JP4262707B2 - 光情報記録媒体及び光情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
(a−1)第1基板の主面に放射線硬化性樹脂を塗布する工程と、
(a−2)前記第1基板上に塗布された前記放射線硬化性樹脂を部分的に硬化させる工程と、
(b−1)一方の主面に溝又は凹凸ピットを有する第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に樹脂材料を塗布する工程と、
(b−2)前記第2基板上に塗布された前記樹脂材料を部分的に硬化させる工程と、
(c)前記第1基板に塗布された前記放射線硬化性樹脂と、前記第2基板に塗布された前記樹脂材料を対向させて密着させる工程と、
(d)前記放射線硬化性樹脂及び前記樹脂材料とを硬化させて中間層を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
前記第2基板上に塗布された前記第2の放射線硬化性樹脂を部分的に硬化させる工程(b−2)において、前記第2基板の第2の半径よりも外周側のみ硬化させて、内周側は未硬化状態のままとし、
その後に、前記第1基板に塗布された前記放射線硬化性樹脂と、前記第2基板に塗布された前記第2の放射線硬化性樹脂を対向させて密着させてもよい。
前記第2基板上に塗布された前記第2の放射線硬化性樹脂を部分的に硬化させる工程(b−2)において、前記第2基板の第2の半径よりも内周側のみ硬化させて、外周側は未硬化状態のままとし、
その後に、前記第1基板に塗布された前記放射線硬化性樹脂と、前記第2基板に塗布された前記第2の放射線硬化性樹脂を対向させて密着させてもよい。
(e)前記第1基板又は前記第2基板を剥離して、前記第1基板又は前記第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットに対応する溝又は凹凸ピットを前記中間層の表面に形成する工程
をさらに含んでもよい。
(f)前記中間層の表面に形成された前記溝又は前記凹凸ピットに反射膜を成膜して情報記録層を形成する工程をさらに含んでもよい。
(g)前記情報記録層の上に光透過層を形成する工程をさらに含んでもよい。
(a−3)前記放射線硬化性樹脂の未硬化部分の一部又は全部を除去する工程
をさらに含んでもよい。
(b−3)前記第2の放射線硬化性樹脂の未硬化部分の一部又は全部を除去する工程
をさらに含んでもよい。
本発明の実施の形態1に係る光情報記録媒体の製造方法について、図1から図3を参照しながら説明する。この光情報記録媒体の製造方法は、以下の工程によって作製される。
(a)まず、図1(a)に示すように、一方の主面(以下、「記録層側主面」という。)に情報記録層1を有する、厚さ1.1mm、直径120mm(外径)の基板2を準備する。この基板2の中心部には、該基板2を厚さ方向に貫通する直径15mmの中心孔3が形成されている。
(b)次に、図1(b)に示すように、基板2を、記録層側主面が上向きとなるようにして回転テーブル6上にセットし、上側から中心孔3をキャップ4(孔閉止部材)で塞ぐ。このキャップ4は金属で形成され、基板2の記録層側主面と当接する部分には、テフロン(登録商標)材料からなるシールリング5を有している。また、キャップ4の上面中心部には、上方に向かって突出する軸部4aが設けられている。後で説明するように、キャップ4を基板2から離脱させる(除去する)際には、この軸部4aをつまんで、キャップ4を上向きに引っ張ることができる。
(c)基板2を回転させながら、キャップ4の略中心すなわち基板2のほぼ回転中心に、ノズル8から放射線硬化性樹脂7(例えば、UV硬化樹脂)を滴下する。すなわち、スピンコート法により、基板2の記録層側主面上ないし情報記録層1上に、放射線硬化性樹脂層7を形成する。
続いて、図2(c)に示すように、一方の主面(以下、「凹凸ピット側主面」という。)に溝ないし凹凸ピット10(以下、単に「凹凸ピット10」という。)を有するスタンパ11を、凹凸ピット10が放射線硬化性樹脂層7と密着するようにして、基板2と一体化させる。基板2とスタンパ11とは、真空チャンバ(図示せず)内で、真空下で一体化させる。なお、このスタンパ11は、厚さが0.6mmである。また、スタンパ11の直径(外径)及び中心孔3’の直径は、基板2と同様である。すなわち、スタンパ11の直径(外径)は120mmであり、中心孔3’の直径は15mmである。
