JP4263395B2 - 減速度に基づいた制動力を有する安全ブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、減速度に基づいた制動力を有するエレベータの荷重収容手段のための安全ブレーキに関し、このブレーキは、荷重収容手段が制限速度を超えた場合に、エレベータ速度制限装置によって作動され、少なくとも1つのブレーキウェッジが、弾性的に支持された安全ブレーキの加圧体と荷重収容手段のガイドレールとの間の次第に細くなった間隙の中に挿入され、それによって、制動力を発生させ、この制動力の大きさは、荷重収容手段で発生する減速度に依存する。
【0002】
【従来の技術】
一般の安全ブレーキの場合、安全ブレーキのベース本体は、荷重収容手段のガイドレールのガイドウェブの周りに係合し、少なくとも1つの加圧体を備え、その加圧体は、一方においては、荷重収容手段の移動方向とは反対の方向へ次第に細くなった間隙をガイドウェブとともに構成し、また、他方においては、ばね部材に抗して、ガイドウェブに垂直に移動することができる。荷重収容手段が、制限速度を超えた場合、速度制限機構部が、加圧体と加圧体に対して移動するガイドウェブとの間の次第に細くなった間隙の中へ、ブレーキウェッジを変位させ、その結果、ブレーキウェッジは、ガイドウェブにおける摩擦によって、次第に細くなった間隙の中へ引き込まれ、ベース本体に当接し、そして、荷重収容手段が停止するまで、ガイドウェブに沿って摺動する。加圧体は、くさび作用によって、ばね部材に押しつけられる。その結果として得られるばね力は、加圧体を介して、ブレーキウェッジに作用し、ブレーキウェッジとガイドウェブとの間に発生する垂直方向の力、すなわち、荷重収容手段の制動力として作用する摩擦力を決定する。
【0003】
そのような安全ブレーキは、ブレーキウェッジに作用する垂直方向の力が、荷重収容手段内の異なる有効荷重と、例えば、ブレーキ表面の状態および汚れ、瞬時速度、および周囲温度のようなその他の影響とに関係なく、常に同じ大きさであるという欠点を有する。これは、制動する場合に、相当に異なる減速度値が荷重収容手段に発生するという結果をもたらす。安全のために、所定の最低限の減速度が保証されなければならないので、最低限の有効荷重の場合、許容限界値を超えた減速度値がしばしば発生する。
【0004】
エレベータの荷重収容手段に取り付けられた安全ブレーキについては、DE3934492から知ることができ、その安全ブレーキ本体は、交差していないクラスプアームを備えたクラスプ(clasp)として構成され、クラスプ接合部の一方の側において、クラスプアームが、ガイドレールのガイドウェブを取り巻いている。これらのクラスプアームのガイドレール側にある方が、固定摩擦部材を有し、そして、他方が、荷重収容手段の移動方向とは反対の方向へ次第に細くなった間隙を、ガイドウェブとともに構成する加圧体として構成される。ブレーキウェッジが、加圧体とガイドウェブとの間に取り付けられ、通常動作においては、ガイドウェブに接触しない。クラスプ接合部の他方の側においては、付勢されたばね部材が、開く力をクラスプアームに発生させ、それは、通常動作においては、クラスプアームの開く幅を制限する当接部分に作用する。
【0005】
荷重収容手段が制限速度を超えた場合、速度制限機構部が、ブレーキウェッジを持ち上げ、それによって、ブレーキウェッジが、安全ブレーキに対して移動するガイドウェブに接触した状態となり、摩擦のためにウェブによって当接するまで、細くなった間隙の中へ引き込まれる。その結果として発生する締付力は、ガイドレール側のクラスプアームを開き、それによって、クラスプの他方の側において、付勢されたばね部材が圧縮される。ここで、このばね部材の付勢力が、クラスプアームを介して、一方において、摩擦部材をガイドウェブに押しつけ、また、他方においては、加圧体およびブレーキウェッジをガイドウェブに押しつけ、それによって、制動力が、荷重収容手段に発生する。
【0006】
この安全ブレーキによって提供される制動力を、制動過程に影響を及ぼす個々の条件に適合させるために、すなわち、常に、荷重収容手段において同じ減速度を達成できるように、クラスプとして構成された安全ブレーキは、ばね部材側にあるそのクラスプアームに電磁石システムを有し、その電磁石システムは、安全制動する場合、ばね部材のばね力に逆らい、それによって、ブレーキウェッジに作用する垂直方向の力が、制動力を減少させる。持ち上げ磁石システムの力の影響、または減少させる制動力の大きさは、荷重収容手段が常に同じ減速度で制動されるように、減速度測定センサの信号に基づいて、電流調整器によって制御される。
