JP4267347B2 - コンバーチブルトップ用ロック装置 - Google Patents

コンバーチブルトップ用ロック装置 Download PDF

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/185Locking arrangements
    • B60J7/1851Locking arrangements for locking the foldable soft- or hard-top to the windshield header

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、コンバーチブルトップを閉蓋保持するためのコンバーチブルトップ用ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンバーチブルトップを備えた車両においては、該コンバーチブルトップの開閉蓋を可能とするとともに、閉蓋状態を保持するために、該コンバーチブルトップの先端部に位置する幌側ヘッダーにロック装置を設けている(特許文献1参照)。
【0003】
このロック装置は、上記幌側ヘッダー側に設けたロックレバーのフック部分を、車両側のフロントウインドウの上端に位置する車両側ヘッダーに設けたストライカーに掛止させ且つこれら両者を引き付けて保持することでロック状態とするとともに、上記フックの上記ストライカーに対する掛止状態を解除することでロックオフ状態とするものである。
【0004】
このように、ロック装置においてロック状態あるいはロックオフ状態を実現するには、固定配置された上記ストライカーに対して上記ロックレバーを所定の軌跡をもって移動させることが必要であり、かかる要求を実現する手段として、上掲特許文献1に示されるものにおいては、上記ロックレバーに所定形状をもつガイド溝を形成するとともに、該ガイド溝にガイドピンを係入させ、これら両者のガイド作用によって上記ロックレバーのフック部分に所要の軌跡を描かせるようにしている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−234655号公報(段落「0019」〜段落「0025」、図1及び図8参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように上記ロックレバーにガイド溝を設け、該ガイド溝によるガイド作用を利用して上記ロックレバーのフックに所要の軌跡を描かせる構成とした場合には、例えば、上記ロックレバーによる引き込みストロークを長くしようとすれば(換言すれば、コンバーチブルトップの閉蓋操作時に、上記ロックレバーが設けられたコンバーチブルトップの幌側ヘッダーと上記ストライカーが設けられた上記車両側ヘッダーとの間隔が比較的広くても上記ロック装置を有効に作動させることができるようにしようとすれば)必然的に上記ガイド溝の長さを長くしなければならず、またこのガイド溝を長くしようとすればそれだけ上記ロックレバーの大型化し、これらの相乗効果として、ロック装置のコストアップを招来するとともにそのコンパクト化が阻害され、延いては該ロック装置の商品価値の低下を招くという問題があった。
【0007】
そこで、本願発明は、構造が簡単で且つコンパクトなコンバーチブルトップ用ロック装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
【0009】
本願の第1の発明では、コンバーチブルトップ3側の第1連結部材4に設けたロックレバー11の一端11aのフック17を、車両2側の第2連結部材6に設けたストライカー8に係脱可能に掛止するようにしたコンバーチブルトップ用ロック装置において、上記第1連結部材4側に取り付けた第1支点ピン27にその一端が枢支されるとともにその他端には上記ロックレバー11の他端11bが連結された第1リンク12と、上記第1連結部材4に取り付けた第2支点ピン28にその一端が枢支され且つ回動操作される第2リンク13と、上記ロックレバー11の中間位置11cと上記第2リンク13の他端とを連結する第3リンク14と、上記第1リンク12の中間位置と上記第3リンク14の中間位置とを連結する第4リンク15とを備え、上記第2リンク13の上記第2支点ピン28回りの回動変位が、上記第3リンク14及び第4リンク15を介して上記第1リンク12にその回動変位として伝達され、該第1リンク12の回動変位を受けて上記ロックレバー11が、上記フック17を上記ストライカー8に掛止してこれを上記ケース10側に引き付けて固定するロック姿勢と、上記フック17を上記ストライカー8から離脱させてこれを両者の離反動作を許容するロックオフ姿勢とを実現するように構成したことを特徴としている。