この後、図3(c)に示すように、中間層17ないし基板2の上に、該光ディスクを保護するための、透明な放射線硬化性樹脂からなる光透過層13を形成する。
かくして、2層の情報記録層1、12を有する光ディスクが完成する。ここで、光透過層13の厚さは、0.1mm(100μm)に設定される。上述の通り、基板2の厚さは1.1mmであるので、この光ディスクの厚さは1.2mmとなる。つまり、この光ディスクの厚さは、市販のCD、DVDの厚さと等しく、この光ディスクは、CD、DVDと互換性をもつ。
本発明の実施の形態2に係る光ディスクの製造方法を、図4、図5を参照しながら説明する。この光ディスクの製造方法は、実施の形態1に係る光ディスクの製造方法と比較すると、基板2とスタンパ11との配置を入れ換えて、スタンパ11側に放射線硬化性樹脂を塗布し、基板2を対向させて密着して両者を一体化する点で相違する。また、シールリング5を設けず、キャップ4に付設された磁石と、回転テーブル6に設けられた磁石とが互いに引き合うことによりキャップ4と基板2との密着性を高めている点に特徴がある。
(a)まず、図4(a)に示すように、実施の形態1の場合と同様に、中心孔3’と凹凸ピット10とを備えたスタンパ11を準備する。
(b)次に、図4(b)に示すように、スタンパ11を、凹凸ピット側主面が上向きとなるようにして回転テーブル6上にセットし、上側から中心孔3をキャップ4で塞ぐ。このとき、キャップ4に付設された磁石18(例えば、下端部がN極)と、回転テーブル6に付設された磁石19(例えば、上端部がS極)とが磁力で引き合い、キャップ4と基板2とが密着する。
(c)スタンパ11を回転させながら、キャップ4の略中心すなわちスタンパ11のほぼ回転中心に、ノズル8から放射線硬化性樹脂7を滴下する。そして、スピンコート法によりスタンパ11の凹凸ピット側主面上ないし凹凸ピット10上に、放射線硬化性樹脂層7を形成する。なお、スタンパ11の凹凸ピット側主面ないし凹凸ピット10には、予め、中間層17との剥離性を良くする処理を行っておく。あるいは、スタンパ11を剥離性の良い材料で形成する。
(e)続いて、図5(c)に示すように、実施の形態1の場合と同様に、中心孔3と情報記録層1とを有する基板2を、情報記録層1が放射線硬化性樹脂層7と対向して密着するようにして、基板2とスタンパ11とを真空中で一体化させる。ここで、基板2の記録層側主面ないし情報記録層1には、予め、基板2と放射線硬化性樹脂層7ないし中間層17との接着性を良くする処理を行っておくことが好ましい。また、基板2を接着性の良い材料で形成しておいてもよい。
(f)この後、実施の形態1の場合と同様に、放射線硬化性樹脂層7を硬化させる。
(g)その後、スタンパ11を基板2から剥離させ、もう1つの情報記録層12と光透過層13とを設ける。また必要に応じて保護コート14を設ける(図3(a)〜(d)参照)。
以上の工程によって、光ディスクが完成する。実施の形態2に係る光ディスクの製造方法によって、実施の形態1の場合と同様に、中間層17の厚さが均一化された、2層の情報記録層1、12を有する光ディスクを、スピンコート法により製造することができる。
本発明の実施の形態3に係る光ディスクの製造方法を、図6、図7を参照しながら説明する。この光ディスクの製造方法は、実施の形態1に係る光ディスクの製造方法と比較すると、2層構造の中間層を形成する点で相違する。
(a)まず、実施の形態1にかかる光ディスクの製造方法の場合と同様に、基板2上に放射線硬化性樹脂層7を形成する(図1(a)〜(c)及び図2(a)参照)。ただし、放射線硬化性樹脂層7の厚さは、実施の形態1の場合よりも薄くする。
(b)図6(a)に示すように、キャップ4の軸部4aを上向きに引っ張り、鉛直方向上向きに移動させて、キャップ4を基板2から離脱させる(除去する)。
(c)基板2上の放射線硬化性樹脂層7に放射線(例えば紫外線)を照射して、これを硬化させて、硬化層7’を形成する。なお、放射線硬化性樹脂層7は、全面的に硬化させても、一部のみ(例えば、基板内周側のみ、基板外周側のみ等)を硬化させてもよい。
