JP4255706B2 - 液処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャンバ内に配置された被回転体を回転させる回転軸のシール機構を用いた液処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、半導体デバイスの製造工程においては、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)を所定の薬液や純水等の処理液によって処理し、ウエハからパーティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネーションや有機物、酸化膜を除去する洗浄処理装置が使用されている。
【0003】
このような洗浄処理装置として、例えば、特開昭61−42919号公報(特許文献1)には、ハウジングの底壁を貫通して回転自在に配置された駆動軸(回転軸)と、ハウジング内においてこの駆動軸にターンテーブル取り付けリングを介して取り付けられたターンテーブルと、このターンテーブルに保持され、複数のウエハを略平行に支持するキャリアと、ウエハに処理液を吹き付ける吹き付けポストと、を有する吹き付け処理機、が開示されている。この吹き付け処理機では、回転軸に処理液が入り込まないように、対向するターンテーブル取り付けリングの下面とハウジングの底壁の上面との間は、同心円状に形成されたリブと溝が組み合わされたラビリンスシール構造となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭61−42919号公報(第3項〜第5項、第1、3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ラビリンスシール構造では、処理液が回転軸へと浸入する際の方向が転換されるために、処理液が回転軸へと浸入し難くなるが、ターンテーブル取り付けリングとハウジングの底壁とが接触しないように、リブと溝が組み合わされる部分においては広い隙間が形成されてしまうために、処理液の回転軸への浸入を完全に防ぐことは困難である。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、シール性能の高い回転軸シール機構を備えた液処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、被回転体に保持された被処理体に所定の処理液による液処理を施す液処理装置であって、
前記被回転体を収容するチャンバと、
前記被回転体に保持された被処理体に所定の処理液を供給する処理液供給手段と、
回転モータと、前記回転モータと前記被回転体とを連結する回転軸と、前記回転軸の回転を妨げないように前記回転軸周りに設けられた外筒部材と、前記回転軸が挿通するように前記外筒部材に保持された樹脂製のシールリングと、を有する回転機構と、
を具備し、
前記回転軸と前記シールリングとの間のクリアランスは、前記回転軸に前記シールリングを圧入させた後に前記回転軸を所定時間回転させて前記シールリングを摩耗させることによって調整されており、
前記シールリングは、前記チャンバ側の内径が前記回転軸との摩耗によって調整され、前記回転モータ側の内径は予め前記回転軸の外径よりも長く構成されていることを特徴とする液処理装置、が提供される。
【0009】
このような回転軸シール機構によれば、回転軸とシールリングは非接触でありながら、そのクリアランスを極めて狭くすることができるために、シールリングと回転軸との間を流体が通り抜け難くなり、高いシール性能が発揮される。こうして、このような回転軸シール機構を備えた液処理装置においては、回転軸と外筒部材との間に形成される間隙部と被回転体が設けられる処理室との間の遮断性が高められ、回転軸と外筒部材の間の間隙部に処理液が浸入し難くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。ここでは、本発明を半導体ウエハ(ウエハ)の洗浄処理をバッチ式に行う洗浄処理装置に適用した場合について説明することとする。
【0013】
図1および図2は、ウエハWの洗浄処理を行う洗浄処理装置1の断面図である。洗浄処理装置1は、ウエハWを保持するロータ34と、ロータ34を収容可能な外側チャンバ71aと、外側チャンバ71aに対して進入退出可能であり、外側チャンバ71a内に保持された状態でその内部にロータ34を収容可能な内側チャンバ71bと、を有している。
