JP3387459B2 - 電波監視システム、及び電波監視方法 - Google Patents

電波監視システム、及び電波監視方法

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JP3387459B2
JP3387459B2 JP27930899A JP27930899A JP3387459B2 JP 3387459 B2 JP3387459 B2 JP 3387459B2 JP 27930899 A JP27930899 A JP 27930899A JP 27930899 A JP27930899 A JP 27930899A JP 3387459 B2 JP3387459 B2 JP 3387459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域に電波を送
信する送信系と、この送信系の近傍に設置される電波監
視系とを共存させて運用する技術に関し、特に、電波監
視系が監視している電波と送信系が送信する電波とが干
渉した場合であっても、電波監視系の監視性能と送信系
の送信性能とを向上できる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、SS(Spread Spectrum :スペク
トル拡散)方式による通信が広く利用されている。SS
方式は、送信する電波の周波数を拡散することにより、
妨害波及び干渉波の影響を受けにくくするものである。
SS方式には、DS(Direct Sequence :直接拡散)方
式とFH(Frequency Hopping :周波数ホッピング)方
式とがある。DS方式とFH方式とを単体で利用した場
合、送信する電波を広帯域に拡散することはむずかし
い。そこで、送信する電波を広帯域に拡散したい場合に
は、DS方式とFH方式とを組み合わせたハイブリット
方式(以下、DS/FH方式と言う)が利用される。す
なわち、DS/FH方式で送信された電波は、広帯域に
拡散される。
【0003】一方、電波を監視する場合、電波監視装置
が利用される。しかし、電波監視装置が監視する電波の
周波数の近傍に他の強い電波が存在すると、監視してい
る電波に影響を及ぼす場合がある。この為、電波監視装
置は、微弱な電波を監視することができ無くなる場合が
ある。電波監視装置は、遠距離からの微弱な電波を受信
し易くする為、見通しの利く位置に設置される場合が多
い。また、無線通信装置も、遠方の無線局に電波を届け
易くする為に、見通しの利く位置に設置される場合が多
い。そこで、電波監視装置と無線通信装置とは、山頂な
どの高い所に設置される。すなわち、電波監視装置と、
無線通信装置とは近傍に設置される場合が多い。
【0004】例えば、DS/FH方式で送信する広帯域
無線通信装置が、電波監視装置の近傍に設置されると、
広帯域無線通信装置が送信する電波と、電波監視装置が
監視している電波とが同一チャネル干渉を発生する。図
4に同一チャネル干渉が発生した場合のスペクトラムの
図を示す。図4に示す如く、F5の周波数付近で、外部
無線信号とDS/FH方式の信号とがかさなっている。
すなわち、同一チャネル干渉が発生すると、微弱な外部
無線信号は、DS/FH方式の信号に隠れてしまう。こ
の為、同一チャネル干渉が発生した場合、電波監視装置
は、電波の監視及び電波の測定が継続でき無くなってい
た。
【0005】そこで、従来は、同一チャネル干渉による
問題を解決する為に、例えば、電波監視装置側で受信信
号の利得を非常に大きくしていた。或いは、監視する信
号の送信先で送信信号の利得を大きくするよう制御して
いた。その為、監視する信号に対する電波監視装置の受
信信号の利得を、近傍に設置される広帯域無線通信装置
からの受信信号の利得に劣らない値を補償する必要があ
った。また、電波監視装置が電波を監視中、送信系は、
送信を停止する方法が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波監
視装置が、未知の電波を監視する場合、その電波の送信
電力を制御することはむずかしい。また、電波監視装置
が電波を監視中、送信系が、送信を停止することは、自
由な通信を妨げることである。同じように、電波監視装
置が、所定の周波数帯域の監視を停止することは、電波
監視装置の監視性能を劣化させることである。
【0007】すなわち、従来の技術では、以下に示す問
題点があった。第1の問題点は、同一チャネル干渉が発
生すると、電波監視系が電波を監視でき無くなるという
問題点があった。第2の問題点は、同一チャネル干渉を
避ける為に、電波監視系が電波を監視中に送信系の送信
を停止させた場合、送信系の自由な通信機能を損なうと
いう問題点があった。
【0008】従って、本発明が解決しようとする課題
は、上記問題点を解決し、電波監視系の監視機能を劣化
させること無く、また送信系の送信機能も劣化させるこ
と無く、電波監視系と送信系とを共存させて運用できる
技術を提供することである。
【0009】
【課題を解決する為の手段】前記の課題は、電波監視系
が監視する電波と、送信系が送信する電波とがチャネル
干渉を起した場合に、このチャネル干渉を回避する処理
を行う電波監視システムであって、電波監視系は、監視
する電波を受信し、この受信した電波の信号に基づいて
監視する電波の周波数におけるチャネル干渉の発生を検
出する検出手段と、この検出の結果、監視する電波の周
波数にチャネル干渉が発生した場合、チャネル干渉が発
生した周波数を示す情報を送信する手段と、チャネル干
渉が発生していた周波数から、監視する電波が別の周波
数に移動した場合、前記チャネル干渉が発生していた周
波数においてチャネル干渉が解除した旨の情報を送信す
る手段とを有し、送信系は、前記電波監視系からの前記
チャネル干渉が発生した周波数を示す情報の受信に応答
し、前記チャネル干渉が発生した周波数への送信を禁止
する手段と、前記電波監視系からの前記チャネル干渉が
発生していた周波数においてチャネル干渉が解除した旨
