JP2002354063A - 無線機器、無線カード、情報処理装置及びデバイスドライバロード方法 - Google Patents

無線機器、無線カード、情報処理装置及びデバイスドライバロード方法

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JP2002354063A JP2001157298A JP2001157298A JP2002354063A JP 2002354063 A JP2002354063 A JP 2002354063A JP 2001157298 A JP2001157298 A JP 2001157298A JP 2001157298 A JP2001157298 A JP 2001157298A JP 2002354063 A JP2002354063 A JP 2002354063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数の機器相互の間でデータを送受
する際に適用される無線機器に於いて、単機能モード
と、多機能モードとを切り換え可能にして、無線機器を
使用するホスト側にかかる負担を大幅に低減し、多機能
化を容易に実現できる、使い勝手の良い、無線機器を提
供することを課題とする。 【解決手段】ホスト側機器10に着脱可能な無線カード
20は、単機能と多機能の動作モードを持つ制御手段2
3及び記憶手段24と、動作モードを属性情報としてホ
スト側機器に提供するカード属性記憶部22と、動作モ
ードを選択するためのインターフェース部21と、無線
通信手段25とを具備し、ホスト側機器10のデバイス
ドライバにより、起動時に使用する動作モードを選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器相互の
間でデータを送受する際に適用される、無線機器、無線
カードに関する。
【0002】また本発明は、無線機器を用いて他の機器
との間でデータを送受する情報処理装置、及び無線機器
を用いて他の機器との間でデータを送受する情報処理装
置のデバイスドライバロード方法に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータとその周
辺機器、オーディオ・ビジュアル機器などを無線インタ
ーフェース(無線機器)を介して相互に接続し、データ
を送受信することで、機器間相互のケーブル接続の煩雑
さを解消し、使い勝手の向上を図ろうとする技術が多数
存在している。この種の従来技術に於いては、無線カー
ド等でなる無線機器側は単機能であり、多機能化を図る
際は、無線機器を用いるホスト側装置で所望のプロトコ
ルスタックを実現して多機能化を図らなければならな
い。このため、従来では、ホスト側にて、無線機器接続
の都度、使用モード毎に、そのモードに固有のI/Oポ
ートを用意して、リソースを確保したり、適応するドラ
イバ、ファームウェアの組み込み等、種々の選択並びに
設定操作等を必要とすることから、円滑かつ迅速な対応
ができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、無線カード等でなる無線機器側は単機能であり、
多機能化を図る際は、ホスト側にて、無線機器接続の都
度、使用モード毎に、そのモードに固有のI/Oポート
を用意して、リソースを確保したり、適応するドライ
バ、ファームウェアの組み込み等、種々の選択並びに設
定操作等を必要とすることから、円滑かつ迅速な対応が
できないという問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
複数の機器相互の間でデータを送受する際に適用される
無線機器に於いて、単機能モードと、多機能モードとを
切り換え可能にして、無線機器を使用するホスト側にか
かる負担を大幅に低減し、多機能化を容易に実現でき
る、使い勝手の良い、無線機器を提供することを目的と
する。
【0006】また、本発明は、例えばメモリカードスロ
ット等を用いたホスト側機器に着脱可能なBlueto
oth規格に準拠した無線カードに於いて、ホスト側に
かかる負担を大幅に低減して、例えばホストコントロー
ルインターフェース(HCI)による単機能モードと、
論理リンク管理層(L2CAP)、プロファイル(Pr
ofile)等による多機能モードとをホスト側のデバ
イスドライバ能力に応じて任意に切り換えて使用でき
る、使い勝手の良い無線カードを提供することを目的と
する。
【0007】また、本発明は、無線機器を用いてデータ
授受を行う情報処理装置に於いて、多機能モードをもつ
無線機器の使用形態を容易化し、多機能モードをもつ無
線機器を有効に用いて各種無線通信機能を簡単かつ容易
に実現できる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0008】また、本発明は、無線機器をインターフェ
ース接続可能にした情報処理機器のデバイスドライバロ
ード方法に於いて、情報処理機器側にて、不必要なデバ
イスドライバのロード等をなくして、接続された無線機
器を使用するための単機能モード、多機能モードの準備
を自動的に行なうことのできるデバイスドライバロード
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線機器、無
線カード等のデバイスと、当該デバイスを使用するホス
