JP4252572B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

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Description

この発明は、汎用通信プロトコル機能とコンピュータリンク専用プロトコル機能の使い分けをすることができるシリアルポートを備えたプログラマブルコントローラに関するものである。
一般に、プログラマブルコントローラに要求されるシリアル通信にはコンピュータリンク専用プロトコルと汎用通信プロトコルがある。コンピュータリンク専用プロトコルは、アクセスする伝文がヘッダとアプリケーションデータで構成されたものに固定化されおり、プログラマブルコントローラは相手機器(計測器やパソコン等)から送られてくる固定化された指令に基づいてデータ送受信を行っているためユーザプログラムを必要としないプロトコルである。このため、コンピュータリンク専用プロトコルはプログラマブルコントローラにユーザプログラムを作成することなく、コンピュータ等の相手機器からプログラマブルコントローラのデバイスデータやユーザプログラムの読出し/書込みを行うことやプログラマブルコントローラ設備の状態を監視することを可能としている。
一方、汎用通信プロトコルは、相手機器の仕様に合わせた任意の伝文フォーマットでデータ通信を行うことができるため、プログラマブルコントローラと他のシリアルポートを備えた相手機器の通信を可能としている。このため、プログラマブルコントローラと他のシリアルポートを備えた相手機器とが通信を行うためには、通信相手機器に合わせた通信制御用のシーケンスプログラムを作成する必要がある。
従来、プログラマブルコントローラにシリアルポートを多数設けると高コストになり、プログラマブルコントローラ自体も大きくなってしまうという問題があった。このため、プログラマブルコントローラはコンピュータリンク専用プロトコルと汎用通信プロトコルのいずれか1つの機能を備えるものであった。
特許文献1に記載のプログラマブルコントローラによれば、コンピュータリンク専用プロトコルと汎用通信プロトコルの両方の機能を使えるよう、プログラマブルコントローラ内にシリアルポートを使い分けるためのパラメータを書き込むパラメータエリアを設けている。そして、このパラメータエリアに汎用通信機能とコンピュータリンク機能との何れかを選択設定するパラメータを設定し、これによってシリアルポートの通信制御機能を切り替えている。
特許文献2に記載のプログラマブル表示器によれば、プログラマブル表示器がパーソナルコンピュータと通信を行う通信モードとプログラマブル表示器がPLCと通信を行う通信モードとを切り替えるため、プログラマブル表示器が通信モードを切り替えるための通信ミドルウェアを備えている。
そして、プログラマブル表示器内のシリアルポートに接続されたパーソナルコンピュータからの設定信号によって、通信ミドルウェアが通信モードを切り替えている。
特許第3234240号公報 特開2002−157014号公報
しかしながら、上記前者の従来技術では、新しく設けたパラメータエリアによって用途を設定すると設定された内容で用途が固定的に限定されてしまい、シリアルポートの用途を動的に切り替えることができなかった。このため、シリアルポートの通信制御処理を切り替えることによってコンピュータリンク機能と汎用通信機能の両方を使用することができないといった問題があった。
また、上記後者の従来技術ではミドルウェア自身によって通信制御方式を変更することができず、パーソナルコンピュータの操作によってプログラマブル表示器の通信制御方式切り替えるためプログラマブル表示器とは別にパーソナルコンピュータが必要であるといった問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、プログラマブルコントローラ自身で汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能のいずれかを随時選択設定可能なプログラマブルコントローラを提供することを目的としている。
本発明にかかるプログラマブルコントローラにあっては、1つ以上のシリアル通信用のシリアルポートを備えたプログラマブルコントローラにおいて、前記シリアルポートを、相手機器の仕様に合わせて通信を行う汎用通信プロトコルが処理可能な第1の状態、固定化された仕様に基づいて通信を行うコンピュータリンク専用プロトコルが処理可能な第2の状態、およびアイドル状態の3つの状態に使い分ける切り換え手段を備え、前記切り換え手段は、前記シリアルポートがアイドル状態のときには、汎用通信プロトコル用のプログラム中のシリアルポートを初期化する命令によってシリアルポートを前記第1の状態に切り換え、外部機器から前記コンピュータリンク専用プロトコルを用いた通信を開始するための信号を前記シリアルポートが受信した場合はシリアルポートを前記第2の状態に切り換え、前記シリアルポートが第1の状態のときには、前記汎用通信プロトコル用のプログラム中のシリアルポートを閉じる命令によってシリアルポートをアイドル状態に切り換え、前記シルアルポートが第2の状態のときには、前記コンピュータリンク専用プロトコルを用いた外部機器との通信が完了した後にシリアルポートをアイドル状態に切り換えることを特徴とする
