JP4262951B2 - 紙器など打抜き製品の集積案内装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として板紙を打抜いて紙器などのブランクを製造する装置の終末工程で打抜かれた前記ブランクを順次揃えて積み重ね排出できるようにする、紙器など打抜き製品の集積案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平盤打抜き装置によって板紙を打抜いて紙器などを製作する際には、所要厚みの材料シートから打抜き型によって所要の形状に型打抜きが行なわれ、その次の工程で型打抜きされた材料シートから製品となる部分以外の抜き屑となる部分を打抜き屑分離手段によって除去され、その後に排出部に送られて集積されている。この材料シートから目的紙器のブランクを打抜くには、例えば図6にその操作過程の一例を表わす平盤打抜き装置の概要図で示すように、給紙部101から所要寸法の材料シートA'を、次の型打抜き部102に供給し、通常その製品となる例えば函体を展開した状態に予め設計された形状寸法に打抜き型103で打抜かれるとき、製品(ブランク)とその周りや孔となる個所(比較的大きい孔)の抜き屑となる部分とをごく僅かな繋ぎ部分を設けて製品と抜き屑部分をそのまま横送りが可能なようにされ、抜き屑除去部104において孔や切溝などの抜き屑を除去し、装置の終末部で製品が取出される排出部105で抜き屑(外郭余剰部)から製品部分を落下させてテーブル106上に積み重ねるようにされている。したがって、平盤打抜き装置100では、型打抜き工程(102)の次にて抜き屑除去工程(104)があり、この抜き屑除去工程(104)では孔部や切込み部など細部を主に除去するようにしてその次の工程で製品Bを切離す排出部105(排紙部)に送り、搬送(横送り)に必要な周囲の抜き屑を屑落とし部107に落下させて屑入れに回収除去するようにされている。このような加工手段(平盤打抜き装置)については、既に公知のものである。
【0003】
前記のような平盤打抜き装置100によって材料シートA'から打抜き加工される紙器などのブランクを排出する個所では、抜き屑を除去されたブランクが順次積み重ねられ、次の加工工程(例えば製函工程)に搬送するために、多数枚積み重ねて作業性がよいようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような平盤打抜き装置100にあっては、紙器のブランクを取扱う場合、抜き屑除去工程(104)(落丁工程といわれている)を経て製品Bを取出すに際して順次積み重ねて搬送に都合よい量まで集積するために、テーブル106上に置かれたパレット上に積み重ねられるのであるが、その取出し位置までの移動は一定間隔で送られてバラツキを起こさないようにされている。しかしながら、比較的寸法の小さい製品を作成する場合には、どうしても排出位置でテーブル106上のパレット108に積み重ねられる途中でずれを起しやすく、正しく集積することが困難であるという問題がある。集積された製品にずれが生じていると、例えば次工程で自動製函装置に供給する際に正しい姿勢で供給できなくなるという問題点が生じる恐れがある。しかしながら、現状ではこれを解決するに到っていない。
【0005】
この原因は、材料シートA'が給紙部101から打抜き工程102および抜き屑除去工程104を経て製品の排出部105に到るまでの搬送ラインが同一レベルで一連に行われるのに対して、抜き落とされる製品B(ブランク)が集積部に配されるパレット108上に順次積み重ねられるようにされているので、搬送ラインから集積部で昇降手段によって次第に降下するパレット108上に受支される製品上面まではフリー落下の関係にあることが一因であると考えられる。すなわち、所要形状寸法のブランクが落下距離は僅かであるが搬送ラインからパレット108上にある積層されている製品Bの上まで降下する間フリーであることから製品の下面に作用する空気抵抗によって常に正確に同一位置に着床することができず、ごくわずかながら水平方向において自由に移動する傾向となって正確に積み重ねることができないと推察できる。
【0006】
本発明は、前述のような事情に鑑みてなされたもので、平盤打抜き装置における最終の製品排出型(抜き屑除去型)に製品の落下案内手段を設けて抜き屑から切離された製品を正しく集積部に案内して積み重ねられるようにする機能を具備した紙器など打抜き製品の集積案内装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による紙器など打抜き製品の集積案内装置は、
平盤打抜き装置における打抜き製品の排出部に設けられる製品排出手段の下型に、抜き落される製品の姿勢をほぼ水平に保たせて集積位置まで案内する伸縮可能な案内手段付設された紙器など打抜き製品の集積案内装置であって、
