JP4264723B2 - 車両用窓ガラス取付構造 - Google Patents

車両用窓ガラス取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用窓ガラス取付構造に関する。
近年、自動車の性能向上と相俟って車体外面の凹凸を少なくしてフラッシュサーフェス化を図り空気抵抗を低減したり見栄えを良くするようにしている。特に、観光バス等においてはこのような観点から側面窓ガラスの周縁部を車体の窓用開口部周縁部に接着剤で接着固定する構造が取り入れられてきている。しかしながら、接着剤が硬化して接着が完了するまでには時間が掛かり、その間に窓ガラスがずれて正しい位置に固定することができない場合がある。そこで、接着剤が硬化するまでの間窓ガラスのズレを防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
これは、図4に示すように窓ガラス104は、上下両端が一対の上部クリップ102と下部クリップ103とにより車体101に位置決め保持され、接着剤119により固定されるようになっている。即ち、上部クリップ102はボルト107により車体101に固定され、上部に左右に張り出して押圧リップ108、108が形成されている。上部クリップ102の中央部はガラス係止部109とされ、当該ガラス係止部109の上部に左右に張り出してモール係止部110、110が形成され、下端にモール係止部111が突出して形成されている。
下部クリップ103は、車体101に設けられたボルト112により固定されるようになっており、下端に左右に張り出して押圧リップ113、113が形成されている。下部クリップ103の中央部はガラス係止部114とされ、このガラス係止部114の上部にモール係止部115が形成され、下端にモール係止部116が突出して形成されている。
上部クリップ102、下部クリップ103により車体101に窓ガラス104を支持する場合、車体101に設けられたボルト112により下部クリップ103を固定し、この下部クリップ103に窓ガラス104を載置してガラス係止部114により保持する。次いで、窓ガラス104の位置を調整して上部クリップ102をボルト107により車体101に固定し、ガラス係止部109により窓ガラス104を保持する。次いで、車体101と窓ガラス104との間に形成された上下の隙間に接着剤119を充填し、窓ガラス104の全周に亘り設けられたダム117、118により接着剤119が漏れないようにする。そして、接着剤119の硬化により窓ガラス104が固定される。最後に、上部クリップ102のモール係止部110、111、下部クリップ103のモール係止部115、116に上下のモール105、106を2点鎖線で示すように装着して取付作業が完了する。
また、断熱効果や防音効果を高めるために側面のウインドガラスを二重ガラス構造としたものもある(例えば、特許文献2参照。)。これは、列車の側面窓を二重ガラス構造としたもので、外側窓ガラスと内側窓ガラスとを空気層を介して窓支柱に直接接着剤で固定し、或いは外側窓ガラスと内側窓ガラスとを固定した支持部材を窓枠に固定するようにしたものである。
特開平4−121221号公報 特公平4−70183号公報(FIG.2)
しかしながら、上記窓枠構造においては、接着剤119が硬化するまでの間の仮固定、窓ガラス104の位置決め用として、上部クリップ102、下部クリップ103、及びこれらのクリップを隠蔽して見栄えを良くするためのモール105、106等が必要であり、これらの部品を組付現場にて組み付けているため、部品点数が多い上に作業工数も多くなり、作業性が悪い。
