JP2003190385A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003190385A
JP2003190385A JP2001395363A JP2001395363A JP2003190385A JP 2003190385 A JP2003190385 A JP 2003190385A JP 2001395363 A JP2001395363 A JP 2001395363A JP 2001395363 A JP2001395363 A JP 2001395363A JP 2003190385 A JP2003190385 A JP 2003190385A
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秀彦 坂本
Tetsuya Ando
徹也 安藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機におい
て、種々の遊技性を付与する上での支障を取り除くこと
を可能とする。 【解決手段】スロットマシンの筐体11には、前面扉1
2がその左辺部を回動軸として回動可能に取り付けられ
ている。筐体11の内部には、3つの回胴ユニット13
が横並びに配設されている。各回胴ユニット13は、リ
ール40を1つずつ備え、各リール40の外周部には複
数の図柄が描かれている。3体のリール40が停止した
状態では、その正面側に位置する合計9つの図柄(左右
方向3つ×上下方向3つ)が前面扉12に設けられた表
示窓14を介して遊技者に視認されるようになってい
る。リール40を駆動するためのステッピングモータを
リール40の回転中心とは別の位置(偏心位置)に設け
ることとし、リール40内部に、光源の収容を許容する
ための空間領域を確保することとした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン等
の遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、複数の図柄(識別情報の一種)が
所定間隔おきに付された回転体を遊技機本体内に有する
スロットマシン等の遊技機が知られている。この種の遊
技機では、遊技者の始動操作に基づいて回転体が回転さ
れ、遊技者の停止操作に基づいてその回転が停止させら
れる。一般に、回転体は、モータ等の駆動源によって回
転させられる。かかるモータは、回転体内の回転中心位
置に配設されており、該モータの出力軸からの回転駆動
力に基づいて回転体の回転が導出される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な遊技機にあっては、回転体の回転及び停止のために所
定の出力トルクが必要とされる。このため、回転体内の
回転中心位置に配設されるモータとしては、比較的大型
のものを採用せざるを得ないという実情がある。また、
かかる実情下、種々の遊技性を付与しようとした場合に
支障が生じるおそれがある。 【0004】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであり、回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機にお
いて、種々の遊技性を付与する上での支障を取り除くこ
との可能な遊技機を提供することを主たる目的の一つと
している。 【0005】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必
要に応じてその作用、効果等についても説明する。 【0006】手段1.外周面に識別情報の付された回転
体と、前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備
え、前記回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機であっ
て、前記駆動源を前記回転体の回転中心から離間した位
置に設けたことを特徴とする遊技機。 【0007】手段1によれば、駆動源によって、外周面
に識別情報の付された回転体が回転され、該回転に基づ
く遊技が行われる。さて、手段1では、駆動源が回転体
の回転中心から離間した位置に設けられており、これに
より回転体の中心部又はその近傍にまで及ぶ部位におい
て回転体内部の空間領域が確保され、そこに別装置を収
容したりすることが可能となる。このため、遊技性を付
与するための別装置を回転体内部に設ける上で、駆動源
の存在によってその配設に支障が生じることが起こりに
くい。従って、従来ではなしえなかった別装置の理想的
な設置が可能となり、今までにはない興趣をもたらすこ
とも可能となる。また、前記空間領域を他の目的のため
に使用したりすることも可能となる。なお、「前記駆動
源を前記回転体の回転中心から離間した位置に設けた」
に代えて、「前記駆動源を前記回転体内の偏心位置に設
けた」、或いは、「前記駆動源を前記回転体の外部位置
に設けた」こととしてもよい。 【0008】手段2.外周面に識別情報の付された回転
体と、前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備
え、前記回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機であっ
て、前記駆動源を前記回転体の回転中心から離間した位
置に設けることで、前記回転体内部に空間領域を確保
し、該空間領域に別装置を収容したことを特徴とする遊
技機。 【0009】手段2によれば、駆動源によって、外周面
に識別情報の付された回転体が回転され、該回転に基づ
く遊技が行われる。さて、手段2では、駆動源が回転体
の回転中心から離間した位置に設けられており、これに
より回転体の中心部又はその近傍にまで及ぶ部位におい
て回転体内部の空間領域が確保され、そこに別装置が収
容される。このため、遊技性を付与するための別装置を
回転体内部に設ける上で、駆動源の存在によってその配
設に支障が生じることが起こりにくい。従って、従来で
はなしえなかった別装置の理想的な設置や、大型の別装
置の設置や、回転中心付近にまで行き渡るような別装置
の設置が可能となり、今までにはない興趣をもたらすこ
とも可能となる。 【0010】手段3.外周面に識別情報の付された回転
体と、前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備
え、前記回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機であっ
て、前記駆動源を前記回転体内の偏心位置に設けること
で、前記回転体内部に所定の空間領域を確保し、該空間
領域に別装置を収容したことを特徴とする遊技機。 【0011】手段3によれば、駆動源によって、外周面
に識別情報の付された回転体が回転され、該回転に基づ
く遊技が行われる。さて、手段3では、駆動源が回転体
内の偏心位置に設けられており、これにより、少なくと
も回転体の中心部又はその近傍にまで及ぶ部位において
回転体内部の空間領域が確保され、そこに別装置が収容
される。このため、遊技性を付与するための別装置を回
転体内部に設ける上で、駆動源の存在によってその配設
に支障が生じることが起こりにくい。従って、従来では
なしえなかった別装置の理想的な設置や、大型の別装置
の設置や、回転中心付近にまで行き渡るような別装置の
設置が可能となり、今までにはない興趣をもたらすこと
