JP4262093B2 - 粉末を輸送するためのデバイスおよびその操作方法 - Google Patents

粉末を輸送するためのデバイスおよびその操作方法 Download PDF

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Description

本発明は、粉末を輸送するための輸送システム、その使用および粉末を輸送する方法に関する。
粉末を輸送するための多くの既知のデバイスは、ベンチュリ原理に従って動作し、ここでは、この粉末は、ノズル中のガス流によりそれに沿って運ばれる。このようなデバイスは、構造が簡単であるが、それらは、3つの重篤な欠点を有している:
第1に、上記ガス流中で達成され得る粉末密度は非常に低く、そしてこの粉末が空気と同調して輸送される、すなわち、空気速度は懸濁物速度より大きくなければならない。第2に、輸送される粉末の量の一貫性は全く不適切である。さらに、この粉末の量を調節することは困難である。これらの欠点は、ベンチュリ原理に基づくようなポンプが、粉末ペイントを輸送するために採用されるとき、本質的に深刻である。なぜなら、得られるコーティングは、フィルム厚さおよび外観品質において実質的変動を示すからである。
その結果、過去において、ベンチュリ原理を基に動作しない解決法が求められてきた。
欧州特許第1106547A1から、粉末が、計測チャンバーと称されるものに空気で輸送されるデバイスが公知である。この計測チャンバーは、吸引ラインに連結されている。この計測チャンバーは、圧力ラインにさらに連結され、これを通って粉末が、計測チャンバーから排出ライン中に輸送される。
吸引ライン中に負の圧力を生成するため、このデバイスは、この計測チャンバーの外側に外部デバイス(例えば、真空ポンプ)を必要とし、負の圧力を生成する。このポンプと計測デバイスとの間に制御機構が存在しなければならず、それによって、ガスの通路が閉鎖および開放され得る。計測チャンバー中に流れる粉末が、吸引ラインに侵入し得ないように、このラインは、ガス透過性ダイアフラムによって上記計測チャンバーから分離されている。このデバイスにより輸送される粉末の性質に依存して、このダイアフラムは、ブロックまたは詰まるようになり、これは、このデバイスの円滑な動作に対し有害な影響を自然に有している。
粉末を輸送する第2のダイアフラムポンプが、欧州特許第0124933から公知である。これは、移送チャンバー中で上下に移動するピストンを有するポンプを記載している。このピストンは、その上向き経路上の供給ライン中で負の圧力を生成し、そして貯蔵タンクからの粉末を吸引する。その後、この粉末は、ピストンの下向き移動によって移送チャンバー中で圧縮される。ピストンが、下死点に到達した後、排出ラインが開放され、そして圧縮された粉末は、圧縮空気によって適用ステーションに輸送される。
負の圧力を生成するために、このピストンは、ガスケットによりシールされなければならず、これは、移動部分の極端な消耗および汚染に至る。このポンプは、非常に一貫性のない粉末/空気体積流れを生成する。さらに、例えば、硬化可能な粉末ペイントのような容易に湿潤可能な粉末は、輸送される前に圧縮されるため、移送チャンバーのつまりを容易に引き起こす。
これが、恐らく、このタイプの構造が、粉末ペイントの輸送について受容されていない理由である。
米国特許第3,391,963号によれば、輸送デバイス中のダイアフラムの粉末による詰まりは、このダイアフラムをピストンにより前後に動かすことにより防ぐことができる。このダイアフラムは波打ち、そしてそれに接着した粉末は、振るい落とされ得る。このデバイスは、移送チャンバーへの圧縮空気の提供なくして動作する。このデバイスは高価でかつ消耗し易い。なぜなら、それは、半透過性ダイアフラムを必要とするからである。さらに、接着する粉末の主要部分は、ダイアフラムの機械的移動により除去される。しかし、小量の粉末が、ダイアフラムの表面上に残り、その結果、動作の延長された期間後に、目詰まりが観察され得る。