また、断熱効果や、遮音効果を高めるために一重ガラスの窓ガラスを二重ガラスの窓ガラスとする場合、二重ガラスの窓ガラスの厚みは、内外2枚の窓ガラスの板厚と、これらの間に形成される空気層の厚みとの和となり、一重ガラスの窓ガラス場合に比べて少なくとも3倍以上の厚みとなる。一方、図4に示すように窓ガラスを取り付けるための車体101とサイドパネル120との隙間dは、一重ガラスの窓ガラスを対象としていることで狭く、二重ガラスの窓ガラスを取り付ける場合には車体101側の形状を変更することが必要となり、窓ガラスを一重ガラスから二重ガラスに簡単に仕様変更することができない。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、窓ガラスを車体の窓用開口部に接着剤で固定して取り付ける際の部品点数の低減及び組付の容易性を図り、更に二重ガラスの対応を容易とすると共に車体表面のフラッシュサーフェス化を図ることができる車両用窓ガラス取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、車両側面に設けられた窓用開口部に窓ガラスを取り付けて閉塞する車両用窓ガラス取付構造であって、前記窓ガラスには、前記窓ガラスの下縁部車室内側面に上部が固定され、下部が前記開口部の下縁上面に載置されて前記窓ガラスを支持する下部フレームと、前記窓ガラスの上縁部車室内側面に下部が固定され、上部に設けられたクリップが前記開口部の上縁外側面に設けられたクリップ係合穴と係合して前記窓ガラスを支持する上部フレームとが設けられ、前記窓ガラス周縁部の車室内側面が前記開口部の周縁部の車両外側面に接着剤で固定される構成としたものである。
窓ガラスは、下縁部車室内側面に下部フレームが固定され、上縁部車室内側面に上部フレームが固定されて単品状態でアセンブリされている。この窓ガラスは、下部フレームが窓用開口部の下縁上面に載置され、上部フレームがクリップを介して前記窓用開口部の上枠のクリップ係止穴に嵌合係止されて仮固定され前記開口部に支持される。前記窓ガラスは、周縁部内側面が接着剤により前記開口部の周縁部の外側面に接着されて固定される。
請求項2の発明では、前記窓ガラスは、前記開口部よりも大きい車両外側窓ガラスと、前記開口部よりも小さい車両内側窓ガラスと、これらの間に設けられた空気層とから成る二重ガラスであり、前記下部フレームは、前記外側窓ガラスの下縁部車室内側面を固定する第1の固定部と前記内側窓ガラスの下縁部車室内側面を固定する第2の固定部とが一体に形成され、前記上部フレームは、前記外側窓ガラスの上縁部車室内側面を固定する第3の固定部と前記内側窓ガラスの上縁部車室内側面を固定する第4の固定部とが一体に形成されている構成としたものである。
窓ガラスは、下部フレーム及び上部フレームの各第3の固定部が外側窓ガラスの下縁部車室内側面及び上縁部車室内側面に固定され、前記下部フレーム及び上部フレームの各第4の固定部が内側窓ガラスの下縁部車室内側面及び上縁部車室内側面に固定されて単品状態でアセンブリされている。この窓ガラスは、下部フレームが窓用開口部の下縁上面に載置されて支持され、上部フレームが上枠に仮固定されて支持され、前記開口部に支持される。そして、前記外側窓ガラスの周縁部車室内側面が前記開口部の周縁部の車両外側面に接着剤で接着されて固定される。
請求項3の発明では、前記下部フレームの下部に前記開口部の下縁外側面に当接して側方への位置決めをする位置決め用凸部を設けた構成としたものである。
下部フレームは、開口部下縁上側面に載置され位置決め用の凸部が前記開口部下縁外側面に当接することにより、前記外側窓ガラスが前記開口部下縁の外側面から所定の間隔となるように位置決めする。
請求項4の発明では、前記開口部の下縁上面に前記下部フレームの下部を係止させて側方への位置きめをする位置決め用凸部を設けた構成としたものである。
下部フレームは、開口部の下縁上面に載置され、下部が位置決め用の凸部により位置決めされて前記外側窓ガラスが前記開口部の下縁の外側面から所定の間隔となるように位置決めする。
請求項1の発明によれば、現状で使用している窓ガラスと窓用開口部に取り付けるためのクリップや外付けのモール類が不要となり部品点数の低減が図られると共に、これらの組付現場での取付け作業が不要となり、窓ガラスの組付作業が容易となる。また、外付けのモールが不要となることで、車体表面の更なるフラッシュサーフェス化が可能となり、車両の高速化に伴う走行風の影響を少なくすることが可能となると共に外観上の見栄えが向上する。
また、窓ガラスには、予め上部及び下部フレームが固定されており、組立現場では窓開口部下縁上面に前記窓ガラスを載置することで位置決めが完了し、接着剤が固定するまでの保持作業が不用となり、作業効率がよい。
