JP4256307B2 - メモリカード - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体メモリを搭載したメモリカードに関し、特にNAND型フラッシュメモリを搭載したメモリカードに関する。
メモリカードに搭載されている不揮発性半導体メモリにおいては、カラムの欠陥が後発的に発生することがある。データ読出の際に、カラムの欠陥によるエラーが検出された場合、一般に、ECC(Error Checking and Correction)処理によるデータ修復が行われている。
また、データ書込の際には、欠陥カラムを含む領域であっても、その領域に対してデータを強引に書き込んでしまう方法などもある。
また、特許文献1には、カラムリペア回路を設けることにより、欠陥が生じたメモリセルに対するリペア処理を行う技術が開示されている。
特開2003−178593号公報
しかしながら、データ読出の際にカラムの欠陥によるエラーが生じる度にECC処理に頼ることは、ECC処理に負荷が集中するばかりか、データ読出処理に時間がかかり、メモリ全体のパフォーマンスが低下することとなるため、望ましいとは言えない。
一方、欠陥カラムを含む領域に対してデータを強引に書き込むことは、エラーレートの増大を招くこととなる。また、対象のメモリがNAND型フラッシュメモリ等である場合、書き込んだデータを検証するための書込ベリファイ機能によるループ処理回数が上限値に達してしまい、結果的にメモリ全体のパフォーマンスが低下することとなる。
また、上記文献に示されるカラムリペア回路を採用した場合、欠陥カラムに対するカラムリペア処理にかなりの時間が費やされてしまい、結果的にメモリ全体のパフォーマンスが低下することとなる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、カラムの欠陥に起因する処理のパフォーマンスの低下を防止することができるメモリカードを提供することを目的とする。
発明に係るメモリカードは、不揮発性半導体メモリと、前記不揮発性半導体メモリ上の欠陥カラムの位置をスキップしてシリアルデータを書き込むための制御を行うコントローラとを具備し、前記コントローラは、シリアルデータの書込の際に、当該シリアルデータの中における前記欠陥カラムに対応する位置にダミーとなる特定のデータを挿入した後に、当該シリアルデータを前記不揮発性半導体メモリ側へ転送することを特徴とする。
カラムの欠陥に起因する処理のパフォーマンスの低下を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るメモリカードに搭載されるデバイス類の概略構成を示す斜視図である。
本実施形態に係るメモリカード1は、図示のように、PCB(Printed Circuit Board)基板2上にNAND型フラッシュメモリ3及びコントローラ4が配置されたものとなっている。上記コントローラ4には、CPU(Central Processing Unit)8やROM(Read-Only Memory)9などの機能ブロックが搭載されている。各デバイスの詳細については後で述べる。なお、NAND型フラッシュメモリ3は、1つのメモリセルに1ビットの情報を記憶する2値メモリであっても良いし、1つのメモリセルに1ビットより多い情報(例えば2ビット)を記憶する多値メモリであっても良い。また、図1では、PCB(Printed Circuit Board)基板2上にNAND型フラッシュメモリ3及びコントローラ4が配置された場合を示したが、NAND型フラッシュメモリ3及びコントローラ4は、同一のLSI(Large-scale Integration)基板上に配置されても良い。
以下の説明において使用する用語「論理ブロックアドレス」,「物理ブロックアドレス」は、それぞれ、ブロック自体の論理アドレス,物理アドレスを意味するものである。また、「論理アドレス」,「物理アドレス」は、主に、ブロック自体の論理アドレス,物理アドレスを意味するものではあるが、ブロック単位よりも細かい分解能の単位に相当するアドレスである場合もあり得ることを示すものである。
図2は、ホストと上記メモリカードとを含む構成を示すブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付している。
ホスト機器(以下、ホストと称す)20は、接続されるメモリカードに対してアクセスを行うためのハードウェア及びソフトウェア(システム)を備えている。このホスト20は、メモリカード内部の物理状態(何処の物理ブロックアドレスに、何番目の論理セクタアドレスデータが含まれているか、或いは、何処のブロックが消去状態であるか)を管理し、メモリカード内のフラッシュメモリを直接制御するものとして構築されている。
また、ホスト20は、消去時の消去ブロックサイズが16kByteに定められているNAND型フラッシュメモリを使用することを前提として、16kByte単位で論理・物理アドレスの割当を行い、多くの場合、論理アドレス16kByte分に関してシーケンシャルにライトアクセスもしくはリードアクセスを行う(該当するコマンドを発行する)。
メモリカード1は、ホスト20に接続されたときに電源供給を受けて動作し、ホスト20からのアクセスに応じた処理を行う。このメモリカード1は、前述したようにNAND型フラッシュメモリ3及びコントローラ4を有する。
NAND型フラッシュメモリ3は、消去時の消去ブロックサイズ(消去単位のブロックサイズ)が256kByteに定められている不揮発性メモリであり、例えば16kByte単位でデータの書込・読出を行うようになっている。このNAND型フラッシュメモリ3は、例えば0.09μmプロセス技術を用いて製作される。即ち、NAND型フラッシュメモリ3のデザインルールは、0.1μm未満となっている。
コントローラ4は、前述したCPU8及びROM9のほかに、メモリインタフェース部5、ホストインタフェース部6、バッファ7、及びRAM(Random Access Memory)10を搭載している。
メモリインタフェース部5は、コントローラ4とNAND型フラッシュメモリ3との間のインタフェース処理を行うものである。ホストインタフェース部6は、コントローラ4とホスト20との間のインタフェース処理を行うものである。
バッファ7は、ホスト20から送られてくるデータをNAND型フラッシュメモリ3へ書き込む際に、一定量のデータ(例えば1ページ分)を一時的に記憶したり、NAND型フラッシュメモリ3から読み出されるデータをホスト20へ送り出す際に、一定量のデータを一時的に記憶したりするものである。