の情報の受信に応答し、前記送信の禁止を解除する手段
とを有することを特徴とする電波監視システムによって
解決される。
【0010】本発明による電波監視システムにより、電
波監視系と送信系とが共存して運用できる。又、前記の
課題は、電波監視系が監視する電波と、送信系が送信す
る電波とがチャネル干渉を起した場合に、このチャネル
干渉を回避する処理を行う電波監視システムであって、
電波監視系は、監視する電波を受信し、この受信した電
波の信号に基づいて監視する電波の周波数におけるチャ
ネル干渉の発生を検出する検出手段と、この検出の結
果、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生した場
合、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生したこ
とを示す信号を出力する手段と、チャネル干渉が発生し
ていた周波数から、前記監視する電波が別の周波数に移
動した場合、前記チャネル干渉が発生していた周波数に
おいてチャネル干渉が解除したことを示す信号を出力す
る手段と、前記監視する電波の周波数にチャネル干渉が
発生したことを示す信号に応答してチャネル干渉が発生
した周波数を示す情報を送信し、また前記チャネル干渉
が発生していた周波数においてチャネル干渉が解除した
ことを示す信号に応答して前記チャネル干渉が発生して
いた周波数においてチャネル干渉が解除した旨の情報を
送信する手段とを有し、送信系は、所定のホッピングパ
ターンに基づいてFH方式で電波を送信する手段と前記
電波監視系からの前記チャネル干渉が発生した周波数を
示す情報の受信に応答し、前記チャネル干渉が発生した
周波数を含むFH周波数帯域への送信電波のホッピング
を禁止する手段と、前記電波監視装置からの前記チャネ
ル干渉が発生していた周波数においてチャネル干渉が解
除した旨の情報の受信に応答し、前記送信電波のホッピ
ングの禁止を解除する手段とを有することを特徴とする
電波監視システムによって解決される。
【0011】特に、前記検出手段は、受信した電波の信
号の受信信号レベルを測定する手段と、前記測定した受
信信号レベルと所定のしきい値とを比較し、この比較の
結果、前記受信信号レベルが所定のしきい値以上の場
合、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生したと
判断してチャネル干渉の発生を検出する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】又、前記検出手段は、受信した電波の信号
のエラーレートを測定する手段と、前記測定したエラー
レートと所定のしきい値とを比較し、この比較の結果、
前記エラーレートが所定のしきい値以上の場合、監視す
る電波の周波数にチャネル干渉が発生したと判断してチ
ャネル干渉の発生を検出する手段とを有することを特徴
とする。
【0013】ここで、エラーレートとは、デジタルデー
タの誤り率を示すものである。或いは、前記検出手段
は、受信した電波の信号の受信信号レベルを測定し、こ
の測定した受信信号レベルと第一のしきい値とを比較す
る第一の比較手段と、受信した電波の信号のエラーレー
トを測定し、この測定したエラーレートと第二のしきい
値とを比較する第二の比較手段と、前記第一の比較手段
の比較の結果、前記受信信号レベルが第一のしきい値以
上の場合、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生
したと判断してチャネル干渉の発生を検出し、および/
または前記第二の比較手段の比較の結果、前記エラーレ
ートが第二のしきい値以上の場合、監視する電波の周波
数にチャネル干渉が発生したと判断してチャネル干渉の
発生を検出する手段とを有することを特徴とする。
【0014】又、前記送信系は、DS方式とFH方式と
を組み合わせたハイブリッド方式で電波を送信すること
を特徴とする。又、前記監視する電波が、FH方式であ
ることを特徴とする。又、前記電波監視系は、監視して
いる電波の情報を表示する手段を、更に有することを特
徴とする。
【0015】又、前記チャネル干渉は、同一チャネル干
渉であることを特徴とする。又、前記の課題は、監視す
る電波と、送信する電波とがチャネル干渉を起した場合
に、このチャネル干渉を回避する処理を行う電波監視方
法であって、監視する電波を受信し、この受信した電波
の信号に基づいて監視する電波の周波数におけるチャネ
ル干渉の発生を検出する検出ステップと、前記検出の結
果、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生した場
合、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生したと
判断し、前記チャネル干渉が発生した周波数への送信を
禁止するステップと、前記チャネル干渉が発生していた
周波数から、前記監視する電波が別の周波数に移動した
場合、前記チャネル干渉が発生していた周波数において
チャネル干渉が解除したと判断し、前記送信の禁止を解
除するステップとを有することを特徴とする電波監視方
法によって解決される。
【0016】或いは、前記の課題は、監視する電波と、
FH方式で送信する電波とがチャネル干渉を起した場合
に、このチャネル干渉を回避する処理を行う電波監視方
法であって、監視する電波を受信し、この受信した電波
の信号に基づいて監視する電波の周波数におけるチャネ
ル干渉の発生を検出する検出ステップと、前記検出の結
果、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生した場
合、前記チャネル干渉が発生した周波数を含むFH周波
数帯域への送信電波のホッピングを禁止するステップ
と、前記チャネル干渉が発生していた周波数から、前記
監視する電波が別の周波数に移動した場合、前記チャネ
ル干渉が発生していた周波数においてチャネル干渉が解
除したと判断して前記送信電波のホッピングの禁止を解