請求項2の発明によれば、一重ガラスの窓用開口部の車体形状において、二重ガラスの窓ガラスの取付が可能となり、二重ガラス窓への対応が容易となる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、外側窓ガラスの窓用開口部からの位置を簡単且つ正確に位置決めすることができ、車体のサイドパネルとのフラッシュサーフェス化を図ることが容易となると共に外見上の見栄えが向上する。
図1は本発明に係る車両用窓ガラス取付構造を適用した大型観光バスの斜視図、図2は図1の矢線II−IIに沿う断面図、図3は図1の矢線III−IIIに沿う断面図である。図1に示すように車両1は、側面に大型の窓ガラス11がサイドパネル2の外面と略面一なフラッシュサーフェスをなして設けられている。図2及び図3に示すように車両1の側面に設けられた窓用開口部3は、車両側部に前後方向に延出して車体を構成するルーフレール4と該ルーフレール4の下方に配置されているボデーレール5と、これらのルーフレール4とボデーレール5との間に車両前後方向に所定の間隔で配置され、上下両端が夫々ルーフレール4とボデーレール5に溶着固定された複数のピラー6とにより構成されている。開口部3は、ルーフレール4により上縁が構成され、ボデーレール5により下縁が構成され、各ピラー6より前後縁が構成されている。
図3に示すようにルーフパネル7の側面下部7aは、内側に斜め下方に向けて折曲されて下端がルーフレール4の外側面に溶着固定されており、傾斜する下部7aの下側に雨樋8が設けられている。サイドパネル2の上部2aは、内側に斜め上方に向けて折曲されて上端がボデーレール5の外側面に溶着固定されている。ルーフパネル7の外面とサイドパネル2の外面とは面一とされている。そして、ルーフレール4、ボデーレール5の外側面とルーフパネル7、サイドパネル2の外側面との隙間dは、一重ガラスの窓ガラスの取付隙間とされ、既存の車体形状とされている。
窓ガラス11は、二重ガラスとされており、外側窓ガラス12と内側窓ガラス13との間に空気層14が設けられている。外側窓ガラス12は、開口部3よりも大きく、周縁部即ち、前後両端が両側のピラー6の外側面略中央に位置する長(幅)さとされ(図2)、上下両端がルーフレール4、ボデーレール5の外側面略中央に位置する長さ(高さ)とされている(図3)。内側窓ガラス13は、開口部3よりも僅かに小さく、前後幅がピラー6の間隔よりも僅かに短い長さに設定され(図2)、高さがルーフレール4とボデーレール5との間隔よりも短く、上端がルーフレール4の下面4aと、下端がボデーレール5の上面5aと夫々所定の間隔を存して対向する長さ(高さ)に設定されている(図3)。
これら外側窓ガラス12と内側窓ガラス13とは所定の間隔の空気層14を存して対向配置され、内側窓ガラス13の外側面周縁部が全周に亘りスペーサ15を介して外側窓ガラス12の車室内側面周縁部に接着剤で固定されている。このようにして、二重ガラスの窓ガラス11が構成されている。この窓ガラス11の厚みは、外内2枚の窓ガラス12、13の板厚とこれらの間の空気層14との和となり、一重ガラスの板厚の3倍以上となり、ルーフレール4、ボデーレール5の外側面とルーフパネル7、サイドパネル2の外側面との隙間dよりも大きい。
窓ガラス11の上縁部及び下縁部には当該窓ガラス11を開口部3に固定するための上下一対のフレーム17、18が固定されている。上部フレーム17は、所定幅をなし、内側窓ガラス13の上端面及びスペーサ15の上面に当接する水平部17aと、水平部17aの車体外側の一端から所定長さ(接着剤の塗布厚み分)を存して上方に垂直に延出されて外側窓ガラス12の上縁部車室内側面に固定される固定部17b(第3の固定部)と、水平部17aの他端に下方に垂直に延出されて内側窓ガラス13の上縁部車室内側面に固定される固定部17c(第4の固定部)とから成り、固定部17b、17cの各先端は、夫々対向するガラス側に所定長さ(接着剤の塗布厚み分)直角に折曲されている。また、固定部17bの上端近傍に穿設された穴にクリップ19の基端部が嵌合固定されている。クリップ19は、上部フレーム17をルーフレール4に仮固定するためのもので、ルーフレール4の外側面4bの下部所定位置にクリップ係合穴4cが穿設されている。
