JPH11205406A - データ通信カード - Google Patents

データ通信カード

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JPH11205406A
JPH11205406A JP10007528A JP752898A JPH11205406A JP H11205406 A JPH11205406 A JP H11205406A JP 10007528 A JP10007528 A JP 10007528A JP 752898 A JP752898 A JP 752898A JP H11205406 A JPH11205406 A JP H11205406A
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JP
Japan
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card
communication
data
data communication
communication system
Prior art date
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Application number
JP10007528A
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English (en)
Inventor
Shinya Yokodate
伸也 横舘
Kazumi Shishikura
和巳 宍倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通信方式を持つデータ通信カードを、
1つの通信方式を持つカードと同一の回路規模,サイズ
で実現する。 【解決手段】 データ通信手順に関わる処理を、デジタ
ルシグナルプロセッサと、デジタルシグナルプロセッサ
の処理プログラムが入ったメモリで実現し、データ通信
時にはユーザーが指定した通信方式を検知し、現在カー
ドに設定されている通信方式と異なる場合には、通信を
行う前にデジタルシグナルプロセッサ処理プログラムを
データ処理装置からダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ通信カー
ド、特に無線回路を使用してパソコン等のデータ処理装
置のデータを送受信するためのデータ通信カードに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信システムとして、現在日本
では、自動車/携帯電話に続きパーソナルハンディホン
システム(以下、PHSという)が規格化され(電波産
業会:RCR STD−28)、実用化されている。特
に、1996年度に標準化された第二版では32Kbp
sのデータ通信が可能となり、注目を集めている。
【0003】これに伴い、PHS方式を用いたデータ通
信手順もインターネットアクセスフォーラムで標準化さ
れた(以下、PIAFS方式という)ほか、DDIポケ
ット電話グループでも新たなサービスを展開(以下、α
−DATA方式という)している。この明細書では、無
線通信システムとして、データ通信に適したPHSを例
として説明する。
【0004】初めに、現在市販されているPHSデータ
通信カード(以下、カードという)について説明する。
PHSデータ通信カードの種類は、無線部分離型と無線
部一体型とに分けられる。無線部分離型では、データ通
信手順を搭載したカードとカード接続端子を有するPH
S電話機を接続ケーブルでつなぐことによりデータ通信
が実現できる。図4にイメージを示す。無線部一体型で
は、PHS電話機は必要なく、カードをパソコンに挿入
するだけでデータ通信が実現できる(図5参照)。
【0005】複数の通信方式(PIAFSとα−DAT
A)を持つ無線部分離型のカードの動作について、図
6,図7を用いて説明する。図6は、従来の無線データ
通信カードのブロック図を示したものである。図におい
て、6はパソコンと接続するためのPCMCIAコネク
タ、7はパソコンとカード間でコマンド/データの受け
渡しを行うI/Oレジスタを含むPCカードバスインタ
ーフェース回路、8はカードの属性情報が入ったアトリ
ビュートメモリ、9はカードの全体制御を行うCPU、
10a,10bはカードの制御を行うCPUのROMと
RAM、11a,11bはPHSデータ通信手順を行う
通信LSI、12は指定された通信方式の切り換えを行
