JP5481138B2 - 可動役物装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子抽選の結果を可動部の可動態様によって遊技者に示唆する可動役物装置に係り、特に、可変表示装置の前方を正逆両方向へ回転する回転板とそれを支持する支持ベースとの間の電気的接続手段として用いられるフラットケーブルの引き回し構造に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の中には、遊技盤の遊技領域に可変表示装置や始動入賞口を配設し、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入球することを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて可変表示装置が図柄の変動表示および停止表示を行うようにした機種が数多く存在する。電子抽選の抽選結果には当たり(当選)とハズレ(非当選)があり、抽選結果が当たりの場合には、可変表示装置の表示画面に所定の特別図柄の組み合わせが表示され、通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、例えばアタッカーを開放動作して露呈される大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得できるようになっている。
このような弾球遊技機において、可動態様を変化させることができる可動体を遊技領域の適宜位置(例えば可変表示装置の周囲)に配置し、電子抽選で当選していることを遊技者に可動体の可動態様によって示唆するようにした可動役物装置が広く採用されている。かかる可動役物装置は、モータやソレノイド等からなるアクチュエータと、このアクチュエータを駆動源として種々の運動を行う可動体とを備えており、従来より、直線的に往復移動可能な可動体を可変表示装置の前方に配置すると共に、この可動体の端部にLEDが実装された回路基板を固定し、この回路基板を可動体と一体的にスライド動作させるようにした可動役物装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来例では、LEDに電力を供給するためのフラットケーブルの両端が回路基板とランプ制御装置とに接続されており、このフラットケーブルに長さ方向の余裕部分を持たせることにより、回路基板のスライド動作がフラットケーブルの変位によって吸収されるようになっている。したがって、可変表示装置の前方を左右方向または上下方向へ往復移動する可動体に対して、その移動位置に拘わらずLEDの光を照射させることができ、可動体の動きとLEDの光との相乗効果によって興趣性の高い可動役物装置が実現されている。
また、他の従来例として、開口が形成されたリング状の回転板を可変表示装置の周囲に配置し、この回転板を回転駆動機構によって正逆両方向へ所定角度だけ回転駆動させることで、開口を通して目視される可変表示装置の表示内容と回転板の回転動作とを関連付けさせるようにした可動役物装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この従来例では、回転板の中央部に可変表示装置の表示画面を目視可能な開口が形成されており、回転板の外周縁内側に円環状のリングギアが設けられている。回転板の外周縁は遊技盤と一体の支持ベースに複数のローラを用いて支持されており、この支持ベースには回転駆動機構を構成する駆動モータと減速ギア列が搭載されている。減速ギア列は歯数を異にする複数の歯車からなり、その最初段ギアは駆動モータの出力軸に固着され、最終段ギアは回転板のリングギアと噛合している。したがって、駆動モータを正転または逆転回転すると、その回転が減速ギア列からリングギアを介して回転板に伝達され、それに伴って回転板が可変表示装置の表示画面の前方で正逆いずれかの方向へ所定角度だけ回転するため、回転板の回転動作と表示画面の表示内容とを関連付けた演出を行うことができる。
特開2005−34632号公報 特開2005−323995号公報
ところで、特許文献1に開示された従来例のように、長さ方向に余裕を持たせたフラットケーブルの可撓性を利用して可動体のスライド動作を吸収する構成にすると、可動体のスライド動作に伴って変位するフラットケーブルが周囲に存在する多くの部材と干渉する虞があるため、フラットケーブルに断線等の損傷が生じ易くなる。この場合、フラットケーブルをU字状に反転した状態で回路基板とランプ制御装置に接続すれば、回路基板の移動方向にフラットケーブルの反転部分を追従させることができるため、フラットケーブルと周囲の部材との不所望な干渉が大幅に抑止されることになる。