も可能となる。 【0012】手段4.外周面に識別情報の付された回転
体と、前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備
え、前記回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機であっ
て、前記駆動源を前記回転体の外部位置に設けること
で、前記回転体内部に所定の空間領域を確保し、該空間
領域に別装置を収容したことを特徴とする遊技機。 【0013】手段4によれば、駆動源によって、外周面
に識別情報の付された回転体が回転され、該回転に基づ
く遊技が行われる。さて、手段4では、駆動源が回転体
の外部位置に設けられ、これにより回転体の中心部又は
その近傍にまで及ぶ部位において回転体内部の空間領域
が確保され、そこに別装置が収容される。このため、遊
技性を付与するための別装置を回転体内部に設ける上
で、駆動源の存在によってその配設に支障が生じること
が起こりにくい。従って、従来ではなしえなかった別装
置の理想的な設置や、大型の別装置の設置や、回転中心
付近にまで行き渡るような別装置の設置が可能となり、
今までにはない興趣をもたらすことも可能となる。ま
た、回転体内に駆動源を設置するスペースを確保しなく
てもよい分、回転体の小型化を図ることも可能となり、
遊技機自体のコンパクト化、スリム化を図ることも可能
となる。 【0014】手段5.前記別装置は、演出装置であるこ
とを特徴とする手段2乃至4のいずれかに記載の遊技
機。 【0015】手段5によれば、遊技に面白味を付与する
ための演出装置を設けるに際し、上述した設置上の作用
効果が奏される。従って、演出装置自体が今までにはな
い配置構成を取らざるを得なかったり、大型のものであ
ったりしたとしても、その設置を確保することが可能と
なる。その結果、今までにはない興趣をもたらすことも
可能となる。 【0016】手段6.前記演出装置は、発光装置である
ことを特徴とする手段5に記載の遊技機。 【0017】手段6のように、発光装置を演出装置とし
て用いた場合には、今までにはない発光態様での演出
(例えば大型のランプを設け、点滅点灯させる等)を行
うことができる。 【0018】手段7.前記演出装置は、表示装置である
ことを特徴とする手段5又は6に記載の遊技機。 【0019】手段7のように、発光装置を表示装置とし
て用いた場合には、今までにはない表示態様での演出
(例えば大型の表示装置を設けた上での表示演出等)を
行うことができる。尚、前記表示装置としては、ドット
マトリックス表示装置、セグメント表示装置、液晶表示
装置等が挙げられる。また、「前記表示装置は、遊技者
の遊技を補助するための遊技補助装置であること」とし
てもよい。かかる遊技補助装置としては、停止タイミン
グを教示するもの、識別情報を教示するもの等が挙げら
れる。 【0020】手段8.前記演出装置は、音声装置である
ことを特徴とする手段5乃至7のいずれかに記載の遊技
機。 【0021】手段8のように、音声装置を演出装置とし
て設けた場合には、今までにはない部位からの音声の導
出に遊技者は面白味、新鮮味を覚え、さらなる興趣の向
上を図ることができる。 【0022】手段9.前記別装置は、制御基板であるこ
とを特徴とする手段2乃至8のいずれかに記載の遊技
機。 【0023】手段9のように別装置として制御基板を設
けた場合には、複雑な制御が絡む制御基板であっても設
置することが可能となり、ひいては、制御性、遊技性の
向上を図ることができる。尚、制御基板としては、単数
であってもよいし、複数からなることとしてもよい。 【0024】手段10.前記駆動源の回転駆動力を前記
回転体に伝達するための回転伝達機構を設けたことを特
徴とする手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機。 【0025】手段10によれば、必ずしも駆動源を回転
体の回転中心に設けなくとも、回転伝達機構によって、
駆動源の回転駆動力が回転体に伝達される。従って、上
記各作用効果がより確実に奏される。 【0026】手段11.前記回転伝達機構は、前記駆動
源側に設けられた駆動プーリと、前記回転体側に設けら
れた被動プーリと、前記両プーリに架けられた無端条体
とにより構成されていることを特徴とする手段10に記
載の遊技機。 【0027】手段11によれば、比較的簡易な構成で回
転駆動力を伝達できる。また、いわゆるプーリ比を適宜
調整することで、各種要請に応じた回転角度等を導出す
ることが可能となる。尚、無端条体としては、例えば、
ベルト、チェーン等が挙げられる。また、駆動プーリ及
び被動プーリ間に中間プーリを設け、複数の無端条体で
連結することとしてもよい。 【0028】手段12.前記駆動プーリは、前記被動プ
ーリよりも小径であることを特徴とする手段11に記載
の遊技機。 【0029】手段12によれば、駆動源に必要な出力ト
ルクを小さくすることができ、比較的小型の駆動源を採
用した場合であっても十分な回転を確保できる。その結
果、回転体あるいは遊技機自体の小型化を図ることも可
能となる。 【0030】手段13.本体と、本体内に収容され、外
周面に識別情報の付された回転体と、本体内に収容され
前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備え、前
記本体には、前記識別情報を視認可能な視認部を設け、
前記回転体の回転に基づく遊技を行い、停止された回転
体に関し、前記視認部の所定領域に位置する識別情報に
基づいて所定の遊技価値を付与可能に構成されてなる遊
技機であって、前記駆動源を前記回転体の回転中心から
離間した位置に設けることで、前記回転体内部に空間領
域を確保し、該空間領域に別装置を収容したことを特徴
とする遊技機。 【0031】手段13によれば、本体内に収容された駆
動源によって、外周面に識別情報の付された回転体が回
転され、該回転に基づく遊技が行われる。回転体の識別
情報が本体に設けられた視認部を介して視認され、停止
された回転体に関し、視認部の所定領域に位置する識別
情報に基づいて所定の遊技価値が付与される。さて、手
段13では、駆動源が回転体の回転中心から離間した位
置に設けられており、これにより回転体の中心部又はそ
の近傍にまで及ぶ部位において回転体内部の空間領域が
確保され、そこに別装置が収容される。このため、遊技
性を付与するための別装置を回転体内部に設ける上で、
駆動源の存在によってその配設に支障が生じることが起
こりにくい。従って、従来ではなしえなかった別装置の
理想的な設置や、大型の別装置の設置や、回転中心付近
にまで行き渡るような別装置の設置が可能となり、今ま
でにはない興趣をもたらすことも可能となる。 【0032】手段14.本体と、本体内に収容され、外
周面に識別情報の付された回転体と、本体内に収容され
前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備え、前
記本体には、前記識別情報を視認可能な視認部を設け、
前記回転体の回転に基づく遊技を行い、停止された回転
体に関し、前記視認部の所定領域に位置する識別情報に
基づいて所定の遊技価値を付与可能に構成されてなる遊
技機であって、前記駆動源を前記回転体内の偏心位置に
設けることで、前記回転体内部に所定の空間領域を確保
し、該空間領域に別装置を収容したことを特徴とする遊
技機。 【0033】手段14によれば、本体内に収容された駆
動源によって、外周面に識別情報の付された回転体が回
