JP2012525783A - コンピュータセル方式無線カード用のキャリア固有プロビジョニング - Google Patents

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Abstract

方法およびシステムは、セル方式ネットワーク送受信機のキャリア固有の在庫または販売時点管理プロビジョニングについての必要性なしで、コンピュータが、任意のセル方式ネットワークにアクセスするよう装備されプロビジョニングされることを可能にする。複数のキャリアについての複数のデジタル署名されたプロビジョニングデータイメージは、販売される前に、コンピュータのハードディスクメモリ上に記憶される。初期化されると、選択されたキャリア用のプロビジョニングデータが、ハードディスクからセル方式ネットワークデータ送受信機のランダムアクセスメモリ上にダウンロードされる。プロビジョニングデータ内のバージョン番号は、送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニング情報のバージョン番号と比較される。ダウンロードされたプロビジョニングデータが不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しい場合、ダウンロードされたプロビジョニングデータは不揮発性メモリに記憶される。ランダムアクセスメモリは、ダウンロードされたプロビジョニングデータを取除かれ、送受信機の初期化が始まる。更新されたプロビジョニング情報は、受信され、ハードディスクに記憶されうる。

Description

本発明は、無線電気通信に関し、より詳細には、コンピュータシステムにインストールされるセル方式ネットワーク送受信機をプロビジョニングする方法に関する。
益々、パーソナルコンピュータ、特にラップトップコンピュータが、ネットワーク化用ハードウェアおよびソフトウェアを前もってロードされて販売されている。通常、新しいラップトップコンピュータは、箱から出してすぐにインターネットに接続するために必要なハードウェアの全てを前もってプロビジョニングされて販売される。
別の最近の市場傾向は、無線(WiFi)ネットワークカード(たとえば、IEEE802.11(g))を含む無線ネットワーク能力を有するラップトップコンピュータを提供することである。最終的に、ラップトップコンピュータは、セル方式ネットワーク送受信機をプロビジョニングされて届く可能性がある。WiFiタイプの無線ネットワークカードは、それらの通信プロトコルが標準化されているため容易に実装されるが、これは、セル方式無線データネットワークについて当てはまらない。代わりに、いくつかの競合するセル方式技術が、種々のセル方式サービスプロバイダによって現在のところ展開されている。同様に、種々のセル方式サービスプロバイダは、自分たちのネットワークにアクセスするために、キャリア固有の技術設定の使用を要求する。さらに、各セル方式キャリアは、キャリアのネットワークにアクセスできるように、セル方式ネットワーク送受信機にロードされなければならない自分自身の好ましいローミングリスト(preferred roaming list)(PRL)を有する。
セル方式無線モデムカードについて必要とされるこの種々の技術設定は、ラップトップコンピュータの製造業者および販売を複雑にする。1つの解決策は、特定のキャリアのために特に構成されたラップトップコンピュータを販売することである。しかし、この手法は、たとえラップトップ間の唯一の差が、セル方式無線モデムカード上に記憶された少量のセル方式プロビジョニング情報であっても、各セル方式キャリアのために、ラップトップの在庫が、プロビジョニングされ貯えられなければならないため、在庫の難題を生じる。どのキャリアがより多くの消費者を引き付けるかを前もって知ることが可能でないため、小売業者は、過剰な在庫を維持しなければならない。あるいは、消費者は、セル方式無線カードをアクティブにしてもらう(すなわち、プロビジョニングデータでプログラムしてもらう)ために、セル方式キャリアの店を訪問することを必要とされる可能性がある。しかし、この余分なステップは、消費者の不満足を生む可能性がある。両方の代替法はまた、消費者が、新しいキャリアに切換えるためにキャリアの店にラップトップコンピュータを持ち込むことを要求することになる。
種々の実施形態は、送受信機のキャリア固有の在庫または販売時点管理プロビジョニングについての必要性なしで、コンピュータが任意のセル方式ネットワークにアクセスするように、セル方式ネットワーク送受信機およびセル方式プロビジョニングデータをコンピュータに前もってプロビジョニングする方法およびシステムを提供する。複数のキャリアについての複数のデジタル署名されたプロビジョニングデータイメージは、消費者に納品される前に、コンピュータのハードディスクメモリ上に記憶される。初期化されると、選択されたキャリア用のプロビジョニングデータが、ハードディスクからセル方式ネットワークデータ送受信機のランダムアクセスメモリ上にダウンロードされる。プロビジョニングデータ内のバージョン値または番号は、送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニング情報のバージョン値または番号と比較される。ダウンロードされたプロビジョニングデータが不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しい場合、ダウンロードされたプロビジョニングデータは不揮発性メモリに記憶される。ランダムアクセスメモリは、その後、ダウンロードされたプロビジョニングデータを取除かれうる。その後、送受信機の初期化が始動されうる。更新されたプロビジョニング情報は、受信され、ハードディスクに記憶されうる。
開示される態様は、開示される態様を制限するためではなく、例証するために提供される添付図面に関して以降で述べられる。図面では、同じ名称がその要素を示す。
1つの実施形態による、販売時点管理後に実装されうるセル方式データ送受信機プロビジョニング情報をラップトップコンピュータにプロビジョニングする方法のプロセス流れ図である。 セル方式ネットワーク送受信機内にプロビジョニング情報を初期ロードする1つの実施形態の方法のプロセス流れ図である。 セル方式ネットワーク送受信機内にプロビジョニング情報をその後ロードする1つの実施形態の方法のプロセス流れ図である。 1つの実施形態によるプロビジョニング情報のデータ構造図である。 1つの実施形態によるプロビジョニングイメージバージョン番号または値のデータ構造図である。 1つの実施形態によるキャリアセットアップメニュを初期化するルーチンのプロセス流れ図である。 1つの実施形態によるユーザ選択に応答するキャリアセットアップメニュを初期化するルーチンのプロセス流れ図である。 1つの実施形態によるユーザ選択に応答するキャリアセットアップメニュルーチンのプロセス流れ図である。 1つの実施形態によるセル方式ネットワーク送受信機プロビジョニング情報を更新する方法のプロセス流れ図である。 セル方式ネットワーク送受信機を含むラップトップコンピュータのコンポーネントブロック図である。 例示的なセル方式ネットワーク送受信機のコンポーネントブロック図である。
本システム、デバイス、装置、方法、および機械可読媒体は、本発明の態様がそこで示される添付図面を参照して以降でより詳細に述べられる。しかし、システム、デバイス、装置、方法、および機械可読媒体は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、また、本明細書で述べる態様に限定されるものと解釈されるべきでなく、むしろ、本態様は、主題の開示が徹底的でかつ完全であり、本発明の範囲を当業者に伝達するように提供される。同じ数字は、全体を通して同じ要素を指す。
本明細書で使用されるように、用語「コンピュータ(computer)」および「ラップトップコンピュータ(laptop computer)」は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パームトップコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線電子メール受信機(たとえば、Blackberry(登録商標)およびTreo(登録商標)デバイス)、マルチメディアインターネット対応携帯電話(たとえば、iPhone(登録商標))、および、プログラマブルプロセッサおよびメモリを含み、また、セル方式データネットワークに接続するために使用されてもよい同様なパーソナル電子デバイスの1つまたは全てを含む、セル方式ネットワーク送受信機/モデムを使用する任意のコンピューティングデバイスを指す。
コンピュータ製造業者、特にラップトップコンピュータの製造業者は、「箱から出してすぐに(out-of-the-box)」インターネットに接続するための全ての必要な回路板およびソフトウェアを含む完全に統合されたコンピュータシステムを提供する方向に向かっている。そのため、ほとんどのラップトップコンピュータは、現在、WiFi無線ネットワークに接続するためのWiFi送受信機モデムカードおよび最小のソフトウェアを装備して届く。まもなくコンピュータが、コンピュータをセル方式電話ネットワークに接続しうるセル方式ネットワークデータ送受信機を装備して届くことが予想される。セル方式ネットワークカバレッジは、WiFiネットワークのカバレッジよりずっと広範であるため、セル方式データネットワーク送受信機は、コンピュータが、ほぼ任意の場所からインターネットに接続することを可能にする。したがって、コンピュータ、特にセル方式データネットワーク送受信を組込まれたラップトップコンピュータが、消費者に人気があることが予想される。
工場内でセル方式ネットワーク送受信機をコンピュータに装備することは、他のコンピュータ機器が直面しない独特の構成難題を呈する。これは、セル方式データネットワーク送受信機が、特定のセル方式キャリアに一意である特別なデータをプロビジョニングされなければならないからである。ほとんどのセル方式プロバイダが閉じたシステムを使用し、そこでは、プロバイダのネットワークに対するアクセスが、キャリアによって厳密に制御されるプロビジョニングデータによって制御されるため、ほとんどのセル方式ネットワークデータ送受信機は、使用され得る前に、特定のキャリアによってプログラムされなければならない。そのため、歴史的に、セル方式キャリアは、自分のデータネットワーク提供の一部として(PCMCIAカードモデムなどの)プラグインカードを販売した。特定のキャリアのセル方式データネットワークに対するアクセスを獲得するために、消費者は、キャリアから送受信機カードを購入しなければならなかった。消費者は、キャリアを切換えようと決める場合、新しいキャリアから異なる送受信機カードを購入しなければならなかった。新しいモデム送受信機は、新しいキャリアのネットワークにアクセスするのに必要なプロビジョニングデータを含むことになる。
