JP4257056B2 - ダイナミック型半導体記憶装置及びリフレッシュ制御方法 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置及びリフレッシュ制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイナミック型半導体記憶装置とそのリフレッシュ制御方法に関し、特にダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ電流の低減技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダイナミック型半導体記憶装置においては、メモリセルにデータを保持するために、一定期間毎に、リフレッシュ動作を行う必要がある。しかしながら、メモリセルアレイにおいて、ライト動作が発生せずその他のリフレッシュ以外のアクセス要求がなされていないロウアドレスのメモリセルもリフレッシュを行うと、このリフレッシュ動作分、無駄な電力消費となる。
【0003】
このような無駄なリフレッシュ動作による消費電力を省くDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)装置に関する刊行物として、例えば特開2000−113667号公報等が参照される。上記特開2000−113667号公報には、図12及び図13に示すように、ロウアドレスに対応するロウレジスタ部を設け、ライト動作アクセス履歴を記録することによって、ライト動作が実行されていないロウアドレスのリフレッシュ動作を中止し、リフレッシュ動作分の無駄な電力消費を省くようにした構成が開示されている。図12において、1201はアクセス要求部、1202はリフレッシュ動作発生部、1203はリフレッシュカウンタ部、1204はロウアドレスバッファ部、1205はロウデコーダ部、1206はロウレジスタ部、1207はメモリアレイである。アクセス要求部1201はリフレッシュ命令、ライト(WRITE)命令、リード(READ)命令が発生したときに受付し、リフレッシュ命令をリフレッシュ動作発生部1202とロウアドレスバッファ部1204に通知し、ライト命令をラインL5を通じロウアドレスバッファ部1204とラインL1を通じロウレジスタ部1206に通知する。リフレッシュ動作発生部1202は、DRAMの内部データを保持するためにリフレッシュ動作が必要な時間間隔でリフレッシュ動作を発生し、リフレッシュカウンタ部1203と、ロウアドレスバッファ部1204に通知する。リフレッシュカウンタ部1203は、DRAMをリフレッシュする初期値のロウアドレスを記憶し、リフレッシュ要求が通知されたとき、ロウアドレスをカウントアップする。ロウバッファ部1204は、DRAMのリフレッシュ動作時にはリフレッシュカウンタ部で発生したロウアドレスを選択し、リフレッシュ動作以外のときは、ラインL4より入力される外部ロウアドレスを選択し、ロウデコーダ部1205へロウアドレスを通知する。ロウデコーダ部1205はロウアドレスをDRAM内のアレイのワード線に対応するようにデコードし信号L2を通じてロウレジスタ部1206に通知する。
【0004】
図13は、図12に示したロウレジスタ部1206の構成を示す図である。図13において、1210はラッチ回路、1220はAND回路、1230はラッチ回路データ入力部、1240はラッチ回路データ出力部、1250はラッチ回路制御信号入力部である。図12及び図13を参照すると、上記刊行物に記載された装置は、ロウデコーダ部1205とメモリアレイ1207との間にロウレジスタ部1206を備えており、ライト要求時、ライト履歴をラッチ回路1210に保持する場合、ラッチ回路1210に"1"を記録し、リフレッシュ要求時、ラッチ回路1210の内部状態をチェックし、"0"のときロウアドレスのリフレッシュを中止するというものである。すなわち、ロウレジスタ部1206において、AND回路1220でロウデコーダ1205の出力L2とラッチ回路1210の出力とのANDをとり、その出力L3をメモリアレイ1207に出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図12及び図13を参照して説明した上記刊行物記載の装置においては、メモリアレイ(メモリセルアレイ)1207へ出力されるワード線がライト動作アクセスの履歴を記録するロウレジスタ部1206から出力されており、このため、通常動作時のライト動作、リード動作時におけるワード線選択の遅延が増大する。
【0006】
また上記刊行物記載の装置においては、ラッチ回路1210にライト履歴が記録されていない場合、AND回路1220の出力は、信号L2の値にかかわらず、Lowレベルを出力しており、ロウデコーダ部1205からメモリアレイ1207に出力されるワード線を非活性状態に保つことで、リフレッシュ動作を中止するものである。ところで、本発明者の知見によれば、かかる構成の装置においては、リフレッシュ時におけるセンスアンプ動作時の消費電流の低減に対する配慮、工夫を欠いており、現今の大容量メモリ装置の構成に対しては、十分なリフレッシュ電流低減効果は期待できない。
【0007】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、リフレッシュ動作電流を特段に減少させるダイナミック型半導体記憶装置及びリフレッシュ制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段を提供する本発明は、その概略を説明すれば、ライト履歴無しの場合、メインワード線の非活性化、及び/又は、センス動作の非活性化により、リフレッシュ電流を低減させるものである。本発明の一つのアスペクトに係るダイナミック型半導体記憶装置は、ロウデコーダからメモリセルアレイに向けて配置されるメインワード線の信号と、書き込みを指示するライト指示信号との値に基づき、前記ワード線に関するライト履歴の有無を記憶保持する保持回路と、前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、前記メインワード線の活性化の停止、又は、センス動作の停止により、リフレッシュ動作を停止させるように制御する制御回路と、を備えている。また、本発明の他のアスペクトに係るダイナミック型半導体記憶装置は、ロウデコーダからメモリセルアレイに向けて配置されるメインワード線の信号と、書き込みを指示するライト指示信号とを入力し、前記メインワード線の信号が活性化され、且つ前記ライト指示信号が活性化された場合に、ライト履歴有りの値を記憶保持する保持回路と、前記保持回路の保持出力と、前記メインワード線の信号と、前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号とを入力とし、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御する制御信号の少なくとも一つを非活性化して前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させるように制御する制御回路と、を備えている。
【0009】
本発明において、前記制御回路は、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記センスアンプの駆動電源として供給されるセンスアンプ駆動信号の活性化を停止する制御を行う回路を備えている。かかる制御によりリフレッシュ動作電流のおよそ半分程度を低減することができる。
【0010】
本発明の他のアスペクトに係る装置は、複数のメモリセルがアレイ状に配置されてなるメモリセルアレイを備え、一つのメインワード線に対して複数のサブワード線を有する階層型ワード線構成のダイナミック型半導体記憶装置において、前記メインワード線に対応する前記複数のサブワード線のそれぞれに接続される複数のメモリセルを単位(「分割単位」ともいう)とし、前記メインワード線で区分される前記単位のそれぞれに対応してライト履歴を保持するラッチ回路を備え、前記単位内のメモリセルへのリフレッシュ指示が発行された場合、前記ラッチ回路にラッチされているライト履歴情報に応じて、センスアンプによるセンス動作を制御するための信号の活性化と非活性化を制御しリフレッシュ動作実行の有無を制御する制御回路を備えている。
【0011】
本発明のさらに他のアスペクトに係る、ダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法は以下の各ステップ、すなわち、
ステップ1:ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるメインワード線の信号が活性化され、且つ書き込みを指示するライト指示信号が活性化された場合に、保持回路にライト履歴有りの値を記憶保持する、
ステップ2:前記メインワード線が活性化され、且つ前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、
ステップ3:前記メインワード線が活性化され、且つ前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御する制御信号の少なくとも一つを非活性化して前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させ、前記通常通りのリフレッシュ動作に較べてリフレッシュ電流を低減するように制御する、
を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明に係るダイナミック型半導体記憶装置は、その好ましい一実施の形態において、図1及び図4を参照すると、ロウデコーダ(XDEC)(12)からメモリセルアレイ(10)に対して出力されるワード線と、書き込みを指示するライト指示信号とを入力し、入力されたワード線が活性化され、入力されたライト指示信号が活性化された場合に、ライト履歴有りの値を記憶保持する保持回路(図4のインバータINV1、INV2よりなるフリップフロップ)と、この保持回路における保持出力と、ワード線と、該ワード線に関するリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号とを入力とし、リフレッシュのために該ワード線が活性化され、リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、保持回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、一方、保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御する制御信号のうちの少なくとも一つを非活性化して該ワード線に関するリフレッシュ動作を停止させるように制御する回路(図4のMN4〜MN6、図1のセンスアンプ制御回路200、あるいはRAiドライバ110)を備えている。
【0013】
本発明の一実施の形態に係るダイナミック型半導体記憶装置において、そのワード線構造は、例えば、図2及び図3を参照すると、ロウデコーダ(XDEC)(12)から出力される一つのメインワード線(MWL)に対して複数のサブワード線(SWL)を備えた階層ワード線構造とされている。ライト履歴を保持するラッチ回路(50)は、一つのメインワード線MWLに対してそれぞれ一つずつ配設されている。