ト側機器とが、常に連携して、単機能/多機能の選択を
行う機能を実現したことをことを特徴とする。
【0010】具体的には、Bluetooth規格に準
拠した無線機器、無線カード等のデバイスに於いて、H
CI(Host Controller Interface )でなる単機能モー
ドと、L2CAP(Logical Link Control and Adaptat
ion Protocol)、より上位のプロファイル(Profi
le)のいずれか若しくは双方でなる多機能モードとの
各機能モードを、デバイス側への初期化のシーケンス中
で選択し、起動する組み込みソフトウェアのロード手順
のスイッチングを行うことを特徴とする。
【0011】また、選択可能なモード(HCIモード、
L2CAPモード、プロファイルモード)は、機器情報
としてデバイス側に格納されていることを特徴とする。
【0012】また、ホスト側リソース(I/Oポートや
メモリ)を起動したモード側に変化させることなく、同
一リソースにてデバイスの無線通信手段にアクセスを行
うことを特徴とする。
【0013】また、プロファイルモードでは複数のプロ
ファイルを同時に使えるようにしたことを特徴とし、更
に、そのプロファイルに対するインターフェースは「ソ
ケットライク」でソケット番号により、プロファイルを
識別することを特徴とする。
【0014】また、プロファイルモードに於いて、L2
CAPモードとのインターフェース、SDP(Service
Discovery Protocol)とのインターフェースをそれぞれ
可能にしたことを特徴とする。
【0015】また、L2CAPモード、プロファイルモ
ードのいずれであっても、SCO(Synchronous Connec
tion Oriented)はHCIレベルでの専用チャネルで送
受信する。
【0016】また、モード選択時に、組み込みソフトウ
ェアだけでなく、ホスト側で必要なプログラム(デバイ
スドライバなど)もそのモードに合わせてロード方法や
リソースへのアクセス手段を変更するとともに、上位へ
のAPI(Application Programming Interface )も同
様に切り替わる機能構成としたことを特徴とする。
【0017】即ち、本発明は、ホスト側機器に着脱可能
な無線機器であって、単機能の第一動作モードと多機能
の第二動作モードで動作する制御手段と、前記ホスト側
機器から前記制御手段に対する動作モードの選択指示を
受信するインターフェース手段とを具備し、前記ホスト
側機器からの指示に応じて動作モードを選択し設定する
ことを特徴とする。これにより、前記第一動作モードを
所定のプロトコル対応の動作モードとし、前記第二動作
モードを複数のプロトコル対応の動作モードとして、ホ
スト側機器のデバイスドライバの能力に合わせて、動作
モードを設定することが可能になる。
【0018】また、本発明は、ホスト側機器に着脱可能
な無線機器であって、単機能と多機能の動作モードを持
つ制御手段と、前記動作モードを属性情報として前記ホ
スト側機器に提供する記憶手段と、前記動作モードを選
択するためのインターフェース手段とを具備し、ホスト
側機器のデバイスドライバにより、起動時に使用する動
作モードを選択することを特徴とする。これにより、ホ
スト側機器のデバイスドライバの能力に合わせて、無線
機器側の動作モード(単機能/多機能)をスイッチング
することが可能になる。
【0019】また、本発明は前記無線機器に於いて、前
記インターフェース手段は、起動時に選択された動作モ
ードに従い、前記制御手段に受け渡すデータ及びコマン
ドを振り分ける手段を具備してなることを特徴とする。
これにより、ホスト側がアクセスする入出力用レジスタ
(I/Oポート)を動作モードによって変えることな
く、同一のI/Oポートを使用して、少ないリソースの
ままで、デバイスドライバ側から制御が行なえるように
なる。
【0020】また、本発明は、Bluetooth規格
に準拠した無線カードであって、動作モードを単機能モ
ードと多機能モードとを切り換える制御手段を具備して
なることを特徴とする。これにより、単機能モードと多
機能モードとをホスト側のデバイスドライバの能力に応
じて切り換えて使用できる、使い勝手の良い無線カード
が提供できる。
【0021】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記単機能モードに、ホストコントロールインター
フェース(HCI)、前記多機能モードに、論理リンク
管理層(L2CAP)、プロファイル(Profil
e)の各モードを割り当て、前記モード毎の起動手順を
持つ制御手段を有して、ホスト側機器から動作モードを
選択することができるようにしたことを特徴とする。
【0022】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記プロファイルモードに於いて、サービス毎に動
作の異なる複数のプロファイルをそれぞれ起動すること
が可能な制御手段を有し、サービスの異なる複数のプロ
ファイルを同時使用可能にしたことを特徴とする。
【0023】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記プロファイルモードの際に、同一プロファイル
の起動毎にそれぞれ固有のソケット番号を発番し、当該
ソケット番号を用いてデータパケットの振り分けを行う
制御手段を有して、同一プロファイルの複数起動を可能
にしたことを特徴とする。
