JP2991114B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2991114B2
JP2991114B2 JP8153090A JP15309096A JP2991114B2 JP 2991114 B2 JP2991114 B2 JP 2991114B2 JP 8153090 A JP8153090 A JP 8153090A JP 15309096 A JP15309096 A JP 15309096A JP 2991114 B2 JP2991114 B2 JP 2991114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAM(ダイナミックランダム
アクセルメモリ)のROW(ロウ)系の概略ブロックを
図25に示す。なお、図25では、ROW系ブロックだ
けに注目し、また分割デコーダ方式のワード系とシェア
ードセンスアンプ方式のセンス系の構成を示しており、
動作状態は外部入力アドレス信号が論理0[A0〜A12
=0]の時に、外部入力ROW系制御信号RASB(ロ
ウアドレスストローブ)を入力し、図21に示したセル
アレイ部のワード線WL0に接続されているセルトラン
ジスタTr1を介した記憶ノードC1のセルデータ
(H)を読み出し、センスアンプ節点SAT1、SAB
1を増幅するところまでを想定し、増幅結果を外部出力
バッファまで伝達するところは構成には入れていない。
【0003】図25を参照して、外部から入力したRO
W系制御信号RASBより、タイミング波形として図2
7に示すようなROW系ブロックのセット信号RASS
と、ROW系ブロックのリセット信号RASRを発生さ
せるRAS回路(回路構成は図2を参照)と、図33に
示すように、ROW系ブロックのセット信号RASSと
ROW系ブロックのリセット信号RASRよりXアドレ
ス取り込みイネーブル信号AEを発生させるXアドレス
取り込みイネーブル信号発生回路(図6参照)と、図3
6に示すように、Xアドレス取り込みイネーブル信号A
Eの活性期間にXアドレス信号XjT、XjNを発生さ
せるXアドレス信号発生回路(ここではA0〜A12用の
計13回路ある、回路構成は図8参照)と、図38に示
すようにXアドレス信号XjT、XjNよりXアドレス
プリデコード信号を発生させるXアドレスプリデコード
信号発生回路(図11参照、図11ではX567系の回
路しか示していないが、実際は、これと同様にX234
系、X8912系が存在する)と、を備えこれらが周辺
回路を構成している。
【0004】さらに、図25を参照して説明する。タイ
ミング波形を図40に示すように、Xアドレス信号X1
1Nを受けて主ワード活性化信号φMWEを発生する主
ワード活性化信号発生回路(図9参照)と、図44に示
すように主ワード活性化信号φMWEとXアドレスプリ
デコード信号(ROW系概略図ではX234NNN、X
567NNN及びX8912NNN)より主ワードφM
W0を活性化する主ワード回路(図14)と、図37に
示すようにXアドレス信号X6N、X6Tよりセンス
系、ワード系活性化信号φRSを発生させるセンス系、
ワード系活性化信号発生回路(図7参照)と、図41、
図42に示すようにセンス系、ワード系活性化信号φR
SとXアドレス信号X1N、X0N、X11Nとブロッ
ク選択信号発生回路(後で説明あり)から発生されたワ
ード系リセット信号RASRDより副ワード選択信号φ
RA1を発生させる副ワード選択信号発生回路(図1
0、図12参照)と、図47に示すように、副ワード選
択信号φRA1と主ワードφMW0より副ワードWL0
を発生させる副ワード発生回路(図13参照)と、を備
え以上がワード系回路を構成している。
【0005】図43に示すように、センス系、ワード系
活性化信号φRSとXアドレス信号X11Nよりセンス
開始信号φSE1を発生させるセンス開始信号発生回路
(図15参照)、図39に示すようにセンス系、ワード
系活性化信号発生回路から発生したφYSとセンス開始
信号φSE1とXアドレス信号X11Nよりセンスアン
プ活性化信号φSE2を発生するセンスアンプ活性化信
号発生回路(図16参照)と、図45に示すようにXア
ドレス信号X10N、X11NとROW系ブロックのリ
セット信号RASRよりブロック選択信号X10NZR
とワード系リセット信号RASRDを発生させるブロッ
ク選択信号発生回路(図17参照)と、図46に示すよ
うに、ブロック選択信号X10NZRとXアドレスプリ
デコード信号X8912NNN、X8912TTTより
ビット線バランス信号φBB2、φBB1を発生させる
ビット線バランス信号発生回路(図19参照)と、図4
8に示すようにビット線バランス信号φBB1、φBB
2とセンスアンプドライブイネーブル信号φSAEとセ
ンスアンプ活性化信号φSE2よりセンスアンプドライ
ブ信号SAP1、SAN1を発生させるセンスアンプド
ライブ信号発生回路(図20参照)と、図49に示すよ
うに、センス開始信号φSE1とROW系ブロックのセ
