JP2508872B2 - プログラマブルコントロ―ラの制御方法 - Google Patents

プログラマブルコントロ―ラの制御方法

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JP2508872B2
JP2508872B2 JP2046540A JP4654090A JP2508872B2 JP 2508872 B2 JP2508872 B2 JP 2508872B2 JP 2046540 A JP2046540 A JP 2046540A JP 4654090 A JP4654090 A JP 4654090A JP 2508872 B2 JP2508872 B2 JP 2508872B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、子局とデータの授受を行う親局としての
プログラマブルコントローラの制御方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第8図は従来における子局を有するプログラマブルコ
ントローラの制御方法が適用されたプログラムブルコン
トローラの全体構成の一例を示す図である。図におい
て、(1)は親局、(2)はリンクケーブル、(3)は
リンクケーブル(2)により親局(1)と接続される子
局、(4)は親局(1)が有する中央データ処理ユニッ
ト、(5)は中央データ処理ユニット(4)に設けら
れ、シーケンスプログラムが格納されるプログラムメモ
リ、(6)は中央データ処理ユニット(4)に設けらて
た内部デバイスメモリ、(16)は内部デバイスメモリ
(6)に設けられ、リンクケーブル(2)に伝送されて
いる情報と同じ内容の情報を保持するリンクレジスタ、
(17)は内部デバイスメモリ(6)に設けられ、子局
(3)との間のデータ授受動作を実行中であることを示
す処理実行中フラグが格納される処理実行中フラグ格納
メモリ、(18)は内部デバイスメモリ(6)に設けられ
子局(3)との間のデータ授受が終了したときセットさ
れ、処理実行中フラグ(6b)がリセットされた後、自動
的にリセットされる処理完了フラグが格納される処理完
了フラグ格納メモリ、(19)および(20)はデータリン
ク命令の実行時必要なフラグとしての起動条件成立フラ
グおよび起動フラグがぞれぞれ格納される起動条件成立
フラグ格納メモリおよび起動フラグ格納メモリである。
なお、処理実行中フラグ(6b)と処理完了フラグ(6c)
を用いて後述されるようにインタロックがとられる。
(7)はシーケンスプログラムを逐次実行する演算処理
部、(8)は親局に設けられ、リンクケーブル(2)と
中央データ処理ユニット(4)との間に介在し、リンク
ケーブル(2)により伝送される情報を中央データ処理
ユニット(4)にとり入れ可能な情報に変換すると共に
中央データ処理ユニット(4)が有する情報をリンクケ
ーブル(2)で伝送可能な情報に変換するリンクユニッ
ト、(9)は演算処理部(7)を動作させるOSプログラ
ム等が記憶されるシステムプログラムメモリ、(10)は
親局(1)に接続される被制御装置(図示せず)を制御
するI/Oユニット、(11)は子局(3)に設けられ、親
局(1)の中央データ処理ユニット(4)とデータの授
受を行う処理ユニット、(12)は、処理ユニット(11)
とリンクケーブル(2)との間に介在しリンクケーブル
(2)により伝送される情報を処理ユニット(11)にと
り入れ可能な情報に変換すると共に処理ユニット(11)
が有する情報をリンクケーブル(2)で伝送可能な情報
に変換するリンクユニット、(13)は処理ユニット(1
1)に設けられたメモリ、(14)は子局(3)に接続さ
れる被制御装置(図示せず)を制御するI/Oユニットで
ある。
一般に、親局(1)と子局(3)の間でリンクケーブ
ル(2)を介してデータ伝送を行う場合、先に出された
指令によるデータ伝送が終了しないうちは親しい指令を
出さないようにインタロックをとる必要がある。
第9図は従来における具体的実施例として、リンクケ
ーブル(2)を介して親局(1)が子局(3)からデー
タを受信するRFRP命令を実行する場合のプログラムであ
る。図において、(901)は内部デバイスメモリ(6)
に設けられ、RFRP命令を実行したいときセットされる起
動フラグ(6e)の状態を示す記号、(902)は処理実行