【0010】
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係るコンバーチブルトップ用ロック装置において、上記ロックレバー11が上記ロック姿勢からロックオフ姿勢に姿勢変更するとき、上記フック17が、前方へ略直線状に移動した後に上後方へ弧状に移動する軌跡を描くように構成したことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】
本願発明ではかかる構成とすることにより次のような効果が得られる。
【0012】
▲1▼ 本願の第1の発明に係るコンバーチブルトップ用ロック装置によれば、ロックオフ姿勢からロック姿勢への操作時には、上記第2リンク13の上記第2支点ピン28回りの回動変位が、上記第3リンク14及び第4リンク15を介して上記第1リンク12にその回動変位として伝達され、該第1リンク12の回動変位を受けて上記ロックレバー11が、上記フック17を上記ストライカー8に掛止してこれを上記ケース10側に引き付けて固定することでロック姿勢が実現され、また、ロック姿勢からロックオフ姿勢への操作時には、上記第2リンク13の上記第2支点ピン28回りの回動変位が、上記第3リンク14及び第4リンク15を介して上記第1リンク12にその回動変位として伝達され、該第1リンク12の回動変位を受けて上記ロックレバー11が、上記フック17を上記ストライカー8から離脱させて該フック17とストライカー8との離反動作を許容することでロックオフ姿勢が実現されるものであり、従来のようにロックレバーにガイド溝を設ける必要がなく、従って上記ロックレバー11の構造の簡略化、コンパクト化を図ることができ、延いてはロック装置の低コスト化が促進されることになる。
【0013】
▲2▼ 本願の第2の発明では、上記▲1▼に記載の効果に加えて次のような効果が得られる。即ち、この発明のコンバーチブルトップ用ロック装置によれば、上記ロックレバー11が上記ロック姿勢からロックオフ姿勢に姿勢変更するとき、上記フック17が、前方へ略直線状に移動した後に上後方へ弧状に移動する軌跡を描くように構成しているので、ロック姿勢からロックオフ姿勢への姿勢変更時における上記フック17の上記ストライカー8からの離脱動作、及びロックオフ姿勢からロック姿勢への姿勢変更時における上記フック17に対する上記ストライカー8の掛止動作が共に容易且つ確実となり、それだけロック装置の作動上の信頼性が向上することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0015】
図1には、コンバーチブルトップ3を備えた車両2を示している。このコンバーチブルトップ3は、車室上部を開閉蓋自在に覆う機能をもつもので、開蓋状態においては車室後部に折り畳み収納される(図示省略)一方、閉蓋状態においては図1に示すように、収納状態から車室前部側へ展開され、その前端に位置する幌側ヘッダー4(特許請求の範囲中の「第1連結部材」に該当する)が、上記車両2のフロントウインドウ5の上縁に設けられた車両側ヘッダー6(特許請求の範囲中の「第2連結部材」に該当する)に近接対向されるとともに、上記幌側ヘッダー4の左右両側にそれぞれ配置された左右一対のロック装置1,1(後に詳述する)がそれぞれロック姿勢に設定され、該各ロック装置1,1によって閉蓋状態のまま固定保持される。
【0016】
一方、閉蓋状態から上記コンバーチブルトップ3を開蓋させる場合には、上記各ロック装置1,1をロック姿勢からロックオフ姿勢に姿勢変更し、上記幌側ヘッダー4を上記車両側ヘッダー6側から後方へ引き下げて上記コンバーチブルトップ3を車室後部に折り畳んで収納する。
【0017】
以下、上記ロック装置1の具体的構成を図2〜図11を参照して説明する。
【0018】