この発明によれば、プログラマブルコントローラのシリアルポートが汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能のいずれかを使い分けるための切り換え手段を備えているので、汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能を使い分けるためのパラメータを逐次設定する必要がなくなる。
第1図は、本実施の形態のプログラマブルコントローラの回路構成を示す図であり、第2図は、シリアルポート6を初期化する命令を示すラダープログラムであり、第3図は、シリアルポート6を使用した汎用通信における送信命令を示すラダープログラムであり、第4図は、シリアルポート6を使用した汎用通信における受信命令を示すラダープログラムであり、第5図は、シリアルポート6の使用を終了する命令のラダープログラムであり、第6図は、ポートナンバーを指定してシリアルポート6を初期化する命令を示すラダープログラムであり、第7図は、状態SQ格納エリアに格納された状態シーケンスの遷移内容を示す状態遷移図であり、第8図は、コンピュータリンク専用プロトコルで使用する通信フレームの一例を示した図であり、第9図は、汎用通信プロトコルの命令実行時における処理手順を示したフローチャートである。
以下に、本発明にかかるプログラマブルコントローラの実施の形態を図面に従って詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
第1図は、本発明にかかるプログラマブルコントローラの回路構成を示す図である。第1図においてプログラマブルコントローラは、CPU1、ROM2、RAM3、ユーザプログラムメモリ部4、I/Oインタフェース部5、1〜複数のシリアルポート6からなり、シリアルポート6はコンピュータ9や外部機器10とシリアルケーブル11によって電気的に接続されている。なお、1つの外部機器10等に対して1つのシリアルポート6が接続されるものとする。
CPU1は、プログラマブルコントローラ全体の信号処理行うものであり、ROM2は、システムプログラム等の後述するコンピュータリンク専用プロトコルや後述する汎用通信プロトコル等の実施処理手順を格納している。
RAM3は、ワークエリアやシーケンスプログラムの動作を規定するパラメータを格納している。また、RAM3は通信時の受信データを一時的に格納する受信データ格納エリア30と通信時の送信データを一時的に格納する送信データ格納エリア31を備えている。また、RAM3は通信時に使用する命令のパラメータを引数として格納するためのデバイスメモリ32を備えている。ここでのデバイスメモリ32はプログラマブルコントローラのユーザがユーザプログラムメモリ部4に格納されたユーザプログラムにおいて自由に使用することができるメモリであり、プログラム演算によって一時的に発生したデータやヒストリカルトレンドデータ等を格納している。さらに、RAM3内にはシリアルポート6の使用状況を示す状態シーケンスを格納する状態SQ格納エリア33を備えている。
ユーザプログラムメモリ部4は、シリアルポート6の汎用通信プロトコルと専用手順によるコンピュータリンク専用プロトコルを使い分けるためのユーザプログラムを格納している。ここで、コンピュータリンク専用プロトコルは、アクセスする伝文がヘッダとアプリケーションデータで構成されたものに固定化されおり、プログラマブルコントローラは相手機器(計測器やパソコン等)から送られてくる固定化された指令に基づいてデータ送受信を行っているためユーザプログラムを必要としないプロトコルである。一方、汎用通信プロトコルは、相手機器の仕様に合わせた任意の伝文フォーマットでデータ通信を行うことができるものであり、プログラマブルコントローラと他のシリアルポートを備えた相手機器の通信を可能とするプロトコル。
I/Oインタフェース部5は、CPU1、ROM2、RAM3、ユーザプログラムメモリ部4とその他の周辺回路を接続している。
また、CPU1、ROM2、RAM3、ユーザプログラムメモリ部4、I/Oインタフェース部5はそれぞれ信号線7で電気的に接続されており、互いに信号のやり取りを行える構成となっている。
シリアルポート6は、シリアルケーブル11を介してコンピュータ9や外部機器10と接続されており、プログラマブルコントローラとコンピュータ9や外部機器10の間で種々の情報のやり取りを行うものである。また、シリアルポート6とI/Oインタフェース部5は信号線8で電気的に接続されており、互いに信号のやり取りを行える構成となっている。また、シリアルポート6は、コンピュータ9や外部機器10との間で行われる専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル通信と汎用通信プロトコルの切り換えを可能とする制御機能を備えている。