(d)図6の(b)に示すように、普通のスピンコート法、すなわちキャップ4を用いないスピンコート法により、硬化層7’の上に、もう1つの放射線硬化性樹脂16を塗布する。この放射線硬化性樹脂16は、上記の放射線硬化性樹脂7とは材質又は粘度が同一であってもよい。また異なっていてもよい。
まず、キャップ4を用いてのスピンコート法による放射線硬化性樹脂7の塗布工程について説明する。
(1)スピンコート前に、上述のキャップ4を用いる場合と同様に、基板2の中心孔をキャップ4で閉止する。
(2)次に、例えば、粘度が150mPa・sの放射線硬化性樹脂7を用いる場合、放射線硬化性樹脂7を中心孔の略上方から滴下する。放射線硬化性樹脂7の滴下は、例えば、基板2の回転開始時から6秒間、0.3g/秒の滴下速度で行われる。また、基板2の回転速度は、例えば、基板2の回転開始時から3秒間は120rpmに設定され、続いて5秒間は2000rpmに設定される。
(3)次に、回転速度を2000rpm/秒の加速度で1.5秒間上昇させた後、基板2の回転を停止させる。
これにより、平均厚さが約17μmの放射線硬化性樹脂層7が形成される。この放射線硬化性樹脂層7は、内周側から外周側に向かって厚さが少しずつ薄くなる傾向を有するものとなる。
(1)例えば、粘度が150mPa・sの放射線硬化性樹脂16を用いる場合は、0.5gの放射線硬化性樹脂16を基板2の上面に円環状に滴下した後に、例えば基板2の回転速度を4000rpmとして、5秒間回転させる。
これにより、平均厚さが約8μmの放射線硬化性樹脂層16が形成される。この放射線硬化性樹脂層16は、内周側から外周側に向かって厚さが少しずつ厚くなる傾向を有するものとなる。
(f)図7(a)に示すように、放射線硬化性樹脂層16を、放射線(例えば、紫外線)の照射により硬化させて、2層構造をなす中間層17’を形成した後、スタンパ11を剥離させる。これにより、中間層17’に、スタンパ11の凹凸ピット10に対応する(反転形状をもつ)凹凸ピットが形成される。
(g)次に、図7(b)に示すように、中間層17’に形成された凹凸ピットに、もう1つの情報記録層12(記録膜又は反射膜)を形成する。
(h)この後、図7(c)に示すように、中間層17’ないし基板2の上に、該光ディスクを保護するための、透明な放射線硬化性樹脂からなる光透過層13を形成する。
以上の工程によって、2層構造をなす中間層17’を有するとともに、2層の情報記録層を有する光ディスクが完成する。
なお、図7(d)に示すように、光ディスクをより強固に保護する必要がある場合は、光透過層13の上に、透明材料からなる保護コート14を設ける。
なお、実施の形態3では、中間層17’は2層構造であるが、中間層を3層以上の多層構造としてもよい。
(変形例1)
変形例1に係る光ディスクの製造方法は、実施の形態3に係る光ディスクの製造方法と比較すると、基板1とスタンパ11とを入れ換えて両者を一体化させる点で相違する。その他の点については、実施の形態3の場合と同様である。変形例1においても、実施の形態3の場合と同様に、2層構造をなす中間層17’の厚さが均一化された、2層の情報記録層1、12を有する光ディスクを、スピンコート法により、製造することができる。
変形例2に係る光ディスクの製造方法は、実施の形態3に係る光ディスクの製造方法と比較すると、実施の形態3の場合と同様に、基板2の上に、放射線硬化性樹脂7が硬化してなる硬化層7’を形成した後、該基板2とは別に、スタンパ11の凹凸ピット側主面の上に、キャップ4を用いたスピンコート法又は普通のスピンコート法により、放射線硬化性樹脂層16を形成する点で相異なる。そして、上記の硬化層7’を伴った基板2を、スタンパ11上の放射線硬化性樹脂層16の上に重ね合わせて、基板2とスタンパ11とを一体化させている。その他の点については、実施の形態3の場合と同様である。変形例2においても、実施の形態3の場合と同様に、2層構造をなす中間層17’の厚さが均一化された、2層の情報記録層1、12を有する光ディスクを、スピンコート法により製造することができる。