しかしながら、特許文献2に開示された従来例のように、支持ベースに支持されたリング状の回転板が表示画面の前方を正逆両方向へ回転するタイプの可動役物装置では、回転板の外周縁と支持ベースとの間に画成される空間内にフラットケーブルをU字状に反転した状態で配置する必要があるため、この空間が狭い場合は、反転部の曲率が小さくなってフラットケーブルに損傷の原因となる大きな曲げ応力が掛かってしまう。その反対に、回転板と支持ベース間の空間が広い場合は、反転部の曲率を大きくしてフラットケーブルに掛かる曲げ応力を低減できるが、回転板の回転に追従して移動する反転部の挙動が不安定になり、フラットケーブルと周囲の部材との干渉防止効果が著しく損なわれてしまう。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転板と支持ベース間の電気的接続手段として用いられるフラットケーブルの損傷を防止することができる可動役物装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技盤の遊技領域に設けられた可変表示装置の前方に配置されて可動する可動役物装置において、前記可変表示装置の表示画面を目視可能な開口が設けられたリング状の回転板と、この回転板を回転可能に支持する支持ベースと、前記回転板を前記遊技盤の盤面と略平行な面内で初期位置から正逆両方向へ所定角度ずつ回転させる回転駆動機構と、前記支持ベースと前記回転板間の電気的接続を行う帯状のフラットケーブルとを備え、前記支持ベースが前記回転板の外周縁と対向する湾曲面形状の内壁面を有しており、この内壁面と前記回転板の外周縁との間に弧状空間が画成されていると共に、前記内壁面の長手方向の略中央部に前記弧状空間に対向して開口する導出口が設けてあり、前記フラットケーブルは、その一端側を前記導出口から前記弧状空間内に導出させてU字状の反転部を有する状態にしてから前記回転板との電気的接続が行われるようになし、前記支持ベースの内壁面の一端部から他端部に至る全域に前記導出口から導出された前記フラットケーブルを幅方向に位置規制するガイド溝形成されており、このガイド溝の溝深さを前記内壁面の一端部に向かって漸次大きくして、前記導出口から離れた前記内壁面の一端部近傍で最大深さにすると共に、前記導出口から前記内壁面の他端部に至る部分の前記ガイド溝として前記導出口の近傍の溝深さから延長するようになし、前記回転板の初期位置で前記フラットケーブルの前記反転部が前記ガイド溝の最深部分の近傍に位置するように設定した。
このように構成された可動役物装置では、回転板の外周縁と支持ベースの内壁面間の弧状空間内にフラットケーブルがU字状の反転部を有した状態で配置されており、回転板が初期位置にあるとき、支持ベースの導出口から導出されて反転部に至る部分のフラットケーブルがガイド溝によって幅方向に位置規制されると共に、反転部がガイド溝の最深部分の近傍に位置しているため、フラットケーブルの反転部に掛かる曲げ応力を低減することができる。また、回転板が初期位置から正逆いずれかの方向へ回転すると、フラットケーブルの反転部は回転板の回転方向へ追従してガイド溝の最深部分から離れるが、その場合も導出口から導出されて反転部に至る部分のフラットケーブルはガイド溝によって幅方向に位置規制されているため、反転部を回転板の回転方向へスムーズに追従させることができ、フラットケーブルが周囲の部材に干渉して損傷することを防止できる。
本発明の可動役物装置は、回転板の外周縁と支持ベースの内壁面間の弧状空間内にフラットケーブルがU字状の反転部を有した状態で配置されており、回転板が初期位置にあるとき、支持ベースの導出口から導出されて反転部に至る部分のフラットケーブルがガイド溝によって幅方向に位置規制されると共に、反転部がガイド溝の最深部分の近傍に位置しているため、フラットケーブルの反転部に掛かる曲げ応力を低減することができる。また、回転板が初期位置から正逆いずれかの方向へ回転すると、フラットケーブルの反転部は回転板の回転方向へ追従してガイド溝の最深部分から離れるが、その場合も導出口から導出されて反転部に至る部分のフラットケーブルはガイド溝によって幅方向に位置規制されているため、反転部を回転板の回転方向へスムーズに追従させることができ、フラットケーブルが周囲の部材に干渉して損傷することを防止できる。
パチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1のパチンコ機に備えられる遊技盤の正面図である。 本発明の実施形態例に係る可動役物装置の正面図である。 該可動役物装置の背面図である。 該可動役物装置に備えられる支持ベースの正面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 該可動役物装置に備えられる回転板の正面図である。 該回転板の背面図である。 該回転板に装飾カバーを取り付けた状態を示す縦断面図である。 該可動役物装置に備えられるスライド板と駆動機構の正面図である。 該駆動機構の平面図である。 該スライド板の退避状態を示す斜視図である。 該スライド板の移動途中状態を示す斜視図である。 該スライド板の近接状態を示す斜視図である。 該スライド板の近接直前状態を示す正面図である。 該スライド板の近接状態を示す正面図である。 該可動役物装置に備えられるケーブルガイドの斜視図である。 該ケーブルガイドの断面図である。 該回転板が初期位置にある状態を示す正面図である。 該回転板が時計方向の末端位置へ回転した状態を示す正面図である。 該回転板が反時計方向の末端位置へ回転した状態を示す正面図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明の可動役物装置が適用されたパチンコ機pは、遊技場の島設備に配置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収納保持された後述する遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス扉4と、前面枠2の下方に配設された前面ボード5と、前面ボード5に取り付けられた発射ハンドル6等を具備しており、前面ボード5には受け皿7が設けられている。
