JPH0226895B2 - - Google Patents

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JPH0226895B2
JPH0226895B2 JP58096755A JP9675583A JPH0226895B2 JP H0226895 B2 JPH0226895 B2 JP H0226895B2 JP 58096755 A JP58096755 A JP 58096755A JP 9675583 A JP9675583 A JP 9675583A JP H0226895 B2 JPH0226895 B2 JP H0226895B2
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JP
Japan
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station
transmission output
control
reception level
amount
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JP58096755A
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JPS6084030A (ja
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Tosha Tsuruhara
Takayoshi Nagatsu
Tadashi Matsumoto
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/005Control of transmission; Equalising

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、受信局の受信レベルに応じて送信
局の送信出力を変化させる移動通信の送信出力制
御方式に関するものである。
<従来技術> 一般に移動通信システムでは、周波数の有効利
用を図るため第1図に示すように同一周波数f1
ある距離だけ離したゾーンA及びBで用いるよう
に、同一周波数をくり返して使用する無線ゾーン
構成が行われている。特に小無線ゾーン構成の移
動通信システムではくり返し利用率の向上を図る
ため、同一周波数干渉妨害の許容限界までくり返
し距離を短くしている。この場合の主な問題点
は、次の2点である。
(i) 無線ゾーンの周辺においても所要の通信品質
が確保できるための送信電力が必要となるが、
第2図に示すように実測値は距離と共に可成り
減衰するため基地局よりの送信電力を可成り大
きくする必要があり、そのため基地局の近傍に
移動局が存在する場合、所要入力に比べて過大
なレベルの電波が受信されることになり、他の
チヤネルに感度抑圧等の妨害を与える恐れがあ
る。
(ii) 無線ゾーン内の移動機が高台等周辺地形より
高い場所で通話を行つた場合、その移動機から
送信された電波は、通信の相手となる無線基地
局だけでなく同一周波数を使用する別の無線基
地局においても受信され、同一周波数干渉の許
容限界を割る恐れがある。
従来は前記(i)の対策として移動局の受信レベル
が非常に高いとき、移動局の送信レベルを一義的
に低下させる方法が採用されていた。第3図はそ
の従来方式を示し、無線基地局11の送信機12
からの送信信号は送受共用器13を通じ、更に空
中線14より電波として送信される。移動局15
において、基地局11からの電波は空中線16、
送受共用器17を通じて受信機18に受信され
る。その受信機18の受信レベルはレベル測定回
路19で測定され、レベル測定回路19の出力と
比較回路20で基準レベル発生回路21の出力基
準レベルとが比較され、受信レベルが基準レベル
を越えたら制御回路22により送信機23の送信
出力を変化させている。したがつて送信機23よ
り送受共用器17、空中線16を通して電波とし
て送信される送信レベルが低下される。これに伴
つて基地局11で空中線14、送受共用器13を
介して受信機24に受信される移動局15からの
電波の受信レベルが低下する。
無線基地局11の送信周波数と移動局15の送
信周波数とが異なる移動通信においては、周波数
相関が低いため、移動局の移動に伴つて生ずるフ
エージングによる受信入力の変化は、無線基地局