空気力によりバルク材料を輸送するためのデバイスは、DE 10 87 520 Bからさらに公知であり、このデバイスは、公知の二重ピストン原理に従って作動する。
多孔性挿入物は、このデバイスと同様に使用され、輸送材料を、ピストンシステムの作動要素から分離する。このことは、輸送材料がこの作動要素と接触することを防止する。この刊行物の教示によれば、織られた材料、セラミックストーン材料、または焼結金属が、多孔性挿入物として使用され得る。このデバイスの重大な欠点は、微細な粉末を輸送する場合に、この挿入物が、迅速に粘着性になり得るか、または詰まり得ることである。非常に磨耗を受けやすいこと、および極端に短縮された保守間隔が、その結果である。その結果、このデバイスはまた、硬化性粉末および微細な粉末(例えば、粉末塗料など)を輸送するためには、あまり適さない。
本発明の目的は、動作するためにより単純であり、そして故障する傾向がより少なく、そして先行技術で公知のポンプに対してかなり優れた流速における一貫性を提供する、粉末を輸送するための輸送システムを提示することである。
本発明の輸送システムは、湿潤可能および/または硬化可能なペイントを、このシステム内の固化または目詰まりの発生なくして輸送するために特に適切であり得る。
この輸送システムは、負の圧力を生成するためのさらなる外部供給源なくして動作し得る。
本発明に従って輸送システムにより課題が達成され、この輸送システムは、粉末を移送する複数のデバイス(1)を備え、ここで各デバイス(1)は、移送チャンバー(3)であって、その中に該粉末のための供給ライン(6)および排出ライン(8)が開口する移送チャンバー(3);および該移送チャンバー(3)中に負の圧力を生成する手段;を備え、該デバイス(1)中の負の圧力を生成する手段が、該移送チャンバー中で移動可能であるピストン(11)を有する。
ここで、および以下において、用語「移送チャンバー」は、ピストン(11)が上死点(TDC)にあるとき、粉末に接近可能であるような上記デバイス(1)の部分を意味することが理解されるべきである。
供給ライン(6)および排出ライン(8)は含められない。ピストン(11)は、移送チャンバー中で移動する。これは、ピストンの運動の間に、ピストンの上面が移送チャンバーの部分を通過することを意味すると理解される。ピストンの構造に起因して必要であるシリンダーチャンバーのその部分は、ピストンが上死点(TDC)にあるとき、移送チャンバーの上部に連結されている。シリンダーチャンバーのこの部分は、輸送されるべき粉末に接近可能でない。
本発明による輸送システムは、ベンチュリ原理に基く輸送デバイスでは避けられないような、大量の輸送空気および高い体積速度なくして、大量の粉末の均一輸送を確実にする。
この均一輸送は、流速に関する長期間研究における特に印象的な様式で実証されている:最初に、本発明に従うこのポンプを用いて、100日の動作期間に亘って、250g/分の粉末の予備設定量から±2%の最大偏差を達成することが可能である。
さらに、本発明の解決は、これが、負の圧力を生成するために移送チャンバーの外側に位置するデバイスなくして管理するという利点を有している。負の圧力を生成するための外部デバイスは免除され、供給ライン上を輸送されるべき粉末は、ピストンの運動により、またはより正確には、ピストンの下死点(BDC)から上死点(TDC)までの運動によりもっぱら移動される。負の圧力を生成するための手段は、上記デバイス(1)、すなわち移送チャンバー(3)においてのみ一体化される。
本発明による輸送システムは、公知のポンプとは対照的に、ダイアフラムを所有していない。そうなので、(例えば、表面ペインティングのための粉末ペイントのような)湿潤可能であるか、または物理的に硬化可能である極度に微細な粉末を輸送するときでさえ、固化は観察され得ない。
