JP5126098B2 - リールユニット - Google Patents

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Description

この発明は、パチンコ機やスロットルマシンに組込まれるリールユニットに関する。
パチンコ機に組込まれるリールユニットとして特許文献1に記載されたものが従来から知られている。このリールユニットは、遊技板の背面に取付けられるケーシングの内部に複数の表示リールを同一軸線上に配置して回転自在に支持し、表示リールのそれぞれをモータにより単独に回転させ、上記表示リールの停止により、表示リールの外周に設けられた特別図柄が特定の停止表示態様で停止表示された時、大当たりの遊技状態として、特別可変入賞装置の入口を塞いでいた扉を予め定められた作動条件に従って開閉させるようにしている。
リールユニットは、上記のような特別可変入賞装置の入口を塞ぐ蓋体の開閉制御用に用いることの他に、液晶表示装置等の図柄表示装置と併用して、リーチや大当たりの前兆演出を行なうという使用や、大当たり後の再抽選を行なうという使用にも使われるようになってきている。
特開平10−328372号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたリールユニットにおいては、表示リールの内周面に形成されたギヤ部にモータを駆動源として回転される駆動ギヤと従動ギヤとを噛合し、その駆動ギヤと表示リールの半径方向に移動自在に支持され、スプリングにより半径方向内方に付勢された押圧ローラとで表示リールを挟持し、かつ、上記従動ギヤと表示リールの半径方向に移動自在に支持され、スプリングにより半径方向内方に付勢された押圧ローラとで表示リールを挟持して、表示リールを回転自在に支持するようにしているため、表示リールの組付けに際しては、押圧ローラのそれぞれを駆動ギヤおよび従動ギヤから離反させ、その離反状態を保持して表示リールを組付ける必要があり、リールユニットの組立てに非常に手間が係るという問題がある。
この発明の課題は、組立ての容易なリールユニットを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、前側部に図柄表示部が形成されたケーシングと、そのケーシングの内部において同一軸線上に配置され、外周に複数の図柄が付された複数の円筒状の表示リールと、モータを駆動源として前記表示リールの後側方から表示リールのそれぞれを単独に回転駆動する表示リールと同数のギヤ駆動機構とからなり、前記ケーシングを上下に分割して、上部が開放するケース本体と、そのケース本体に被せる蓋体を設け、そのケース本体の内部には前記各表示リールの両端部外周を回転自在に支持する半円筒状のラジアル軸受面と、各表示リールの端面と軸方向で対向するスラスト軸受面を設け、前記蓋体には、表示リールをラジアル軸受面に対して接触状態に保持する保持部を設けた構成を採用したのである。
ここで、蓋体はケース本体にねじ止めにより着脱自在に結合してもよく、あるいは、ヒンジによって開閉自在に連結してもよい。
上記の構成からなるリールユニットにおいて、複数の表示リールをケース本体の上側から内部に落とし込むことにより表示リールの両端部は一対のラジアル軸受面によって回転自在に支持されることになる。そして、ケース本体の上側に蓋体を被せると、その蓋体に設けられた保持部によって表示リールの浮き上がりが阻止され、表示リールは両端部がラジアル軸受面に回転自在に支持される状態に保持されることになり、リールユニットを極めて簡単に組立てることができる。
ここで、表示リールを、軸方向の両端に小径筒部を有し、一方の小径筒部の外周にギヤ駆動機構から回転トルクが伝達される外歯が形成された透明な合成樹脂の成形品から成る円筒状のリール本体と、そのリール本体の他方の小径筒部に嵌合される筒部を外周に有し、その筒部の一端から内向きにフランジが形成された滑り抵抗の小さい合成樹脂の成形品からなるキャップとで形成し、上記キャップが前記スラスト軸受面と対向するようにしてケーシング内に表示リールを組込むことにより、スラスト軸受面に対する滑り抵抗の小さい合成樹脂製キャップの接触によって回転抵抗の低減を図ることができ、表示リールをスムーズに回転させることができる。
