JPH06343066A - スペクトラム拡散無線通信方式 - Google Patents
スペクトラム拡散無線通信方式Info
- Publication number
- JPH06343066A JPH06343066A JP5152594A JP15259493A JPH06343066A JP H06343066 A JPH06343066 A JP H06343066A JP 5152594 A JP5152594 A JP 5152594A JP 15259493 A JP15259493 A JP 15259493A JP H06343066 A JPH06343066 A JP H06343066A
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- JP
- Japan
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- collision
- frequency
- wave
- signal
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数ホッピングスペクトラム拡散無線通信
方式において、希望波と干渉波の衝突を防止することを
目的とする。 【構成】 送信局または受信局でホッピング周期毎に希
望波と干渉波の衝突を検出し、衝突が検出されたとき
は、送信局は、搬送波の周波数の変更、衝突している搬
送波の周波数の送信時間帯の変更、または衝突している
時間帯の信号の送信の停止を行なう。
方式において、希望波と干渉波の衝突を防止することを
目的とする。 【構成】 送信局または受信局でホッピング周期毎に希
望波と干渉波の衝突を検出し、衝突が検出されたとき
は、送信局は、搬送波の周波数の変更、衝突している搬
送波の周波数の送信時間帯の変更、または衝突している
時間帯の信号の送信の停止を行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数の無線局からなり、
送信信号の搬送波周波数を時間的に変化させることによ
り、送信信号のスペクトラムを広帯域に拡散させる周波
数ホッピングスペクトラム拡散無線通信に関し、特に、
周波数をホッピングさせるパターンすなわちホッピング
系列が可変である方式に関わる。
送信信号の搬送波周波数を時間的に変化させることによ
り、送信信号のスペクトラムを広帯域に拡散させる周波
数ホッピングスペクトラム拡散無線通信に関し、特に、
周波数をホッピングさせるパターンすなわちホッピング
系列が可変である方式に関わる。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の技術における希望信号と干
渉信号の周波数及び時間配置を示す。同図において、３
−１は希望波、３−２は干渉波を示す。同図（Ａ）に示
すように、通信を行なう前に、干渉波と衝突しないよう
に定められたホッピング系列を用いて、周波数ホッピン
グを行なっていた。
渉信号の周波数及び時間配置を示す。同図において、３
−１は希望波、３−２は干渉波を示す。同図（Ａ）に示
すように、通信を行なう前に、干渉波と衝突しないよう
に定められたホッピング系列を用いて、周波数ホッピン
グを行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３
（Ｂ）に示すように、通信を行ないはじめてから、通信
相手ではない他局から信号が送信され、これが干渉波と
して新たに生じた場合には、希望波と干渉波が衝突し、
希望波及び干渉波の伝送品質が劣化するという欠点があ
った。
（Ｂ）に示すように、通信を行ないはじめてから、通信
相手ではない他局から信号が送信され、これが干渉波と
して新たに生じた場合には、希望波と干渉波が衝突し、
希望波及び干渉波の伝送品質が劣化するという欠点があ
った。
【０００４】本発明は希望波と干渉波の衝突を防止する
スペクトラム拡散無線通信方式を提供することを目的と
する。
スペクトラム拡散無線通信方式を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、送信局と受信局からなり、送信信号
の搬送波周波数を定められた時間毎に、定められた周波
数変更パターンに従って変化させることにより、送信信
号のスペクトラムを広帯域に拡散させる周波数ホッピン
グスペクトラム拡散無線通信において、送信局及び受信
局の少なく共一方が、搬送波の周波数を変化させる周期
すなわちホッピング周期ごとに干渉波と希望波が同一の
周波数及び同一の時間帯で衝突していることを検出する
手段と、衝突が検出されたことを送信局に知らせる手段