セル方式ネットワーク送受信機がコンピュータの初期ハードウェアの一部として提供されると、製造業者は、こうしたハードウェアがネットワーク準備完了になるようにプロビジョニングするという異なる選択に直面する。適切なプロビジョニングデータがない状態では、セル方式ネットワークデータ送受信機は、キャリアのネットワークにアクセスできず、したがって、「箱から出してすぐに」インターネットにアクセスできない。
1つの解決策は、製造業者が、特定のキャリアについて工場内でコンピュータをプロビジョニングすることである。この解決策は、消費者が、コンピュータを購入するときにセル方式キャリアを選択できるように、各セル方式キャリアについて一意のモデルコンピュータを生産することを必要とする。この解決策は、製造業者および小売業者にとっての欠点を呈する。その理由は、製造業者および小売業者が、各種類において十分なコンピュータ(すなわち、各キャリアについてのコンピュータ)を生産し貯えなければならないからである。そのため、製造業者および小売業者は、たとえこれらの異なる種類間の差が少量のデジタルデータに限定されても、各市場で利用可能なセル方式キャリアの種類のそれぞれについて最小数のコンピュータを貯える必要がある場合がある。結果として、製造業者および小売業者は、普通なら消費者要求を満たすのに必要とされるより多くの在庫を維持する必要がある場合がある。
別の解決策は、消費者にプロビジョニングステップを任せることである。この解決策では、消費者は、セル方式ネットワーク送受信機を含むコンピュータを購入するが、特定のキャリアによって送受信機をプロビジョニングしてもらうまで、送受信機を使用できない。これは、ラップトップコンピュータなどのコンピュータを、キャリアが携帯電話をプロビジョニングしサービスする店に持っていくことによって行われてもよい。そこでは、キャリアは、プロビジョニングデータをコンピュータのセル方式ネットワーク送受信機にロードすることができ、その情報が不揮発性メモリに記憶される。この解決策は、消費者のコンピュータをアクティブ化するためにさらなるステップが必要とされるため、消費者にとって望ましくない。
セル方式ネットワーク送受信機上にロードされる必要があるプロビジョニング情報は、ネットワークにアクセスするために送受信機によって必要とされる情報、ネットワークに対して送受信機によって伝送される識別子、および、送受信機が、たとえどこに位置していてもセル方式ネットワークに接続することを可能にする情報を含む。特に、送受信機は、特定のキャリアのネットワークに接続するために、周波数およびアクセスコードを知らされる必要がある。同様に、送受信機は、ネットワークにアクセスすることを認可されたものとしてキャリアが送受信機を認識するように、キャリアネットワークに対して送受信機が伝送することになる識別コードをプログラムされる必要がある。プロビジョニング情報はまた、主ネットワークが利用不可能であるときに使用される1つのセットのキャリアおよびネットワークアクセス周波数である好ましいローミングリスト(PRL)として知られるデータを含むことになる。こうしたサブスクリプション(subscription)関連データ以外に、プロビジョニング情報はまた、特定の変数を特定の値に設定することによって送受信機上のフィーチャおよびアプリケーションをアクティブ化するフィーチャフラグおよび定義を含んでもよい。たとえば、1つのキャリアは、3G標準の特定のオプションのフィーチャをサポートしようと決めてもよく、また、関連するフラグおよびデータ値をプロビジョニングに設定することによってそうする。そのオプションのフィーチャの商業的理由をサポートしないと決める第2のキャリアは、そのプロビジョニングデータ内に、このフィーチャに関連する異なるセットのフラグおよびデータを含むことになる。
プロビジョニング情報は、通常、送受信機回路板上でフラッシュメモリなどの不揮発性(NV)メモリに記憶される。これは、本質的なプロビジョニング情報が、ネットワークに接続するために送受信機に利用可能であることを保証する。さらに、PRLは、頻繁にNVメモリに記憶される。したがって、プロビジョニング情報(プロビジョニングデータイメージを含む)は、本明細書でNV/PRLデータとも呼ばれる。
キャリアの一意のプロビジョニング情報以外に、セル方式ネットワークは、特に符号分割多重アクセス(CDMA)およびユニバーサルモバイル電気通信サービス(UMTS)技術を含む異なる技術を使用する。単一のセル方式ネットワークデータ送受信機は、その送受信機がCDMAまたはUMTS技術ネットワークに接続することを可能にする回路要素を持つように設計されうるが、これらの異なる技術は、たとえ同じキャリアが両方のネットワーク技術をサポートしていても、異なるプロビジョニングデータを必要とする。
送受信機プロビジョニング情報の厳密な制御は、いくつかの実用的な要件によって駆動される。第1に、セル方式ネットワークキャリアは、自分のネットワークにかなりの投資を行っており、サービスに基づいて競合し、したがって、自分のネットワークに対するアクセスを制限する経済的な理由がある。たとえば、セル方式キャリアは、送受信機が「ローミングする(roaming)」ときにデータ呼を受容するように、自分の領域以外の他のキャリアと交渉し、自分の送受信機にプロビジョニングされたPRL情報を使用して順序付けられる優先度で交渉済みキャリアを、消費者が実装することを保証する。第2に、プロビジョニング情報が、有形媒体(コンパクトディスクなど)からロード可能な、または、インターネットウェブサイトからダウンロード可能なソフトウェアとして提供される場合など、大衆がプロビジョニング情報にオープンアクセスできる場合、その情報は、不適切な目的のために、認可されていない関係者によって操作される可能性がある。第3に、ネットワークキャリアは、自分のネットワークの信頼性を保証したいと思い、それは、ネットワークにアクセスするときに送受信機によって使用されるプロビジョニングデータの完全性を保証することによって始まる。
種々の実施形態は、関連するプロビジョニング情報についてのセキュリティを提供しながら、キャリア固有の在庫についての必要性なしで、または、消費者がキャリアを訪問する必要なしで、ラップトップコンピュータなどのコンピュータが、世界中の任意のセル方式ネットワークにアクセスするよう装備されプロビジョニングされることを可能にする方法を提供する。方法は、CDMAとGSM(登録商標)の両方のネットワークにアクセスできるセル方式ネットワークデータ送受信機をプロビジョニングするために使用されうる。実施形態は、消費者のコンピュータをキャリアのオフィスに持ち込む必要なしでセル方式キャリアを切換える能力を含む、ネットワークの選択に対するコントロールを消費者に提供する。さらに、種々の実施形態は、キャリアを随意に変更する自由を消費者に委ねながら、キャリアが、種々の方法で自分のプロビジョニング情報を更新することを可能にする。
図1は、コンピュータ製造業者によって実装される種々の実施形態の全体の処理を示す。製造および組立て中に、少なくともコンピュータが消費者に納品される前に、複数のプロビジョニングデータイメージが作成され、コンピュータのハードドライブ上に記憶される(ステップ1)。プロビジョニングデータイメージを生成するとき、コンピュータは、各セル方式技術(たとえば、CDMAおよびUMTS)に関連する汎用プロビジョニング情報を、特定のキャリアのネットワークをアクセスするために必要とされるプロビジョニング情報を組合せるために使用されてもよい。たとえば、汎用CDMAプロビジョニングデータセット11aは、CDMAセル方式ネットワーク用のプロビジョニングデータイメージを生成するために使用されてもよい。同様に、汎用UMTSプロビジョニングデータセット11bは、UMTSネットワークに関して使用するためのプロビジョニングデータイメージセットを生成するために使用されてもよい。同様に、各キャリアは、完全な技術/キャリア固有プロビジョニングデータセットを生成するために特定の技術プロビジョニング情報と組合される必要がある1つのセットのプロビジョニングデータを提供してもよい。そのため、第1のキャリアは、独占のプロビジョニングデータセット12aを有してもよく、一方、第2のキャリアは、異なるプロビジョニングデータセット12bを有する。キャリアはまた、特定のプロビジョニングデータセットを作成するときに使用されるべきであるキャリア/技術固有プロビジョニングデータセットを提供してもよい。図1に示すように、ある国またはさらに世界中に存在する限りの多くのキャリアを含む、多くの異なるキャリアプロビジョニングデータセットが存在する可能性がある。
汎用技術プロビジョニングデータセット11は、種々のキャリア固有プロビジョニングデータセット12と組合されて、キャリアおよび技術固有プロビジョニングデータセット13を生成する(ステップ1)。セル方式ネットワーク送受信機を動作させるために必要とされる他の情報およびソフトウェアはまた、この段階で組合されて、「箱から出してすぐに」送受信機を動作させるのに必要なデータイメージを作成してもよい。
セキュリティの理由で、各プロビジョニングデータイメージは、コンピュータおよびセル方式技術分野でよく知られているように、暗号署名を使用して、ステップ1にてデジタル署名されることになる。こうして生成され署名されたプロビジョニングデータイメージ13は、その後、サーバまたはリモートデータベース上に記憶され、組立てライン上でまたは配送(distribution)の時点でコンピュータ(またはそのハードディスクドライブ)を組立て、プロビジョニングする間に使用されうる。さらに、生成され署名されたプロビジョニングデータイメージは、任意の場所に記憶され、インターネットまたは他のネットワークを介して、コンピュータハードドライブが初期ソフトウェアによってフォーマットされロードされる場所にダウンロードされてもよい。
こうして、「箱から出してすぐに」セル方式データネットワークを介してインターネット(または、他のネットワーク)に接続することを可能にするのに十分なプロビジョニングデータイメージ13をハードディスクが予めロードされた状態で、コンピュータは、顧客に納品されうる。先に述べたように、コンピュータのハードドライブ上へのプロビジョニングデータイメージ13(すなわち、イメージ13b〜13k)のこのローディングは、製造中に、配送の時点で、または販売時点管理時に達成されてもよい。さらに、プロビジョニングデータイメージ13(すなわち、イメージ13b〜13k)は、ハードドライブがコンピュータ内に組立てられる前に、ハードドライブ上にロードされてもよい。プロビジョニングデータイメージ13は、世界中の全てのキャリアについて、または、配送する特定の領域または国内のキャリア(コンピュータが販売される可能性がある国のキャリア)について提供されてもよい。