CPU8は、メモリカード1全体の動作を司るものである。このCPU8は、例えば、メモリカード1が電源供給を受けた際に、ROM9の中に格納されているファームウェア(制御プログラム)をRAM10上にロードして所定の処理を実行することにより、各種のテーブルをRAM10上で作成したり、ホスト20から書込コマンド,読出コマンド,消去コマンドを受けてNAND型フラッシュメモリ3上の該当領域に対するアクセスを実行したり、バッファ7を通じたデータ転送処理を制御したりする。
ROM9は、CPU8により使用される制御プログラムなどを格納するメモリである。RAM10は、CPU8の作業エリアとして使用され、制御プログラムや各種のテーブルを記憶するメモリである。
図3は、ホスト20が想定しているフラッシュメモリと、実際に使用するフラッシュメモリ(即ち、メモリカード1内のNAND型フラッシュメモリ3)との、データ配置の違いを示している。
ホスト20が想定しているフラッシュメモリでは、各ページは528Byte(512Byte分のデータ記憶部+16Byte分の冗長部)を有しており、32ページ分が1つの消去単位(即ち、16kByte+0.5kByte(ここで、kは1024))となる。以下では、このようなフラッシュメモリを搭載したカードを、「小ブロックカード」と称す場合がある。
一方、実際に使用するフラッシュメモリ3では、各ページは2112Byte(512Byte分のデータ記憶部×4+10Byte分の冗長部×4+24Byte分の管理データ記憶部)を有しており、128ページ分が1つの消去単位(即ち、256kByte+8kByte)となる。以下では、このようなフラッシュメモリ3を搭載したカードを、「大ブロックカード」と称す場合がある。なお、以下の説明においては、便宜上、小ブロックカードの消去単位を16kByteと呼び、大ブロックカードの消去単位を256kByteと呼ぶ。
また、ホスト20が想定しているフラッシュメモリと、実際に使用するフラッシュメモリ3とは、それぞれ、フラッシュメモリへのデータ入出力を行うためのページバッファを備えている。ホスト20が想定しているフラッシュメモリに備えられるページバッファの記憶容量は、528Byte(512Byte+16Byte)である。一方、実際に使用するフラッシュメモリ3に備えられるページバッファの記憶容量は、2112Byte(2048Byte+64Byte)である。データ書込などの際には、各ページバッファは、フラッシュメモリに対するデータ入出力処理を、自身の記憶容量に相当する1ページ分の単位で実行する。
図3の例では、実際に使用するフラッシュメモリ3の消去ブロックサイズが、ホスト20が想定しているフラッシュメモリの消去ブロックサイズの16倍である場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、略整数倍であれば別の倍率となるように構成することも可能である。
大ブロックカードを実用上有効な製品とするためには、図3に示したフラッシュメモリ3の記憶容量は1Gビット以上であることが望ましい。フラッシュメモリ3の記憶容量が例えば1Gビットである場合、256kByteブロック(消去単位)の数は、512個となる。
また、図3においては消去単位が256kByteブロックである場合を例示しているが、消去単位が例えば128kByteブロックとなるように構築することも実用上有効である。この場合、128kByteブロックの数は、1024個となる。
また、図3の例では、実際に使用するフラッシュメモリ3の消去ブロックサイズが、ホスト20が想定しているフラッシュメモリの消去ブロックサイズよりも大きい場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、実際に使用するフラッシュメモリ3の消去ブロックサイズが、ホスト20が想定しているフラッシュメモリの消去ブロックサイズよりも小さいものとして構成することも可能である。
図4は、ホスト20側システム及びメモリカード1(大ブロックカード)の各コミュニケーション階層を示す図である。
ホスト20側のシステムは、アプリケーションソフト21、ファイルシステム22、ドライバソフト23、及び小ブロックカード物理アクセス層24を有する。一方、メモリカード1(大ブロックカード)は、小ブロックカード物理アクセス層11、小ブロックカード物理・小ブロックカード論理変換層12、小ブロックカード論理・大ブロックカード物理変換層13、及び大ブロックカード物理アクセス層14を有する。
例えば、ホスト20側のアプリケーションソフト21がファイルの書込をファイルシステム22に要求すると、ファイルシステム22は、小ブロックカードの論理ブロックアドレスに基づきシーケンシャルなセクタ書込をドライバソフト23に指示する。これを受けて、ドライバソフト23は、小ブロックカードの論理ブロックアドレスに基づく16kByteブロック毎のシーケンシャルな書込を実現するにあたり、論理・物理ブロック変換を行い、小ブロックカード物理アクセス層24を通じて、小ブロックカードの物理ブロックアドレスによるランダムな書込コマンドを大ブロックカードに対して発行し、データ転送を行う。
なお、ライトアクセスにおいては、小ブロックカードの場合も大ブロックカードの場合も、プロトコル上、(1)コマンド、(2)ページアドレス(ロウアドレス)、(3)カラムアドレス、(4)データ、(5)プログラム確認コマンド、といった順序で情報の送受が行われることが前提となっている。
大ブロックカード側における小ブロックカード物理アクセス層11は、ホスト20から小ブロックカードの物理ブロックアドレスによる書込コマンドを受けると、物理ブロックアドレスやデータのほか、これに付随する付随データに含まれている論理ブロックアドレスを取得する。
小ブロックカード物理・小ブロックカード論理変換層12は、データ読出などの際に小ブロックカードの物理ブロックアドレス(16kByteブロック分に対応)から小ブロックカードの論理ブロックアドレス(16kByteブロック分に対応)への変換処理を行うための第1のテーブルを有している。変換層12は、小ブロックカード物理アクセス層11が書込コマンドを受けて小ブロックカードの論理ブロックアドレスを取得したときにはこれを上記第1のテーブルに反映させる。物理ブロックアドレスに関しても、上記第1のテーブルに反映させる。
小ブロックカード論理・大ブロックカード物理変換層13は、データ読出などの際に小ブロックカードの論理ブロックアドレス(シーケンシャルな16kByteブロック×16個分に対応)から大ブロックカードの物理ブロックアドレス(256kByte物理ブロック分に対応)への変換処理を行うための第2のテーブルを有している。変換層12は、小ブロックカード物理アクセス層11が書込コマンドを受けて小ブロックカードの論理ブロックアドレスを取得したときにはこれを上記第2のテーブルに反映させる。