変形例3に係る光ディスクの製造方法は、変形例2に係る光ディスクの製造方法と比較すると、基板1とスタンパ11とを入れ換えて両者を一体化させる点で相異する。その他の点については、変形例2の場合と同様である。変形例3においても、実施の形態3、変形例1、及び変形例2の場合と同様に、2層の情報記録層1、12を有する光ディスクの製造方法において、厚さが均一な2層構造をなす中間層17’を形成することができる。
本発明の実施の形態4に係る光ディスクについて図8を参照しながら説明する。この光ディスクは、実施の形態1から3に係る光ディスクと比較すると、4層の情報記録層1、12、21、23を有している点で相異する。なお、基板2側から数えて2番目の情報記録層12と3番目の情報記録層21との間には、もう1層の中間層20が形成されている。また、基板2側から数えて3番目の情報記録層21と4番目の情報記録層23との間には、さらにもう1層の中間層22が形成されている。
(a)まず、実施の形態1の場合と同様のプロセスにより、情報記録層1を備えた基板2の上に、中間層17と情報記録層12とを形成する。
(b)そして、図1(b)、(c)と、図2(a)〜(c)と、図3(a)、(b)とに示すプロセスを再度行って、2層の情報記録層1、12を有する基板2の上に、中間層20と情報記録層21とを形成する。
(c)さらに、図1(b)、(c)と、図2(a)〜(c)と、図3(a)、(b)とに示すプロセスをもう一度行って、3層の情報記録層1、12、21を有する基板2の上に、中間層22と情報記録層23とを形成する。
なお、実施の形態4では、4層の情報記録層を有する光ディスクの製造方法を説明しているが、同様の手法を用いて、3層の情報記録層を有する光ディスク、あるいは5層以上の情報記録層を有する光ディスクを製造することができることはいうまでもない。また、実施の形態2の場合と同様に、基板2とスタンパ11とを入れ換えて、3層以上の情報記録層を有する光ディスクを製造することができる。
本発明の実施の形態5に係る光情報記録媒体の製造方法について説明する。図10は、この光情報記録媒体の製造方法の流れを示す図である。この光情報記録媒体の製造方法は、以下の工程を含んでいる。
(a)第1基板を準備する工程。
(b)第1基板の中心孔をキャップで閉止する工程。
(c)第1基板の一主面に放射線硬化性樹脂を塗布する工程。
(d)第1基板に配置した放射線硬化性樹脂を部分的に硬化させる工程。
(e)第1基板に配置した放射線硬化性樹脂の未硬化部分の一部もしくは全部を除去する工程。
(f)第2基板を準備する工程。
(g)第2基板の中心孔をキャップで閉止する工程。
(h)第2基板の一主面に放射線硬化性樹脂を塗布する工程。
(i)第1基板に配置した放射線硬化性樹脂と、第2基板に配置した放射線硬化性樹脂とが互いに対向するように、第1基板と第2基板とを重ね合わせる工程。
(j)放射線硬化性樹脂に放射線を照射し、放射線硬化性樹脂を硬化する工程。
(k)第1基板を第2基板から剥離する工程。
(a)図11(a)に示すように、第1基板101を準備した。この第1基板101は、厚さ略0.5mm、外径略120mm、中心孔102径略15mmのポリオレフィン系材料からなる。この基板101は、射出成形により形成した。なお、ここでは後に説明する放射線硬化性樹脂との剥離のし易さからポリオレフィン系材料を選んだが、それ以外の、例えばアクリル系樹脂、などの樹脂材料でよい。また、ここでは第1基板は、厚さが略0.5mmのものを用いたが、厚さは自由に選んでよい。
(b)図11(c)のように第1基板101の中心孔102にキャップ108をして閉止した。
(c)上記第1基板101に、図11(b)のように、ノズル109から放射線硬化性樹脂A104をキャップ108の上に滴下し、基板101を回転数が略300rpmで略25秒間回転させて、放射線硬化性樹脂Aをスピンコート法で第1基板101の半径方向にわたって広げ、略70μmの厚さで塗布した。この放射線硬化性樹脂Aの粘度は略320mPa・sであった。この時の半径方向の放射線硬化性樹脂の厚さ分布を図12(a)に詳しく示す。
(e)次いで、再度基板101を略1000rpmで略7秒間スピンすることによって、図12(c)のように、上記の未硬化の盛り上がり部分のおよそ半分を振り切った。
(j)第1基板101と第2基板111とを重ね合わせた後に、放射線を照射して放射線硬化性樹脂A及びBを硬化した。情報記録層SAは放射線を透過しないので、第1基板101には放射線を透過する材料を用い、第1基板101側から放射線照射を行った。
