JP4249711B2 - 無線通信システムにおける干渉検出 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信システムにおける干渉検出に関する。特に、本発明は共存するレーダシステムとの干渉を検出する無線通信システムにおける受信機及び方法に関するものである。
例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)或いは世界規模の移動体通信システム(UMTS)のようなある無線通信システムは、レーダシステムによっても用いられる周波数帯で運用することが検討されている。無線通信システムとレーダシステムとの共存は、両方のシステムからの周波数帯が少なくとも部分的にはオーバラップするという事実に導くものとなる。例えば、HIPERLAN/2或いはIEEE802.11aのようなWLANシステムは、5150MHz〜5350MHzと5470MHz〜5725MHzの周波数帯で運用することが計画されている。一方、レーダシステムは5250〜5850MHzの周波数帯を用いている。
現在のところ、5GHz帯における無線通信システムがレーダシステムと共存するように計画されるとき、レーダシステムは第1のユーザであるという規則がある。それ故に、無線通信システムがレーダシステムとの干渉を回避することは必須である。それ故に、レーダシステムとの競合可能性を回避するために、無線通信システムはレーダシステムにより現在使用中の周波数を空けなければならない。
典型的なレーダシステムは約0.05〜100μ秒のパルス長で信号パルスを送信し、その送信電力の範囲は最大60dBWに及ぶ。この知識があると、無線通信システムにおける受信機はレーダ信号を無線通信システムにおいて送信された他の信号と区別することができる。例えば、観測周波数に関し、受信信号からの信号強度が約0.05〜100μ秒の時間間隔で一定値を越えるようであるなら、この周波数は実際にはレーダシステムにより用いられていると仮定される。そのとき、無線通信システムは許可された伝送周波数のリストからこの周波数を取り除かねばならないか、或いは現在使用中の周波数を変更し、レーダシステムへの有害な干渉を回避しなければならない。
受信機において、例えば、もし信号強度がアナログ/デジタル変換器における変換後のデジタル部分において測定されるなら、どの周波数が現在レーダシステムから用いられているかの指標はあいまいとなる。この測定信号強度は、現在観測中の周波数で送信された受信レーダ信号のために、或いはある別の周波数で送信されたがその観測周波数に変換されたレーダ信号からのものであるために閾値を超えることがあり得る。そのような他の周波数は、例えば、影像周波数変換或いはアライアシング効果により現在観測中の周波数に変換される。影像周波数変換は、限定された影像(イメージ波)抑圧しかもたないヘテロダイン受信機のような受信機におけるアナログ部の構成からの結果である。アライアシング効果は、限定されたサンプリング率で受信信号を変換する受信機におけるアナログ/デジタル変換器からの結果である。それ故に、もしその検出が受信機のデジタル部において実行するように構成されているなら、多くの周波数が共存するレーダシステムによりおそらく用いられているものとして誤って判断されてしまう。その時、多くの周波数が本当に空きにする必要があるものとして判断され、従って、無線通信システムにおける伝送のために多くの利用可能な周波数が必要以上に制限されてしまう。
それ故に本発明の目的は、上述した問題を克服し、そして、無線通信システムにおける干渉を検出する受信機を提供することにある。その受信機では、アンテナから受信した信号がアナログ部から後続のデジタル部への信号経路にフィードされ、その信号経路上の信号から第1の検出信号を生じさせる第1の分岐要素と、その信号経路上の信号から第2の検出信号を生じさせる第2の分岐要素と、前記第1と第2の分岐要素との間の信号経路に構成され、前もって定義された周波数のセットについての事前に知られた減衰値をもつ要素と、第1と第2の検出信号の差が閾値と比較できるように第1と第2の検出信号とを処理する処理手段とを有し、その閾値は前記要素の前記事前に知られた減衰値に依存する。
さらに、レーダシステムと共存する、許可された伝送周波数のリストから信号を送信したり受信したりする送信機と受信機とを有する無線通信システムにおける干渉を検出する方法が備えられる。そして、その方法は、上述した受信機のアンテナで前記信号を受信する工程と、前記第1、第2、及び第3の検出信号の2つのものの差が前記閾値未満であるなら、前記共存するレーダ信号と干渉する周波数を識別する工程と、前記無線通信システム内での更なる送信のために前記周波数を回避する工程とを有することを特徴とする。