転され、該回転に基づく遊技が行われる。回転体の識別
情報が本体に設けられた視認部を介して視認され、停止
された回転体に関し、視認部の所定領域に位置する識別
情報に基づいて所定の遊技価値が付与される。さて、手
段14では、駆動源が回転体内の偏心位置に設けられて
おり、これにより、回転体の中心部又はその近傍にまで
及ぶ部位において回転体内部の空間領域が確保され、そ
こに別装置が収容される。このため、遊技性を付与する
ための別装置を回転体内部に設ける上で、駆動源の存在
によってその配設に支障が生じることが起こりにくい。
従って、従来ではなしえなかった別装置の理想的な設置
や、大型の別装置の設置や、回転中心付近にまで行き渡
るような別装置の設置が可能となり、今までにはない興
趣をもたらすことも可能となる。 【0034】手段15.本体と、本体内に収容され、外
周面に識別情報の付された回転体と、本体内に収容され
前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備え、前
記本体には、前記識別情報を視認可能な視認部を設け、
前記回転体の回転に基づく遊技を行い、停止された回転
体に関し、前記視認部の所定領域に位置する識別情報に
基づいて所定の遊技価値を付与可能に構成されてなる遊
技機であって、前記駆動源を前記回転体の外部位置に設
けることで、前記回転体内部に所定の空間領域を確保
し、該空間領域に別装置を収容したことを特徴とする遊
技機。 【0035】手段15によれば、本体内に収容された駆
動源によって、外周面に識別情報の付された回転体が回
転され、該回転に基づく遊技が行われる。回転体の識別
情報が本体に設けられた視認部を介して視認され、停止
された回転体に関し、視認部の所定領域に位置する識別
情報に基づいて所定の遊技価値が付与される。さて、手
段15では、駆動源が回転体の外部位置に設けられ、こ
れにより回転体の中心部又はその近傍にまで及ぶ部位に
おいて回転体内部の空間領域が確保され、そこに別装置
が収容される。このため、遊技性を付与するための別装
置を回転体内部に設ける上で、駆動源の存在によってそ
の配設に支障が生じることが起こりにくい。従って、従
来ではなしえなかった別装置の理想的な設置や、大型の
別装置の設置や、回転中心付近にまで行き渡るような別
装置の設置が可能となり、今までにはない興趣をもたら
すことも可能となる。また、回転体内に駆動源を設置す
るスペースを確保しなくてもよい分、回転体の小型化を
図ることも可能となり、遊技機自体のコンパクト化、ス
リム化を図ることも可能となる。 【0036】手段16.前記空間領域は、少なくとも前
記回転体の回転中心と、前記回転体の外周面のうち、前
記視認部から視認される区間とを結ぶ領域に形成されて
いることを特徴とする手段13乃至15のいずれかに記
載の遊技機。 【0037】手段16によれば、少なくとも回転体の回
転中心と、回転体の外周面のうち、視認部から視認され
る区間とを結ぶ領域に空間領域が形成されている。この
ため、該空間領域に回転体、特に識別情報と関連する表
示等の演出を行いうる別装置を設けることで、多様な面
白味を導出することが可能となり、しかも、前記別装置
を設ける上でのスペース上の制限を受けにくい。 【0038】手段17.前記駆動源の回転駆動力を前記
回転体に伝達するための回転伝達機構を設けたことを特
徴とする手段13乃至16のいずれかに記載の遊技機。 【0039】手段17によれば、必ずしも駆動源を回転
体の回転中心に設けなくとも、回転伝達機構によって、
駆動源の回転駆動力が回転体に伝達される。従って、上
記各作用効果がより確実に奏される。 【0040】手段18.前記回転伝達機構は、前記駆動
源側に設けられた駆動プーリと、前記回転体側に設けら
れた被動プーリと、前記両プーリに架けられた無端条体
とにより構成されていることを特徴とする手段17に記
載の遊技機。 【0041】手段18によれば、比較的簡易な構成で回
転駆動力を伝達できる。また、いわゆるプーリ比を適宜
調整することで、各種要請に応じた回転角度等を導出す
ることが可能となる。尚、無端条体としては、例えば、
ベルト、チェーン等が挙げられる。また、駆動プーリ及
び被動プーリ間に中間プーリを設け、複数の無端条体で
連結することとしてもよい。 【0042】手段19.前記駆動プーリは、前記被動プ
ーリよりも小径であることを特徴とする手段18に記載
の遊技機。 【0043】手段19によれば、駆動源に必要な出力ト
ルクを小さくすることができ、比較的小型の駆動源を採
用しても十分な回転を確保できる。その結果、回転体あ
るいは遊技機自体の小型化を図ることも可能となる。 【0044】手段20.前記別装置は、演出装置である
ことを特徴とする手段13乃至19のいずれかに記載の
遊技機。 【0045】手段20によれば、遊技に面白味を付与す
るための演出装置を設けるに際し、上述した設置上の作
用効果が奏される。従って、演出装置自体が今までには
ない配置構成を取らざるを得なかったり、大型のもので
あったりしたとしても、その設置を確保することが可能
となる。その結果、今までにはない興趣をもたらすこと
も可能となる。 【0046】手段21.前記演出装置は、発光装置であ
ることを特徴とする手段20に記載の遊技機。 【0047】手段21のように、発光装置を演出装置と
して用いた場合には、今までにはない発光態様での演出
(例えば大型のランプを設け、点滅点灯させる等)を行
うことができる。 【0048】手段22.前記演出装置は、表示装置であ
ることを特徴とする手段20又は21に記載の遊技機。 【0049】手段22のように、発光装置を表示装置と
して用いた場合には、今までにはない表示態様での演出
(例えば大型の表示装置を設けた上での表示演出等)を
行うことができる。尚、前記表示装置としては、ドット
マトリックス表示装置、セグメント表示装置、液晶表示
装置等が挙げられる。また、「前記表示装置は、遊技者
の遊技を補助するための遊技補助装置であること」とし
てもよい。かかる遊技補助装置としては、停止タイミン
グを教示するもの、識別情報を教示するもの等が挙げら
れる。 【0050】手段23.前記演出装置は、音声装置であ
ることを特徴とする手段20乃至22のいずれかに記載
の遊技機。 【0051】手段23のように、音声装置を演出装置と
して設けた場合には、今までにはない部位からの音声の
導出に遊技者は面白味、新鮮味を覚え、さらなる興趣の
向上を図ることができる。 【0052】手段24.前記別装置は、制御基板である
ことを特徴とする手段13乃至23のいずれかに記載の
遊技機。 【0053】手段24のように別装置として制御基板を
設けた場合には、複雑な制御が絡む制御基板であっても
設置することが可能となり、ひいては、制御性、遊技性
の向上を図ることができる。尚、制御基板としては、単
数であってもよいし、複数からなることとしてもよい。 【0054】手段25.前記回転体は、その回転中心に
おいて回転不能に固定された支持軸に対し回転可能に支
持されていることを特徴とする手段1乃至24のいずれ
かに記載の遊技機。 【0055】手段25によれば、前記支持軸に駆動源や
別装置を取付けることができる。そのため、別途の取付
手段等を設けなくて済み、一層の回転体内部のスペース
の有効活用を図ることができる。なお、「さらに、前記
駆動源は、前記支持軸に対し取付部材を介して取付けら
れていること」、「さらに、前記駆動源は、前記取付部
材に対しかかる回転応力が最小限又はほぼ最小限となる
位置(例えば、回転体が縦方向に設けられる場合には、