【0007】
そのような安全ブレーキは、とりわけ、電磁石システムが、垂直方向の大きな制動力に満足できる範囲の影響を与えることができるように、比較的に長いクラスプアームに作用しなければならないので、大きな設置面積を必要とするという欠点を有する。さらに、そのような安全ブレーキは、複雑な電子制御装置を必要とし、それは、機能的に高い信頼性を要求される。さらに、停電の場合であっても、それの機能を維持するために、非常用電流源装置を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、荷重収容手段内の異なる有効荷重と、例えば、ブレーキ表面の状態および汚れ、瞬時速度、および周囲温度のようなその他の影響とに関係なく、荷重収容手段を常に同じ減速度で制動する安全ブレーキを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を解決するための方法が、その最も重要な特徴について、請求項1の特徴部分に記載され、さらなる有益な構成については、それに続く請求項に記載される。
【0010】
本発明による安全ブレーキは、大きな利点を有する。それは、以前から知られている安全ブレーキ技術に基づくものであり、従来の構成よりもわずかに大きい設置空間しか必要としない。それは、要求される高い技術的信頼性を満たし、かつ、停電の場合には、非常用電流源によって、そのまま機能することができなければならない電子制御装置をなんら必要としない。それは、理解し、取り付け、調整するのが簡単である。制御変動の結果による振動問題が、発生することがない。多くの既存の安全ブレーキは、本発明による構成要素を組み込むことができる。
【0011】
本発明による装置を好都合に発展させた形態においては、ブレーキウェッジが、加圧体とガイドレールとの間の次第に細くなった間隙の中へ挿入される速度は、その挿入ストローク全体を通じてずっと、速度制限装置によって制限される。それによって、安全制動の際、全制動力が急激に形成されて、そのために、荷重収容手段が、強烈な衝撃を伴う急激な動作をなすのを回避することができる。
【0012】
ブレーキウェッジの挿入ストロークを荷重収容手段の減速度に基づいて制限するストローク制限装置は、好ましくは、液圧システムから構成される。これに関連して発生するかもしれない大きな力は、できるだけ小さい設置面積で設置された液圧手段によって管理されてもよい。
【0013】
また、ブレーキウェッジの挿入速度を制限する速度制限装置は、液圧手段によって適切に実現される。そのような方法は、機能的に信頼性があり、かつ、簡単に調節することができる。
【0014】
本発明の特に簡単な一実施形態においては、ブレーキウェッジのための前記ストローク制限装置は、ピストンロッドを備えた液圧シリンダと、作動液容器と、それらの間に配置された制御バルブとから構成され、減速度センサは、荷重収容手段が定められた減速度値を超えるとすぐに、かつ、超えている間中、制御バルブが液圧シリンダの運動を妨げるようにその制御バルブを制御し、それによって、ブレーキウェッジがさらに挿入されないようにする。
【0015】
本発明のさらなる好都合な発展形態は、減速度センサが、荷重収容手段に移動可能に連結されたウエイト本体であり、荷重収容手段が減速することによって発生するそのウエイト本体の慣性力が、レバーシステムを介して制御バルブを制御する。その場合の慣性力は、通常、ばねに逆らって作用し、そのばねのばね定数は、制御バルブストロークの慣性力に基づいて決定される。
【0016】
減速度センサのウエイト本体は、好ましくは、2本のアームレバーの第1のアーム上に移動可能に配置され、それによって、荷重収容手段のその減速度において、そのウエイト本体の慣性力が、ばねの作用に抗して、制御バルブの第2のレバーアームを後退させる作用を有するように設定することができる。
【0017】
調節可能な液圧流量バルブが、ブレーキウェッジが挿入される深さを制限する液圧シリンダから、制御バルブを経由して作動液容器へ流れる作動液の流量を制限するような形で、ブレーキウェッジの挿入速度を制限する速度制限装置を実現することは好ましいことである。
【0018】
好ましい実施形態においては、ブレーキウェッジが間隙に挿入される速度を制限する流量バルブは、オリフィスバルブまたは調節可能な流量調整バルブとして構成される。オリフィスバルブは、作動液の温度および粘度にほとんど関係しない絞り作用を有する。流量調整バルブは、その時の作動液の圧力に関係なく、一定流量をもたらし、それによって、ブレーキウェッジが一定速度で挿入されるのを保証する。