除する手段とを有することを特徴とする電波監視方法に
よって解決される。
【0017】特に、前記検出ステップは、受信した電波
の信号の受信信号レベルを測定するステップと、前記測
定した受信信号レベルと所定のしきい値とを比較し、こ
の比較の結果、前記受信信号レベルが所定のしきい値以
上の場合に、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発
生したと判断し、チャネル干渉の発生を検出するステッ
プとを有することを特徴とする。
【0018】特に、前記検出ステップは、受信した電波
の信号のエラーレートを測定するステップと、前記測定
したエラーレートと所定のしきい値とを比較し、この比
較の結果、前記エラーレートが所定のしきい値以上の場
合に、監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生した
と判断し、チャネル干渉の発生を検出するステップとを
有することを特徴とする。
【0019】或いは、前記検出ステップは、受信した電
波の信号の受信信号レベルを測定するステップと、この
測定した受信信号レベルと第一のしきい値とを比較する
第一の比較ステップと、受信した電波の信号のエラーレ
ートを測定するステップと、この測定したエラーレート
と第二のしきい値とを比較する第二の比較ステップと、
前記第一の比較ステップの比較の結果、前記受信信号レ
ベルが第一のしきい値以上の場合、および/または前記
第二の比較ステップの比較の結果、前記エラーレートが
第二のしきい値以上の場合に、監視する電波の周波数に
チャネル干渉が発生したと判断してチャネル干渉の発生
を検出するステップとを有することを特徴とする。
【0020】本発明により、遠方からの微弱な無線信号
を監視する電波監視系と、遠距離通信用の送信系との共
存を可能とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態について
図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明による電
波監視システムのブロック図である。図2は、本発明に
よる表示部2の表示画面の一例である。図3は、本発明
に係わる判定値テーブルを示す図である。
【0022】図1中、1は電波監視装置であり、本発明
による電波監視システムの電波監視系である。電波監視
装置1は、後述する表示部2と、データ収集部3と、ア
ンテナ部4と、アンテナ切替部5と、受信チャネル部6
1 〜6n と、制御部11と、送受信制御部12と、SP
M親機13と、SPM子機14とにより構成される。電
波監視装置1は、下限周波数(FL)から上限周波数
(FU)までの広範囲の周波数帯域の電波(信号)を監
視するものであり、監視する周波数帯域(下限周波数〜
上限周波数)をn個のチャネルに分割して監視する。
【0023】2は、表示部であり、監視している信号の
周波数及び受信信号レベルを表示するものである。表示
部2が、表示する画面の一例を図2に示す。図2は、縦
軸に受信信号の周波数、横軸に受信信号の受信信号レベ
ルを表示した例である。図2中、201は外部監視信号
スペクトルであり、電波監視装置1が監視している信号
のスペクトルである。202はDS/FH広帯域スペク
トラルであり、後述する広帯域無線通信装置20が送信
している信号のスペクトラルである。203は合成信号
であり、電波監視装置1が監視している外部監視信号ス
ペクトルが、DS/FH広帯域スペクトラムに埋もれて
いる状態を示すものである。すなわち、合成信号203
は、外部監視信号スペクトル201とDS/FH広帯域
スペクトラム202とが同一チャネル干渉を発生してい
る状態を示すものである。204は合成信号であり、外
部監視信号スペクトルが、DS/FH広帯域スペクトラ
ルに埋もれてい無い状態を示すものである。すなわち、
合成信号204は、外部監視信号スペクトル201とD
S/FH広帯域スペクトラム202とが同一チャネル干
渉を発生してい無い状態を示すものである。尚、図2
は、わかりやすく示す為に、FH周波数帯域の間隔をあ
けて示したものである。
【0024】図1に戻り、3は、データ収集部であり、
監視している信号の周波数及び受信信号レベルを記憶す
るものである。4は、アンテナ部であり、異なる周波数
帯域に適合する複数のアンテナより構成される。
【0025】5は、アンテナ切替部であり、アンテナ部
4のうち所望する周波数に適合するアンテナに切替える
ものである。61 〜6n は、受信チャネル部であり、後
述するLNA(Low-Noise-Amp )7 1 〜7n と、リミッ
タ81 〜8n と、受信部/復調部91 〜9n と、干渉検
出部101 〜10n とより構成される。受信チャネル部
1 〜6n は、チャネル毎に受信した信号の監視、及び
計測を行うものである。また、受信チャネル部61 〜6
n は、n個の周波数帯域を個別に処理する為、1からn
のn個で構成される。例えば、周波数帯域の低い方から
順番に受信チャネル部61 、受信チャネル部6 2 、…受
信チャネル部6n として構成する。ここで、10MHz
から110MHzの周波数帯域を監視する場合について
説明する。また、n=5として説明する。まず、10M
Hzから110MHzの周波数帯域を5で分割する。こ
の分割された各周波数帯域を各受信チャネル部61 〜6
n に割り当てる。受信チャネル部61 には、10MHz
〜30MHzの周波数帯域(下限周波数帯域)が割り当
てられる。また、受信チャネル部62 には、30MHz
〜50MHzの周波数帯域が割り当てられる。また、受
信チャネル部63 には、50MHz〜70MHzの周波
数帯域が割り当てられる。また、受信チャネル部64
は、70MHz〜90MHzの周波数帯域が割り当てら
れる。また、受信チャネル部65 には、90MHz〜1
10MHzの周波数帯域(上限周波数帯域)が割り当て
られる。
【0026】71 〜7n は、LNA(Low-Noise-Amp )
であり、アンテナ部4が受信した受信信号がアンテナ切