ット信号RASSよりTGST、センス終了信号SEN
D(この信号をトリガにCollumn(カラム)系ブ
ロックを経て、ワンショットのYSWが発生される)を
発生させるセンス終了信号発生回路(図22参照)と、
図50に示すようにセンス開始信号φSE1とTGST
とXアドレス信号X11NよりTG活性化信号TGSを
発生するTG活性化信号発生回路(図23参照)と、図
51に示すようにTG活性化信号TGSとビット線バラ
ンス信号φBB2、φBB1よりセンスアンプ−ビット
線分離信号TG1、TG2を発生させるTG信号発生回
路と、を備え、以上がセンス系回路を構成し、上記の通
り、周辺回路、ワード系回路、及びセンス系回路の計3
系の回路で構成されている。
【0006】従来のRAS回路においては、図2に示す
ように、外部入力ROW系信号RASBからROW系ブ
ロックのセット信号RASSをディレイ1を介して発生
させ、また、ディレイ1の出力より、ROW系ブロック
のリセット信号RASRをディレイ2を介し発生させて
いた。すなわちRAS回路は、RASB信号を遅延させ
るディレイ素子D1の出力をリセット信号RASSとす
ると共に、ディレイ素子D1の出力をゲート入力としソ
ースを電源に接続したPチャネルMOSトランジスタ
と、ディレイ素子D2の出力をゲート入力としドレイン
をPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続した
第1のNチャネルMOSトランジスタと、ディレイ素子
D1の出力をゲート入力とし、ソースが接地されドレイ
ンを第1のNチャネルMOSトランジスタのソースに接
続した第2のNチャネルMOSトランジスタと、Pチャ
ネルMOSトランジスタと第1のNチャネルMOSトラ
ンジスタの接続点を入力とするインバータ回路を備え、
RASR信号はインバータ回路の出力から取り出され
る。
【0007】図27の波形図を参照して具体的に説明す
ると、ROW系ブロックのセット信号RASSは、その
立ち上がりも立ち下がりも、外部入力ROW系制御信号
RASBからディレイ1を介している。また、ROW系
ブロックのリセット信号RASRは、その立ち上がり
は、ROW系ブロックのセット信号RASSの立ち上が
りからディレイ2を介して、立ち下がりRAS回路は、
RASB信号を遅延させるディレイ素子D1の出力をゲ
ート入力としソースを電源に接続したPチャネルMOS
トランジスタと、ディレイ素子D2の出力をゲート入力
としドレインをPチャネルMOSトランジスタのドレイ
ンに接続した第1のNチャネルMOSトランジスタと、
ディレイ素子D1の出力をゲート入力とし、ソースが接
地されドレインを第1のNチャネルMOSトランジスタ
のソースに接続した第2のNチャネルMOSトランジス
タと、PチャネルMOSトランジスタと第1のNチャネ
ルMOSトランジスタの接続点を入力とするインバータ
回路を備え、RASR信号はインバータ回路の出力から
取り出されるはROW系ブロックのセット信号RASS
の立ち下がりを受けて発生させている。
【0008】ここでtRP期間について説明すると、tRP
期間は、外部入力ROW系制御信号RASBが入力レベ
ルHigh(ここではVIHレベル以上のこと)の期間の
ことであり、この間で、ROW系の各信号のリセットを
完了させるのであるが、この期間を決めるのが、図25
のセルアレイ部を示した図21の中の一例でいうとビッ
ト線DN2、DT2のバランス時間である(本来は全ア
レイ中でバランス期間が遅いビット線対において考慮さ
れるべきである)。
【0009】ビット線DN2、DT2のバランスは、図
21のビット線バランス信号φBB2で行われるが、図
30(a)に示すように、ビット線バランス信号φBB
2の立ち上がりを受けてビット線DN2、DT2のバラ
ンスが始まる。そして、ビット線DN2、DT2のバラ
ンスの終了はビット線DN2、DT2の差電位がある電
位になった時(ここでは、例えば5mVとする)と定義
する。
【0010】このビット線DN2、DT2のバランス終
了時間がくるまでは、次のサイクルでのビット線バラン
ス信号φBB2をLowレベルに落とすことは禁止とさ
れる。即ち、ROW系リセット時のビット線バランス信
号φBB2の立ち上がりから、ビット線DN2、DT2
のバランス終了までの時間で、tRP期間が決まる(この
時のtRP期間がtPRmin)。
【0011】ビット線バランス信号φBB2は、図25
の2点鎖線部のパスで発生させているが、このパスがt
RPのパスといえる。
【0012】以上を踏まえて、図25におけるtRPmin
を導出すると、まず図52の導出説明図よりその導出式
は、次式(1)で与えられる。
【0013】tRPmin=tR+tCD−tS …(1)
【0014】tRは、図27、図33、図46より次式
(2)で表される。
【0015】tR≒D1+D2+D7 …(2) (φBB2パスでX10NZRとX8912NNNが同
一タイミング設計)
【0016】同様にして、tSも、図7、図33、図4
6より次式(3)である。