シリンダーの内部は、上死点(TDC)に位置するガスケットをさらに有し得る;この場合、ピストンの直径は、シリンダーの内部のボアより約0.5mmより小さい。この実施形態の結果として、粉末は、運動する部分の上に堆積し、そして消耗は認知し得るほど低減され得る。
本特許出願の好適な実施形態によれば、上記輸送システムは、個々の上記ピストン(11)の非同期往復移動を確実にするための制御ユニットをさらに有する。用語「非同期」は、ここで、および以下で、複数のピストンが同じ方向に移動せず、そしてそれらの動作の特定の時点で同じ場所にないことを意味すると理解される。
この実施形態の利点は、なおさらなる時間に亘って、流速が改善されることである。これは、特有の霧吹き式デバイス(ESTA高速回転ベル)への粉末ペイントの供給のような、適用の重要な領域にかなり有利であり、これは、得られる硬化ペイントフィルムのかなり改良された流出で容易に観察され得る。さらに、吸引プロセスのために粉末を流動することが必ずしも必要ではなく、そうでなければ観察され得る粉末の沈降が効率的に防がれる。
各デバイスの排出ライン(8)は、個々の消費点を通り得る。
本出願のさらなる同様に好適な実施形態によれば、この排出ライン(8)は、共通の消費点を通る。先に記載の尺度に加え、この様式では、流速が、経時的にもう一度改善される。
本発明のさらに特に好適な実施形態では、輸送システムは2つのデバイス(1)を有する。
この実施形態は、先の知見に従って、可能な限り単純かつ低コストである本発明の実施形態に関し、一貫した流速における最適を示す。
好ましくは、本発明はまた、それらのデバイス(1)が、前記移送チャンバー(3)に圧縮ガスを供給するための通路(12)をさらに有するような輸送システムに関する。
機械的に動作される粉末ポンプ中に目詰まり、または固化を従前には生じた極度に重要な粉末は、それによって、初めて輸送され得る。このような重要な粉末の例は、さらなる流出試薬が添加されるアクリル酸ベースの粉末ペイントである。この実施形態に従えば、このような従前には輸送が困難な粉末が、容易に輸送および/または計測され得る。
本発明の下、特に好適な輸送システムは、前記通路(12)が、前記ピストン(11)の下死点(BDC)の上で前記移送チャンバー(3)中に開口するシステムである。移送チャンバー中で可能な最小の攻撃的空気分布が、この様式で達成される。
本特許出願の下、本発明の好適な実施形態によれば、通路(12)は、前記移送チャンバー(3)への開口を備えた周縁溝中に開口する。
この実施形態は、特に、空気の均一な分布を確実にする。この周縁溝の結果として、移送チャンバーのための特別の清掃工程が可能な限り効率的に実施され得る。通常の移送に用いられる圧力の2倍の圧力の圧縮空気が、現存するデバイスを通じて移送チャンバー中に導入される必要があるに過ぎない。一般に、供給される空気圧力は、3バールである。圧縮空気圧は、清掃工程のために6バールまで増加される。このようにして、移送チャンバー(3)の効率的清掃が、移送チャンバー(3)への開口を備えた周縁溝を通じて保証される。
初めて、本発明によるデバイスを用い、本発明の下、輸送システムを手動で清掃する必要性なくして、異なる粉末を迅速に変更することが可能である。溝自身もまた、移送チャンバーへの循環開口を通じて完全に清掃される。清掃操作の後、溝には残存する粉末はない。異なる色を変更することは、特に粉末ペイントを用いる表面のペインティングでは極度に重要である:色の変更は、かなりより迅速に実施され得る;夾雑物から生じる従前の習慣的な色の食い違いは、本発明の下で輸送システムが用いられるとき、完全に消滅する。
本発明のさらに好適な実施形態では、前記周縁溝は、0.05〜1mmの幅を有している。この溝幅は、それを通じて特に重要な粉末のために必要な量の空気が移送チャンバーに連続的に供給され得る適切な幅と、この溝の輸送される粉末での目詰まりを促進するには大きすぎない幅との間の最適を代表する。