下部フレーム18は、上部フレーム17と略同じ幅をなし、内側窓ガラス13の下端面及びスペーサ15の下面に当接する水平部18aと、水平部18aの車体外側の一端から所定長さ(接着剤の塗布厚み分)を存して下方に垂直に延出されて外側窓ガラス12の下縁部車室内側面に固定される固定部18bと、水平部18aの略中央上面に上方に垂直に延出されて内側窓ガラス13の下縁部車室内側面に固定される固定部18cと、水平部18aの他端が下方に垂直に折曲された脚部18dとから成り、固定部18b、18cの各先端は、夫々対向するガラス側に所定長さ(接着剤の塗布厚み分)直角に折曲されている。また、固定部18bの略中央に位置決用の凸部18eがボデーレール5の外側面と当接可能に膨出して形成されている。これらの上部フレーム17、下部フレーム18は、例えば、アルミ合金等の金属部材や樹脂部材等により一体に形成されている。
上部フレーム17は、固定部17b、17cの外側窓ガラス12及び内側窓ガラス13夫々の車室内側面との対向面部に接着剤21、22が塗布され、水平部17aの内側面が内側窓ガラス13の上端面及びスペーサ15の上面に当接され、水平部17aの一端及び固定部17bの先端が外側窓ガラス12の上縁部車室内側面に当接され、固定部17bが外側窓ガラス12の上縁部車室内面に接着固定され、固定部17cが内側窓ガラス13の上縁部車室内側面に接着固定されている。固定部17bの上端、固定部17cの下端が直角に折曲されていることで、接着剤のはみ出しが防止されると共に見栄えが向上する。この上部フレーム17は、窓ガラス11の両側近傍に固定されている。
下部フレーム18は、上部フレーム17と同様にして固定部18b(第1の固定部)が外側窓ガラス12の下縁部車室内側面に接着剤23により固定され、固定部18c(第2の固定部)が内側窓ガラス13の下縁部車室内側面に接着剤24により固定される。この下部フレーム18は、上部フレーム17と対応して窓ガラス11の両側近傍に固定されている(図2)。そして、窓ガラス11と上部フレーム17と下部フレーム18とは単品状態にてアッセンブリされている。
以下に窓用開口部3に窓ガラス11を取り付ける手順を説明する。
図2及び図3に示すように開口部3を構成するルーフレール4、ボデーレール5、及びピラー6の外面周縁部の外側窓ガラス12の周縁部と対応する位置に接着剤26を塗布した後、窓ガラス11の下部フレーム18の脚部18dをボデーレール5の上面5aに載置し、位置決め用凸部18eをボデーフレール5の外側面5bに押し付けて当接させ、外側窓ガラス12の両側部及び上部フレーム17をルーフレール4に押し付けてクリップ19をクリップ係合孔4cに嵌合させて仮固定する。
窓ガラス11は、下端が下部フレーム18の脚18dによりボデーレール5からの高さが位置決めされると共に位置決め用凸部18eによりボデーレール5の外側面5bから側方への位置決めをされ、上端が上部フレーム17のクリップ19によりルーフレール4に仮固定されると共にルーフレール4の側方への位置決めをされる。これにより、開口部3への窓ガラス11の組付作業が向上する。また、上部フレーム17は、クリップ18によりルーフレール4に仮固定されることで、接着剤26が硬化するまでの間窓ガラス11の位置ずれが防止される。そして、窓ガラス11は、外側窓ガラス12がサイドパネル2、ルーフパネル7と略面一、或いは数ミリ程度内側とされてフラッシュサーフェスとされている。
重量の大きな窓ガラスと上部、下部のフレーム17、18をアッセンブリされたものを、車体の骨格部材であるボデーレール5上に載置するようにしたので、接着剤26が固着するまで、放置状態で任意位置に保持可能となり、工数の低減が図られる。
また、内側窓ガラス13は、開口部3内に僅かに入り込んでいる。これにより、二重窓ガラスの窓ガラス11の厚みがルーフレール4、ボデーレール5の外側面4b、5bとルーフパネル7、サイドパネル2の外側面との隙間dよりも大きい場合でも開口部3に取り付けることが可能となる。即ち、既存の一重ガラスの窓ガラス構造のボデー形状において二重ガラスの窓ガラスの取付が可能となる。