【0024】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記プロファイルモードの際に、プロファイルの起
動中、前記論理リンク管理層のモードへ直結するインタ
ーフェース部を有して、プロファイルモードの起動中に
論理リンク管理層でのデータ転送を可能にしたことを特
徴とする。
【0025】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記プロファイルモードの際に、プロファイルの起
動中、サービスディスカバリィプロトコルへ直結するイ
ンターフェース部を有して、サービス実行中にサービス
の設定情報を変更可能にしたことを特徴とする。
【0026】また、本発明は、前記無線カードに於い
て、前記プロファイル若しくは論理リンク管理層のモー
ドの際に、SCOデータをホストコントロールインター
フェースに直結するインターフェース部を有して、起動
中のモードに関係なくSCOデータの通信を可能にした
ことを特徴とする。
【0027】また、本発明は、単機能と多機能の動作モ
ードを持つ制御手段と、前記動作モードを属性情報とし
て接続された装置に提供する記憶手段と、前記動作モー
ドを選択するためのインターフェース手段とを有してな
る無線機器が着脱可能な情報処理装置であって、前記無
線機器が装着された際に当該無線機器の動作モードを選
択し、当該選択した動作モードに従い上位ソフトウェア
を選択し呼出して、前記無線機器の動作モードに処理機
能を連動させるデバイスドライバのロード手段を具備し
てなることを特徴とする。これにより、多機能モードを
もつ無線機器の使用形態を容易化し、多機能モードをも
つ無線機器を有効に用いて各種無線通信機能を簡単かつ
容易に実現できる。
【0028】また、本発明は、単機能と多機能の動作モ
ードを持つ制御手段と、前記動作モードを属性情報とし
て接続機器に提供する記憶手段と、前記動作モードを選
択するためのインターフェース手段とを有してなる無線
機器をインターフェース接続可能にした情報処理機器の
デバイスドライバロード方法であって、前記情報処理機
器に前記無線機器が接続された際に、前記情報処理機器
に設けられたデバイスドライバが、前記無線機器の動作
モードを選択し、当該選択した動作モードに従い情報処
理装置側で必要となる機能を有する上位ソフトウェアを
選択し呼び出して、前記情報処理機器の処理機能を前記
選択した無線機器の動作モードに連動させ、情報処理装
置側で、接続された無線機器を使用するための準備を自
動的に行なうことを特徴とする。
【0029】また、本発明は、Bluetooth規格
に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であって、
前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホスト
コントロールインターフェースにより実行する第一動作
モードと、前記ホスト機器との間の通信を論理リンク層
により実行する第二動作モードとで動作可能であること
を特徴とする。これにより、ホスト側のシステム構成に
応じて柔軟に対応できる使い勝手のよい無線装置が実現
できる。
【0030】また、本発明は、Bluetooth規格
に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であって、
前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホスト
コントロールインターフェースにより実行する第一動作
モードと、前記ホスト機器との間の通信をプロファイル
により実行する第二動作モードとで動作可能であること
を特徴とする。これにより、ホスト側のシステム構成に
応じて柔軟に対応できる使い勝手のよい無線装置が実現
できる。
【0031】また、本発明は、Bluetooth規格
に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であって、
前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホスト
コントロールインターフェースにより実行する第一動作
モードと、前記ホスト機器との間の通信を論理リンク
層、及びプロファイルにより実行する第二動作モードと
で動作可能であることを特徴とする。これにより、ホス
ト側の各種システム構成に応じて柔軟に対応できる使い
勝手のよい無線装置が実現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。尚、ここでは、無線機器として、Bl
uetooth規格に準拠した無線カードを例に挙げ、
ホストコントロールインターフェースによる基本動作モ
ードをHCIモード、論理リンク管理層による基本動作
モードをL2CAPモード、プロファイルによる基本動
作モードをProfileモードと呼ぶ。また、ここで
は、本発明に係る請求項1乃至3の実施形態に於いて、
HCIモードを単機能モードに割り当て、それより上位
のプロトコルスタックを構成するL2CAPモードを多
機能モードに割り当てた無線カード構成とし、本発明に
係る請求項4乃至9の実施形態に於いて、HCIモード
を単機能モードに割り当て、それより上位のプロトコル
スタックを構成するL2CAPモード、及び、より上位
のサービスを行うProfileモードを多機能モード