(k)この後、図14(b)に示すように、第1基板101を第2基板111から剥離した。なお放射線硬化性樹脂Aは、第1基板101から剥離しやすいものを選んだ。
以上の工程によって、放射線硬化性樹脂Aと放射線硬化性樹脂Bを合わせたものを光透過層131とした。これによって情報記録層SA上に厚さの均一な光透過層131を形成することができた。
本発明の実施の形態6に係る光情報記録媒体の製造方法について説明する。図15は、この光情報記録媒体の製造方法の流れを示す図である。この光情報記録媒体の製造方法は、実施の形態5に係る製造方法と比較すると、放射線硬化性樹脂Aの未硬化部分を振り切ることなく残存させている点で相異する。これによって放射線硬化性樹脂AとBとを重ね合せた際に互いの盛り上がり部分がつぶれて外周付近での急激な盛り上がりを改善できる。
(a)図16(a)に示すように、第1基板101を準備した。この第1基板201は、射出成形により形成した厚さ略0.5mm、外径略120mm、中心孔202径略15mmのポリオレフィン系材料からなる基板であり、一方の主面に案内溝203が設けてある。第1基板201はここでは信号を転写するためのスタンパとして用いる。ここでは後に説明する放射線硬化性樹脂との剥離のし易さからポリオレフィン系材料を選んだが、それ以外の、例えばアクリル系樹脂、などの樹脂材料でよい。また、ここでは第1基板201は厚さが略0.5mmのものを用いたが、厚さは自由に選んでよい。
(c)図16(b)に示すように、粘度略150mPa・sの放射線硬化性樹脂Aを中心孔の略上方からキャップの上に滴下して、略2000rpmで略5秒間回転させて、放射線硬化性樹脂A204をスピンコート法により第1基板201の案内溝上に略20μm塗布した。放射線硬化性樹脂Aの径方向の厚さ分布を図16(c)のように形成した。
(d)図17(a)は、外周端付近を拡大した図である。図17(a)に示すように、半径略58mm以内の内周部分に放射線を照射して、放射線硬化性樹脂Aを内周部分で硬化し、それよりも外側の外周部分を未硬化とした。なお、スピンコート法で塗布した場合、図のように外周端に表面張力による樹脂の盛り上がりが見られる。この盛り上がりが厚さのばらつきとなってしまうため、ここで、この盛り上がり部分を未硬化とすることによって、厚さの均一化を行っている。この場合、実施の形態5と比較して、未硬化の盛り上がり部分を振り切らずに残存させている点で相異する。
(h)第1基板と第2基板とを重ね合わせた後に、放射線を照射して放射線硬化性樹脂AおよびBを硬化した。放射線硬化性樹脂AとBを硬化したものを、中間層212としている。なお、情報記録層SAは放射線を透過しないので、第1基板には放射線を透過する材料を用い、第1基板側から放射線を照射した。
(j)図19(a)に示すように、転写された案内溝に複数の薄膜層で構成される記録層227を成膜し、情報記録層SB228を形成した。本実施の形態の片側から2つの情報記録層を記録・再生する光ディスクでは、情報記録層SBは記録・再生光に近い側の層になるため、情報記録層SBは半透明になっている。
以上の工程によって、情報記録層SB状に、図19(b)のように略75μmの光透過層231を形成した。本実施の形態ではこの光透過層を、シート状基板を放射線硬化性樹脂で貼り合わせることによって形成したが、シート上基板を粘着性材料で貼り合わせてもいいし、スピンコート法で形成してもいいし、それ以外の方法でもよい。記録・再生光に対して略透明な材料を選ぶことが好ましい。
本発明の実施の形態7に係る光情報記録媒体の製造方法について一例を説明する。図20は、本発明による光情報記録媒体の製造方法の流れを示す図である。この光情報記録媒体の製造方法は、実施の形態5及び6に係る製造方法と比較すると、第1基板と第2基板とを重ね合わせる工程の前に、放射線硬化性樹脂Bを部分的に硬化させる工程を設けている点で相違する。放射線硬化性樹脂Bを部分的に硬化させておくことによって、未硬化部分で放射線硬化性樹脂A及びBが混ざったり、第1基板と接触してしまうことを防止できる。