【0017】tS≒D1+D6 …(3) (φBB2パスでX10NZRとX8912NNNが同
一タイミング設計)
【0018】tRPminは次式(4)で表される。
【0019】 tRPmin≒D2+D7−D6+tCD …(4)
【0020】ここで、tCDはビット線DN2、DT2の
バランス時間であり、ビット線の負荷C、Rの時定数で
決まる値であるので、ビット線の負荷の増大により大き
くなっていく。
【0021】次に、RASアクセス時間tRACについて
説明するが、これは外部入力ROW系制御信号RASB
がLow(ここではVILレベル以下)になってから、外
部出力バッファにデータが出るまでの時間である。
【0022】ROW系ブロックにおけるRASアクセス
パスは、図25において太線で示すパスで、具体的にR
OW系ブロックの動作のセット側で説明する(全体の流
れは図30(a)参照)。
【0023】まず、図1に示したRAS回路において、
図27にその波形図を示すように、外部入力ROW系制
御信号RASBの立ち下がりからディレイ1を介しRO
W系ブロックのセット信号RASSが立ち下がる。
【0024】この信号より、図6に示したXアドレス取
り込みイネーブル信号発生回路において、図33に示す
ように、ディレイ8を介してXアドレス取り込みイネー
ブル信号AEがLowからHighに立ち上がる。
【0025】そして、図8に示したXアドレス信号発生
回路では、図36に示すように、Xアドレス取り込みイ
ネーブル信号AEがHighになった時に、Xアドレス
信号AjN、AjTが出力される。
【0026】このXアドレス信号の中のX6N、X6T
から、図7に示したセンス系、ワード系活性化信号発生
回路により、図37に波形図を示すように、Xアドレス
信号の中のX6N、X6Tのどちらかの立ち上がり(こ
こではX6Nの立ち上がり)からディレイ15を介し、
センス系、ワード系活性化信号φRSがLowからHi
ghに立ち上がる。
【0027】このセンス系、ワード系活性化信号φRS
から、図15に示したセンス開始信号発生回路により、
図43に波形図として示すように、ディレイ18を介し
てセンス開始信号φSE1がLowからHighに立ち
上がる。
【0028】この信号φSE1より、図16に示したセ
ンスアンプ活性化信号発生回路から、図39に波形図と
して示すように、センスアンプ活性化信号φSE2がL
owからHighに立ち上がる。
【0029】そして、図20に示したセンスアンプドラ
イブ信号発生回路から、図48に波形図として示すよう
に、センスアンプ活性化信号φSE2のLowからHi
ghへの立ち上がりを受けて、センスアンプドライブ信
号SAP1、SAN1(SAP1はセンスアンプのPc
hトランジスタドライブ信号、SAN1はセンスアンプ
のNchトランジスタドライブ信号)がそれぞれ1/2
VpからVpレベル、GNDレベルになり、図21に示
したセンスアンプ節点SAT1、SAB1の差電位を、
図30(a)に示すように増幅する。
【0030】そして、図25には、図示されないセンス
終了信号発生回路から発生するセンス終了信号SEND
からColumn(カラム)系ブロックを介してワンシ
ョットパルスでYSW1が発生する。この信号の立ち上
がりはSAT1のみならず、センスHigh側のレベル
が例えば2/3Vpになるタイミングに設定されてい
る。
【0031】そして、その後は、RIO2T、RIO2
Nからカラム系ブロックを介し、外部出力バッファにデ
ータが出力される。即ちROW系ブロック内でRASア
クセス時間を決めるのはセンス系パスである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は下
記記載の問題点を有している。
【0033】その第1の問題点は、tRPmin不良が発生
するということである。
【0034】この理由は、従来の技術において説明した
が、本来tRPminを決定するのはビット線対のバランス
時間であるが、ROW系の概略図を構成している分割デ
コーダ方式のワード系においては、以下に説明するよう
な、リセット不良が生じる場合がある。
【0035】ワード系のリセット動作について説明する
と、図12に示した副ワード選択信号発生回路におい
て、図42に示すように、ワード線リセット信号RAS
RDよりディレイ19を介して副ワード選択信号φRA
1がHighからLowへ落ちる。
【0036】これを受けて、図13に示した副ワード回
路において、図47に示すように、副ワード線WL0は
HighからLowへ落ちる。しかし、主ワード線φM
W0は、この時もHighレベルを維持しつつ、図9に
示した主ワード活性化信号発生回路において、図40に
示すようにXアドレス信号X0N、X11NのHigh
からLowへ立ち下がりで、主ワード活性化信号φMW
EがHighからLowへ落ちる。
【0037】これを受けて、図20に示した主ワード回
路において、図44に示すように主ワードφMW0が、
HighからLowへ落ちる。
【0038】次に、ワード系、特に、図9に示した主ワ
ード活性化信号発生回路におけるセット動作について説