種々の実施形態によって、消費者が新しいコンピュータを受取るとき、新しいコンピュータは、配送領域内の任意のキャリアのセル方式ネットワークに接続するために必要とされるフルセットのプロビジョニングデータイメージ14を装備しうる。予めロードされたプロビジョニングデータイメージ14はまた、セル方式ネットワーク送受信機を動作させる送受信機動作用ソフトウェアアプリケーション14a(汎用または特定のソフトウェアベンダにより)ならびにキャリア/技術固有プロビジョニングデータイメージ14b〜14kを含んでもよい。
新しいコンピュータは、初めて始動されると、適切なプロビジョニングデータがセル方式ネットワーク送受信機の不揮発性メモリ内にロードされるまで、セル方式データネットワークにアクセスできない。そのため、種々の実施形態は、送受信機を初期化する他のステップを開始する前に、送受信機に適切なプロビジョニングデータイメージをダウンロードする方法ステップを含む。
プロビジョニングデータイメージが、選択されたキャリアならびに選択されたセル方式技術タイプについてセル方式ネットワーク送受信機にダウンロードされることが予想される。たとえば、消費者が、CDMA技術を使用してセル方式データネットワークに接続することに決める場合、セル方式ネットワーク送受信機が初期化されるときはいつでも、コンピュータは、ユーザ選択によって、特定のCDMAキャリアについてプロビジョニングデータイメージ14hをダウンロードするように構成されてもよい(ステップ3)。セル方式送受信機カードは、CDMAまたはUMTS技術を使用して動作できてもよいことが予想される。したがって、送受信機カードはまた、他のセル方式技術に関連するプロビジョニングデータイメージをロードされてもよい。図1に示すように、消費者は、UMTSネットワーク用のイメージ14jなど、各技術についてのネットワークサービスを提供するために異なるキャリアを選択してもよい。この能力は、消費者が、米国内でセル方式ネットワークサービスを受けるために第1のキャリアおよび第1の技術を、また、欧州でセル方式ネットワークにアクセスするために異なるキャリアおよび異なる技術を選択することを可能にしてもよい。ソフトウェアダウンロードの一部として、セル方式送受信機動作用ソフトウェアアプリケーション14aはまた、ステップ3にてダウンロードされてもよい。
コンピュータが適切なキャリア固有プロビジョニングデータイメージをロードするために、コンピュータは、セル方式ネットワーク送受信機が最初に初期化されると、複数のキャリアから特定のキャリアを選択する機会を消費者に提供することになる。いくつかのキャリアおよび技術についてのプロビジョニングデータイメージが、消費者に納品される前にハードドライブ上に記憶されるため、この選択は、特定のキャリアの店を訪問する必要なしで、または、インターネットからさらなるプロビジョニングデータをダウンロードする必要なしで行われうる。一旦消費者が特定のキャリアおよび技術タイプを選択すると、これらの選択は、コンピュータのメモリに(たとえば、コンピュータのシステム構成設定に)記録され、選択プロセスは、消費者が後でキャリアを切換えることに決めない限り繰返される必要がない。
通常、セル方式キャリアは、自分のプロビジョニング情報をときどき改定する。たとえば、プロビジョニングPRLリストは、キャリアが、他のキャリアとの異なるセットのローミング合意交渉を行うときに変更されてもよい。同様に、キャリアは、自分のプロビジョニングデータを更新して、セキュリティまたはネットワーク構成の変更に対処してもよい。したがって、種々の実施形態は、ハードドライブ上に記憶されたプロビジョニングデータイメージを更新する能力を提供し、それぞれの最も最新のバージョンがセル方式ネットワーク送受信機内にロードされることを保証することを実現する。
選択されたキャリア用のソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージが送受信機のランダムアクセスメモリ(RAM)にダウンロードされた、ステップ3、後、送受信機は、ソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージの完全性を検証し、送受信機の不揮発性メモリに既にロードされたプロビジョニングデータのバージョンに対してRAMにロードされたプロビジョニング情報データイメージのバージョンをチェックする(ステップ5)。RAMに記憶されたプロビジョニングデータイメージのバージョンが、送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータイメージより新しい場合、RAM内のバージョンが不揮発性メモリ内にロードされる(ステップ6)。プロビジョニング情報のバージョンが、送受信機の不揮発性メモリに記憶されているプロビジョニング情報のバージョンと同じかまたはそれより古い場合、RAM内のダウンロードされたプロビジョニングデータイメージはアプリケーションが使用するためのメモリ空間を回復させるために削除される。
1つの実施形態では、個々のプロビジョニングデータイメージ14は、隠し形式および/または暗号化形式でコンピュータのハードドライブ上に記憶されてもよい。こうして、データイメージは、ハードドライブ上に記憶されている間の改ざん(tampering)および盗用(misappropriation)から保護される。一旦セル方式ネットワーク送受信機にダウンロードされると、送受信機上のプロセッサは、フラッシュメモリ内へのプロビジョニングデータのローディングの一部としてプロビジョニングデータイメージを復号化してもよい(ステップ6)。こうして、プロビジョニングデータイメージは、送受信機がそこから動作することになる不揮発性メモリにアップロードされるまで、暗号化形式で維持されうる。
別の実施形態では、プロビジョニングデータイメージ14は、ハードドライブ上の場所にまたイメージをユーザによってアクセス不可能にさせる形式で記憶されてもよい。こうした形式でプロビジョニングデータセットを記憶することは、キャリア独占情報を開示するかまたはデータセットを動作しなくさせうる、ユーザによる盗用または改ざんからデータセットを保護する。さらなる実施形態では、プロビジョニングデータイメージは、暗号化されると共に、コンピュータハードドライブ上のアクセス不可能ファイルとして記憶されてもよい。
プロビジョニングデータイメージを生成し署名するプロセス中に、バージョン番号がデータイメージの一部として含まれる。このバージョン番号は、図5を参照して以下で述べるように単純なインデックス番号またはタイムスタンプ値であってよい。このバージョン番号は、プロビジョニングデータイメージ内に含まれて、セル方式ネットワーク送受信機がプロビジョニングデータイメージ全体のバージョンを確定することを可能にする。
一旦消費者がキャリアを選択し、キャリアのプロビジョニングデータイメージをダウンロードし(ステップ3)、選択されたプロビジョニングデータイメージが送受信機の不揮発性メモリにロードされる(ステップ6)と、セル方式ネットワーク送受信機は、選択されたキャリアのネットワークにアクセスできる。その時点で、キャリアは、セル方式ネットワーク送受信機が使用しているプロビジョニングデータのバージョン番号を報告するようにセル方式ネットワーク送受信機に促してもよい。送受信機上にロードされたプロビジョニングデータバージョンが、最も最近のバージョンでない場合、セル方式キャリアは、コンピュータのハードドライブ上に記憶するために、送受信機に対して更新されたプロビジョニングデータイメージのダウンロードを始動させてもよい。こうした方法の実施例は、図9を参照して以下に述べられる。こうして、キャリアは、送受信機によって使用され、また、消費者のコンピュータ上に記憶されるプロビジョニングデータが最新のバージョンであることを保証しうる。これは図1に示され、キャリアのプロビジョニングデータイメージ1はバージョンNo.1.6であり、イメージ14hが更新されたことを示す。同様に、キャリア5のプロビジョニングデータイメージ1はバージョン2.3である。更新されたプロビジョニングデータイメージのオーバザエア(over the air)ダウンロードに加えてまたはその代替として、更新されたプロビジョニング情報はまた、インターネットを介して、または、コンパクトディスク(CD)などの有形媒体上で提供されてもよい。そのため、ユーザがキャリアを変更することに決める場合、消費者は、キャリアサービス合意に署名するときに、更新されたプロビジョニングデータイメージをダウンロードしてもよい。プロビジョニングデータイメージは、契約(sign up)パッケージの一部として提供されてもよく、または、新しいサービス合意を有効にする(activate)とき、または、その直前にインターネットからダウンロードされてもよい。
本発明の一部として必要とされないが、一部のキャリアは、新しいコンピュータ上に基本的なプロビジョニングデータイメージを記憶することを決めてもよく、新しいコンピュータは、消費者が、「箱から出してすぐに」ネットワークに接触し、次に、ハードドライブ上に記憶するために、更新されかつ完全に実装されたプロビジョニングデータイメージをダウンロードすることを可能にすることになる。こうして、最小のプロビジョニングデータセットが、出荷前にコンピュータ上に記憶されてもよい。最小のプロビジョニングデータを使用して、その後、消費者は、選択されたセル方式キャリアネットワークに接触し、その時点で、ハードドライブ上に記憶するために、完全に更新されたプロビジョニングデータイメージをダウンロードできる。
種々の実施形態は、セル方式ネットワーク送受信機が、最新のイメージの実装に即座に切換えられるように、更新されたプロビジョニングデータイメージのダウンロードを実現する。こうした方法の実施例は、図9を参照して以下で論じられる。
セル方式ネットワーク送受信機にプロビジョニングデータをロードする方法ステップの一部が図2に示される。セル方式ネットワーク送受信機が新しいコンピュータ上で初めてアクティブ化されるとき、初期セットアップソフトウェアが、ネットワークキャリア選択を行うようにユーザに促すメニュアプリケーションをロードしてもよい。これは、送受信機を動作させるオプションを最初に設定する送受信機セットアップアプリケーションの一部として含まれてもよい。こうしたメニュに応答して、ユーザは、予めロードされたメニュリストからキャリアおよび技術を選択する(ステップ31)。ユーザの選択に応答して、初期化アプリケーションは、コンピュータシステム構成情報内に、キャリアの識別子(ID)などのキャリア選択情報を記憶できる(ステップ33)。こうして、キャリア選択は、ユーザによって1回行われる必要があるだけであり、その後のスタートアップが、システム構成情報にアクセスすることによってユーザの選択を実装する。
ユーザのキャリア選択またはシステム構成内に記憶されたキャリア選択情報を使用して、コンピュータは、コンピュータのハードドライブからダウンロードすべき適切なプロビジョニングデータイメージを選択できる(ステップ35)。このステップの一部として、送受信機動作用ソフトウェアはまた、送受信機RAMにダウンロードされてもよい。
ソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージが送受信機のRAMにダウンロードされると、送受信機プロセッサは、ソフトウェアおよびデータが有効(valid)であり、かつ、改ざんされていないことを確認する必要がある。これは、ソフトウェアおよびプロビジョニングデータセットに添付されたデジタル署名を検証することによって達成されてもよい。ソフトウェアのこうしたデジタル署名検証は、携帯電話アプリケーションにおいて典型的であり、検証された安全なソフトウェアアプリケーションだけが実装されることを保証する。アプリケーションソフトウェアおよびデータセットにデジタル署名する方法は、携帯電話技術分野でよく知られている。一般に、これらの方法は、暗号鍵を使用してソフトウェアコードおよびデータレコードの暗号化ハッシュを作成することを含む。署名を検証するために、送受信機プロセッサは、ダウンロードされたソフトウェアおよびデータに対して同じまたは同様のハッシュアルゴリズムを実施し、得られるハッシュ値を、ソフトウェアに添付された署名と比較する。2つの値が一致する場合、これは、署名権限者がソフトウェアおよび/またはイメージ(複数可)を検証しデジタル署名を添付したため、ソフトウェアおよび/またはデータに対する変更が全く存在しなかったことを示す。このプロセスは、ステップ37にて、送受信機アプリケーションソフトウェアとダウンロードされたプロビジョニングデータイメージ(複数可)の両方に関して達成されうる。
ソフトウェアまたはプロビジョニングデータイメージ(複数可)が署名検証ステップ37に失敗する場合、エラールーチンが始動される(ステップ39)。しかし、署名検証ステップ37が好結果である場合、セル方式ネットワーク送受信機は、プロビジョニングデータイメージの各タイプのバージョン番号を取得し(ステップ51)、各イメージタイプ(たとえば、CDMAまたはUMTS)バージョン番号を、送受信機の不揮発性メモリに記憶された対応するタイプのバージョン番号と比較する(ステップ53および55)。バージョン番号は、図4および5に示すように、バージョン番号データフィールドを取得するようにプロビジョニングデータイメージを分解することによって取得されうる。ダウンロードされたこのイメージバージョン番号は、その後、送受信機の不揮発性メモリに記憶されているバージョン番号と比較されうる。記憶されたバージョン番号は、不揮発性メモリに記憶されているプロビジョニングデータのバージョンを示す。
バージョン番号は、それ自体数字である必要はなく、代わりに、プロビジョニングデータイメージのバージョンまたは世代を示すために使用される任意の値でありうる。たとえば、バージョン番号は、プロビジョニングデータイメージが検証され、デジタル署名によって署名された日を有する日付けスタンプであってよい。別の実施例として、バージョン番号は、新しいバージョンごとに増分されるシーケンス番号であってよい。バージョン番号はまた、英数字または文字と数字の組合せであってよい。本明細書および特許請求の範囲における「番号(number)」に対する参照は、数字、文字、および数字と文字の組合せを含むデータのバージョンを示すために使用されてもよい全ての形態のデジタルデータを包含することを意図される。
ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージのバージョン番号を比較するステップは、不揮発性メモリに記憶された各タイプの技術データイメージについて実施されうる。そのため、プロセスは、CDMAおよびUMTSプロビジョニングデータイメージについて繰返されてもよい。そのため、ステップ51にて、送受信機は、2つ以上のバージョン番号、ダウンロードされた各技術プロビジョニングデータイメージについて1つのバージョン番号を取出してもよい。送受信機は、その後、ダウンロードされた各プロビジョニングデータイメージのバージョン番号を、送受信機の不揮発性メモリに記憶された対応するタイプのプロビジョニングデータのバージョン番号と比較する。
図2に示す好ましい実施形態の実施例では、送受信機は、CDMAプロビジョニングデータイメージのバージョン番号を、不揮発性メモリに記憶されたCDMAプロビジョニングデータのバージョン番号と比較する(ステップ53)。ダウンロードされたCDMAプロビジョニングデータイメージのバージョン番号が不揮発性メモリに記憶されたCDMAプロビジョニングデータのバージョン番号より新しい(すなわち、テスト53=「いいえ(No)」は、イメージがCDMAイメージであり、CDMAバージョン番号が等しくないことを示す)場合、ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージは、不揮発性メモリに記憶される(ステップ61)。このプロセスの一部として、新しいCDMAバージョン番号もまた、不揮発性メモリ内でバージョン番号を比較するために容易にアクセスされうる場所に記憶される。いくつかの実施態様では、送受信機は、不揮発性メモリに非暗号化プロビジョニングデータを記憶できるように、プロビジョニングデータイメージ内のプロビジョニングデータを復号化してもよい。送受信機はまた、プロビジョニングデータを、揮発性メモリに記憶する前に、再構成または再配置してもよい。
ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージのバージョン番号を、不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータのバージョン番号と比較するプロセスは、送受信機によってサポートされる各技術について繰返される。図2に示す好ましい実施形態の実施例では、送受信機は、UMTSプロビジョニングデータイメージのバージョン番号を、不揮発性メモリに記憶されたUMTSプロビジョニングデータのバージョン番号と比較する(ステップ55)。ダウンロードされたUMTSプロビジョニングデータイメージのバージョン番号が不揮発性メモリに記憶されたUMTSプロビジョニングデータのバージョン番号より新しい(すなわち、テスト55=「いいえ(No)」が、イメージがUMTSイメージであり、UMTSバージョン番号が等しくないことを示す)場合、ダウンロードされたUMTSプロビジョニングデータイメージは、不揮発性メモリに記憶される(ステップ63)。
一旦新しいプロビジョニングデータイメージが不揮発性メモリにロードされる(ステップ61および63)と、ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージは、送受信機のRAMから削除されて、他のアプリケーションが使用するためのメモリ空間を取り戻す。最後に、方法は、動作するために送受信機を初期化するプロセスに進みうる(ステップ9)。プロビジョニングデータイメージのバージョン番号を確認するステップと、送受信機が別途初期化される前に不揮発性メモリにより最近のプロビジョニングデータをロードするステップとを達成することで、プロビジョニングステップが、送受信機をリブートするかまたは再初期化する必要なしで達成されることを可能にする。
図3は、セル方式送受信機のその後の初期化中に実施されてもよい方法ステップを示す。セル方式ネットワーク送受信機が初めて動作した後、プロセスが送受信機にソフトウェアをロードすることに即座に移れるように、ユーザのキャリア選択が、コンピュータのシステム構成設定から取得されてもよい。こうするために、送受信機は、コンピュータのシステム構成情報からキャリアIDまたは選択されたキャリアの他のインジケータを受信してもよい(ステップ34)。この情報を使用して、コンピュータは、選択されたキャリアプロビジョニングデータイメージを送受信機にダウンロードしうる(ステップ35)。この情報は、送受信機のRAM内にダウンロードされる。
送受信機ソフトウェアが送受信機のプロセッサ内にロードされる前に、プロビジョニングデータイメージのバージョン番号がチェックされ、ダウンロードされたソフトウェアおよびデータイメージが、認証機関によってソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージに添付されたデジタル署名を使用して検証される(ステップ37)。図2に関して先に論じたように、デジタル署名を使用してソフトウェアおよびデータを検証する方法は、携帯電話技術分野でよく知られている。ソフトウェアまたはプロビジョニングデータイメージ署名が確認されない場合、エラールーチンが実施されてもよい(ステップ39)。
ソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージ署名が検証される場合、セル方式ネットワーク送受信機プロセッサは、各技術タイプについてプロビジョニングデータイメージからバージョン番号を取出す(ステップ51)。図2を参照して上述したように、好ましい実施形態では、ダウンロードされたCDMAプロビジョニングデータのバージョン番号が不揮発性メモリに記憶されたCDMAプロビジョニングデータのバージョン番号より最近のものである(すなわち、テスト53=「いいえ(No)」が、イメージがCDMAイメージであり、CDMAバージョン番号が等しくないことを示す)場合、新しいCDMAプロビジョニングデータイメージ内のプロビジョニングデータは、不揮発性メモリのCDMAプロビジョニングデータ部分にコピーされる(ステップ61)。同様に、ダウンロードされたUMTSプロビジョニングデータのバージョン番号が不揮発性メモリに記憶されたUMTSプロビジョニングデータのバージョン番号より最近のものである(すなわち、テスト55=「いいえ(No)」が、イメージがUMTSイメージであり、UMTSバージョン番号が等しくないことを示す)場合、新しいUMTSプロビジョニングデータイメージ内のプロビジョニングデータは、不揮発性メモリのUMTSプロビジョニングデータ部分にコピーされる(ステップ63)。いずれの技術プロビジョニングデータイメージも、不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータイメージと同じバージョン番号である場合、不揮発性メモリにデータをロードするステップは実施されない。最後に、新しいプロビジョニングデータを不揮発性メモリ内にロードすることを含む、バージョン比較が一旦終了すると、ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが、RAMから削除され、それにより、他のアプリケーション用のメモリ空間が取り戻される、ステップ7。最後に、送受信機は初期化され(ステップ9)、送受信機ソフトウェアが始動される。