(a)図21(a)に示すように、第1基板301を準備する。この第1基板301は、厚さ略0.5mm、外径が略120mm、中心孔302の径が略15mmのポリカーボネート材料からなる基板であり、一方の主面に案内溝303が設けられている。また、第1基板301は、射出成形により形成した。第1基板301は、ここでは信号を転写するためのスタンパとして用いる。第1基板301は、ポリカーボネート以外の、例えばアクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、などの樹脂材料で形成してもよい。また、ここでは第1基板は厚さが略0.5mmのものを用いたが、厚さは自由に選んでよい。
(c)図21(c)の外周部の拡大図に示したように、半径略58mmよりも内周部分に放射線を照射して放射線硬化性樹脂Aを硬化させ、それよりも外側を未硬化とした。
(f)図22(c)の外周部の拡大図に示したように、放射線硬化樹脂B314の塗布後、半径略59mmよりも外側部分に放射線を照射して放射線硬化性樹脂Bを硬化させ、それより内側を未硬化とした。
(h)第1基板と第2基板とを重ね合わせた後に、放射線を照射して放射線硬化性樹脂AおよびBを硬化した。
(i)この後、第1基板を図のように剥離した。
これによって、放射線硬化性樹脂Aと放射線硬化性樹脂Bを合わせた中間層321に第1基板の案内溝が転写された状態になる。
記録媒体の作製が可能である。
本発明の実施の形態8に係る光情報記録媒体の製造方法について一例を説明する。この光情報記録媒体の製造方法について、実施の形態6及び7に係る製造方法と比較すると、液状の放射線硬化性樹脂Bに代えて、シート状に形成された感圧性接着剤、粘着材等を用いる点で相異する。これらのシート状に形成されたものを用いることによって厚さ精度を非常に高くできる。液状の放射線硬化性樹脂の塗布では十分な厚さばらつきを得られない場合があり、この場合、最初からある程度固体であって、厚さ精度が非常に高いものを用いることが好ましい。例えば、シート状に形成された感圧性接着剤や粘着材などである。これを放射線硬化性樹脂Bの代わりに、第2基板上に形成することによって厚さ精度が非常に高く、実施の形態5または6で説明したのと同様の方法で、同様の効果を得ることができる。このようにして、上記実施の形態の製造方法によれば、高密度化された光情報記録媒体を作製できる。
本発明の実施の形態9に係る光情報記録媒体の製造方法について一例を説明する。実施の形態5では光ディスクの光透過層を形成し、実施の形態6や7では、複数の記録層を有する光ディスクの記録・再生用の案内溝を有する中間層を均一な厚さで容易に作製する方法について説明した。しかし、実施の形態5の方法で中間層を形成してもよく、一方、実施の形態6または7で述べた方法によって光透過層を形成することもできる。作製する手間やコスト、厚さ精度などを考慮して、最適な方法を選択することが好ましい。
本発明の実施の形態10に係る光情報記録媒体の製造方法について一例を説明する。実施の形態6や7で述べた方法によって、非常に厚さ精度の高い、2層構造の光情報記録媒体を作製することができた。このうち、光透過層を形成する前までの各工程を繰り返すことによって、2層以上の多層構造を有する光ディスクを作製することができる。例として、図24に4層構造の光情報記録媒体を示した。
本発明の実施の形態11に係る光情報記録媒体の製造方法について一例を説明する。実施の形態5乃至10では、第1基板を剥離して厚さの均一な層を作製した。しかし、用いる用途によっては第1基板を剥がさなくてもよい。例えば第1基板に半透明の情報記録層を設け、第1基板を光透過層として用いる場合である。そこで、実施の形態5乃至10で述べた方法を用いることによって、基板に挟まれた層を均一に作製することも容易である。
Claims (7)
- (a−1)一方の主面に溝又は凹凸ピットを有する第1基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する主面に放射線硬化性樹脂を形成する工程と、
(a−2)前記第1基板上の前記放射線硬化性樹脂の外周部に形成された盛り上がり部分よりも内周側の第1の半径よりも外周側においては、前記第1基板上に形成された前記放射線硬化性樹脂を未硬化とし、前記第1の半径よりも内周側においては、前記第1基板上に形成された前記放射線硬化性樹脂を完全硬化、または、半硬化させる工程と、