また、ケース本体の左右に位置する一対の端板のそれぞれに、その端板の上面で開放する基板支持溝を形成し、前記表示リールのそれぞれ内部に挿通されて上記基板支持溝に両端部が差し込み支持されたリール中基板に表示リールのそれぞれを内部から前側に向けて照明する発光体を設けると、その発光体によって表示リールの前側部を照明することができるため、図柄表示部で停止する図柄の視認性を高めることができる。
また、リール中基板に、各表示リールのフランジの一側方に配置される発光素子およびフランジの他側方に配置される受光素子からなる原点位置検出センサを支持し、上記フランジの内周に原点位置検出センサの検出光を遮断する遮光部を設けることにより、上記原点位置検出センサによって表示リールの原点位置を検出することができるため、表示リールを駆動するモータの回転角を容易に回転制御することができる。
ここで、ケーシングの端板が薄肉厚であると、原点位置検出センサを形成する発光素子と受光素子のうち、上記端板側に配置される素子は、その端板の外表面から外部に露出する取付けとなり、リールユニットの組付け時に障害物に衝突して破損する危険がある。そこで、ケース本体および蓋体における端板の外表面にリール中基板の両端部を覆う保護突起を設けると、リールユニットの組付け時に上記素子が障害物に衝突するのを防止することができ、素子の破損防止に効果を挙げることができる。
上記のように、この発明においては、ケース本体にラジアル軸受面とスラスト軸受面を設け、そのケース本体に被せる蓋体に表示リールをラジアル軸受面に対して接触状態に保持する保持部を設けたことにより、複数の表示リールをケース本体の上側から内部に落とし込み、蓋体を被せる極めて簡単な作業によってリールユニットを組立てることができる。
また、ケース本体に一対のラジアル軸受面とスラスト軸受面を設けて表示リールを回転自在に支持したことにより、ケーシング内部に組込まれた駆動ギヤと押圧ローラおよび従動ギヤと押圧ローラで表示リールを回転自在に支持するリールユニットに比較して、部品点数が少なく、しかも、ケーシング内部にギヤや押圧ローラを組込むためのスペースを確保する必要がないため、小型のリールユニットを得ることができる。
(a)は、この発明に係るリールユニットの斜視図、(b)は、遮蔽リールの開放状態を示す斜視図 図1(a)の横断平面図 図1(b)の縦断正面図 図2のIV−IV線に沿った断面図 (c)は、図2のV−V線に沿った断面図、(d)は、(c)に示す遮蔽リールを回転させて開口部を表示窓に対向させた状態の断面図 図2のVI−VI線に沿った断面図 図2の一部を拡大して示す断面図 ケース本体の一部、表示リールおよび遮蔽リールのそれぞれを示す分解斜視図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)および(b)は、パチンコ機の遊技盤の背面に取付けられるリールユニット1を示す。このリールユニット1は、ケーシング10を有し、そのケーシング10の内部に2つのリール収容空間11が軸方向に間隔をおいて設けられ、各リール収容空間11の前側壁に角形の図柄表示部としての表示窓12が設けられている。
リール収容空間11のそれぞれ内部には表示リール30が組込まれている。図3および図8に示すように、表示リール30は、円筒状のリール本体31と、そのリール本体31の一端部に嵌合されたキャップ32とからなる。リール本体31は透明な合成樹脂により成形され、外周の両端部には一対の環状突部33が形成され、その一対の環状突部33間における外周面に複数の図柄34が周方向に等間隔に設けられている。
図柄34の形成に際しては、図柄34が印刷されたテープをリール本体31の外周に巻付けるようにしてもよく、あるいは、リール本体31に図柄34を直接設けるようにしてもよい。
また、リール本体31の両端部には小径筒部35、36が設けられ、一方の小径筒部35の外周には外歯37が形成され、他方の小径筒部36には上記キャップ32が嵌合されている。
キャップ32は、小径筒部36の外周に嵌合される筒部32aの一端部から内向きにフランジ32bを設けた滑り抵抗の小さい合成樹脂の成形品からなり、上記フランジ32bの内周には略半円形に遮光部32cが設けられ、その遮光部32cの両端縁間は通光部32dとされている。
図2および図3に示すように、一対の表示リール30は、外歯37を外周に有する小径筒部35が軸方向で対向する組み込みとされて同一軸線上の配置とされ、各表示リール30の外側に円筒状の遮蔽リール40が嵌合されている。
遮蔽リール40の軸方向長さは表示リール30の軸方向長さより短く、その遮蔽リール40の両端から表示リール30の両端部が外側に突出している。