図2に示すように、遊技盤3の盤面はガイドレール8等で囲まれた遊技領域9となっており、発射ハンドル6が遊技者によって任意角度に回転操作されると、図示せぬ発射装置が受け皿7に貯留された遊技球を遊技領域9に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域9の上部中央付近には中央役物ユニット10が配設されており、この中央役物ユニット10の左右両側が遊技球の流下通路となっている。中央役物ユニット10は、中央部に矩形状の貫通孔11を有する枠状の装飾ケース12と、装飾ケース12の裏面側に配置された可動役物装置13と、可動役物装置13の裏面側に配置された可変表示装置14とを具備している。なお、可変表示装置14は液晶パネル(LCD)からなり、その表示画面14aは貫通孔11とほぼ同じ大きさの矩形状に形成されている。
装飾ケース12には貫通孔11の下辺に隣接するステージ15が設けられており、ステージ15の中央部下方には第1の始動入賞口16と第2の始動入賞口17が縦一列に配設されている。第1の始動入賞口16は上面に入賞孔が開口された単純構造の始動入賞口であるが、第2の始動入賞口17は一対の可動片を有する電動チューリップ構造の始動入賞口となっている。そして、第1および第2の始動入賞口16,17のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄表示の電子抽選が行われ、可変表示装置14の表示画面14a上で図柄の変動表示と停止表示が行われる。また、中央役物ユニット10の左側方の遊技領域9には通過チャッカー18が配設されており、この通過チヤツカー18を遊技球が通過したことを契機に普通図柄表示の電子抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に第2の始動入賞口17の可動片を一時的に開放して遊技球の入球を許可するようになっている。
第2の始動入賞口17の真下位置にはアタッカー19が配設されており、このアタッカー19によって図示せぬ大入賞口が覆われている。アタッカー19は、第1および第2の始動入賞口16,17のいずれか一方に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄表示の電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態(特別遊技モード)に移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄表示の抽選結果が当たりの場合、可変表示装置14の表示画面14a上で図柄の変動表示を例えば「777」のように特定図柄で停止させると共に、アタッカー19が複数回繰り返し開放動作して大入賞口を露呈させる。アタッカー19は1回の開放動作について例えば30秒経過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入球するまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たりが終了する。その他、遊技領域9には遊技球の払い出しのみを行う複数の一般入賞口20が配設されており、いずれの始動入賞口16,17や一般入賞口20にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域9の最下端部に設けられたアウトロ21から遊技盤3の裏面側に排出されるようになっている。
図3と図4に示すように、前記可動役物装置13は、装飾ケース12の裏面にネジ止め等により固定された合成樹脂製の支持ベース22と、この支持ベース22に後述する3個のローラを介して回転可能に支持されたリング状の回転板23とを備えている。図5に示すように、支持ベース22の中央部には装飾ケース12の貫通孔11とほぼ同じ大きさの透孔22aが開設されており、可変表示装置14の表示画面14aはこの透孔22a内に露出している。支持ベース22の下辺中央部には落下防止片24が一体形成されており、この落下防止片24の斜め上方には一対のフォトインタラプタ25,26が実装されている。落下防止片24は回転板23の回転中心Oを通る垂線L上に位置しており、支持ベース22の上辺中央部にはこの垂線Lを介して対向する一対のストッパ突起27,28が設けられている。