上記ロック装置1は、図2に示すように、上記幌側ヘッダー4側に取り付けたブラケット10に、次述のロックレバー11,第1リンク12,第2リンク13及び第3リンク14を配置して構成される。
【0019】
上記ブラケット10は、上記コンバーチブルトップ3の閉蓋状態において上記車両側ヘッダー6の前面に近接対向するものであって、その前面壁10aには所定大きさの開口10bを備えるとともに、該開口10bの下側位置には位置決めピン30が前方へ向けて突設配置されている。
【0020】
尚、上記車両側ヘッダー6の上記ブラケット10に対向する面には、上記開口10bに対向するようにして凹部7が設けられるとともに、該凹部7内にはストライカー8が取り付けられている。また、上記凹部7の下側には、上記位置決めピン30が嵌入するピン受穴9が設けられている。
【0021】
上記ロックレバー11は、所定長さの板状体で構成され、その一端11aを略U字状のフック17としている。また、このロックレバー11の他端11bは、次述する第1リンク12の他端に第1連結ピン21を介して連結されている。また、上記ロックレバー11の中間位置には、後述する第3リンク14の一端が連結されている。
【0022】
上記第1リンク12は、その一端が上記ブラケット10側に取り付けた上記第1支点ピン27に枢支される一方、その他端には上記ロックレバー11の他端が第1連結ピン21を介して連結されている。さらに、上記第1リンク12の中間位置には次述の第4リンク15の一端が第3連結ピン23を介して連結されている。
【0023】
上記第3リンク14は、その一端が上記ロックレバー11の中間位置に第2連結ピン22を介して連結される一方、その他端は第5連結ピン25を介して次述の第2リンク13に連結されている。また、上記第3リンク14の中間位置には、上記第4リンク15の他端が第4連結ピン24を介して連結されている。
【0024】
上記第2リンク13は、三角形態を有し、その一つの頂点は上記ブラケット10側に取り付けた第2支点ピン28に連結されている。また、他の二つの頂点の一方には第5連結ピン25を介して上記14他端が連結される一方、他方の頂点には第6連結ピン26により操作杆16が連結されている。
【0025】
そして、このロック装置1においては、上記操作杆16の押引操作によって上記第2リンク13を回動させることで、該第2リンク13の回動変位が上記第3リンク14,第4リンク15及び第1リンク12を介して上記ロックレバー11に伝達され、該ロックレバー11はそのフック17が鎖線図示(符号L)する軌跡を描くように移動し、図2に示すように上記フック17が上記ストライカー8に掛止してこれを引き付けたロック姿勢と、図11に示すように上記フック17が上記ブラケット10内の空間部20側に引き込まれた収納姿勢の間で姿勢変更される。このロック姿勢と収納姿勢との間に、図6に示すロックオフ姿勢、即ち、上記ロックレバー11のフック17が上記ストライカー8から離脱して該ストライカー8の上方位置に退避した姿勢が設定される。
【0026】
以下、上記ロック装置1の作動を、ロック姿勢からロックオフ姿勢までの作動についてはこれを図2〜図6を参照して、逆にロックオフ姿勢からロック姿勢までの作動についてはこれを図7〜図10を参照して、それぞれ説明する。
【0027】
A:ロック姿勢からロックオフ姿勢までの作動説明
図2は、ロック姿勢を示している。このロック姿勢においては、上記ロックレバー11はそのフック17に上記ストライカー8を掛止せしめた状態で略水平な姿勢をとっている。また、上記第1リンク12も、上記ロックレバー11に沿って略水平な姿勢をとっている。一方、上記第2リンク13は、第2支点ピン28が設けられた頂点以外の二つの頂点を略上下方向に離間させて位置せしめた姿勢とされている。そして、これら二つのリンク12、13間において上記第3リンク14と第4リンク15とがそれぞれ傾斜状態で配置されている。
【0028】
このロック姿勢から、上記操作杆16が押し上げ方向に操作されると、先ず、図3に示すように、上記第2リンク13が矢印a方向に回動され、この第2リンク13の変位を受けて、上記第3リンク14と第4リンク15がそれぞれ斜め前方へ突き上げられ、上記ロックレバー11は上記第3リンク14によってその中間位置が斜め前方に移動されるとともに、上記第3リンク14によって上記第1リンク12が矢印c方向へ回動され該第1リンク12によってその他端側が押し上げられ、これら両者の相乗作用として、上記ロックレバー11は前傾姿勢で前方に移動し、上記フック17が上記ストライカー8から前方へ離間した状態となっている。