明する。
【0039】図9及び図40の波形図を参照すると、ま
ず、φPMWがLowからHighに立ち上がり、これ
がNORゲートに入力されると、主ワード活性化信号φ
MWEを出力する出力段のNチャネルトランジスタのゲ
ートがLowとなり、主ワード活性化信号φMWEはフ
ローティングLowとなる。
【0040】その後、Xアドレス信号X0N、X11N
と共にHighになると、主ワード活性化信号φMWE
を出力する出力段のPチャネルトランジスタのゲートが
Lowとなり、主ワード活性化信号φMWEはHigh
となる。
【0041】分割デコーダ方式では、以上のような構成
とされているため、tRP期間が充分ではなく、即ち、全
ROW系ブロックのリセット動作、特に主ワード活性化
信号φMWEのレベルが充分に落ちきる前に、次のサイ
クルでφPMWがHighになるようなタイミングでの
外部入力ROW制御信号RASBが入力されると、図5
3に示すように、前サイクルでLowレベルに落ちきれ
ず、そのままフローティング状態となり、そのうちに、
Xアドレス信号X11N、X0Nが共にHighとな
り、前述のフローティング状態であった主ワード活性化
信号φMWEはHighレベルとなる。
【0042】この時、前サイクルで選択されていた主ワ
ードφMW0も徐々にLowレベルになっているもの
の、まだ中間電位の状態にあり、仮に、このショートt
RP期間後のサイクルで、別の主ワード例えば主ワードφ
MW1が選ばれ、前サイクルで活性されていたφRA1
がまた活性化されたとすれば、本来、GND(接地)レ
ベルとなっているはずの副ワードが浮いてしまうことに
なり動作不良となるからである。
【0043】また、この不良は、リセットサイクル例え
ばRORサイクルで不良をリセットできにくいというこ
ともある。
【0044】この不良を解消するためにはショートtRP
時、図53に示したように、主ワード活性化信号φMW
Eのリセットが充分におこなわれるように、次サイクル
のφPMWの立ち上がりまでの時間をあけ、マージンを
広げてやるようにしなければならないという問題点もあ
った。
【0045】従って、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、RASアクセス時間t
RACを遅らせることなく、tRP期間の保障を行い信頼性
を向上する半導体記憶装置を提供することにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置は、ROW系を制御するR
AS信号をプリチャージ期間(tRP)を生成するタイミ
ングでラッチし、該ラッチ出力を、RASアクセスパス
でないワード系パスに対してROW系ブロックの活性化
信号として用い、RASアクセスパスのセンス系パスに
対して、従来のROW系ブロックの活性化信号を出力す
ることを特徴とする。
【0047】すなわち、本発明に係るRAS回路(図1
参照)は、ROW系制御信号RASBから発生されるR
OW系ブロックのセット信号RASSパスにラッチ回路
を設け、保障したいtRP期間を実現できるタイミングの
信号φR(例えばφSE1)をラッチ信号とするROW
系ブロックのセット信号RASS′と、従来技術のRO
W系ブロックのセット信号RASSと、を使い分けるこ
とを特徴とする。即ちRASアクセスパスではないワー
ド系パスに、本発明のROW系ブロックのセット信号R
ASSを用い、RASアクセスパスであるセンス系パ
スに従来技術のROW系ブロックのセット信号RASS
を用いる。
【0048】本発明は、保障したいtRP期間を実現でき
るタイミングの信号φR、例えばセンス開始信号φSE
1をラッチ信号とするROW系ブロックのセット信号R
ASS′を、RASアクセスパスではないワード系パス
に用い、従来技術のROW系ブロックのセット信号RA
SSを用いることで、RASアクセスtRACを遅らせる
ことなく、tRP期間を保障できるようにしたものであ
る。
【0049】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して以下に詳細に説明する。図26に、本
発明の実施の形態に係るDRAMのROW系の概略ブロ
ックを示す。図26について、ROW系ブロックだけに
注目し、また分割デコーダ方式のワード系とシェアード
センスアンプ方式のセンス系の構成になっており、動作
状態は外部入力アドレス信号が論理0[A0〜A12
0]の時に、外部入力ROW系制御信号RASBを入力
し、セルアレイ部を示した図21のワード線WL0に接
続されているセルトランジスタTr1を介した記憶ノー
ドC1のセルデータ(High)を読み出し、センスア
ンプ節点SAT1、SAB1を増幅するところまでを想
定し、増幅結果を外部出力バッファまで伝達するところ
は含まれていない。
【0050】外部入力ROW系制御信号RASBより、
図28に波形図として示すようにROW系ブロックのセ
ット信号RASSと、ROW系ブロックのリセット信号
RASRと保障したいtRP期間を実現できるタイミング