また、支持ベース22の下辺側には駆動モータ29が取り付けられており、この駆動モータ29の近傍には減速ギア列30が配設されている。減速ギア列30は駆動モータ29の出力軸に固着された最初段ギア30aを含む複数のギアによって構成されており、減速ギア列30の最終段ギア30bは落下防止片24の近傍に位置している。さらに、支持ベース22の右側辺部には後述するケーブルガイド31がネジ止め等によって固定されており、このケーブルガイド31には帯状のフラットケーブル32の一端部がコネクタ接続されている。なお、ケーブルガイド31の内壁面と回転板23の外周縁とは弧状空間Sを介して対向しており、フラットケーブル32はこの弧状空間S内にU字状の反転部32aを有した状態で配置されている。
図7と図8に示すように、合成樹脂製の回転板23の中央部には方形状の開口33が開設されており、この開口33を通して可変表示装置14の表示画面14aが目視可能となっている。回転板23の上方部分は小径部23aとなっており、小径部23aとその下方の大径部23bとは左右一対の平坦部23cを介して連続している。また、小径部23aの下方には一対のガイド孔23eが形成されており、これらガイド孔23eは開口33の上辺に沿って左右方向へ延びている。さらに、小径部23aと大径部23bの外周縁には薄肉部23dが形成されており、図3に示すように、この薄肉部23dを3個のローラ34で支持することにより、回転板23は各ローラ34を介して支持ベース22に回転可能に支持されている。これらローラ34は全て後述するダブルローラ構造となっており、以下、このダブルローラ構造について回転板23の左下部を支持するローラ34を例にとって説明する。
図6に示すように、回転板23の左下部を支持するローラ34は、回転板23の薄肉部23dを板厚方向に挟持する上側ローラ半体34aと下側ローラ半体34bとからなり、これら上側ローラ半体34aと下側ローラ半体34bは支持ベース22に植設された支軸35に同軸配置され、支軸35を中心に回転可能に支持されている。ただし、薄肉部23dの外周端と上側ローラ半体34aの軸部との間には間隙Slが形成されており、薄肉部23dは上側ローラ半体34aおよび下側ローラ半体34bと径方向では非接触となっている。回転板23の右下部を支持するローラ34も全く同じ構成であり、このようにダブルローラ構造のローラ34によって回転板23の左右両下部を支持すると、径寸法の大きな上側ローラ半体34aと下側ローラ半休34bによって回転板23を確実に支持した上で、回転板23とローラ34間に生じる摩擦抵抗を低減して回転板23をスムーズに回転させることが可能になる。なお、回転板23の中央上部を支持する残りのローラ34も径寸法が幾分小さいだけで同様のダブルローラ構造となっている。ただし、中央上部のローラ34には回転板23の重量が作用しないため、このローラ34については必ずしもダブルローラ構造としなくても良く、一般的なシングルローラ構造のローラを用いることも可能である。
図3に示すように、回転板23の表面側の下部外周縁にはリングギア36が取り付けられており、前述した減速ギア列30の最終段ギア30bは回転板23の回転中心Oを通る垂線Lの近傍でリングギア36に噛合している。これにより駆動モータ29の回転が減速ギア列30を介して回転板23に伝達され、これら駆動モータ29と減速ギア列30およびリングギア36によって回転駆動機構が構成されている。本実施形態例の場合、この回転駆動機構によって回転板23が初期位置を基準として正逆両方向(時計方向と反時計方向)へ約45度ずつ回転動作されるようになっている。なお、回転板23の時計方向への回転角度は左側の平坦部23cが一方のストッパ突起27に当接することによって規制され、回転板23の反時計方向への回転角度は右側の平坦部23cが他方のストッパ突起28に当接することによって規制される。また、回転板23の外周縁と前述した落下防止片24とは所定間隔を存して対向しており、落下防止片24が回転板23の回転動作を妨げないようになっている。ただし、回転板23を支持しているローラ34が破損したり、外部からの衝撃等によって回転板23がローラ34から外れた場合、回転板23の外周縁が落下防止片24の上端に当接した時点でそれ以上の動きが規制されるため、回転板23の落下事故を確実に防止することができる。
図8に示すように、回転板23の裏面側の外周縁には遮光板37が取り付けられており、この遮光板37には短尺な遮光壁37aと長尺な遮光壁37bが同心円状に立設されている。前述した一対のフォトインタラプタ25,26はこれら遮光壁37a,37bの回転軌跡上に位置しており、両フォトインタラプタ25,26の出力信号に基づいて回転板23の初期位置と回転方向を検出できるようになっている。具体的には、回転板23が初期位置にあるとき、短尺な遮光壁37aは一方のフォトインタラプタ25の光路を横切る位置にあり、長尺な遮光壁37bは他方のフォトインタラプタ26の光路を横切る位置にあるため、両フォトインタラプタ25,26から共にオフ信号が出力される。また、回転板23が初期位置から時計方向へ回転すると、短尺な遮光壁37aは一方のフォトインタラプタ25の光路から外れる位置へ移動し、長尺な遮光壁37bも他方のフォトインタラプタ26の光路から外れる位置へ移動するため、両フォトインタラプタ25,26から共にオン信号が出力される。それとは逆に回転板23が初期位置から反時計方向へ回転すると、短尺な遮光壁37aは一方のフォトインタラプタ25の光路から外れる位置へ移動するが、長尺な遮光壁37bは他方のフォトインタラプタ26の光路内を移動するため、一方のフォトインタラプタ25からオン信号が出力されると共に、他方のフォトインタラプタ26からオフ信号が出力される。