【0014】
より詳しくは、このダイナミック型半導体記憶装置は、メインワード線(MWL)で区分される分割単位のそれぞれに対応してライト履歴を保持するラッチ回路(50)を備えており、ラッチ回路(50)には、メインワード線(MWL)と、ライト指示信号、リフレッシュ指示信号、リセット信号が入力される。該単位内のメモリセルへのリフレッシュ指示が発行された場合、センスアンプ制御回路(図1の200)は、ラッチ回路(50)にラッチされているライト履歴情報に応じて、対応するセンスアンプ列(20)によるセンス動作を制御するための信号の活性化と非活性化を制御し、リフレッシュ動作実行の有無を制御する。すなわち、リフレッシュコマンド(セルフリフレッシュ、又はCBR(CAS befor RAS))が入力され、分割単位内のメモリセルへのリフレッシュ指示がアサートされたときに、ラッチ回路(50)にライト履歴有りが記憶保持されている場合には、分割単位のメモリセルのリフレッシュ動作が通常どおり行われ、ラッチ回路(50)にライト履歴無しが記憶保持されている場合には、当該分割単位のメモリセルのリフレッシュ動作は行われない。
【0015】
本発明の一実施の形態において、当該分割単位のメモリセルのリフレッシュ動作を停止するために、例えばセンスアンプに駆動電源を供給するセンスアンプドライブ信号SAP/SANの活性化を止める、メインワード線の活性化、サブワード線の活性化を停止する等の制御が行われる。より詳細には、ワード線が活性化され、且つリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、ラッチ回路(50)がライト履歴無しの値を記憶保持している場合に、SAP/SANドライバから、センスアンプ列(20)の駆動電源として供給されるセンスアンプ駆動信号SAP/SANの出力を停止する制御を行う。センスアンプ駆動信号SAP/SANの出力を停止する制御を実施した場合、この制御を行わない場合と比較して、リフレッシュ動作電流の半分近くが削減される。
【0016】
本発明の別の実施の形態において、リフレッシュ時に、ラッチ回路(50)がライト履歴無しの値を記憶保持している場合、サブワード線を選択するための制御信号(RAi)を出力するRAiドライバ(110)は、信号RAiを非活性状態に保ち、サブワード線駆動回路(SWD)(11)から、活性化されたサブワード線が出力されないように制御する。
【0017】
あるいは、本発明のさらに別の実施の形態において、リフレッシュ時に、ラッチ回路(50)がライト履歴無しの値を記憶保持している場合、ビット線のプリチャージ及びバランスを制御する回路に制御信号を出力するPDLドライバからのプリチャージ制御信号PDLを活性化したままとし、リフレッシュのためのセンス時にも、ビット線をプリチャージ電位に保つ制御を行う。
【0018】
あるいは、本発明のさらに別の実施の形態において、リフレッシュ時に、ラッチ回路(50)がライト履歴無しの値を記憶保持している場合、トランスファゲート制御信号発生回路(TGドライバ)を制御し、メモリセルに接続されるビット線とセンスアンプとの間に挿入されたトランスファゲートをオン状態のままとする制御を行う。
【0019】
本発明の実施の形態において、これらのリフレッシュ動作停止のための制御の一部又は全ての組合せを行ってもよいことは勿論である。
【0020】
さらに本発明の一実施の形態において、ラッチ回路(50)は、好ましくは以下のような構成とされる。すなわち、図4を参照すると、ラッチ回路(50)は、二つのインバータ(INV1、INV2)の互いの出力と入力を交差接続したフリップフロップと、フリップフロップの入力ノード(B)と第1電源(GND)間に直列形態に接続され、ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるワード線(階層ワード線構造の場合、メインワード線)と、書き込み指示を行うライト指示信号とを制御端子にそれぞれ入力してオン及びオフ制御される第1及び第2のスイッチ素子(MN1、MN2)と、フリップフロップの出力ノード(A)と第1の電源(GND)間に挿入され、リセット信号を制御端子に入力してオン及びオフ制御される第3のスイッチ素子(MN3)と、フリップフロップの出力ノード(A)に制御端子が接続されオン及びオフ制御される第4のスイッチ素子(MN4)と、メインワード線を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子(MN5)と、ワード線に関するリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第6のスイッチ素子(MN6)を備えている。第4乃至第6のスイッチ素子(MN4〜MN6)は、ラッチ回路(50)の出力信号(センスフラグ信号)と第1の電源(GND)間に直列に接続されている。なお、ラッチ回路(50)に入力されるリフレッシュ指示信号は、公知の回路から生成される。すなわち、リフレッシュ指示信号は、リフレッシュコマンドを受けた際に、図12を参照して説明したリフレッシュ動作発生部等から出力され、またリフレッシュ対象のワード線(メインワード線)は、例えば図12のリフレッシュカウンタ部から出力されたロウアドレスを入力したロウデコーダの出力が用いられる。
【0021】
ラッチ回路(50)の出力信号(センスフラグ信号)は、対応するブロックが非選択時(ワード系のブロック活性化信号がLowレベル)には、非活性状態を示す電位にプリチャージされる構成とされている。ワード線(メインワード線)に関して書き込みがなされていない場合、フリップフロップの出力ノード(A)は第1の論理値を保持し、該ワード線(メインワード線)に関して書き込みがなされた場合、フリップフロップの入力ノード(B)には第1の論理値に入力され、フリップフロップの出力ノード(A)は第2の論理値に設定される。
【0022】
リフレッシュコマンドが入力され、リフレッシュ指示信号が活性化し、ワード線(メインワード線)が選択されたときに、フリップフロップの出力ノードが第1の論理値である場合、ラッチ回路(50)の出力信号(センスフラグ信号)は非活性状態のままとされ、フリップフロップの出力ノードが第2の論理値である場合、ラッチ回路(50)の出力信号(センスフラグ信号)は活性状態とされる。
【0023】
本発明の一実施の形態において、ラッチ回路(50)の別の構成として、図5を参照すると、複数のワード線を入力し、前記ワード線をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第1のスイッチ素子を、フリップフロップの入力ノードと第2のスイッチ素子の間に、前記複数のワード線に対応して複数個並列(MN11、MN12)に配置し、前記ワード線をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子を、第4のスイッチ素子と第6のスイッチ素子との間に、前記複数のワード線に対応して複数個並列に配置した(MN16、MN17)構成としてもよい。
【0024】
このように、本発明の実施の形態に係るダイナミック型半導体記憶装置は、分割単位にメモリセルのリフレッシュ動作の実行の有無を制御しており、ライトが行われていないメモリセル分割単位に対してリフレッシュ動作を行わない構成とされており、メモリ空間全体を用いないような応用例(未使用のメモリ領域がある場合)において、リフレッシュ電流を削減することができる。また、本発明の実施の形態に係るダイナミック型半導体記憶装置においては、ロウデコーダからのワード線はそのままメモリセルアレイに出力されているため、ライト動作時、リード動作時の選択ワード線の遅延は生じない。
【0025】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例のダイナミック型のメモリの要部構成を示す図であり、シンクロナスDRAMの構成が示されている。シンクロナスDRAMは、良く知られているように、入力されたコマンドをデコードするコマンドデコーダ、動作モードを記憶するモードレジスタ、データ入出力端子DQに接続されるI/Oデータバッファ/レジスタ、アドレス信号端子に接続されるアドレスバッファ/レジスタ等を有するが、これらは図1では省略されている。
【0026】
図1を参照すると、この実施例のダイナミック型半導体記憶装置は、複数のメモリセルがアレイ状に配置されたメモリセルアレイ10と、サブワード線駆動回路(SWD)11と、ロウデコーダ(XDEC)12と、センスアンプ(SA)列20を備えている。さらに、このダイナミック型半導体記憶装置は、各センスアンプ(SA)列20のそれぞれに対してそのセンス動作を制御するセンスアンプ制御回路200を備え、一つの行に並ぶ複数のサブワード線駆動回路(SWD)11に対して一つのRAiドライバ110を共通に備え、一つの列に並ぶ複数のメモリセルアレイ10に対してXデコーダ(XDEC)12を備えている。RAiドライバ110は、サブワード線駆動回路(SWD)11にサブワード選択信号RAi(「サブワード線電源線」ともいう)を供給する。
【0027】
この実施例では、ダイナミック型半導体記憶装置は、一つの列に並ぶ複数のメモリセルアレイ10に対してラッチ回路50を備えており、このラッチ回路50は、後述されるように、1つ又は複数のメインワード線MWLのそれぞれに対応する複数のサブワード線SWLに対してライト履歴を記憶するための1つのフリップフロップを備えている。
【0028】
センスアンプ制御回路200は、センスアンプ駆動(ドライブ)信号SAP/SANを駆動出力するSAP/SANドライバと、センスアンプとメモリセル側のビット線との間に挿入されるトランスファゲートのオン・オフを制御するためのワンショットのトランスファゲート制御信号TG0、TG1を生成するTG0、TG1ドライバと、ビット線のプリチャージを制御するプリチャージ制御信号PDL0、PDL1を出力するPLD0、PLD1ドライバと、メモリセルに書き込むデータを書き込むためのライトアンプ(WAMP)を備えている。
【0029】
図1において、ラッチ回路50が、本発明により新たに導入されたものであり、ラッチ回路50の出力に基づき、ライト履歴無しの場合、リフレッシュ指示信号が活性化された場合に、センスアンプ列20のセンス動作が制御され、リフレッシュ動作が停止される。
【0030】
図1に示す例では、ラッチ回路50の出力は、センスアンプ制御回路200に供給されるとともに、RAiドライバ110にも供給されており、ラッチ回路50に記憶されるライト履歴に基づき、リフレッシュ動作時のセンスアンプ制御回路200、及び/又は、RAiドライバ110の動作が制御される。
【0031】
図2は、図1の構成のメモリセルアレイの一部をブロック図にて示したものである。図2では、図1に示したセンスアンプ制御回路200として、簡単のため、センスドライブ信号を駆動する回路であるSAP/SANドライバ30と、ライトアンプ(WAMP)40とが示されている。
【0032】