うセレクタ、13はPHAカードを接続するケーブルを
つけるためのコネクタである。
【0006】図7は、図6にパソコン側のソフトウエア
構成を含めて表したものである。図において、1は通信
を行うためのアプリケーションソフトウエア、2はWi
ndows95などのオペレーションシステム(OS)
のコア部、3はカードの状態を管理し、抜き差しなどカ
ードの状態変化が発生した場合には前記OS2に通知す
るカードサービス(CS)/ソケットサービス(S
S)、4は無線データ通信カードをパソコン側から制御
するためのドライバソフトウエア、5はカードを差すた
めのパソコン側インターフェースである。なお、6〜1
3については、図6と同じなので説明を省略する。
【0007】初めに、カード挿入時の動作について説明
する。パソコンにカードが挿入されると、カードサービ
ス(CS)/ソケットサービス(SS)3はアダプタ5
経由でそれを検知し、OS2に通知する。OS2はCS
/SS3を介してカード内のアトリビュートメモリ8を
読み出す。アトリビュートメモリ8にはカードの属性情
報が書き込まれている。OS2はこのカード属性情報を
解析し、このカードを制御するために必要なドライバソ
フトウエア4を呼び出す。
【0008】もし、ドライバソフトウエア4がパソコン
の中に存在しない場合には、「新しいハードウエアを検
出しました」というメッセージとともに、ユーザーにド
ライバソフトウエア4のインストールを指示する。ドラ
イバソフトウエア4が正しく呼び出された場合には、カ
ードの使用が可能となる。
【0009】つづいて、カードを使った通信時の動作に
ついて説明する。まず、通信前の手順として、パソコン
からカードにコマンドを送り(ATコマンド等)、どち
らの通信方式を使用するか指定する。コマンドは通信ア
プリケーションソフトウエア1からOS2,ドライバ
4,アダプタ5を介し、PCMCIAインターフェース
6を経由しPCカードバスインターフェース回路7内の
I/Oレジスタに書き込まれる。コマンドが書き込まれ
ると、PCカードバスインターフェース回路7からカー
ドの制御をつかさどるCPU9に割り込みが発生し、こ
の割り込みを検知したCPU9は、どちらの通信方式を
使用するか解読して、α−DATA11aLSIもしく
はPIAFS LSI11bを初期化する。
【0010】実際の通信は、通信アプリケーションソフ
トウエア1からの発呼指示により開始される。発呼指示
コマンドは、前記通信方式の設定同様にOS2,ドライ
バ4,アダプタ5を介し、PCMCIAインターフェー
ス6を経由しPCカードバスインターフェース回路7内
のI/Oレジスタに書き込まれる。CPU9は、このコ
マンドを読み出し発呼コマンドを認識するとPHS接続
コネクタ13及び接続ケーブルを介し、PHSに発呼の
指示を出す。発呼の指示を受けたPHSは、相手端末を
呼び出し無線回線を確立させる。無線回線確立後、PH
SからカードのCPU9に接続完了が送られる。
【0011】無線回線がつながった後、CPU9は、初
めに指定された通信手順を持つLSI11aまたは11
bにデータリンク確立を指示する。指示されたLSI
は、相手端末とハンドシェークし、データリンクを確立
する。データリンク確立後は、LSI11からデータリ
ンク確立完了通知がCPU9に送られる。
【0012】これを受け取ったCPU9は、発呼コマン
ドを受け取った時と逆の経路、すなわちPCカードバス
インターフェース回路7,PCMCIAインターフェー
ス6,アダプタ5,ドライバ4,OS2を介して通信ア
プリケーションソフトウエア1に接続完了が伝えられ
る。そして、端末−端末間でデータ通信路が確立後は両
端末ともデータ通信モードになり、実際のデータ通信が
開始される。
【0013】通信が完了し、回線を切断したい場合にも
前記発呼指示と同じ経路,方法で行われる。ユーザーか
らの切断指示を受けた通信アプリケーションソフトウエ
ア1は、切断指示コマンドを送る。切断指示コマンド
は、前記通信方式の設定同様にOS2,ドライバ4,ア
ダプタ5を介し、PCMCIAインターフェース6を経
由しPCカードバスインターフェース回路7内のI/O
レジスタに書き込まれる。CPU9は、このコマンドを
読み出し切断コマンドを認識すると通信LSI11にデ
ータリンク解放の指示を出す。そしてその後、PHS接
続コネクタ13および接続ケーブルを介し、PHSに切
断の指示を出す。切断の指示を受けたPHSは、相手端
末との無線回線を解放、切断後PHSからカードのCP
U9に切断完了が送られる。
