ギヤユニット21の前後方向の中間位置に対応して駆動ギヤユニット31が設けられている。この駆動ギヤユニット31は、前記上部の支持板15から立設された左右一対のブラケット32と、該ブラケット32に回転可能に支持された駆動ギヤ33とを備えている。駆動ギヤ33は、ブラケット32に対し図示しないベアリング機構を介して回転可能に支持された軸34と、該軸34の両側部に取付けられた一対の駆動ギヤ本体35と、前記軸34の長手方向中間部分に取付けられた傘歯車36とからなる。駆動ギヤ本体35の外周面には、歯35aが形成されている。
【0066】
前記駆動ギヤ33には、駆動源としてのステッピングモータ37からの回転駆動力が伝達されるようになっている。すなわち、上部の支持板15には、ステッピングモータ37が取付けられており、その出力軸が前方へ延びている。出力軸の先端に傘歯車38が取付けられており、該傘歯車38が前記駆動ギヤ33の傘歯車36に噛合されている。これにより、ステッピングモータ37の出力軸の回転とともに、駆動ギヤ33が回転するよう構成されている。
【0067】
本実施の形態では、前記駆動ギヤ33と、それよりも下方に位置する前後一対の従動ギヤ23,24とによって、リール40が回転可能に支持されている。次に、該リール40の構成について説明する。リール40は、左右一対のリール枠41,42を有している。左右リール枠41,42は、比較的剛性の高い樹脂材料により構成され、円環状をなしている。左右リール枠41,42間において、帯状フィルム43が環状に取付けられている。帯状フィルム43の表面には、略等間隔毎に付された計21個の図柄と、これら図柄の周囲を埋める背景とが印刷されている(いずれも図示略)。21個の図柄は、帯状フィルム43で短円筒を構成したときにその円筒面上に等間隔にて一列に並ぶように配列されている。帯状フィルム43に印刷された背景は、外からリール40内を透かし見ることを防止しつつ各図柄目立たせるような配色及び地模様で構成されている。尚、「図柄」とは、いわゆるキャラクタデザインを指し、例えば、動植物、数字、文字、図形、記号その他のものを図案化した識別マーク、又は視覚的識別情報を指す。
【0068】
前記左右リール枠41,42は、前記帯状フィルム43を取着保持するための保持部44と、該保持部44の側部に一体形成され、保持部44よりも小径のギヤ部45とを備えている。ギヤ部45の表面には歯45aが形成されており、該歯45aが、前記駆動ギヤ本体35の歯35a及び従動ギヤ本体26の歯26aに噛合されている。
【0069】
前記ステッピングモータ37は、その内部磁気構造を構成するロータが24ステップで1回転する設計仕様となっているが、当該モータ37内には前記ロータと出力軸との間に1/2ギヤ減速機構が組み込まれており、最終的には48ステップで出力軸が1回転する48パルスタイプのステッピングモータとなっている。
【0070】
かかるステッピングモータ37に対する給電制御は、回胴ユニット13の外に設けられた制御基板としての駆動制御回路(図示略)によって行われる。この駆動制御回路は、リール40の回転状況に関する情報(例えば単位時間当り回転数)を参照してモータ37のステッピング動作をフィードバック制御する。このため、各回胴ユニット13には図示しない原点角度位置検出手段が設けられている。
【0071】
上述したように、筐体11の内部には、3つの回胴ユニット13が横並びに配設されており、それらに対応する3つのリール40も並列状態で配置されている。中心部分において回転可能に支持するべく、ハブ部、リング部、両者を連結する連結部を備えていた従来のリールとは異なり、本実施の形態では、各リール40の側部が完全なる開口状態となっている。本実施の形態では、かかる並列状態にある3つのリール40の内部に対し、別装置としての1つのバックライト用光源51が挿通状態で配設されている。
【0072】
図4に示すように、バックライト用光源51は、基板部52と、該基板部52に設けられた複数の光源部53とを備えている。光源部53は、前記3つのリール40が停止した状態において、その正面側に位置する合計9つの図柄(左右方向3つ×上下方向3つ)に対応する位置に設けられている。本実施の形態では、バックライト用光源51は、その基板部52両側において、図示しないブラケット等を介して前記棚部17或いは筐体11内壁に固定されている。