共存するレーダシステムとの競合可能性を検出するため、無線通信システムの受信機はその受信信号強度が一定の時間間隔ある閾値を越えるかどうかを検出する。そのとき、本発明によれば、共存するレーダシステムと本当に干渉する周波数が検出される。それ故に、第1と第2の分岐要素の間にある要素が用いられる。その要素は、前もって定義された周波数のセットについての事前に知られた減衰値をもつ。その減衰は、その前もって定義された周波数セットからの周波数での信号に対してより小さいものであり、そして、その減衰はその前もって定義された周波数のセット以外の周波数での信号に対してはより大きいものである。これは、その要素の前後での信号の差、つまり、第1の検出信号と第2の検出信号との間の差が、その前もって定義された周波数のセットからの周波数に対してはより小さくなる一方、その差は他の周波数に対してはより大きくなる原因を作り出す。その差は閾値と比較され、その差が閾値未満であるなら、共存するレーダシステムは本当に前もって定義された周波数セットからの周波数を用いていると仮定される。もし、第1と第2の検出信号の差が閾値を越えるものであるなら、共存するレーダシステムは実際には前もって定義された周波数とは別の周波数を用いていると仮定される。それ故に、測定された高い信号強度は、前もって定義された周波数セットからの周波数を用いる共存するレーダシステムからの結果であるか、或いは別の周波数を用いているが前もって定義された周波数セットに変換されたレーダシステムからの結果であるどうかが区別可能である。この方法を用いると、共存するレーダシステムとの競合可能性の検出がより精確であり、無線通信システムは更なる送信のために、前もって定義された周波数のセットから、レーダシステムと本当に干渉するそれらの周波数を回避しなければならないだけである。
本発明の更なる特徴と利点とは、従属した請求項や添付図面と共にとられた次の詳細な説明から当業者には明らかになるであろう。
受信機の原理的な構造は本発明に従う図1a〜図1eに示された実施例全てについていくつかの付加的な要素を除いて類似している。そのような受信機の原理的な構造は当業者には知られているものであり、それは、アンテナ100、アナログ部200、デジタル部300に分けることができる。その構造における変形は、その要素の構成夫々において、それが本発明の原理に影響を及ぼさない限り可能である。アンテナ100で受信される信号はアナログ部200を介して信号経路にフィードされる。アナログ部200では、とりわけ周波数変換器とフィルタとがその信号経路に構成されている。アナログ/デジタル変換器はアナログ部200からのアナログ信号を後段のデジタル部300へのデジタル信号に変換する。デジタル部300において、そのデジタル信号はデジタル受信器要素においてさらに処理される。また、このデジタル受信器要素はここでは詳細に説明はされていない。なぜなら、そのようなデジタル受信器の機能は公知であり、また本発明の範囲の外にあるものであるからである。図1a〜図1eに示されているように、全ての実施例に共通の本発明の原理は、第1の分岐要素230、252と、第2の分岐要素251、270と、第1と第2の分岐要素の間に構成される、前もって定義された周波数セットに関して事前に知られた減衰値をもつ要素240、260の存在である。通過する信号が前もって定義された周波数セットからの周波数であるときには、要素240、260はその信号に対しては減衰が小さい。これに対して、入力信号が他の周波数の1つであるときには、要素240、260はその信号に対しては減衰がかなり大きい。当業者にとって、その要素に対して、前もって定義された周波数セットについての減衰値が知られているだけではなくむしろ、他の周波数の大抵のものについての減衰値も事前に知られていることは明らかなことである。それから、その減衰値に依存して、従って、前もって定義された周波数セットに依存して、閾値が定義される。その要素の前後の分岐要素から第1と第2の検出信号を得ることができる。そのような分岐要素は、信号強度を検出し測定信号の信号強度に比例する検出信号を生成する指向性カップラのような各種の要素で良い。第1と第2の検出信号の差は前記閾値と比較され、その比較結果はレーダシステムが本当に前もって定義された周波数セットからの周波数を用いているかどうかの指標を与える。