に割り当てた無線カード構成とする。
【0033】図1は本発明の実施形態による無線カード
と、当該無線カードを用いた情報処理機器の要部の構成
を示すブロック図である。
【0034】図中、10は無線カードを用いてデータを
送受する、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等の
情報処理機器(以下ホスト側機器と称す)であり、無線
カードを着脱可能としたカードスロット11、CPU1
2、保存用記憶部13、主記憶(MEM)14等を有し
て構成される。上記保存用記憶部13、及び主記憶(M
EM)14内の(D)は後述する多機能無線カードを対
象としたロード前及びロード後のデバイスドライバを示
している。
【0035】20は上記ホスト側機器10のカードスロ
ット11に装着されて用いられる無線カードであり、内
部に、インターフェース部21、カード属性記憶部2
2、制御手段23、記憶手段24、無線通信手段25等
を有して構成される。
【0036】この無線カード20は、上記したように、
本発明に係る請求項1乃至3の実施形態に於いては、H
CIのみを実装した単機能モードと、それより上位のプ
ロトコルスタックとしてL2CAPを実装した多機能モ
ードとを上記制御手段23及び記憶手段24により実現
し、単機能モード/多機能モードの選択機能を上記イン
ターフェース部21により実現している。また、本発明
に係る請求項4乃至9の実施形態に於いては、HCIの
みを実装した単機能モードと、上位のプロトコルスタッ
クを構成するL2CAP、及び、より上位のサービスを
行うProfileを実装した多機能モードとを上記制
御手段23及び記憶手段24により実現し、単機能モー
ド/多機能モードの選択機能及び多機能モード内の選択
機能を上記インターフェース部21により実現してい
る。
【0037】図2は上記実施形態に於ける、無線カード
20の挿入から起動までの処理手順を示すフローチャー
トであり、図中、ステップS11〜S13が上記ホスト
側機器10側の処理、ステップS21〜27が上記無線
カード20側の処理である。
【0038】ここで、上記各図を参照して本発明の実施
形態に於ける、無線カード20の挿入から起動までの処
理動作について説明する。ここでは、本発明に係る請求
項1,2,3の機能を実現している。
【0039】ホスト側機器10側では、カードスロット
11に無線カード20が挿入されると、ホスト側機器1
0は、無線カード20のカード属性記憶部22に記憶さ
れたカード属性情報(図3参照)をインターフェース部
21を介して読み込む(図2ステップS11)。
【0040】このカード属性記憶部22より読み込んだ
カード属性情報をもとに、ホスト側のデバイスドライバ
(D)がロードされる。このデバイスドライバは、無線
カード20を使用するためのホスト側リソース(I/O
ポート、メモリ、割り込み)を確保する。デバイスドラ
イバは無線カード20の初期化シーケンス内に於いて、
無線カード20の起動モードを決定し、そのモードの書
き込み(モードを示す値をレジスタに書き込む処理)を
行う(図2ステップS12)。この際のモード選択の成
否の結果により、その後の動作を確定する(図2ステッ
プS13)。
【0041】無線カード20側では、ホスト側機器10
のカードスロット11に挿入後、インターフェース部2
1に予め割り当てられた起動モード選択レジスタに、ホ
スト側機器10のデバイスドライバ(D)から、単機能
モード(HCIモード)、または多機能モード(L2C
APモード)のいずれで起動するか(モードを示す値)
が書き込まれるのを待つ(図2ステップS21)。
【0042】無線カード20の制御手段23は、インタ
ーフェース部21に書き込まれた値を参照して、記憶手
段24より、起動モードに必要なファームウェアを読み
込み、起動を開始する(図2ステップS22、S2
3)。
【0043】この際、書き込みが一定時間以上行なわれ
なかったときは、デフォルトの起動モード(例えば単機
能モード(HCIモード))で起動する(図2ステップ
S26、S27)。
【0044】無線カード20の制御手段23は、必要な
機能を全て起動し終えたら、モード選択の成否の形でイ
ンターフェース部21のステータスレジスタなどにてホ
スト側機器10のデバイスドライバ(D)に通知する
(図2ステップS24)。
【0045】次に、上記した図1及び図2と、図3乃至
図6を参照して本発明に係る請求項4乃至9の各実施形
態について説明する。
【0046】この実施形態では、HCIモードを単機能
モードに割り当て、それより上位のプロトコルスタック
としてL2CAPモード、及び、より上位のサービスを
行うProfileモードをそれぞれ多機能モードに割
り当てた無線カード構成とする。
【0047】即ち、上記図1に示す無線カード20は、
HCIのみを実装した単機能モードと、それより上位の
プロトコルスタックを構成するL2CAP、及び、より
上位のProfileを実装した多機能モードを上記制
御手段23及び記憶手段24により実現し、単機能モー
ド/多機能モードの選択機能及び多機能モード内での選
択機能を上記インターフェース部21により実現してい
る。
【0048】このような多機能構成の無線カード20を
適用する際、ホスト側機器10では、選択可能なインデ
ックス(Index)数を知り、次に起動させたい動作
モード/サービスのインデックス番号を無線カード20
のインターフェース部21に書き込むことにより選択す