の信号φR例えばセンス開始信号φSE1をラッチ信号
とするROW系ブロックのリセット信号RASS′を発
生するRAS回路(図1参照)と、図33に示すよう
に、ROW系ブロックのセット信号RASSとROW系
ブロックのリセット信号RASRよりセンス系パス用の
Xアドレス取り込みイネーブル信号AEを発生させるX
アドレスイネーブル信号発生回路(図6参照)と、図3
4に示すように保障したいtRP期間を実現できるタイミ
ングの信号φR、例えばセンス開始信号φSE1をラッ
チ信号とするROW系のブロックのセット信号RAS
S′とROW系ブロックのリセット信号RASRよりワ
ード系パス用のXアドレス取り込みイネーブル信号A
E′を発生させるXアドレス取り込みイネーブル信号発
生回路(図3参照)と、図36に示すようにXアドレス
取り込みイネーブル信号AE信号AE及びAE′の活性
期間中(Highレベル時)にXアドレス信号XjT、
XjN(j=0〜12)を発生させるXアドレス信号発
生回路(図8参照)と、を備えている。
【0051】図26では、Xアドレス信号発生回路は、
0〜A12用の計13回路設けられ、その中でA0
5、A7〜A12用のXアドレス信号発生回路にはAE′
等、本発明によるROW系ブロックのセット信号RAS
S′から派生した信号が入力され、A6用のXアドレス
信号発生回路には、AE等従来技術と同じROW系ブロ
ックのセット信号RASSから派生した信号が入力され
ている。
【0052】さらに、図38に波形図として示すよう
に、Xアドレス信号XjT、XjNより、Xアドレスプ
リデコード信号を発生させるXアドレスプリデコード信
号発生回路(図11参照)を備えている。なお、図11
では、X567系の回路しか示していないが、これと同
様にX234系、X8912系が存在する。また、図3
8のタイミング波形図において、Xアドレス信号X6
T、X6Nは、他のXアドレス信号X5T、X5N、X
7T、X7Nよりはやく立ち上がるが、実際は他のXア
ドレス信号X5T、X5N、X7T、X7NによりXア
ドレスプリデコード信号(X567系)が発生されて、
結局、他のXアドレスプリデコード信号(X234系、
X8912系)と同じタイミングで立ち上がることにな
る。以上が周辺回路を構成する。
【0053】また、図40に示すように、Xアドレス信
号X11Nを受けて主ワード活性化信号φMWEを発生
する主ワード活性化信号発生回路(図9参照)と、図4
4に示すように主ワード活性化信号φMWEとXアドレ
スプリデコード信号(図26の概略図ではX234NN
N、X567NNN及びX8912NNN)より主ワー
ドφMW0を活性化する主ワード回路(図14参照)、
また図37に示すようにXアドレス信号X6N、X6T
よりセンス系、ワード系活性化信号φRSを発生させる
センス系、ワード系活性化信号発生回路(図7参照)
と、図41、図42に示すようにセンス系、ワード系活
性化信号φRSとXアドレス信号X1N、X0N、X1
1Nとブロック選択信号発生回路(後に説明する)から
発生されたワード系リセット信号RASRDより副ワー
ド選択信号φRA1を発生させる副ワード選択信号発生
回路(図10、図12参照)と、図47に示すように副
ワード選択信号φRA1と主ワードφMW0より副ワー
ドWL0を発生させる副ワード発生回路(図13参照)
と、を備え、以上がワード系回路を構成する。
【0054】図43に波形図を示すように、センス系、
ワード系活性化信号φRSとXアドレス信号X11Nよ
りセンス開始信号φSE1を発生させるセンス開始信号
発生回路(図15参照)と、図39に波形図を示すよう
に、センス系、ワード系活性化信号発生回路から発生し
たφYSとセンス開始信号φSE1とXアドレスφSE
2を発生するセンスアンプ活性化信号発生回路(図16
参照)と、図45に波形図を示すように、Xアドレス信
号X10N、X11NとROW系ブロックのリセット信
号RASRよりブロック選択信号X10NZRとワード
系リセット信号RASRDを発生させるブロック選択信
号発生回路(図17参照)と、図46に波形図を示すよ
うに、ブロック選択信号X10NZRとXアドレスプリ
デコード信号X8912NNN、X8912TTTより
ビット線バランス信号φBB2、φBB1を発生させる
ビット線バランス信号発生回路(図19参照)と、図4
8に示すようにビット線バランス信号φBB2、φBB
1とセンスアンプドライブイネーブル信号φSAEとセ
ンスアンプ活性化信号φSE2よりセンスアンプドライ
ブ信号SAP1、SAN1を発生させるセンスアンプド
ライブ信号発生回路(図20参照)と、図49に波形図
を示すように、センス開始信号φSE1とROW系ブロ
ックのセット信号RASSよりTGST、センス終了信
号SEND(この信号をトリガにカラム系ブロックを経
てワンショットのYSWが発生される)を発生させるセ
ンス終了信号発生回路(図22参照)と、図50に示す
ように、センス開始信号φSE1とTGSTとXアドレ
ス信号X11NよりTG活性化信号TGSを発生するT