【0019】
本発明のさらなる実施形態においては、減速度センサは、荷重収容手段に取り付けられた減速度センサからなり、そのセンサにおいて、例えば、歪ゲージ圧力センサが、荷重収容手段が減速することによって発生する測定体の慣性力を検出し、制御バルブを電磁的に作動させる増幅回路を制御する。
【0020】
本発明のさらなる好都合な発展形態は、作動液容器が、圧力貯蔵装置から構成されることからなる。このようにして、ブレーキウェッジのためのストロークおよび速度制限システム全体が、低過剰圧力状態にある密閉液圧システムとなる。それによって、振動によって発生する作動液への空気混入およびその作動液の汚染を防止することができ、それが、システムのきわめて高い機能的信頼性を保証する。さらに、制動の直後に、圧縮されたばねによってではなく、上述した過剰圧力によって、液圧シリンダを自動的にリセットすることができる。
【0021】
安全ブレーキの好ましい実施形態においては、安全ブレーキは、液圧システムのすべての接続ダクトを含むただ1つの液圧ブロックからなり、液圧システムのその他のすべての部材は、このブロックに組み込まれているか、あるいは、このブロックに取り付けられる。
【0022】
本発明の実施形態が、図1から図3に示され、以下において、より詳細に説明される。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、エレベータ装置をそのきわめて重要な構成要素について示す。2つのガイドレール1、ガイドシュー7によってガイドレール1に案内される荷重収容手段2、駆動装置3、カウンタウエイト4、支持ケーブル5、制限ケーブル11を備えたエレベータ速度制限装置6、およびトリガーレバー9およびトリガー連結部材10を備えた本発明による2つの安全ブレーキ8があることがわかる。
【0024】
安全制動する場合、エレベータ速度制限装置6が、制限ケーブル11の運動を妨げ、それが、トリガーレバー9およびトリガー連結部材10を介して、2つの安全ブレーキ8を作動させ、それによって、荷重収容手段2を制動する。
【0025】
図2には、本発明による安全ブレーキ8の一方が示されており、そのハウジング15は、ガイドレール1のウェブの周りに係合し、加圧体14とガイドレール1のウェブとの間にある次第に細くなった間隙の中へ突き出るブレーキウェッジ13を備える。加圧体14は、ばね部材16を介して安全ブレーキのハウジング15に対して支持される。矢印17は、ここではより詳細には図示しないトリガー機構部を表す符号であり、トリガー機構部は、荷重収容手段2が制限速度を超えた場合に、制限ケーブル11およびトリガーレバー9を介して、エレベータ速度制限装置6によって作動され、ブレーキウェッジ13を上述の次第に細くなった間隙の中へ挿入する。それによって、ブレーキウェッジ13は、安全ブレーキに対して移動するガイドレール1に接触し、レールによって、細くなった間隙の中へ引き込まれる。なぜなら、ブレーキウェッジ13と加圧体14との間の接触面は、コーティングすることによって、あるいは、ローラを取り付けることによって、きわめて小さな摩擦を有するように構成されているからである。くさび作用のために、ブレーキウェッジ13は、加圧体14をばね部材16に押しつけ、それによって、ばね部材16は、圧力を増大させる。これらのばね部材16は、加圧体14を介して、ガイドレール1の周りに係合する安全ブレーキのハウジング15に支持されたガイドレール1に、ブレーキウェッジ13を押しつける。そのようにして発生したガイドレール1とブレーキウェッジ13との間の摩擦、さらには、ガイドレール1とハウジング15との間の摩擦は、荷重収容手段2に制動力として作用する。この制動力の大きさは、ブレーキウェッジ13が細くなった間隙の中に挿入される深さに比例する。なぜなら、ばね部材16は、その挿入された深さに比例して圧縮されるからである。この挿入された深さは、本発明による安全ブレーキの場合、ピストンロッド19を備えた液圧シリンダ18によって構成される本発明による調節可能な当接部分によって決定される。液圧シリンダ18のピストンロッド19から離れたシリンダ室は、流量バルブ20および制御バルブ21を介して、作動液容器22に接続され、これらの接続部は、耐圧パイプダクトとして、あるいは、液圧ブロック内の接続部として構成されてもよい。流量バルブ20は、オリフィスバルブとして、あるいは、逆止弁を備えた流量調整バルブとして構成され、制動する場合に、ブレーキウェッジ13が細くなった間隙の中へ制御された速度で引き込まれるように、液圧シリンダ18からの作動液の流出を制御する役割をなし、それによって、制動の開始時点において荷重収容手段2で発生する衝撃を伴う急激な動作を抑制する。