【0014】切断後、CPU9は、切断コマンドを受け
取った時と逆の経路、すなわちPCカードバスインター
フェース回路7,PCMCIAインターフェース6,ア
ダプタ5,ドライバ4,OS2を介して通信アプリケー
ションソフトウエア1に切断完了が伝えられる。これを
受け取った通信アプリケーションソフトウエア1は、ユ
ーザーに通信完了を知らせ終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
複数の通信方式を持つ通信カードでは、複数の通信LS
I11を使用し、パソコン(ユーザー)からの指示によ
り切り換えて通信を行う構成になっていたため、回路規
模が大きくなったり、ハードウエア構成が複雑になった
りして、小さいPCカードサイズに納めるために不向き
であった。また、複数の通信方式を持つLSIを開発す
るには、回路規模が増大するため開発期間、コスト面で
大きなネックとなっている。1つの通信方式を持つカー
ドを複数個持つことも考えられるが、通信を行うごとに
ユーザーがカードを取り換えなければならず、非常に面
倒である。
【0016】この発明の複数の通信方式を持つデータ通
信カードでは、1つの通信方式を持つカードと同一の回
路規模,サイズで複数の通信方式を実現した。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明においては、デ
ータ通信手順に関わる処理をデジタルシグナルプロセッ
サ(以下、DSPという)とDSPの処理プログラムが
入ったメモリで実現し、データ通信時にはユーザーが指
定した通信方式を検知し、現在カードに設定されている
通信方式と異なる場合には、通信を行う前にDSP処理
プログラムをデータ処理装置からダウンロードする手段
を有する。
【0018】この発明においては、データ通信手順に関
わる処理をDSPとDSP処理プログラムが入ったメモ
リで実現し、データ通信時にはユーザーが指定した通信
方式を検知し、現在カードに設定されている通信方式と
異なる場合には、通信を行う前にDSP処理プログラム
をパソコンからダウンロードするため、1つの通信方式
を持つカードとほぼ同等の回路規模,サイズで複数の通
信方式が実現できる(カードの小型化も可能)ととも
に、新しい通信方式へのバージョンアップ等もすばやく
対応できる。
【0019】第1の発明のデータ通信カードにおいて
は、データ処理装置のPCカードスロットに接続するた
めのコネクタと、データ通信カードの属性情報が入った
アトリビュートメモリと、データ処理装置とデータ通信
カード間でデータの受け渡しを行うためのインターフェ
ース回路と、無線データ通信方式のプロトコル処理を行
うデジタルシグナルプロセッサと、前記デジタルシグナ
ルプロセッサのプログラムが格納されたメモリと、カー
ド全体を制御するCPUと、無線電話機に接続するため
の接続コネクタを持ったデータ通信カードにおいて、デ
ータ処理装置からデータ通信の指示を受けた際、現在デ
ータ通信カードに搭載されている通信方式を検出し、指
示された通信方式と異なる場合には、通信開始前にデー
タ処理装置に通知し、指示された通信方式に対応する前
記デジタルシグナルプロセッサプログラムをデータ処理
装置から受け取り、デジタルシグナルプロセッサのメモ
リに格納することにより、複数の通信方式を実行するも
のである。
【0020】第2の発明のデータ通信カードにおいて
は、データ処理装置のPCカードスロットに接続するた
めのコネクタと、カードの属性情報が入ったアトリビュ
ートメモリと、データ処理装置とデータ通信カード間で
データの受け渡しを行うためのインターフェース回路
と、無線データ通信方式のプロトコル処理を行うデジタ
ルシグナルプロセッサと、前記デジタルシグナルプロセ
ッサのプログラムが格納されたメモリと、無線プロトコ
ル処理を行うベースバンドLSIと、データ通信カード
全体を制御するCPUと、高周波信号処理回路及びアン
テナを持った無線部一体型データ通信カードにおいて、
データ処理装置からデータ通信の指示を受けた際、現在
データ通信カードに搭載されている通信方式を検出し、
指示された通信方式と異なる場合には、通信開始前にデ
ータ処理装置に通知し、指示された通信方式に対応する
前記デジタルシグナルプロセッサプログラムをデータ処
理装置から受け取り、デジタルシグナルプロセッサのメ
モリに格納することにより、複数の通信方式を実行する
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態について図1および図3を用いて説明する。図1