図2を参照すると、この実施例において、複数のラッチ回路50の各々には、ロウデコーダ(XDEC)12からメモリセルアレイ10に出力されるメインワード線MWLがそれぞれ入力されるとともに、ライト指示信号、リセット信号、及びリフレッシュ指示信号が入力されている。複数のラッチ回路50の出力は、センスフラグ信号に共通に接続されており、ラッチ回路50内のフリップフロップに保持されるライト履歴情報に基づき、SAP/SANドライバ30の活性、非活性を制御する。なお、SAP/SANドライバ30に入力されるセンスフラグ信号は、ロウアドレスに基づき生成される、ワード系のブロック活性化信号で選択されるブロック毎に設けられている。
【0033】
ラッチ回路50内のフリップフロップがライト履歴有りを記憶する場合、リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、ラッチ回路50はセンスフラグ信号をグランド電位として、センスフラグ信号を非活性状態とする。このセンスフラグ信号はSAP/SANドライバ30に入力される。入力されるセンスフラグ信号が非活性状態のとき、SAP/SANドライバ30は、センスアンプドライブ信号SAP/SANを非活性状態に保ち、センスアンプに駆動電源は供給されない。
【0034】
ライトアンプ(WAMP)40には、ライト指示信号(ライトイネーブル信号)が入力されている。このライト指示信号が活性化されたとき、ライトアンプ(WAMP)40は、図示されないデータ入出力端子(DQ)から入力されI/Oバッファ/レジスタから供給されたデータを受け、このデータを相補信号として、I/O線(図3のIOT、ION)に駆動出力する。
【0035】
リフレッシュ信号は、CBR(CAS before RAS)、セルフリフレッシュ等のリフレッシュ要求によってアサートされる。
【0036】
図3は、図1及び図2に示したメモリセルアレイ10とセンスアンプ列20とサブワード線駆動回路(SWD)11の構成を示す図である。メモリセルアレイ10は、相補のビット線対BT2、BN2を備え、サブワード線駆動回路11から出力されるサブワード線SWLにゲートが接続され、ドレインがビット線に接続され、ソースが容量(メモリ容量)に接続されているメモリセルトランジスタよりなるメモリセルMCを複数備えている。
【0037】
サブワード線駆動回路11は、RAiドライバからのRAi(図では4本)のそれぞれと、入力されるメインワード線MWLとの論理積をとるAND回路111〜114を備え、AND回路111〜114の出力は、対応するメモリセルアレイのサブワード線SWL0〜SWL3に接続されている。メインワード線MWLが選択されてHighレベルの場合、HighレベルのRAi信号に対応するAND回路111〜114の出力に接続されるサブワード線がHighレベルとされ、該サブワード線に接続するメモリセルが選択される。
【0038】
ビット線対BT2、BN2間に直列に挿入され、ゲートにプリチャージ制御信号PDL0を共通に入力するNチャネルMOSトランジスタMN102、MN103と、ビット線対BT2、BN2にドレインとソースが挿入され、ゲートにプリチャージ制御信号PDL0を入力とするNチャネルMOSトランジスタMN101は、プリチャージ回路及びイコライズ(バランス)回路をそれぞれ構成している。MOSトランジスタMN102、MN103はそのソースとドレインが接続され、プリチャージ電圧HVDLに接続されている。このHVDLは、SAPドライバなどに供給される内部電源電圧VDLの1/2レベルの電源電圧である。
【0039】
プリチャージ制御信号PDL0がHighレベルのとき、MOSトランジスタMN102、MN103がオンし、ビット線対BT2、BN2はHVDLにプリチャージされ、MOSトランジスタMN101を介してバランスされる。プリチャージ制御信号PDL0がLowレベルのとき、MOSトランジスタMN101〜MN103はオフし、ビット線対BT2、BN2は分離される。
【0040】
メモリセルアレイ側のビット線対BT2、BN2と、センスアンプ側のビット線対BT1、BN1の間に接続されるMOSトランジスタMN104、MN105はトランスファゲートであり、それぞれのゲートに入力されるトランスファゲート制御信号TG0がHighレベルのとき導通(オン)し、Lowレベルのときオフする。トランスファゲート制御信号TG0は、センス動作開始時点から所定時間遅れてTG0ドライバ(図1参照)から出力されるパルス信号(所定期間Lowレベル)よりなる。
【0041】
センスアンプ20は、それぞれの入力と出力を互いに襷掛け(交差)接続し、接続点ノードを相補のビット線対BT1とBN1に接続した二つのインバータよりなる差動構成とされている。より詳細には、高位側電源を与えるセンスアンプドライブ信号SAPにソースが接続されたPチャネルMOSトランジスタMP101、MP102と、低位側電源を与えるセンスアンプドライブ信号SANにソースが接続されたNチャネルMOSトランジスタMN106、MN107を備え、MOSトランジスタMP101、MP102のドレインはそれぞれMOSトランジスタMN106、MN107のドレインに接続されるとともに、ビット線対BT1とBN1にそれぞれ接続されており、MOSトランジスタMP101、MP102のそれぞれのドレインはMOSトランジスタMP102、MP101のゲートに交差接続されており、MOSトランジスタMN106、MN107のそれぞれのドレインはMOSトランジスタMN107、MN106のゲートに交差接続されている。
【0042】
ビット線対BT1、BN1とIO線対IOT、IONとの間には、それぞれ、カラム選択信号YSWをゲートに入力とするNチャネルMOSトランジスタMN108、MN109が挿入されている。カラム選択信号YSWがHighレベルのとき、MOSトランジスタMN108、MN109はオンし、ビット線対BT1、BN1とIO線対IOT、IONとがそれぞれ電気的に接続される。
【0043】
センスアンプに接続するビット線対BT1、BN1は、ゲートにトランスファゲート制御信号TG1が入力されたNチャネルMOSトランジスタMN110、MN111よりなるトランスファゲートを介して反対側のメモリセルアレイ側のビット線対BT3、BN3にそれぞれ接続される。
【0044】
ビット線対BT3、BN3の間に接続され、ソースとドレインの接続点がプリチャージ電圧HVDLに接続され、ゲートがプリチャージ制御信号PDL1に共通接続されたNチャネルMOSトランジスタMN113、MN114と、ビット線対BT3、BN3の間に接続され、ゲートがプリチャージ制御信号PDL1に接続されたNチャネルMOSトランジスタMN112は、プリチャージ回路とイコライズ(バランス)回路を構成している。
【0045】
図3に示した構成は、センスアンプ(SA)列20がメモリセルアレイ10の両側に配置されたセンスアンプ共有型とされているが、本発明はかかる構成に限定されるものでないことは勿論である。
【0046】
次に、本発明の実施例で用いられるラッチ回路について説明する。図4は、図2に示した本発明の一実施例のラッチ回路の構成の詳細を示す図である。図4を参照すると、このラッチ回路50は、入力と出力が互いに接続された二つのインバータINV1、INV2と、メインワード線MWLにゲートが接続され、インバータINV1の入力とインバータINV2の出力の接続点にドレインが接続されたNチャネルMOSトランジスタMN1と、NチャネルMOSトランジスタMN1のソースにドレインが接続されソースがグランドに接続されゲートにライト指示信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタMN2と、インバータINV2の入力ノードとインバータINV1の出力ノードの接続点にドレインが接続され、ソースがグランドに接続されゲートにリセット信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタMN3と、ドレインがセンスフラグ信号に接続され、インバータINV2の入力ノードとインバータINV1の出力ノードの接続点にゲートが接続されたNチャネルMOSトランジスタMN4と、NチャネルMOSトランジスタMN4のソースにドレインが接続され、ゲートがMWLに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN5と、NチャネルMOSトランジスタMN5のソースにドレインが接続され、ゲートにリフレッシュ指示信号を入力しソースがグランドに接続されているNチャネルMOSトランジスタMN6とを備えている。
【0047】
さらに、電源VDLにソースが共通に接続され、ドレインがセンスフラグ信号に共通に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP1、MP2と、センスフラグ信号を入力とするインバータINV3が設けられており、PチャネルMOSトランジスタMP2のゲートにはブロック活性化信号が入力され、PチャネルMOSトランジスタMP1のゲートにはインバータINV3の出力が接続されいる。
【0048】
図4を参照して、このラッチ回路の動作について説明する。パワーオン時、あるいは、モードレジスタ(不図示)からのリセット要求に基づき、リセット信号(ワンショットパルス)が入力される。リセット信号がHighレベルとなると、MOSトランジスタMN3がオンし、フリップフロップはリセットされてその出力ノードAはLowレベルとなり、フリップフロップはこのリセット状態を保持する。
【0049】
PチャネルMOSトランジスタMP2のゲートに入力されるブロック活性化信号は、ロウデコーダの出力に基づきブロック選択信号発生回路(図示されない)で生成され、センスアンプ列で挟まれたメモリセルアレイのワード系のブロックが非選択時に、Lowレベルとされ、このとき、PチャネルMOSトランジスタMP2がオンし、センスフラグ信号は電源電位VDL側にプリチャージされる。
【0050】
データ書き込み時、書き込みアドレスを入力とするロウデコーダ(図1の12)から出力されるメインワード線MWLはHighレベルとなり、ライト指示信号は活性化されHighレベルとなる。
【0051】
メインワード線MWLとライト指示信号がともにHighレベルとなると、ラッチ回路50のMOSトランジスタMN1、MN2はともにオンし、インバータINV1の入力ノードB(フリップフロップの入力ノード)はLowレベルとなり、インバータINV1の出力ノードA(フリップフロップの出力ノード)はHighレベルとなる。すなわち、データ書き込みにより、ラッチ回路50のフリップフロップはセットされ、その出力ノードAはHighレベルを保持する。
【0052】
リフレッシュコマンド入力、あるいはセルフリフレッシュ等により、リフレッシュ指示信号が活性化されてHighレベルとなり、例えばリフレッシュカウンタ(不図示)により、リフレッシュ対象のロウアドレスが特定されてロウデコーダ(図1の12)に入力され、ロウデコーダ(図1の12)より出力されるメインワード線のうち選択されたメインワード線がHighレベルとされる。
【0053】
リフレッシュ対象のメインワード線MWLが入力されたラッチ回路50において、このメインワード線MWLとリフレッシュ指示信号がともにHighレベルとなり、ラッチ回路50のフリップフロップの出力ノードAがHighレベルの場合(ライト履歴有りの場合)、MOSトランジスタMN4、MN5、MN6はいずれもオンし、これらオン状態のMOSトランジスタMN4〜MN6を介して、センスフラグ信号線はグランドに短絡しLowレベルとなる。