G活性化信号発生回路(図23参照)と、図51に示す
ようにTG活性化信号TGSとビット線バランス信号φ
BB2、φBB1よりセンスアンプ−ビット線分離信号
TG1、TG2を発生させるTG信号発生回路と、を備
え、以上がセンス系回路を構成し、周辺回路、ワード系
回路、センス系回路の計3系の回路で構成されている。
【0055】次に、本発明の実施の形態に係るRAS回
路は、図1を参照すると、RASB信号を遅延させるデ
ィレイ素子D1の出力をセット信号RASSとし、RA
SB信号のインバータによる反転信号を入力とするRS
ラッチ回路と、RSラッチ回路の出力を遅延させるディ
レイ素子D3を備え、ディレイ素子D3の出力をセット
信号RASS′とし、RASS′信号とφRをディレイ
D21で遅延した信号を入力とするNAND回路のイン
バータによる反転信号をRSラッチ回路の他の入力(ラ
ッチタイミング信号)としている。このRAS回路を、
図1に示した回路構成、図28のtRP期間が充分に長い
時のRAS回路の動作波形と、図29のtRP期間が短
く、図1のラッチ信号がきく時のRAS回路の動作波形
と、を用い、その動作を説明する。
【0056】まず、tRP期間が充分に長い時は、先に外
部入力ROW系制御信号RASBがLowからHigh
に立ち上がるリセット動作時を考えると、図1のラッチ
信号φRを、例えばセンス開始信号φSE1とすると、
ROW系ブロックのセット信号RASS′は、図28に
示すように、外部入力ROW系制御信号RASBの立ち
上がりより、ディレイ3を介しLowからHighへ立
ち上がる。
【0057】そして、セット動作時も、外部入力ROW
系制御信号RASBのHighからLowへの立ち下が
りを受け、ディレイ3を介しROW系ブロックのセット
信号RASS′はHighからLowへ立ち下がる。即
ち、この時は、従来技術と同様に、外部入力ROW系制
御信号RASBよりROW系ブロックのセット信号RA
SS′、ROW系ブロックのリセット信号RASR′を
発生する。なお、ROW系ブロックのリセット信号RA
SR′は本発明の主題に直接関係しないため詳細説明を
省略する。
【0058】次に、tRP期間が短く、図1のラッチ信号
がきく時は、まず外部入力ROW系制御信号RASBが
LowからHighに立ち上がるリセット動作時で説明
すると、図1のラッチ信号φRを、例えばセンス開始信
号φSE1とした場合、図29に示すように、ラッチ信
号φRに関係なく、外部入力ROW系制御信号RASB
のLowからHighへの立ち上がりを受け、ディレイ
3を介してROW系ブロックのセット信号RASS′
は、LowからHighに立ち上がる。
【0059】しかし、セット動作時には、外部入力RO
W系制御信号RASBがHighからLowになって
も、ラッチ信号φRがHighであれば(厳密に言えば
ラッチ信号φRからディレイ21あとまで)、ROW系
ブロックのセット信号RASS′はLowへは変化せ
ず、ラッチ信号φRがHighからLowに落ちたのを
受け、ディレイ21を介し、ROW系ブロックのセット
信号RASS′はHighからLowに落ちる。即ち、
RP期間がラッチ信号φRによりラッチされる。
【0060】本発明の実施の形態に係るRAS回路にお
いて、ROW系ブロックのセット信号RASS′をその
まま使用する、即ち、従来技術のDRAMのROW系の
概略図を示した図25のRAS回路と、本発明の実施の
形態のRAS回路(図1参照)とをとりかえて、従来技
術のROW系ブロックのセット信号RASSを、本発明
の実施の形態におけるROW系ブロックのセット信号R
ASS′とするだけでは従来技術で説明したように、ワ
ード系、センス系のセット側は、ROW系ブロックのセ
ット信号がHighからLowへの落ちで決まるため、
当然、このROW系ブロックのセット信号が遅れると、
ROW系全体の信号が遅れる。
【0061】また、RASアクセス時間tRACは、外部
入力ROW系制御信号RASBがLowになった時点か
ら外部出力バッファへの出力までの時間であったが、R
OW系で、このRASアクセス時間tRACを決めるの
は、センス系パスの特に、図21で示したセンスアンプ
節点SAT1、SAB1のセンスまでの速さ(センスア
ンプ節点のHigh側のレベルがある規定の電圧、例え
ば2/3Vp[ここで、YSW1をワンショットパルス
で活性化するようにしている]になる所までの速さ)で
決まるので、ROW系ブロックのセット信号を遅らせる
だけではRASアクセス時間tRASも遅れてしまうとい
うことなる。
【0062】これを解消するために、図26に示すよう
に、本発明の実施の形態のRAS回路より出力されるR
OW系ブロックのセット信号RASS′は、ワード系の
パス用とし、RASアクセス時間tRACを決めるセンス
系パスには、従来技術のRAS回路から出力されるRO
W系ブロックのセット信号RASSを用いるようにして
いる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記記載
の効果を有する。