は、この発明の無線データ通信カードのブロック図を示
したものである。図において、6はパソコンと接続する
ためのPCMCIAコネクタ、7はパソコンとカード間
でコマンド/データの受け渡しを行うI/Oレジスタを
含むPCカードバスインターフェース回路、8はカード
の属性情報が入ったアトリビュートメモリ、9はカード
の全体制御を行うCPU、10a、bはカードの制御を
行うCPUのROMとRAM、11はPHSデータ通信
手順処理を行う通信デジタルシグナルプロセッサ(以
下、DSPという)、15は通信DSPのプログラムが
格納されているプログラムメモリ、13はPHSカード
を接続するケーブルをつけるためのコネクタである。
【0022】図3は、図1にパソコン側のソフトウエア
構成を含めて表したものである。図において、1は通信
を行うためのアプリケーションソフトウエア、14は通
信DSP11のプログラムをDSPプログラムメモリ1
5に格納するためのダウンロードプログラム、2はWi
ndows95などのオペレーションシステムのコア
部、3はカードの状態を管理し、抜き差しなどカードの
状態変化が発生した場合には前記OS2の通知するカー
ドサービス(CS)/ソケットサービス(SS)、4は
無線データ通信カードをパソコン側から制御するための
ドライバソフトウエア、5はカードを差すためのパソコ
ン側インターフェースである。なお、6〜15について
は、図1と同じなので説明を省略する。
【0023】初めに、通信方式の指定から説明する。カ
ード挿入時の動作については、従来例の動作と同じなの
で省略する。通信方式の指定は、パソコンからカードに
コマンドを送り(ATコマンド等)どちらの通信方式を
使用するか通知する。コマンドは、通信アプリケーショ
ンソフトウエア1からOS2,ドライバ4,アダプタ5
を介し、PCMCIAインターフェース6を経由しPC
カードバスインターフェース回路7内のI/Oレジスタ
に書き込まれる。
【0024】コマンドが書き込まれると、PCカードバ
スインターフェース回路7からカードの制御をつかさど
るCPU9に割り込みが発生し、この割り込みを検知し
たCPU9は、どちらの通信方式を使用するか解読す
る。この時、前回使用した通信方式と同じ方式の指示が
あった場合には通信DSPの初期化を、異なる方式の指
示があった場合にはダウンロード要求をパソコン側に指
示する。
【0025】ダウンロード要求をカードから受け取った
場合には、パソコンはダウンロードプログラム14を起
動する。ダウンロードプログラム14は、パソコンの補
助記憶装置等に格納されている通信DSP11のプログ
ラムファイルをカードに転送する機能を持っている。ま
た、DSPのプログラムを格納するプログラムメモリ1
5には消去/再書き込み可能なフラッシュメモリ等が用
いられる。
【0026】プログラムダウンロード時の動作について
説明する。ダウンロード要求を受け取ったダウンロード
プログラム14は、初めにDSPのプログラムが格納さ
れているプログラムメモリ15の消去コマンドをカード
に送る。
【0027】コマンドは、OS2,ドライバ4,アダプ
タ5を介し、PCMCIAインターフェース6を経由し
PCカードインターフェース回路7内のI/Oレジスタ
に書き込まれる。この消去コマンド読み出したCPU9
は、プログラムメモリ15の消去を開始する。消去が終
了すると、消去完了通知がカードからパソコンに送られ
る。
【0028】消去完了通知を受け取ったダウンロードプ
ログラム14は、DSPプログラムデータのダウンロー
ドを開始する。ダウンロードはデータ転送の高速化をは
かるため、CPU9を介さずに行われる。アトリビュー
トメモリと同様にプログラムメモリ15はパソコンのメ
モリ空間に割り当てられ、データの書き込みはパソコン
のCPUから直接行われる。ダウンロード終了後は、デ
ータ通信が開始される。
【0029】データ通信は、通信アプリケーションソフ
トウエア1からの発呼指示により開始される。発呼指示
コマンドは、前記通信方式の設定同様にOS2,ドライ
バ4,アダプタ5を介し、PCMCIAインターフェー
ス6を経由しPCカードバスインターフェース回路7内
のI/Oレジスタに書き込まれる。
【0030】CPU9は、このコマンドを読み出し発呼
コマンドを認識するとPHS接続コネクタ13および接
続ケーブルを介し、PHSに発呼の指示を出す。発呼の
指示を受けたPHSは、相手端末を呼び出し無線回線を
確立させる。無線回線確立後、PHSからカードのCP
U9に接続完了が送られる。