【0054】
Lowレベルのセンスフラグ信号線を受けたSAP/SANドライバ30(図2参照)では、センス動作の開始及び終了を制御する信号に基づき、High/Lowレベルのセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力する。SAP/SANドライバに入力されるセンス動作の開始及び終了を制御する信号(センスアンプ活性化信号)は図示されないセンスアンプ活性化信号生成回路で生成される。
【0055】
ラッチ回路50のフリップフロップの出力ノードAがLowレベルの場合(ライト履歴無し)、メインワード線MWL、リフレッシュ指示信号が活性状態(Highレベル)となったときに、NチャネルMOSトランジスタMN4はオフ状態であるため、センスフラグ信号線の電位はプリチャージ電位であるHighレベル、すなわち非活性状態のままとされる。Highレベルのセンスフラグ信号線を受けたSAP/SANドライバ30(図2参照)では、High/Lowレベルのセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力しない。
【0056】
SAP/SANドライバ30(図2参照)は、入力されるセンスフラグ信号が活性状態(Lowレベル)のとき、センス動作の開始、終了を制御するセンスアンプ活性化信号(不図示)に基づき、センス動作期間中、VDL電源電位/GND電位のセンスアンプドライブ信号SAP/SANを出力する。一方、センスフラグ信号が非活性状態(Highレベル)のときは、SAP/SANドライバ30(図2参照)は、センスアンプ活性化信号が活性化された場合にも、VDL電源電位/GND電位のセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力せず、センスアンプドライブ信号SAP/SANは、例えば電圧HVDLのままとされる。なお、図2及び図4に示す構成において、メモリセルからのデータ読み出し時のセンスアンプによるセンス動作の実行は、ブロック活性化信号がLowレベルからHighレベルに遷移しセンスフラグ信号がHighレベルにプリチャージされた状態で電源VDLから切り離された状態(Highレベル)のとき、図示されないリード指示信号でオンとなるスイッチを介してセンスフラグ信号をLowレベルとし活性化することでセンスアンプドライブ信号SAP/SANがセンスアンプに供給され、選択されたセルの読み出しが行われる。
【0057】
図5は、本発明の一実施例におけるラッチ回路の変形例を示す図である。図5を参照すると、ラッチ回路50には、メインワード線が二本入力されており、このうちいずれか一本のメインワードの単位に属するメモリセルへの書き込みがなされた場合に、リフレッシュ動作を行い、いずれのメインワード線へのライト動作も行われてない場合、これらのメインワード線に対応するリフレッシュ指示信号が活性化されても、センスアンプアンプドライブ信号は出力しない制御を行っている。
【0058】
このラッチ回路50は、入力と出力が互いに接続された二つのインバータINV1、INV2と、メインワード線MWL1、メインワード線MWL2にゲートがそれぞれ接続され、インバータINV1の入力ノードBにドレインが共通接続されたNチャネルMOSトランジスタMN11、MN12と、NチャネルMOSトランジスタMN11、MN12の共通接続されたソースにドレインが接続されソースがグランドに接続されゲートにライト指示信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタMN13と、インバータINV1の出力ノードAにドレインが接続され、ソースがグランドに接続されゲートにリセット信号が入力されるNチャネルMOSトランジスタMN14と、ドレインがセンスフラグ信号に接続され、インバータINV1の出力ノードAにゲートが接続されたNチャネルMOSトランジスタMN15と、NチャネルMOSトランジスタMN15のソースにドレインが共通接続され、ゲートがメインワード線MWL1、メインワード線MWL2にそれぞれ接続されたNチャネルMOSトランジスタMN16、MN17と、NチャネルMOSトランジスタMN16、MN17の共通接続されたソースにドレインが接続され、ゲートにリフレッシュ指示信号を入力しソースがグランドに接続されているNチャネルMOSトランジスタMN18を備えている。さらに、ブロック活性化信号が、電源VDLとセンスフラグ信号との間に挿入されているPチャネルMOSトランジスタMP12のゲートに入力されており、電源VDLとセンスフラグ信号との間に挿入されているPチャネルMOSトランジスタMP11を備え、センスフラグ信号に入力が接続され出力がPチャネルMOSトランジスタMP11のゲートに接続されているインバータINV13を備えている。
【0059】
このラッチ回路の動作について説明する。パワーオン時、あるいは、図示されないモードレジスタ等で、例えばワンショットパルスのリセット信号が入力される。リセット信号がHighレベルとなると、MOSトランジスタMN14がオンし、フリップフロップをリセットし、フリップフロップの出力ノードAはLowレベルとなる。
【0060】
MOSトランジスタMP12のゲートに入力されるブロック活性化信号は、センスアンプ列で挟まれたメモリセルアレイのワード系ブロックが非選択時にLowレベルとされ、選択時に、Highレベルとされる。ブロック活性化信号がLowレベルのとき、MOSトランジスタMP12がオンし、センスフラグ信号は電源電位VDL側にプリチャージされる。
【0061】
データ書き込み時のラッチ回路50の動作について説明する。データ書き込み要求により、例えばメインワード線MWL1がHighレベルとなり、ライト指示信号は活性化されHighレベルとなる。Highレベルのメインワード線MWL1とライト指示信号を受け、MOSトランジスタMN11と、MOSトランジスタMN13がともにオンし、インバータINV1の入力ノードBはLowレベルとなり、インバータINV1の出力ノードAはHighレベルとなる。
【0062】
そして、このデータ書き込みにより、ラッチ回路50のフリップフロップをなすインバータINV1の出力ノードAはHighレベルを保持する。
【0063】
次に、CBR等のリフレッシュコマンドがチップに入力されるか、セルフリフレッシュにより、リフレッシュ指示信号が活性化されてHighレベルとなり、メインワード線MWL1内のメモリセルのアドレスが指定されると、該メインワード線MWL1は活性化されHighレベルとなる。このとき、該メインワード線MWL1を入力とするラッチ回路50のMOSトランジスタMN11、MN16のゲートにはHighレベルが印加され、フリップフロップの出力ノードAがHighレベルの場合(ライト履歴有りの場合)、MOSトランジスタMN15はオンし、これらオン状態のMOSトランジスタMN15、MN16、MN18を介して、センスフラグ信号線はグランドに接続し、Lowレベルとなる。
【0064】
ラッチ回路50のフリップフロップの出力ノードAがHighレベルの場合に、メインワード線とリフレッシュ指示信号が活性状態とされたとき、センスフラグ信号線はLowレベルとされ、SAP/SANドライバ30(図2参照)は、High/Lowレベルのセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力する。
【0065】
メインワード線MWL1のメモリセルへのデータの書き込みがなされ、メインワード線MWL2のメモリセルへの書き込みが行われていない場合に、二つのメインワード線MWL1、MWL2のうちの一方にライト動作が行われているため、フリップフロップの出力ノードAはHighレベルに保持され、メインワード線MWL2のメモリセルへのリフレッシュ要求が行われた場合、MOSトランジスタMN17、MN18がオンし、センスフラグ信号線は、Lowレベルとされ、SAP/SANドライバ30(図2参照)は、High/Lowレベルのセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力する。
【0066】
二つのメインワード線MWL1、MWL2のどちらにもライト動作が行われていず、ラッチ回路50のフリップフロップの出力ノードAがLowレベルの場合(ライト履歴無し)、メインワード線線MWL1、MWL2の一方と、リフレッシュ指示信号が活性状態となっても、センスフラグ信号線はHighレベルのままとされ、SAP/SANドライバ30(図2参照)は、High/Lowレベルのセンスアンプドライブ信号SAP/SAN(図3参照)を出力しない。このように、メインワード線の複数本(2本、あるいは、3本以上でも可)を単位としてライト履歴を記憶保持するようにしてもよい。
【0067】
なお、ワード系のブロック活性化信号を生成するブロック選択信号発生回路、センス動作を制御するセンスアンプ活性化信号の発生回路は公知の回路が用いられ(例えば特許2991114号公報等参照)、SAP/SANドライバ30(図2)では、センスフラグ信号が非活性状態のとき、センスアンプ活性化信号をマスクする制御を行うことで、センスアンプドライブ信号SAPの電源電圧側へのプルアップ駆動、センスアンプドライブ信号SANのグランド電位側へのプルダウン駆動が行われない構成とされる。
【0068】
図6は、本発明の一実施例においてラッチ回路50にライト履歴が書き込まれている場合のリフレッシュ動作の信号波形を示す図である。この動作は、通常のリフレッシュ動作と同じである。なお、図6、及び、後に参照される図7乃至図11において、図中のメインワード線MWL、サブワード線SWL、TG0、TG1、RAi、PDL0、PDL1、SAP、SAN、BT1、BN1、BT2、BN2は、図3のそれぞれの信号に対応している。また図6乃至図11において、VPPは高電圧(昇圧電圧)、VDLは電源電圧(内部電源電圧)であり、HVDLはVDLの中間電位であり、ビット線のプリチャージ電圧に対応している。GNDはグランド電位である。
【0069】
図1乃至図3、及び図6を参照すると、メインワード線MWLが選択され高電位VPPレベルヘ立ち上がり、つづいてトランスファゲート制御信号TG1が立ち下がり、プリチャージ制御信号PDL0が立ち下がる(タイミング区間A)。プリチャージ制御信号PDL0の立ち下がりにより、ビット線対BT2、BN2は互いに電気的に分離される。ビット線対BT3、BN3側のプリチャージ制御信号PLD1はHIghレベルのままとする。なお、タイミング区間Aにおいて、メインワード線MWLの立ち上がり、トランスファゲート制御信号TG1が立ち下がり、プリチャージ制御信号PDL0の立ち下がりの順番は任意である。
【0070】
次に、サブワード選択信号RAiがVPP側に立ち上がり、サブワード線駆動回路(SWD)11から選択されたサブワード線SWLが立ち上がる(タイミング区間B参照)。
【0071】