支持軸の上方位置又は下方位置)に取付けられているこ
と」としてもよい。後者の場合には、取付部材に対しか
かる回転応力が最小限又はほぼ最小限となるため、取付
部材が駆動源の重み等で回転ずれを起こしてしまうとい
った事態が起こりにくく、結果として取付状態の安定化
を図ることができる。 【0056】手段26.前記支持軸は、その内部に中空
部を有しており、該中空部内に、少なくとも電力を供給
するための配線を設置したことを特徴とする手段25に
記載の遊技機。 【0057】手段26によれば、支持軸の中空部内に電
力を供給するための配線が設置されることで、別部材等
に電力を容易に供給でき、しかも、配線が煩雑化するこ
とによる不具合を防止できる。尚、「電力を供給」に代
えて、「別部材に電力を供給」「前記駆動源に電力を供
給」、或いは「前記別部材及び駆動源に電力を供給」と
してもよい。さらに、「前記回転体は、前記支持軸に対
しベアリング機構を介して支持されていることを特徴と
する」こととしてもよい。 【0058】手段27.前記回転体の外周面は所定の光
透過性を有していることを特徴とする手段1乃至26の
いずれかに記載の遊技機。 【0059】手段27によれば、回転体の外周面が所定
の光透過性を有しているため、回転体内部に別装置等が
設けられる場合、別装置或いは別装置から放たれた可視
光線を視認することができる。そのため、該視認による
演出効果をより確実なものとすることができる。 【0060】手段28.前記回転体の外周面は、その一
部が透視可能又は略透視可能に構成されていることを特
徴とする手段1乃至27のいずれかに記載の遊技機。 【0061】手段28によれば、回転体の外周面の一部
が透視可能又は略透視可能となっている。このため、回
転体内部に別装置が設けられる場合、別装置自身或いは
別装置の表示演出等を視認することができる。そのた
め、該視認による演出効果をより確実なものとすること
ができる。 【0062】手段29.前記回転体は複数種の識別情報
を予め定めた配列で循環表示するものであることを特徴
とする手段1乃至28のいずれかに記載の遊技機。 【0063】識別情報の配列順序が例えば閉ループを構
成して循環表示するものであれば、遊技者が積極的に所
定の識別情報を狙って操作することができる。また、遊
技者の技術介入を促進する上ではその可変表示速度が一
定であることが一層好ましい。なお、循環表示される複
数種の識別情報として一巡する間に同一種の識別情報が
含まれていてもよいことはいうまでもない。また、「前
記回転体は、並列状態で複数配設されていること」とし
てもよい。 【0064】手段30.前記識別情報は図柄であること
を特徴とする手段1乃至29のいずれかに記載の遊技
機。 【0065】手段30のように、識別情報としては、数
字、絵、文字、記号等による図柄とするのが、遊技者の
判断の容易性の点で好ましい。また、種類の異なる図柄
については、その大きさや色に変化を与えることが、変
動中の図柄種別の判別を容易ならしめる上で好ましい。 【0066】手段31.前記駆動源は、所定の回転角度
毎に回転駆動及び停止可能なステッピングモータよりな
ることを特徴とする手段1乃至30のいずれかに記載の
遊技機。 【0067】手段31によれば、ステッピングモータの
駆動ステップ数を制御することで適正な位置に回転体を
停止等させることが可能となる。 【0068】手段32.手段1乃至31のいずれかにお
いて、遊技機はパチンコ遊技機であること。中でも、パ
チンコ遊技機の基本構成としては、操作ハンドルを備え
ていてそのハンドル操作に応じて遊技球を所定の遊技領
域に発射させ、遊技球が遊技領域内の所定の位置に配置
された作動口に入賞することを必要条件として可変表示
装置の主表示部において変動表示されている識別情報が
所定時間後に確定停止表示されること等が挙げられる。
また、特別遊技状態発生時には遊技領域内の所定の位置
に配置された可変入賞装置が所定の態様で開放されて遊
技球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値
(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含
む)が付与されることが挙げられる。この場合におい
て、前記回転体により前記可変表示装置の主表示部が構
成される。 【0069】手段33.手段1乃至31のいずれかにお
いて、遊技機は回胴式遊技機であること。ここで、回胴
式遊技機の構成としては、「複数の識別情報からなる識
別情報列(具体的には回転体としてのリールであり、識
別情報はリールに付されたシンボルである)を変動表示
(具体的にはリールの回動である)した後に識別情報を
確定停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段
(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動
が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)
の操作に起因して或いは所定時間経過することにより識
別情報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が
特定識別情報であることを必要条件として遊技者に有利
な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備
えた回胴式遊技機」となる。なお、回胴式遊技機にあっ
ては、前記リール等を具備する可変表示手段を可変表示
装置として捉えてもよいし、前記リールとは別途設けら
れ、前記識別情報に対応する(疑似的な対応であっても
よい)識別情報を表示可能な表示装置(例えば液晶表示
装置)をここにいう可変表示装置として捉えてもよい。
なお、この場合、可変表示装置は、遊技機本体を画定す
る本体ボックスに設置される。 【0070】手段34.手段1乃至31のいずれかにお
いて、遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合さ
せた遊技機であること。中でも、前記融合させた遊技機
の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情
報列(具体的には回転体としてのリールであり、識別情
報はリールに付されたシンボルである)を変動表示(具
体的にはリールの回動である)した後に識別情報を確定
停止表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例
えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の変動が開
始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操
作に起因して或いは所定時間経過することにより識別情
報の変動が停止され、その停止時の確定識別情報が特定
識別情報であることを必要条件として遊技者に有利な特
別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備
え、遊技媒体として遊技球を使用するとともに、前記識
別情報の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要と
し、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い
出されるよう構成されてなる遊技機」となる。なお、か