大ブロックカード物理アクセス層14は、小ブロックカード物理アクセス層11が書込コマンドを受けて取得した小ブロックカードの論理ブロックアドレスに基づき、フラッシュメモリ3内部のデータ配置を決定し、256kByte物理ブロック内において2kByte(1ページ)単位でシーケンシャルに16kByte分のデータを書き込む。また、大ブロックカード物理アクセス層14は、取得した小ブロックカードの論理ブロックアドレスや物理ブロックアドレスをフラッシュメモリ3内部における管理データ領域内の所定の領域に格納する。
このようにホスト20は小ブロックカードの物理ブロックアドレスに基づくコマンドを発行するので、大ブロックカード側では、小ブロックカードの物理ブロックアドレスに対応するデータがどの256kByte物理ブロックの中に存在するのかが分かるように管理する。具体的には、16kByteブロック毎に小ブロックカードの論理・物理ブロックアドレスの対応関係を管理すると共に、小ブロックカードの連続した256kByteブロック分の論理ブロックアドレスに対応するデータが大ブロックカード内のどの256kByte物理ブロックに格納されているかが分かるように管理する。
図5は、ホスト20側から送られてくるコマンドのフォーマットを示す図である。
ホスト20側から送られてくるコマンドのパケットは、図5(a)に示されるように、コマンド種別情報(ここでは「書込」),アドレス(物理ブロックアドレス),データ(コンテンツなどの実データ及び付随データ(512Byte+16Byte))といった各種情報を含んでいる。
このようなフォーマットのパケットにおいては、図5(b)に示されるように、付随データ16Byte中の所定の位置に小ブロックカードの「論理ブロックアドレス」(アクセス対象となる16kByteブロックに対応する論理アドレス)が配置されている。大ブロックカードは、コマンド種別情報,物理ブロックアドレス,データを取得するほか、特に上記「論理ブロックアドレス」を取得する。なお、この「論理ブロックアドレス」は、読出コマンドの場合には付加されない。
図6は、ホスト20側が想定しているブロック書込操作と、メモリカード1(大ブロックカード)側が実際に行う書込処理とを、対比して示す図である。
ホスト20側(同図の左側)では、小ブロックカードの論理アドレスに基づく16kByteブロック単位のシーケンシャルな書込操作の発生時に、小ブロックカードの物理ブロックアドレスによる16kByteブロック単位のランダムな書込操作を行う。
一方、大ブロックカード側(同図の右側)では、ホスト20側から書込コマンドを受けた場合、小ブロックカードの論理ブロックアドレスに基づく16kByteブロック単位のデータをフラッシュメモリ3内にシーケンシャルに書き込む。
前述のように、ホスト20は、小ブロックの物理アドレスによる16Byte単位のランダムな書込操作を行う。このようなランダムな書込操作では、一般に、大ブロック(256kByte)の一部のみを書き換えるための処理が多発する。NAND型フラッシュメモリではブロック単位でしか消去を行えないため、ブロックの一部のみを書き換える場合は、書き換える新データを消去済みの新ブロックに書き込み、新データに書き換えられる旧データを含む旧ブロックから、書き換えられない残りのデータを新ブロックにコピーする必要がある。このように、ブロックの一部のみを書き換える処理は、書き換えられないデータのコピー動作(以下、「巻き添えデータコピー」と称す)を伴うため、ブロックの一部のみを書き換える処理が多発すると、オーバーヘッドが非常に増大することになる。そこで、本実施形態では、ホスト20側から得られる論理アドレスの順序に従って、大ブロックカード側で物理アドレスを再度割り当てることにより、ブロックの一部のみの書込の発生を低減し、オーバーヘッドの増大を抑制している。
図7は、大ブロックカード内のNAND型フラッシュメモリ3のブロックフォーマット(消去単位である256kByte物理ブロック分)を示す図である。
大ブロックカードでは、消去単位である256kByte物理ブロックの中に、ホスト20側が管理する単位である16kByteに相当するデータを書き込むためのブロック(以下、ホスト管理ブロックと称す)が16個分含まれている。データ書込の際には、小ブロックカードの論理ブロックアドレスの順に個々のデータが配置される。
各ホスト管理ブロックは、8個のページで構成される。各ページは、512Byteデータ領域を4個分含むとともに、各データ領域に対応する10ByteECC領域を含んでいる。また、ページ中の最後の512Byteデータ領域(4番目の512Byteデータ領域)の後には、24Byte管理データ領域も設けられる。このため、ページ中の最後の10ByteECC領域は、4番目の512Byteデータ領域と24Byte管理データ領域の両方に対応する構成となっている。
更に、各ページの先頭位置には、当該ページ上の欠陥カラムの数(0〜4個)を示す4Byteの欠陥数情報のための領域が設けられる。
また、各ページの最終位置には、4Byteの予備の領域が設けられる。この予備領域は、当該ページ上に欠陥カラムが発生したときのことを考慮して設けられた領域である。当該ページ上に欠陥カラムが存在する場合には、その欠陥カラムの位置にダミーとなる1Byteの特定のデータ(最大4個まで)が書き込まれ、後続するデータの書き込み位置は後方にずれる。この結果、そのずれた分だけ当該予備領域が消費されて狭まることになる。なお、図7は、ダミーとなる特定のデータが挿入されておらず、予備領域が消費されていない場合を例示している。
消去単位である256kByte物理ブロックに含まれる128個の24Byte管理データ領域のうち、例えば最後の24Byte管理データ領域には、ホスト20側から送られてくるコマンドから取得された物理ブロックアドレスに相当するアドレス情報(以下、「ホスト管理物理アドレス」と称す)及び論理ブロックアドレスに相当するアドレス情報(以下、「ホスト管理論理ブロックアドレス」)がまとめて格納されるようになっている。
各256kByteブロック内に格納された「ホスト管理物理アドレス」及び「ホスト管理論理ブロックアドレス」は、図4で説明した小ブロックカード物理・小ブロックカード論理変換層12が有する第1のテーブルと、小ブロックカード論理・大ブロックカード物理変換層13が有する第2のテーブルとを作成する際に使用される。
図8は、本実施形態のメモリカード1に対してホスト20が書込を行う際の、当該メモリカード1のI/OピンとR/Bピンとの信号の例を示すタイミングチャートである。
ホスト20は、メモリカードは16kByteの消去ブロックサイズを有する不揮発性メモリであると仮定してメモリカードを制御している。例えば、メモリカードに対する書込の際には、ホスト20は、シリアルデータインプットコマンド80H(Hは16進を示す)をI/Oピン1〜8へ入力する。次に、ホスト20は、カラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aを、I/Oピン1〜8へ入力する。なお、ここでカラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aは、ホスト20がメモリカード1に対して想定している仮想物理アドレス空間におけるカラムアドレスおよびページアドレスである。