前記案内手段は、その案内面を前記下型の製品落下孔内周面に沿わせるようにして固定される案内溝付の固定案内部片と、案内面を前記固定案内部片の案内面と同レベルで前記案内溝に滑合して離脱することなく自重で垂下自在にされる可動案内部片とで構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、平盤打抜き装置によって紙器などの打抜き製品を材料シートから順次加工して製品として抜き落されて集積位置に排出されるとき、その排出部に設けられる製品排出手段の上下型によってグリッパで掴まれている外周部の抜き屑部分(余剰部分)から製品が切放されると、下型の下降とともにその内部を通って落下する製品が、下型に伸縮可能に付設される案内手段によってその外周部を案内されて集積位置まで横振れすることなく水平状態を保って落下し、先に積み重ねられている製品の真上に重ねられることになり、所定の速度で繰り返し作動する打抜き型の動作サイクルに合わせて製品を所要枚数常に所定の位置に集積することができる。したがって、パレット上に集積された製品を次の工程に搬送して自動製函加工する際に支障を来すことなく機械に供給することができるという効果を奏する。
【0009】
前記発明において、前記案内手段は、少なくとも製品長手方向とそれに交差する方向のそれぞれ対向する個所に配置されるのがよい。こうすることにより、製品集積位置の受支面の高さ関係が下型の昇降と同調しなくとも案内手段がその状況に応じて伸縮変位できるので、型内を落下する製品の周囲を確実に案内でき、フリーの状態にさせずに位置ずれを起すことなく集積位置に確実に案内して積み重ねることができるという利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による紙器など打抜き製品の集積案内装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1には本発明に係る紙器など打抜き製品の集積案内装置の一実施形態の縦断面図が示され、図2には図1におけるI−I視図が、図3には図1におけるII−II視図が、図4には要部の拡大正面図(a)とその縦断面図(b)および可動案内部片の正面図(c)が、図5には打抜きシートの一例を表わす平面図(a)と製品のブランクを表わす斜視図(b)が、それぞれ示されている。
【0013】
本実施形態の紙器など打抜き製品の集積案内装置1(以下、単に集積案内装置1という)は、図1に示されるように、平盤打抜き装置における打抜き製品の排出部(図6参照)となる位置に設置され、材料シートの搬送ラインaを挟んで上側位置に設けられる上型10と、この上型10に対向して搬送ラインaの下側に配され打抜き型(図示せず)の動作と同調して所要寸法昇降する下型20と、この下型20に組み込まれる案内手段25とで構成されている。なお、前記上型10と下型20とは実質的に本発明における製品排出手段に相当する。また、この集積案内装置1の設置位置の下側には所要の速度で昇降する製品受支機構のテーブルが設けられている。
【0014】
この集積案内装置1を構成する上型10と下型20とは、上型10が雄型で下型20が雌型になっており、前工程での打抜き型によって材料シートから打抜かれた製品の外形に対応する形状の木型である。なお、この実施形態の集積案内装置1では、製品を2個取りするもの(実務上では打抜き製品の寸法にもよるが材料シートから多い場合で数十個同時に打抜きすることがある)である。
【0015】
まず、その上型10は、平盤打抜き装置における打抜き製品の抜き落し位置(排出部)上部のフレームに、着脱可能に装着できるベース板11と、このベース板11に支持されてグリッパにて保持され移動してきた打抜きシートA(前工程で打抜き型により製品部分が離脱しないで外周部分に繋ぎa'(図5(a)参照)を持たせた余剰部分A"(マージン部)以外の抜き屑を除去されたもの)のマージン部を下型20の上面21aとで挟持する可動押え板12および製品抜き落し板13とで構成されている。なお、製品抜き落し板13は所定の間隔をおいて並列配置されている。
【0016】
前記ベース板11は、その装着部に対して可動押え板12および製品抜き落し板13が下向きにして保持されるようにした所要厚みの方形の板であり、主に合板によって形成されている。
【0017】
このようなベース板11に装着される製品抜き落し板13と可動押え板12とは、まず、製品抜き落し板13が、前記打抜きシートAにおける製品部分の外形にほぼ相似させてその打抜きラインc(製品の最も外側の形状を描く縁端部、図5(a)参照)よりも小さい形状にされた板片で、スペーサ13aを介してベース板11の下面にロックピン14にて固着されて所定の間隔で配されている。なお、この製品抜き落し板13の中間位置には、空気抜き孔13bが少なくとも1個(具体例では2箇所)設けられ、打抜きシートAから製品を抜き落す際にその製品の表面部分と密接できるようにされている。
【0018】
このような製品抜き落し板13に対して可動押え板12は、前記製品抜き落し板13の外形と接触しないように適宜間隙tが形成されるようにして、かつ製品の打抜きラインcよりもやや小さい輪郭を形成された切り抜き部12aを備え、外形が打抜きシートAを搬送するためのグリッパ位置より内側になる寸法に形成されている。なお、この実施形態では搬送方向の後方側(給紙側)の一部を省略した形状になっており、前述のように一枚の材料シートから多数個の製品ブランクを打抜く場合には、その製品ブランクの全周を取囲むようにして切り抜き孔(切り抜き部12a)が所要数形成される。