サブワード線駆動回路(SWD)11を、NチャネルMOSトランジスタのみで構成したセルフブート回路によって構成した場合、RAiの活性化タイミングは、メインワード線MWLの立ち上がりよりも必ず遅らせる必要がある。図14は、サブワード線駆動回路(SWD)11をなすセルフブート回路の構成の一例を示す図である。図14を参照すると、このセルフブート回路は、サブワード線の電源線RAiとグランド間に直列に接続され、サブワード線SWLを駆動するドライバをなすNチャネルMOSトランジスタMN1401とNチャネルMOSトランジスタ1402を備え、メインワード線MWLは、ゲートに昇圧電圧(高電圧)VPPを入力とするNチャネルMOSトランジスタMN1403を介してMOSトランジスタMN1401のゲートに接続される。このノード(MOSトランジスタMN1403とMOSトランジスタMN1401のゲートの接続点)は、ブート節点と称呼され、サブワード線SWLの活性化時に、メインワード線MWLを活性し、ブート節点がVPPよりもNチャネルMOSトランジスタMN1403の閾値電圧Vtだけ低いレベルに充電した後に、サブワード線電源線RAiを立ち上げることで、NチャネルMOSトランジスタMN1401のチャネル、ゲート間のカップリングによってブート節点は高い電圧レベルにまで上がり、NチャネルMOSトランジスタMN1401のソースとNチャネルMOSトランジスタMN1402のドレインの接続点から出力されるサブワード線SWLを、RaiのHighレベル(VPP)にまで上げることができる。また電源VPPとクランドの間には、制御信号BEBをゲートに入力するNチャネルMOSトランジスタMN1404と、メインワード線MWLをゲートに入力するNチャネルMOSトランジスタMN1405とが直列に接続され、MOSトランジスタMN1404のソースとMOSトランジスタMN1405のドレインの接続点が、NチャネルMOSトランジスタMN1402のゲートに接続される構成とされている。制御信号BEBは、ブロック活性化信号(図2、図4参照)を、図示されないインバータ等で逆論理(相補)にして作成される制御信号である。なお、制御信号BEBは、ブロックが非活性化時、Highレベルとされるため、MOSトランジスタMN1404がオンし、MOSトランジスタMN1402のゲート電圧にはHighレベルが印加されてMOSトランジスタMN1402がオンし、サブワード線SWLはグランド電位とされる。
【0072】
サブワード線SWLのHighレベル(VPP)への立ち上がりにより、メモリセルが選択され、メモリセルの記憶状態にしたがってビット線がHighレベル又はLowレベル側に変化する。図6には、選択されたメモリセルがHighを記憶していた場合の例が示されている。
【0073】
センス動作を制御するセンスアンプ活性化信号と活性状態のセンスフラグ信号を受けて、SAP/SANドライバから出力されるセンスアンプドライブ信号SAP/SANの電位がHVDLからVDL/GNDに遷移する(タイミング区間C参照)。
【0074】
さらに、トランスファゲート制御信号TG0を一旦Lowレベルに立ち下げ(タイミング区間C参照)、センスアンプから、ビット線BT2とBN2を切り離し、センスアンプに接続するビット線の負荷を軽減し、読み出しを高速化している。センスアンプに接続されるビット線BT1、BN1は、センスアンプで差動増幅され、VDL、GNDレベルとなる。
【0075】
そしてトランスファゲート制御信号TG0を再びVPPレベルとし(タイミング区間D参照)、再びビット線(正転側)BT1とBT2、ビット線(反転側)BN1とBN2をそれぞれ電気的に接続し、メモリセルアレイ側のビット線BT2、BN2は電源電位VDLとグランド電位になる(タイミング区間D参照)。これにより、選択されたサブワード線に接続するメモリセルには、センスアンプを介して読み出されたデータの書き込みが行われ、リフレッシュが行われる。
【0076】
リフレッシュ動作終了時、RAiドライバ(図1の110)から出力されるサブワード選択信号RAiがLowレベルとなり、つづいてメインワード線MWLがLowレベルとなり(タイミング区間E参照)、プリチャージ制御信号PDL0がHighレベルとなり、トランスファゲート制御TG1がHighレベルとされ、ビット線BT1、BT2、BN1、BN2はHVDLにプリチャージされる(タイミング区間F参照)。
【0077】
サブワード線が電源投入後一度も選択されていない場合、該サブワード線に接続するメモリセルはHDVLに保持されているため、サブワード線を立ち上げても、ビット線BT2、BN2の電位はプリチャージ電位HVDLから変化しない。本発明においては、この場合、リフレッシュ動作しない。一方、従来の装置では、このような状態でも、リフレッシュ指示がアサートされると、センスアンプドライブ信号SAP/SANを駆動している。
【0078】
次に、ラッチ回路50にライト履歴が保持されていず、活性化されたリフレッシュ指示信号を受けた場合に、センスフラグ信号はHighレベルのままとされ、SAP/SANドライバ(図2の30)において、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上がり(SAP↑)、センスアンプドライブ信号SANの立ち下がり(SAN↓)の駆動制御を止めた場合の動作を説明する。
【0079】
図7は、SAP↑、SAN↓をライト履歴無しで止めた場合の動作の一例を示す図である。図7に示すように、センスアンプドライブ信号SAP、SANは中間電位HVDLに固定されており、センスアンプは動作せず(ビット線対の電位差を増幅しない)、このため、ビット線対BT1、BN1とBT2、BN2はHVDLのまま動かない。リフレッシュ動作開始時に、センスアンプドライブ信号SAP、SANの遷移は停止されてHDVLに保たれており、リセット動作時にもHDVLとされ、その電圧は変わらない。
【0080】
次に、本発明におけるリフレッシュ電流制御に関する他の実施例について説明する。本発明の第2の実施例は、ライト履歴を記憶するラッチ回路50の出力に基づき、ライト履歴のない場合において、リフレッシュ指示信号を受けた際に、サブワード選択信号線(サブワード線電源配線)RAiの立ち上がりを抑止することで、リフレッシュ動作を止めるものである。その構成としては、ラッチ回路50(図1、図4等参照)の出力を、RAiドライバ(図1の110参照)に供給し、RAiドライバは、ラッチ回路50の出力信号(例えば図4のセンスフラグ信号)がLowレベルのとき、信号RAiをVPPレベルとして出力し、ラッチ回路50の出力(図4のセンスフラグ信号)がHighレベルのとき、グランド電位を出力する制御を行う回路を備える。
【0081】
図8(a)は、ラッチ回路50にライト履歴のない場合、リフレッシュ指示信号を受けた際に、サブワード選択信号線RAiの立ち上がりを抑止する構成とした本実施例の動作波形の一例を示している。リフレッシュ動作開始時、メインワード線MWLが立ち上がり、トランスファゲート制御信号TG1、プリチャージ制御信号PDL0が立ち下がっても、サブワード選択信号RAiはLowレベルのままとされ、したがって、本来選択されるべきサブワード線を出力するAND回路(図3の111〜114)の出力もLowレベルのままとされ、サブワード線は非選択状態とされる。
【0082】
SAP/SANドライバ30(図2参照)からセンスアンプドライブ信号SAP/SANが出力されると、センスアンプ20(図2参照)は、センスアンプに接続するビット線対BT1、BTN1の一方を電源電位VDL、他方をグランド電位GNDに差動増幅し、トランスファゲート制御信号TG0の立ち上がりにより、ビット線対BT2、BN2の電圧はVDL、GNDに広がる。この場合、リフレッシュ動作開始時、及びリフレッシュ動作終了時にも、サブワード選択信号RAi、サブワード線SWLはLowレベル固定とされる。
【0083】
図8(b)は、ラッチ回路にライト履歴が保持されていない場合、リフレッシュ時、サブワード選択信号RAiの立ち上がりを抑止するとともに、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上げ(SAP↑)/SAN(SAN↓)の立ち下げを停止した場合の波形を示す図である。この場合、ビット線対BT1、BN1、BT2、BN2はプリチャージ電位HVDLのままとされる。
【0084】
リフレッシュ電流制御に関する本発明の第3の実施例は、ラッチ回路50に記憶されたライト履歴に基づき、トランスファゲート制御信号TG0の発生を停止するというものである。トランスファゲート制御信号TG0は、トランスファゲート(図3のMN104,105)をオン・オフし、センスアンプとビット線とを切り離しを制御するものであるが、この実施例では、ラッチ回路50にライト履歴が記憶保持されていない場合、センスアンプとビット線との切り離し制御は行わず、トランスファゲート制御信号TG0はHighレベル(VPP)のままとする。
【0085】
図9は、本発明の第3の実施例の動作の一例を示す図であり、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上げとSANの立ち上げ(SAP↑、SAN↓)の停止、サブワード選択信号線RAiの立ち上がり(RAi↑)の停止とともに、トランスファゲート制御信号TG0の立ち下げと立ち上げ(TG0↓↑)を停止した構成の信号波形を示す図である。この実施例において、ラッチ回路50の出力は、トランスファゲート制御信号を駆動出力するTG0、TG1ドライバ(図1参照)に入力され、TG0、TG1ドライバは、ラッチ回路50の出力(図4のセンスフラグ信号)がLowレベルのとき、トランスファゲート制御信号TG0のワンショット出力を行い、ラッチ回路50の出力(図4のセンスフラグ信号)がHighレベルのとき、トランスファゲート制御信号TG0をHighレベル固定を出力する回路を備える。
【0086】
本発明のリフレッシュ電流制御に関する第4の実施例として、ラッチ回路50のライト履歴の有無でプリチャージ制御信号を制御するようにしてもよい。図10は、ラッチ回路50にライト履歴が無い場合、プリチャージ制御信号PDL0の立ち下がり(PDL0↓)、及び、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上げとSANの立ち上げ(SAP↑、SAN↓)の停止、サブワード選択信号線RAiの立ち上がり(RAi↑)の停止とともに、トランスファゲート制御信号TG0の立ち下げと立ち上がり(TG0↓↑)を停止した場合の信号波形を示す図である。プリチャージ制御信号PDL0は、Highレベル固定とされる。ビット線対BT2、BN2は、HVLD固定とされる。この実施例において、ラッチ回路50の出力は、プリチャージ制御信号PDL0を駆動出力するPDL0ドライバ(図1参照)に入力され、PDL0ドライバは、ラッチ回路50の出力(図4のセンスフラグ信号)がLowレベルのとき、センス動作時、プリチャージ制御信号PDL0を立ち下げ、ラッチ回路50の出力(図4のセンスフラグ信号)がHighレベルのとき、センス動作時にもプリチャージ制御信号PDL0をHighレベル固定のままとする制御を行う回路を備えている。
【0087】