更に、ホスト20は、書込データを、I/Oピン1〜8の個々に対し、528回入力する。具体的には、ホスト20はライトイネーブルピンへの入力信号を528回クロッキングしながら、それぞれのI/Oピンに対し528ビット(すべてのI/Oピン合計で528バイト)のデータを順次シフトインする。データのシフトインが完了すると、ホスト20は、プログラムコマンド10HをI/Oピン1〜8へ入力する。これに応答してメモリカードは、そのR/Bピンにロウレベルの信号を出力し、メモリカードがビジー状態であることを示す。その後、所定期間後にR/Bピンにハイレベルの信号を出力することでメモリカードがレディ状態になったことを示す。
しかしながら、図8におけるR/Bピンの状態は、あくまでもホスト20に対してメモリカード1がどのような状態かを示すものである。つまり、図8において、プログラムコマンド10Hの入力に応答して、R/Bピンがビジー状態(つまりロウレベルを出力)を示したとしても、内部でNAND型フラッシュメモリ3に対する書込動作(つまり、ページバッファからメモリセルアレイへのデータ転送)が実際に行われているとは限らない。また、R/Bピンがレディ状態に復帰したとしても、内部でNAND型フラッシュメモリ3に対する書込動作が実際に完了しているとは限らない。
図9は、本実施形態のメモリカード1内のNAND型フラッシュメモリ3に対して、当該メモリカード1内のコントローラ4が書込を行う際の、NAND型フラッシュメモリ3のI/OピンとR/Bピンとの信号の例を示すタイミングチャートである。
コントローラ4は、NAND型フラッシュメモリ3は256kByteの消去ブロックサイズを有する不揮発性メモリであると認識している。例えば、NAND型フラッシュメモリ3に対する書込の際には、コントローラ4は、シリアルデータインプットコマンド80H(Hは16進を示す)をI/Oピン1〜8へ入力する。次に、コントローラ4は、カラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aを、I/Oピン1〜8へ入力する。なお、ここでカラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aは、コントローラ4がNAND型フラッシュメモリ3に対して想定している実物理アドレス空間におけるカラムアドレスおよびページアドレスである。したがって、図8におけるカラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aとは必ずしも一致していない。
本実施形態においては、コントローラ4は、上記ページアドレスP/Aに続き、当該ページ上の欠陥カラムの数(0〜4個)を示す4Byteの欠陥数情報(ここでは「D/I」と称す)をI/Oピン1〜8へ入力する。
更に、コントローラ4は、書込データを、I/Oピン1〜8の個々に対し、2112回入力する。具体的には、コントローラ4は、ライトイネーブルピンへの入力信号を2112回クロッキングしながら、それぞれのI/Oピンに対し2112ビット(すべてのI/Oピン合計で2112バイト)のデータを順次シフトインする。なお、図9は、書込を行うページ上に欠陥カラムが存在しない場合(即ち、欠陥カラムの数が0の場合)を例示している。欠陥カラムが存在する場合には、データD0〜D2111中の該当する位置に、ダミーとなる特定のデータが挿入されることになる。
データのシフトインが完了すると、コントローラ4は、プログラムコマンド10HをI/Oピン1〜8へ入力する。これに応答してメモリカードは、そのR/Bピンにロウレベルの信号を出力し、メモリカードがビジー状態であることを示す。その後、所定期間後にR/Bピンにハイレベルの信号を出力することでメモリカードがレディ状態になったことを示す。図9におけるR/Bピンの状態は、コントローラ4に対してNAND型フラッシュメモリ3が実際にどのような状態かを示すものである。
なお、上記図8および図9においては、カラムアドレスC/AおよびページアドレスP/Aの入力をそれぞれ1つのサイクルで示しているが、メモリカード1の容量またはNAND型フラッシュメモリ3の容量に応じて、適宜2サイクル以上になる場合もある。
図10は、図2中に示されるメモリインタフェース部5を中心とする主要部の概略構成を示す図である。
図示のように、メモリインタフェース部5には、ECC処理回路30およびカラムスキップ処理回路31が備えられる。フラッシュメモリ3とバッファ7との間のデータ転送は、これらECC処理回路30およびカラムスキップ処理回路31を通じて行われる。
ECC処理回路30は、フラッシュメモリ3から読み出されたデータなどに対してエラーの有無をチェックし、エラーが検出された場合にはエラー訂正を行う回路である。
カラムスキップ処理回路31は、フラッシュメモリ3上に欠陥カラムがある場合に当該欠陥カラムの位置をスキップしてシリアルデータを書き込むための制御を1ページ単位で行う。なお、ページ内のスキップすべき欠陥カラムの数、およびスキップすべき欠陥カラムの位置に相当するカラムアドレス(スキップアドレス)は、欠陥が新たに検出される毎に、ファームウェアを実行するCPU8からカラムスキップ処理回路31へ伝えられる。以下では、本実施形態の内容を理解しやすくするため、1ページ分のシリアルデータ(以下、「ページデータ」と称す)の書込・読出の処理に焦点を絞って説明する。
上記カラムスキップ処理回路31は、ページデータの書込の際には、当該ページデータが書き込まれるページ(2112Byte(2048Byte+64Byte))内の欠陥カラムの数(例えば、0個〜4個のうちのいずれか)を表す欠陥数情報を当該ページデータの先頭に付加すると共に、当該ページデータの中における欠陥カラムに対応する位置(スキップアドレスに相当する位置)にダミーとなる特定のデータ(以下、「ダミーデータ」と称す)を挿入した後に、当該ページデータをフラッシュメモリ3側へ転送する。ダミーデータとしては、例えば“FF”データが採用される。これにより、不良カラムへの“0”書込が行われず、不良カラムを書込ベリファイ対象から外すことができる。なお、ダミーデータは、“FF”データに限られない。書込ベリファイ対象から外すことができるものであれば、別のデータであってもよい。