図3に示すように、回転板23の前面の大部分は合成樹脂製の装飾カバー38によって覆われており、この装飾カバー38には回転板23の開口33と同じ大きさの矩形状の窓孔39が設けられている。図9に示すように、装飾カバー38には窓孔39を上下左右に包囲する周壁38aが一体形成されており、この周壁38aの近傍を含む複数箇所で回転板23と装飾カバー38をネジ止めすることにより、全体として機械的強度の高い回転板23と装飾カバー38の一体品が構成されている。
図4に示すように、回転板23の裏面には一対のスライド板40,41が搭載されており、便宜上、回転板23の前方から見て左側に位置するスライド板40を第1スライド板、右側に位置するスライド板41を第2スライド板と呼ぶと、第1スライド板40と第2スライド板41は開口33を介して左右両側で対向している。第1スライド板40と第2スライド板41は扉を模した可動体であり、図示省略されているが、これら両スライド板40,41の内部には複数のLEDが実装されている。また、回転板23の裏面には、第1スライド板40の駆動機構である第1モータ42および第1スクリューシャフト43と、第2スライド板41の駆動機構である第2モータ44および第2スクリューシャフト45がそれぞれ搭載されている。
第1モータ42の出力軸にはピニオン46が固着され、第2モータ44の出力軸にはピニオン47が固着されている。第1モータ42と第2モータ44は回転板23の回転中心Oを通る垂線Lを対称軸とする位置に取り付けられており、図10〜図14に示すように、これら第1モータ42と第2モータ44は互いの反出力軸側を向かい合わせにして近接配置されている。
第1スクリューシャフト43と第2スクリューシャフト45は開口33の下辺に沿って平行に配置されているが、これら第1スクリューシャフト43と第2スクリューシャフト45は前記垂線Lに直交する同一平面上で前後方向へ位置ずれしており、第1スクリューシャフト43の右側部分と第2スクリューシャフト45の左側部分が前後方向にオーバーラップしている。第1スクリューシャフト43の一端部にはピニオン48が固着されており、このピニオン48と前記ピニオン46を中継ギア49を介して連結することにより、第1モータ42の回転が第1スクリューシャフト43に伝達されるようになっている。また、第2スクリューシャフト45の一端部にはピニオン50が固着されており、このピニオン50と前記ピニオン47を中継ギア51を介して連結することにより、第2モータ44の回転が第2スクリューシャフト45に伝達されるようになっている。すなわち、第1スクリューシャフト43は第1モータ42の出力軸から第2モータ44側に向かって延出し、第2スクリューシャフト45は第2モータ44の出力軸から第1モータ42側に向かつて延出している。
第1スライド板40の下端部にはガイド筒体52が取り付けられており、このガイド筒体52は第1スクリューシャフト43に嵌挿されている。ガイド筒体52の内周面には第1スクリューシャフト43の螺旋状溝と係合する突部(図示せず)が形成されており、第1モータ42の回転に伴って第1スライド板40は第1スクリューシャフト43の軸線方向(X1−X2方向)へ往復移動する。また、第1スライド板40の上端部にはL字状に折り曲げられた突起40aが一体形成されており、この突起40aは回転板23に形成された一方のガイド孔23eの上壁と摺動可能に係合している(図9参照)。すなわち、第1モータ42の駆動力は第1スライド板40に対して下端側のみから付与され、上端側は駆動力の付与されない自由端となっており、この自由端側の端面に小さめな磁石53が固着されている。
同様に、第2スライド板41の下端部にはガイド筒体54が取り付けられており、このガイド筒体54は第2スクリューシャフト45に嵌挿されている。ガイド筒体54の内周面には第2スクリューシャフト45の螺旋状溝と係合する突部(図示せず)が形成されており、第2モータ44の回転に伴って第2スライド板41は第2スクリューシャフト45の軸線方向(X1−X2方向)へ往復移動する。また、第2スライド板41の上端部にはL字状に折り曲げられた突起41aが一体形成されており、この突起40aは回転板23に形成された他方のガイド孔23eの上壁と摺動可能に係合している。すなわち、第2モータ44の駆動力は第2スライド板41に対して下端側のみから付与され、上端側は駆動力の付与されない自由端となっており、この自由端側の端面に鉄板等からなる磁性体55が取り付けられている。