【0014】
外側チャンバ71aは、例えば洗浄処理装置1のハウジングフレーム等の図示しない固定部材によって固定されている。図1は内側チャンバ71bを外側チャンバ71aの外側に退避させた状態(以下、図1に示す内側チャンバ71bの位置を「退避位置」という)を示しており、図2は内側チャンバ71bが外側チャンバ71aに収容された状態(以下、図2に示す内側チャンバ71bの位置を「処理位置」という)を示している。内側チャンバ71bの退避位置には、円盤92aと、リング部材92bと、筒状体91が設けられている。円盤92aには純水吐出ノズル73aと排気管73cが設けられ、筒状体91にはガス供給ノズル93と排気管94が設けられている。
【0015】
ロータ34は、円盤35a・35b間に係止部材82と開閉可能なホルダー83が設けられた構造を有している。また、係止部材82とホルダー83にはウエハWを保持するための図示しない溝が一定のピッチで形成されている。ロータ34は、例えば、25枚のウエハWを略垂直姿勢で水平方向(X方向)に一列に保持することができる。
【0016】
ロータ34にはスピンドル(回転軸)50が連結されており、スピンドル50の他端には回転モータ31が取り付けられている。また、スピンドル50の周りには外筒部材32と、外側チャンバ71aの端面を閉塞する蓋体33と、が設けられている。これらロータ34、スピンドル50、回転モータ31、外筒部材32、蓋体33は、スライド機構(図示せず)によって一体的にX方向にスライドできるようになっている。ロータ34はこのスライド機構を動作させることによって、外側チャンバ71aに対して進入/退出することができる。なお、図1および図2においては、外筒部材32と蓋体33とスピンドル50の構造は簡略的に示されている。スピンドル50周りの構造については後に詳細に説明する。
【0017】
外側チャンバ71aは、筒状体61aと、筒状体61aの端面に設けられたリング部材62a・62bと、リング部材62aの内周面に設けられたシール機構63aと、リング部材62bの内周面に設けられたシール機構63bと、ロータ34に保持されたウエハWに純水等を供給する洗浄液吐出ノズル53とを有している。洗浄液吐出ノズル53は筒状体61aに取り付けられており、外側チャンバ71aの下側には洗浄液の排出と外側チャンバ71a内のガスの排気を行う排気/排液管65aが設けられている。
【0018】
内側チャンバ71bは、筒状体61bと、筒状体61bの端面に設けられたリング部材66a・66bと、リング部材66a・66bの内周面にそれぞれ2箇所ずつ設けられたシール機構67a・67bと、ロータ34に保持されたウエハWに薬液等を供給する洗浄液吐出ノズル55とを有している。洗浄液吐出ノズル55は筒状体61bに取り付けられており、内側チャンバ71bの下側には、洗浄液の排出と内側チャンバ71b内のガスの排気を行う排気/排液管65bが設けられている。
【0019】
リング部材62aの内孔62cを通して、ロータ34は進入/退出する。ロータ34が外側チャンバ71aに進入した状態では、内孔62cが蓋体33によって閉塞され、蓋体33の外周面と内孔62cとの隙間がシール機構63aによりシールされる。なお、リング部材62aの下部には、ロータ34を外側チャンバ71aから退出させた際に、蓋体33やシール機構63a等に付着していた純水等が床面(図示せず)にこぼれ落ちることを防止するために、液受け62eが設けられている。
【0020】
内側チャンバ71bが退避位置にある図1に示した状態では、リング部材66aとリング部材62bとの間がシール機構63bによってシールされ、リング部材66aと円盤92aとの間がシール機構67aによってシールされる。また、ロータ進入退出口62cは蓋体33とシール機構63aによって閉塞されている。こうして、内側チャンバ71bが退避位置にあるときには、処理室51が形成される。
【0021】
筒状体61aは、リング部材62b側の外径がリング部材62a側の外径よりも長く、リング部材62a側の下端よりもリング部材62b側の下端が低く位置するように勾配を設けて配置されている。こうして処理室51が形成された状態において、洗浄液吐出ノズル53からウエハWに向けて吐出された純水等は、自然に筒状体61aの底面をリング部材62a側からリング部材62b側に流れて、排気/排液管65aを通して外部に排出される。