また、カラムスキップ処理回路31は、ページデータの読出の際には、フラッシュメモリ3から読み出されるページデータに付加されている欠陥数情報を当該ページデータから抜き取ると共に、この欠陥数情報を参照し、当該欠陥数情報に示される数だけ当該ページデータの中に挿入されているダミーデータを抜き取った後に、当該ページデータをホスト側へ転送する。欠陥数情報を参照するのは、ページデータの書込を行った時点での欠陥数を把握する必要があるからであり、ページデータに挿入したダミーデータの数だけ当該ダミーデータの抜取処理をしなければ元のページデータを正しく再現することができないからである(例えば、ページデータの書込を行った時点での欠陥数が2個で、読出を行う時点での欠陥数が3個に増えている場合に、もしもページデータに対して3回の抜取処理を行ってしまうと、抜き取る必要のないデータまで抜き取られてしまう結果となる)。
図11は、書込の際にカラムスキップ処理回路31によって処理されたページデータのフォーマット例を示す図である。
図11(a)は、欠陥カラムが0個の場合のフォーマットを示している。この場合、フォーマットの先頭(4Byte)は、欠陥カラムが0個であることを表す欠陥数情報を有する。なお、スキップすべき欠陥カラムは無いため、ダミーデータは挿入されない。
図11(b)は、欠陥カラムが1個の場合のフォーマットを示している。この場合、フォーマットの先頭(4Byte)は、欠陥カラムが1個であることを表す欠陥数情報を含む。また、欠陥カラムに対応する位置にダミーデータが挿入される。このダミーデータを挿入した分だけ、ページデータの残りの部分は後方へシフトされ、フォーマットの後端の予備領域が短くなる。
図11(c)は、欠陥カラムが2個の場合のフォーマットを示している。この場合、フォーマットの先頭(4Byte)は、欠陥カラムが2個であることを表す欠陥数情報を含む。また、1つ目の欠陥カラムに対応する位置に1つ目のダミーデータが挿入されると共に、2つ目の欠陥カラムに対応する位置に2つ目のダミーデータが挿入される。これらダミーデータを挿入した分だけ、ページデータの残りの部分は後方へシフトされ、フォーマットの後端の予備領域が短くなる。
図12は、図11中に示される欠陥数情報の具体例を示す図である。
カラムスキップ処理回路31は、欠陥数情報として、欠陥カラムの数に応じた複数種類のビットパターンを有している。本実施形態では、図示のように5種類のビットパターンType”0”,Type”1”,Type”2”,Type”3”,Type”4”を使用する。ここで、各Typeの右側の数字は、欠陥カラムの数を表している。
各ビットパターンは複数のビット(32bit)で構成され、そのうちの一定数のビットにエラーが生じても他のビットパターンとの区別ができるものとなっている(なお、図中の白い正方形は値「1」を表し、黒い正方形は値「0」を表している)。図示の例では、Type”1”〜Type”4”のビットパターンに市松模様を採用し、縞の方向を異ならせたり白黒を反転させたりすることで、ビットエラーがある程度発生してもビットパターンのタイプを確実に判別できるように工夫されている。
上記5種類のビットパターンのうち、任意の2つのビットパターンを比較してみると、少なくとも8ビットの値が互いに相違していることがわかる。即ち、各ビットパターンは、各ビットパターンが有する32ビットのうち、少なくとも8ビット(全体のビット数の1/4のビット数)の値が互いに相違するように設定されている。このため、あるビットパターンにエラーが生じても、そのエラービット数が8個未満であれば、他のビットパターンと区別することができる。
なお、図示のビットパターンの組合せが優れている理由や、その変形例などについては、後で詳しく述べる。
図13は、図10中に示されるカラムスキップ処理回路31の内部構成を示すブロック図である。なお、ここでは、フラッシュメモリ3上の任意のページに対応した処理に焦点を絞って説明する。
カラムスキップ処理回路31は、図示のように、第1のスキップアドレスレジスタ41、第2のスキップアドレスレジスタ42、第3のスキップアドレスレジスタ43、第4のスキップアドレスレジスタ44、スキップ数設定レジスタ45、転送アドレスカウンタ46、転送アドレス・スキップアドレス比較器47、スキップ数パターン生成回路48、ダミー挿入部49、スキップ数パターン照合判定回路50、スキップ数レジスタ51、ダミー抜取部52などを有している。
第1〜第4のスキップアドレスレジスタ41〜44は、ページ内のスキップすべき欠陥カラムの位置に相当するカラムアドレス(スキップアドレス)を記憶するものであり、ファームウェアを実行するCPU8によって設定(書込処理など)が行われる。第1のスキップアドレスレジスタ41はページ内の1つ目のスキップアドレスを記憶するものであり、第2のスキップアドレスレジスタ42は2つ目のスキップアドレスを記憶するものであり、第3のスキップアドレスレジスタ43は3つ目のスキップアドレスを記憶するものであり、第4のスキップアドレスレジスタ44は4つ目のスキップアドレスを記憶するものである。
スキップ数設定レジスタ45は、ページ内のスキップすべき欠陥カラムの数(スキップ数)を記憶するものであり、ファームウェアを実行するCPU8によって設定(書込処理など)が行われる。
転送アドレスカウンタ46は、ホスト側から転送されてくるページデータをフラッシュメモリ3側へ書き込む際、およびフラッシュメモリ3から読み出されるページデータをホスト側へ転送する際に使用される。この転送アドレスカウンタ46は、ホストとフラッシュメモリ3との間で転送されるページデータに対し、その先頭から順に、該当するカラムアドレス(転送アドレス)をカウントする。
転送アドレス・スキップアドレス比較器47は、ホスト側から転送されてくるページデータをフラッシュメモリ3側へ書き込む際、およびフラッシュメモリ3から読み出されるページデータをホスト側へ転送する際に使用される。この比較器47は、ページデータ書込の際には、スキップ数設定レジスタ45に記憶されているスキップ数と同数のスキップアドレスレジスタを使用する。例えば、スキップ数が4である場合、第1のスキップアドレスレジスタ41に記憶されているスキップアドレスを最初に参照し、その後は、第2のスキップアドレスレジスタ42,第3のスキップアドレスレジスタ43,第4のスキップアドレスレジスタ44の順に、対応するスキップアドレスを参照する。スキップ数が1以上であれば、比較器47は、転送アドレスカウンタ46によりカウントされる転送アドレスと、個々のスキップアドレスレジスタにそれぞれ記憶されている個々のスキップアドレスとを順番に比較し、一致が発生する毎に、ダミーデータの挿入指示をダミー挿入部49へ送る。
一方、上記比較器47は、ページデータ読出の際には、スキップ数レジスタ51(後述)に記憶されているスキップ数と同数のスキップアドレスレジスタを使用する。スキップアドレスを参照する順序は、ページデータ書込の場合と同じである。スキップ数が1以上であれば、比較器47は、転送アドレスカウンタ46によりカウントされる転送アドレスと、個々のスキップアドレスレジスタにそれぞれ記憶されている個々のスキップアドレスとを順番に比較し、一致が発生する毎に、ダミーデータの抜取指示をダミー抜取部52へ送る。