中フラグ(6b)の状態を示す記号、(903)は処理完了
フラグ(6c)の状態を示す記号であり、処理実行中フラ
グ(6b)および処理完了フラグ(6c)によりインタロッ
クがとられる。起動フラグ(6e)がセットされていて、
処理実行中にフラグ(6b)および処理完了フラグ(6c)
がリセットされているときに初めて、ステップ(S901)
の入力条件が満足され、内部デバイスメモリ(6)に設
けられ、6D(904a)で示されるアドレスに記憶されてい
る起動条件成立フラグ(6d)をセットするSET(6D)命
令(904)が実行される。(905)は起動条件成立フラグ
(6d)の状態を示す記号であり、起動条件成立フラグ
(6d)がセットされると、ステップ(S902)の入力条件
が満足されRFRP命令(906)が実行される。なお、処理
実行中フラグ(6b)、および処理完了フラグ(6c)はハ
ードウェア構成、処理ユニット(11)のベースへの装着
位置等により左右されるアドレスに記憶されているの
で、読み出しまたは書き込みを行う場合は、ハードウェ
ア構成と処理ユニット(11)のベースへの装着位置を確
認し、これらをもとに計算して求められたアドレスをシ
ーケンスプログラム上で指定する必要がある。RFRP命令
(906)はオペランドn1(906a)、n2(906b)、n3(906
d)、D(906c)を有し、子局(3)から親局(1)に
リンクケーブル(2)を介してデータを転送する命令で
あり、n1(906a)で示される処理ユニット(11)のメモ
リ(13)のn2(906b)番地からn3(906b)語だけ親局
(1)の中央データ処理ユニット(4)の内部デバイス
メモリ(6)に設けられたリンクレジスタ(16)のD
(906c)より始まる位置に順に転送する。この転送が終
了すると処理完了フラグ(6c)がセットされ、記号(90
3)で示されるステップ(S903)およびステップ(S90
4)の入力条件が満足されRST(6D)命令(907)と、RST
(6B)命令(908)が実行される。なお、6D(907a)は
起動条件成立フラグ(6d)が記憶されているアドレスで
あり、6B(908a)は処理実行中フラグ(6b)が記憶され
ているアドレスである。
次に、第9図に示されるラダー言語によるプログラム
を実行したときの動作について、第10図のタイムチャー
トにより説明する。ステップ(S902)でRERP命令(90
6)が実行されると第10図に示される時点(1001)で処
理実行中フラグ(6b)が自動的にセットされる。処理ユ
ニット(11)から親局(1)へのデータ転送が終了する
と第10図に示される時点(1002)で処理完了フラグ(6
c)が自動的にセットされる。第9図のステップ(S90
3)において、処理完了フラグ(6c)がセットされるとR
ST(6D)命令(907)が実行されて起動条件成立フラグ
(6d)がリセットされ、ステップ(S904)でRST(6B)
命令(908)が実行され第10図で示される時点(1003)
で処理実行中フラグ(6b)がリセットされる。処理完了
フラグ(6c)は第10図に示されるように処理実行中フラ
グ(6b)がリセットされた後、自動的に時点(1004)で
リセットされる。以上述べた従来の方法によれば、処理
ユニット(11)の動作が完了したか否にについて、シー
ケンスプログラム上で確認する必要が生じたときは、ハ
ードウェア構成、ベースへの処理ユニットの装着位置な
どにより左右される処理実行中フラグ(6b)、処理完了
フラグ(6c)が記憶されているアドレスを調べ、シーケ
ンスプログラム上で指定しなくてはならない不便さがあ
ると共に、親局と子局との間でデータ転送を行う場合は
インタロックのためのプログラムを第9図に示すように
組まねばならない問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のプログラマブルコントローラの制御方法は以上
にようになされていたので、子局との間でデータの授受
を行う場合は、すでにデータの授受が実行中であるにも
かかわらず重ねて同一子局とデータ授受を行う命令を実
行しないようにするインタロック処理のためのプログラ
ムをその都度作成しなくてはならず、また、子局の動作
状態を示すフラグが記憶されているメモリアドレスがハ
ードウェア構成により左右されるためプログラムの作成