さて、次に、本発明に従う受信機の2〜3の可能性のある実施例についてのみ詳細に説明する。図1aは第1の分岐要素230が低雑音増幅器220の後段でかつミキサ要素240の前段に構成される実施例を示している。ミキサ要素240は前もって定義された周波数のセットについて事前に知られた減衰値を備えた要素として専用のものである。そのミキサ要素は中間周波数に変換される通常の周波数空間に対しては小さな減衰値を生じさせ、同じ中間周波数に変換される影像周波数空間に対しては大きな減衰値を生じさせる。従って、中間周波数に変換される通常の周波数空間はここで、前もって定義された周波数のセットを定義し、影像周波数の空間は他の周波数を定義する。言い換えると、前もって定義された周波数のセットは、受信機の搬送周波数から成り立っており、他の周波数は、影像周波数変換により同じ中間周波数に変換される周波数である。ミキサ240の後に、第2の分岐要素251が構成される。第1の分岐要素230は信号経路上の信号から第1の検出信号S10を抽出し、第2の分岐要素251は信号経路上の信号から第2の検出信号S21を抽出する。分岐要素230、251は好適には同様に従来技術から公知となっている指向性カップラである。第1の検出信号S10と第2の検出信号S21とは処理手段400にフィードされる。処理手段400は第1の電力検出器要素PD1と第2の電力検出器要素PD2とを含む。これらの電力検出器要素は典型的なレーダ信号に追従できなければならない。第1の電力検出器の出力S10′と第2の電力検出器の出力S21′とは処理手段400にフィードされ、各アナログ/デジタル変換器(A/D)に入力される。一方のA/D変換器は第1の検出信号S10′を第1のデジタル信号D10に変換する。もう一方のA/D変換器は第2の検出信号S21′を第2のデジタル信号D21に変換する。デジタル信号D10とデジタル信号D21とは受信機のデジタル部300において前もって定義された閾値と比較できる。好適な解決策では、第1のデジタル信号D10と第2のデジタル信号D20との差の絶対値が式:D=|D10−(D20+IL)|に従って閾値と比較される。ここで、ILは要素の挿入損失である。もし、その差が前もって定義された閾値より大きいなら、共存するレーダシステムは前もって定義された周波数セットからの周波数とは別の周波数のみを用いていると仮定される。そのとき、無線通信システムは現在用いられている周波数を変更する必要はないし、許可された伝送周波数のリストからこの周波数を除外する必要もない。
図1dは、処理手段400の電力検出器要素の後段にある要素に関して図1aにおけるそれとは異なるだけの実施例を示している。ここで、図1aのアナログ/デジタル変換器の代替として、電力検出器SD1とSD2の出力が加算器にフィードされる。そのような加算器460もまた従来技術で公知のものであるが、それは、いくつかの抵抗とオペレーショナル増幅器とを有している。アナログ加算器では、検出信号S21′とS10′の差がアナログ閾値と比較される。前に既に説明したように、その差が閾値より大きいか或いは小さいかに依存して、無線通信システムは、共存するレーダシステムとの競合の可能性があるかどうかを判断することができる。
図1bは本発明の別の実施例を示している。原理的には、その構成は上述した図1aと図1dと同じである。構成上の相違は、ここでは、IFフィルタ260が前もって定義された周波数セットに関して事前に知られた減衰値をもつ要素として専用となっている点である。そのIFフィルタはバンドパスフィルタ要素であり、それは専用周波数帯内の周波数では小さい減衰があるだけであるが、その周波数帯の外側にある他の周波数ではより大きな減衰がある。ここで、バンドパスフィルタ260からの周波数は、前もって定義された周波数セットを定義する。第1の分岐要素252はIFフィルタ260の前段に構成され、第2の分岐要素270はIFフィルタ260の後段に構成される。第1の検出信号S22と第2の検出信号S30とは処理手段400にフィードされる。処理手段400は既に説明した電力検出器PD1とPD2とA/D変換器とを有し、それらが前述のように検出信号S22とS30とを処理する。
図1eは図1bと同じ構成をもつが、電力検出器の出力S22′とS30′がアナログ加算器460にフィードされる点だけが異なっている。
図1cは本発明のより改善した実施例を示している。その受信機は低雑音増幅器220とこれに続くミキサ240との間の信号経路に第1の分岐要素230を有している。第2の分岐要素253はミキサ240と後段のIFフィルタ260との間の信号経路にある。更なる分岐要素270がIFフィルタ260の後方の信号経路にある。抽出された第1の検出信号S10、第2の検出信号S20、第3の検出信号S30は処理手段400にフィードされる。その検出信号は各電力検出器要素PD1、PD2、PD3に入力される。前記電力検出器要素各々の出力はそれから後段のA/D変換器でアナログ−デジタル変換される。最後に、デジタル信号D10、D20、D30が第1のそして更なる閾値と比較される。この実施例の利点は、同じ周波数で送信する干渉体として誤って解釈される数多くの干渉体が正しく検出される点にある。従って、干渉検出がはるかに精確となる。
さらに、図示されてはいないが、図1aに対する代替として、アナログ部200から分岐する代わりに、第2のデジタル検出信号D21が受信機のデジタル部300から直接に生成されても良い。その時、第2の分岐要素251をもつことはもはや必要ない。