スキップ数パターン生成回路48は、ホスト側から転送されてくるページデータをフラッシュメモリ3側へ書き込む際に使用される。この回路48は、欠陥数情報として図12に示した5種類のビットパターンType”0”,Type”1”,Type”2”,Type”3”,Type”4”のうち、スキップ数設定レジスタ45に設定されているスキップ数nに該当するタイプのビットパターンType”n”を生成し、これをページデータの先頭に付加するものである。
ダミー挿入部49は、ホスト側から転送されてくるページデータをフラッシュメモリ3側へ書き込む際に使用される。このダミー挿入部49は、転送アドレス・スキップアドレス比較器47から指示を受けた時に、ページデータ中にダミーデータを挿入する。
スキップ数パターン照合判定回路50は、フラッシュメモリ3から読み出されるページデータをホスト側へ転送する際に使用される。この回路50は、フラッシュメモリ3から読み出されるページデータの先頭に欠陥数情報として付加されているビットパターンを抜き取り、このビットパターンのタイプがType”0”,Type”1”,Type”2”,Type”3”,Type”4”のうちのどれに該当するのかを照合により判定する。また、判定されたビットパターンのタイプに対応するスキップ数を、スキップ数レジスタ51に書き込む。
スキップ数レジスタ51は、フラッシュメモリ3から読み出されるページデータをホスト側へ転送する際に使用される。このスキップ数レジスタ51は、スキップ数パターン照合判定回路50により設定されたスキップ数を記憶するものであり、転送アドレス・スキップアドレス比較器47により使用される。
ダミー抜取部52は、フラッシュメモリ3から読み出されるページデータをホスト側へ転送する際に使用される。このダミー抜取部52は、転送アドレス・スキップアドレス比較器47から指示を受けた時に、ページデータ中からダミーデータを抜き取る。
次に、図14を参照して、ページデータ書込の際の処理手順を説明する。
カラムの欠陥が後発的に発生する度に、ファームウェアを実行するCPU8により、スキップすべき欠陥カラムの位置に相当するカラムアドレス(スキップアドレス)が第1のスキップアドレスレジスタ41から順に設定され、また、欠陥カラムの数(スキップ数)がスキップ数設定レジスタ45に設定される。
ホスト側からECC処理回路30を経由してページデータが転送されてくると、スキップ数パターン生成回路48は、欠陥数情報としての複数のビットパターンType”0”,Type”1”,Type”2”,Type”3”,Type”4”のうち、スキップ数設定レジスタ45に設定されているスキップ数nに該当するタイプのビットパターンType”n”を生成し、これをページデータの先頭に付加する。
転送アドレスカウンタ46は、ホスト側から転送されてくるページデータに対し、その先頭から順に、該当するカラムアドレス(転送アドレス)をカウントする。
転送アドレス・スキップアドレス比較器47は、スキップ数設定レジスタ45に設定されているスキップ数が1以上であれば、このスキップ数設定レジスタ45に記憶されているスキップ数と同数のスキップアドレスレジスタを使用し、転送アドレスカウンタ46によりカウントされる転送アドレスと、個々のスキップアドレスレジスタにそれぞれ記憶されている個々のスキップアドレスとを順番に比較し、一致が発生する毎に、ダミーデータの挿入指示をダミー挿入部49へ送る。
ダミー挿入部49は、転送アドレス・スキップアドレス比較器47から指示を受けた時に、ページデータ中にダミーデータを挿入する。
こうして欠陥数情報の付加およびダミーデータの挿入が行われた後のページデータは、フラッシュメモリ3側へ転送され、該当するページに書き込まれる。
次に、図15を参照して、ページデータ読出の際の処理手順を説明する。
フラッシュメモリ3からページデータが読み出されると、スキップ数パターン照合判定回路50は、ページデータの先頭に欠陥数情報として付加されているビットパターンを抜き取り、このビットパターンのタイプがType”0”,Type”1”,Type”2”,Type”3”,Type”4”のうちのどれに該当するのかを照合により判定する。また、判定されたビットパターンのタイプに対応するスキップ数を、スキップ数レジスタ51に書き込む。
転送アドレスカウンタ46は、フラッシュメモリ3から読み出されたページデータに対し、その先頭から順に、該当するカラムアドレス(転送アドレス)をカウントする。
転送アドレス・スキップアドレス比較器47は、スキップ数レジスタ51に設定されているスキップ数が1以上であれば、このスキップ数レジスタ51に記憶されているスキップ数と同数のスキップアドレスレジスタを使用し、転送アドレスカウンタ46によりカウントされる転送アドレスと、個々のスキップアドレスレジスタにそれぞれ記憶されている個々のスキップアドレスとを順番に比較し、一致が発生する毎に、ダミーデータの挿入指示をダミー挿入部49へ送る。
ダミー抜取部52は、転送アドレス・スキップアドレス比較器47から指示を受けた時に、ページデータ中からダミーデータを抜き取る。
こうして欠陥数情報の抜取およびダミーデータの抜取が行われた後のページデータは、ECC処理回路30を経由してホスト側へ転送される。
以下、図16〜図23を参照して、本実施形態における欠陥数情報としてのビットパターンの組合せが優れている理由やその変形例について説明する。なお、各図のビットパターンの中における白い正方形は値「1」を表し、黒い正方形は値「0」を表している。
図16は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−1」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”1”に4つのビットエラーが発生しても、当該ビットパターンType”1”を正しく判定できることを示す図である(ケース1)。
図中の上段部は、「MODEL−1」に相当する5種類のビットパターンを示している。また、中段部は、ビットパターンType”1”中に上記4つのビットエラーが発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。なお、図中の黒丸は値「1」が不良のビットエラーの位置を表し、白丸は値「0」が不良のビットエラーの位置を表している。図中の下段部は、中段部に示されるエラーが生じたビットパターンと、上段部に示される5種類のビットパターンとの照合をそれぞれ行った結果を示している。図中の斜線部は、値が一致するビットを表している。また、値が一致するビット1個につき、1点を付し、各ビットパターンの点数が算出されている。この場合、最も高い点数を有するビットパターンはType”1”であるため、このType”1”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図17は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−1」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”1”に4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生しても、当該ビットパターンType”1”を正しく判定できることを示す図である(ケース2)。