【0029】
さらに、上記操作杆16によって上記第2リンク13が矢印a方向へ回動されると、図4に示すように、上記ロックレバー11は上記フック17を前方に平行移動させながら、さらに前傾される。
【0030】
この姿勢から、上記操作杆16によって上記第2リンク13がさらに矢印a方向へ回動されると、図5に示すように、上記ロックレバー11は上記第3リンク14との連結点、即ち、上記第2連結ピン22を殆ど移動させることなく、その位置でさらに矢印d方向へ回動され、上記フック17は上記ストライカー8の上面近くに位置する。
【0031】
さらに、上記第2リンク13が回動されると、上記第2リンク13側の上記第5連結ピン25の位置が前下方へ移動することから、上記第1リンク12が矢印d方向へさらに回動し、図6に示すように、上記ロックレバー11は前傾姿勢から水平姿勢側へ姿勢変更しながら後方へ移動し、そのフック17は上記ストライカー8から上方へ完全に退避し、これによってロックオフ姿勢が実現される。
【0032】
尚、このロック姿勢からロックオフ姿勢への姿勢変更時には、上記ロックレバー11の上記フック17は、図1に示す軌跡Lを、点Laから点Lbに向けて移動する。
【0033】
上記ロック装置1がロックオフ姿勢に設定された後は、上記幌側ヘッダー4を後方へ引くことで、上記コンバーチブルトップ3は閉蓋状態から開蓋されることになる。
【0034】
以上で、上記ロック装置1のロック姿勢からロックオフ姿勢への姿勢変更操作が完了する。
【0035】
B:ロックオフ姿勢からロック姿勢までの作動説明
図7は、上記ロック装置1がロックオフ姿勢に設定された状態において、上記コンバーチブルトップ3を車両前方側へ引き出し、その幌側ヘッダー4を上記車両側ヘッダー6の近傍まで移動させ、上記位置決めピン30を上記車両側ヘッダー6側の上記ピン受穴9に臨ませた状態を示している。
【0036】
この姿勢から、上記操作杆16が引き下げられ、上記第2リンク13が矢印b方向に回動されると、この第2リンク13の変位を受けて上記第3リンク14の第5連結ピン25が後方斜め上方へ移動し、図8に示すように、上記ロックレバー11は、略水平姿勢から次第に前傾しながら前方へ移動し、そのフック17上記車両側ヘッダー6側の凹部7内に進入して上記ストライカー8の奥側へ回り込む。
【0037】
さらに、上記第2リンク13の回動が進行すると、上記ロックレバー11は上記第2連結ピン22の位置を殆ど変えることなくさらに前傾し、そのフック17を上記ストライカー8に掛止させ、且つこれを手前側に引き付ける。そして、最終的には、図10に示すロック姿勢に設定される。
【0038】
以上で、上記ロック装置1のロックオフ姿勢からロック姿勢への姿勢変更操作が完了する。
【0039】
尚、このロックオフ姿勢からロック姿勢への姿勢変更時には、上記ロックレバー11の上記フック17は、図1に示す軌跡Lを、点Lbから点Laに向けて移動する。
【0040】
C:上記ロック装置1の収納操作
上記コンバーチブルトップ3は、その開蓋状態においては上記ロック装置1をロックオフ姿勢に設定した状態とされるが、このロックオフ姿勢では図5に示すように、上記ロックレバー11が上記ブラケット10の前面壁10aから前方へ延出した状態となっているので、車両2の使用状態によっては不便な場合がある。従って、この場合には、次述の操作によって上記ロックレバー11を状態ブラケット10内に収納することが有効である。
【0041】
即ち、図6に示す状態から、上記操作杆16をさらに押し上げ、上記第2リンク13をさらに矢印a方向へ回動させる。すると、上記第3リンク14が前方斜め下方に大きく引き下げられ、且つ上記第1リンク12が矢印d方向に回動することで、上記ロックレバー11は後傾しながら後方斜め下方に移動し、そのフック17を含めてその全体が上記ブラケット10内に収納されるものである。
【0042】
D:その他