【0022】
内側チャンバ71bが処理位置にある図2に示した状態では、リング部材66aの内周面と蓋体33との間がシール機構67aによってシールされ、リング部材66bとリング部材62bとの間がシール機構63bによってシールされる。さらにリング部材66bと円盤92aとの間がシール機構67bによってシールされる。こうして、内側チャンバ71bが処理位置にあるときには、処理室52が形成される。
【0023】
内側チャンバ71bを構成する筒状体61bは円筒状に形成されているが、その下部には洗浄液を外部に排出することを容易ならしめるために、筒状体61bから突出し、所定の勾配を有する溝部69が形成されている。例えば、内側チャンバ71bによって処理室52が形成された状態において、洗浄液吐出ノズル55からウエハWに向かって吐出された薬液等は、溝部69を流れて排気/排液管65bを通して外部に排出される。
【0024】
洗浄液吐出ノズル53には、純水やIPA、窒素(N)ガス等の乾燥ガスが供給されて、ロータ34に保持されたウエハWに向かってこれら純水等を吐出できるようになっている。同様に、洗浄液吐出ノズル55には、各種薬液や純水、IPA等の洗浄液が供給されて、ロータ34に保持されたウエハWに向かってこれら薬液等を吐出できるようになっている。図1および図2においては、洗浄液吐出ノズル53・55はそれぞれ1本のみ示されているが、これらは複数本設けることも可能である。また、洗浄液吐出ノズル53・55はそれぞれ、必ずしも筒状体61a・61bの真上に設けなければならないものでもない。
【0025】
円盤92aに設けられた純水吐出ノズル73aからは、ロータ34を構成する円盤35aを洗浄、乾燥するための純水や乾燥ガスが吐出可能となっている。また、蓋体33には純水吐出ノズル73bが設けられており、円盤35bを洗浄、乾燥することができるようになっている。なお、処理室51・52を所定のガス雰囲気とするために、純水吐出ノズル73aからは、例えば、酸素(O)ガスや二酸化炭素(CO)ガス等を吐出させることも可能である。円盤92aに設けられた排気管73cは、処理室51・52の排気を行う。
【0026】
内側チャンバ71bが退避位置にある状態では、リング部材66aと円盤92aとの間がシールされ、かつ、リング部材66bとリング部材92bとの間がシール機構67bによってシールされることによって、筒状体91の外周と筒状体61bの内周との間に狭い環状空間72が形成される。この環状空間72に洗浄液吐出ノズル55から純水を吐出して筒状体61bの内面をリンス処理し、その後に筒状体91に複数設けられたガス供給ノズル93と洗浄液吐出ノズル55から窒素ガス等の乾燥ガスを噴射する。これにより内側チャンバ71bの内周面の洗浄を行うことができる。なお、ガス供給ノズル93から純水を吐出するようにしてもよい。
【0027】
次にスピンドル50周りの構造について詳細に説明する。図3はスピンドル50と外筒部材32の簡易断面図であり、図4は図3中のAA断面図であり、図5は図3中のBB断面図であり、図6は図3中のCC断面図である。これら図4、図5、図6では、外筒部材32と蓋体33とスピンドル50の構造が詳細に示されている。さらに図7は図4の断面図の一部を拡大して示した断面図である。
【0028】
図4〜図6に示すように、ロータ34を構成する円板部材35bは、スピンドル50の先端部に嵌め込まれて固定されている。図4〜図6では円板35b以外のロータ34の構成部材の図示を省略している。
【0029】
外筒部材32は、円筒部材11とリング部材12とを有している。円筒部材11とスピンドル50との間には、スピンドル50の回転を妨げないようにベアリング49が配置されている。リング部材12は円筒部材11にネジ止めして固定されており、リング部材12には、第1シールリング13と、第2シールリング14と、第3シールリング15が保持されている。リング部材12は複数のパーツから構成されており、第1シールリング13、第2シールリング14、第3シールリング15は、これらのパーツを組み立てる際にX方向に所定の力で押さえつけられて組み立てられたリング部材12に保持される。
【0030】