このケースでは、図中の中段部は、ビットパターンType”1”中に上記4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。また、図中の下段部に示されるように、照合結果では、Type”1”の点数はType”3”の点数よりも高い。結局、最も高い点数を有するビットパターンはType”1”であるため、このType”1”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図18は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−2」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”1”に4つのビットエラーが発生しても、当該ビットパターンType”1”を正しく判定できることを示す図である(ケース1)。
図中の上段部は、「MODEL−2」に相当する5種類のビットパターンを示している。また、中段部は、ビットパターンType”1”中に上記4つのビットエラーが発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。図中の下段部は、中段部に示されるエラーが生じたビットパターンと、上段部に示される5種類のビットパターンとの照合をそれぞれ行った結果を示している。この場合、最も高い点数を有するビットパターンはType”1”であるため、このType”1”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図19は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−2」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”1”に4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生しても、当該ビットパターンType”1”を正しく判定できることを示す図である(ケース2)。
このケースでは、図中の中段部は、ビットパターンType”1”中に上記4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。また、図中の下段部に示されるように、照合結果では、Type”1”の点数はType”3”の点数よりも高い。結局、最も高い点数を有するビットパターンはType”1”であるため、このType”1”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図20は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−2」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”0”に4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生しても、当該ビットパターンType”0”を正しく判定できることを示す図である(ケース3)。
このケースでは、図中の中段部は、ビットパターンType”0”中に上記4つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。また、図中の下段部に示されるように、照合結果では、Type”0”の点数はType”3”の点数よりも高い。結局、最も高い点数を有するビットパターンはType”0”であるため、このType”0”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図21は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−2」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”0”に一方向性の8つのビットエラーが発生しても、当該ビットパターンType”0”を正しく判定できることを示す図である(ケース4)。
このケースでは、図中の中段部は、ビットパターンType”0”中に上記一方向性の8つのビットエラーが発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。図中の下段部に示されるように、照合結果では、最も高い点数を有するビットパターンはType”0”であるため、このType”0”が求めるべきビットパターンであるものと判定できる。
図22は、ビットパターンの組合せとして「MODEL−2」を採用した場合に、ページデータに付加されているビットパターンType”0”に8つのビットエラー(ビットの値がType”3”に類似した状態となるエラー)が発生した例を示す図である(ケース5)。
このケースでは、図中の中段部は、ビットパターンType”0”中に上記8つのビットエラーが発生したために該当するビットの値が反転した状態を示している。図中の下段部に示されるように、照合結果では、最も高い点数を有するビットパターンはType”0”およびType”3”であるため、8つ以上のビットエラーが生じたときには判別が困難であることがわかる。
上述した「MODEL−2」は、「MODEL−1」に比べ、一方向性のエラーに対する耐性やビットパターン間の点数差の面で優れているといえる。
なお、上述した「MODEL−2」のビットパターンの組合せを、図23に示す「MODEL−3」のように変形してもよい(即ち、Type”0”のビットパターンを変えてもよい)。「MODEL−3」を採用した場合、「MODEL−2」に比べ、Type”0”に一方向性のビットエラーが発生した場合の耐性を更に強化することができる。例えば図21のケース4に示した一方向性のビットエラーが発生した場合、「MODEL−2」ではType”0”の点数が24点となるのに対し、「MODEL−3」ではそれよりも高い28点となる。
このように本実施形態によれば、ページデータ書込の際には、欠陥カラムが後発的に発生した場合には該当する箇所にダミーデータを挿入して、スキップ処理を行うことにより、エラーレートが上がるのを抑制することができる。また、このような処理により、書き込んだデータを検証するための書込ベリファイ機能によって不要なループ処理が実行されてしまうことを回避でき、メモリ全体のパフォーマンスの低下を防止できる。