替部5を介して入力される。そして、入力された受信信
号を信号レベルが的確に計測できるレベルまで雑音を抑
えながら増幅するものである。81 〜8n は、リミッタ
であり、LNA71 〜7n が増幅した信号が入力され
る。そして、この入力された信号の受信信号レベルによ
る受信機能の飽和や感度抑圧を防止する為に入力された
信号の振幅制限をするものである。
【0027】91 〜9n は、受信部/復調部であり、リ
ミッタ部81 〜8n が振幅制限した信号の受信信号レベ
ルの測定と周波数の測定と復調とを行うものである。そ
して、測定した受信信号レベルと測定した周波数とを、
表示部2とデータ収集部3とに出力する。また、測定し
た受信信号レベルと測定した周波数と復調した信号と
を、後述する干渉検出部101 〜10n に出力するもの
である。
【0028】101 〜10n は、干渉検出部であり、同
一チャネル干渉が発生しているか否かを判定値テーブに
基づいて判定するものである。判定値テーブルの一例を
図3に示す。判定値テーブルは、予め、周波数帯域毎
(F1〜FN)に基準エラーレートと受信信号レベルと
が設定されて格納されたテーブルである。すなわち、判
定値テーブルには、しきい値が格納される。例えば、図
3に示す如く、周波数帯域F1の基準エラーレートは2
0であり、受信信号レベルは30である。また、周波数
帯域FNの基準エラーレートは40であり、受信信号レ
ベルは10である。干渉検出部101 〜10n につい
て、更に詳しく説明する。干渉検出部101〜10
n は、受信部/復調部91 から入力された受信信号レベ
ルが、判定値テーブルの受信信号レベル以下であるか否
かを判断する。この判断の結果、受信信号レベルが、判
定値テーブルの受信信号レベル以下である場合は、外部
より受信信号レベルの高い信号を受信してい無いと判定
する。また、前記判断の結果、受信信号レベルが、判定
値テーブルの受信信号レベル以上である場合は、外部よ
り受信信号レベルの高い信号を受信していると判定す
る。すなわち、同一チャネル干渉が発生していると判定
する。また、受信した信号がデジタルデータの場合は、
更に、受信部/復調部91 が復調した受信データの"
1" 、" 0" の組み合わせと、パリティの組み合わせと
に基づいて、エラーレートを測定する。エラーレートと
は、デジタルデータの誤り率を示すものである。そし
て、この測定したエラーレートが判定値テーブルの基準
エラーレート以下か否かを判断する。この判断の結果、
測定したエラーレートが、判定値テーブルの基準エラー
レート以下である場合は、外部より受信信号レベルの高
い信号を受信してい無いと判定する。すなわち、同一チ
ャネル干渉が発生してい無いと判定する。また、前記判
断の結果、測定したエラーレートが、判定値テーブルの
基準エラーレート以下で無い場合は、外部より受信信号
レベルの高い信号を受信していると判定する。すなわ
ち、同一チャネル干渉が発生していると判定する。そし
て、干渉検出部101 〜10 n は、各判定の結果、どち
らか一つでも同一チャネル干渉が発生していると判定し
た場合は、送受信制御部12に同一チャネル干渉が発生
している旨の情報を出力する。また、各判定の結果、ど
ちらも同一チャネル干渉が発生してい無いと判定した場
合は、送受信制御部12に同一チャネル干渉が発生して
い無い旨の情報を出力する。
【0029】11は、制御部であり、受信及び復調の処
理を行うと同時に電波監視装置1の制御を担うものであ
る。12は、送受信制御部であり、干渉検出部101
10n から同一チャネル干渉が発生しているか否かを示
す情報が入力される。そして、同一チャネル干渉の状態
を後述するSPM親機13とアンテナ切替部9とアンテ
ナ10とSPM子機14とを介して後述する広帯域無線
通信装置20に通報するものである。
【0030】13は、SPM(System Performance Mon
itor)親機であり、保守用無線装置である。SPM親機
13は、電波監視装置1が正しく機能していることを示
す試験信号をSPM子機14に送信する保守用無線装置
である。また、制御部11及び送受信制御部12の制御
により、SPM子機14との通信を行うものである。1
4は、SPM子機であり、保守用無線装置である。SP
M子機14は、電波監視装置1が正しく機能しているこ
とを示す試験信号をSPM親機13から受信する保守用
無線装置である。また、制御部11及び送受信制御部1
2からSPM親機13を介して同一チャネル干渉の発生
又は解除の情報を受信するものである。
【0031】20は、広帯域無線通信装置であり、本発
明による電波監視システムの送信系である。広帯域無線
通信装置20は、後述する制御部21と送信部22と受
信部23とにより構成され、DS(Direct Sequence )
方式とFH(Frequency Hopping )方式とが組み合わさ
れたハイブリッド方式による無線通信を行うものであ
る。また、広帯域無線通信装置20は、遠距離用の無線
通信装置である為、大きな送信電力で広帯域無線信号
(基本波)41を送信するものである。また、広帯域無
線通信装置20は、電波監視装置1の近傍に設置される
ものである。
【0032】21は、制御部であり、広帯域無線通信装
置20が送信する信号のFH周波数を制御するものであ
る。すなわち、ホッピングパターンを変更するものであ
る。例えば、図4に示す如く、周波数F5の付近で同一
チャネル干渉が発生したものとして説明する。まず、電
波監視装置1から同一チャネル干渉が発生した旨の情報
がSPM子機14を介して入力される。制御部21は、
この同一チャネル干渉が発生した旨の情報が入力される
と、広帯域無線通信装置20が広帯域無線信号(基本
波)41の送信動作を完了するのを待って、一時送信の
停止を行う。次に、制御部21は、広帯域無線通信装置
20の送信停止中に、周波数F5及びその前後数周波数
帯域による送信動作を中断するように送信FH周波数の
使用許可割当を変更する。具体的に説明すると、制御部
21は、周波数F5及びその前後数周波数帯域への送信