図5(c)および図8に示すように、遮蔽リール40には、表示リール30の図柄34を露出状態とする開口部41と、上記図柄34を被覆可能とする不透明な蓋体部42とが周方向に連続して設けられ、上記蓋体部42の表面は軸方向に凸円状の湾曲面とされている。
また、遮蔽リール40の外周には、軸方向の略中央部にセクタギヤ43が設けられている。一方、リール収容空間11の後側壁には、上記セクタギヤ43と対向する位置に上下方向に延びる縦孔44が形成されている。
図1(a)、(b)および図3に示すように、ケーシング10は、表示リール30の軸線を含む平面に沿って上下に2分割され、その分割によって形成されたケース本体13と蓋体14は、ねじの締付けによる手段を介して結合一体化されており、ケース本体13に対して蓋体14が着脱し得るようになっている。
図7および図8に示すように、ケース本体13に形成されたリール収容空間11の軸方向両端部には、表示リール30の両端部を回転自在に支持する一対の半円筒状の小径のラジアル軸受面15、15と、遮蔽リール40の両端部を回転自在に支持する一対の半円筒状の大径のラジアル軸受面16、16とが設けられている。
また、リール収容空間11には、表示リール30におけるキャップ32のフランジ32bと微小間隙を介して軸方向で対向するスラスト軸受面17および遮蔽リール40の両端面と微小間隙を介して軸方向で対向するスラスト軸受面18とが設けられている。
一方、蓋体14には、図1(b)および図6に示すように、表示リール30の軸方向両端部の浮き上がりを防止して、表示リール30の両端部における下部外周面を小径ラジアル軸受面15と接触状態に保持する保持部19、および、遮蔽リール40の互いに対向する内端側の端部の浮き上がりを防止して遮蔽リール40の両端部における下部外周面を大径ラジアル軸受面16と接触状態に保持する保持部20が設けられている。
ここで、保持部19、20は、図1(b)および図6において、蓋体14の軸方向中央部に示されるように、表示リール30および遮蔽リール40の端部外周に沿う円弧状壁からなるものであってもよく、あるいは、蓋体14の両端部に示されるように、表示リール30の外周上部から接線方向に延びる平板からなるものであってもよい。また、図では省略したが表示リール30および遮蔽リール40の端部外周に沿う円弧状の突片からなるものであってもよく、あるいは、周方向に間隔をおいて設けられる複数の突起から成るものであってもよい。
図2および図3に示すように、ケース本体13の左右に位置する一対の端板13aおよび蓋体14の左右に位置する一対の端板14aには、その衝合面で開口する基板支持溝21が設けられ、その基板支持溝21に両端部が差し込み支持されたリール中基板22は一対の表示リール30のそれぞれ内部を挿通し、そのリール中基板22に表示リール30のそれぞれを内部から前側に向けて照明する発光体としての発光ダイオード23が支持されている。
また、リール中基板22には、表示リール30の原点位置を検出する原点位置検出センサ24が支持されている。原点位置検出センサ24は、発光素子24aと受光素子24bからなる。発光素子24aは、表示リール30の端部に嵌合されたキャップ32のフランジ32bの外側方に配置され、受光素子24bは上記フランジ32bの内側方に配置されて、その発光素子24aと受光素子24b間にキャップ32の遮光部32cが通過可能な間隔が設けられ、上記遮光部32cが発光素子24aの光路を遮断した際に、原点位置検出センサ24は検出信号を図示省略した制御装置に出力するようになっている。
なお、発光素子24aおよび受光素子24bの配置は上記の配置に限定されるものではなく、発光素子24aをフランジ32bの内側方に配置し、受光素子24bをフランジ32bの外側方に配置してもよい。
ここで、発光素子24aの幅寸法は、端板13a、14aの肉厚より大きく、一部が上記端板13a、14aの外表面から外部に臨む配置とされている。このため、ケーシング10を遊技盤に組付ける際に、発光素子24aが障害物に衝突して破損する危険がある。そのような不都合を解消するため、端板13a、14aの外表面にリール中基板22の端部並びに発光素子24aの端部を覆う保護突起25を形成して、発光素子24aの保護を図るようにしている。
図2に示すように、ケーシング10の背面側にはギヤケース50がねじ止めされている。ギヤケース50内には一対の表示リール30をそれ単独に回転駆動する第1のギヤ駆動機構60と、一対の遮蔽リール40を同時に回転駆動する第2のギヤ駆動機構70が組込まれている。