【0031】無線回線がつながった後、CPU9は、通
信DSP11にデータリンク確立を指示する。指示され
たDSPは、相手端末とハンドシェークし、データリン
クを確立する。データリンク確立後は通信DSP11か
らデータリンク確立完了通知がCPU9に送られる。こ
れを受け取ったCPU9は、発呼コマンドを受け取った
時と逆の経路、すなわちPCカードバスインターフェー
ス回路7,PCMCIAインターフェース6,アダプタ
5,ドライバ4,OS2を介して通信アプリケーション
ソフトウエア1に接続完了が伝えられる。そして、端末
−端末間でデータ通信路が確立後は両端末ともデータ通
信モードになり、実際のデータ通信が開始される。
【0032】通信が終了し、回線を切断したい場合に
も、前記発呼指示と同じ経路,方法で行われる。ユーザ
ーからの切断指示を受けた通信アプリケーションソフト
ウエア1は切断指示コマンドを送る。切断指示コマンド
は、前記通信方式の設定同様にOS2,ドライバ4,ア
ダプタ5を介し、PCMCIAインターフェース6を経
由しPCカードバスインターフェース回路7内のI/O
レジスタに書き込まれる。
【0033】CPU9は、このコマンドを読み出し切断
コマンドを認識すると、通信DSP11にデータリンク
解放の指示を出す。そしてその後、PHS接続コネクタ
13および接続ケーブルを介し、PHSに切断の指示を
出す。切断の指示を受けたPHSは、相手端末との無線
回線を解放、切断後PHSからカードのCPU9に切断
完了が送られる。
【0034】切断後、CPU9は、切断コマンドを受け
取った時と逆の経路、すなわちPCカードバスインター
フェース回路7,PCMCIAインターフェース6,ア
ダプタ5,ドライバ4,OS2を介して通信アプリケー
ションソフトウエア1に切断完了が伝えられる。これを
受け取った通信アプリケーションソフトウエア1はユー
ザーに通信完了を知らせ終了する。
【0035】実施の形態2.上記実施の形態1では無線
部分離型の例を示したが、図2のような無線部一体型の
カードにおいても同様の効果を有する。また、上記実施
の形態ではダウンロードプログラムの起動をカードのC
PUからの指示で行っていたが、パソコンがカードに搭
載されているデータ通信方式を検出して、ダウンロード
を開始しても良い。
【0036】以上のように、この発明の実施の形態にお
いては、データ通信手順に関わる処理をDSPとDSP
の処理プログラムが入ったメモリで実現し、データ通信
時にはユーザーが指定した通信方式を検知し、現在カー
ドに設定されている通信方式と異なる場合には、通信を
行う前にDSP処理プログラムをパソコンからダウンロ
ードするため、1つの通信方式を持つカードとほぼ同等
の回路規模,サイズで複数の通信方式が実現できる(カ
ードの小型化も可能)とともに、新しい通信方式へのバ
ージョンアップ等もすばやく対応できる。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、無線部分離型デー
タ通信カードにおいてデータ通信手順に関わる処理をD
SPとDSPの処理プログラムが入ったメモリで実現
し、データ通信時にはユーザーが指定した通信方式を検
知し、現在カードに設定されている通信方式と異なる場
合には、通信を行う前にDSP処理プログラムをデータ
処理装置からダウンロードするため、1つの通信方式を
持つカードとほぼ同等の回路規模,サイズで複数の通信
方式が実現できる(カードの小型化も可能)とともに、
新しい通信方式へのバージョンアップ等もすばやく対応
できる。
【0038】第2の発明によれば、無線部一体型無線デ
ータ通信カードにおいて、データ通信手順に関わる処理
をDSPとDSPの処理プログラムが入ったメモリで実
現し、データ通信時にはユーザーが指定した通信方式を
検知し、現在カードに設定されている通信方式と異なる
場合には、通信を行う前にDSP処理プログラムをデー
タ処理装置からダウンロードするため、1つの通信方式
を持つカードとほぼ同等の回路規模,サイズで複数の通
信方式が実現できる(カードの小型化も可能)ととも
に、新しい通信方式へのバージョンアップ等もすばやく
対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の複数の通信方式を持つ無線データ
通信カード(無線部分離型)のブロック図である。
【図2】 この発明の複数の通信方式を持つ無線データ
通信カード(無線部一体型)のブロック図である。
【図3】 ソフトウエアを含んだこの発明の複数の通信