【0064】第1の効果は、tRP期間を保障できるとい
うことである。
【0065】その理由は、tRPを律速する信号を用いラ
ッチをかけることで、リセット動作に必要な時間を確保
できるからである。
【0066】第2の効果は、ROW系ブロックのセット
信号を遅らせてもアクセスが遅れないことである。
【0067】その理由は、ワード系に使用するROW系
ブロックのセット信号を本発明で考案したものを使用
し、センス系に使用するROW系ブロックのセット信号
を従来技術と同じものを使用したからである。図を用い
て説明すると、ここで従来技術のROW系ブロックの概
略図である図25の全体的な動作波形を図30に示して
いる(各ブロックの回路図内のディレイ値の最適化及び
論理遅延等の考慮を行い、全回路を有機的に結合した場
合)が、このタイミングを基準にし、本発明のRAS回
路を含むROW系ブロックの概略図である図26の全体
的な動作波形を時間軸の原点を合わせて記しているが、
これらの図より明らかなように外部入力ROW系制御信
号RASBに対し、本発明のRAS回路を含むROW系
ブロックのワード系は従来技術のそれより遅れている
が、センス系特にセンスアンプ節点が2/3Vpになる
点については、本発明のRAS回路を含むROW系ブロ
ックにおいても、従来技術でのROW系ブロックと比較
しても変わりがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のRAS回路の構成を示す
図である。
【図2】従来技術(図25)のRAS回路の構成を示す
図である。
【図3】図26に示した本発明の実施の形態におけるX
アドレス取り込みイネーブル信号発生回路の構成を示す
図である。
【図4】図26における本発明の実施の形態におけるX
アドレス取り込みイネーブル信号発生回の構成を示す図
である。
【図5】図25に示した従来技術におけるXアドレス取
り込みイネーブル信号発生回路の構成を示す図である。
【図6】図25に示した従来技術におけるXアドレス取
り込みイネーブル信号発生回路の構成を示す図である。
【図7】センス系、ワード系活性化信号発生回路の構成
を示す図である(図25、図26において共通)。
【図8】Xアドレス信号回路の構成を示す図である(図
25、図26において共通)。
【図9】主ワード活性化信号発生回路の構成を示す図で
ある(図25、図26において共通)。
【図10】副ワード選択信号発生回路の構成を示す図で
ある(図25、図26において共通)。
【図11】Xアドレスプリデコード信号発生回路の構成
を示す図である(図25、図26において共通)。
【図12】副ワード選択信号発生回路の構成を示す図で
ある(図25、図26において共通)。
【図13】副ワード回路の構成を示す図である(図2
5、図26において共通)。
【図14】主ワード回路の構成を示す図である(図2
5、図26において共通)。
【図15】センス開始信号発生回路の構成を示す図であ
る(図25、図26において共通)。
【図16】センスアンプ活性化信号発生回路の構成を示
す図である(図25、図26において共通)。
【図17】ブロック選択信号発生回路の構成を示す図で
ある(図25、図26において共通)。
【図18】ビット線バランス信号発生回路の構成を示す
図である(図25、図26において共通)。
【図19】ビット線バランス信号発生回路の構成を示す
図である(図25、図26において共通)。
【図20】センスアンプドライブ信号発生回路の構成を
示す図である(図25、図26において共通)。
【図21】セルアレイ部回路の構成を示す図である(図
25、図26において共通)。
【図22】センス終了信号発生回路の構成を示す図であ
る(図25、図26において共通)。
【図23】TG活性化信号発生回路の構成を示す図であ
る(図25、図26において共通)。
【図24】TG信号発生回路の構成を示す図である(図
25、図26において共通)。
【図25】従来技術のROW系ブロックの概略図であ
る。
【図26】本発明の実施の形態のRAS回路を含むRO
W系ブロックの概略図である。
【図27】図2の従来技術のRAS回路の動作波形を示
す図である。
【図28】図1の本発明の実施の形態のRAS回路にお
けるtRP期間が充分長い時の動作波形を示す図である。
【図29】図1の本発明の実施の形態のRAS回路にお
けるtRP期間が短くラッチ信号φRがきく時の動作波形
を示す図である。
【図30】従来技術のDRAMのROW系の概略図にお
ける動作波形(a)についてはセット側、(b)につい
てはリセット側の動作波形を示す図である。
【図31】本発明の実施の形態のRAS回路を含むDR
AMのROW系の概略図における動作波形(a)につい
てはセット側、(b)についてはリセット側の動作波形
を示す図である。
【図32】図5のXアドレス取り込みイネーブル信号発
生回路の動作波形を示す図である。
【図33】図6のXアドレス取り込みイネーブル信号発
生回路の動作波形を示す図である。
【図34】図3のXアドレス取り込みイネーブル信号発
生回路の動作波形を示す図である。