第1のギヤ駆動機構60は一対の表示リール30のそれぞれに対応して設けられ、その2つのギヤ駆動機構60は同一の構成であるため、一方のギヤ駆動機構60のみを以下に説明し、他方のギヤ駆動機構60については、同一部品に同一の符号を付して説明を省略する。
第1のギヤ駆動機構60は、表示リール30の外歯37に噛合する駆動ギヤ61と、その駆動ギヤ61を駆動するステッピングモータ62とからなり、そのステッピングモータ62により駆動ギヤ61を回転し、その駆動ギヤ61の回転を外歯37に伝達して、表示リール30を回転させるようにしている。
第2のギヤ駆動機構70は、遮蔽リール40に平行配置された回転可能なギヤ軸71に、遮蔽リール40のそれぞれのセクタギヤ43と噛合する2枚の従動ギヤ72、72を固定し、上記一方の従動ギヤ72をステッピングモータ74の回転軸に固定された駆動ギヤ75に噛合し、上記ステッピングモータ74の駆動によりギヤ軸71を回転し、その回転を従動ギヤ72からセクタギヤ43に伝達して遮蔽リール40を回転させるようにしている。
ステッピングモータ74は、遮蔽リール40の蓋体部42がケーシング10の表示窓12に臨む位置と開口部41が上記表示窓12に臨む位置との間で遮蔽リール40を回転させるようになっており、蓋体部42が表示窓12に臨むと、表示リール30の図柄34が蓋体部42で隠蔽され、一方、開口部41が表示窓12に臨むと、その開口部41および表示窓12から図柄34を視認することができるようになっている。
実施の形態で示すリールユニット1は上記の構造からなり、その使用に際しては、例えば、遊技球が始動入賞口に入賞した際、あるいは、パチンコ機の上皿等に設けられた押釦スイッチが遊技者により押し込まれてオンにされた際等に、第2のギヤ駆動機構70のステッピングモータ74が始動されるようにする。
いま、ステッピングモータ74が駆動されると、その回転は駆動ギヤ75から従動ギヤ72に伝達されるため、ギヤ軸71が回転し、その回転は従動ギヤ72からセクタギヤ43に伝達され、遮蔽リール40が回転して、図1(b)および図5(d)に示すように、開口部41が表示窓12に臨む状態となる。
また、ステッピングモータ74の駆動と同時、または、駆動開始後において、第1のギヤ駆動機構60におけるステッピングモータ62が駆動する。そのステッピングモータ62の駆動により、駆動ギヤ61が回転され、その駆動ギヤ61の回転は表示リール30の外歯37に伝達されるため、表示リール30が回転する。
上記表示リール30が回転し、キャップ32の遮光部32cが原点位置検出センサ24の発光素子24aの光軸を遮断すると、原点位置検出センサ24は図示省略した制御装置に検出信号を出力する。
制御装置は原点位置検出センサ24から入力される検出信号によりステッピングモータ62の回転角を制御する。そのステッピングモータ62の回転角が設定された回転角になると、図1(b)に示すように、表示リール30の外周に設けられた複数の図柄34の1つが表示窓12と対向する位置で表示リール30が停止される。
表示リール30が停止すると、第2のギヤ駆動機構70におけるステッピングモータ74が上記と逆方向に回転し、遮蔽リール40が逆方向に回転し、図1(a)および図5(c)に示すように、蓋体部42が表示窓12に臨むと、ステッピングモータ74が停止する。
上記のようなリールユニット1の動作時、表示リール30は、図7に示すように、その両端部の下部外周面が小径ラジアル軸受面15に支持される状態において回転するため、スムーズに回転する。また、表示リール30の回転時、キャップ32のフランジ32bがスラスト軸受面17に接触して回転する場合がある。このとき、キャップ32は滑り抵抗の小さい合成樹脂によって形成されているため、回転抵抗は小さく、この場合も、表示リール30はスムーズに回転することになる。
上記リールユニット1において、ケーシング10内に対する表示リール30および遮蔽リール40の組付けに際しては、蓋体14を取外した状態において、一対の表示リール30の外側に遮蔽リール40を嵌合し、かつ、表示リール30の内側にリール中基板22を挿通し、その一対の表示リール30および遮蔽リール40をケース本体13の上側からリール収容空間11内に落とし込むと共に、リール中基板22を基板支持溝21に差し込むようにする。