本特許出願のさらなる同様の好適な実施形態によれば、前記移送チャンバー(3)の下部(3a)、前記供給ライン(6)および前記排出ライン(8)は同一材料から作製される。詳細には、それらは置換可能なユニットである。特に有利なことは、この実施形態のサービスの容易さ、および単純さである。
好ましくは、本発明はまた、前記排出ライン(8)の少なくとも1つが、8mmより小さい、特に6.5mmより小さい内径を有する、輸送システムに関する。この実施形態は、末端消費者が、排出ライン(8)中で輸送される粉末流れに対し、反対圧力をほとんど用いないとき、特に有利である。他に用いられる供給ラインおよび排出ラインと比較して非常に小さな内径は、より大きな直径を用いるよりさらにより均一な体積流れが達成され得るような反対圧力を構築する。(特に粉末ペインティングにともなう)得られるペイント仕上げの外観品質の傷と関連する粉末/空気流れのパルス化は、それによって防がれる。
本発明の等しく好適な輸送システムでは、前記排出ライン(8)の少なくとも1つが、少なくとも5mの長さ、特に少なくとも10mの長さを有している。この最小長さは、残余バルス化を防ぐために必要な反対圧力を構築する。先行技術のポンプとは対照的に、排出ラインが長くなるほど、本発明の輸送システムはより良好になる。最適輸送は、100メーターの長さでさえ、なお確実である。
本願による、さらに等しく好適な実施形態では、前記ピストン(11)が、脱離部材(32)により、駆動ユニット(31)に連結されている。このようにして、極度に単純な駆動ユニット、例えば、単純な空気駆動圧縮空気シリンダーを利用してピストンを駆動し得る。これらの商業的に入手可能な圧縮空気シリンダーは、それらの構成のために横方向のあそび(lateral play)を有している。この横方向のあそびは、この種の駆動ユニットに堅く連結されたピストン(11)が、正確に案内されることを防ぐ。これらの公差(tolerance)は、上死点(TDC)と下死点(BDC)との間の領域における移送チャンバーの側壁上に障害物を生じ得る。さらに、この横方向のあそびの結果は、現存するシール部材の明らかにより短いサービス寿命であり得る。この付加的な離脱部材は、上記駆動ユニットとピストンの両方に上下方向で堅く連結されている。しかし、当業者に公知の通常の寸法により、それは、真に所望されない横方向のあそびと釣り合う横方向のあそびを示す。この実施形態は、ピストンが正確に案内されることを確実にする。
先に記載の離脱部材(32)全くなしで済ませることもまた可能である。本発明のこの同様に好適な実施形態では、ピストン(11)は、上記駆動ユニット(31)に直接連結される。それ故、ピストン(11)の全周縁が、案内スリーブで動くことが可能である。
本出願のさらに同様に好適な実施形態によれば、前記ピストン(11)の上死点(TDC)と下死点(BDC)との間の領域中の移送チャンバーの内直径は、該ピストン(11)の外径より0.2〜0.8mm大きい直径を有している。この実施形態では、移送チャンバー中への空気の層流がある;同時に、これは、シリンダーの内壁の汚染を防ぐ。
本発明のさらに好適な実施形態では、バルブが閉鎖し、そして前記ピストンが下死点にある死容積が、前記移送チャンバーの全容積の1/10より小さい、特に1/50より小さい。死容積を低減することは、輸送される空気/粉末流れにおける2%より小さい変動が、長期間に亘り保証されなければならないとき特に重要である。通常、本発明による輸送システムのためのデバイス(1)は、15〜40mlの移送チャンバー内容積を有している。確実に1mlより小さい死容積は、流速の一貫性に明りょうな改善を示す。実際、死容積を低減する最も簡単な方法は、移送チャンバー(3)に可能な限り近く、供給ライン(6)および排出ライン(8)にバルブを配置することである。