円筒部材11とリング部材12は複雑な形状を有しているが、例えば、円筒部材11とスピンドル50との間で最も接近している部分のクリアランス(間隙幅)は約100μmである。このようなクリアランスは、リング部材12についても同様である。これに対して、第1シールリング13、第2シールリング14、第3シールリング15とスピンドル50との間のクリアランスは、約10〜50μmである。これは後に詳細に説明するように、第1シールリング13は樹脂材料で構成され、しかも第1シールリング13は、元来その内径がスピンドル50よりも短いものをスピンドル50に圧入してスピンドル50を回転させることによって摩耗させ、内径を拡げているためである。このようなクリアランスは第2シールリング14と第3シールリング15についても同様である。
【0031】
スピンドル50周りに略リング状の第1排気室21aと、第2排気室21bと、ガス供給室22とが形成されるように、円筒部材11とスピンドル50とリング部材12の形状が設計されている。第1排気室21aは円筒部材11に設けられた第1孔部29a(図4)と連通しており、第1孔部29aは排気装置17と接続されている。また、第2排気室21bは、円筒部材11とリング部材12を貫通して設けられた第2孔部29b(図6)と連通しており、第2孔部29bは排気装置18と接続されている。さらに、ガス供給室22は、円筒部材11とリング部材12を貫通して設けられた第3孔部29c(図5)と連通しており、第3孔部29cは窒素ガス供給装置19と接続されている。
【0032】
なお、排気装置17と排気装置18は1台で兼用することもできる。また、窒素ガス供給装置19は、洗浄処理装置1の動作制御を行う制御部24との間で制御信号の送受信を行い、窒素供給量を制御する。同様に、排気装置17・18は制御部24との間で制御信号の送受信を行い、排気量を制御する。
【0033】
第1排気室21aは第1シールリング13とスピンドル50との間隙を通じて第2排気室21bと連通しており、第2排気室21bは第2シールリング14とスピンドル50との間隙を通じてガス供給室22と連通している。こうして、ガス供給室22に供給される窒素ガス(N)の一部は、第2孔部29bを通して第2排気室21bから排気され、第2排気室21bに導かれた窒素ガス(N)の一部はさらに、第2排気室21bを通って第1排気室21aに導かれた後に第1孔部29aを通して排気される。
【0034】
ガス供給室22は、第3シールリング15とスピンドル50の間の間隙を通じてチャンバ30の内部と連通している。ここで「チャンバ30の内部」は、ロータ34が外側チャンバ71a内に進入し、内側チャンバ71bが退避位置にある状態では外側チャンバ71aの内部(すなわち、処理室51)を指し、ロータ34が外側チャンバ71a内に進入して内側チャンバ71bが処理位置にある状態では内側チャンバ71bの内部(すなわち、処理室52)を指す。
【0035】
ガス供給室22へ窒素ガスを供給することによって、スピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部を所定の圧力に保持することができる。ガス供給室22には、ガス供給室22の圧力を測定する圧力センサ23aが取り付けられており、この圧力センサ23aは洗浄処理装置1の動作制御を行う制御部24に接続されている。この圧力センサ23aが一定値を示すように、窒素ガス供給装置19はガス供給室22への窒素ガス供給量を制御し、排気装置17・18は第1排気室21aと第2排気室21bからの窒素ガスの排気量を制御する。なお、圧力センサ23aは、第1排気室21aまたは第2排気室21bに設けてもよい。
【0036】
チャンバ30の内部の雰囲気がスピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部に浸入することを防止するために、スピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部の圧力は、チャンバ30の内部よりも陽圧となるように設定する。具体的には、ガス供給室22をチャンバ30の内部よりも陽圧に保持して、第3シールリング15とスピンドル50の間の間隙を通じてチャンバ30の内部へ窒素ガスを吹き出させる。このためにチャンバ30内にチャンバ圧力センサ23bが設けられており、制御部24は、圧力センサ23aとチャンバ圧力センサ23bのそれぞれの計測値を比較して、窒素ガス供給装置19と排気装置17・18の動作制御を行う。