【0073】
次に、本実施の形態において奏される作用効果について説明する。
【0074】
本実施の形態では、ステッピングモータ37がリール40の外部において上部の支持板15に固定されている。このため、リール40の内部領域がモータ29によって阻害されることがない。しかも、前記リール40は、ステッピングモータ37の出力軸の回転に伴って回転する駆動ギヤ33と、2つの従動ギヤ23,24とによって回転可能に支持される構成となっているため、リール40の両側部を開放状態とすることができる。従って、リール40内部に前記バックライト用光源51を設けようとした場合に、その設置を妨げるものがなく、リール40内部におけるスペース上の自由度を飛躍的に高めることができる。
【0075】
特に、バックライト用光源51は、3つのリール40内部に、跨るようにして挿通配置されている。このため、光源を個々の回転体に対して設けざるを得なかった従来技術に比べて、よりダイナミックな演出等の今までにはない遊技演出を導出することが可能となる。しかも、光源を個々の回転体に対して着脱する場合に比べて、1度の着脱作業を行えば済む。そのため、着脱作業の著しい簡素化を図ることができる。
【0076】
また、リール40側のギヤ部45が、該リール40の幅方向両側に設けられているため、片側だけが噛合状態となっている場合に比べて、リール40の支持状態及び回転態様をより安定したものとすることができる。
【0077】
さらに、ステッピングモータ37がリール40の上方に設けられている。ここで、ステッピングモータ37にて生じる熱は、上方に伝達されやすいが、本実施の形態では、その熱がリール40に対し伝達されにくいものとなる。そのため、ステッピングモータ37にて生じる熱で、リール40に悪影響が及ぶといった事態を回避できる。
【0078】
以下、他の実施形態について説明する。
【0079】
(a)上記実施の形態では、バックライト用光源51を筐体11内部に固定する場合について具体化しているが、移動可能に設けることとしてもよい。例えば、図5に示す例では、3つのリール40に挿通状態で配設されたバックライト用光源61が左右方向に移動可能に設けられている。このバックライト用光源61は、1つの基板部62と、発光態様のそれぞれ相違する3種類の光源部63,64,65とを備えている。従って、このように構成されてなるバックライト用光源61を左右方向に所定距離ずつ移動させることで、1つのリール40につき、3種類の発光態様での照射を行うことができる。これにより、種々の演出を行うことができる。例えば、通常遊技状態にあっては、同図に示す位置状態とし、大当たり状態等の遊技者に有利な特別遊技状態が発生した場合には、通常遊技状態からバックライト用光源61を右側に移動させた状態とし、さらに大当たり状態とは異なる遊技者にとって好ましい状態(例えばアシストタイム状態)が発生した場合には、通常遊技状態からバックライト用光源61を左側に移動させた状態とすることが考えられる。勿論、このような演出に限られるものではなく、種々のナビゲーション演出等にも採用することができる。
【0080】
(b)また、図6に示すように、バックライト用光源71を3つのリール40内において、前後方向(図では左右方向)に移動可能に設けることとしてもよい。例えば、通常状態中においては、図6に示すように、バックライト用光源71をリール40内の後部に配置するとともに、上下方向中段のランプのみを点灯させるようにし、大当たりフラグが成立した場合には、バックライト用光源71をリール40内の前部に位置するようにし、上中下段のランプ全てを点滅或いは点灯させることで演出を行うこととしてもよい。
【0081】
(c)さらに、バックライト用光源を上下方向に移動可能に設けることとしてもよい。
【0082】