この目的を達成するために、本発明は、デバイスによって粉末を輸送する方法に関し、このデバイスは、移送チャンバー(3)であって、その中に該粉末のための供給ライン(6)および排出ライン(8)が開口する移送チャンバー(3);該移送チャンバー(3)中に負の圧力を生成するためのピストン(11)、および該移送チャンバー(3)に圧縮ガスを供給するための通路(12)を備え、ここで該ピストン(11)が、その初期位置からその移動によって粉末を移送チャンバーに吸い込み、次に、圧縮ガスが該移送チャンバー(3)中に入り、そして後に該ピストン(11)がその初期位置に戻る。
本発明に従うこの方法は、先に記載した輸送システムとまさに同様に、例えば、ベンチュリ原理に基づく輸送デバイスで避けることができない大量の輸送空気および高い体積速度なくして、大量の粉末の均一輸送を確実にする。
この均一輸送は、流速に関する長期間研究において、特に印象的な様式で現れる:本発明に従う方法で、100日の動作期間に亘り、250g/分の粉末の予備設定流速の±2%の最大偏差を達成することが可能である。さらに、本発明に従って目的が達成される方法は、負の圧力を生成するための移送チャンバーの外側に位置する装置なくしてそうするという利点を有している。負の圧力を生成するための外部デバイスは、それ故、なくて済み、供給ラインを通じて輸送されるべき粉末は、もっぱらピストン運動、より正確には、下死点(BDC)から上死点(TDC)へのピストンの運動により運搬される。負の圧力を生成するための手段は、デバイス(1)、すなわち、移送チャンバー(3)中に一体化される。本発明の下にあるこの方法は、負の圧力を生成するためにダイアフラムを必要としない。圧縮ガスを供給することにより、従前には、先行技術からの他の粉末ポンプにおいては、目詰まりまたは固化を生じた極度に重要な粉末を輸送することが初めて可能である。このタイプの重要な粉末は、例えば、さらなる流出試薬が添加されるアクリルをベースにする粉末ペイントである。
本発明下の方法の同様に好適な実施形態では、供給ライン(6)の閉鎖と排出ライン(8)の開放は同時に起こらない。詳細には、供給ラインがまず閉鎖され、そして次に排出ラインが開放される。この方法のこの特徴の簡単な履行に従えば、供給ライン(6)および排出ライン(8)は、エラストマー材料から作製される。分割器がこの2つのホースを分離し、そして2つのホースは、それらが遮断される領域において平行に走る。互いに平行に配置された2つのロッドは、分割器に対して垂直方向かつホースの方向に機械的ドライブにより移動される。この動きの結果、第1のロッドは、第1のホースから離れ、第2のロッドは、第2のホースに向かって動き、そしてそれを締め付ける。従って、第1のラインホースは開放され、そして第2のホースは閉鎖される。この機械的ドライブが反対方向に移動するとき、第1のホースは開放され、そして第2のラインは閉鎖される。この2つのホースの開放および閉鎖における時間遅延を確実にするために、この2つのロッドは、互いに平行に、しかし、分割器に対しては角度を持って整列される。なおより長い時間遅延を達成するために、遮断(close−off)プロセスの間に両方のホースを通じて垂直に走る断面が、ロッドの運動により形成される軸と30゜より大きい角度を形成すれば有利である。異なる時間で供給ライン(6)および排出ライン(8)を開放および閉鎖するためのこのタイプの閉鎖および開放デバイスを図3に概略的に示す。
本発明下の方法のさらに等しく好適な実施形態に従えば、ピストン(11)の下向き速度は一定ではない。詳細には、下向き速度は、下死点(BDC)に接近するとき遅くなる。粉末の均一輸送は、それによってもう一度改善される。このピストン(11)の下向き速度は、圧縮空気により制御される。
本発明のさらなる好適な実施形態では、粉末の流速は、シリンダーのストロークにより調節される。これは、輸送されるべき粉末の量を予備設定する簡単な方法を代表する。