かる遊技機にあっては、前記リール等を具備する可変表
示手段を可変表示装置として捉えてもよいし、前記リー
ルとは別途設けられ、前記識別情報に対応する(疑似的
な対応であってもよい)識別情報を表示可能な表示装置
(例えば液晶表示装置)をここにいう可変表示装置とし
て捉えてもよい。 【0071】 【発明の実施の形態】以下に、遊技機を回胴式遊技機、
具体的にはスロットマシンに適用した場合の一実施の形
態につき図面に基づいて説明する。 【0072】図1に示すように、スロットマシンの筐体
11には、前面扉12がその左辺部を回動軸として回動
可能に取り付けられている。本実施の形態では筐体11
及び前面扉12等により本体が構成されている。筐体1
1の内部には、3つの回胴ユニット13が横並びに配設
されている。各回胴ユニット13は、回転体としてのリ
ール40を1つずつ備え、各リール40の外周部には複
数の図柄(識別情報)が描かれている。3体のリール4
0が停止した状態では、その正面側に位置する合計9つ
の図柄(左右方向3つ×上下方向3つ)が前面扉12に
設けられた視認部としての表示窓14を介して遊技者に
視認されるようになっている。尚、3つの回胴ユニット
13は図柄の種類配置状態等を除いて全て同じ構造とな
っている。 【0073】図2及び図3は、回動ユニット13を構成
する主要な部品を示した分解斜視図である。図4は組み
立てられた回胴ユニット13の正面図であり、図5は回
胴ユニットの中央付近を正面側から見た断面図である。
図2〜図5に示すように、各回胴ユニット13の支持フ
レーム(又は枠体)は、第1の側板21と第2の側板2
2とを備えている。第2の側板22は正面略コ字状をな
し、底板部と天板部とを備えている。この第2の側板2
2の開放側(左側)を第1の側板21で塞ぐようにして
両側板21,22が連結されることで、正面方形状の支
持フレームが構成されている。 【0074】図2,3及び5に示すように、各側板2
1,22の高さ方向中心の窪みには取付孔が形成され、
各取付孔には取付フランジ23,24が一対のビスで固
定されている。左右の取付フランジ23,24間には、
支持軸としてのリール軸25が保持されている。このリ
ール軸25は略円柱状の金属棒材からなるが、その棒材
には、左端から中心部にまで延びる縦溝26と右端付近
に延びる縦溝27とが形成されている。縦溝26,27
の各々はリール軸25を直径方向に横切って外周面側に
開口すると共に、リール軸25の左右両端部の各端面に
も開口している。本実施の形態では、これら縦溝26,
27により、中空部が構成されている。図5に示唆する
ように、各取付フランジ23,24においてリール軸2
5の端部を受承する円筒部の内側には、上下一対の係合
突条23a,24aが設けられている。上下一対の係合
突条23a,24aがリール軸端部の縦溝26,27内
に嵌入することにより、左右の取付フランジ23,24
間においてリール軸25が回動不能に保持されている。 【0075】左右の側板21,22間に固定されたリー
ル軸25上には、取付クランプ28が固着されている。
図3に示すように、取付クランプ28は、リール軸25
の周囲を取り巻く略円筒状の挟着部28aを有してい
る。ビスの締結力を利用し当該挟着部28aでリール軸
25を締め付けることにより、取付クランプ28がリー
ル軸25上に固定される。図3及び図4に示すように、
取付クランプ28の上端部28bには、駆動源としての
ステッピングモータ29が取り付けられている。また、
取付クランプ28の一側(図4の手前側)には、側腕部
28cが突設されている。この側腕部28cには、別装
置、演出装置、発光装置を構成するバックライト用光源
38(図6参照)が取付けられる。この光源38によ
り、リール40の外周円筒面の一部が内側から照射され
るようになっている。 【0076】図4及び図5に示すように、リール軸25
上には、リール40が左右一つの環状ベアリング31,
32により回動可能に支持されている。リール40は、
左右一対のリール枠41,42を有している。左リール
枠41は、その中心に保持された左側ベアリング31を
介してリール軸25上に独立して回動可能に支持されて
いる。同様に右リール枠42は、その中心に保持された
右側ベアリング32を介してリール軸25上に独立して
回動可能に支持されている。 【0077】左側ベアリング31及び左リール枠41と
取付クランプ28との間において、リール軸25には略
円筒状の左スリーブ33が外嵌されている。この左スリ
ーブ33の左端と左側取付フランジ23の内側(右側)
との間に左側ベアリング31及び左リール枠41を挟み
込むことにより、これら31,41をリール軸25上の
所定位置に位置決めしている。同様に、右側ベアリング
32及び右リール枠42と取付クランプ28との間にお
いて、リール軸25には略円筒状の右スリーブ34が外
嵌されている。この右スリーブ34の右端と右側取付フ
ランジ24の内側(左側)との間に右側ベアリング32
及び右リール枠42を挟み込むことにより、これら3
2,42をリール軸25上の所定位置に位置決めしてい
る。尚、少なくとも左スリーブ33は、リール軸25に
対し回動不能に装着されている。 【0078】図5に示すように、左スリーブ33の一部
には、リール軸の左縦溝26と対応する位置において切
欠き部35が形成されている。この切欠き部35は、リ
ール軸25に外嵌された左スリーブ33の内側(即ち左
縦溝内部)とその外(即ちリール40の内部領域)とを
連通させる。他方、リール軸25の左側端面に開口した
左縦溝26は、左側取付フランジ23の中央孔を介し
て、第1の側板21の外側に通じている。即ち左スリー
ブの切欠き部35及びリール軸の左縦溝26は、左右リ
ール枠41,42間に挟まれた内部領域と回胴ユニット
13の外部とを連通させる「連通路」を構成する。そし
て図5に示唆するように、その連通路内には、電気的接
続手段としての電気配線36が設けられている。この電
気配線36は、例えば、取付クランプ上方に位置するス
テッピングモータ29や光源38と外部の電源及び駆動
制御回路(図示略)とを電気的に接続するための給電線
(又は給電制御線の束)である。つまり上記連通路は、
リール軸25上で回転するリール40との干渉を避けな
がら、ステッピングモータ29その他の電気機器から延
びる電気配線36を回胴ユニット13の外へ導くための
通路である。 【0079】次に、リール40の組立構造について説明
する。 【0080】図4及び図5に示すように、リール軸25
上に回動可能に設けられた短円筒状(又はドラム状)の
リール40は、左右一対のリール枠41,42と、両リ
ール枠間に架設された帯状フィルム54とを備えてい
る。各リール枠41,42は、成形用金型装置で合成樹
脂を一体成形したものであり、左リール枠41と右リー
ル枠42とは同じ金型から得た同形状の枠体である。 【0081】図2,3及び7に示すように、各リール枠
41,42は、その中心位置を示すハブ部43と、該リ
ール枠の外周部を構成するリング部44と、ハブ部43
とリング部44との間において両部を連結するべく十字
状に設けられた4本のアーム45とから構成されてい
る。半径方向に延びた各アーム45の途中には折曲げ段
差45aが付与されており、この段差45aのために、
ハブ部43はリール軸方向の内側寄りに、リング部44
は同方向の外側寄りに相対配置される。図5及び図7に
示すように、ハブ部43の外側面上には。4つの保持爪
46が該ハブ部中心の貫通孔47を取り囲むように突設