とを有し、当該送信局は、衝突を回避するように、衝突
している時間帯の搬送波の周波数を変更して送信するこ
と、衝突している搬送波の周波数の信号を送信する時間
帯を変更して送信すること、及び衝突している時間帯の
信号の送信を停止すること、の中から選択される少なく
ともひとつを実行するスペクトラム拡散無線通信方式。
の本発明の特徴は、送信局と受信局からなり、送信信号
の搬送波周波数を定められた時間毎に、定められた周波
数変更パターンに従って変化させることにより、送信信
号のスペクトラムを広帯域に拡散させる周波数ホッピン
グスペクトラム拡散無線通信において、送信局及び受信
局の少なく共一方が、搬送波の周波数を変化させる周期
すなわちホッピング周期ごとに干渉波と希望波が同一の
周波数及び同一の時間帯で衝突していることを検出する
手段と、衝突が検出されたことを送信局に知らせる手段
とを有し、当該送信局は、衝突を回避するように、衝突
している時間帯の搬送波の周波数を変更して送信するこ
と、衝突している搬送波の周波数の信号を送信する時間
帯を変更して送信すること、及び衝突している時間帯の
信号の送信を停止すること、の中から選択される少なく
ともひとつを実行するスペクトラム拡散無線通信方式。
【０００６】本発明のひとつの実施例では、希望波と干
渉波の衝突が検出されたことを受信局から知らされた送
信局は、その衝突を回避するように、衝突している時間
帯の搬送波の周波数を変更して送信する。本発明の別の
実施例では、衝突が検出されたことを受信局から知らさ
れた送信局は、その衝突を回避するように、衝突してい
る搬送波の周波数の信号を送信する時間帯を変更して送
信する。本発明の更に別の実施例では、衝突が検出され
たことを受信局から知らされた送信局は、干渉波に対す
る妨害を停止するように、衝突している時間帯の信号の
送信を停止する。本発明の更に別の実施例では、送信信
号と干渉波が衝突することを検出した無線局は、その衝
突を回避するように、衝突している時間帯の搬送波の周
波数を変更して送信する。本発明の更に別の実施例で
は、送信信号と干渉波が衝突することを検出した無線局
は、その衝突を回避するように、衝突している搬送波の
周波数の信号を送信する時間帯を変更して送信する。本
発明の更に別の実施例では、送信信号と干渉波が衝突す
ることを検出した無線局は、干渉波に対する妨害を停止
するように、衝突している時間帯の信号の送信を停止す
る。
渉波の衝突が検出されたことを受信局から知らされた送
信局は、その衝突を回避するように、衝突している時間
帯の搬送波の周波数を変更して送信する。本発明の別の
実施例では、衝突が検出されたことを受信局から知らさ
れた送信局は、その衝突を回避するように、衝突してい
る搬送波の周波数の信号を送信する時間帯を変更して送
信する。本発明の更に別の実施例では、衝突が検出され
たことを受信局から知らされた送信局は、干渉波に対す
る妨害を停止するように、衝突している時間帯の信号の
送信を停止する。本発明の更に別の実施例では、送信信
号と干渉波が衝突することを検出した無線局は、その衝
突を回避するように、衝突している時間帯の搬送波の周
波数を変更して送信する。本発明の更に別の実施例で
は、送信信号と干渉波が衝突することを検出した無線局
は、その衝突を回避するように、衝突している搬送波の
周波数の信号を送信する時間帯を変更して送信する。本
発明の更に別の実施例では、送信信号と干渉波が衝突す
ることを検出した無線局は、干渉波に対する妨害を停止
するように、衝突している時間帯の信号の送信を停止す
る。
【０００７】
【作用】本発明によると、干渉波と衝突する周波数帯を
回避して送信し、または、干渉波と衝突する時間帯を回
避して送信することにより、干渉波との衝突を回避する
ことができ、希望波及び干渉波の伝送品質の劣化を防ぐ
ことができる。また、別の実施例では、干渉波と衝突す
る信号の送信を停止することにより、干渉波の伝送品質
の劣化を防ぐことができる。
回避して送信し、または、干渉波と衝突する時間帯を回
避して送信することにより、干渉波との衝突を回避する
ことができ、希望波及び干渉波の伝送品質の劣化を防ぐ
ことができる。また、別の実施例では、干渉波と衝突す
る信号の送信を停止することにより、干渉波の伝送品質
の劣化を防ぐことができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の実施例における希望信号と干
渉信号の周波数及び時間配置を示す。同図において１−
１は希望波、１−２は干渉波である。図１（Ａ）に示す
ように干渉波と希望波が衝突したときに、受信局は干渉
波と希望波が衝突していることを検出し、衝突が検出さ
れたことを送信局へ知らせる。衝突を知らせる手段とし