本発明のリフレッシュ電流制御に関する第5の実施例は、ラッチ回路50に記憶されたライト履歴に基づき、反対側のメモリセルのビット線対(図3のBT3、BN3)とセンスアンプの間に挿入されるトランスファゲート(図3のMN110、MN111)の制御信号TG1の発生を停止するものである。この実施例では、反対側のメモリセルのビット線とセンスアンプの切り離し制御は行わず、トランスファゲート制御信号TG1はHighレベル(VPP)のままとする。図11は、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上げとSANの立ち上げ(SAP↑、SAN↓)の停止、サブワード選択信号線RAiの立ち上がり(RAi↑)の停止、トランスファゲート制御信号TG0のワンショットパルス(TG0↓↑)の停止、プリチャージ制御信号PDL0の立ち下げ(PDL0↓)の停止とともに、トランスファゲート制御信号TG1の立ち下げと立ち上げを停止した構成の、信号波形を示す図である。ラッチ回路50の出力は、トランスファゲート制御信号TG1を発生する回路に入力され、ラッチ回路の出力(例えば図4のセンスフラグ信号)がLowレベルのとき、トランスファゲート制御信号TG1信号のワンショット出力を行い、ラッチ回路50の出力(例えば図4のセンスフラグ信号)がHighレベルのとき、トランスファゲート制御信号TG1をHighレベル固定とする回路を備える。この実施例では、TG1、SAP、SAN、RAi、TG0、PDL0の遷移を止めており、リフレッシュ電流は、メインワード線MWLの動作に伴う電流のみとなる。
【0088】
リフレッシュ電流に対して、センスアンプドライブ信号SAPの立ち上がり遷移とSANの立ち上がり遷移(SAP↑、SAN↓)の停止によるリフレッシュ電流の低減効果は、概算で50%と見積もられ、サブワード選択信号線RAiの立ち上がり(RAi↑)、トランスファゲート制御信号(TG0)、プリチャージ制御信号(PDL0)、トランスファゲート制御信号(TG1)の遷移の停止は、それぞれ約5%程度のリフレッシュ電流の低減効果となる。
【0089】
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。例えば、本発明は、階層型ワード線構成のDRAMに限定されるものでないことは勿論であり、また、本発明は、センスアンプの両側にメモリセルアレイを備えた構成に限定されるものでなく、センスアンプ制御回路をセンスアンプ列に共通に備えた構成に限定されるものでない。また本発明は、シンクロナスDARM等に限定されるものでなく任意の構成のダイナミック型半導体記憶装置に実施できることは勿論である。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ラッチ回路にライト履歴有りが保持されている場合、リフレッシュ指示を受けたとき、センス動作を停止させる構成としたことにより、リフレッシュ動作電流を特段に低減することができる。
【0091】
また本発明によれば、メモリセルアレイに出力されるワード線に基づき、センス動作を制御する構成としたため、リフレッシュ電流の低減を実現しながら、ライト、リード動作時において、ワード線選択の遅延を回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置の構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置におけるメモリセル、ラッチ回路の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置におけるメモリセル、センスアンプの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置におけるラッチ回路の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置におけるラッチ回路の構成の他の例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例のリフレッシュ動作の信号波形を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例のリフレッシュ動作抑止時の信号波形を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のリフレッシュ動作抑止時の信号波形を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例のリフレッシュ動作抑止時の信号波形を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例のリフレッシュ動作抑止時の信号波形を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施例のリフレッシュ動作抑止時の信号波形を示す図である。
【図12】リフレッシュ電流制御を行う従来のDRAM装置の構成を示す図である。
【図13】従来のDRAM装置のロウレジスタ部の構成を示す図である。
【図14】本発明の実施例に係るダイナミック型半導体記憶装置のサブワード線駆動回路をセルフブート回路で構成した例を示す図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ
11 サブワード線駆動回路
12 ロウデコーダ
20 センスアンプ
30 SAP/SANドライバ
40 ライトアンプ
50 ラッチ回路
110 RAiドライバ(サブワード選択信号発生回路)
200 センスアンプ制御回路
1201 アクセス要求部
1202 リフレッシュ動作発生部
1203 リフレッシュカウンタ部
1204 ロウアドレスバッファ部
1205 ロウデコーダ部
1206 ロウレジスタ部
1207 メモリアレイ
1210 ラッチ回路
1220 AND回路
1230 ラッチ回路データ入力部
1240 ラッチ回路データ出力部
1250 ラッチ回路制御信号入力部

Claims (34)

  1. メインワード線の信号と、書き込みを指示するライト指示信号とを入力とし、前記メインワード線の信号と前記ライト指示信号との値に基づき、前記メインワード線に関するライト履歴の有無を記憶保持する保持回路を備え、
    リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記メインワード線の活性化により前記保持回路に記憶保持されているライト履歴情報が制御回路に出力され、
    前記リフレッシュ指示信号が活性化され、且つ前記メインワード線の活性化により前記保持回路から出力されるライト履歴情報がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を示している場合には、前記メインワード線に関して選択されるサブワード線の活性化の停止、及び、センスアンプによるセンス動作の少なくとも一部の停止、により、リフレッシュ動作を停止させる制御を行う前記制御回路を備えている、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  2. ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるメインワード線の信号と、書き込みを指示するライト指示信号とを入力し、前記メインワード線が活性化され、且つ前記ライト指示信号が活性化された場合に、ライト履歴有りの値を記憶保持する保持回路と、
    前記保持回路の保持出力と、前記メインワード線の信号と、前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号とを入力とし、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御するセンスフラグ信号を非活性化して前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させるように制御する制御回路と、
    を備えている、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載のダイナミック型半導体記憶装置は、そのワード線構造が、前記ロウデコーダから前記メモリセルアレイに向けて配置される一つの前記メインワード線に対して複数の前記サブワード線を備えた階層ワード線構造とされており、一つの前記メインワード線の各々に対して前記保持回路をそれぞれ備えていることを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  4. 請求項2に記載のダイナミック型半導体記憶装置は、そのワード線構造が、前記ロウデコーダから前記メモリセルアレイに向けて配置される一つの前記メインワード線に対して複数の前記サブワード線を備えた階層ワード線構造とされており、
    複数の前記メインワード線に対して一つの前記保持回路を共通に備え、
    複数の前記メインワード線のうちのいずれについてもライト動作がなされていない場合に、前記保持回路はライト履歴無しの値を保持し、
    前記保持回路がライト履歴無しの値を保持した状態で、前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合に、複数の前記メインワード線に関するサブワード線のいずれに対してもリフレッシュ動作を停止させる、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  5. 前記制御回路は、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記センスアンプの駆動電源として供給されるセンスアンプ駆動信号の活性化を制御するセンスフラグ信号を非活性化とし、前記センスアンプ駆動信号を非活性状態とする、ことを特徴とする請求項1に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  6. 前記サブワード線を選択するための制御信号をサブワード線駆動回路に供給するドライバ回路を備え、
    前記ドライバ回路は、前記保持回路の出力を受け、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記サブワード線を選択するための制御信号を非活性状態に保ち、前記サブワード線駆動回路において前記サブワード線が選択されないように制御する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  7. 前記保持回路の出力に接続されるセンスアンプ制御回路を備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記ビット線をプリチャージ電位に保つ制御を行う、ことを特徴とする請求項1、2、5のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  8. メモリセルに接続されるビット線と前記センスアンプの間に挿入されたトランスファゲートを備え、
    前記保持回路の出力に接続されるセンスアンプ制御回路を備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記トランスファゲートをオン状態のままとする制御を行う、ことを特徴とする請求項1、2、5、7のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  9. 第1及び第2のメモリセルアレイのそれぞれのビット線に対して前記センスアンプを共通に備え、
    第1及び第2のメモリセルアレイのそれぞれのビット線と前記センスアンプとの間に第1及び第2のトランスファゲートをそれぞれ備え、