図12に示すように、第1スライド板40と第2スライド板41は通常の遊技状態で最も離反した退避位置にあり、この場合、回転板23の開口33は全開状態となっている。この状態で第1モータ42と第2モータ44をそれぞれ一方向へ回転駆動すると、図13に示すように、第1スライド板40が第1スクリューシャフト43の軸線に沿って矢印X1方向へ移動すると共に、第2スライド板41が第2スクリューシャフト45の軸線に沿って矢印X2方向へ移動するため、第1スライド板40と第2スライド板41の対向間距離が次第に狭まっていく。さらに第1モータ42と第2モータ44の回転を続行すると、図14に示すように、第1スライド板40と第2スライド板41が互いの対向面を当接させた近接位置まで移動し、開口33の中央部を含む大部分が第1スライド板40と第2スライド板41によって遮蔽された近接状態となる。
ここで、本実施形態例では、第1スライド板40と第2スライド板41の対向間距離を意図的に変えてあり、両スライド板40,41の自由端(上端)側の対向間距離に対して駆動端(下端)側の対向間距離が広くなるように予め設定してある。このため、図15に示すように、第1スライド板40と第2スライド板41の自由端側のコーナ部同士が当接したとき、駆動端側のコーナ部同士はまだ当接しておらず、第1スライド板40と第2スライド板41の対向面間に駆動端側を底辺とする三角形状の隙間S2が形成される。この状態から第1モータ42と第2モータ44の回転を続行すると、第1スライド板40と第2スライド板41は自由端側を当接したまま隙間S2の底辺を狭めるように移動し、第1スライド板40と第2スライド板41の駆動端側のコーナ部同士が当接した時点で第1モータ42と第2モータ44の回転は停止される。その結果、図16に示すように、第1スライド板40と第2スライド板41の対向面同士が自由端側から駆動端側に至る全ての部分で当接し、開口33内に臨む可変表示装置14の表示画面14aが第1スライド板40と第2スライド板41によって確実に遮蔽される。
図17と図18に示すように、前記ケーブルガイド31は後部ケース31aと前部ケース31bで構成されており、これら両ケース31a,31bは接合・一体化された状態で支持ベース22に固定されている。ケーブルガイド31の内部には回路基板56が収納されており、この回路基板56は遊技盤3の裏面側に配設された図示せぬ制御基板と接続されている。また、回路基板56には2つの固定側コネクタ57が実装されており、これら固定側コネクタ57に2枚のフラットケーブル32の一端部が接続されていると共に、両フラットケーブル32の他端部が回転板23の外周部に取り付けた可動側コネクタ58に接続されている(図3参照)。したがって、正逆両方向へ回転する回転板23に搭載された両モータ42,44や両スライド板40,41内のLED等の電気部品に対し、その回転角度に拘わらず前記制御基板からの制御信号をフラットケーブル32を介して確実に伝送することができる。なお、2枚のフラットケーブル32は固定側コネクタ57との接続部分を除くと密着状態で重ねられており、外観上は1枚のフラットケーブルと大差ないため、以下、2枚のフラットケーブル32を1枚のものとして説明することとする。
ケーブルガイド31の弧状空間Sに対向する内壁面は湾曲面形状となっており、この内壁面の上端部から下端部に至る全域にはガイド溝59が形成されている。ガイド溝59の中央部のやや下方位置には導出口60が形成されており、ケーブルガイド31の内部で固定側コネクタ57に接続されたフラットケーブル32は、導出口60から下方へ向かって導出された後、反転部32aで上方へ方向転換して回転板23の可動側コネクタ58に接続されている。ガイド溝59は導出口60から導出されたフラットケーブル32を幅方向に位置規制する機能を有し、その幅寸法はガイド溝59の延出方向の全域で同一に設定されているが、深さ寸法はガイド溝59の延出方向で部分的に変えてある。具体的には、ガイド溝59の深さ寸法を導出口60から下方に向かって漸次大きくし、ガイド溝59の下端部上方の最深位置59aで最大の深さd1となるように設定されている。なお、導出口60からガイド溝59の上端部に至る部分は延長ガイド部59bとなっており、この延長ガイド部59bの溝深さは導出口60の近傍と同じ最小深さd2に設定されている。
ガイド溝59とフラットケーブル32の反転部32aとの相対位置は回転板23の回転角度に応じて変化するが、回転板23が初期位置にあるとき、反転部32aは図18の実線で示すようにガイド溝59の最深位置59aの近傍に位置している。この場合、ガイド溝59の溝底面と回転板23の外周縁間の距離(弧状空間Sの幅寸法)は最深位置59aで最大となるため、反転部32aの曲率半径を十分に大きく保つことができ、それによってフラットケーブル32に掛かる曲げ応力が低減されている。また、回転板23が初期位置から時計方向に回転すると、図18の2点鎖線で示すように、反転部32aはガイド溝59の下端部から突出する位置まで変位するが、導出口60から導出されて反転部32aに至る部分のフラットケーブル32がガイド溝59によって幅方向に位置規制されているため、ガイド溝59から突出した反転部32aが周囲の部材にぶつかって損傷するこはない。これとは逆に回転板23が初期位置から反時計方向に回転すると、図18の破線で示すように、反転部32aはガイド溝59の最深位置59aから離れて導出口60の近傍まで移動するが、この場合は導出口60の存在によって反転部32aの曲率半径が大きく保たれるため、フラットケーブル32に掛かる曲げ応力は低減されている。しかも、ガイド溝59の溝深さが導出口60から最深位置59aに向かって漸次大きくなるように設定されているため、反時計方向の末端位置まで回転した回転板23を初期位置に戻すとき、反転部32aをガイド溝59内でスムーズに移動させて最深位置59aの近傍まで導くことができる。