る(図2ステップS12)。
【0049】この際のホスト側機器10に読み込まれた
カード属性情報(本発明に関係する部分のみ)の具体的
な記述例を図3に示す。ここでは、単機能モード(HC
Iモード=Index 00)、多機能モード(L2C
APモード=Index 01)の他に、この多機能モ
ードで更に上位のサービス(例えばRFCOMM、ダイ
アルアップネットワーク(DUN)、ファクシミリ(F
ax)、LAN等、Bluetooth仕様による各種
のProfile)までを実装しているモード(Pro
fileモード=Index 02,Index 0
3)を定義している。
【0050】無線カード20の制御手段23は、選択さ
れたモードまたはサービスをロードし、起動して、イン
ターフェース部21に書き込む。更に上記制御手段23
は、その後、動作しているモードまたはサービスに応
じ、ホスト側リソース(I/Oポート、メモリ、割り込
み)を判別し、インターフェース部21を介して入出力
するデータやコマンドの種別を設定して動作させる(図
2ステップS25)。
【0051】これにより、ホスト側機器10のデバイス
ドライバ(D)も連動してホスト側リソースに対し入出
力するデータの実体を変化させる。上記した図3に示す
ブートモード(Boot Mode)の場合、図4に示
すようなポートの仕様例が考えられる。例えば、コマン
ド出力ポートでは、HCIモードの際に、コマンドパケ
ットの出力、L2CAPモードの際に、L2CAPシグ
ナル出力及びHCIのコマンド出力、Profileモ
ードの際に、オプショナルコマンドの出力に使う。ま
た、イベント入力ポートでは、HCIモードの際、イベ
ントパケットの入力、L2CAPモードの際、L2CA
Pイベント及びHCIのイベント入力、Profile
モードの際、オプショナルイベントの入力に使う。ま
た、データ出力ポートでは、HCIモードの際、ACL
パケットの出力、L2CAPモードの際、L2CAPデ
ータパケットの出力、Profileモードの際、Pr
ofileに対応したデータの出力に使う。また、デー
タ入力ポートでは、HCIモードの際、ACLパケット
の入力、L2CAPモードの際、L2CAPデータパケ
ットの入力、Profileモードの際、Profil
eに対応したデータの入力に使う。また、同期データ出
力ポート並びに同期データ入力ポートはそれぞれ上記各
モードに関係なく、常時、SCOデータの出力用ポー
ト、SCOデータの入力用ポートとして使う。
【0052】このような機能構成とすることにより、基
本となるI/Oポートを用意することで、モード毎に違
うI/Oポートを使うなどホスト側リソースを大量に取
得しなくても各種多機能モードの動作が可能となる。
【0053】上記無線カード20に於ける、L2CAP
モードの各部の接続構成を図5に示し、Profile
モードの各部の接続構成を図6に示している。
【0054】図5、及び図6でブロック化されているP
rofile、SDP、L2CAP、HCI等はそれぞ
れBluetoothの規格に沿って設計されている。
尚、ACL(Asynchronous Connection Less)、GAP
(Generic Access Profile)、SPP(Serial Port Pr
ofile)、SDAP(Service Discovery ApplicationPr
ofile)、FTP(File Transfer Profile)等について
もBluetoothのプロファイル仕様書で規定され
ている仕様に準じている。
【0055】Profileモードでは、データの入出
力により、どのProfileのデータであるかが一意
に決まるため、制御手段23がサポートする各Prof
ile毎に、インターフェース部21から送受信するデ
ータを振り分けることにより、異なる機能のProfi
leを同時に動作させることが可能となる。
【0056】複数のProfileを動作させる場合
は、Profileモードを起動させた後に、起動すべ
きProfileを指定する必要がある。これにはPr
ofile起動コマンドを設定する、または上記したP
rofile毎に分けられたインデックス(Inde
x)の複数書き込みを行ない、制御手段23は、起動し
たProfileに応じたステータスをその都度ホスト
側機器10に返す(図2ステップS12〜S13、ステ
ップS21〜S24を繰り返す)。これにより、ホスト
側機器10及び無線カード20のそれぞれが起動中のP
rofileを管理して動作させることができる。
【0057】また、Profileモードに於いて、図
6に示すように、ソケットインターフェースライクな構
成とデータパケットを定義し、Profileを起動す
る際に、動作Profile毎にソケット番号を割り振
り、データパケットのヘッダなど固定の個所にソケット
番号を付加して、それらを解釈し、動作すべきProf
ileを制御することにより、データパケット内のソケ
ット番号により同一Profileの識別ができ、無線
カード20側で同一Profileの複数起動も可能と
なる。
【0058】また、Profileモードに於いて、図
6に示すようにProfile制御部を介さない、L2
CAPや、SDPへのインターフェース(コマンド、パ
ケットフォーマットを別途用意等)を設けることによ
り、Profileモードで動作中に、SDPの設定変
更やL2CAPレベルのデータの送受信も別途可能とな