また、外側窓ガラス12の車室内側面周縁部には、接着剤21、22、26を隠すための表面処理が施されており、且つ、上下端と雨樋8、サイドパネル2の上部2aとの間隔は僅かであり、外付けのモール等は不要である。これにより、ボデー表面の更なるフラッシュサーフェス化が図られる(図3)。また、図2に示すように隣り合う窓ガラス11の外側窓ガラス12は、数ミリ程度の隙間を存して対向しており、当該隙間は、弾性を有するシール部材27により埋められる。弾性を有するシール部材27を使用することで、車体の捻れ等に起因する窓ガラス11の損傷特に、外側窓ガラスの縁欠け等を有効に防止することができる。これにより、部品点数の低減、作業性の向上が図られる。また、開口部3の内周即ち、上部フレーム17の下端、下部フレーム18の上端、及びピラー6は、不図示のトリムで覆われて目隠しされる。
上記実施例においては、窓ガラスとして二重ガラスを使用する場合について記述したが、一重ガラスの窓ガラスを使用する場合には上部フレーム17、下部フレーム18の外側窓ガラスを固定する固定部17b、18bに窓ガラスを固定すればよい。これにより車外からの見栄えを変えることなく一重ガラスの窓ガラスを取り付けることができる。尚、上部フレーム17、下部フレーム18の内側窓ガラスの固定部17c、18cを取り除いた形状のものを使用するようにしてもよい。
また、下部フレーム18の位置決め用凸部として、図3に2点鎖線で示すようにボデーレール5の上面5aに凸部5cを設けて下部フレーム18の脚部18dを係止してサイドパネル2との車幅方向任意位置に保持するようにしても良い。
更に、上部、下部フレームを装着した窓ガラスをボデーレール5の上面5aに載置する際、窓ガラスが上面5aから車体外側へ滑り落ちるのを防止する効果もあり、作業性の向上が図られる。
本発明に係る車両用窓ガラス取付構造を適用した車両の斜視図である。(実施例) 図1に示す窓の矢線II−IIに沿う断面図である。 図1に示す窓の矢線III−IIIに沿う断面図である。 従来の車両用窓ガラス取付構造を示す断面図である。
符号の説明
1 大型バス(車両)
3 窓用開口部
4 ルーフレール
5 ボデーレール
6 ピラー
11 窓ガラス(二重ガラス)
12 外側窓ガラス
13 内側窓ガラス
14 空気層
17 上部フレーム
18 下部フレーム
19 クリップ
21〜24、26 接着剤
27 シール部材

Claims (4)

  1. 車両側面に設けられた窓用開口部に窓ガラスを取り付けて閉塞する車両用窓ガラス取付構造であって、
    前記窓ガラスには、
    前記窓ガラスの下縁部車室内側面に上部が固定され、下部が前記開口部の下縁上面に載置されて前記窓ガラスを支持する下部フレームと、
    前記窓ガラスの上縁部車室内側面に下部が固定され、上部に設けられたクリップが前記開口部の上縁外側面に設けられたクリップ係合穴と係合して前記窓ガラスを支持する上部フレームとが設けられ、
    前記窓ガラス周縁部の車室内側面が前記開口部の周縁部の車両外側面に接着剤で固定されることを特徴とする車両用窓ガラス取付構造。
  2. 前記窓ガラスは、前記開口部よりも大きい車両外側窓ガラスと、前記開口部よりも小さい車両内側窓ガラスと、これらの間に設けられた空気層とから成る二重ガラスであり、
    前記下部フレームは、前記外側窓ガラスの下縁部車室内側面を固定する第1の固定部と前記内側窓ガラスの下縁部車室内側面を固定する第2の固定部とが一体に形成され、
    前記上部フレームは、前記外側窓ガラスの上縁部車室内側面を固定する第3の固定部と前記内側窓ガラスの上縁部車室内側面を固定する第4の固定部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用窓ガラス取付構造。
  3. 前記下部フレームの下部には前記開口部の下縁の外側面に当接して側方への位置決めをする位置決め用凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用窓ガラス取付構造。
  4. 前記開口部の下縁の上面には前記下部フレームの下部を係止させて側方への位置きめをする位置決め用凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用窓ガラス取付構造。
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