電波のホッピングを禁止する。そして、制御部21は、
FH周波数割当変更後、使用可能周波数帯域の中からF
5とその前後数周波数帯域を除く周波帯域数をFH周波
数として以後の送信動作を開始する。その後、同一チャ
ネル干渉が解除されると、送受信制御部12から同一チ
ャネル干渉が解除した旨の情報がSPM親機13とアン
テナ切替部9とアンテナ10とSPM子機14とを介し
て送信される。制御部21は、同一チャネル干渉が解除
した旨の情報を受信すると、周波数F5及びその前後数
周波数帯域への送信電波のホッピングの禁止を解除す
る。
【0033】22は、送信部であり、DS/FH方式に
よる送信を行うものである。23は、受信部であり、D
S/FH方式による受信を行うものである。30は、外
部無線信号源であり、電波監視装置1が監視する電波
(信号)である外部無線信号31を送信するものであ
る。外部無線信号31は、送信される周波数が変更され
る場合がある。例えば、FH方式で送信される場合であ
る。
【0034】次に、本発明の動作について説明する。ま
ず、同一チャネル干渉が無い場合について説明する。ま
た、電波監視装置1が監視する外部無線信号31は、下
限周波数帯域に送信されるものとする。外部無線信号3
1は、アンテナ部4で受信される。この受信された外部
無線信号31は、アンテナ部4からアンテナ切替部5を
介して受信チャネル部61 に出力される。
【0035】受信チャネル部61 に入力された外部無線
信号31は、まず、LNA71 に入力される。LNA7
1 は、入力された外部無線信号31を信号レベルが的確
に計測できるレベルまで雑音を抑えながら増幅する。そ
して、この増幅した信号を、リミッタ81 に出力する。
【0036】リミッタ81 は、入力された信号を受信信
号レベルによる受信機能の飽和や感度抑圧を防止するた
めに振幅制限する。そして、この振幅制限した信号を受
信部/復調部91 に出力する。受信部/復調部91 は、
入力された信号の受信信号レベルの測定と周波数の測定
と復調とを行う。ここで、具体的に説明する為に、測定
した受信信号レベルは20であるとする。そして、測定
した受信信号レベル及び周波数を、表示部2とデータ収
集部3とに出力する。また、測定した受信信号レベル及
び周波数と復調した信号とを干渉検出部101 に出力す
る。
【0037】表示部2は、受信部/復調部91 から入力
された周波数及び受信信号レベルをモニタ表示する。ま
た、データ収集部3は、受信部/復調部91 から入力さ
れた周波数及び受信信号レベルの記憶を行う。一方、干
渉検出部101 は、受信部/復調部91 から入力された
受信信号レベルと判定値判定値テーブの受信信号レベル
とを比較する。ここで、受信部/復調部91 から入力さ
れた受信信号レベルは20であり、判定値判定値テーブ
の受信信号レベルは30である。そこで、干渉検出部1
1 は、受信信号レベルが、判定値テーブルの受信信号
レベル以下であると判断し、同一チャネル干渉が発生し
てい無いと判定する。また、受信した信号がデジタルデ
ータの場合は、エラーレートを測定する。ここで、測定
したエラーレートは、5であるとする。そこで、干渉検
出部101 は、測定したエラーレートが判定値テーブル
の基準エラーレート以下であると判断し、同一チャネル
干渉が発生してい無いと判定する。そして、干渉検出部
101 は、各判定とも同一チャネル干渉が発生してい無
いと判定したので、同一チャネル干渉が発生してい無い
旨の情報を送受信制御部12に出力する。
【0038】送受信制御部12は、入力された信号が、
同一チャネル干渉が発生している情報か否かを判断す
る。そこで、送受信制御部12は、同一チャネル干渉が
発生してい無い旨の情報であると判断する。次に、同一
チャネル干渉が発生していて、同一チャネル干渉が発生
してい無い旨の情報を入力された場合には、同一チャネ
ル干渉が解除した旨の情報をSPM親機13とアンテナ
切替部9とアンテナ10とSPM子機14とを介して広
帯域無線通信装置20に通報する。また、同一チャネル
干渉が発生してい無くて、同一チャネル干渉が発生して
い無い旨の情報を入力された場合には、広帯域無線通信
装置20には通報し無い。
【0039】次に、同一チャネル干渉が発生した場合に
ついて説明する。具体的に説明する為に、電波監視装置
1が監視する外部無線信号31は、下限周波数帯域に送
信されるものとする。また、広帯域無線通信装置20
は、外部無線信号31の周波数を含む周波数帯域にDS
/FH方式の広帯域無線信号(基本波)41を送信して
いるものとする。すなわち、外部無線信号31と広帯域
無線信号(基本波+反射遅延波)42とは同一チャネル
干渉の状態であるとする。
【0040】まず、受信チャネル部61 は、アンテナ部
4とアンテナ切替部5とを介して外部無線信号31と広
帯域無線信号(基本波+反射遅延波)42とを受信す
る。受信チャネル部61 に入力された外部無線信号31
と広帯域無線信号(基本波+反射遅延波)42とは、L
NA71 に入力される。LNA71 は、入力された外部
無線信号31と広帯域無線信号(基本波+反射遅延波)
42とを信号レベルが的確に計測できるレベルまで雑音
を抑えながら増幅する。そして、この増幅した信号を、
リミッタ81 に出力する。
【0041】リミッタ81 は、入力された信号を受信信
号レベルによる受信機能の飽和や感度抑圧を防止するた
めに振幅制限する。そして、この振幅制限した信号を受
信部/復調部91 に出力する。受信部/復調部91 は、
入力された信号の受信信号レベルの測定と周波数の測定
と復調とを行う。ここで、具体的に説明する為に、測定
した受信信号レベルは20であるとする。受信部/復調
部91 は、測定した受信信号レベル及び周波数を、表示
部2とデータ収集部3とに出力する。また、測定した受
信信号レベル及び周波数と復調した信号とを、干渉検出
部101 に出力する。
【0042】表示部2は、受信部/復調部91 から入力
された周波数及び受信信号レベルをモニタ表示する。ま
た、データ収集部3は、受信部/復調部91 から入力さ