(b)一方の主面に溝又は凹凸ピットを有する第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に放射線硬化性樹脂を形成する、または、第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に、反射層、または、薄膜層を形成し、前記反射層、または、薄膜層の上に前記放射線硬化性樹脂を形成する工程と、
(c)前記第1基板に形成された前記放射線硬化性樹脂と、前記第2基板に形成された前記放射線硬化性樹脂を対向させて密着させる工程と、
(d)前記第1基板、及び、前記第2基板に形成された前記放射線硬化性樹脂を硬化させて中間層を形成する工程と、
(e)前記第1基板又は前記第2基板を剥離して、前記第1基板又は前記第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットに対応する溝又は凹凸ピットを前記中間層の表面に形成する工程と、
を含むことを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。 - (a)一方の主面に溝又は凹凸ピットを有する第1基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する主面に放射線硬化性樹脂を形成する工程と、
(b−1)一方の主面に溝又は凹凸ピットを有する第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に放射線硬化性樹脂を形成する、または、第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に、反射層、または、薄膜層を形成し、前記反射層、または、薄膜層の上に前記放射線硬化性樹脂を形成する工程と、
(b−2)前記第2基板上の前記放射線硬化性樹脂の外周部に形成された盛り上がり部分よりも内周側の第1の半径よりも外周側においては、前記第2基板上に形成された前記放射線硬化性樹脂を未硬化とし、前記第1の半径よりも内周側においては、前記第2基板上に形成された前記放射線硬化性樹脂を完全硬化、または、半硬化させる工程と、
(c)前記第1基板に形成された前記放射線硬化性樹脂と、前記第2基板に形成された前記放射線硬化性樹脂を対向させて密着させる工程と、
(d)前記第1基板、及び、前記第2基板に形成された前記放射線硬化性樹脂を硬化させて中間層を形成する工程と、
(e)前記第1基板又は前記第2基板を剥離して、前記第1基板又は前記第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットに対応する溝又は凹凸ピットを前記中間層の表面に形成する工程と、
を含むことを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。 - 前記第1の半径は、前記第1基板の半径の90%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第2基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に、放射線硬化性樹脂に代えて、粘着材を形成することを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1基板の前記溝又は前記凹凸ピットを有する面に、放射線硬化性樹脂に代えて、粘着材を形成することを特徴とする請求項2に記載の光情報記録媒体の製造方法。
- 前記工程(e)の後に、
(f)前記中間層の表面に形成された前記溝又は前記凹凸ピットに反射膜を成膜して情報記録層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光情報記録媒体の製造方法。 - 前記中間層の表面に反射膜を成膜して情報記録層を形成する工程(f)の後に、
(g)前記情報記録層の上に光透過層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体の製造方法。
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