以上に述べたように、この実施形態のロック装置1においては、ロックオフ姿勢からロック姿勢への操作時には、上記第2リンク13の上記第2支点ピン28回りの回動変位が、上記第3リンク14及び第4リンク15を介して上記第1リンク12にその回動変位として伝達され、該第1リンク12の回動変位を受けて上記ロックレバー11が、上記フック17を上記ストライカー8に掛止してこれを上記ケース10側に引き付けて固定することでロック姿勢が実現され、また、ロック姿勢からロックオフ姿勢への操作時には、上記第2リンク13の上記第2支点ピン28回りの回動変位が、上記第3リンク14及び第4リンク15を介して上記第1リンク12にその回動変位として伝達され、該第1リンク12の回動変位を受けて上記ロックレバー11が、上記フック17を上記ストライカー8から離脱させて該フック17とストライカー8との離反動作を許容することでロックオフ姿勢が実現されるものである。従って、従来のようにロックレバーにガイド溝を設けるような必要がなく、この結果、上記ロックレバー11の構造の簡略化、コンパクト化を図ることができ、延いてはロック装置1の低コスト化が促進されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るロック装置を備えたコンバーチブルトップタイプの車両の全体斜視図である。
【図2】図1に示したロック装置の第1動作図である。
【図3】上記ロック装置の第2動作図である。
【図4】上記ロック装置の第3動作図である。
【図5】上記ロック装置の第4動作図である。
【図6】上記ロック装置の第5動作図である。
【図7】上記ロック装置の第6動作図である。
【図8】上記ロック装置の第7動作図である。
【図9】上記ロック装置の第8動作図である。
【図10】上記ロック装置の第9動作図である。
【図11】上記ロック装置の第10動作図である。
【符号の説明】
1はロック装置、2は車両、3はコンバーチブルトップ、4は幌側ヘッダー、5はフロントウインドウ、6は車両側ヘッダー、7は凹部、8はストライカー、9はピン受穴、10はブラケット、11はロックレバー、12は第1リンク、13は第2リンク、14は第3リンク、15は第4リンク、16は操作杆、17はフック、20は空間部、21は第1連結ピン、22は第2連結ピン、23は第3連結ピン、24は第4連結ピン、25は第5連結ピン、26は第6連結ピン、27は第1支点ピン、28は第2支点ピン、30は位置決めピンである。

Claims (2)

  1. コンバーチブルトップ(3)側の第1連結部材(4)に設けたロックレバー(11)の一端(11a)のフック(17)を、車両(2)側の第2連結部材(6)に設けたストライカー(8)に係脱可能に掛止するようにしたコンバーチブルトップ用ロック装置であって、
    上記第1連結部材(4)側に取り付けた第1支点ピン(27)にその一端が枢支されるとともにその他端には上記ロックレバー(11)の他端(11b)が連結された第1リンク(12)と、
    上記第1連結部材(4)に取り付けた第2支点ピン(28)にその一端が枢支され且つ回動操作される第2リンク(13)と、
    上記ロックレバー(11)の中間位置(11c)と上記第2リンク(13)の他端とを連結する第3リンク(14)と、
    上記第1リンク(12)の中間位置と上記第3リンク(14)の中間位置とを連結する第4リンク(15)とを備え、
    上記第2リンク(13)の上記第2支点ピン(28)回りの回動変位が、上記第3リンク(14)及び第4リンク(15)を介して上記第1リンク(12)にその回動変位として伝達され、該第1リンク(12)の回動変位を受けて上記ロックレバー(11)が、上記フック(17)を上記ストライカー(8)に掛止してこれを上記ケース(10)側に引き付けて固定するロック姿勢と、上記フック(17)を上記ストライカー(8)から離脱させてこれを両者の離反動作を許容するロックオフ姿勢とを実現するように構成したことを特徴とするコンバーチブルトップ用ロック装置。
  2. 請求項1において、
    上記ロックレバー(11)が上記ロック姿勢からロックオフ姿勢に姿勢変更するとき、上記フック(17)が、前方へ略直線状に移動した後に上後方へ弧状に移動する軌跡を描くように構成されていることを特徴とするコンバーチブルトップ用ロック装置。
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