【0037】
なお、圧力センサ23aの計測値が一定値を下回ったときに、警報が発令されるようにしてもよい。また、圧力センサ23aの計測値がチャンバ圧力センサ23bの計測値よりも小さい状態が所定時間継続した場合には、制御部24がチャンバ30における液処理を中止するようにしてもよい。
【0038】
次に、第1シールリング13と第2シールリング14と第3シールリング15(以下「第1シールリング13等」という)について説明する。第1シールリング13等は樹脂材料からなる。チャンバ30に形成される処理室51・52の雰囲気に最も近い第3シールリング15では、特に、ウエハWの処理に供される薬液に対する耐薬品性を重視する場合にはPTFE(テトラフルオロエチレン樹脂)が好適に用いられ、耐熱性を重視する場合にはPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が好適に用いられる。第1シールリング13や第2シールリング14についても、同様の観点から材料が選択することができる。
【0039】
第1シールリング13等とスピンドル50との間のクリアランスは、先にも述べたように、約10〜50μmである。このような狭いクリアランスを実現するために、元来はその内径がスピンドル50の外径よりも短いシールリング部材を準備してこれをリング部材12に保持させ、スピンドル50をこのシールリング部材の内孔に圧入して挿通させ、その後にスピンドル50を所定時間回転させて、シールリング部材を摩擦摩耗させる(以下、このような処理を「エージング処理」という)。こうしてシールリング部材の内孔が拡がることにより、第1シールリング13等が得られる。
【0040】
エージング処理の初期には、シールリング部材がスピンドル50と接触しているために、スピンドル50を回転させると、スピンドル50とシールリング部材との間に摩擦熱が生じ、シールリング部材の温度が上昇する。また、スピンドル50の回転によって外筒部材32の温度が上昇するために、これによってもシールリング部材の温度が上昇する。さらに、このエージング処理は、洗浄処理装置1の通常の運転時間よりも長い時間行い、かつ、シールリング部材がスピンドル50に接しなくなるまで行われる。なお、このエージング処理においては多量のパーティクルが発生するために、ロータ34にウエハWを保持させて実際にウエハWの洗浄処理が行われるのは、エージング処理の終了後である。
【0041】
こうしてエージング処理では、シールリング部材の温度がその後に行われる洗浄処理装置1の通常の運転時よりも高い温度となるために、エージング処理におけるシールリング部材の熱膨張は、洗浄処理装置1の通常の運転時の熱膨張よりも大きくなる。このとき、シールリング部材の外周はリング部材12によって押さえられているために、シールリング部材はその外径が長くなるように膨張することができずにその内径が短くなるように膨張するために、この内孔の壁面が削られる。こうしてエージング処理においてスピンドル50とシールリング部材とが接触しない状態となれば、その後に洗浄処理を行った際に第1シールリング13等が温度上昇しても、第1シールリング13等はスピンドル50には接触しない。
【0042】
第1シールリング13等は、図7に明確に示されているように、ロータ34側の内径が摩耗によって調整されているために短く、モータ31側の内径がスピンドル50の外径よりも長い構造を有している。このような構造を有する第1シールリング13等は、例えば、元来は一方の表面側では内径がスピンドル50の外径よりも短く、他方の表面側では内径がスピンドル50の外径よりも長い円錐曲面状の内孔が形成されたシールリング部材をスピンドル50に圧入してエージング処理を行うことによって得ることができる。内孔が円錐曲面状に形成されたシールリング部材を使用した場合には、内孔へのスピンドル50の挿通が容易となり、また、シールリング部材の摩耗量を低減することができる。
【0043】