とプログラムの保守が困難であるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、他局と交信する際のインタロック処理に関す
るユーザプログラムを作成する必要をなくし、ユーザの
プログラム作成労力を軽減すること、また、インタロッ
ク処理のためにユーザが指定するフラグアドレスを少な
くすることにより、ユーザプログラムの作成ミスを防止
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るプログラマブルコントローラの制御方
法は、サイクリックに実行されるユーザプログラムの命
令として接続された他局との交信を指示する指示命令を
入力し、この指示命令の指示内容を示す命令情報をプロ
グラムメモリに記憶する段階と、上記プログラムメモリ
より上記命令情報を読み出す段階と、システムプログラ
ム上で、すでに交信動作中であるか否かを上記命令情報
と上記交信登録メモリの内容とに基づいて判定し、交信
動作中であれば交信を保留し、交信動作中外であれば交
信を実行するとともに交信動作中であることを示す情報
を上記交信登録メモリに上記命令情報に基づいて登録す
る段階と、上記交信動作が終了後、上記システムプログ
ラム上で上記交信登録メモリの内容を交信動作中外であ
ることを示す情報に変更する段階とを有するようにした
ものである。
また、リンク接続された他局と交信するラダー命令で
あって、メモリアドレスが記述されたラダー命令をサイ
クリックに実行するシーケンスプログラムの命令として
入力し、このラダー命令の命令内容を示す命令情報をプ
ログラムメモリに記憶する段階と、上記プログラムメモ
リにより命令情報を読出す段階と、すでに交信動作中で
あるか否かを交信登録メモリの内容により判定し、交信
動作中であれば命令情報にもとづく交信を保留し、交信
動作中外であれば交信を実行するとともに交信動作中で
あることを示す情報を交信登録メモリに登録する動作を
上記命令情報にもとづき実行する段階と、上記命令情報
にもとづく交信動作の終了によりこの交信動作の終了を
シーケンスプログラムに記述された他の命令により参照
可能に上記シーケンスプログラムを1サイクル以上実行
する間上記メモリアドレスにより指定される記憶内容を
所定値にし、上記交信登録メモリの内容を交信動作中外
であることを示す情報に変更する動作を上記命令情報に
もとづき実行する段階と、を有するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明におけるプログラマブルコントローラの制御
方法は、第1段階として、サイクリックに実行されるユ
ーザプログラムの命令として接続された他局との交信を
指示する指示命令が入力され、この指示命令の指示内容
を示す命令情報がプログラムメモリに記憶され、第2段
階として上記プログラムメモリより上記命令情報を読み
出し、第3段階として、システムプログラム上で、すで
に交信動作中であるか否かを上記命令情報と上記交信登
録メモリの内容とに基づいて判定し、交信動作中であれ
ば交信を保留し、交信動作中外であれば交信を実行する
とともに交信動作中であることを示す情報を上記交信登
録メモリに上記命令情報に基づいて登録し、第4段階と
して、上記交信動作が終了後、上記システムプログラム
上で上記交信登録メモリの内容の交信動作中外であるこ
とを示す情報に変更する。
また、リンク接続された他局と交信するラダー命令で
あって、メモリアドレスが記述されたラダー命令がサイ
クリックに実行するるシーケンスプログラムの命令とし
て入力され、このラダー命令の命令内容を示す命令情報
がプログラムメモリに記憶され、このプログラムメモリ
より命令情報が読出され、すでに交信動作中であるか否
かを交信登録メモリの内容により判定し、交信動作中で
あれば命令情報にもとづく交信を保留し、交信動作中外
であれば交信を実行するとともに交信動作中であること
を示す情報を交信登録メモリに登録する動作が命令情報
にもとづき実行され、命令情報にもとづく交信動作の終
了によりこの交信動作の終了をシーケンスプログラムに
記述された他の命令により参照可能にシーケンスプログ
ラムを1サイクル以上実行する間メモリアドレスにより
指定される記憶内容を所定値にし、交信登録メモリの内
容を交信動作中外を示す情報に変更する動作が命令情報