送受信機が駆動されるたびに送受信機のRAMにプロビジョニングデータイメージをダウンロードするプロセスは、送受信機動作用ソフトウェアが同時にダウンロードされる必要があるため、システムオーバヘッドまたはスタートアップ遅延をそれほど増加させない。初期化時にプロビジョニングデータイメージをダウンロードし、送受信機初期化の間にバージョン番号をチェックすることによって、種々の実施形態の方法は、ごく最近のデータイメージが送受信機上に実装されることを保証する。送受信機が別途初期化される前にこの動作を実施することによって、送受信機を最新のプロビジョニングデータイメージに更新するプロセスは、送受信機をリブートするかまたは再初期化する必要なしで達成される。プロビジョニングデータイメージへの更新が、オフラインで(コンパクトディスクなどから)行われる場合、変更が検出され、送受信機がネットワークに接触する前に、不揮発性メモリ内のプロビジョニングデータが、最新バージョンと置換される。キャリアが新しいプロビジョニングデータイメージをオーバザエアで送出することによって更新が実施される場合、新しいイメージは、コンピュータのハードドライブ上に記憶され、送受信機が次に初期化されるときに送受信機上に実装されることになる。ある場合には、送受信機は、新しいプロビジョニングデータイメージがオーバザエアでダウンロードされた直後に再初期化されてもよい。こうして、ネットワークキャリアは、コンピュータ動作に影響を及ぼすことなく、自分のプロビジョニングデータを随意に更新し、セル方式ネットワーク送受信機を最新に維持しうる。
プロビジョニングデータが暗号化される実施形態では、ダウンロードされたデータイメージを不揮発性メモリに書込むステップ(ステップ61および63)は、データを記憶する前にデータを復号化することを含む。こうしたプロセスのために使用される復号化鍵は、製造時に送受信機の不揮発性メモリ内に記憶されてもよく、または、暗号化技術分野でよく知られている方法を使用して、その後ダウンロードされるかまたは更新されてもよい。
種々の実施形態では、プロビジョニングデータイメージは、セキュリティ検証コード、形式情報、イメージバージョン番号、および他のプロビジョニングデータタイプを含むデータのレコードとして記憶されてもよい。プロビジョニングデータイメージ100の例示的なデータ構造は図4に示される。
プロビジョニングデータイメージ100は、最初の数バイト内にセキュリティチェック「マジックワード(magic word)」102を含んでもよい。先に論じたように、プロビジョニングデータイメージは、実装される前に、コンピュータまたは送受信機によって検証されることになる。一方で、これは、マジックワードなど、イメージ自体に記憶されるセキュリティ値102を確認することによって達成されてもよい。あるいは、セキュリティチェック値102は、データイメージ全体またはデータイメージ100の一部分のハッシュであってよい。特定の実施形態では、セキュリティチェック値102は、配送のためにプロビジョニングデータイメージ100が準備されるときに、認証機関によって付けられる署名を含む。
プロビジョニングデータイメージ100はまた、データ構造内のデータのタイプを決定するために送受信機が使用できるデータ形式バージョン104を規定する値を含んでもよい。この情報を使用して、送受信機は、どのフィールドが、不揮発性メモリにロードされ、送受信機の動作時に使用される必要があるデータを含むかを知ることができる。
先に論じたように、プロビジョニングデータイメージ100は、新しいデータが不揮発性メモリにロードされる必要があるかどうかを判定するために使用されるイメージバージョン番号110を含む。
プロビジョニングデータイメージ100は、不揮発性メモリにロードされるプロビジョニング情報106、112ならびに後のバージョンで使用されてもよい予備データフィールドを含む。このプロビジョニングデータは、送受信機の動作をサポートするために不揮発性メモリに記憶されるプロビジョニングデータイメージの唯一の部分であってよい。そのためいくつかの実施形態では、プロビジョニングデータイメージ100は、データが不揮発性メモリに記憶される前に、プロビジョニングデータ106、112を取得するために分解されてもよい。同様に、バージョン番号110は、不揮発性メモリ内のプロビジョニングデータイメージ104記憶域から取出されてもよい。
図5は、プロビジョニングデータイメージ100内に含まれてもよいイメージバージョン番号110の実施例を示す。示すように、バージョン番号110は、技術タイプ110aを含む第1フィールドを含んでもよい。たとえば、CDMAイメージタイプは第1の値を持って示されてもよく、一方、UMTS技術タイプデータは第2の値を持って示されてもよい。バージョン番号110はまた、プロビジョニングデータイメージに関連する特定のキャリアを示すセル方式キャリアID110bを含んでもよい。こうして、バージョン番号が使用されて、データがそれについて適切である特定のキャリアが確定されうる。同様に、たとえ2つのキャリアが同じ技術用のそのプロビジョニングデータについて同じバージョン番号を持っていても、送受信機は、キャリアの変更がプロビジョニングデータイメージのバージョン番号の変更によって示されると判定しうる。キャリアID値が変更されるため、送受信機は、プロビジョニングデータの変更が必要であること、または、キャリアが変更されることを知らされる。最後に、バージョン番号110は、プロビジョニングデータイメージの特定のバージョンに一意のシリアルまたはデータスタンプバージョン値110cを含んでもよい。
図5は、実装されてもよいバージョン番号データ構造の1つだけの実施例を示す。種々の他の構造ならびにその値内に含まれてもよいさらなる情報フィールドが使用されてもよい。
キャリアは、単純な値またはキャリアIDによってプロビジョニングデータイメージおよびバージョン番号内で識別されてもよい。プロビジョニングデータイメージファイルのどのファイルが送受信機初期化プロセスの一部としてロードされるべきかを示すために、キャリアIDは、その後、コンピュータのシステム構成ファイル内にセーブされうる。こうしたキャリアIDは、個々のキャリアまたはさらにキャリア会社名に割当てられた単純なデジタル値またはコードであってよい。
図6〜8は、ユーザが、セル方式キャリアを選択し、関連するプロビジョニングデータイメージをロードすることを可能にするため実施されてもよいソフトウェア方法を示す。図6は、ユーザが初めてセル方式ネットワーク送受信機をアクティブ化するときに実施されてもよいソフトウェアルーチンの部分を示す。初期化ブートルーチン(ステップ200)の一部として、コンピュータまたはセル方式ネットワーク送受信機は、コンピュータのシステム構成内にセーブされたキャリアID情報にアクセスしてもよい(ステップ202)。戻されたキャリアIDは、送受信機が構成されたかどうかを判定するために、ステップ204にて試験されてもよい。システム構成ファイルのキャリアIDフィールドにセーブされた情報が存在しない場合、これは、送受信機がまだ構成されていないことを示し、キャリアセットアップメニュを実施するようにコンピュータに促す(ステップ206)。キャリアセットアップメニュプロセスは、図8を参照して以下で述べられる。コンピュータシステム構成は、「0000」の値など、セル方式ネットワーク送受信機カードが構成されていないことを示す値を予めロードされてもよい。送受信機が構成されたことを、システム構成からの戻り値が示す場合、図3を参照して上述したように、プロセスは、継続してソフトウェアおよびプロビジョニングデータイメージローディングプロセス、ステップ208に進んでもよい。
図7は、セル方式ネットワーク送受信機の動作パラメータを変更するために使用されてもよいソフトウェアルーチンの一部分を示す。このルーチンは、セル方式ネットワーク送受信機の種々の設定をユーザが構成することを可能にするために提供されるソフトウェアアプリケーションの一部であってよい。送受信機構成アプリケーションが始動された、ステップ210、後、メニュディスプレイが生成されて、ユーザがセル方式キャリアを変更したいかどうかを問い合わせてもよい(ステップ212)。このメニュに応答して受信される入力が、ステップ214にて試験されて、アプリケーションがキャリアセットアップメニュを始動すべきかどうかが判定される、「はい(yes)」入力によって示す(ステップ216)。キャリアセットアップメニュプロセスは、図8を参照して以下で述べられる。キャリアが変更されないとユーザ入力が示す場合、構成アプリケーションは、他のオプションを提供し続けてもよい(ステップ218)。
図8は、セル方式ネットワーク送受信機について使用されるセル方式キャリアを変更するメニュオプションをユーザに提供するために実施されてもよいいくつかのステップを示す。図6および図7を参照して上述したように、メニュがアクティブ化される(ステップ220)と、コンピュータまたは送受信機は、ハードドライブ上に記憶されたプロビジョニングデータがそれについて存在するキャリアのリストをダウンロードする(ステップ222)。この情報を使用して、コンピュータは、セル方式キャリアおよび技術オプションのメニュを表示しうる、ステップ224。このオプションのメニュは、セル方式キャリアがユーザに提供する種々の選択を含んでもよい。たとえば、特定の技術(たとえば、CDMAまたはUMTS)のための特定のキャリアを選択する選択をユーザに与えることに加えて、キャリアは、特定のプロビジョニングデータイメージを有する可能性があるサービスプランの選択をユーザに提供してもよい。このキャリアオプションのメニュは、キャリアおよび製造業者によって設定されてもよいことが想定される。種々の実施形態は、いろいろな異なるセル方式キャリアサービスオプションを使用可能にするために種々のプロビジョニングデータイメージをロードする柔軟性を提供する。
ユーザは、その後、特定のキャリアおよび/またはキャリアサービスオプションを選択することによってキャリアオプションのメニュに応答してもよく、特定のキャリアおよび/またはキャリアサービスオプションはコンピュータによって受信される(ステップ226)。先に述べたように、ユーザは、各タイプのセル方式技術について1つのキャリアサービスプランなど、複数のキャリアサービスプランを選択してもよい。多くの実施態様では、プロビジョニングアイテムは、特定の技術に固有である。たとえば、フィーチャフラグおよびNVアイテムは、CDMA2000技術とUMTS技術との間でオーバラップしない(すなわち、プロビジョニングデータは互いに素である(disjoint))。したがって、こうした場合に1技術について1つのアクティブなサブスクリプションを維持することが可能である。記憶されるキャリアサービス選択、特に関連するキャリアは、コンピュータのシステム構成に記憶されうる(ステップ228)。キャリアIDをシステム構成に記憶する前に、メニュは、システム構成に対する変更が所望されることを確認するためにユーザに質問してもよい。さらに、変更後にシステムが動作できない場合(たとえば、キャリアIDが、実行不可能なプロビジョニングデータイメージに関連付けられる場合)に迅速な復元を可能にするために、コンピュータは、以前のシステム構成のバックアップをセーブしてもよい。