第3シールリング15を図7に示すように内径の長い方がロータ34側となるように配置することにより、スピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部へのチャンバ30の内部からの雰囲気ガスの浸入を効果的に抑制することができる。一方で、ガス供給室22からチャンバ30へのパーティクルの排出が容易となる。第2シールリング14は、図7に示すように、内径の長い方をロータ34側となるように配置すると、ガス供給室22にチャンバ30の雰囲気ガスが浸入した場合にも、この雰囲気ガスがさらに第2排気室21bへ浸入することが抑制される。逆に、第2シールリング14の向きをX方向で逆にすることによって、ガス供給室22から第2排気室21bへのパーティクルの排出が容易となる。第1シールリング13は、第2シールリング14と同様の効果が得られるように配置することができる。
【0044】
上述した構造を有する洗浄処理装置1によるウエハWの処理は、概略、以下の通りに行われる。最初に、ロータ34が外側チャンバ71aの外側にある状態で、ロータ34にウエハWが搬入される。ウエハWを保持したロータ34を外側チャンバ71a内に進入させ、また内側チャンバ71bを外側チャンバ71a内に進入させて、処理室52を形成する。次いで、ロータ34を回転させながら、ロータ34に保持されたウエハWに洗浄液吐出ノズル55から薬液(例えば、パーティクル除去のための薬液)を吐出する。
【0045】
この薬液処理の際に、ガス供給室22の内部を処理室52よりも陽圧に保持して、スピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部への薬液の浸入を防止する。前述したように、第1シールリング13〜第3シールリング15とスピンドル50の間のクリアランスは、例えば従来の金属製のシールリングを用いた場合のクリアランス約100μmの半分以下(10μm〜50μm)となっているために、従来のシール方法に比べて少ない窒素ガス供給量でガス供給室22の内部圧力を一定に保持することができる。
【0046】
図8は、内側チャンバ71bにウエハWを保持したロータ34を収容し、アミン系の薬液を15L/分の流量でウエハWに供給して所定時間薬液処理したときの薬液中の水分減少度(乾燥度)を示すグラフである。ここで、比較例は第1シールリング13等として従来の金属製シールリングを用いた場合を示しており、実施例は第1シールリング13等として樹脂製シールリングを用いた場合を示している。
【0047】
比較例の場合には、内側チャンバ71bによって形成される処理室52よりもガス供給室22を所定圧力高く保持するために、ガス供給室22へ70L/分の流量で窒素ガスを供給しなければならなかった。これに対し、実施例の場合にはガス供給室22を比較例の場合と同じ圧力に保持するために必要だった窒素ガス供給量は30L/分であった。このことから、第1シールリング13等とスピンドル50の間のクリアランスを狭くすることによって、洗浄処理に使用する窒素ガスの消費量を低減することができ、これにより洗浄処理のランニングコストを下げることができることが確認された。
【0048】
また、図8に示されるように、一定の時間が経過したときに薬液をサンプリングしてその水分減少量を調べた結果、実施例では比較例よりも水分減少が抑えられていることが確認された。薬液に含まれる水分量が低下すると、薬液性能が低下することが知られている。したがって、図8は、本発明に係る洗浄処理装置1では薬液の劣化が抑制されることを示している。これにより処理品質を高く保持することができる。
【0049】
なお、ガス供給室22から処理室52に吹き出す窒素ガスには、スピンドル50の回転によって生ずるパーティクルが含まれているために、ガス供給室22に供給される窒素ガス量が低減されることによって、処理室52に吹き出す窒素ガスの量を低減することができる。これによって薬液のパーティクルによる汚染が抑制される。このようなパーティクルによる薬液の汚染が抑制されて薬液のライフタイムが延長されることによっても、洗浄処理のランニングコストを低減することができる。
【0050】
薬液処理が終了したら、内側チャンバ71bを退避位置へ移動させて、処理室51を形成し、ロータ34を回転させながら、ロータ34に保持されたウエハWに洗浄液吐出ノズル53や純水吐出ノズル73a・73bから純水を吐出して、薬液を洗い流す。この水洗処理が終了したら、ロータ34を回転させてウエハWに付着した水滴を振り切る。このとき、ウエハWに洗浄液吐出ノズル53から窒素ガスを吹き付けることも好ましい。このような処理室51における処理が行われている間も、ガス供給室22の内部を処理室52よりも陽圧に保持して、スピンドル50と外筒部材32との間に形成される間隙部への純水の浸入を防止する。なお、内側チャンバ71bは退避位置においてリンス処理される。