(d)上記実施の形態ではバックライト用光源51を配設することについて言及しているが、それ以外にも、他の電気機器や、他の演出のための装置を設けることとしてもよい。他の演出のための装置としては、上記した光源51等の発光装置の外にも、ドットマトリックス表示装置等の表示装置を挙げることができる。この場合、リール40の帯状フィルム43の所定の図柄に対応するようにして、透孔、スリット、透視部等を設けることとするのが望ましい。これにより、表示部に表示される表示対象を外部から視認することができ、今までにはない面白味を堪能できる。もちろん、ドットマトリックス表示装置以外にも、セグメント表示装置、液晶表示装置等の表示装置を設けることとしてもよい。尚、表示装置の表示態様によって、遊技者をアシスト(補助)するようにしてもよい。この場合、「表示装置は、遊技者の遊技を補助するための遊技補助装置」となる。かかる遊技補助装置としては、停止タイミングを教示するもの、図柄を教示するもの等が挙げられる。
【0083】
(e)また、視覚的態様で演出する装置以外にも、聴覚的態様、すなわち、音声で演出する装置(例えばスピーカ)を設けることとしてもよい。この場合、3つのリール40に対し、1つの大きなスピーカを設置することで、今までにはない巨大なスピーカを設置できることとなり、迫力のある演出を導出することが可能となる。もちろん、上述した各装置を複合して設けることとしてもよい。
【0084】
(f)さらに、上述した演出装置に限られるものではなく、各種制御基板を別装置として設けることとしてもよい。このように制御基板を設けた場合には、複雑な制御が絡む比較的大型の制御基板であっても容易に設置することが可能となり、ひいては、制御性、遊技性の向上を図ることができる。尚、制御基板としては、単数であってもよいし、複数からなることとしてもよい。また、複数の制御基板を設ける場合、互いに異なる角度で設けることも可能となる。なお、制御基板の例としては、主たる遊技を司る主基板の外にも、リール制御基板等を挙げることができる。さらには、発光装置、表示装置、音声装置等の演出装置を設ける場合には、発光制御基板、表示制御基板、音声制御基板等を設けることとしてもよい。
【0085】
(g)上記実施の形態では特に言及していないが、各リール40間に隙間を設け、該隙間においても上記別装置を用いて演出を行うこととしてもよい。
【0086】
(h)上記実施の形態では、駆動源としてステッピングモータ37を設けることとしているが、他のモータ等をリール40の外部に設けることとしてもよい。
【0087】
(i)上記実施の形態では、上部の支持板15にステッピングモータ37を設けることとしているが、別の部位に設けることとしてもよい。例えば、下部の支持板16に設けることとしてもよい。
【0088】
(j)上記実施の形態では、1つの駆動ギヤ33及び2つの従動ギヤ23,24で1つのリール40を支持する構成としているが、駆動ギヤの数は2つ以上であってもよいし、この場合従動ギヤの数は1つ或いは3つ以上であってもよい。また、1つの駆動ギヤ33及び3つ以上の従動ギヤでリール40を支持することとしてもよい。要するに、回転体を回転可能に支持でき、駆動源の回転駆動力を回転体に伝達できる構成となっていればよく、かかる意味で必ずしも上記実施の形態のような構成に限定されるものではない。
【0089】
(k)各リール40に付される図柄としては、絵、数字、文字等に限らず、幾何学的な線や図形等であってもよい。また、光や色等によって図柄を構成することも可能であるし、立体的形状等によっても図柄を構成し得るし、これらを複合したものであっても図柄を構成し得る。即ち、図柄は識別性を有した情報(識別情報)としての機能を有するものであればよい。
【0090】
(l)遊技機として回胴式遊技機、特にスロットマシン1について具体化した例を示したが、リール等からなる表示手段を備えたパチンコ機に具体化してもよい。また、スロットマシンとパチンコ機とを融合した形式の遊技機に適用してもよい。即ち、スロットマシンのうち、メダル投入及びメダル払出機能に代えて、パチンコ機のような球投入及び球払出機能をもたせた遊技機としてもよい。かかる遊技機をスロットマシンに代えて使用すれば、遊技ホールでは球のみを遊技価値として取り扱うことができるため、パチンコ機とスロットマシンとが混在している現在の遊技ホールにおいてみられる、遊技価値たるメダルと球との別個の取扱による設備上の負担や遊技機設置個所の制約といった問題を解消し得る。また、リールのサイズに関し小型化を図ることができるため、全体としての小型化、コンパクト化を図ることができる。その結果、上記遊技機を設計する上で都合がよいというメリットもある。