【図35】図4のXアドレス取り込みイネーブル信号発
生回路の動作波形を示す図である。
【図36】図8のXアドレス信号発生回路の動作波形を
示す図である。
【図37】図7のセンス系、ワード系活性化信号発生回
路の動作波形を示す図である。
【図38】図11のXアドレスプリデコード信号発生回
路の動作波形を示す図である。
【図39】図16のセンスアンプ活性化信号発生回路の
動作波形を示す図である。
【図40】図9の主ワード活性化信号発生回路の動作波
形を示す図である。
【図41】図10及び図12の副ワード選択信号発生回
路の動作波形を示す図である。
【図42】図10及び図12の副ワード選択信号発生回
路の動作波形を示す図である。
【図43】図15のセンス開始信号発生回路の動作波形
を示す図である。
【図44】図14の主ワード回路の動作波形を示す図で
ある。
【図45】図17のブロック選択信号発生回路の動作波
形を示す図である。
【図46】図18、図19のビット線バランス信号発生
回路の動作波形を示す図である。
【図47】図13の副ワード回路の動作波形を示す図で
ある。
【図48】図20のセンスアンプドライブ信号発生回路
の動作波形を示す図である。
【図49】図22のセンス終了信号発生回路の動作波形
を示す図である。
【図50】図23のTG活性化信号発生回路の動作波形
を示す図である。
【図51】図24のTG信号発生回路の動作波形を示す
図である。
【図52】従来技術の説明におけるtRPmin導出式を示
す動作波形を示す図である。
【図53】従来技術の説明でのtRPmin不良のメカニズ
ムを説明する動作波形を示す図である。
【符号の説明】
RASS 従来技術におけるROW系ブロックのセット
信号 RASR 従来技術におけるROW系ブロックのリセッ
ト信号 RASS′ 本発明の実施の形態のRAS回路における
ROW系ブロックのセット信号 RASR′ 本発明の実施の形態のRAS回路における
ROW系ブロックのリセット信号 φR 本発明のRAS回路におけるROW系ブロックの
セット信号RASS′のラッチ信号 RASB 外部入力ROW系制御信号 AE 従来技術におけるXアドレス取り込みイネーブル
信号 AE′ 本発明のRAS回路より発生したRASS′よ
り作られたXアドレス取り込みイネーブル信号 ASTA Xアドレス発生回路初段活性化信号 AEN Xアドレス信号ラッチ信号 AET Xアドレス信号ラッチ信号 ASTA′ 本発明のRAS回路より発生したRAS
S′より派生したXアドレス発生回路初段活性化信号 AEN′ 本発明のRAS回路より発生したRASS′
より派生したXアドレス信号ラッチ信号 AET′ 本発明のRAS回路より発生したRASS′
より派生したXアドレス信号ラッチ信号 Aj 外部入力アドレス信号 XjN Xアドレス信号負論理(j=0〜12) XjT Xアドレス信号正論理(j=0〜12) φRS センス系、ワード系活性化信号 φPME 主ワード活性化信号出力回路出力Nchトラ
ンジスタ非活性信号 X8912NNN Xアドレスプリデコード信号 φSE1 センス開始信号 φSE2 センスアンプ活性化信号 φMWE 主ワード活性化信号 φRIP1 副ワード選択信号発生回路活性化信号 RASRD ワード系リセット信号 φRA1 副ワード選択信号 φMW0 主ワード X10NZR ブロック選択信号 φBB2 ビット線バランス信号(活性) φBB1 ビット線バランス信号(非活性) SAP1 センスアンプドライブ信号(センスアンプP
chトランジスタ側) SAN1 センスアンプドライブ信号(センスアンプN
chトランジスタ側) SEND センス終了信号 TGS TG活性化信号 TG1 センスアンプ−ビット線分離信号(非活性) TG2 センスアンプ−ビット線分離信号(活性) WL0 副ワード SAT1 センスアンプ節点 SAB1 センスアンプ節点 DN2 ビット線 DT2 ビット線 VI 昇圧電位 VP 降圧電位 VCC 電源 VC セル対極電位

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RAS回路において、外部入力ROW系制
    御信号(RASB)から発生されるROW系ブロックの
    第1の活性化信号(RASS)のパスに、保証したいプ
    リチャージ期間(tRP)を生成するタイミング信号(φ
    R)をラッチタイミング信号として前記外部入力ROW
    系制御信号(RASB)をラッチし、ROW系ブロック
    の第2の活性化信号(RASS′)を生成する手段を備
    え、 RASアクセスではないワード系パスにROW系ブロッ
    クの前記第2の活性化信号(RASS′)を用い、RA
    Sアクセスパスであるセンス系パスには、前記RAS回
    路で生成されたROW系ブロックの前記第1の活性化信
    号(RASS)を用いる、ことを特徴とする半導体記憶
    装置。
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