好ましくは、本発明はまた、粉末の流速がシリンダーストロークの頻度により調節される方法に関する。この調節は、輸送されるべき粉末の量を正確に調節する簡単かつ有効である可能な方法を代表する。ストローク頻度を電気的に制御することにより、この簡単な調節を行うことが可能である。
本発明の方法の等しく好適な実施形態は、排出ラインおよび供給ラインを閉鎖する前に、圧縮空気の導入を停止することをまかなう。
本特許出願における本発明の好適な実施形態に従えば、圧縮空気の導入は、排出および供給ラインを閉鎖する前に停止される。これは、供給ラインに入る輸送空気がないことを確実にする。
本発明に従う方法のさらなる同様に好適な実施形態に従えば、上記排出ライン(8)は、上記ピストン(11)がそのストロークの上死点(TDC)に到達したとき閉鎖され;次いで、上記供給ライン(6)が閉鎖され;少なくとも15msの待ち時間の後、圧縮空気が上記移送チャンバー(3)中に導入され;少なくとも110msの待ち時間の後、該ピストン(11)が圧縮空気の進入により下に移動し;この圧縮空気の進入が、下死点に到達する前の遅くとも20msで終了し;そして、次に、上記排出ラインが閉鎖される。
この手順は、輸送されるべき大部分の粉末との一般使用に適切である最適化サイクルを代表し、そしてこれは、移送チャンバー(3)内の変動および目詰まりまたは固化なくして均一輸送を確実にする。
本発明のさらなる好適な実施形態では、圧縮空気が導入される連続操作の時間の間に清掃プログラムが稼動され、ここで、圧縮空気が、上記移送チャンバー(3)中に、少なくとも2.5秒の各持続時間の間に少なくとも4回;そしてその後、上記移送チャンバー(3)中に、少なくとも6秒の持続時間とともに、少なくとも1回導入される。
導入される圧縮空気の圧力は約6バールである。パルス化のこの割合では、空気の導入は、一般に、中断よりも長く続く。
本発明に従うデバイスおよび方法は、特に、工業的粉末コーティングにおける用途を有している。本発明による輸送システムは、透明被覆および着色ベース被覆の用途のために自動車産業における使用に特に適切である。
図面およびスキームの以下の説明は、いかなる様式においても、それらに本発明を制限することなく、本発明を説明する。
図1は、輸送システム(29)の支援により、粉末貯蔵タンク(28)から付与ステーション(30)に粉末(27)を輸送するための本発明に従うシステムを示し、ここで、付与のためにこの例では、粉末銃が用いられている。輸送システム(29)は、この例では、同じく構成されるが、反対の方向(1a)および(1b)で動作する2つのデバイスからなる。明らかなことに、この輸送システム(29)は、付与ステーションに輸送されるべき粉末の量、およびどの程度までこれがパルスフリーでなければならないかに依存して、2より多いデバイス(1a)、(1b)を有し得る。粉末(27)は、共通供給ライン(6a)、(6b)上を輸送され、これは、供給ライン(6a)および(6b)に分かれる。両方の供給ライン(6a)、(6b)は、それら自身の移送チャンバー(3a)、(3b)中に開口している。遮断機構(7a)、(7b)が、各供給ライン(6a)、(6b)中に位置している。移送チャンバー(3a)、(3b)から、粉末は、共通排出ライン(8)中に、排出ライン(8a)、(8b)を通過し、付与ステーション(30)に至る。遮断バルブ(9a)、(9b)がここでまた、2つの排出ライン(8a)、(8b)中に配置される。
図1はまた、離脱部材(32a)、(32b)を通じてピストンが連結される駆動ユニット(31a)、(31b)を示す。左のピストン(11a)は、さらに、上死点に位置している。それを通じて圧縮空気が移送チャンバー(3a)に供給される通路(12)が、上死点(TDC)の下に示されている。
本発明の下、輸送システムでまた用いられ得るデバイス(1)の特別の実施形態が、添付の図2を参照して例示によって、より詳細に説明される。
図2は、粉末を輸送するためのデバイスの概略的提示による長軸方向断面を示す。