ては、無線通信による方法、有線通信による方法があ
る。本発明のひとつの実施例では、衝突が検出されたこ
を知らさせた送信局では、図１（Ｂ）に示すように、そ
の衝突を回避するように、衝突している時間帯の搬送波
の周波数を変更して送信する。
渉信号の周波数及び時間配置を示す。同図において１−
１は希望波、１−２は干渉波である。図１（Ａ）に示す
ように干渉波と希望波が衝突したときに、受信局は干渉
波と希望波が衝突していることを検出し、衝突が検出さ
れたことを送信局へ知らせる。衝突を知らせる手段とし
ては、無線通信による方法、有線通信による方法があ
る。本発明のひとつの実施例では、衝突が検出されたこ
を知らさせた送信局では、図１（Ｂ）に示すように、そ
の衝突を回避するように、衝突している時間帯の搬送波
の周波数を変更して送信する。
【０００９】本発明の別の実施例では、衝突が検出され
たことを知らされた送信局は、図１（Ｃ）に示すよう
に、その衝突を回避するように、衝突している搬送波の
周波数の信号を送信する時間帯を変更して送信する。
たことを知らされた送信局は、図１（Ｃ）に示すよう
に、その衝突を回避するように、衝突している搬送波の
周波数の信号を送信する時間帯を変更して送信する。
【００１０】本発明の更に別の実施例では、衝突が検出
されたことを知らされた送信局は、図１（Ｄ）に示すよ
うに、干渉波に対する妨害を停止するように、衝突して
いる時間帯の信号の送信を停止する。本発明の更に別の
実施例では衝突の検出は無線局（例えば送信局）で行な
われる。
されたことを知らされた送信局は、図１（Ｄ）に示すよ
うに、干渉波に対する妨害を停止するように、衝突して
いる時間帯の信号の送信を停止する。本発明の更に別の
実施例では衝突の検出は無線局（例えば送信局）で行な
われる。
【００１１】本発明の実施例では、衝突を検出した無線
局は、図１（Ｂ）に示すように、その衝突を回避するよ
うに、衝突している時間帯の搬送波の周波数を変更して
送信する。
局は、図１（Ｂ）に示すように、その衝突を回避するよ
うに、衝突している時間帯の搬送波の周波数を変更して
送信する。
【００１２】本発明の更に別の実施例では、衝突を検出
した無線局は、図１（Ｃ）に示すように、その衝突を回
避するように、衝突している搬送波の周波数の信号を送
信する時間帯を変更して送信する。
した無線局は、図１（Ｃ）に示すように、その衝突を回
避するように、衝突している搬送波の周波数の信号を送
信する時間帯を変更して送信する。
【００１３】本発明の更に別の実施例では、衝突を検出
した無線局は、図１（Ｄ）に示すように、干渉波に対す
る妨害を停止するように、衝突している時間帯の信号の
送信を停止する。
した無線局は、図１（Ｄ）に示すように、干渉波に対す
る妨害を停止するように、衝突している時間帯の信号の
送信を停止する。
【００１４】図２は本発明において、受信局における希
望波と干渉波の衝突の検出手段の例を示す。同図におい
て、２−１はアンテナ、２−２は受信機、２−３は乗算
器、２−４はホッピング系列発生器、２−５は低域ろ波
器、２−６は包絡線検波器、２−７は復調器、２−８は
衝突検出信号発生器である。アンテナで受信された信号
は受信機に入力され、受信機の出力は乗算器に接続さ
れ、ホッピング系列発生器の出力と乗算され、前記乗算
器の出力は低域ろ波器に入力され、低域ろ波器に包絡線
検波器と復調器が接続され、その包絡線検波器とその復
調器に衝突検出信号発生器が接続される。衝突検出信号
発生器では、前記包絡線検波器の出力が大きいにもかか
わらず、前記復調器の出力信号に誤りが多く含まれてい
るときに衝突検出信号を出力する。
望波と干渉波の衝突の検出手段の例を示す。同図におい
て、２−１はアンテナ、２−２は受信機、２−３は乗算
器、２−４はホッピング系列発生器、２−５は低域ろ波
器、２−６は包絡線検波器、２−７は復調器、２−８は
衝突検出信号発生器である。アンテナで受信された信号
は受信機に入力され、受信機の出力は乗算器に接続さ
れ、ホッピング系列発生器の出力と乗算され、前記乗算
器の出力は低域ろ波器に入力され、低域ろ波器に包絡線
検波器と復調器が接続され、その包絡線検波器とその復
調器に衝突検出信号発生器が接続される。衝突検出信号
発生器では、前記包絡線検波器の出力が大きいにもかか
わらず、前記復調器の出力信号に誤りが多く含まれてい
るときに衝突検出信号を出力する。
【００１５】本発明において、無線局における送信信号
と干渉波の衝突を検出する手段としては、定期的に送信
を停止し、その停止期間中に送信する周波数帯における
受信レベルを周波数ホッピングが行なわれる周期、すな
わちホッピング周期ごとに測定し、その受信レベルが規