【0051】
このような洗浄処理が終了したら、ロータ34を外側チャンバ71aの外部へ退出させて、ロータ34に保持されたウエハWを、次の処理を行う装置へと搬送する。
【0052】
次に、第1シールリング13等の別の実施形態について説明する。図9に示す第1シールリング13等は、熱膨張率の異なる2種類の樹脂製のOリング25a(高熱膨張率)とOリング25b(低熱膨張率)を互いに接触させた構成を有している。なお、ここでの高熱膨張率と低熱膨張率は、2個のOリング25a・25bの相対的な熱膨張率の関係を表すものであって、その絶対値を示すものではない。具体的な組合せとしては、Oリング25aとしてPTFE(テトラフルオロエチレン樹脂)製のものが用いられ、Oリング25bとしてPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)製のものが用いられている場合が挙げられる。
【0053】
Oリング25aの外周はリング部材12によって押さえられている。また、Oリング25aには、内径が異なる段差部が形成されており、Oリング25bはOリング25aのこの段差部(窪み部分)に収容されている。つまり、Oリング25bの外周はOリング25aによって押さえられている。エージング処理によって形成される、Oリング25aの内周とスピンドル50との間のクリアランスは約10μm〜50μmであり、Oリング25bの内周とスピンドル50との間のクリアランスは約10μm〜30μmである。低熱膨張率の材料からなるOリング25bでは、エージング処理時の温度上昇による体積変化が小さいために、摩耗量がOリング25aよりも小さくなり、これによってOリング25aよりも狭いクリアランスが実現される。
【0054】
Oリング25aの硬度は、Oリング25bの硬度よりも小さいことことが好ましい。これにより、外筒部材32をメンテナンス等のために解体し、再び組み立てる際のOリング25aとOリング25bの位置決めが容易となる。
【0055】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、上記説明においては、3箇所に本発明に係る回転軸シール機構、つまり第1シールリング13〜第3シールリング15を設けた場合について説明したが、例えば、チャンバ30の内部への窒素ガスの吹き出し量を低減する観点からは、少なくとも第3シールリング15が設けられていればよい。また、窒素ガスの使用量を低減する観点からは、少なくとも第2シールリング14と第3シールリング15が設けられていればよい。
【0056】
図10は第1シールリング13の別の実施形態を示す断面図である。第1シールリング13としては、スピンドル50と接触するリップシール部材27を用いることもできる。スピンドル50の回転によってリップシール部材27から発生するパーティクルは、第2排気室21bから第1排気室21aへ流れ込む窒素ガスとともに、第1排気室21aから排気される。
【0057】
さらに第1シールリング13等は、図7や図9に示した形状に限定されるものではない。図11は第1シールリング13等の他の形態を示す断面図である。この図11に示されるように、第1シールリング13等として、略V字型の凸部28がスピンドル50の長手方向に連ねられた形態を有するものを用いることもできる。この場合には、凸部28の先端はエージング処理時の摩耗によって削られ、スピンドル50の長手方向に平行な平らな面が形成される。
【0058】
第1シールリング13等を複数の部材から構成する場合には、図9に示したように2個のOリング25a・25bからなるものに限定されずに、例えば、熱膨張率の小さいOリングを熱膨張率の大きいOリングで挟んだ構造のものを用いることもできる。また、第1シールリング13を2個のOリング25a・25bから構成した場合において、使用される材料の組合せはPTFEとPEEKに限定されない。例えば、PTFEに代えて、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン樹脂)やPP(ポリプロピレン)等を用いることもできる。
【0059】