にもとづき実行される。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について説明する。第1図
はこの発明が適用されたプログラマブルコントローラの
全体構成図である。なお、この第1図は、第8図に示さ
れる従来例の場合におけるものと内部デバイスメモリ
(6)とシステムプログラムメモリ(9)に含まれる情
報が異る他は第8図と同じである。図において、(21)
は交信完了時にセットされる動作完了フラグが格納され
る動作完了フラグ格納メモリ、(9a)はインタロックの
ため交信開始時に交信中情報が登録される交信登録メモ
リ、(9b)は動作完了フラグを格納するアドレスが格納
される動作完了フラグアドレス格納メモリである。
第2図は、この発明の一実施例におけるリンクケーブ
ル(2)を介して親局(1)が子局(3)からデータを
受信するMRFRP命令(202)を実行する場内のラダー言語
によるプログラムである。図において、(901)はMRFRP
命令(202)を実行したいときセットされる起動フラグ
(6e)の状態を示す記号であり、起動フラグ(6e)がセ
ットされるとステップ(S201)の入力条件が成立しMRFR
P命令(202)が実行される。MRFRP命令(202)のオペラ
ンドn1(202a)、n2(202b)、D(202c)、n3(202d)
は従来例のRFRP命令(906)における場合と同一の意味
を有している。6F(202e)はMRFRP命令(202)の動作が
完了したか否かを示す動作完了フラグ(6f)を格納する
メモリアドレスであり、この動作完了フラグ(6f)はシ
ーケンスプログラム中の他の命令により参照され、MRFR
P命令(202)による所定動作が完了したか否かを知るた
めに利用される。
さて、第2図におけるステップ(S201)は従来におけ
る第9図のステップ(S901)〜ステップ(S904)に相当
し、さらに当該命令の動作が完了したか否かはアドレス
6F(202e)に記憶されている動作完了フラグ(6f)を参
照する動作完了フラグ参照命令を実行すればよく、第9
図に示される従来例における場合によるにハードウェア
構成、装着位置により記憶されるアドレスが変化する処
理実行中フラグ(6b)、処理完了フラグ(6c)を参照す
る必要がない。
第3図は中央データ処理ユニット(4)が繰返しシー
ケンスプログラムを実行する過程の中で、第2図に示さ
れる親局(1)と子局(3)との間でデータ転送を行う
命令の一例としてMRFRP命令(202)を実行するステップ
に入ったときのOSの動作フロー図である。図において、
ステップ(S301)では子局(3)の処理ユニット(11)
がシステムプログラムメモリ(9)に設けられた交信登
録メモリ(9a)に登録されているか否かを調べる。な
お、登録は第6図に示される交信登録メモリ(9a)に登
録することにより行われる。すなわち、中央データ処理
ユニット(4)が交信対象とするユニット(第6図では
最大64ユニット)に対して各1ビットづつのメモリを備
えた交信登録メモリ(9a)の当該処理ユニットに対応す
るビットをセットすることにより登録が行われる。
処理ユニット(11)が登録済のときは、処理ユニット
(11)が動作中であることを示しているので、何も動作
せずにMRFRP命令(202)を終了しシーケンスプログラム
上の次のステップに進む。ステップ(S301)で処理ユニ
ット(11)が登録済でなければ次のステップ(S302)に
進む。ステップ(S302)では従来例の第9図に示された
ものと同一の処理実行中フラグ(6b)、処理完了フラグ
(6c)を調べ共にセットされていなければ、次のステッ
プ(S303)に進み交信登録メモリ(9a)に処理ユニット
(11)が動作に入ったことを示す交信中情報の登録を行
いステップ(S304)に進む。ステップ(S304)では第7
図に示されるように、システムプログラムメモリ(9)
に設けられ、中央データ処理ユニット(4)が交信対象
とするユニット(第7図では最大64ユニット)に対して
それぞれ動作完了フラグ(6f)が記憶できるメモリを備
えた動作完了フラグアドレス格納メモリ(9d)に処理ユ
ニット(11)の動作完了フラグ(6f)の記憶されている
アドレスを示す動作完了フラグアドレス情報を格納し次
のステップ(S305)に進む。ステップ(S305)では従来