流量調整バルブとしての流量バルブ20の構成は、圧力媒体の流量が、圧力比に関係なく一定に維持されるという利点を有する。制御バルブ21は、それが作動されると、液圧シリンダ18からの作動液の流出を遮断する役割をなし、それの作動は、減速度センサ23を介してなされる。これは、旋回可能に取り付けられたベルクランク25の水平アーム上に変位可能に取り付けられたウエイト本体24を備え、そのベルクランク25の取り付け部26は、荷重収容手段2と機械的に連結された状態にある。下方向へ移動している荷重収容手段2を減速させると、ベルクランク25のウエイト本体24の慣性力が、ベルクランク25の取り付け部26を中心にして、減速度に比例したモーメントを発生させる。ベルクランク25の他方のアームは、対応する力でもって、制御バルブ21の作動部材27に作用し、その力は、制御バルブ21の流量設定に対応した位置に、作動部材27を保持しようとするばね28の抗力に打ち勝たなければならない。ベルクランク25についてウエイト本体24が変位できる能力は、制御バルブ21の開閉位置を様々な減速度値に応じて調節するのを可能にする。制動過程中の振動問題を回避するために、ベルクランク25の運動は、調節可能な液圧制振部材29によって制動される。
【0026】
本発明による安全ブレーキを用いた安全制動は、以下のようにして実施される。
【0027】
トリガー機構部(矢印17)が、加圧体14とガイドレール1との間の細くなった間隙内の適切な位置においてブレーキウェッジ13が締め付けられるまで、ブレーキウェッジ13を持ち上げる。上述した構造的な処置によって、ブレーキウェッジ13とガイドレール1との間の摩擦は、ブレーキウェッジ13と加圧体14との間の摩擦よりも大きく、その結果として、安全ブレーキに対して移動するガイドレール1は、ブレーキウェッジ13を細くなった間隙の中へ引き込み、それと同時に、ブレーキウェッジ13は、液圧シリンダ18のピストンロッド19を上方向へ移動させ、その場合に、液圧シリンダ18内に配置された作動液が、流量バルブ20および開いた制御バルブ21を介して、作動液容器22へ排出される。その場合、流量バルブ20は、ブレーキウェッジ13が制御された速度で挿入されるのを助ける。
【0028】
上述したように、この過程においては、ブレーキウェッジ13は、荷重収容手段2に作用する制動力に比例した深さに挿入される。ブレーキウェッジが挿入される間に、荷重収容手段の減速度が、定められた値に達すれば、この値を設定された減速度センサ23は、ウエイト本体24の慣性力が、ベルクランク25を介して、また、ばね28に抗して、制御バルブ21を遮断状態にすることによって反応する。それによって、ブレーキウェッジ13がさらに深く挿入され、荷重収容手段2が好ましくないほど大きく減速されることを防止する。制動過程中、荷重収容手段2の減速度が、設定値以下に低下すれば、減速度センサ23は、再び制御バルブ21を介しての流れを解除し、設定された減速度値が、再び、達成されるまで、ブレーキウェッジが、より深く挿入されるのを可能にする。安全制動の後、安全ブレーキを初期状態にリセットするために、荷重収容手段が、制動するときの方向とは反対の方向へ動かされる。その場合、ブレーキウェッジは、細くなった間隙から外へ移動し、液圧シリンダ18は、リセットばね30によって、それの初期位置へ動かされ、作動液が、制御バルブ21および制御バルブ20の逆止弁を介して、より高い位置に配置された作動液容器22からあと戻りして流れ、そして、対応するピストン室を再び満たす。
【0029】
図3は、2つのブレーキウェッジ13を備えた本発明による安全ブレーキの変形を示す。この変形は、図2に示される安全ブレーキと比較すれば、制動をかける場合に、ハウジング15.1が、ハウジング15(図2)とガイドレール1との間のエアギャップ30(図2)を、これは動作中に必要とされるが、均一化するための横方向の移動を行わなくてもよいという利点を有する。ブレーキウェッジ13が挿入される速度を制御する液圧シリンダ18.1は、ここでは、ブリッジ部材31を介して、2つのブレーキウェッジ13に同時に作用する。
【0030】
図3においては、図2に示される実施形態の作動液容器22(図2)が、圧力貯蔵装置32に置き換えられ、それによって、液圧システムは、周囲環境から完全に密閉され、空気の侵入および汚染から保護される。また、低過剰圧力を発生させる圧力貯蔵装置32は、安全制動の後に、液圧シリンダ18.1をリセットするのも助ける。