と移動局とで同一とは限らない。このため、無線
基地局11の受信レベルが低いにもかかわらず、
移動局15の受信レベルが高くなり、移動局15
の送信出力を下げる場合があるという欠点があつ
た。
一方、前記(ii)の対策として、従来は高台や開放
地形のように、平均的な市街地伝搬条件よりも良
く受信される場合も含めて無線ゾーン内で通話が
行われた場合の平均的な送信レベルを求め同一周
波数干渉妨害の発生確率が一定限度以下となるよ
うに周波数割当てのくり返し距離を長くしてお
り、この場合は周波数利用効率が低下するという
欠点があつた。
また以上のような欠点の解決策として自分の送
信電波の相手局での受信レベル情報を相手局から
もらい、それに基づいて送信出力を制御させる技
術が提案されている。例えば特開昭57−116438号
や特開昭55−133147号、特開昭54−101616号等が
ある。
しかしこれらはいずれも受信局で受信レベルを
測定し、その測定値を送信局へ送り、送信局でそ
の受信レベル測定値に基づいて送信局の送信出力
を制御するという概念を示しているだけで、具体
的な制御方法まで明確にしたものではない。
例えば特開昭57−116438号ではサービスエリア
内の移動局が常時最大出力で緊急割り込みが行え
るように移動局の送信出力を必要最小限の値に制
御するという発想が開示されているが、その目的
は緊急割り込みを可能とするところにあり、送信
局の近傍で他チヤネルに感度抑圧などの妨害を与
えなくするものでなく、かつその具体的な送信出
力制御方法については何ら記載されていない。
特開昭55−133147号や特開昭54−101616号は衛
星通信方式における送信出力制御方法について述
べたものである。衛星通信は移動通信と違つて、
電波伝搬の状況は頻繁には変化しないので、例え
ば1日に一回送信出力を制御すればよく、常時送
信出力を制御することについて何ら記載されてい
ない。
移動通信、特に自動車電話方式ではフエージン
グによつて数十dBにも及ぶ瞬時的な受信レベル
変動が毎秒数十回も起こるし、受信レベルの中央
値でさえ数秒ごとに変動する。従つて、常時送信
出力制御を行う必要がある。またその制御方法に
ついても一回当たりの送信出力変化量を何ら制限
せずに必要量だけ制御しようとすると、例えば制
御に要する時間よりも受信レベル変動周期の方が
小さいような場合、受信レベル測定から送信出力
をを制御するまでの間に受信レベルが変動するこ
とにより送信出力が送信機の最大出力と最小出力
の間で交互に変動し、安定に制御できないことが
おこる。上記の従来技術では送信出力制御におけ
るこの移動通信特有の問題点を解決できないとい
う欠点があつた。
<発明の目的> この発明の目的は送信局での送信出力を受信局
での受信レベルが一定になるように常時制御する
方法を提供することにある。これにより送信局の
近傍で他チヤネルに感度抑圧などの妨害を与える
ことが防止でき、また同一周波数干渉を軽減でき
る。
<発明の概要> この発明によれば受信局で受信レベルを測定
し、その測定値を送信局へ送り、送信局でその受
信した測定値にもとずき制御量を作り、その制御
量により送信局の送信出力を制御する。その制御
を一定周期で行い、一回当たりの送信出力の制御
量を一定値以内にする。受信レベル測定値の伝送
はその測定値をそのまま送つてもよく、基準レベ
ルと比較し、その差のみを送つてもよい。このよ
うな測定値の伝送は音声信号などの本来の伝送す
べき信号と、周波数分割多重、時分割多重などに
より多重化して行う。従つて通話中でも常時制御
情報をやりとりすることができるから、この発明
のように一回の制御量に制限を設けて短時間の急
峻な受信レベル変動に対してもオーバーシユート
がないようにゆつくり追随して制御する場合に
は、制御を頻繁に行うことにより移動通信特有の
フエージングにより受信レベルが大きく変動する
ような環境下でも常時送信出力を高精度かつ安定
に制御することができる。測定値そのものでなく
測定値から制御量を作り、制御データとして送信
局へ送つてもよい。前記送信局としては基地局又
は移動局域はその両者であつてもよく、同様に受
信局としては移動局又は基地局、或はその両者で
あつてもよい。
<実施例> 第4図は、この発明による送信出力制御方式の
動作概念を示す図であつて、基地局11の送信機
12の出力は、空中線14を介して空間に輻射さ
れ、移動局15の空中線16により受信された
後、受信機18に入力される。受信機18の検波