例において第9図に示されるRFRP命令(906)と同じ動
作を行う。従って、第10図に示される時点(1001)にお
いて処理実行中フラグ(6b)がセットされ、子局(3)
の処理ユニット(11)から親局(1)の中央データ処理
ユニット(4)へのデータ転送を開始し、シーケンスプ
ログラム上の次のステップに進む。
また、ステップ(S302)で、まだ処理実行中フラグ
(6b)または処理完了フラグ(6c)がセットされてお
り、前回実行された処理ユニット(11)に対する命令の
動作が終了していないときは何も実行せずに終了し、シ
ーケンスプログラム上で次のステップに進む。
第4図は、中央データ処理ユニット(4)が繰返しシ
ーケンスプログラムを実行する過程の中で、シーケンス
プログラム1サイクルの実行が終了したときに行われる
END処理におけるOSの動作フロー図である。図におい
て、ステップ(S401)では、第3図におけるステップ
(S303)で処理ユニット(11)が交信登録メモリ(9a)
に登録されているかを調べ、登録されていなければ、処
理ユニット(11)に対して命令が実行中ではないのでEN
D処理は不要であり何も実行せずにEND処理を終了する。
第3図におけるステップ(S303)で処理ユニット(11)
が登録されていれば処理ユニット(11)に対してすでに
データリンク命令が出され、このデータリンク命令が終
了しているか否かを調べる必要があるものとして、処理
完了フラグ(6c)を調べるためステップ(S402)に進
む。なお、処理完了フラグ(6c)は第10図で示される従
来例と同じように、第5図において処理ユニット(11)
からのデータ送信が終了したときに時点(502)でセッ
トされ、処理実行中フラグ(6b)がリセットされた時点
(504)に続いて時点(505)で自動的にリセットされ
る。
ステップ(S402)で処理完了フラグ(6c)がセットさ
れていなければステップ(S403)に進む。ステップ(S4
03)では動作完了フラグ(6f)を調べ、セットされてい
なければ、まだ処理ユニット(11)から中央データ処理
ユニット(4)へのデータ転送が終了していないものと
して何も行わずにEND処理を終了する。
ステップ(S402)で処理完了フラグ(6c)がセットさ
れているときはステップ(S404)に移る。ステップ(S4
04)では動作完了フラグ(6f)を調べ、この動作完了フ
ラグ(6f)がセットされていなければ次のステップ(S4
05)に進む。ステップ(S405)では第5図(C)で示さ
れるように動作完了フラグ(6f)を時点(502)に続く
時点(503)でセットし、次のステップ(S406)で第5
図(A)に示されるように処理実行中フラグ(6b)を時
点(504)でリセットし終了する。
ステップ(S404)で動作完了フラグ(6f)がセットさ
れていれば、そのまま終了する。
ステップ(S402)において処理完了フラグ(6c)がセ
ットされていないためステップ(S403)に移り、ステッ
プ(S403)で動作完了フラグ(6f)がセットされていれ
ば、ステップ(S407)に進み、第5図(c)に示される
ように時点(505)に続く時点(506)で動作完了フラグ
(6f)がリセットされ、次のステップ(S408)に進む。
ステップ(S408)では処理ユニット(11)の交信中情報
を交信登録メモリ(9a)り消去してEND処理を終了す
る。
以上の実施例においては、子局(3)は1局の場合に
ついて説明したが、子局(3)は複数あってもよく、処
理ユニットは複数あってもよい。
また、データリンク命令は子局(3)から親局(1)
へデータ転送を行う場合について説明したが、親局
(1)から子局(3)へデータリンク転送を行う場合に
ついても同様である。
さらに、交信登録メモリ(9a)と動作完了フラグアド
レス格納メモリ(9b)とを別々に設けたが、共用しても
よい。
この実施例におけるプログラマブルコントローラの制
御方法の効果について述べる。
この実施例においては、他局と交信するシーケンスプ
ログラムにおいてインタロック処理に関するシーケンス
プログラムが省略できるので、プログラム作成および保
守が容易になり、ユーザの労力を軽減することができ
る。またシーケンスプログラムのサイズが減るので、プ
ログラムメモリの有効利用を図ることができる。
さらに、インタロック処理のためにユーザ指定するフ
ラグアドレスを少なくすることができるので、ユーザは