【0031】
制御バルブ21.1を駆動制御するための電磁式の変形が、同様に、図3に示される。これは、減速度センサ23.1を備え、その減速度センサ23.1は、一体化された装置として、歪ゲージによる圧力測定装置を有し、その圧力測定装置は、ウエイト本体の慣性力を検出し、増幅および切換装置33において電気信号を生成し、そして、その電気信号が、制御バルブ21.1の作動電磁石34に作用を及ぼす。
【0032】
この変形例の安全ブレーキの本質的な機能および作用は、図2に示される変形例と同じである。
【0033】
また、明らかに、本発明による安全ブレーキは、それを同じように適用することによって、荷重収容手段2が上方向へ移動するときに制限速度を超えないようにするための安全ブレーキ手段として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全ブレーキが、エレベータ装置に取り付けられた状態の例を概略的に示す図である。
【図2】ガイドレールごとに1つのブレーキウェッジを備え、また、開放作動液容器を備えた本発明による安全ブレーキを概略的に示す図である。
【図3】ガイドレールごとに2つのブレーキウェッジを備え、作動液容器として圧力貯蔵装置を備え、また電動制御式制御バルブを備えた安全ブレーキの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール
2 荷重収容手段
3 駆動装置
4 カウンタウエイト
5 支持ケーブル
6 エレベータ速度制限装置
7 ガイドシュー
8 安全ブレーキ
9 トリガーレバー
10 トリガー連結部材
11 制限ケーブル
13 ブレーキウェッジ
14 加圧体
15 ハウジング
16 ばね部材
17 トリガー機構の矢印
18 液圧シリンダ
19 ピストンロッド
20 流量バルブ
21 制御バルブ
22 作動液容器
23 減速度センサ
24 ウエイト本体
25 ベルクランク
26 取り付け部
27 作動部材
28 ばね
29 制振部材
30 エアギャップ
31 ブリッジ部材
32 圧力貯蔵装置
33 増幅および切換装置
34 作動電磁石
Claims (8)
- エレベータの荷重収容手段(2)が制限速度を超えた場合に、エレベータ速度制限装置(6)によって作動され、荷重収容手段(2)を制動するために減速度に基づいた制動力を発生する安全ブレーキ(8)であって、
ガイドレール(1)を受容すべく形成されたエアギャップ(30)を有するハウジング(15)と、
前記エアギャップ(30)内を移動可能な少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)と、
前記ハウジング(15)に弾性的に支持された加圧体(14)と、
前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)に連結されるストローク制限装置とを備えており、
前記ハウジング(15)が、荷重収容手段(2)に取り付けられて、前記エアギャップ(30)内に関連するガイドレール(1)を受容しており、前記エレベータ速度制限装置(6)が、前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)を前記加圧体(14)及びガイドレール(1)に接触するように移動させて、荷重収容手段(2)に制動力を発生するとき、前記ストローク制限装置が、前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)の前記エアギャップ(30)内への挿入ストロークを、荷重収容手段(2)の減速度値に基づいて制限して、前記制動力を制御し、
前記安全ブレーキは、前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)の挿入ストロークの間中、該ブレーキウェッジの速度を調節可能に決定するように、前記ストローク制限装置に接続された速度制限器を含んでおり、
前記ストローク制限装置が、荷重収容手段(2)の減速度値を検出する減速度センサ(23)に接続された液圧システムであり、
前記液圧システムが、作動液容器(22)と、前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)に連結されるピストンロッド(19)を有する液圧シリンダ(18、18.1)と、前記作動液容器(22)と前記液圧シリンダ(18、18.1)との間に接続された制御バルブ(21、21.1)とを含んでおり、該制御バルブ(21、21.1)は、前記減速度センサ(23)に応答して、荷重収容手段(2)の予め定められた減速度値を超えるとすぐに、かつ超えている間中、前記制御バルブ(21、21.1)が前記作動液容器(22)と前記液圧シリンダ(18、18.1)との間の作動液の流れを阻止し、従って、前記少なくとも1つのブレーキウェッジ(13)が前記エアギャップ(30)内へ更に挿入されるのを防止し、