説明した全ての実施例に関し、周波数の範囲の減衰は事前に知られている要素と、その要素の前後で分岐要素とをもつことは重要である。これがあると、その要素の前後での信号が比較でき、その比較結果が干渉の問題はあるかないかの指標を与えることになる。その差がどのくらい精確にあるのかについて当業者に明らかなことではあるが、さらに説明はされていない。むしろ、その差を計算するのに知られた幾つかの方法がある。例えば、図1aにおける実施例に関して説明したように、その要素前後での測定信号の差から絶対値を計算するときに、それはなされる。さらに、代替的な実施例においても、2つの負の検出信号を加算するときに、その差は計算される。本発明にとっては、検出信号の差を検出することだけが重要なのである。前もって定義された周波数のセットの1つ以外のものが検出されたなら、無線通信システムは数多くの許可された伝送周波数からこの周波数を除外する必要もないし、実際に使用される周波数を変更する必要はない。これとは反対に、無線通信システムは、もし、その差が閾値未満であることを意味する観測周波数が前もって定義された周波数のセットからのものであることが検出されたなら、前記観測周波数が更なる送信のために用いられることを回避しなければならない。
もし、閾値を越える受信信号強度が測定されたなら、しかし、本発明の原理に従えば、更なる測定はその信号が前もって定義された周波数のセットからの周波数ではないという結果に導かれるなら、無線通信システムは許可された周波数のセットでの送信を続行できる。しかし、そのとき、そのような状態は、性能を低下させえる受信機のより高いDCオフセットへと導くものであることが考慮されるべきである。そのような場合、信号経路に付加的な或いは適合型の現存するフィルタ要素が用いられるべきである。
本発明の原理を無線通信システムの受信機で実施することは多くの実施例や変形例に導かれるものである。そのような受信機は、無線通信システム内の分離型のコントローラユニットでも良いし、或いは移動体端末でも良い。そのような場合において、そのコントローラも移動体端末もその両方とも基地局やアクセスポイントのような中央ユニットに何らかの種類の干渉が検出されたかどうかを通知しなければならない。さらに、その受信機自身は、WLANシステムにおけるアクセスポイントやUMTSシステムにおける基地局のようなトランシーバ装置の受信部でも良い。
本発明の実施例を示す図である。

Claims (19)

  1. アンテナ(100)から受信した信号がアナログ部(200)から後続のデジタル部(300)への信号経路にフィードされる場合、無線通信システムと前記無線通信システムと共存するレーダシステムとの間の前もって定義された周波数のセット内における干渉を検出する受信機であって、
    前記信号経路上の前記信号から第1の検出信号(S10,S22)を生じさせる第1の分岐要素(230,252)と、
    前記第1の分岐要素(230,252)と前記デジタル部(300)との間の前記信号経路に構成され、前記前もって定義された周波数のセットについての事前に知られた減衰値をもつ要素(240,260)と、
    前記第1の検出信号(S10,S22)と第2の検出信号(S21,S30,S20)の差が、前記要素(240,260)の前記事前に知られた減衰値に依存して定義された一定の閾値と比較できるように前記第1の検出信号(S10,S22)を処理する処理手段(400)と
    前記第1の検出信号(S10,S22)と前記第2の検出信号(S21,S30,S20)とを比較し、該比較結果に基づいて、前記信号が前記共存するレーダシステムと干渉する周波数を有しているかどうかを示す信号を提供する手段(300,460)とを有することを特徴とする受信機。
  2. 前記信号経路上の前記信号から前記第2の検出信号(S21,S30,S20)を生じさせる第2の分岐要素(251,270)をさらに有し、
    前記要素(240,260)は、前記第1の分岐要素(230,252)と前記第2の分岐要素(251,270)との間の前記信号経路に構成され、
    前記処理手段(400)はさらに前記第2の検出信号(S21,S30,S20)を処理することを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 前記第2の検出信号はデジタル信号(D21)として前記受信機のデジタル部(300)から生成されることを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  4. 低雑音増幅器(220)が前記第1の分岐要素(230,252)の前段の前記アナログ部(200)の前記信号経路に構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信機。