上記一対の表示リール30の落とし込みにより、表示リール30の両端部は一対の小径ラジアル軸受面15によって回転自在に支持され、また、遮蔽リール40の両端部は大径ラジアル軸受面16によって回転自在に支持されることになる。その支持状態において、ケース本体13の上側に蓋体14を被せてねじ止めすると、その蓋体14に設けられた保持部19によって表示リールの浮き上がりが阻止されることになり、表示リール30および遮蔽リール40の組込みが完了する。
上記のように、遮蔽リール40が嵌合された表示リール30をリール収容空間11内に落とし込みする作業と、蓋体14をねじ止めする作業によってケーシング10を組み立てることができるため、リールユニット1を極めて簡単に組立てることができる。
また、実施の形態では、表示リール30の両端部をケース本体13に形成された円筒状のラジアル軸受面15で回転自在に支持しているため、表示リール30の両端部外周をローラで回転自在に支持する場合に比較して、ケーシング10の小型化を図ることができる。
実施の形態においては、ケーシング10内に2つの表示リール30を設けたものを示したが、表示リール30の数はこれに限定されるものではない。例えば、3つ以上の表示リール30を組込むようにしてもよい。
この場合、ケーシング10の内部に支持板を設けてケーシング10の内部に表示リール30の数と同数のリール収容空間11を左右方向に設け、ケース本体13側に形成される各リール収容空間11内に表示リール30の両端部を回転自在に支持する半円筒状のラジアル軸受面15および遮蔽リール40の両端部を回転自在に支持する半円筒状のラジアル軸受面16並びに各リール30、40の端面と対向するスラスト軸受面17、18を設けるようにする。
10・・・ケーシング、12・・・表示窓(図柄表示部)、13・・・ケース本体、13a・・・端板、14・・・蓋体、15・・・ラジアル軸受面、17・・・スラスト軸受面、19・・・保持部、21・・・基板支持溝、22・・・リール中基板、23・・・発光ダイオード(発光体)、24・・・原点位置検出センサ、24a・・・発光素子、24b・・・受光素子、25・・・保護突起、30・・・表示リール、31・・・リール本体、32・・・キャップ、32a・・・筒部、32b・・・フランジ、32c・・・遮光部、35・・・小径筒部、36・・・小径筒部、37・・・外歯、60・・・ギヤ駆動機構、62・・・ステッピングモータ(モータ)

Claims (4)

  1. 前側部に図柄表示部が形成されたケーシングと、そのケーシングの内部において同一軸線上に配置され、外周に複数の図柄が付された複数の円筒状の表示リールと、モータを駆動源として前記表示リールの後側方から表示リールのそれぞれを単独に回転駆動する表示リールと同数のギヤ駆動機構とからなり、前記ケーシングを上下に分割して、上部が開放するケース本体と、そのケース本体に被せる蓋体を設け、そのケース本体の内部には前記各表示リールの両端部外周を回転自在に支持する半円筒状のラジアル軸受面と、各表示リールの端面と軸方向で対向するスラスト軸受面を設け、前記蓋体には、表示リールをラジアル軸受面に対して接触状態に保持する保持部を設けたリールユニット。
  2. 前記表示リールが、軸方向の両端に小径筒部を有し、一方の小径筒部の外周に前記ギヤ駆動機構から回転トルクが伝達される外歯が形成された透明な合成樹脂の成形品から成る円筒状のリール本体と、そのリール本体の他方の小径筒部に嵌合される筒部を外周に有し、その筒部の一端から内向きにフランジが形成された滑り抵抗の小さい合成樹脂の成形品からなるキャップからなり、前記キャップが前記スラスト軸受面と対向するようにケーシング内に表示リールを組込んだ請求項1に記載のリールユニット。
  3. 前記ケース本体の左右に位置する一対の端板のそれぞれに、その端板の上面で開放する基板支持溝を形成し、前記表示リールのそれぞれ内部に挿入されて前記基板支持溝に両端部が差し込み支持されたリール中基板に前記表示リールのそれぞれを内部から前側に向けて照明する発光体と、各表示リールのフランジの一側方に配置される発光素子およびフランジの他側方に配置される受光素子からなる原点位置検出センサを支持し、前記フランジの内周に原点位置検出センサの検出光を遮断する遮光部を設けた請求項1又は2に記載のリールユニット。
  4. 前記ケース本体および蓋体における端板の外表面にリール中基板の両端部を覆う保護突起を設けた請求項3に記載のリールユニット。
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