前記速度制限器が、前記液圧シリンダ(18、18.1)と前記作動液容器(22)との間に接続されて、前記制御バルブ(21)を介した前記液圧シリンダ(18、18.1)から前記作動液容器(22)への作動液の流れを制限する、調節可能な流量バルブ(20)を含んでいる、前記安全ブレーキ。 - 前記減速度センサ(23)は、荷重収容手段(2)に移動可能に接続されるように構成されて、レバーシステム(25)を介して制御バルブ(21)を制御する、ウエイト本体(24)を含んでいる、請求項1に記載の安全ブレーキ。
- 前記ウエイト本体(24)が、前記レバーシステム(25)を形成する2本のアームレバーの内の第1のレバーアームに移動可能に配置されている、請求項2に記載の安全ブレーキ。
- 前記調節可能な流量バルブ(20)が、オリフィスバルブまたは流量調整バルブのいずれかである、請求項1に記載の安全ブレーキ。
- 前記減速度センサ(23.1)が、減速によって生じる慣性力を検出し、電子増幅回路を介して電磁石(34)により前記制御バルブ(21.1)を作動させる、電磁式装置である、請求項1に記載の安全ブレーキ。
- 前記作動液容器(22)が、圧力貯蔵装置である、請求項1に記載の安全ブレーキ。
- エレベータの荷重収容手段(2)が制限速度を超えた場合に、エレベータ速度制限装置(6)によって作動され、荷重収容手段(2)を制動するために減速度に基づいた制動力を発生する安全ブレーキ(8)であって、
ガイドレール(1)を受容すべく形成されたエアギャップ(30)を有するハウジング(15)と、
前記エアギャップ(30)内を移動可能な一対のブレーキウェッジ(13)と、
前記ハウジング(15)に弾性的に支持された一対の加圧体(14)と、
前記一対のブレーキウェッジ(13)に連結されるストローク制限装置とを備えており、
前記ハウジング(15)が、荷重収容手段(2)に取り付けられて、前記一対のブレーキウェッジ(13)の間の前記エアギャップ(30)内に関連するガイドレール(1)を受容しており、前記エレベータ速度制限装置(6)が、前記一対のブレーキウェッジ(13)を前記一対の加圧体(14)及びガイドレール(1)に接触するように移動させて、荷重収容手段(2)に制動力を発生するとき、前記ストローク制限装置が、前記一対のブレーキウェッジ(13)の各々における前記エアギャップ(30)内への挿入ストロークを、荷重収容手段(2)の減速度値に基づいて制限して、前記制動力を制御し、
前記安全ブレーキは、前記一対のブレーキウェッジ(13)の挿入ストロークの間中、該ブレーキウェッジの速度を調節可能に決定するように、前記ストローク制限装置に接続された速度制限器を含んでおり、
前記ストローク制限装置が、荷重収容手段(2)の減速度値を検出する減速度センサ(23)に接続された液圧システムであり、
前記液圧システムが、作動液容器(22)と、前記一対のブレーキウェッジ(13)に連結されるピストンロッド(19)を有する液圧シリンダ(18、18.1)と、前記作動液容器(22)と前記液圧シリンダ(18、18.1)との間に接続された制御バルブ(21、21.1)とを含んでおり、該制御バルブ(21、21.1)は、前記減速度センサ(23)に応答して、荷重収容手段(2)の予め定められた減速度値を超えるとすぐに、かつ超えている間中、前記制御バルブ(21、21.1)が前記作動液容器(22)と前記液圧シリンダ(18、18.1)との間の作動液の流れを阻止し、従って、前記一対のブレーキウェッジ(13)が前記エアギャップ(30)内へ更に挿入されるのを防止し、
前記速度制限器が、前記液圧シリンダ(18、18.1)と前記作動液容器(22)との間に接続されて、前記制御バルブ(21)を介した前記液圧シリンダ(18、18.1)から前記作動液容器(22)への作動液の流れを制限する、調節可能な流量バルブ(20)を含んでいる、前記安全ブレーキ。 - 前記ストローク制限装置が、前記挿入ストロークの両方を一致させるべく、前記ブレーキウェッジ(13)を連結するブリッジ部材(31)を含んでいる、請求項7に記載の安全ブレーキ。
Applications Claiming Priority (2)
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