    前記保持回路の出力に接続されるセンスアンプ制御回路を備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記保持回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合に、前記第1及び第2のトランスファゲートをオン状態のままとする制御を行う、ことを特徴とする請求項1、2、5、7のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  10. 前記保持回路が、セット及びリセットされるフリップフロップよりなり、
    前記フリップフロップは、前記メインワード線の信号と前記書き込みを指示するライト指示信号とを受け、前記メインワード線の信号と前記書き込みを指示するライト指示信号がともに活性化された場合に、ライト履歴の有りの値にセットされる、ことを特徴とする請求項1、2、5、7、8、9のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  11. 前記保持回路は、パワーオンにより、又は、リセットコマンドの入力により、ライト履歴の無しの値にリセットされる、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  12. 二つのインバータの互いの出力と入力を交差接続してなるフリップフロップと、
    前記フリップフロップの入力ノードと第1電源間に直列形態に接続され、ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるメインワード線の信号と、書き込み指示を行うライト指示信号とを制御端子にそれぞれ入力してオン及びオフ制御される第1及び第2のスイッチ素子と、
    前記フリップフロップの出力ノードと前記第1の電源間に挿入され、リセット信号を制御端子に入力してオン及びオフ制御される第3のスイッチ素子と、
    前記フリップフロップの出力ノードに制御端子が接続されオン及びオフ制御される第4のスイッチ素子と、
    前記メインワード線の信号を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子と、
    前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第6のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第4乃至第6のスイッチ素子は、センスフラグ信号線と前記第1の電源間に直列に接続され、
    前記センスフラグ信号線は、前記メモリセルアレイ又はブロックの非選択時、非活性状態を示す電位にプリチャージされる構成とされており、
    前記メインワード線に関して書き込みがなされていない場合、前記フリップフロップの出力ノードは第1の論理値を保持し、
    前記メインワード線に関して書き込みがなされた場合、前記フリップフロップの入力ノードには第1の論理値が入力され、前記フリップフロップの出力ノードは第2の論理値に設定され、
    前記メインワード線が活性化され、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化されたときに、前記フリップフロップの出力ノードが第1の論理値である場合、前記センスフラグ信号線は非活性状態のままとされると共に、前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させるように制御し、
    非活性状態の前記センスフラグ信号線の信号を入力とするセンスアンプ制御回路では、リフレッシュ動作時におけるセンスアンプでのセンス動作を停止させる、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  13. 複数のメインワード線の信号を入力し、前記複数のメインワード線の信号をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第1のスイッチ素子を、前記フリップフロップの入力ノードと前記第2のスイッチ素子との間に、前記複数のメインワード線に対応して複数個並列に備え、
    前記複数のメインワード線の信号をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子を、前記複数のメインワード線に対応して複数個並列に備えている、ことを特徴とする請求項12に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  14. 前記リセット信号が、パワーオン時、又は、リセットコマンドの入力時、活性化される、ことを特徴とする請求項12に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  15. 複数のメモリセルがアレイ状に配置されてなるメモリセルアレイを備え、一つのメインワード線に対して複数のサブワード線を有する階層型ワード線構成のダイナミック型半導体記憶装置において、
    前記メインワード線に対応する前記複数のサブワード線のそれぞれに接続される複数のメモリセルを単位とし、
    前記メインワード線を入力とし、前記メインワード線で区分される単位のそれぞれに対応してライト履歴を保持するラッチ回路を備え、
    前記単位内のメモリセルへのリフレッシュ指示が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路に保持されているライト履歴情報がセンスフラグ信号線を介してセンスアンプ制御回路に出力され、
    前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力されたライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報に応じて、サブワード線駆動回路において選択されたサブワード線の活性化の有無を制御することで、リフレッシュ動作実行の有無を制御するドライバ回路を備えている、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  16. 複数のメモリセルがアレイ状に配置されてなるメモリセルアレイを備え、一つのメインワード線に対して複数のサブワード線を有する階層型ワード線構成のダイナミック型半導体記憶装置において、
    前記メインワード線に対応する前記複数のサブワード線のそれぞれに接続される複数のメモリセルを単位とし、
    前記メインワード線の信号を入力とし、前記メインワード線で区分される前記単位のそれぞれに対応してライト履歴を記憶保持するラッチ回路を備え、
    前記単位内のメモリセルへのリフレッシュ指示が発行された場合、前記メインワード線の活性化により、前記ラッチ回路に記憶保持されているライト履歴情報が出力され、
    前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力された前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報に応じて、前記ラッチ回路に対応するセンスアンプによるセンス動作を制御するための信号の活性化と非活性化を制御し、前記ラッチ回路の出力がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記ラッチ回路の出力がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御するセンスフラグ信号を非活性化して前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させるように制御するセンスアンプ制御回路を備えている、ことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  17. 前記制御回路は、前記リフレッシュ指示信号が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力される前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報がライト動作履歴無しを示している場合には、前記センスアンプの駆動電源として供給されるセンスアンプ駆動信号の活性化を停止する制御を行う、ことを特徴とする請求項16に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  18. 前記センスアンプ駆動信号は、非活性化時に電源電圧の半分の値に保持される、ことを特徴とする請求項17に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  19. 前記ラッチ回路の出力が、サブワード線を選択するための制御信号をサブワード線駆動回路に出力するドライバ回路に入力され、
    前記ドライバ回路は、前記リフレッシュ指示信号が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力される前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報がライト動作履歴無しの値を示している場合には、前記サブワード線を選択するための制御信号を非活性状態として、前記サブワード線駆動回路から出力される前記サブワード線を非選択状態とする、ことを特徴とする請求項16又は17に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  20. 前記センスアンプ制御回路は、前記リフレッシュ指示信号が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力される前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報がライト動作履歴無しを記憶保持する場合には、プリチャージ制御信号を活性状態に保ちビット線をプリチャージ電位のままとする制御を行う、ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  21. メモリセルに接続されるビット線と前記センスアンプの間に挿入されたトランスファゲートを備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記リフレッシュ指示信号が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力される前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報がライト動作履歴無しの値を示している場合には、前記トランスファゲートをオン状態のままとする制御を行う、ことを特徴とする請求項16乃至20のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  22. 第1メモリセルアレイと第2のメモリセルアレイのそれぞれのビット線に対して前記センスアンプを共通に備え、
    第1、第2のメモリセルアレイのそれぞれのビット線と前記センスアンプとの間に第1、第2のトランスファゲートを備え、