つぎに、ユーザプログラムメモリ部4に格納されている汎用通信プロトコル用のラダープログラムについて説明する。第2図は、シリアルポート6を初期化する命令を示すラダープログラムである。第2図においてM0はOPEN命令の起動信号である。起動信号M0のONによってOPEN命令が実行され、シリアルポート6を使用する宣言が行われる。
第3図は、シリアルポート6を使用した汎用通信における送信命令のラダープログラムである。第3図において、M1は送信命令の起動信号であり、引数デバイスS1と引数デバイスS2はRAM3内に存在するデバイスメモリ32空間内の任意のデバイス番号である。起動信号M1のONでOUTPUT命令が実行され、引数デバイスのS1以降に格納されたデータを、引数デバイスS2に格納されたデータ数の数だけシリアルポート6を介してコンピュータ9や外部機器10に送信する(データ出力をする)。ここで、汎用通信プロトコルを用いて外部機器10等と通信を行う際にシリアルポート6が送信する送信データは送信データ格納エリア31に一時的に格納された後、外部機器10へ送信されるものとする。
第4図は、シリアルポート6を使用した汎用通信における受信命令のラダープログラムである。第4図において、M2は受信命令の起動信号であり、引数デバイスD1と引数デバイスD2はRAM3内に存在するデバイスメモリ32空間内の任意のデバイス番号である。起動信号M2のONでINPUT命令が実行され、シリアルポート6を介してコンピュータ9や外部機器10から受信したデータを引数デバイスのD1以降のデバイスメモリ32に格納し、受信されたデータ数を引数デバイスのD2に格納する。ここで、汎用通信プロトコルを用いて外部機器10等と通信を行う際にシリアルポート6が受信する受信データは受信データ格納エリア30に一時的に格納された後、外部機器10へ送信されるものとする。
第5図は、シリアルポート6の使用を終了する命令を示すラダープログラムである。第5図においてM3はCLOSE命令の起動信号である。起動信号M3のONによってCLOSE命令が実行され、シリアルポート6の占有が解放される。
なお、本実施の形態においてはプログラマブルコントローラのシリアルポート6が1つで構成されている場合のラダープログラムについて説明したが、プログラマブルコントローラのシリアルポート6が複数で構成されている場合であってもシリアルポート6のポートナンバーを指定する引数をラダープログラムに付加することによって複数のシリアルポート6の中から所望のシリアルポート6を選択して汎用通信プロトコルを用いた通信を行うことが可能となる。
第6図は、ポートナンバーを指定してシリアルポート6を初期化する命令を示すラダープログラムである。ポートナンバーを指定する引数デバイスをPNとすると例えば「OPEN PN」によってポートナンバーを指定したOPEN命令を実行することが可能となる。同様に、「OUTPUT PN S1 S2」によってポートナンバーを指定したOUTPUT命令を実行でき、「INPUT PN D1 D2」によってポートナンバーを指定したINPUT命令を実行することが可能となる。さらに、「CLOSE PN」によってポートナンバーを指定したCLOSE命令を実行することが可能となる。
第7図は、状態SQ格納エリア33に格納された状態シーケンスの遷移内容を示す状態遷移図である。第7図において、シーケンス値が“0”の場合はシリアルポート6が何も使用されていないアイドル状態を示している。また、シーケンス値“1”はプログラマブルコントローラが汎用通信プロトコルで処理中であり、シリアルポート6が汎用通信プロトコル機能の使用中であることを示している。また、シーケンス値“2”はプログラマブルコントローラがコンピュータリンク専用プロトコルで処理中でありシリアルポート6がコンピュータリンク専用プロトコル機能の使用中であることを示している。
シリアルポート6を使用しないとき、シーケンス値は常にアイドル状態で“0”を示している。この状態から第2図で示したOPEN命令を実行するとシリアルポート6を汎用通信プロトコルで使用するという宣言がなされ、シリアルポート6は汎用通信プロトコル使用中に遷移し、シーケンス値が“1”になる。この状態になった後、シリアルポート6はOUTPUT命令とINPUT命令の実行が可能となる。シーケンス値が“1”であってシリアルポート6が汎用通信プロトコルの使用中である場合に図5で示したCLOSE命令が実行されると、シリアルポート6はアイドル状態に遷移しシーケンス値が“0”になる。このCLOSE命令の実行によって、シリアルポート6は汎用通信プロトコルによる占有から解放されることとなる。
なお、シーケンス値が“1”の状態ではシリアルポート6は外部機器からのコンピュータリンク専用プロトコルでの使用命令を受け付けないようにする。仮に、シーケンス値が“1”の状態でシリアルポート6に対して外部機器からコンピュータリンク専用プロトコルでの使用命令がなされた場合、外部機器10に対してシリアルポート6はコンピュータリンク専用プロトコルで使用可能な状態ではないことを伝える。これによって、外部機器はシリアルポート6がコンピュータリンク専用プロトコルで使用することができない状態であることを認識することが可能となる。またこのとき、シリアルポート6の初期化内容が異なっているためシリアルポート6の初期設定とシーケンス状態(シリアルポート6の用途)は変更させないようにする。