一部のユーザは、単一技術で複数のサブスクリプションを維持したいと思う場合があり、ユーザが切換え技術(たとえば、CDMAまたはUMTS)なしでキャリアを切換えることを可能にする。こうした場合、ユーザがキャリア間で切換えるときに、キャリア固有の不揮発性プロビジョニングアイテムだけが更新されるように、サブスクリプションプロビジョニング情報の複数のコピーが、不揮発性メモリ内で維持されてもよい。この手法は、ユーザが、不揮発性メモリ使用を最適にしながら、キャリアを容易に切換えることを可能にする。
コンピュータ(または、送受信機自体)は、その後、送受信機が以前にアクティブ化されたかどうかを判定してもよい(ステップ230)。送受信機が既にアクティブ化されている、すなわち、ユーザが、キャリアを切換えるプロセス中にいる場合、メニュアプリケーションが継続する(ステップ232)、前に、セル方式ネットワーク送受信機の任意のリブートまたは再初期化が必要とされることを示すフラグまたは他のシンボルがセットされてもよい(ステップ234)。送受信機リブートまたは再初期化が必要であることを示すフラグをセットすることによって、他の送受信機が、再初期化される前にその設定変更が行われうるように、メニュアプリケーションが(ステップ232によって)継続しうる。送受信機が以前にアクティブ化されなかった場合(すなわち、ステップ230=「いいえ(no)」)、送受信機の初期化がメニュアプリケーションの終了時に起こるため、送受信機セットアップメニュアプリケーションが継続しうる(ステップ232)。
図9は、コンピュータのハードドライブ上にまた送受信機の不揮発性メモリ内にロードされるプロビジョニングデータイメージを更新するために実装されてもよい方法ステップの実施例を示す。プロビジョニングデータイメージに対する更新は、キャリアの発意(initiative)によって(ステップ240)、または、有形記憶媒体によって(ステップ241)、オーバザエアで達成されてもよい。
セル方式データ通信中に、セル方式キャリアは、プロビジョニングデータを更新することに決める場合、イメージ更新プロセスが移動されることを要求する(ステップ240)メッセージを、セル方式データネットワークを介して送受信機に送出することによって更新しうる。本明細書で述べるように、送受信機がそのバージョン番号をキャリアに報告するとき、または、キャリアがそのプロビジョニングデータを改定するときに、新しく始動されるどの送受信機上に実装されるプロビジョニングデータイメージも更新を必要とするとキャリアが判定してもよい。送受信機を介してキャリアからこうしたメッセージを受信すると、コンピュータは、セル方式ネットワークを介して新しいプロビジョニングデータイメージを受信する準備をしてもよい(ステップ242)。このステップは、ダウンロードされるデータイメージを受信するためのバッファをメモリ内に確立することを含んでもよい。このステップはまた、システム構成または送受信機構成に記憶されたセキュリティおよび構成設定をチェックすることなどによって、特定のキャリアが、オーバザエアでプロビジョニングデータイメージ更新をダウンロードするように認可されていることを検証することを含む。コンピュータはまた、新しいプロビジョニングデータイメージを受信するためにキャリアとの暗号化通信リンクを始動させてもよい。コンピュータは、その後、新しいプロビジョニングデータイメージをダウンロードし、ランダムアクセスメモリに、または、コンピュータのハードドライブ上の一時的な場所に記憶しうる(ステップ244)。
コンピュータが、プロビジョニングデータイメージのその記録を更新する前に、ダウンロードされるプロビジョニングデータイメージは、そのイメージが、完全で、正確で、また、ソフトウェア認証機関によって認定されていることを確認するために検証されてもよい(ステップ246)。これは、暗号化およびセル方式技術分野でよく知られているように、認証機関によってプロビジョニングデータイメージに添付されるデジタル署名を検証することによって達成されてもよい。先に述べたように、これは、コンピュータまたは送受信機が知っている個人暗号鍵を使用して、ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージのハッシュを計算し、それに続いて、得られるハッシュを、プロビジョニングデータイメージに添付された署名値と比較することによって達成されてもよい。ダウンロードされたイメージの署名が確認されない場合、ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージはメモリから削除され、エラールーチンが始動される(ステップ250)。一方、デジタル署名が検証される場合、コンピュータは、ハードドライブ上に記憶したプロビジョニングデータイメージを新しいプロビジョニングデータイメージと置換してもよい(ステップ252)。これは、ハードドライブ上に記憶された特定のキャリアIDに関連するデータイメージが最新バージョンであることを保証する。
コンピュータまたは送受信機は、その後、送受信機が以前にアクティブ化されたかどうかを判定してもよい(ステップ254)。アクティブ化されなかった場合、送受信機の再初期化は必要とされず、送受信機のアクティブ化がプロビジョニングデータイメージのロードをもたらすため、アプリケーションは、前のプロセスにコントロールを戻してもよい(ステップ264)。(このプロセス経路は、いくつかの実施態様では、通常動作で起こらない可能性があることに留意する。)送受信機が以前にアクティブ化された場合(すなわち、ステップ254=「はい(yes)」)、コンピュータは、送受信機がリブートまたは再初期化される必要があるという通知をユーザに表示してもよい(ステップ256)。この表示は、ユーザが別の動作の最中である場合に適切であるように、再初期化が即座に起こるかまたは遅延されることを可能にするオプションをユーザに与えてもよい。ユーザの入力(ステップ258)が、送受信機のリブートまたは再初期化が即座に実施されるべきでないことを示す場合、送受信機のリブートまたは再初期化が必要とされることを示すフラグが、メモリにセットされてもよい(ステップ262)。このフラグは、その後、送受信機のリブートまたは再初期化を後で始動するために使用されうる。ユーザが送受信機の即座のリブートまたは再初期化を選択する場合、そのプロセスが達成されてもよい(ステップ260)。例示的な送受信機の再初期化プロセスは、図3を参照して上述されている。一旦送受信機の再初期化が終了すると、コンピュータは、前の継続プロセスに戻ってもよい(ステップ264)。
さらなる実施形態では、現場でまたは送受信機カードの初期製造中に工場デフォルト値を復元するメカニズムが設けられる。現場で工場デフォルト値を復元することは、不良カードを復元するか、または、キャリアがアクティブ化する前の既知の良好な状態にカードを再設定するために使用されうる。この実施形態の場合、不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータイメージのバージョンフィールドは、キャリアプロビジョニングデータイメージのバージョン番号情報に加えて、特定のビットマスクまたは値に設定される。これは、この値を設定するコンピュータインタフェースからのコマンドによって達成されてもよい。ブートアップ中に、ソフトウェアは、不揮発性メモリ内のプロビジョニングデータイメージバージョン番号がこの特別のビットマスクまたは値を有することを検出すると、特定の実施態様のための更新のためにプロビジョニングアイテムのリストを通して処理し、これらのアイテムを不揮発性メモリにロードし、それにより、工場ロード状態を保証する。これは、1回行われ、その後、ビットマスクが再設定され、それにより、元のキャリアイメージバージョン番号が復元される。同じ手法はまた、キャリア固有プロビジョニングデータの初期設定のために工場で使用されうる。この実施形態は、工場での生産を容易にし、プロビジョニングが、特別なプロビジョニングデータ設定の管理を工場において透明にさせながら、高速でかつ一貫性がある方法で達成されることを可能にする。
記憶されたプロビジョニングデータイメージに対する更新はまた、ユーザがコンピュータのCDプレーヤ内にコンパクトディスク(CD)を挿入することなどによって、有形媒体によって達成されてもよい(ステップ241)。これは、特定のセル方式キャリアに関連する新しいソフトウェアアプリケーションをユーザがロードするときに起こる可能性がある。たとえば、ユーザが、キャリア固有送受信機動作用ソフトウェアを提供する新しいキャリアを選択している場合、そのアプリケーションは、CD上に設けられ、更新されたプロビジョニングデータイメージを含んでもよい。コンピュータは、更新されたプロビジョニングデータイメージを有形媒体が含むことを検出する場合、これらのイメージをダウンロードする準備をしてもよい(ステップ243)。そのステップは、データを受信するための一時的なメモリ空間をRAM内にまたはハードドライブ上に確立することなど、ダウンロードされたイメージを受信する準備をすることを含んでもよい。そのステップはまた、キャリアが、特定のタイプの有形媒体を介してプロビジョニングデータイメージ更新を提供することを認可されていることを確認することを含んでもよい。さらに、そのプロセスは、指示されたキャリアによって有形媒体が提供されたことを確認するために、有形媒体上の署名を検証することを含んでもよい。
コンピュータは、一旦有形媒体から新しいプロビジョニングデータイメージを受信する準備ができると、ステップ244〜264を参照して上述した方法で、ひき続き、イメージをメモリにダウンロードし、ダウンロードされた情報を処理する。
図10は、種々の実施形態を実装する典型的なコンピュータシステムの種々のコンポーネント要素を示す。典型的なコンピュータは、セル方式ネットワーク送受信機302に結合するマイクロプロセッサ300を含む。図11を参照して以下でより詳細に述べる送受信機302は、アンテナ304に結合され、アンテナ304を通して、送受信機302は、キャリアのネットワークとのセル方式データ通信を送受信できる。コンピュータはまた、大量のデータおよびソフトウェアアプリケーションを記憶するための、マイクロプロセッサ300に結合したハードディスク306を含む。マイクロプロセッサ300に結合したランダムアクセスメモリ308は、種々のアプリケーションを実施するときに、プロセッサによって使用されるソフトウェア命令およびデータを記憶してもよい。典型的なコンピュータはまた、マイクロプロセッサ300に結合した、ディスプレイ310およびキーボードなどのユーザ入力デバイス312を含む。典型的なコンピュータはまた、コンパクトディスク316を再生するための、マイクロプロセッサ300に結合した、CDプレーヤなどの有形メディアリーダ314を含む。同様に、コンピュータは、典型的には、イーサネット(登録商標)コネクタ、無線ネットワーク送受信機、赤外線送受信機、および他の知られているネットワークインタフェースなどの、ネットワーク接続318を含む。