【0091】
(m)リール40の片側にのみ歯が形成されていてもよい。
【0092】
(n)複数本のバックライト用光源を、3つのリール40内部に、跨るようにして挿通状態で配設することとしてもよい。
【0093】
(o)上記実施の形態では、駆動源(ステッピングモータ37)をリール40の外部に設ける場合について具体化している。これに対し、駆動源を回転体内部に設ける場合について具体化することも可能である。例えば、回転体としてベルト状体を採用し、当該ベルト状体を上下一対のローラに架けて支持することとしてもよい。この場合、一方のローラが駆動ローラとなり駆動源からの駆動力が伝達され、他方のローラが従動ローラとしてもよい。
【0094】
このような構成とすることで、ベルト状体の両側方を開放状態とすることができ、別装置の配設を容易かつ確実に行うことができる。また、回転体を側面から見て非円形状に形成することも可能となり、この場合、遊技機自体のコンパクト化を図ることもできる。特に、遊技機の奥行き幅を大きくとれないような事情が存在する場合、このような構成は有効である。
【0095】
【発明の効果】
本願発明の遊技機によれば、今までにはない遊技演出を導出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるスロットマシンの筐体内部の概要を示す斜視図である。
【図2】回胴ユニットを示す正面図である。
【図3】筐体内のリール等の配置構成を示す概略模式図である。
【図4】バックライト用光源及びリールを模式的に示す概略正面図である。
【図5】別の実施の形態におけるバックライト用光源及びリールを模式的に示す概略正面図である。
【図6】(a),(b)は別の実施の形態におけるバックライト用光源及びリールを模式的に示す概略側面図である。
【符号の説明】
11…本体を構成する筐体、12…本体を構成する前面扉、13…回胴ユニット、21…従動ギヤユニット、23,24…従動回転体としての従動ギヤ、26…従動ギヤ本体、26a…歯、33…駆動回転体としての駆動ギヤ、35…駆動ギヤ本体、35a…歯、37…駆動源としてのステッピングモータ、40…リール、45…ギヤ部、45a…歯、51,61,71…別装置、演出装置、発光装置を構成するバックライト用光源、53,63,64,65…光源部。

Claims (4)

  1. 外周面に識別情報の付された回転体と、
    所定の回転角度毎に回転駆動及び停止可能な駆動源とを備え、
    前記回転体が左右方向に並列状態で複数配設され、該回転体の回転に基づいて遊技を行うよう構成された遊技機であって、
    前記駆動源を前記回転体外部に設けるとともに、
    前記回転体内部には、並列状態で配列された全ての回転体に跨るようにして、バックライト用光源を挿通状態で、かつ、左右方向にはみ出し状態で配設し、
    前記バックライト用光源は、前記回転体に対し左右方向に移動可能に設けられており、発光態様のそれぞれ相違する複数種類の光源部を備えるとともに、前記はみ出し部分においても光源部を備え、
    当該バックライト用光源を前記左右方向に所定距離ずつ移動させることで、全ての回転体に関し、各回転体につき、複数種類での発光態様による演出を導出可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記回転体を、前記駆動源の作動に伴って回転する少なくとも1つの駆動回転体と、少なくとも2つの従動回転体とによって回転可能に支持するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記駆動源は、前記回転体の上方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記バックライト用光源は、さらに、上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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