る。また、SCOデータは図5、及び図6に示すよう
に、L2CAP、Profileのどちらのモードに於
いてもHCIに直結であるため、SCOリンク確立後、
専用の入出力により送受信が可能である。
【0059】次に、上記した図1乃至図6と図7を参照
して本発明に係る請求項10及び11の各実施形態につ
いて説明する。
【0060】ホスト側機器10のデバイスドライバ
(D)は、オペレーティングシステム(OS)からロー
ドされ、図2に示す処理でモード選択を終了した時点
で、その後の動作が確定する。Profileモードに
於いては、その動作が殆ど無線カード20側で実行され
る。このようなモードの場合、デバイスドライバ(D)
としては、アプリケーションなどからのデータをデバイ
スへの入出力に変換するだけの処理で済む。従って、モ
ードによって、上位となるデバイスドライバを、モード
選択及びデバイスを起動する機能を有するデバイスドラ
イバからロードする。そのためのモード毎にホスト側で
準備するデバイスドライバ内の処理手順を図7に示す。
【0061】ホスト側機器10で最も処理負荷が多くな
るのは無線カード20のモードが単機能(Thin)モ
ード(この実施形態ではHCIモードのみ)のときであ
り、この場合はホスト側で使うサービスにより、プロト
コルスタックなどのロードが必要となる(図7ステップ
S71,72)。この際は、ロードを促す処理を行なっ
た後、自らの上位ドライバとなる相手ドライバへのアプ
リケーションインターフェースをHCIモード用に設定
する(図7ステップS73)。
【0062】無線カード20内で多くの処理を行なう多
機能(FAT)モード(この実施形態ではL2CAPモ
ード、Profileモード)では、ホスト側機器10
のデバイスドライバ(D)の処理は軽減され、ロードさ
れるべきものも少なくなる。この際は、それぞれのモー
ドに合わせたドライバのロードを促し(図7ステップS
74,S75)、上位ドライバへのインターフェースを
設定する(図7ステップS76、S77)。最終的には
アプリケーションなどサービスを直接扱う例えばWeb
プラウザやターミナルソフトウェア等までのドライバが
ロードされる。Profileモードの場合は最初のド
ライバがアプリケーションへのインターフェースを提供
すれば直ちに使用可能になる。
【0063】このように、ホスト側機器10のデバイス
ドライバが動作モード選択後、ホスト側で必要となる機
能を有する上位ソフトウェアを選択し呼び出す方法を具
備して、動作モードによりホスト側も自動的に連動する
デバイスドライバロード手段を持つことにより、不必要
なデバイスドライバをロードすることなくホスト側で準
備を行なうことができる。
【0064】上記したように、本発明の実施形態によれ
ば、Bluetooth規格に準拠し、ホスト側機器1
0に接続可能な無線装置(例えば無線カード)20に、
ホスト側機器10との間の通信を制御する制御手段23
を具備し、この制御手段23はホスト側機器10との間
の通信をホストコントロールインターフェース(HC
I)により実行する動作モードと、上記ホスト側機器1
0との間の通信を論理リンク層(L2CAP)により実
行する動作モードとで動作可能としたことにより、ホス
ト側のシステム構成に応じて柔軟に対応できる使い勝手
のよい無線装置が実現できる。
【0065】また、本発明の実施形態によれば、Blu
etooth規格に準拠し、ホスト側機器10に接続可
能な無線装置(例えば無線カード)20に、ホスト側機
器10との間の通信を制御する制御手段23を具備し、
この制御手段23はホスト側機器10との間の通信をホ
ストコントロールインターフェース(HCI)により実
行する動作モードと、上記ホスト側機器10との間の通
信をプロファイル(Profile)により実行する動
作モードとで動作可能としたことにより、ホスト側のシ
ステム構成に応じて柔軟に対応できる使い勝手のよい無
線装置が実現できる。
【0066】また、本発明の実施形態によれば、Blu
etooth規格に準拠し、ホスト側機器10に接続可
能な無線装置(例えば無線カード)20に、ホスト側機
器10との間の通信を制御する制御手段23を具備し、
この制御手段23はホスト側機器10との間の通信をホ
ストコントロールインターフェース(HCI)により実
行する動作モードと、ホスト側機器10との間の通信を
論理リンク層(L2CAP)、及びプロファイル(Pr
ofile)により実行する動作モードとで動作可能と
したことにより、ホスト側の各種システム構成に応じて
柔軟に対応できる使い勝手のよい無線装置が実現でき
る。
【0067】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数の機器相互の間でデータを送受する際に適用される無
線機器に於いて、単機能モードと、多機能モードとを切
り換え可能にして、無線機器を使用するホスト側にかか
る負担を大幅に低減し、多機能化を容易に実現できる、
使い勝手の良い、無線機器が提供できる。
【0068】また、本発明によれば、例えばメモリカー
ドスロット等を用いたホスト側機器に着脱可能なBlu
etooth規格に準拠した無線カードに於いて、ホス
ト側にかかる負担を大幅に低減して、例えばHCIのみ
を実装した単機能モードと、L2CAP、Profil
e等を実装した多機能モードとをホスト側のデバイスド
ライバ能力に応じて任意に切り換えて使用できる、使い
勝手の良い無線カードが提供できる。