方式を持つ無線データ通信カード(無線部分離型)の構
成図である。
【図4】 無線部分離型無線データ通信カードのイメー
ジ図である。
【図5】 無線部一体型無線データ通信カードのイメー
ジ図である。
【図6】 従来の複数の通信方式を持つ無線データ通信
カード(無線部分離型)のブロック図である。
【図7】 ソフトウエアを含んだこの発明の複数の通信
方式を持つ無線データ通信カード(無線部分離型)の構
成図である。
【符号の説明】 1 通信アプリケーションソフトウエア(S/W)、2
オペレーションズシステム(OS)、3 カードサー
ビス(CS)/ソケットサービス(SS)、4通信カー
ド制御用ドライバ、5 アダプタ、6 PCMCIAイ
ンターフェース(コネクタ)、7 PCカードバスイン
ターフェース回路(含I/Oレジスタ)、8 アトリビ
ュートメモリ、9 無線データカード制御CPU、10
無線データカードCPUのROM/RAM、11 通
信LSI(またはDSP)、12 セレクタ、13 P
HS接続コネクタ、14 ダウンロードプログラム、1
5 DSPプログラムメモリ、16 ベースバンド信号
処理LSI、17 無線部(RF/IF)回路、18
アンテナ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理装置のPCカードスロットに
    接続するためのコネクタと、データ通信カードの属性情
    報が入ったアトリビュートメモリと、データ処理装置と
    データ通信カード間でデータの受け渡しを行うためのイ
    ンターフェース回路と、無線データ通信方式のプロトコ
    ル処理を行うデジタルシグナルプロセッサと、前記デジ
    タルシグナルプロセッサのプログラムが格納されたメモ
    リと、カード全体を制御するCPUと、無線電話機に接
    続するための接続コネクタを持ったデータ通信カードに
    おいて、データ処理装置からデータ通信の指示を受けた
    際、現在データ通信カードに搭載されている通信方式を
    検出し、指示された通信方式と異なる場合には、通信開
    始前にデータ処理装置に通知し、指示された通信方式に
    対応する前記デジタルシグナルプロセッサプログラムを
    データ処理装置から受け取り、デジタルシグナルプロセ
    ッサのメモリに格納することにより、複数の通信方式を
    実行することを特徴とするデータ通信カード。
  2. 【請求項2】 データ処理装置のPCカードスロットに
    接続するためのコネクタと、データ通信カードの属性情
    報が入ったアトリビュートメモリと、データ処理装置と
    データ通信カード間でデータの受け渡しを行うためのイ
    ンターフェース回路と、無線データ通信方式のプロトコ
    ル処理を行うデジタルシグナルプロセッサと、前記デジ
    タルシグナルプロセッサのプログラムが格納されたメモ
    リと、無線プロトコル処理を行うベースバンドLSI
    と、データ通信カード全体を制御するCPUと、高周波
    信号処理回路及びアンテナを持った無線部一体型データ
    通信カードにおいて、データ処理装置からデータ通信の
    指示を受けた際、現在データ通信カードに搭載されてい
    る通信方式を検出し、指示された通信方式と異なる場合
    には、通信開始前にデータ処理装置に通知し、指示され
    た通信方式に対応する前記デジタルシグナルプロセッサ
    プログラムをデータ処理装置から受け取り、デジタルシ
    グナルプロセッサのメモリに格納することにより、複数
    の通信方式を実行することを特徴とするデータ通信カー
    ド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243576B1 (en) * 1996-03-27 2001-06-05 Anritsu Corporation Radio communication analyzer suited for measurement of plurality of types of digital communication systems
JP2002354063A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Toshiba Corp 無線機器、無線カード、情報処理装置及びデバイスドライバロード方法
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