セル方式ネットワーク送受信機302の実施例が図11に示される。この送受信機302は、別個の送受信機カードとして示されるが、コンピュータのマザーボード上に搭載された大規模集積回路またはチップセットとして実装されてもよい。送受信機302は、コンピュータのマイクロプロセッサ300に接続するための入力および出力リード328に結合したプロセッサ320を含んでもよい。こうしたプロセッサ320は、ソフトウェア命令を実施できるマイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータの任意のものであってよい。送受信機302はまた、プロセッサ320に結合したランダムアクセスメモリ(RAM)322および不揮発性メモリ324を含んでもよい。RAM322は、不揮発性メモリ324にロードされる前に、送受信機プロセッサ320によって使用されるアプリケーションデータを記憶すると共に、プロビジョニングデータイメージを一時的に保持するために使用されてもよい。不揮発性メモリ324は、フラッシュメモリなどの種々の不揮発性メモリチップの任意のものであってよい。不揮発性メモリ324は、送受信機プロセッサ320を構成するために使用されるプロビジョニングデータおよびアプリケーションソフトウェアを記憶するために使用されてもよい。
送受信機プロセッサ320に結合しているのは、無線送受信機およびモデム回路326である。無線送受信機およびモデム回路326は、キャリアネットワークへ/から無線周波数信号を送出する/受信するのに必要なRF送受信機回路要素を含む。無線送受信機およびモデム回路326はまた、伝送のためにデジタルデータを無線周波数信号に符号化し、受信された無線周波数信号を、送受信機プロセッサ320および/またはコンピュータマイクロプロセッサ300によって解釈されうるデジタルデータに変換するように構成されたモデム回路要素を含む。RF送受信機回路要素およびモデム回路要素は、電気通信およびセル方式技術分野でよく知られており、したがって、本明細書でさらなる説明を必要としない。一部の構成では、送受信機302は、図11に示すのと同じカードの一部としてアンテナ304を含んでもよい。あるいは、送受信機326は、コンピュータ内の異なる場所に配置されるアンテナ304に接続されてもよい。
種々の実施形態は、述べる方法の1つまたは複数を実装するように構成されたソフトウェア命令を実行するコンピュータマイクロプロセッサ300および/または送受信機プロセッサ320によって実施されてもよい。こうしたソフトウェア命令は、実施形態の方法を実施するコンパイルされたソフトウェアとしてメモリ306、322、324に記憶されてもよい。さらに、ソフトウェア命令は、ランダムアクセスメモリ308、324モジュール、読取り専用メモリ322;追加外部デバイスの一部として設けられる外部メモリを含むUSB接続可能外部メモリ(たとえば、「フラッシュドライブ(flash drive)」)などの外部メモリチップ;ハードディスクメモリデバイス306;フロッピー(登録商標)ディスク(図示せず);およびコンパクトディスク316を含む、任意の形態の有形プロセッサ可読メモリ上に記憶されてもよい。
本明細書で開示される実施形態に関連して述べられる、種々の例証的なロジカルブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装されてもよいこと当業者は理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの相互交換可能性を明確に示すために、種々の例証的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、一般にその機能によって上述された。こうした機能がハードウェアとして実装されるかまたはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、それぞれの特定のアプリケーションについて種々の方法で、述べる機能を実装してもよいが、こうした実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきでない。
本明細書で開示される実施形態に関連して述べられる方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組合せで具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD-ROMのうちの任意のものであってよいプロセッサ可読メモリ、または、当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが、記憶媒体から情報を読出し、記憶媒体に情報を書込むことができるようにプロセッサに結合される。代替法では、記憶媒体は、プロセッサと一体であってよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在してもよい。ASICは、ユーザ端末内に存在してもよい。代替法では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末またはモバイルデバイス内でディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組込まれてもよい、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つか、任意の組合せか、または、セットとして存在してもよい。
種々の実施形態は、従来技術に勝るいくつかの利点を提供する。実施形態は、過去のシステムにおいて典型的な制限、複雑さ、およびさらなるオーバヘッドをもたらすことなく、単一コピーで、発呼(すなわち、クライアント)プロセスと着呼(すなわち、サーバ)プロセスとの間で入力および出力データが移動することを可能にする。たとえば、その実施形態では、サーバプロセスは、データ入力のサイズおよび/または場所を予測する必要はない。さらに、サーバプロセスは、発呼プロセスに戻った後、出力データのコピーを保持する必要はない。同様に、サーバプロセスは、メモリ内に全ての入力または出力アーギュメントを同時に保持するための十分なメモリを持つ必要はない。大きなクラスの関数(large class of functions)の場合、種々の実施形態は、マイクロカーネルアーキテクチャのデータ移動オーバヘッドをゼロに減少させる。その理由は、プロセス間コピーが、リモート化された関数(remoted function)において暗黙的であるコピーをオーバラップさせうるからである。たとえば、データブロックから読取るとき、クライアントプロセス内へのコピーは、ファイルシステムキャッシュからクライアントプロセスバッファへメモリを移動しうる。このコピーは、リモート化された「読取り(read)」関数によって暗示されるため、発呼者が同じプロセス内に存在するときでも必要とされることになる。
種々の実施形態の先の説明は、当業者が本発明を作成するかまたは使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の変更が、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義される一般的な原理が、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本発明は、本明細書で示す実施形態に限定されることを意図されず、代わりに、特許請求の範囲が、本明細書で開示される原理および新規な特徴に整合する最も広い範囲を与えられるべきである。
300 マイクロプロセッサ
302 送受信機
304 アンテナ
306 ハードディスク
308 ランダムアクセスメモリ
310 ディスプレイ
312 入力デバイス
314 有形メディアリーダ
316 コンパクトディスク
318 ネットワーク接続
320 送受信機プロセッサ
322 ランダムアクセスメモリ
324 不揮発性メモリ
326 無線送受信機およびモデム回路
328 入力および出力リード

Claims (15)

  1. ハードディスクメモリを含むコンピュータシステムにインストールされるセル方式ネットワーク送受信機をプロビジョニングする方法であって、
    前記ハードディスクメモリから前記セル方式ネットワーク送受信機のランダムアクセスメモリに、特定のセル方式キャリアに関連するプロビジョニングデータイメージをダウンロードするステップと、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから第1のバージョン番号を取得するステップと、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージの前記第1のバージョン番号を、前記セル方式ネットワーク送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータの第2のバージョン番号と比較するステップと、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいことを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記セル方式ネットワーク送受信機の前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージおよび前記第1のバージョン番号を記憶するステップと、
    前記セル方式ネットワーク送受信機のランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除するステップとを含む方法。
  2. 消費者に前記コンピュータを納入する前に、前記ハードディスクメモリ上に複数のプロビジョニングデータイメージを記憶するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. ユーザが、複数のセル方式キャリアから特定のセル方式キャリアを選択することを可能にするステップと、
    前記ユーザの選択を前記コンピュータのハードディスクメモリ上に記憶するステップとをさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記セル方式キャリアから置換プロビジョニングデータイメージをダウンロードするステップと、
    前記置換プロビジョニングデータイメージに関連するデジタル署名を検証するステップと、
    前記デジタル署名が検証される場合、前記ハードディスク上に前記置換プロビジョニングデータイメージを記憶するステップと、
    前記セル方式ネットワーク送受信機を再初期化するステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. コンピュータシステムであって、
    第1のプロセッサと、