出力をレベル測定回路19で測定し、その測定結
果を送信機23、空中線16、基地局11の空中
線14、受信機24を介して、基地局11の制御
回路25に報知する。基地局の制御回路25は、
受信機24の復調出力に応じて基地局の送信機1
2の送信出力を変化させる。したがつて、移動局
15の受信レベルに応じて基地局11の送信出力
を変化させる。受信レベルのの変化が大きい時で
も一回当たりの出力変化量は一定値に制限し、制
御周期を短くすることにより安定に制御すること
になる。
第5図aは移動局15の受信瞬時電界レベルの
波形例を、(b)は送信出力制御を行わない場合のレ
ベル測定回路19の出力波形を、(c)は送信出力制
御を行つた場合のレベル測定回路19の出力波形
をそれぞれ示す。これは送信出力制御の概念を示
したものである。送信出力制御がないときの受信
レベルをE、送信機12の出力の最大変化量を
Xm、受信レベルの所要値をEoとすると、送信機
12の送信出力変化量(制御量)Xは次式で表わ
される。
X= Xm (E>Eo+Xm) E−Eo(Eo≦E≦Eo+Xm) 0 (E<Eo) 送信機12の最大出力をPtm、送信出力制御を
行つたときの送信出力をPとすると、 P=Ptm−X となる。つまり、変化量(制御量)Xは送信機の
最大出力を基準に算出する。ここでE>E0+Xn
の時は、本当はE−E0だけ制御したいが、例え
ば送信機に設けた出力制御用減衰器の最大減衰量
が有限である場合のように送信機のハード面の制
約によりXnしか制御できないので変化量Xmに
した。この場合にはt3〜t4のように受信レベルが
所要値E0になるまで送信出力を下げることがで
きない。またE<E0の時はt1〜t2のように送信機
が目一杯出力しても所要の受信レベルE0にはな
らないということであり、当然変化量Xは0、つ
まり送信機は最大出力状態とする。
送信出力制御の原理は以上のとおりであるが、
この制御が安定に動作するためには受信レベルの
測定から送信出力が制御されるまでの間にフエー
ジングによる大幅な受信レベルの変動が生じない
ことが必要である。しかし、この発明では相手局
の受信レベル情報に基づいて自局の送信出力を制
御するから、この制御のためには相手局での受
信レベル測定、受信レベル情報の送信局への伝
送、送信局での出力制御、と三つの処理が必要
である。このうち特ににはかなりの時間がかか
る。すなわち常時出力制御をするために、制御情
報を通話中の音声情報等に多重化して伝送する必
要があるが、音声伝送に影響を与えないように伝
送するためには低速に送らざるを得ない。例えば
SCPC方式をとる自動車電話方式では音声伝送用
チヤネルの周波数帯域は3KHzであるが、音声は
そのうち0.3〜3KHzを用いて伝送するので、制御
情報はこの0.3KHz以下の帯域を使用して送るこ
とが考えられる。この場合、制御情報は高々200
ボー程度のデータで送ることになるから、受信レ
ベル情報として誤り訂正用チエツクビツトまで含
めて例えば20ビツト程度で構成されるとすれば一
回の伝送に0.1秒もかかつてしまうことになる。
自動車電話での受信レベルは瞬時的には毎秒30〜
40回、中央値でも数秒に一回は大きく変動するか
ら、通常は受信レベル測定から送信出力制御の間
で受信レベルが大きく変動することが多い。従つ
て、自動車電話の場合には上述の原理だけでは安
定な制御は困難である。そこでこの発明では上述
の原理の下で、一回当たりの送信出力の変化量
(制御量)Xを一定値Xsn以下に制限することに
よつて制御の安定化を図つている。すなわち時間
Tの周期で制御を行う場合に、ある時点tでの制
御量Xoが直前の時点(t−T)での制御量Xo-1
からXsn以内におさまるように制御することとし
た。すなわち、 X=|Xo−Xo-1|≦Xsn を満足するようにした。
この発明を用いた場合の受信レベルを従来のそ
れと比較して第9図に示す。ただし、これは従来
技術との相違を明確にするためにはかなり極端な
例を示してある。ここでは受信局では時刻
(to-1,to,to+1--)で受信レベルを測定し、その
の情報を送信局に送り、送信局ではその情報に基
づいて時刻(lo-1,lo,lo+1--)で出力を変化させ
た場合の受信レベルである。実線がこの発明によ
る場合、一点鎖線が従来の発明による場合の受信
レベルの状態である。なお、この図は第5図cに
比べて制御後の受信レベル変動が目立つが、第5
図cは制御のための時間を全く無視しているのに