れた周波数及び受信信号レベルの記憶を行う。一方、干
渉検出部101 は、受信部/復調部91 から入力された
受信信号レベルと判定値判定値テーブの受信信号レベル
とを比較する。ここで、受信部/復調部91 から入力さ
れた受信信号レベルは20であり、判定値判定値テーブ
の受信信号レベルは30である。そこで、干渉検出部1
1 は、受信信号レベルが、判定値テーブルの受信信号
レベル以下であると判断し、同一チャネル干渉が発生し
てい無いと判定する。また、受信した信号がデジタルデ
ータの場合は、エラーレートを測定する。ここで、具体
的に説明する為に、測定したエラーレートは、25であ
るとする。干渉検出部101 は、測定したエラーレート
が25であり、判定値判定値テーブの基準エラーレート
が20であることから測定したエラーレートが判定値テ
ーブルの基準エラーレート以下で無いと判断し、同一チ
ャネル干渉が発生していると判定する。干渉検出部10
1 は、受信信号レベルからは、同一チャネル干渉が発生
してい無いと判定する。しかし、エラーレートからは、
同一チャネル干渉が発生していると判定する。そこで、
干渉検出部101 は、同一チャネル干渉が発生している
旨の情報を送受信制御部12に出力する。
【0043】送受信制御部12は、干渉検出部101
ら同一チャネル干渉が発生している旨の情報を受信した
場合、同一チャネル干渉が発生した旨の情報を制御部1
1に出力する。また、同一チャネル干渉が発生した旨の
情報をSPM親機13とアンテナ切替部9とアンテナ1
0とSPM子機14とを介して広帯域無線通信装置20
の制御部21に通報する。尚、この通報は、広帯域無線
通信装置20の運用周波数以外の周波数帯域であるSP
M点検信号51を使用して行う。
【0044】一方、同一チャネル干渉が発生した旨の情
報を入力された制御部11は、同一チャネル干渉が発生
した周波数をSPM親機13とアンテナ切替部9とアン
テナ10とSPM子機14とを介して広帯域無線通信装
置20の制御部21に通報する。制御部21は、同一チ
ャネル干渉が発生した旨の情報と同一チャネル干渉が発
生した周波数とを受信すると、広帯域無線通信装置20
が広帯域無線信号(基本波)41を使用して行う送信動
作を完了するのを待って、一時送信の停止を行う。次
に、制御部21は、送信の停止中にF1の周波数帯域及
びその前後数周波数帯域による送信動作を中断するよう
に送信FH周波数の使用許可割当を変更する。すなわ
ち、制御部21は、F1の周波数帯域及びその前後数周
波数帯域への送信電波のホッピングを禁止する。そし
て、FH周波数割当変更後、使用可能周波数帯域の中か
らF1とその前後数周波数帯域を除く周波帯域数をFH
周波数として以後の送信動作を開始する。
【0045】ここで、広帯域無線通信装置20が、通信
相手にFH周波数を変更した旨の情報を送信することは
無い。何故なら、通信相手は、FH周波数を自らサーチ
するため、広帯域無線通信装置20が変更したFH周波
数に追従することができるからである。尚、通信相手
が、FH周波数をサーチする機能が無い場合には、通信
相手にFH周波数を変更した旨の情報を送信しても良
い。
【0046】ここで、外部無線信号31が他の周波数に
移動したとする。干渉検出部101 は、外部無線信号3
1が他の周波数に移動すると、この移動前の周波数の同
一チャネル干渉が無くなったと判断する。そこで、干渉
検出部101 は、同一チャネル干渉が発生してい無い旨
を示す情報を送受信制御部12に出力する。
【0047】送受信制御部12は、入力された信号が、
同一チャネル干渉が発生している情報か否かを判断す
る。そこで、送受信制御部12は、同一チャネル干渉が
発生してい無い旨の情報であると判断する。そして、同
一チャネル干渉が発生していて、同一チャネル干渉が発
生してい無い旨の情報を入力されたので、同一チャネル
干渉が解除した旨の情報を制御部11に出力する。ま
た、送受信制御部12は、同一チャネル干渉が解除した
旨の情報をSPM親機13とアンテナ切替部9とアンテ
ナ10とSPM子機14とを介して広帯域無線通信装置
20に通報する。
【0048】同一チャネル干渉が解除した旨の情報を入
力された制御部11は、同一チャネル干渉が解除した周
波数をSPM親機13とアンテナ切替部9とアンテナ1
0とSPM子機14とを介して広帯域無線通信装置20
の制御部21に通報する。一方、制御部21は、同一チ
ャネル干渉が解除した旨を示す情報と同一チャネル干渉
が解除した周波数とを受信すると、広帯域無線通信装置
20の一部使用を停止していた周波数に対する制限を解
除し、FH周波数の全周波数を使用する再割当を実行
し、本来のFH周波数運用に戻る処理を行う。すなわ
ち、制御部21は、送信電波のホッピングの禁止を解除
する。
【0049】尚、広域無線通信装置20の相手方から送
信される広帯域無線信号は、電波監視装置1と広域無線
通信装置20との距離に比べてはるかに長い距離を伝搬
してくる為、大電力の信号では無い。この為、電波監視
装置1では、広域無線通信装置20の相手方から送信さ
れる電波による同一チャネル干渉は発生し無い。そこ
で、広域無線通信装置20の受信周波数帯域の制限は不
要である。
【0050】以上の動作を各受信チャネル部61 〜6n
で同時に行う。
【0051】
【効果】本発明による効果は、以下の通りである。第1
の効果は、電波監視系が微弱な電波を監視中に、近傍に
設置された送信系から同一チャネル干渉レベルに達する
電波が送信されても、同一チャネル干渉の検出時を除い
て電波監視系は電波の監視を継続できることである。
【0052】第2の効果は、送信系も一部の周波数帯域
の運用制限が部分的に発生するだけで、送信を継続させ
ることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電波監視システムのブロック図
である。
【図2】本発明に係わる表示部2が周波数スペクトルを
表示した画面の例を示す図である。
【図3】本発明に係わる判定値テーブを示す図である。