定値を越えたときに、干渉波との衝突があるとする方法
がある。
と干渉波の衝突を検出する手段としては、定期的に送信
を停止し、その停止期間中に送信する周波数帯における
受信レベルを周波数ホッピングが行なわれる周期、すな
わちホッピング周期ごとに測定し、その受信レベルが規
定値を越えたときに、干渉波との衝突があるとする方法
がある。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衝突している時間帯の搬送波の周波数を変更して送信す
ることにより、衝突を回避し、伝送品質の劣化を防ぐこ
とができる。また、衝突している搬送波の周波数の信号
を送信する時間帯を変更して送信することにより、衝突
を回避し、伝送品質の劣化を防ぐことができる。さら
に、衝突している時間帯の信号の送信を停止することに
より、干渉波の伝送品質の劣化を防ぐことができる。
衝突している時間帯の搬送波の周波数を変更して送信す
ることにより、衝突を回避し、伝送品質の劣化を防ぐこ
とができる。また、衝突している搬送波の周波数の信号
を送信する時間帯を変更して送信することにより、衝突
を回避し、伝送品質の劣化を防ぐことができる。さら
に、衝突している時間帯の信号の送信を停止することに
より、干渉波の伝送品質の劣化を防ぐことができる。
【図１】本発明の実施例における希望信号と干渉信号の
周波数及び時間配置を示す図である。
周波数及び時間配置を示す図である。
【図２】本発明の衝突検出手段の例を示す図である。
【図３】従来の例における希望信号と干渉信号の周波数
および時間配置を示す図である。
および時間配置を示す図である。
１−１ 希望波 １−２ 干渉波 ２−１ アンテナ ２−２ 受信機 ２−３ 乗算器 ２−４ ホッピング系列発生器 ２−５ 低域ろ波器 ２−６ 包絡線検波器 ２−７ 復調器 ２−８ 衝突検出信号発生器 ３−１ 希望波 ３−２ 干渉波
Claims (1)
- 【請求項１】 送信局と受信局からなり、送信信号の搬
送波周波数を定められた時間毎に、定められた周波数変
更パターンに従って変化させることにより、送信信号の
スペクトラムを広帯域に拡散させる周波数ホッピングス
ペクトラム拡散無線通信において、 送信局及び受信局の少なく共一方が、搬送波の周波数を
変化させる周期すなわちホッピング周期ごとに干渉波と
希望波が同一の周波数及び同一の時間帯で衝突している
ことを検出する手段と、衝突を送信局に知らせる手段と
を有し、 当該送信局は、衝突を回避するように、衝突している時
間帯の搬送波の周波数を変更して送信すること、衝突し
ている搬送波の周波数の信号を送信する時間帯を変更し
て送信すること、及び衝突している時間帯の信号の送信
を停止すること、の中から選択される少なくともひとつ
を実行することを特徴とするスペクトラム拡散無線通信
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5152594A JPH06343066A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | スペクトラム拡散無線通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5152594A JPH06343066A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | スペクトラム拡散無線通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06343066A true JPH06343066A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15543851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5152594A Pending JPH06343066A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | スペクトラム拡散無線通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06343066A (ja) |
Cited By (25)
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-
1993
- 1993-06-01 JP JP5152594A patent/JPH06343066A/ja active Pending
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