されている。これら4つの保持爪46によって前記ベア
リング31又は32がリール枠に保持されている。ま
た、ハブ部43の内側面と連続する各アーム45の内側
面上には、ビス孔(雌ネジ部)を備えた突起部48が設
けられている。 【0082】図7及び図8に示すように、円形リング部
44の外周面44a上には、その外縁寄り位置において
環状突条49が形成されている。この環状突条49はリ
ング部44の全周にわたって延びており、リール枠4
1,42の外周部の一部を構成する。各環状突条49の
内側面49a(相手方リール枠と対向する面)には、リ
ング部44と同心円状の仮想ラインに沿って延びる複数
の円弧状溝51(本例では8条)が形成されている。図
8(B)に示すように各円弧状溝51は、相対向する外
側寄り内壁面51aと内側寄り内壁面51bとによって
区画されており、その内側寄り内壁面51bはリング部
外周面44aと面一となっている。 【0083】更に、これら円弧状溝51の配列群領域に
は、隣り合う円弧状溝の溝端間においてそれぞれ、肉部
52(係合凸部)が確保されている。これらの肉部52
は計8箇所に存在し、ハブ部中心の貫通孔47を中心と
して等角度間隔(即ち45゜間隔)で配置されている。
つまり、8条の円弧状溝51は、いずれも円弧長が等し
い。尚、円弧状溝51の幅h(即ち前記両内壁面51
a,51b間の距離)は、帯状フィルム54を二重に重
ねた状態でも挿入可能な幅(例えば1.0mm)に設定
されている。 【0084】他方、図9(A)は平面展開した帯状フィ
ルム54を示す。この帯状フィルム54は、例えば長さ
74cm×幅8cm×厚さ0.3mmという長尺な帯状
をなす。本実施の形態において、帯状フィルム54は、
所定の光透過性を有し、例えば、ポリエチレン、ピリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト等の合成樹脂材料により構成されている。本実施の形
態では、前記光源38から照射される光が帯状フィルム
54から透けて視認することができるようになってお
り、これにより、種々の演出が実行されるようになって
いる。 【0085】帯状フィルム54の後端部(図9(A)で
は下端部)には、重ね代55(長さ約3cm)が確保さ
れている。この重ね代55を帯状フィルム54の前端部
(図9(A)では上端部)に重ね合わせると共に、両者
の接触面間に、例えば両面テープや接着剤を施して連結
することにより、リール40の外周円筒面となる短円筒
形状又はドラム形状を構築することができる。 【0086】帯状フィルム54の表面又は裏面には、上
記重ね代55を除いた前面に略等間隔毎に付された計2
1個の図柄Mと、これら図柄Mの周囲を埋める背景56
とが印刷されている、21個の図柄Mは、帯状フィルム
54で短円筒を構成したときにその円筒面上に等間隔に
て一列に並ぶように配列されている。帯状フィルム54
に印刷された背景56は、外からリール40内を透かし
見ることを防止しつつ各図柄Mを目立たせるような配色
及び地模様で構成されている。尚、「図柄」とは、いわ
ゆるキャラクタデザインを指し、例えば、動植物、数
字、文字、図形、記号その他のものを図案化した識別マ
ーク、又は視覚的識別情報を指す。 【0087】帯状フィルム54の長手方向における左右
両側部には、複数個の係合凹部57(本例では片側8
個)が形成されている。これらの係合凹部57は前記複
数の肉部52と対応するように設けられており、フィル
ムの各側部において前後に隣り合う係合凹部57間の間
隔は、円弧状溝群に沿って隣り合う肉部52間の間隔に
一致している。即ち帯状フィルム54で短円筒を構成し
たときに、フィルム各側部の8個の係合凹部57は等間
隔又は等角度間隔となるように設けられている。 【0088】図9(B)及び(C)に示すように、リー
ル40の組立時には、帯状フィルム54の一方の側部を
それに対応するリール枠の円弧状溝51に進入させ、リ
ール枠側の肉部52にフィルム側の係合凹部57を係合
させる。こうして、枠側係合部としての8個の肉部52
と、帯側係合部としての8個の係合凹部57との相互係
合に基づき、左右のリール枠41,42に対して帯状フ
ィルム54を位置決めすると共に、両リール枠41,4
2及び帯状フィルム54を一体回転可能に連結してい
る。 【0089】また、左右リール枠41,42のそれぞれ
の円弧状溝51内に帯状フィルム54の各側部を受容す
ることにより、帯状フィルム54が各リールの円弧状溝
群に沿って湾曲されると共に、帯状フィルム54の前後
両端部が重ね代55で重なり合って短円筒形状(その軸
直交断面は円形)ができあがる。そして、フィルムの前
後両端部を前述のように重ね代55で接着することによ
り、帯状フィルム54が湾曲状態に固定化されてリール
40の外周円筒面が完成すると共に、両リール41,4
2と帯状フィルム54との一体化が完了する。 【0090】次に、リール40の駆動機構について説明
する。 【0091】図4及び図6に示すように、左リール枠4
1の4つの突起部48には、被動プーリ60が4個のビ
ス(図示略)で当該リール枠と一体回転可能に装着され
ている。この被動プーリ60は、プーリ本体61と、そ
のプーリ本体61を挟むように設けられた左右のリング
プレート62,63とを一体化したものである。左のリ
ングプレート62は主に、被装着物(左リール枠)に対
する取付用フランジとして機能する。右のリングプレー
ト63は主に、プーリ本体61の保護カバーとして機能
する。プーリ本体61は、所定の厚みを持った円盤形状
をなし、その外周部には複数の歯61a(即ち被動プー
リの凹凸部)が形成されている。 【0092】他方、取付クランプ28の上端部に設けら
れたステッピングモータ29は、給電制御によって段階
的に回動する出力軸29aを有している。ステッピング
モータ29は、その内部磁気構造を構成するロータが2
4ステップで1回転する設計仕様となっているが、当該
モータ29内には前記ロータと出力軸29aとの間に1
/2ギヤ減速機構が組み込まれており、最終的には48
ステップで出力軸29aが1回転する48パルスタイプ
のステッピングモータとなっている。このステッピング
モータ29は横置きされ、その出力軸29aはリール軸
25(即ち被動プーリの中心軸線)と平行になってい
る。そして、出力軸29aの先端には、駆動プーリ64
が固着されている。駆動プーリ64の外周部には、被動
プーリ本体外周部の歯61aと符号する複数の歯64a
(即ち駆動プーリの凹凸部)が形成されている。尚、駆
動プーリ64の有効半径R1は、被動プーリ本体62の
有効半径R2よりも小さく設定されている。 【0093】更に図4に示すように、駆動プーリ64と
被動プーリ本体61とは、上下に並ぶように互いの水平
方向位置が整合され、両プーリ61,64間には動力伝
達用ベルト65が架け渡されている。このベルト65は
例えばゴムや軟質プラスチックからなる。このベルト6
5の内側には、駆動及び被動の各プーリに形成された複
数の歯と符号する複数の歯65a(即ちベルトの凹凸
部)が形成されている。各プーリの歯61a,64aと
ベルトの歯65aとの噛合関係により、駆動プーリ64
の回転動力がベルト65を介して滑り無く確実に被動プ
ーリ60に伝達され、それに同期してリール40が回転
する。本実施の形態では、これら駆動プーリ64、ベル
ト65及び被動プーリ60によって回転伝達機構が構成
されている。 【0094】尚、リール40の駆動源たるステッピング
モータ29に対する給電制御は、回胴ユニット13の外