このデバイス(1)は、ベース(2)中に移送チャンバー(3)を有し、入口ポート(4)および出口ポート(6)が、このチャンバー中に開口している。この入口ポート(4)に取り付けられて供給ライン(6)があり、これは、遮断機構(9)の制御下で閉鎖および開放され得る。ベース(2)は、案内ハウジング(10)に連結され、この中で、ピストン(11)が、往復して移動可能であるように位置している。吸引ピストン(11)は、軸通路(14)を有し、そして移送チャンバーに面する端部に拡散器(13)を備え、これは、それ自身とピストン(11)との間の通路を限定し、この通路は、圧縮ガスを移送チャンバー(3)に供給するために供される。ガスケット(15)は、案内ハウジング(10)を、ピストン(11)とベース(2)の両方に対してシールする。移送チャンバー(3)から離れて面する端部で、吸引ピストン(11)は、駆動デバイス(16)に連結されている。
駆動デバイス(16)は、現在の例では、圧力手段により駆動されるピストン−シリンダーユニットとして描かれている。それはまた、機械駆動ユニットとして、例えば、偏芯ドライブもしくはクランクドライブとして、または電磁ドライブユニットとして構成され得る。この駆動デバイス(16)のピストン(18)は、例えば、空気である圧力手段によってシリンダー(17)内を移動し得、中空の連結ロッド(19)をもち、これは、その(図において)下部端部でピストン(11)に連結されている。バルブ(25)に連結され、そしてその機能が以下でさらに説明される、ホースとして描かれるライン(26)が、連結ロッド(19)の他の端部に取り付けられている。上部圧力ライン(20)および下部圧力ライン(21)が、例えば、空気である圧力手段を、ピストン(18)に付与するために供され、ピストンをシンリンダー(17)内で上下に移動させる。圧力ライン(20)および(21)は、2方向バルブ(22)に連結され、それは、順に、圧力供給源(23)に取り付けられる。この2方向バルブ(22)の位置に依存して、2つの圧力ライン(20)または(21)の1つは、付与される圧力を有し、その一方、他の1つはベント(24)に連結される。
上記に記載のデバイスの動作は以下に説明される。図2に示される位置から出発して、ピストン(11)は、駆動ユニット(15)により移送チャンバー(3)から離れて移動する。この点で排出ライン(8)中の遮断機構(9)が閉鎖される。吸引ピストンのこの動きの結果、移送チャンバー(3)中に負の圧力が創製される。同時に、供給ライン(6)中の遮断機構(7)が開放され、その結果、粉末供給タンク(図示せず)から移送チャンバー(3)中に粉末が流れる。供給ライン(7)中の粉末は、ガスまたはガス混合物中に既に分散され得、その結果、それは特に自由に流れる。大部分の場合、このガス混合物は空気である。しかし、感受性の高い粉末物質の場合(例えば、酸素と所望されない様式で反応または架橋する物質)、別のガスまたはガス混合物(例えば、不活性ガス)が用いられ得る。十分な粉末が移送チャンバー(3)中に流れた後、供給ライン(6)中の遮断機構(7)が閉鎖される。バルブ(25)を開放することにより、駆動デバイス(16)を稼動するために用いられたのと同じ供給源から入来し得る圧縮ガスが導入されて、ライン(26)、吸引ピストン(11)中の連結ロッド(19)および軸通路(14)を通じて流れる。同時に、排出ライン(8)中の遮断機構(9)が開放され、その結果、移送チャンバー(3)中に存在する粉末が、排出ライン(8)を通じて出される。圧縮ガスによる粉末の放出は、ピストン(11)が移送チャンバー(3)から最も遠く移動するその最終位置に到達する前に生じ得る。これれは、デバイスを通って輸送される粉末が正確に計測されることを可能にする。吸引ピストン(11)が、図に示される初期位置に戻った後、新たな輸送サイクルが開始され得る。