【0019】
さらに、このような可動押え板12は、複数個所で吊下げロッド15により前記製品抜き落し板13との間隙tを維持してベース板11から上下動可能に吊下げられ、かつ前記吊下げロッド15に遊挿されるコイルばね16によって、押さえ面12cが非作動時に製品抜き落し板13の表面13cよりも下側に位置するように支持されている。なお、前記コイルばね16は、一端を可動押え板12の背面側で吊下げロッド15の取付け部15aにて保持され、他端をベース板11に設けられた孔部11bに挿入されて定常状態に保持されている。したがって、ベース板11の上面側には前記吊下げロッド15の上下スライドを維持するブロック17が固着され、吊下げロッド15の上端にはねじ部15bを形成してナット15cにより前記コイルばね16による可動押え板12の押圧力を調節できるようにされている。
【0020】
一方、下型20は、本体21に抜き落される製品B(ブランク)の最も外周を形成する形状の製品落下孔22が前記上型10の製品抜き落し板13の中心線間ピッチに対応させて設けられ、その製品落下孔22の内周面22aには案内面をほぼ合致するようにして縦横両側に相対向させて案内手段25が付設されている。なお、この下型20の本体21は、前記上型10と同様に所要高さ寸法に板材を積層された方形のブロック体であり、主に合板によって形成されている。
【0021】
このような下型20に付設される案内手段25は、図4(a)および(b)によって示されるように、下型20における製品落下孔22の内周面22aに案内面26b,27bがほぼ合致するようにして埋め込まれて下向きに固着される案内溝26a付の固定案内部片26と、その案内溝26aに滑合して自重で垂下自在に組み込まれる可動案内部片27とを組み合わせた構成である。
【0022】
前記固定案内部片26は、前記製品落下孔22の内側面22a中間位置から下型20の本体21下面以下に適宜長さ突き出すようにして、製品落下孔22側に移動しないように両側面に外れ止め勾配が形成されたアリ溝状の嵌め込み部23に挿入されて木ねじ24で固定されている。また、この固定案内部片26における案内溝26a部分の底面には縦長方向に長孔26cが設けてある。
【0023】
これに対して前記可動案内部片27は、前記固定案内部片26とほぼ同じ長さで、両側を前記案内溝26a内に滑合するようにされ、その表面が案内面27bとして使用されるように関係付けられている。なお、中間部にはその一部を弾性形状の可動片27cにして形成されるとともに、その先端の背面側に通常時突出する突起27dが設けられ、その突起27dを前記固定案内部片26に設けられた長孔26cに弾性力で組合せ時係合させて遊動自在で脱落不能なようにされている。またこの可動案内部片27の上端には、前記固定案内部片26を下型本体21のアリ溝状の嵌め込み部23にて固定している木ねじ24の頭部を交わす切り込み27eが設けられ、最収縮時に固定案内部片26と高さ寸法が揃うように形成されている(図4(b)参照)。
【0024】
このように構成される本実施形態の集積案内装置1は、平盤打抜き装置における製品排出部で、上型10のベース板11を機体フレームに外部から挿入して下向きに配される製品抜き落し板13の向きが、前工程の打抜き型(図示せず)の配列と同じ向きとなるように設置する(図示省略するが上型差込部で周知の固定手段によって定位置に固定される)。
【0025】
他方の下型20は、図示されない打抜き型の昇降操作フレームの延長部分もしくは同調して昇降作動するフレームの上面に、前記上型10の製品抜き落し板13と製品落下孔22との中心線Cが合致するようにしてブロック状の本体21を固定する。この際、案内手段25(実質的に可動案内部片27)が垂下するように配置される。
【0026】
平盤打抜き装置の運転によって、材料シートがその給紙部から打抜き部に送られて所要の形状に打ち抜かれるとともに罫線押しされ、次の工程で抜き孔などの抜き屑を除去された打抜きシートA(この時点では製品ブランクBは周囲の余剰部分A"と細幅の繋ぎ部cにて繋がりシート状を呈している)が排出部に送り込まれる。
【0027】
この排出部においては、打抜きシートAが所定の位置に間欠的に送り込まれるのであり、前工程の動作に同調して下型20が上昇すると、この下型20の本体上面21aと上型10の可動押え板12とによってその打抜きシートAのマージン部A"がまず挟み付けられる。
【0028】
さらに、下型20が上昇を続けて、可動押え板12が吊下げロッド15に被嵌して配されているコイルばね16の弾性力に抗して打抜きシートAを持ち上げると、その打抜きシートAの製品B部分に製品抜き落し板13が接触し、下型20がその上昇ストローク分上昇することにより、下型20の製品落下孔22の上面縁部と固定状態にある上型10側の製品抜き落し板13とによって打抜きシートAにおけるマージン部A"と製品Bとの繋ぎa'部分が剪断される。