上記説明においては複数のウエハWを一度に処理する洗浄処理装置について説明したが、本発明は基板等の被処理体を保持して回転させる処理を行う装置に広く適用することができる。例えば、1枚の基板を水平に保持して基板の表面の洗浄処理を行う枚葉式洗浄処理装置や、フォトリソグラフィー工程において用いられる液処理装置、例えば、露光処理後の基板の現像処理を行う現像処理装置にも、本発明を適用することができる。また、基板は半導体ウエハに限定されるものではない。被処理体が基板の場合には、その他の基板として、LCD基板等のガラス基板やセラミックス基板、金属基板を挙げることができる。
【0060】
被処理体が処理される処理室は密閉空間である必要はなく、チャンバは二重構造である必要もない。例えば、処理室は、1個のチャンバや1つの側面が開口している箱形容器によって形成されてもよく、3重構造のチャンバを用いてもよい。本発明の回転軸シール機構は、液体を取り扱う処理装置に限定して適用されるものではなく、被処理体が所定のガス雰囲気で処理されるものにも適用することができる。また、被処理体は基板に限定されるものでもない。
【0061】
【発明の効果】
上述の通り、本発明によれば、回転軸とシールリングは非接触でありながら、そのクリアランスを極めて狭くすることが可能となる。これにより回転軸と外筒部材の間の間隙部と被回転体が設けられる処理室との遮断性が高められる。このため、このような回転軸シール機構を備えた液処理装置では、回転軸周りへの処理液や雰囲気ガスの浸入が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄処理装置にロータを進入させた状態を示す断面図。
【図2】洗浄処理装置にロータを進入させた状態を示す別の断面図。
【図3】スピンドルと外筒部材の簡易的な断面図。
【図4】図3中のAA断面図。
【図5】図3中のBB断面図。
【図6】図3中のCC断面図。
【図7】図4、図5、図6に示すシール機構の詳細な構造を示す断面図。
【図8】シール機構が具備するガス供給室への窒素供給量を変えた場合における、薬液の水分減少量と処理時間との関係を示すグラフ。
【図9】シール機構の別の実施形態を示す断面図。
【図10】シール機構のさらに別の実施形態を示す断面図。
【図11】シール機構のさらに別の実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1;洗浄処理装置
11;円筒部材
12;リング部材
13;第1シールリング
14;第2シールリング
15;第3シールリング
21a;第1排気室
21b;第2排気室
22;ガス供給室
23a;圧力センサ
25a・25b;Oリング
29a〜29c;第1孔部〜第3孔部
32;外筒部材
34;ロータ
50;スピンドル
53・55;洗浄液吐出ノズル
71a;外側チャンバ
71b;内側チャンバ
W;半導体ウエハ

Claims (2)

  1. 被回転体に保持された被処理体に所定の処理液による液処理を施す液処理装置であって、
    前記被回転体を収容するチャンバと、
    前記被回転体に保持された被処理体に所定の処理液を供給する処理液供給手段と、
    回転モータと、前記回転モータと前記被回転体とを連結する回転軸と、前記回転軸の回転を妨げないように前記回転軸周りに設けられた外筒部材と、前記回転軸が挿通するように前記外筒部材に保持された樹脂製のシールリングと、を有する回転機構と、
    を具備し、
    前記回転軸と前記シールリングとの間のクリアランスは、前記回転軸に前記シールリングを圧入させた後に前記回転軸を所定時間回転させて前記シールリングを摩耗させることによって調整されており、
    前記シールリングは、前記チャンバ側の内径が前記回転軸との摩耗によって調整され、前記回転モータ側の内径は予め前記回転軸の外径よりも長く構成されていることを特徴とする液処理装置。
  2. 前記シールリングの配設位置よりも前記回転モータ側において、前記外筒部材を略径方向に貫通して設けられた孔部と、
    前記外筒部材と前記回転軸の間の間隙部の圧力が前記チャンバの圧力よりも高く保持されるように、前記孔部を通して前記間隙部に所定のガスを供給するガス供給手段と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
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