第8図は、コンピュータリンク専用プロトコルで使用する通信フレームの一例を示した図である。第8図における通信フレームは、通信フレームの先頭につけられるヘッダとアプリケーションデータで構成されている。本実施の形態においては相手側に対する応答要求を意味するENQ(05H:Enquiry)、DLE以後のキャラクタの意味を変更するDLE(10H:Date Link Escape)、通信フレームの先頭を意味するSTX(02H:Start of Text)、通信フレームの終了を意味するETX(03H:End of Text)のキャラクタを用いる。そして、コンピュータ9や外部機器10はこれらを使用するユーザの仕様によって通信フレームの先頭は様々であるため、ENQ+F9H、ENQ+F8H、DLE+STXの3つ全てを通信フレームの先頭を示す予約語として定義する。
第7図においてシリアルポート6のシーケンス値が“0”のアイドル状態である場合に、シリアルポート6がコンピュータ9や外部機器10からENQ+F9H、ENQ+F8HまたはDLE+STXの通信フレームを受信すると、シリアルポート6はコンピュータリンク専用プロトコル使用中の状態に遷移し、シーケンス値が“2”になる。この状態で、シリアルポート6は専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコルを使用することが可能となる。そして、コンピュータリンク専用プロトコルの処理完了後にシリアルポート6はアイドル状態に遷移し、シーケンス値が“0”になる。
なお、シーケンス値が“2”の状態ではシリアルポート6はシリアルポート6のOPEN命令、CLOSE命令、汎用通信プロトコルの送受信命令を受け付けないようにする。仮に、シーケンス値が“2”の状態でシリアルポート6に対してOPEN命令、CLOSE命令、汎用通信プロトコルの送受信命令がなされた場合、ユーザに対してシリアルポート6は汎用通信プロトコル機能が有効でないことを伝える。これによって、ユーザはシリアルポート6が汎用通信プロトコル機能で使用することができない状態であることを認識することが可能となる。また、シーケンス値が“2”である場合は、シリアルポート6の初期化内容が異なっているためシリアルポート6の初期設定とシーケンス状態(シリアルポート6の用途)は変更させないようにする。
第9図は、汎用通信プロトコルの命令実行時における処理手順を示したフローチャートである。まず、ユーザからシリアルポート6へシリアルポート6のOPEN命令、CLOSE命令、汎用通信プロトコルの送受信命令があったか否かの確認を行う(ステップS100)。これらの命令が実行されていない場合は状態シーケンスを変更せず、これらの命令が実行された場合は、その命令がOPEN命令であるか否かの確認を行う(ステップS101)。シリアルポート6にOEPN命令が実行された場合、現在のシーケンス値が“0”であるか否かの確認を行う(ステップS102)。シーケンス値が“0”でない場合は、シリアルポート6は既に使用中であるため、ユーザにシリアルポート6は使用中であることを伝えてOPEN命令の処理を行わないまま処理を終了する。ここで、シリアルポート6が使用中である場合は、シリアルポート6の初期化内容が異なっている可能性があるためシリアルポート6の初期設定とシーケンス状態(シリアルポート6の用途)は変更させない。一方、ステップS102においてシーケンス値が“0”であると判断された場合は、シリアルポート6のシーケンス値を“1”(汎用通信プロトコル処理中)に変更してシリアルポート6の占有を宣言し(ステップS103)、シリアルポート6の初期化を行って(ステップS104)処理を終了する。これによって、汎用通信プロトコル機能によるシリアルポート6への送受信命令が実行可能となる。
また、ステップS101でシリアルポート6への命令がOPEN命令でないと判断された場合は、シリアルポート6への命令がCLOSE命令であるか否かを判断する(ステップS105)。シリアルポート6への命令がCLOSE命令であると判断された場合は、現在のシリアルポート6のシーケンス値が“1”であるか否かの判断を行う(ステップS106)。そして、シリアルポート6のシーケンス値が“1”である場合に限りシーケンス値を“0”(アイドル状態)に変更し(ステップS107)、シリアルポート6の汎用通信プロトコル機能による占有状態を解放して処理を終了する。
一方、ステップS106でシーケンス値が“1”ではなく“2”であると判断された場合、ユーザにシリアルポート6はコンピュータリンク専用プロトコルで使用中であることを伝えてCLOSE命令の処理を行うことなく処理を終了する。ここで、シリアルポート6が使用中である場合は、シリアルポート6の初期化内容が異なっている可能性があるためシリアルポート6の初期設定とシーケンス状態(シリアルポート6の用途)は変更させない。なお、ステップS103でシーケンス値が“1”ではなく“0”であると判断された場合は、シリアルポート6はアイドル状態でありそのまま処理を終了する。