に設けられた駆動制御回路(図示略)によって行われ
る。この駆動制御回路は、リール40の回転状況に関す
る情報(例えば単位時間当り回転数)を参照してモータ
29のステッピング動作をフィードバック制御する。こ
のため、各回胴ユニット13には、リール40の回転状
況検知手段が設けられている。即ち図2、4及び6に示
すように、第1の側板21の内側にはインタラプタ基板
67が設けられ、この基板67上には、発光素子と受光
素子とが対となって検知ゲートを構成するフォトセンサ
68が装着されている。他方、左リール枠41の4本の
アーム45のうちの1本の外側面上には、原点検知板6
9が突設されている。この原点検知板69は、リール回
転時における該検知板69の軌跡が前記フォトセンサ6
8の検知ゲート間を通過するように位置決めされてい
る。従って、原点検知板69がフォトセンサ68の検知
ゲート間を通過する毎にリール40の1回転を検知する
ことができる。 【0095】本実施の形態のリール駆動機構では、駆動
プーリ64の有効半径R1と被動プーリ本体61の有効
半径R2との比(プーリ比:x=R2/R1)を最適設
定することにより、リール40の1図柄の配置切替えに
必要な回転角度θの均等化(即ち21個の図柄のいずれ
についても1図柄分の配置切替えのために360/21
度だけ回転させること)と、リール40を前記回転角度
θだけ回転させるのに必要となるモータ出力軸29aの
駆動ステップ数の整数値化とを両立させている。なお、
プーリ比xは、モータ出力軸29aの回転角度(又は回
転数)に対するリール40の回転角度(又は回転数)の
比率でもある。以下に、プーリ比xの具体的な決定方法
について説明する。 【0096】本実施の形態で使用するステッピングモー
タ29は、48ステップで出力軸29aが1回転するタ
イプ、つまり、1ステップ動作で出力軸29aが7.5
度回動するタイプである。リール40を1図柄分の配置
切替えに必要な回転角度θ(=360/21)だけ回転
させるのに必要となるモータ出力軸29aの駆動ステッ
プ数をnとすると、1:x=θ:(7.5×n)という
等式が成り立つ。これにθ=360/21を代入して整
理すると、次の条件式が得られる。 【0097】 条件式: x/n=(7.5×21)/360=7/16 1図柄あたりの必要駆動ステップ数nについては整数値
であることが必須であるが、プーリ比xについては整数
値である必要はなく半径R1,R2の設定次第で如何様
にも定めうる。故に、所望の正数nに対して上記条件
式:x/n=7/16を満足するようなプーリ比xを設
定すればよい。このような条件に合致するプーリ比xと
整数nとの組合せ(x、n)としては、(x=3.5,
n=8)、(x=21/4=5.25,n=12)、
(x=7,n=16)、(x=10.5,n=24)、
(x=14,n=32)等々いくらでも挙げられる。但
し、本実施の形態では、プーリ比xが過度に大きくなる
ことを回避しつつステッピングモータ29の小型軽量化
を図るために、プーリ比x=7、1図柄当たりの必要駆
動ステップ数n=16の組合せを選択している。 【0098】なお、ステッピングモータ29が、p回の
ステップ動作で出力軸29aが1回点するpパルスタイ
プ(即ち1ステップで出力軸29aが360/p度回動
するタイプ)であり、リール40の外周円筒面に等間隔
で描かれた図柄の数がQである場合には、上記条件式は
次式のように一般化できる。回胴ユニット13を設計す
る際には、p及びQの前提条件に応じて、下記一般式を
充足するようにn及びxを適宜選択すればよい。 【0099】 条件式(一般式): x/n=Q/p (n,p,Qは整数) 次に、本実施の形態において奏される作用効果について
説明する。 【0100】本実施の形態では、ステッピングモータ2
9をリール40の回転中心とは別の位置(偏心位置)に
設けることとし、リール40内部に、別装置としての光
源38の収容を許容するための空間領域を確保すること
としている。このため、遊技に面白味を付与するための
光源38を設ける上で、ステッピングモータ29の存在
によってその配設に支障が生じることが起こりにくい。
従って、従来ではなしえなかった光源38の理想的な設
置が可能となり、今までにはない興趣をもたらすことも
できる。また、設置態様によっては、今まででは配設す
ることが困難であった大型の光源38等を配設すること
も可能となり、かかる場合には今までにはないスロット
マシンを提供することも可能となる。 【0101】さらに、本実施の形態では、リール40の
回転中心と、リール40の外周面のうち、表示窓14か
ら視認される区間とを結ぶ領域に前記空間領域を形成す
ることとし、該空間領域に光源38を設けることとして
いる。このため、演出用のバックライト用光源38を設
けるに際し、スペース上の制限が受けにくくなるのみな
らず、一方で、多様な面白味を導出することが可能とな
る。 【0102】併せて、リール40は、その回転中心にお
いて回転不能に固定されたリール軸25に対し回転可能
に支持されており、該リール軸25にステッピングモー
タ29や光源38が取付けられる。そのため、別途の取
付手段等を設けなくて済み、一層のリール40内部のス
ペースの有効活用を図ることができる。特に、ステッピ
ングモータ29は、リール軸25から上方に延びる取付
クランプ28の上端部28bに取り付けられている。こ
のため、取付クランプ28に対し、ステッピングモータ
29の荷重応力がかかることで取付クランプ28自体が
回転ずれを起こしてしまうことが起こりにくい。その結
果、本実施の形態の如くステッピングモータ40がリー
ル40の回転中心以外の位置に設けられたとしても、ス
テッピングモータ29の取付状態の安定化を図ることが
できる。 【0103】また、ステッピングモータ29からリール
40への動力伝達機構(60,64,65)におけるプ
ーリ比xと、リール40を1図柄切替えに必要な回転角
度θだけ回動させるのに必要なモータ出力軸29aの駆
動ステップ数nとを上記条件式(x/n=Q/p)を満
たすように決定することにより、リール40上の図柄数
Qやステッピングモータ29の仕様がどのようなもので
あるかにかかわらず、1図柄切替えに必要なリールの回
転角度θを全ての図柄について均等化することと、リー
ル40を前記回転角度θだけ回動させるのに必要なモー
タ出力軸29aの駆動ステップ数nを整数値化すること
を両立させることができる。 【0104】このため、リール40上の図柄数やステッ
ピングモータ29の仕様がどのような条件であったとし
ても、図柄の停止位置ずれを防止可能なスロットマシン
を設計することができる。また、ステッピングモータ2
9として、安価で入手可能な市販品を選択することが可
能となる。更に、動力伝達機構におけるプーリ比xの最
適化という機械的対策だけで図柄の停止位置ずれを防止
できるため、ステッピングモータ29のステップ動作の
制御プログラムに、位置ズレ補正のための補正演算ルー
チンを組み込む必要がなく、制御プログラムの簡素化を
図ることができる。 【0105】さらに、駆動プーリ64の有効半径R1
は、被動プーリ本体61の有効半径R2よりも小さく設
定されているため、当該回転伝達媒体は駆動側から被動
側に向かう減速機構となり、駆動源たるステッピングモ
ータ29のトルクが小さくて済む。このことは、小型で
軽量なステッピングモータ29を選択することを可能な
らしめ、スロットマシンの製造コスト低減に貢献する。
そればかりか、さらに光源38等の別装置を設置するた
めの有効スペースを確保しやすくなる。 【0106】併せて、リール40は、支持フレーム2