  5. 前記要素(240,260)は、イメージ波抑圧型ミキサの要素であり、
    前記前もって定義された周波数のセットは前記受信機の搬送周波数から成り立っていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信機。
  6. 前記要素(240,260)は、バンドパスフィルタの要素であり、
    前記前もって定義された周波数のセットは前記バンドパスフィルタの要素の前記バンドパス内の周波数であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信機。
  7. 前記バンドパスフィルタの要素は中間周波数フィルタ要素、或いはベースバンドフィルタ要素であることを特徴とする請求項に記載の受信機。
  8. 前記分岐要素(230,251,252,253,270)は指向性カップラであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の受信機。
  9. 前記処理手段(400)は第1の電力検出器要素(PD1)と第2の電力検出器要素(PD2)とを有し、
    前記第1の検出信号(S10,S22)は前記第1の電力検出器要素(PD1)に入力され、前記第2の検出信号(S21,S30,S20)は前記第2の電力検出器要素(PD2)に入力されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の受信機。
  10. 前記処理手段(400)はさらに電力検出器要素の出力(S10′,S21′,S22′,S30′)をデジタル信号(D10,D21,D22,D30)に変換するアナログ/デジタル変換器を有し、
    前記デジタル信号(D10,D21,D22,D30)の2つの信号の差は前記閾値と比較できることを特徴とする請求項に記載の受信機。
  11. 前記処理手段(400)はさらにアナログ加算器(460)を有し、
    前記アナログ加算器は前記第1、及び第2の出力信号(S10′,S21′,S22′,S30′)の2つの間の差を前記閾値と比較することを特徴とする請求項に記載の受信機。
  12. 前記処理手段(400)はさらに前記比較の出力を2値信号へと変換するシュミット−トリガを有することを特徴とする請求項11に記載の受信機。
  13. 前記受信機は無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の受信機。
  14. 前記受信機は世界規模の移動体通信システムの基地局であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の受信機。
  15. 前記受信機は無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントに接続可能なコントローラユニットであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の受信機。
  16. 前記受信機は移動端末であり、
    前記移動端末は無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイント或いは世界規模の移動体通信システムの基地局に接続可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の受信機。
  17. レーダシステムと共存する、許可された伝送周波数のリストから信号を送信したり受信したりする送信機と受信機とを有する無線通信システムにおける干渉を検出する方法であって、前記方法は、
    前記受信機は請求項1乃至16のいずれか1項に記載の受信機であり、前記受信機のアンテナ(100)で前記信号を受信する工程と、
    前記第1、第2、及び第3の検出信号の2つのものの差が前記閾値未満であるなら、前記共存するレーダシステムと干渉するものとしての周波数を識別する工程と、
    前記無線通信システム内での更なる送信のために前記周波数を回避する工程とを有することを特徴とする方法。
  18. 前記周波数を回避する工程は、前記無線通信システム内で許可された伝送周波数のリストから前記周波数を除外することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記周波数を回避する工程は、前記現在用いられているものとは異なる伝送周波数に変更することを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
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