図3は、供給ライン(6)および排出ライン(8)を異なる時間で開放および閉鎖するための閉鎖および開放デバイスを示す:図3は、供給ライン(6a)、(6b)および排出ライン(8a)、(8b)の領域の断面を示す。この断面はこれらのラインに垂直である。適切な運動デバイスが分割器(33)の間に位置し、ロッド(34a)、(34b)の対応する動きを確実にする。この場合、この2つのロッドを動かすデバイスは、オーバースクェアシリンダーである。この図において、分割器(33)に垂直な軸の間の異なる距離は、XおよびYで識別される。これらの軸は、ホースの中心を通り、そして非対称である。
ロッド(34a)、(34b)は、分割器に平行ではない。この矩形シリンダーの角度のある位置および動きは、重複しない供給ラインおよび排出ラインの開放および閉鎖回数を確実にする。時間差を変えることは、ロッド(34a)、(34b)の異なる調節角度により予備設定され得る。
符号の説明
参照番号のリスト
1 デバイス
2 ベース
3 移送チャンバー
4 入口ポート
5 出口ポート
6 供給ライン
7 遮断機構
8 排出ライン
9 遮断機構
10 案内ハウジング
11 ピストン
12 通路
13 拡散器
14 軸通路
15 ガスケット
16 駆動デバイス
17 シリンダー
18 ピストン
19 連結ロッド
20 上部圧力ライン
21 下部圧力ライン
22 2方向バルブ
23 圧力供給源
24 ベント
25 バルブ
26 ライン(ホース)
27 粉末
28 粉末貯蔵タンク
29 輸送システム
30 付与ステーション
31 駆動ユニット
32 離脱ユニット
33 分割器
34 ロッド

Claims (7)

  1. デバイスによって粉末を輸送する方法であって、該デバイスが、
    移送チャンバー(3)であって、その中に該粉末のための供給ライン(6)および排出ライン(8)が開口する移送チャンバー(3);該移送チャンバー中に負の圧力を生成するためのピストン(11)および該移送チャンバー(3)に圧縮ガスを供給するための通路を備え、ここで該ピストン(11)が、その初期位置からの移動、次に、圧縮ガスが該移送チャンバー(3)中に入り、そして後に該ピストン(11)がその初期位置に戻る結果、該移送チャンバー中に粉末を吸引し、
    該排出ライン(8)は、該ピストン(11)がそのストロークの上死点に到達したとき閉鎖され;
    圧縮空気が、少なくとも15msの待ち時間の後、該移送チャンバー(3)中に導入され;
    該ピストン(11)が、少なくとも110msの待ち時間の後、圧縮空気の提供により下に移動し;
    該圧縮空気の提供が、下死点に到達する前の遅くとも20msで終了し;そして
    該排出ラインが閉鎖される、
    方法。
  2. 前記供給ライン(6)の閉鎖と前記排出ライン(8)の開放とが同時に起こらない、請求項に記載の方法。
  3. 前記ピストンの下向き速度が一定でない、請求項またはに記載の方法。
  4. 前記粉末の流速が、シリンダーのストロークにより調節される、請求項のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記粉末の流速が、シリンダーストロークの頻度により調節される、請求項のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記圧縮空気の提供が、前記排出ラインおよび供給ラインを閉鎖する前に終了する、請求項のいずれか1つに記載の方法。
  7. 連続操作の時間の間に清掃プログラムが稼動され、ここで、圧縮空気が、
    ・少なくとも2.5秒の持続時間の間に少なくとも4回該移送チャンバー(3)中に導入され;そしてその後、
    ・少なくとも6秒の持続時間の間に少なくとも1回、該移送チャンバー(3)中に導入される、請求項のいずれか1つに記載の方法。
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