1,22に固定された支軸25上に回動可能に支持され
ており、リール40の荷重をモータ29で直接支える必
要がない。このことも、比較的小型のステッピングモー
タ29を選択することを可能とする。 【0107】支軸25内に確保した連通路によりリール
40の内部領域と外部とを連通させると共に、この連通
路を介して、リール内部に配設したモータ29及び光源
38から延びる電気配線36を回胴ユニット13の外に
導いている。それ故、回動時においてもリール40と電
気配線36との相互干渉を生じることなく、モータ29
及び光源38と外部電源との間の電気的接続を確保でき
る。これにより、リール40の内部領域を電気機器の設
置スペースとして有効利用でき、回胴ユニット13全体
をコンパクト化することが可能となる。 【0108】以下、他の実施形態について説明する。 【0109】(a)上記実施の形態では光源38による
演出の具体例について特に言及していないが、種々の演
出を行うことができる。例えば、大当たり条件が成立し
たような場合に点灯又は点滅を行うこととしてもよい
し、図柄に透孔や透視部等を設けた上で、所定上面成立
時に点灯又は点滅を行うことで、遊技者にとって所定の
図柄を狙いやすくできることとしてもよいし、或いは、
停止させるべき3つのリール40の停止順序や停止図柄
をナビゲートしたりできることとしてもよい。 【0110】(b)上記実施の形態では、別装置とし
て、バックライト用光源38を例示しているが、他の演
出のための装置を設けることとしてもよい。他の演出の
ための装置としては、上記した光源38等の発光装置の
外にも、図10,11に示すように、ドットマトリック
ス表示装置K1,K2,K3等を挙げることができる。
図に示す例では、各ドットマトリックス表示装置K1,
K2,K3は、上中下段に停止される図柄に対応して上
中下3つの表示部K1a,K1b,K1c,K2a,K
2b,K2c,K3a,K3b,K3cが備えられてい
る。かかる表示装置K1〜K3を設けた場合には、今ま
でにはない表示態様での演出(例えば大型の表示装置を
設けた上での表示演出等)を行うことができる。この場
合、リール40の帯状フィルム54の所定の図柄に対応
するようにして、透孔、スリット、透視部等を設けるこ
ととするのが望ましい。これにより、表示部K1a,K
1b,K1c,K2a,K2b,K2c,K3a,K3
b,K3cに表示される表示対象を視認することがで
き、今までにはない面白味を堪能できる。もちろん、ド
ットマトリックス表示装置以外にも、セグメント表示装
置、液晶表示装置等の表示装置を設けることとしてもよ
い。尚、表示装置の表示態様によって、遊技者をアシス
ト(補助)するようにしてもよい。この場合、「表示装
置は、遊技者の遊技を補助するための遊技補助装置」と
なる。かかる遊技補助装置としては、停止タイミングを
教示するもの、図柄を教示するもの等が挙げられる。 【0111】(c)また、視覚的態様で演出する装置以
外にも、聴覚的態様、すなわち、音声で演出する装置
(例えばスピーカ)を設けることとしてもよい。もちろ
ん、上述した各装置を複合して設けることとしてもよ
い。 【0112】(d)さらに、上述した演出装置に限られ
るものではなく、各種制御基板を別装置として設けるこ
ととしてもよい。このように制御基板を設けた場合に
は、複雑な制御が絡む比較的大型の制御基板であっても
容易に設置することが可能となり、ひいては、制御性、
遊技性の向上を図ることができる。尚、制御基板として
は、単数であってもよいし、複数からなることとしても
よい。また、複数の制御基板を設ける場合、互いに異な
る角度で設けることも可能となる。なお、制御基板の例
としては、主たる遊技を司る主基板の外にも、リール制
御基板等を挙げることができる。さらには、発光装置、
表示装置、音声装置等の演出装置を設ける場合には、発
光制御基板、表示制御基板、音声制御基板等を設けるこ
ととしてもよい。 【0113】(e)上記実施の形態では、リール40内
にステッピングモータ29を設けることとしているが、
リール40の外部に設けることとしてもよい。 【0114】(f)各リール40に付される図柄として
は、絵、数字、文字等に限らず、幾何学的な線や図形等
であってもよい。また、光や色等によって図柄を構成す
ることも可能であるし、立体的形状等によっても図柄を
構成し得るし、これらを複合したものであっても図柄を
構成し得る。即ち、図柄は識別性を有した情報(識別情
報)としての機能を有するものであればよい。 【0115】(g)遊技機として回胴式遊技機、特にス
ロットマシン1について具体化した例を示したが、リー
ル等からなる表示手段を備えたパチンコ機に具体化して
もよい。また、スロットマシンとパチンコ機とを融合し
た形式の遊技機に適用してもよい。即ち、スロットマシ
ンのうち、メダル投入及びメダル払出機能に代えて、パ
チンコ機のような球投入及び球払出機能をもたせた遊技
機としてもよい。かかる遊技機をスロットマシンに代え
て使用すれば、遊技ホールでは球のみを遊技価値として
取り扱うことができるため、パチンコ機とスロットマシ
ンとが混在している現在の遊技ホールにおいてみられ
る、遊技価値たるメダルと球との別個の取扱による設備
上の負担や遊技機設置個所の制約といった問題を解消し
得る。また、上記したように、リールのサイズに関し小
型化を図ることができるため、全体としての小型化、コ
ンパクト化を図ることができる。その結果、上記遊技機
を設計する上で都合がよいというメリットもある。
【図面の簡単な説明】 【図1】一実施の形態におけるスロットマシンの筐体内
部の概要を示す斜視図である。 【図2】回胴ユニットの左半分の主要部分を示す分解斜
視図である。 【図3】回胴ユニットの右半分の主要部分を示す分解斜
視図である。 【図4】回胴ユニット(帯状フィルムを外した状態)の
正面図である。 【図5】回胴ユニットの正面側から見たリール軸付近の
断面図である。 【図6】回胴ユニットの左側面側から見た駆動機構の透
視図である。 【図7】リール枠の内側面の一部分を示す図である。 【図8】(A)は図7のA−A線での拡大断面図、
(B)は図7のB−B線での拡大断面図である。 【図9】(A)は帯状フィルムの展開図、(B)はリー
ル枠と帯状フィルムとの係合関係を示す後記図(C)の
D−D線での断面図、(C)は前記図(B)のC−C線
での断面図である。 【図10】別の実施の形態における表示装置を模式的に
示す正面透視図である。 【図11】別の実施の形態におけるリール及び表示装置
を模式的に示す側面図である。 【符号の説明】 21,22…第1及び第2の側板、25…リール軸、2
8…取付クランプ、29…駆動源としてのステッピング
モータ、29a…モータ出力軸、38…別装置としての
バックライト用光源、40…回転体としてのリール、6
0…被動プーリ、61…被動プーリ本体、64…駆動プ
ーリ、65…ベルト、M…識別情報としての図柄、K
1,K2,K3…別装置としてのドットマトリックス表
示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外周面に識別情報の付された回転体と、 前記回転体を回転駆動させるための駆動源とを備え、前
    記回転体の回転に基づく遊技を行う遊技機であって、 前記駆動源を前記回転体の回転中心から離間した位置に
    設けたことを特徴とする遊技機。
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