    前記センスアンプ制御回路は、前記リフレッシュ指示信号が発行された場合、前記メインワード線の活性化により前記ラッチ回路から出力される前記ライト履歴情報を受け、前記ライト履歴情報が、ライト動作履歴無しの値を示している場合には、前記第1及び第2のトランスファゲートをオン状態のままとする制御を行う、ことを特徴とする請求項16乃至20のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  23. 前記ラッチ回路が、二つのインバータの互いの出力と入力を交差接続してなるフリップフロップと、
    前記フリップフロップの入力ノードと第1電源間に直列形態に接続され、ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるメインワード線の信号と、書き込み指示を行うライト指示信号とを制御端子にそれぞれ入力してオン及びオフ制御される第1及び第2のスイッチ素子と、
    前記フリップフロップの出力ノードと前記第1の電源間に挿入され、リセット信号を制御端子に入力してオン及びオフ制御される第3のスイッチ素子と、
    前記フリップフロップの出力ノードに制御端子が接続されオン及びオフ制御される第4のスイッチ素子と、
    前記メインワード線の信号を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子と、
    前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号を制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第6のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第4乃至第6のスイッチ素子は、前記ラッチ回路の出力信号と前記第1の電源間に直列に接続され、
    前記ラッチ回路の前記出力信号は、前記メモリセルアレイ又は前記単位の属するブロックの非選択時、非活性状態を示す電位にプリチャージされる構成とされており、
    前記メインワード線に関して書き込みがなされていない場合、前記フリップフロップの出力ノードは第1の論理値を保持し、前記メインワード線に関して書き込みがなされた場合、前記フリップフロップの入力ノードには第1の論理値が入力され、前記フリップフロップの出力ノードは第2の論理値に設定され、
    前記メインワード線が活性化し、且つ前記リフレッシュ指示信号が活性化したときに、前記フリップフロップの出力ノードが第1の論理値である場合、前記出力信号は非活性状態のままとされる、ことを特徴とする請求項15乃至22のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  24. 複数のメインワード線の信号を入力し、前記複数のメインワード線の信号をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第1のスイッチ素子を、前記フリップフロップの入力ノードと前記第2のスイッチ素子の間に、前記複数のメインワード線に対応して複数個並列に備え、
    前記複数のメインワード線の信号をそれぞれ制御端子に入力としてオン及びオフ制御される第5のスイッチ素子を、前記第4のスイッチ素子と前記第6のスイッチ素子との間に、
    前記複数のメインワード線に対応して複数個並列に備えている、ことを特徴とする請求項23記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  25. 前記サブワード線駆動回路が、
    前記サブワード線を選択するための制御信号と前記メインワード線の信号とを入力とし、入力した信号がいずれも活性状態のときサブワード線を活性化して出力する回路、もしくは、
    前記サブワード線を選択するための制御信号を、高位側電源をなすサブワード電源として入力し、前記サブワード電源と低位側電源間に直列に接続された同一導電型の第1、第2のトランジスタよりなり、前記サブワード線を駆動するドライバを備え、前記メインワード線は、制御端子に昇圧電圧が印加されるトランスファゲートを介して前記サブワード電源の第1のトランジスタの制御端子に接続されているセルフブート回路、
    を備えている、ことを特徴とする請求項15、19のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  26. ダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法において、
    ロウデコーダからメモリセルアレイに出力されるメインワード線の信号が活性化され、且つ書き込みを指示するライト指示信号が活性化された場合に、保持回路にライト履歴有りの値を記憶保持し、
    前記メインワード線が活性化され、且つ前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記メインワード線の活性化により前記保持回路に記憶保持されているライト履歴情報が出力され、前記出力されたライト履歴情報がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、
    前記メインワード線の活性化により前記保持回路から出力されたライト履歴情報がライト履歴無しの値を示している場合には、前記メインワード線に関して選択されるサブワード線の活性化を停止させると共にセンスアンプのセンス動作の少なくとも一部を停止させ、前記通常通りのリフレッシュ動作に較べてリフレッシュ電流を低減するように制御する、ことを特徴とする、ダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  27. ワード線構造が、ロウデコーダからメモリセルアレイに向けて配置される一つのメインワード線に対して複数のサブワード線を備えた階層ワード線構造とされているダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法において、
    前記メインワード線の信号を入力とし、前記メインワード線で区分される前記単位のそれぞれに対応してライト履歴を保持する保持回路を設け、
    前記メインワード線が活性化され、且つ書き込みを指示するライト指示信号が活性化された場合に、前記保持回路にライト履歴有りの値を記憶保持し、
    前記メインワード線が活性化され、且つ前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を指示するリフレッシュ指示信号が活性化された場合において、前記メインワード線の活性化により、前記保持回路に記憶保持されているライト履歴情報が出力され、
    前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴有りの値を示している場合には、通常通りのリフレッシュ動作を行うように制御し、前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を示している場合には、センスアンプによるセンス動作を制御する制御信号の少なくとも一つを非活性化して前記メインワード線に関するサブワード線のリフレッシュ動作を停止させ、さらに前記メインワードに対応する前記サブワード線を選択するための制御信号を非活性状態として前記サブワード線を非選択状態とし、前記通常通りのリフレッシュ動作に較べてリフレッシュ電流を低減するように制御する、ことを特徴とする、ダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  28. 前記ダイナミック型半導体記憶装置は、ワード線構造が、ロウデコーダからメモリセルアレイに向けて配置される一つのメインワード線に対して複数のサブワード線を備えた階層ワード線構造とされており、
    前記複数のメインワード線に対して一つの前記保持回路を共通に設け、
    前記保持回路には、前記複数のメインワード線の信号が入力され、前記複数のメインワード線のうちのいずれについてもライト動作がなされていない場合、活性化された前記リフレッシュ指示信号を受けた場合に、前記複数のメインワード線のいずれに対してもセンス動作を停止させる、ことを特徴とする、請求項27に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  29. 前記リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を保持する場合には、前記センスアンプの電源を供給するセンスアンプ駆動信号の供給を停止させる制御を行う、ことを特徴とする、請求項26乃至28のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  30. 前記リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を保持する場合には、前記サブワード線が選択された場合にも、前記サブワード線を選択する制御信号を非活性状態に保ち、選択された前記サブワード線が活性化されないように制御する、ことを特徴とする請求項27乃至28のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  31. 前記リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を保持する場合には、前記ビット線のプリチャージの解除を制御する信号を非活性化する、ことを特徴とする請求項26乃至30のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  32. 前記リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を保持する場合には、メモリセルに接続されるビット線と前記センスアンプの間に挿入されたトランスファゲートをオン状態のままとする、ことを特徴とする請求項26乃至31のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  33. 第1、第2のメモリセルアレイの第1、第2のビット線に対して前記センスアンプを共通に設け、
    第1、第2のビット線と前記センスアンプとの間に第1、第2のトランスファゲートを設け、
    前記リフレッシュ指示信号が活性化されたとき、前記保持回路から出力された前記ライト履歴情報がライト履歴無しの値を保持する場合には、前記第1、第2のトランスファゲートをオン状態のままとする、ことを特徴とする請求項26乃至31のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
  34. 前記保持回路は、パワーオンにより、又は、リセットコマンドの入力により、ライト履歴無しの値にリセットされる、ことを特徴とする請求項26乃至31のいずれか一に記載のダイナミック型半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
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