【0069】また、本発明によれば、無線機器を用いて
データ授受を行う情報処理装置に於いて、多機能モード
をもつ無線機器の使用形態を容易化し、多機能モードを
もつ無線機器を有効に用いて各種無線通信機能を簡単か
つ容易に実現できる情報処理装置が提供できる。
【0070】また、本発明によれば、無線機器をインタ
ーフェース接続可能にした情報処理機器のデバイスドラ
イバロード方法に於いて、情報処理機器側にて、不必要
なデバイスドライバのロード等をなくして、接続された
無線機器を使用するための単機能モード、多機能モード
の準備を自動的に行なうことのできるデバイスドライバ
ロード方法が提供できる。
【0071】また、本発明によれば、Bluetoot
h規格に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であ
って、前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を
具備し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホ
ストコントロールインターフェースにより実行する第一
動作モードと、前記ホスト機器との間の通信を論理リン
ク層により実行する第二動作モードとで動作可能な構成
としたことにより、ホスト側のシステム構成に応じて柔
軟に対応できる使い勝手のよい無線装置が実現できる。
【0072】また、本発明によれば、Bluetoot
h規格に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であ
って、前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を
具備し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホ
ストコントロールインターフェースにより実行する第一
動作モードと、前記ホスト機器との間の通信をプロファ
イルにより実行する第二動作モードとで動作可能な構成
としたことにより、ホスト側のシステム構成に応じて柔
軟に対応できる使い勝手のよい無線装置が実現できる。
【0073】また、本発明によれば、Bluetoot
h規格に準拠し、ホスト機器に接続可能な無線装置であ
って、前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を
具備し、この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホ
ストコントロールインターフェースにより実行する第一
動作モードと、前記ホスト機器との間の通信を論理リン
ク層、及びプロファイルにより実行する第二動作モード
とで動作可能な構成としたことにより、ホスト側の各種
システム構成に応じて柔軟に対応できる使い勝手のよい
無線装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける要部の構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記実施形態に於ける無線カードの挿入から起
動までの処理手順を示すフローチャート。
【図3】上記実施形態に於けるカード属性情報の本発明
に関係する部分の具体的な記述例を示す図。
【図4】上記実施形態に於けるポートの仕様例を示す
図。
【図5】上記実施形態に於ける無線カードのL2CAP
モードに於ける各部の接続構成を示す図。
【図6】上記実施形態に於ける無線カードのProfi
leモードに於ける各部の接続構成を示す図。
【図7】上記実施形態に於けるモード毎にホスト側で準
備するデバイスドライバ内の処理手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…ホスト側機器 11…カードスロット 12…CPU 13…保存用記憶部 14…主記憶(MEM) 20…無線カード 21…インターフェース部 22…カード属性記憶部 23…制御手段 24…記憶手段 25…無線通信手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト側機器に着脱可能な無線機器であ
    って、 単機能の第一動作モードと多機能の第二動作モードで動
    作する制御手段と、 前記ホスト側機器から前記制御手段に対する動作モード
    の選択指示を受信するインターフェース手段とを具備
    し、 前記ホスト側機器からの指示に応じて動作モードを選択
    し設定することを特徴とする無線機器。
  2. 【請求項2】 前記第一動作モードは、所定のプロトコ
    ル対応の動作モードであり、前記第二動作モードは、複
    数のプロトコル対応の動作モードであることを特徴とす
    る請求項1記載の無線機器。
  3. 【請求項3】 前記インターフェース手段は、起動時に
    選択された動作モードに従い、前記制御手段に受け渡す
    データ及びコマンドを振り分ける手段を具備してなる請
    求項1記載の無線機器。
  4. 【請求項4】 Bluetooth規格に準拠した無線
    カードであって、動作モードを単機能モードと多機能モ
    ードとを切り換える制御手段を有し、前記制御手段は、
    前記単機能モードに、ホストコントロールインターフェ
    ース、前記多機能モードに、論理リンク管理層、プロフ