次に、このように構成された可動役物装置13の動作を主に図19〜図21を参照して説明する。なお、図19〜図21は可動役物装置13を遊技盤3の正面側から見た動作説明図であり、回転板23に搭載された両スライド板40,41やその駆動装置である両モータ42,44および両スクリューシャフト43,45は図示省略してある。
本実施形態例に係る可動役物装置13では、通常の遊技状態において回転板23は図19に示す初期位置にあり、この初期位置で回転板23の開口33は装飾ケース12の貫通孔11と一致する横長形状に保たれている。この場合、第1スライド板40と第2スライド板41は開口33の左右両側に隠れた退避位置にあり、可変表示装置14の表示画面14aは支持ベース22の透孔22aを通して開口33内に露出している。また、回転板23の外周部に取り付けられた可動側コネクタ58は弧状空間Sを介してケーブルガイド31の中央部分と対向しており、可動側コネクタ58に接続されたフラットケーブル32の反転部32aはケーブルガイド31の内壁面に形成されたガイド溝59の最深位置59aの近傍に位置している。
この状態で駆動モータ29を正逆いずれか一方へ回転駆動すると、駆動モータ29の回転が減速ギア列30からリングギア36を介して回転板23に伝達されるため、回転板23が初期位置から時計方向へ回転する。そして、回転板23が初期位置から時計方向へ約45度まで回転すると、図20に示すように、回転板23の左側の平坦部23cが一方のストッパ突起27に当接し、当該位置で駆動モータ29を駆動停止して回転板23の回転を停止させる。その結果、開口33が表示画面14aに対して斜め45度の右下がり状態となり、回転板23の前面に配設された装飾カバー38の一部が装飾ケース12の貫通孔11から露出する。また、かかる回転板23の回転に伴って可動側コネクタ58がケーブルガイド31の下端部付近まで移動し、それに追従してフラットケーブル32の反転部32aがガイド溝59の最深位置59aから下方へ移動するため、可動側コネクタ58からケーブルガイド31の下端部に至る部分のフラットケーブル32が曲率半径の大きな反転部32aとなる。
一方、回転板23が初期位置にある状態で駆動モータ29を他方へ回転駆動すると、回転板23が初期位置から反時計方向へ回転する。そして、回転板23が初期位置から反時計方向へ約45度まで回転すると、図21に示すように、回転板23の右側の平坦部23cが他方のストッパ突起28に当接し、当該位置で駆動モータ29を駆動停止して回転板23の回転を停止させる。その結果、開口33が表示画面14aに対して斜め45度の左下がり状態となり、装飾カバー38の一部が装飾ケース12の貫通孔11から露出する。また、かかる回転板23の回転に伴って可動側コネクタ58がケーブルガイド31の上端部付近まで移動し、それに追従してフラットケーブル32の反転部32aがガイド溝59の最深位置59aから導出口60の近傍まで移動するため、導出口60から導出されたフラットケーブル32は延長ガイド部59bに対面する弧状空間Sを通って可動側コネクタ58まで至る。この場合、導出口60の側方に位置する弧状空間Sの幅寸法は最深位置59aの形成箇所に比べて狭くなるが、ガイド溝59の溝底面を切り欠いて形成した導出口60の存在によって反転部32aの曲率半径が大きく保たれるため、フラットケーブル32に掛かる曲げ応力は低減される。しかも、回転板23はほとんどの場合に初期位置に保たれており、回転板23が図21に示す位置まで回転する頻度は非常に少ないため、回転板23の回転途中で反転部32aの曲率半径が一時的に小さくなったとしても、それによってフラットケーブル32が損傷する虞はない。
また、このように回転板23が初期位置を含めて任意の回転位置にあるとき、前述した第1スライド板40と第2スライド板41の開閉動作を行わせることにより、両スライド板40,41の開閉方向と可変表示装置14の表示内容とを関連付けたインパクトのある演出を実現することができる。例えば、通常のリーチ時に回転板23を初期位置に保ったまま両スライド板40,41を表示画面14aに対して水平方向へ往復移動させたり、スーパーリーチ時に回転板23を時計方向または反時計方向へ回転させ、その回転途中や回転末端位置で両スライド板40,41を表示画面14aに対して斜め方向へ往復移動させれば、両スライド板40,41の開閉動作と開閉方向に応じて大当たりの可能性の程度を遊技者に示唆させることができる。