【図4】同一チャネル干渉発生時の周波数スペクトルを
示す図である。
【符号の説明】
1 電波監視装置 2 表示部 3 データ収集部 4 アンテナ部 5 アンテナ切替部 61 〜6n 受信チャネル 71 〜7n LNA 81 〜8n リミッタ 91 〜9n 受信部/復調部 101 〜10n 干渉検出部 11 制御部 12 送受信制御部 13 SPM親機 14 SPM子機 20 広帯域無線通信装置 21 制御部 22 送信部 23 受信部 24 アンテナ 30 外部無線信号源 31 外部無線信号 41 広帯域無線信号 42 広帯域無線信号 51 SPM点検信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−242042(JP,A) 特開 平10−308709(JP,A) 特開 昭60−172838(JP,A) 特開 平11−355840(JP,A) 特開 平9−200846(JP,A) 特表2002−521854(JP,A) 特表2002−521855(JP,A) 国際公開99/60728(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 17/00 H04B 7/216 H04B 7/26 H04J 13/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波監視系が監視する電波と、送信系が
    送信する電波とがチャネル干渉を起した場合に、このチ
    ャネル干渉を回避する処理を行う電波監視システムであ
    って、 電波監視系は、 監視する電波を受信し、この受信した電波の信号に基づ
    いて監視する電波の周波数におけるチャネル干渉の発生
    を検出する検出手段と、 この検出の結果、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生した場合、チャネル干渉が発生した周波数を示す
    情報を送信する手段と、 チャネル干渉が発生していた周波数から、監視する電波
    が別の周波数に移動した場合、前記チャネル干渉が発生
    していた周波数においてチャネル干渉が解除した旨の情
    報を送信する手段とを有し、 送信系は、 前記電波監視系からの前記チャネル干渉が発生した周波
    数を示す情報の受信に応答し、前記チャネル干渉が発生
    した周波数への送信を禁止する手段と、 前記電波監視系からの前記チャネル干渉が発生していた
    周波数においてチャネル干渉が解除した旨の情報の受信
    に応答し、前記送信の禁止を解除する手段とを有するこ
    とを特徴とする電波監視システム。
  2. 【請求項2】 電波監視系が監視する電波と、送信系が
    送信する電波とがチャネル干渉を起した場合に、このチ
    ャネル干渉を回避する処理を行う電波監視システムであ
    って、 電波監視系は、 監視する電波を受信し、この受信した電波の信号に基づ
    いて監視する電波の周波数におけるチャネル干渉の発生
    を検出する検出手段と、 この検出の結果、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生した場合、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生したことを示す信号を出力する手段と、 チャネル干渉が発生していた周波数から、前記監視する
    電波が別の周波数に移動した場合、前記チャネル干渉が
    発生していた周波数においてチャネル干渉が解除したこ
    とを示す信号を出力する手段と、 前記監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生したこ
    とを示す信号に応答してチャネル干渉が発生した周波数
    を示す情報を送信し、また前記チャネル干渉が発生して
    いた周波数においてチャネル干渉が解除したことを示す
    信号に応答して前記チャネル干渉が発生していた周波数
    においてチャネル干渉が解除した旨の情報を送信する手
    段とを有し、 送信系は、 所定のホッピングパターンに基づいてFH方式で電波を
    送信する手段と前記電波監視系からの前記チャネル干渉
    が発生した周波数を示す情報の受信に応答し、前記チャ
    ネル干渉が発生した周波数を含むFH周波数帯域への送
    信電波のホッピングを禁止する手段と、 前記電波監視装置からの前記チャネル干渉が発生してい
    た周波数においてチャネル干渉が解除した旨の情報の受
    信に応答し、前記送信電波のホッピングの禁止を解除す
    る手段とを有することを特徴とする電波監視システム。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、 受信した電波の信号の受信信号レベルを測定する手段
    と、 前記測定した受信信号レベルと所定のしきい値とを比較
    し、この比較の結果、前記受信信号レベルが所定のしき
    い値以上の場合、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生したと判断してチャネル干渉の発生を検出する手
    段とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の電波監視システム。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、 受信した電波の信号のエラーレートを測定する手段と、 前記測定したエラーレートと所定のしきい値とを比較
    し、この比較の結果、前記エラーレートが所定のしきい
    値以上の場合、監視する電波の周波数にチャネル干渉が
    発生したと判断してチャネル干渉の発生を検出する手段
    とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の電波監視システム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、 受信した電波の信号の受信信号レベルを測定し、この測