    前記第1のプロセッサに結合したセル方式ネットワーク送受信機であって、
    第2のプロセッサ、
    前記第2のプロセッサに結合したRF送受信機回路、
    前記第2のプロセッサに結合した不揮発性メモリ、および、
    前記第2のプロセッサに結合したランダムアクセスメモリを備えるセル方式ネットワーク送受信機と、
    前記第1のプロセッサに結合したハードディスクメモリであって、前記セル方式ネットワーク送受信機がセル方式ネットワークにアクセスすることを可能にするように構成された少なくとも1つのプロビジョニングデータイメージを記憶している、ハードディスクメモリとを備え、
    前記第1のプロセッサは、ソフトウェア命令によって、前記ハードディスクメモリから前記セル方式ネットワーク送受信機の前記ランダムアクセスメモリに、特定のセル方式キャリアに関連するプロビジョニングデータイメージをダウンロードすることを含むステップを実施するように構成され、
    前記第2のプロセッサは、ソフトウェア命令によって、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから第1のバージョン番号を取得すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージの前記第1のバージョン番号を、前記セル方式ネットワーク送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータの第2のバージョン番号と比較すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいことを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記セル方式ネットワーク送受信機の前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージおよび前記第1のバージョン番号を記憶すること、および、
    前記セル方式ネットワーク送受信機の前記ランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除することを含むステップを実施するように構成されるコンピュータシステム。
  6. 前記ハードディスクメモリは、前記セル方式ネットワーク送受信機が複数のキャリアのセル方式ネットワークにアクセスすることを可能にするように構成された複数のプロビジョニングデータイメージを記憶している請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記第1のプロセッサは、ソフトウェア命令によって、
    ユーザが、複数のセル方式キャリアから特定のセル方式キャリアを選択することを可能にすること、および、
    前記ユーザの選択を前記コンピュータのハードディスクメモリ上に記憶することを含むステップをさらに実施するように構成される請求項6に記載のコンピュータシステム。
  8. 前記第1のプロセッサは、ソフトウェア命令によって、
    セル方式キャリアから置換プロビジョニングデータイメージをダウンロードすること、
    前記置換プロビジョニングデータイメージに関連するデジタル署名を検証すこと、
    前記デジタル署名が検証される場合、前記ハードディスク上に前記置換プロビジョニングデータイメージを記憶すること、および、
    前記セル方式ネットワーク送受信機を再初期化することを含むステップをさらに実施するように構成される請求項5に記載のコンピュータシステム。
  9. コンピュータシステムであって、
    ハードディスクメモリと、
    ランダムアクセスメモリおよび不揮発性メモリを有するセル方式ネットワーク送受信機と、
    前記ハードディスクメモリから前記セル方式ネットワーク送受信機の前記ランダムアクセスメモリに、特定のセル方式キャリアに関連するプロビジョニングデータイメージをダウンロードする手段と、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから第1のバージョン番号を取得する手段と、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージの前記第1のバージョン番号を、前記セル方式ネットワーク送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータの第2のバージョン番号と比較する手段と、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいことを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記セル方式ネットワーク送受信機の前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージおよび前記第1のバージョン番号を記憶する手段と、
    前記セル方式ネットワーク送受信機のランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除する手段とを備えるコンピュータシステム。
  10. 消費者に前記コンピュータを納入する前に、前記ハードディスクメモリ上に複数のプロビジョニングデータイメージを記憶する手段をさらに備える請求項9に記載のコンピュータシステム。
  11. ユーザが、複数のセル方式キャリアから特定のセル方式キャリアを選択することを可能にする手段と、
    前記ユーザの選択を前記コンピュータのハードディスクメモリ上に記憶する手段とをさらに備える請求項10に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記セル方式キャリアから置換プロビジョニングデータイメージをダウンロードする手段と、
    前記置換プロビジョニングデータイメージに関連するデジタル署名を検証する手段と、
    前記デジタル署名が検証される場合、前記ハードディスク上に前記置換プロビジョニングデータイメージを記憶する手段と、
    前記セル方式ネットワーク送受信機を再初期化する手段とをさらに備える請求項9に記載のコンピュータシステム。
  13. コンピュータにインストールされるように構成されたセル方式ネットワーク送受信機であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合し、セル方式ネットワークへ/から信号を送出する/受信するように構成された無線周波数送受信機回路と、
    前記プロセッサに結合したランダムアクセスメモリと、
    前記プロセッサに結合した不揮発性メモリと、
    前記プロセッサに結合し、前記セル方式ネットワーク送受信機を前記コンピュータに電子的に結合するように構成されたコネクタとを備え、
    前記プロセッサは、ソフトウェア命令によって、
    前記ランダムアクセスメモリに記憶されたプロビジョニングデータイメージの第1のバージョン番号を取得すること、
    前記第1のバージョン番号を、前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータのバージョンを示す前記不揮発性メモリに記憶された第2のバージョン番号と比較すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいバージョンであることを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから取得されたプロビジョニングデータを記憶すること、および、
    前記ランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除することを含むステップを実施するように構成されるセル方式ネットワーク送受信機。
  14. コンピュータにインストールされるように構成されたセル方式ネットワーク送受信機であって、
    プロセッサと、
    信号をセル方式ネットワークに送出する/から受信する手段と
    前記プロセッサに結合したランダムアクセスメモリと、
    前記プロセッサに結合した不揮発性メモリと、
    前記プロセッサおよび前記コンピュータに電子的に結合する手段と、
    前記ランダムアクセスメモリに記憶されたプロビジョニングデータイメージの第1のバージョン番号を取得する手段と、
    前記第1のバージョン番号を、前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータのバージョンを示す前記不揮発性メモリに記憶された第2のバージョン番号と比較する手段と、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいバージョンであることを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから取得されたプロビジョニングデータを記憶する手段と、
    前記ランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除する手段とを備えるセル方式ネットワーク送受信機。
  15. 有形のプロセッサ可読記憶媒体であって、
    ハードディスクメモリからセル方式ネットワーク送受信機のランダムアクセスメモリ内に、特定のセル方式キャリアに関連するプロビジョニングデータイメージを受信すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージから第1のバージョン番号を取得すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージの前記第1のバージョン番号を、前記セル方式ネットワーク送受信機の不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータの第2のバージョン番号と比較すること、
    前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージが前記不揮発性メモリに記憶されたプロビジョニングデータより新しいことを、前記第1および第2のバージョン番号の比較が示す場合、前記セル方式ネットワーク送受信機の前記不揮発性メモリに、前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージおよび前記第1のバージョン番号を記憶すること、および、
    前記セル方式ネットワーク送受信機のランダムアクセスメモリから前記ダウンロードされたプロビジョニングデータイメージを削除することを含むステップを実施するようにプロセッサにさせるように構成されたソフトウェア命令を記憶している有形のプロセッサ可読記憶媒体。
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