また、ステップS105でシリアルポート6への命令がCLOSE命令ではないと判断された場合、この命令は汎用通信プロトコルの送受信命令であるため各命令個別の処理を行って(ステップS108)処理を終了する。なお、送受信命令を実行する際にはシーケンス値が“1”であることを確認するものとしシーケンス値が“1”でない場合は、ユーザに汎用通信プロトコルを使用することができない状態であることを通知し送受信命令の処理を実行することなく処理を終了する。ここで、シーケンス値が“1”でない場合は、シリアルポート6の初期化内容が異なっている可能性があるためシリアルポート6の初期設定とシーケンス状態(シリアルポート6の用途)は変更させないものとする。
このように、ユーザからシリアルポート6へシリアルポート6のOPEN命令、CLOSE命令、汎用通信プロトコルの送受信命令がなされる度にそれぞれの命令を判別して処理を進めていく。
このように、本実施の形態においては、プログラマブルコントローラ自身で汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能のいずれかを随時選択設定可能としたので、これら両方の機能を使い分けるためのパラメータを逐次設定することなく簡単な構成で両方の機能を随時使い分けることが可能となる。
さらに、シリアルポート6を汎用通信プロトコル機能または専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能に切り替える際にシリアルポート6が使用中の機能を確認して他の機能で使用中の場合はシリアルポート6の設定を変更しないこととしたので、安定した状態で汎用通信プロトコル機能または専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能を使い分けることが可能となる。
以上、説明したとおり、本発明によれば、汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能のいずれかを使い分けるための切り換え手段を備えているので、これら両方の機能を使い分けるためのパラメータを逐次設定することなくユーザの要求に応じて随時汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能の使い分けを簡易な構成で行うことができるという効果を奏する。
以上のように、本発明にかかるプログラマブルコントローラは、シリアルポートを備えたプログラマブルコントローラに有用であり、特に汎用通信プロトコル機能と専用手順を用いたコンピュータリンク専用プロトコル機能の両方を必要とするプログラマブルコントローラに適している。

Claims (4)

  1. 1つ以上のシリアル通信用のシリアルポートを備えたプログラマブルコントローラにおいて、
    前記シリアルポートを、相手機器の仕様に合わせて通信を行う汎用通信プロトコルが処理可能な第1の状態、固定化された仕様に基づいて通信を行うコンピュータリンク専用プロトコルが処理可能な第2の状態、およびアイドル状態の3つの状態に使い分ける切り換え手段を備え、
    前記切り換え手段は、
    前記シリアルポートがアイドル状態のときには、汎用通信プロトコル用のプログラム中のシリアルポートを初期化する命令によってシリアルポートを前記第1の状態に切り換え、外部機器から前記コンピュータリンク専用プロトコルを用いた通信を開始するための信号を前記シリアルポートが受信した場合はシリアルポートを前記第2の状態に切り換え、
    前記シリアルポートが第1の状態のときには、前記汎用通信プロトコル用のプログラム中のシリアルポートを閉じる命令によってシリアルポートをアイドル状態に切り換え、前記シルアルポートが第2の状態のときには、前記コンピュータリンク専用プロトコルを用いた外部機器との通信が完了した後にシリアルポートをアイドル状態に切り換える
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. シリアルポートが複数の場合、前記シリアルポートを初期化する命令およびシリアルポートを閉じる命令には、シリアルポートのポート番号を指定する情報が含まれていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 前記シリアルポートが第2の状態のときに、汎用通信プロトコル用のプログラム中のシリアルポートを初期化する命令が出された場合は、該シリアルポートを初期化する命令を出したユーザに汎用通信プロトコルで通信ができない状態であることを通知するとともに前記シリアルポートの設定を変更しないことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記シリアルポートが第1の状態のときに、外部機器から前記コンピュータリンク専用プロトコルを用いた通信を開始するための信号を受信した場合は、前記外部機器に前記コンピュータリンク専用プロトコルで通信ができない状態であることを通知するとともに前記シリアルポートの設定を変更しないことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のプログラマブルコントローラ。
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