以上説明したように、本実施形態例に係る可動役物装置13では、リング状の回転板23の外周縁と支持ベース22に設けられたケーブルガイド31の内壁面との間に弧状空間Sが確保されると共に、この弧状空間S内に両端を固定側コネクタ57と可動側コネクタ58に接続したフラットケーブル32がU字状の反転部32aを有する状態で配置されており、回転板23が初期位置にあるとき、ケーブルガイド31の内壁面に形成されたガイド溝59によって導出口60から反転部32aに至る部分のフラットケーブル32が幅方向に位置規制され、かつ、その反転部32aがガイド溝59の最深位置59aの近傍に位置するように設定されているので、遊技中の殆どを占める回転板23の初期位置で反転部32aの曲率半径が十分に大きく保たれ、それによってフラットケーブル32に掛かる曲げ応力を低減することができる。
また、可動側コネクタ58が最深位置59aに近付く方向へ回転板23を回転させたとき、フラットケーブル32の反転部32aはガイド溝59の下端部から突出して最深位置59aから離れるが、その場合も導出口60から導出されて反転部32aに至る部分のフラットケーブル32はガイド溝59によって幅方向に位置規制されているため、反転部32aを回転板23の回転方向へスムーズに追従させることができ、フラットケーブル32が周囲の部材に干渉して損傷することを防止できる。
その反対に可動側コネクタ58が最深位置59aから遠ざかる方向へ回転板23を回転させたとき、フラットケーブル32の反転部32aは最深位置59aから導出口60の近傍まで移動するが、ガイド溝59の溝底面を切り欠いて形成した導出口60によって反転部32aの曲率半径が大きく保たれるため、この場合もフラットケーブル32に掛かる曲げ応力を低減することができる。しかも、ガイド溝59の溝深さが導出口60から最深位置59aに向かって漸次大きくなるように形成してあるので、上記の状態から回転板23を初期位置に回転復帰させるとき、反転部32aをガイド溝59内でスムーズに移動させて最深位置59aの近傍まで導くことができる。
なお、上記実施形態例では、後部ケース31aと前部ケース31bによってケーブルガイド31を構成し、このようなケーブルガイド31を支持ベース22に後付けするようにしているが、ケーブルガイド31の構成はこれに限定されず、例えば後部ケース31aと前部ケース31bを一体成形したケーブルガイド31の内壁面にガイド溝59を形成したり、支持ベース22に一体形成したケーブルガイド31の内壁面にガイド溝59を形成することも可能である。
3 遊技盤
9 遊技領域
10 中央役物ユニット
11 貫通孔
12 装飾ケース
13 可動役物装置
14 可変表示装置
14a 表示画面
22 支持ベース
22a 透孔
23 回転板
29 駆動モータ
30 減速ギア列
31 ケーブルガイド
31a 後部ケース
31b 前部ケース
32 フラットケーブル
32a 反転部
33 開口
34 ローラ
36 リングギア
38 装飾カバー
39 窓孔
40 第1スライド板
41 第2スライド板
42 第1モータ
43 第1スクリューシャフト
44 第2モータ
45 第2スクリューシャフト
52,54 ガイド筒体
56 回路基板
57 固定側コネクタ
58 可動側コネクタ
59 ガイド溝
59a 最深位置
59b 延長ガイド部
60 導出口
S 弧状空間

Claims (1)

  1. 遊技盤の遊技領域に設けられた可変表示装置の前方に配置されて可動する可動役物装置において、
    前記可変表示装置の表示画面を目視可能な開口が設けられたリング状の回転板と、この回転板を回転可能に支持する支持ベースと、前記回転板を前記遊技盤の盤面と略平行な面内で初期位置から正逆両方向へ所定角度ずつ回転させる回転駆動機構と、前記支持ベースと前記回転板間の電気的接続を行う帯状のフラットケーブルとを備え、
    前記支持ベースが前記回転板の外周縁と対向する湾曲面形状の内壁面を有しており、この内壁面と前記回転板の外周縁との間に弧状空間が画成されていると共に、前記内壁面の長手方向の略中央部に前記弧状空間に対向して開口する導出口が設けてあり、
    前記フラットケーブルは、その一端側を前記導出口から前記弧状空間内に導出させてU字状の反転部を有する状態にしてから前記回転板との電気的接続が行われるようになし、
    前記支持ベースの内壁面の一端部から他端部に至る全域に前記導出口から導出された前記フラットケーブルを幅方向に位置規制するガイド溝形成されており、このガイド溝の溝深さを前記内壁面の一端部に向かって漸次大きくして、前記導出口から離れた前記内壁面の一端部近傍で最大深さにすると共に、前記導出口から前記内壁面の他端部に至る部分の前記ガイド溝として前記導出口の近傍の溝深さから延長するようになし、前記回転板の初期位置で前記フラットケーブルの前記反転部が前記ガイド溝の最深部分の近傍に位置するように設定したことを特徴とする可動役物装置。
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