対してここでは制御のための時間を考慮して受信
レベルの測定時点と出力制御時点を異ならせる動
作を想定したためである。この場合のこの発明と
従来の場合の制御は以下のように行われる。
時刻to-1で受信レベルEを測定する。これがE0
+Xnより大きいとすると、従来はXnだけ送信出
力を低減させる旨の制御が行われ、時刻lo-1で送
信出力をXnだけ低減させる。ところがフエージ
ングによりもともと時刻lo-1では時刻to-1よりも
レベルがΔEだけ小さくなつてきているので、時
刻lo-1での制御後の受信レベルはΔE下がつたレ
ベルからさらにXnだけ小さくなる。時刻toでは
フエージングにより受信レベルはさらに低下す
る。ここで受信レベルを測定すると所要値E0
りだいぶ小さいために送信出力が最大となるよう
に制御する。つまり時刻lo-1で働かせたXnの減衰
量を全て抜いて0にするように制御する。これに
より時刻loでは送信出力をXnだけ増加させる。
ところがこの時にはフエージングによりすでに受
信レベルがやはりΔeだけ上昇しているのでそこ
からさらにXnだけ上昇させてしまうことになる。
従つて、時刻to+1で受信レベルを測定すると時刻
to-1の時と同様にE0+Xnを超えてしまうことに
なる。後は同様に制御がなされ、送信出力は交互
に送信機で与えられる最大値Ptnと最小値のPtn
Xnとなり、いわゆるハンチング状態となつて安
定な制御ができない場合がおこる。
ところがこの発明の場合、一回の制御量をXsn
に制限しているから、時刻lo-1での送信出力の低
減量はXsnだけとなる。すると受信レベルは実線
のようになる。時刻toでの受信レベルが所要値E0
以下となると時刻loでは送信出力をXsnだけ増加
させる。以上の制御を操り返すから、この発明の
場合受信レベルの変動量は従来例より非常に小さ
くなり、安定な制御が可能となる。
第6図乃至第8図はこの発明の一実施例であつ
て、無線基地局11及び移動局15にこの実施例
の装置が設置されているものとする。以下では第
6図乃至第8図に示す装置が移動局15にあるも
のとして説明する。第6図は送信機の送信出力変
化量を相手方送信局へ送信する方式、第7図は受
信局の受信レベルを相手局送信局へ送信し、その
送信局で送信機送信出力変化量を決定し、制御す
る方式、第8図は送信機の送信出力変化量をデイ
ジタル的に演算し決定する方式である。
第6図について以下に説明する。移動通信では
送信局から送信された電波は伝搬路中の建物等に
より反射・散乱され多重波となつて移動局に到達
し、空中線16により受信される。その受信波は
送受共用器17で分離され、受信機18に入力さ
れる。受信機18の検波出力をレベル測定回路1
9で測定し、その出力を比較回路20で基準レベ
ル発生回路21の出力と比較し、その差を検出し
た後、その差の値を変調回路26で、音声入力端
子27より入力した音声と重畳して搬送波を変調
した後、送信機23、送受共用器17、空中線1
6を介して相手無線基地局へ送信される。
一方、受信機18の出力中のデータ信号は復調
回路28で復調され、その復調データを制御回路
29に加える。制御回路29では復調データに対
応して、送信機23の送信出力量を求め、送信機
23の送信出力を変化させる。
送信出力制御量を制御回路29で求める際に、
前回の制御量との差をとり、その差が一定値Xsn
以上にならないようにするものとする。すなわち |Xo−Xo-1|≦Xsn ここにおいて、Xoはn回目の送信出力制御量、
Xo-1は(n−1)回目の送信出力制御量であり、
Xsn=∞が制御量の制限がない場合である。
第7図について第6図と異なる部分についての
み以下に説明する。受信機18の検波出力をレベ
ル測定回路19で測定し、その測定レベルを変調
回路26に加え、送信機23、送受共用器17、
空中線16を介して相手無線基地局へ送信する。
一方、相手方受信局の受信レベル値を受信機18
のデータ出力を用いて復調回路28で復調し、そ
の復調出力と基準レベル発生回路35の出力とを
比較回路36で比較することにより両者の差を検
出し、その値を制御回路29に加える。制御回路
29では復調データに対応して、送信機23の送
信出力量を求め、送信機23の送信出力を変化さ
せる。
第8図は第6図においてレベル測定回路19の
測定出力はAD変換器31でデイジタル信号に変
換され、そのデイジタル信号は、レベル基準値を
記憶しているメモリ32の基準値と演算回路33