フラグアドレスを認識する必要が少なくなる。このた
め、フラグアドレスを間違えることによるユーザのプロ
グラムミスを防止することができる。
この実施例におけるシーケンスプログラムは、ユーザ
が作成するプログラムでありユーザプログラムに相当す
るものである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によればユーザはインタロッ
ク処理に関するユーザプログラムを作成する必要がなく
なるので、ユーザによるプログラム作成労力を軽減する
ことができる。また、インタロック処理のためにユーザ
が指定するフラグアドレスを少なくすることができるの
で、ユーザプログラムの作成ミスを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例が適用されるプログラマブ
ルコントローラと子局の全体構成を示す図、第2図〜第
7図はこの発明の一実施例を示す図である。第2図はMR
FRP命令のラダー言語によるプログラム例、第3図はMRF
RP命令実行時におけるOSの動作フロー図、第4図はMRFR
P命令に対するEND処理におけるOSの動作フロー図、第5
図は処理実行中フラグ、処理完了フラグおよび動作完了
フラグの動作タイムチャート、第6図は交信登録メモリ
を示す図、第7図は動作完了フラグアドレス格納メモリ
を示す図である。 第8図は従来のプログラマブルコントローラの制御方法
が適用されたプログラマブルコントローラと子局の全体
構成を示す図、第9図は従来例におけるRFRP命令実行時
のラダー言語によるプログラム例、第10図は従来例にお
ける処理実行中フラグおける処理完了フラグの動作タイ
ムチャートである。 (1)は親局、(3)は子局、(7)は演算処理部、
(21)は動作完了フラグ格納メモリ、(9a)は交信登録
メモリ、(9b)は動作完了フラグアドレス格納メモリ。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイクリックに実行されるユーザプログラ
    ムの命令として接続された他局との交信を指示する指示
    命令を入力し、この指示命令の指示内容を示す命令情報
    をプログラムメモリに記憶する段階と、 上記プログラムメモリより上記命令情報を読出す段階
    と、 システムプログラム上で、すでに交信動作中であるか否
    かを上記命令情報と上記交信登録メモリの内容とに基づ
    いて判定し、交信動作中であれば交信を保留し、交信動
    作中外であれば交信を実行するとともに交信動作中であ
    ることを示す情報を上記交信登録メモリに上記命令情報
    に基づいて登録する段階と、 上記交信動作が終了後、上記システムプログラム上で上
    記交信登録メモリの内容を交信動作中外であることを示
    す情報に変更する段階と を有することを特徴とするプログラマコントローラの制
    御方法。
  2. 【請求項2】リンク接続された他局と交信するラダー命
    令であって、メモリアドレスが記述されラダー命令をサ
    イクリックに実行するシーケンスプログラムの命令とし
    て入力し、このラダー命令の命令内容を示す命令情報を
    プログラムメモリに記憶する段階、上記プログラムメモ
    リより上記命令情報を読出す段階、すでに交信動作中あ
    るか否かを交信登録メモリの内容により判定し、交信動
    作中であれば上記命令情報にもとづく交信を保留し、交
    信動作中外あれば交信を実行するとともに交信動作中で
    あることを示す情報を上記交信登録メモリに登録する動
    作を上記命令情報にもとづき実行する段階、上記命令情
    報にもとづく交信動作の終了によりこの交信動作の終了
    を上記シーケンスプログラムに記述された他の命令によ
    り参照可能に上記シーケンスプログラムを1サイクル以
    上実行する間上記メモリアドレスにより指定される記憶
    内容を所定値にし、上記交信登録メモリの内容を交信動
    作中外であることを示す情報に変更する動作を上記命令
    情報にもとづき実行する段階、を有することを特徴とす
    るプログラアブルコントローラの制御方法。
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