    ァイルの各モードを割り当て、前記モード毎の起動手順
    を有して、ホスト側機器から動作モードを選択すること
    ができるようにしたことを特徴とする無線カード。
  5. 【請求項5】 前記プロファイルモードに於いて、サー
    ビス毎に動作の異なる複数のプロファイルをそれぞれ起
    動することが可能な制御手段を有し、サービスの異なる
    複数のプロファイルを同時使用可能にしたことを特徴と
    する請求項4記載の無線カード。
  6. 【請求項6】 前記プロファイルモードに於いて、同一
    プロファイルの起動毎にそれぞれ固有のソケット番号を
    発番し、当該ソケット番号を用いてデータパケットの振
    り分けを行う制御手段を有して、同一プロファイルの複
    数起動を可能にしたことを特徴とする請求項4記載の無
    線カード。
  7. 【請求項7】 前記プロファイルモードに於いて、プロ
    ファイルの起動中に、前記論理リンク管理層のモードへ
    直結するインターフェース部を有して、プロファイルモ
    ードの起動中に論理リンク管理層でのデータ転送を可能
    にしたことを特徴とする請求項4記載の無線カード。
  8. 【請求項8】 前記プロファイルモードに於いて、プロ
    ファイルの起動中に、サービスディスカバリィプロトコ
    ルへ直結するインターフェース部を有して、サービス実
    行中にサービスの設定情報を変更可能にしたことを特徴
    とする請求項4記載の無線カード。
  9. 【請求項9】 前記プロファイル若しくは論理リンク管
    理層のモードに於いて、SCOデータをホストコントロ
    ールインターフェースに直結するインターフェース部を
    有して、起動中のモードに関係なくSCOデータの通信
    を可能にしたことを特徴とする請求項4記載の無線カー
    ド。
  10. 【請求項10】 単機能と多機能の動作モードを持つ制
    御手段と、前記動作モードを属性情報として接続された
    装置に提供する記憶手段と、前記動作モードを選択する
    ためのインターフェース手段とを有してなる無線機器が
    着脱可能な情報処理装置であって、 前記無線機器が装着された際に、前記属性情報に基づ
    き、当該無線機器の動作モードを選択し、当該選択した
    動作モードに従い上位ソフトウェアを選択し呼出して、
    前記無線機器の動作モードに処理機能を連動させるデバ
    イスドライバのロード手段を具備してなることを特徴と
    する情報処理装置。
  11. 【請求項11】 単機能と多機能の動作モードを持つ制
    御手段と、前記動作モードを属性情報として接続機器に
    提供する記憶手段と、前記動作モードを選択するための
    インターフェース手段とを有してなる無線機器をインタ
    ーフェース接続可能にした情報処理機器のデバイスドラ
    イバロード方法であって、前記情報処理機器に前記無線
    機器が接続された際に、前記情報処理機器に設けられた
    デバイスドライバが、前記無線機器の動作モードを選択
    し、当該選択した動作モードに従い情報処理装置側で必
    要となる機能を有する上位ソフトウェアを選択し呼び出
    して、前記情報処理機器の処理機能を前記選択した無線
    機器の動作モードに連動させ、情報処理装置側で、接続
    された無線機器を使用するための準備を自動的に行なう
    ことを特徴とするデバイスドライバロード方法。
  12. 【請求項12】 Bluetooth規格に準拠し、ホ
    スト機器に接続可能な無線装置であって、 前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
    し、 この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホストコン
    トロールインターフェースにより実行する第一動作モー
    ドと、 前記ホスト機器との間の通信を論理リンク層により実行
    する第二動作モードとで動作可能であることを特徴とす
    る無線装置。
  13. 【請求項13】 Bluetooth規格に準拠し、ホ
    スト機器に接続可能な無線装置であって、 前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
    し、 この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホストコン
    トロールインターフェースにより実行する第一動作モー
    ドと、 前記ホスト機器との間の通信をプロファイルにより実行
    する第二動作モードとで動作可能であることを特徴とす
    る無線装置。
  14. 【請求項14】 Bluetooth規格に準拠し、ホ
    スト機器に接続可能な無線装置であって、 前記ホスト機器との間の通信を制御する制御部を具備
    し、 この制御部は前記ホスト機器との間の通信をホストコン
    トロールインターフェースにより実行する第一動作モー
    ドと、 前記ホスト機器との間の通信を論理リンク層、及びプロ
    ファイルにより実行する第二動作モードとで動作可能で
    あることを特徴とする無線装置。
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