【0029】
こうして打抜きシートAにおける打抜きラインcから切離された製品Bは、製品抜き落し板13が下型20の製品落下孔22内に進入することにより、その押し下げ力によって落下速度を与えられ、製品落下孔22の内周面22aに沿って案内されフリー降下する。一方、下型20は、他の工程の下型とともに下降行程に移行して所定の距離降下する。この際、下型20の降下に伴い上型10の可動押え板12はコイルばね16の蓄勢力で定常位置まで戻される。
【0030】
この下型20には製品落下孔22の内周面22aとほぼ合致するようにして案内手段25が複数個所で製品の最外周を案内できるように設けられ、しかもその案内手段25を構成する固定案内部片26と可動案内部片27とが前記製品落下孔22の下端よりも下方に伸びて、かつ可動案内部片27がその案内面27bを前記製品落下孔22の内周面22aと合致する状態で上下可動にされているので、排出部の直下位置にあるテーブル上のパレットに対して積み重ねられる製品Bを常に正く案内降下させることができる。なお、製品Bが排出された後のマージン部分はそのまま移行して搬送ラインの終末で抜き屑受けに排出される。
【0031】
すなわち、前記排出部におけるテーブル上にて配置されるパレット30(図4に鎖線で併記されているのを参照)の上面は、製品の排出に応じて上昇位置から徐々に降下するようになされているが、製品Bの紙厚通りに降下せず、降下速度が排出に同調することなく作動するものであるから、下型20の昇降ストロークとの間で常に誤差が生じている。これに対して本実施形態では、案内手段25の可動案内部片27が固定案内部片26との滑合組合せにより、その固定案内部片26に設けられている長孔26cと可動案内部片27の突起27dとの摺動係合によって、図4(a)〜(b)に二点鎖線で示されるように、可動案内部片27が案内面27bを一定に保って前記長孔26cによる可動範囲で自由に垂下できるようにされているので、その案内面27bによりフリー落下する製品Bを一定の姿勢に保たせて積み重ねられた製品積層位置に排出供給することができるのである。
【0032】
要するに、前記案内手段25における可動案内部片27が排出部におけるテーブルの移動量の変化のバラツキを垂下量の自由変化によって補完する働きをして、常時製品の積み重ね位置を、集積位置に追従させることができ、その結果、製品を正確に集積させることができるのである。
【0033】
以上に説明の集積案内装置においては、案内手段として成形品を用いたものについて記載しているが、これに限定されるものではなく、例えば固定側の一部を切り削いで可動側の側面を案内面として、両者の案内面を一致させるようにすればパイプ状の部片を組み合わせて構成することもできる。また、上型の可動押え板に押圧力を付与する弾性体としては、前記実施形態のようなコイルばねの他に、体積変化のできる弾性体(例えばスポンジ状のもの、形状変化で弾性力を得られる樹脂製の部品)などを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る紙器など打抜き製品の集積案内装置の一実施形態の縦断面図である。
【図2】図2は、図1におけるI−I視図である。
【図3】図3は、図1におけるII−II視図である。
【図4】図4は、要部の拡大正面図(a)とその縦断面図(b)および可動案内部片の正面図(c)である。
【図5】図5は、打抜きシートの一例を表わす平面図(a)と製品のブランクを表わす斜視図(b)である。
【図6】図6は、操作過程の一例を表わす平盤打抜き装置の概要図である。
【符号の説明】
1 打抜き製品の集積案内装置
10 上型
11 ベース板
12 可動押え板
12a 切り抜き部
12c 押え面
13 製品抜き落し板
13c 製品抜き落し板の表面
15 吊下げロッド
16 コイルばね
17 ブロック
20 下型
22 製品落下孔
22a 製品落下孔の内周面
23 嵌め込み部
25 製品の案内手段
26 固定案内部片
26a 案内溝
26c 長孔
27 可動案内部片
27b 案内面
27c 可動片
27d 突起
A 打抜きシート
A" 余剰部分(マージン部)
B 製品(ブランク)

Claims (2)

  1. 平盤打抜き装置における打抜き製品の排出部に設けられる製品排出手段の下型に、抜き落される製品の姿勢をほぼ水平に保たせて集積位置まで案内する伸縮可能な案内手段付設された紙器など打抜き製品の集積案内装置であって、
    前記案内手段は、その案内面を前記下型の製品落下孔内周面に沿わせるようにして固定される案内溝付の固定案内部片と、案内面を前記固定案内部片の案内面と同レベルで前記案内溝に滑合して離脱することなく自重で垂下自在にされる可動案内部片とで構成されていることを特徴とする紙器など打抜き製品の集積案内装置。
  2. 前記案内手段は、少なくとも製品長手方向とそれに交差する方向のそれぞれ対向する個所に配置される請求項に記載の紙器など打抜き製品の集積案内装置。
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