    定した受信信号レベルと第一のしきい値とを比較する第
    一の比較手段と、 受信した電波の信号のエラーレートを測定し、この測定
    したエラーレートと第二のしきい値とを比較する第二の
    比較手段と、 前記第一の比較手段の比較の結果、前記受信信号レベル
    が第一のしきい値以上の場合、監視する電波の周波数に
    チャネル干渉が発生したと判断してチャネル干渉の発生
    を検出し、および/または前記第二の比較手段の比較の
    結果、前記エラーレートが第二のしきい値以上の場合、
    監視する電波の周波数にチャネル干渉が発生したと判断
    してチャネル干渉の発生を検出する手段とを有すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電波監視シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記送信系は、DS方式とFH方式とを
    組み合わせたハイブリッド方式で電波を送信することを
    特徴とする請求項1から請求項5いずれかに記載の電波
    監視システム。
  7. 【請求項7】 前記監視する電波が、FH方式であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6いずれかに記載の
    電波監視システム。
  8. 【請求項8】 前記電波監視系は、監視している電波の
    情報を表示する手段を、更に有することを特徴とする請
    求項1から請求項7いずれかに記載の電波監視システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記チャネル干渉は、同一チャネル干渉
    であることを特徴とする請求項1から請求項8いずれか
    に記載の電波監視システム。
  10. 【請求項10】 監視する電波と、送信する電波とがチ
    ャネル干渉を起した場合に、このチャネル干渉を回避す
    る処理を行う電波監視方法であって、 監視する電波を受信し、この受信した電波の信号に基づ
    いて監視する電波の周波数におけるチャネル干渉の発生
    を検出する検出ステップと、 前記検出の結果、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生した場合、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生したと判断し、前記チャネル干渉が発生した周波
    数への送信を禁止するステップと、 前記チャネル干渉が発生していた周波数から、前記監視
    する電波が別の周波数に移動した場合、前記チャネル干
    渉が発生していた周波数においてチャネル干渉が解除し
    たと判断し、前記送信の禁止を解除するステップとを有
    することを特徴とする電波監視方法。
  11. 【請求項11】 監視する電波と、FH方式で送信する
    電波とがチャネル干渉を起した場合に、このチャネル干
    渉を回避する処理を行う電波監視方法であって、 監視する電波を受信し、この受信した電波の信号に基づ
    いて監視する電波の周波数におけるチャネル干渉の発生
    を検出する検出ステップと、 前記検出の結果、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生した場合、前記チャネル干渉が発生した周波数を
    含むFH周波数帯域への送信電波のホッピングを禁止す
    るステップと、 前記チャネル干渉が発生していた周波数から、前記監視
    する電波が別の周波数に移動した場合、前記チャネル干
    渉が発生していた周波数においてチャネル干渉が解除し
    たと判断して前記送信電波のホッピングの禁止を解除す
    る手段とを有することを特徴とする電波監視方法。
  12. 【請求項12】 前記検出ステップは、 受信した電波の信号の受信信号レベルを測定するステッ
    プと、 前記測定した受信信号レベルと所定のしきい値とを比較
    し、この比較の結果、前記受信信号レベルが所定のしき
    い値以上の場合に、監視する電波の周波数にチャネル干
    渉が発生したと判断し、チャネル干渉の発生を検出する
    ステップとを有することを特徴とする請求項10又は請
    求項11に記載の電波監視方法。
  13. 【請求項13】 前記検出ステップは、 受信した電波の信号のエラーレートを測定するステップ
    と、 前記測定したエラーレートと所定のしきい値とを比較
    し、この比較の結果、前記エラーレートが所定のしきい
    値以上の場合に、監視する電波の周波数にチャネル干渉
    が発生したと判断し、チャネル干渉の発生を検出するス
    テップとを有することを特徴とする請求項10又は請求
    項11に記載の電波監視方法。
  14. 【請求項14】 前記検出ステップは、 受信した電波の信号の受信信号レベルを測定するステッ
    プと、 この測定した受信信号レベルと第一のしきい値とを比較
    する第一の比較ステップと、 受信した電波の信号のエラーレートを測定するステップ
    と、 この測定したエラーレートと第二のしきい値とを比較す
    る第二の比較ステップと、 前記第一の比較ステップの比較の結果、前記受信信号レ
    ベルが第一のしきい値以上の場合、および/または前記
    第二の比較ステップの比較の結果、前記エラーレートが
    第二のしきい値以上の場合に、監視する電波の周波数に
    チャネル干渉が発生したと判断してチャネル干渉の発生
    を検出するステップとを有することを特徴とする請求項
    10又は請求項11に記載の電波監視方法。
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