また、ページデータ書込の際に欠陥数情報をページデータに付加することにより、ページデータ読出の際にはその欠陥数情報を参照できるため、必要な数のダミーデータを正しく抜き出すことができ、エラーレートの低いページデータを取得することができる。また、これにより、ECC処理の負荷を低減することができる。
また、欠陥数情報として、欠陥カラムの数に応じた複数種類のビットパターンを用意し、各ビットパターンを構成する複数のビットのうちの一定数のビットにエラーが生じても他のビットパターンとの区別ができるように構成することにより、欠陥数情報の信頼性を向上させることができる。
上記実施形態の説明では、実際に使用するフラッシュメモリ3の消去ブロックサイズが、ホスト20が想定しているフラッシュメモリの消去ブロックサイズよりも大きい場合を示したが、勿論、実際に使用するフラッシュメモリ3の消去ブロックサイズが、ホスト20が想定しているフラッシュメモリの消去ブロックサイズと同じであってもよい。
また、上記実施形態の説明では、不揮発性メモリとしてNAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明したが、不揮発性メモリはNAND型フラッシュメモリに限られず、他の種類のメモリを適用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るメモリカードに搭載されるデバイス類の概略構成を示す斜視図。 ホストと上記メモリカードとを含む構成を示すブロック図。 ホストが想定しているフラッシュメモリと、実際に使用するフラッシュメモリとのデータ配置の違いを示す図。 ホスト側システム及びメモリカード(大ブロックカード)の各コミュニケーション階層を示す図。 ホスト側から送られてくるコマンドのフォーマットを示す図。 ホスト側が想定しているブロック書込操作とメモリカード(大ブロックカード)側が実際に行う書込処理とを対比して示す図。 大ブロックカード内のフラッシュメモリのブロックフォーマット(消去単位である256kByte物理ブロック分)を示す図。 本実施形態のメモリカードに対してホストが書込を行う際の、当該メモリカードのI/OピンとR/Bピンとの信号の例を示すタイミングチャート。 本実施形態のメモリカード内の不揮発性メモリに対して、当該メモリカード内のコントローラが書込を行う際の、メモリカード内の不揮発性メモリのI/OピンとR/Bピンとの信号の例を示すタイミングチャート。 図2中に示されるメモリインタフェース部を中心とする主要部の概略構成を示す図。 書込の際にカラムスキップ処理回路によって処理されたページデータのフォーマット例を示す図。 図11中に示される欠陥数情報の具体例を示す図。 図10中に示されるカラムスキップ処理回路の内部構成を示すブロック図。 ページデータ書込の際の処理手順を説明するための図。 ページデータ読出の際の処理手順を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−1」におけるビットエラー発生時のケース1を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−1」におけるビットエラー発生時のケース2を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−2」におけるビットエラー発生時のケース1を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−2」におけるビットエラー発生時のケース2を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−2」におけるビットエラー発生時のケース3を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−2」におけるビットエラー発生時のケース4を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−2」におけるビットエラー発生時のケース5を説明するための図。 ビットパターンの組合せ「MODEL−3」を説明するための図。
符号の説明
1…メモリカード(大ブロックカード)、2…PCB基板、3…NAND型フラッシュメモリ、4…コントローラ、5…メモリインタフェース部、6…ホストインタフェース部、7…バッファ、8…CPU、9…ROM、10…RAM、11…小ブロックカード物理アクセス層、12…小ブロックカード物理・小ブロックカード論理変換層、13…小ブロックカード論理・大ブロックカード物理変換層、14…大ブロックカード物理アクセス層、20…ホスト機器、21…アプリケーションソフト、22…ファイルシステム、23…ドライバソフト、24…小ブロックカード物理アクセス層、30…ECC処理回路、31…カラムスキップ処理回路、41〜44…スキップアドレスレジスタ、45…スキップ数設定レジスタ、46…転送アドレスカウンタ、47…転送アドレス・スキップアドレス比較器、48…スキップ数パターン生成回路、49…ダミー挿入部、50…スキップ数パターン照合判定回路、51…スキップ数レジスタ、52…ダミー抜取部。

Claims (4)

  1. 不揮発性半導体メモリと、
    前記不揮発性半導体メモリ上の欠陥カラムの位置をスキップしてシリアルデータを書き込むための制御を行うコントローラと
    を具備し、
    前記コントローラは、シリアルデータの書込の際に、当該シリアルデータの中における前記欠陥カラムに対応する位置にダミーとなる特定のデータを挿入した後に、当該シリアルデータを前記不揮発性半導体メモリ側へ転送することを特徴とするメモリカード。
  2. 前記コントローラは、シリアルデータの書込の際に、当該シリアルデータが書き込まれる領域内の欠陥カラムの数を表す欠陥数情報を当該シリアルデータに付加した後に、当該シリアルデータを前記不揮発性半導体メモリ側へ転送することを特徴とする請求項に記載のメモリカード。
  3. 前記コントローラは、前記欠陥数情報として、欠陥カラムの数に応じた複数種類のビットパターンを備え、
    各ビットパターンは、複数のビットで構成され、そのうちの一定数のビットにエラーが生じても他のビットパターンとの区別ができるものであることを特徴とする請求項に記載のメモリカード。
  4. 前記コントローラは、シリアルデータの読出の際に、前記不揮発性半導体メモリから読み出されるシリアルデータに付加されている前記欠陥数情報を当該シリアルデータから抜き取ると共に、この欠陥数情報を参照し、当該欠陥数情報に示される数だけ当該シリアルデータの中に挿入されている特定のデータを抜き取った後に、当該シリアルデータを転送することを特徴とする請求項又はのいずれか1項に記載のメモリカード。
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