で差がとられ、その差出力が変調回路26を通じ
て送信機23へ送られる。一方、復調回路28よ
りの復調データは制御回路29でデイジタル処理
により送信出力量が求められ、その送信出力量は
DA変換器34でアナログ信号に変換され、その
変換アナログ信号により送信機23の送信出力が
制御される。
なお上述の各例において制御情報を伝送する方
式は、帯域分割、時分割等による。
以上の説明は、移動局について行つたが、無線
基地局においても同様の装置で構成し、無線基地
局及び移動局の片方のみ、又は、両者の送信出力
を制御することができる。さらに、この方式はハ
ードウエア的に制御するだけでなく、ソフトウエ
ア的に制御することも可能である。例えば無線基
地局のみの送信機を制御する場合は、第6図乃至
第8図において、移動局には制御回路29、DA
変換器34、基準レベル発生回路35、比較回路
36を省略し、基地局ではレベル測定回路19、
比較回路20、基準レベル発生回路21を省略で
きる。
<効 果> 以上説明したように、この発明は受信局の受信
レベルに応じて送信局の送信出力を変化させる方
式であつて、一回当たりの制御量を一定値以内に
制限するから、無線基地局の受信レベルと移動局
の受信レベルとの間にアンバランスがあり、両者
の受信レベルの相関が低くても確実に送信出力を
制御できるという利点がある。また、電波の伝搬
条件がよい所の間の送信電力を低下でき、無線ゾ
ーン内の平均受信レベルを低下でき、同一周波数
干渉確率が低下するので、くり返し距離を小さく
できるという利点がある。さらに、この発明の方
式は簡単な構成でできると共に、アナログ形、デ
イジタル形のいずれでも可能であるため、安価で
あるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は同一周波数をくり返して使用する小ゾ
ーン概念を示す図、第2図は伝搬距離特性を示す
図、第3図は従来の送信出力制御を示すブロツク
図、第4図はこの発明の動作概念を示すブロツク
図、第5図はこの発明の動作説明をするためのタ
イムチヤート、第6図乃至第8図はそれぞれこの
発明の一実施例を示すブロツク図、第9図は受信
レベルと送信出力制御量との関係例を、この発明
及び従来技術について示す図である。 12,23……送信機、14,16……空中
線、17……送受共用器、18,24……受信
機、19……レベル測定回路、20,36……比
較回路、21,35……基準レベル発生回路、2
5,29……制御回路、26……変調回路、27
……音声入力端子、28……復調回路、31……
AD変換器、32……基準レベル記憶メモリ、3
3……演算回路、34……DA変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移動局と基地局とで無線通信を行う移動通信
    方式において、同一無線チヤネルで音声と制御信
    号とを多重化して伝送し、移動局及び基地局の少
    なくとも一方の局たる第一の局は一定の周期で受
    信レベルEを測定する受信レベル測定手段及びそ
    の測定値Eと対応した値を前記制御信号として送
    信する手段を具備し、前記第一の局に対向する基
    地局及び移動局の少なくとも一方の局たる第二の
    局は受信した前記受信レベルの測定値Eがその所
    要値E0を上回る量(E−E0)だけ送信機の最大
    送信出力Ptnを低減することにより送信出力を制
    御するべく機能する送信出力可変手段を具備し、
    この送信出力可変手段は前記機能に基づいて算出
    した送信出力制御量Xoが1周期前の送信出力制
    御量Xo-1に比べて特定の値Xsn以上変化すべき値
    となる場合には変化量をXsnに制限することを特
    徴とする移動通信における送信出力制御方式。
JP9675583A 1983-05-30 1983-05-30 移動通信における送信出力制御方式 Granted JPS6084030A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9675583A JPS6084030A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 移動通信における送信出力制御方式

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