JPH08195699A - スペクトル拡散通信装置 - Google Patents
スペクトル拡散通信装置Info
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- JPH08195699A JPH08195699A JP7005420A JP542095A JPH08195699A JP H08195699 A JPH08195699 A JP H08195699A JP 7005420 A JP7005420 A JP 7005420A JP 542095 A JP542095 A JP 542095A JP H08195699 A JPH08195699 A JP H08195699A
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- Japan
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- spread spectrum
- noise level
- spectrum communication
- communication
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 国内で許可されている２．４ＧＨｚ帯の無線
ＬＡＮで用いても、雑音、混信等の影響を受けることが
少ないスペクトル拡散通信装置を提供する。 【構成】 スペクトル拡散通信装置を、周波数ホッピン
グ方式スペクトル拡散通信と、直接拡散方式によるスペ
クトル拡散通信を実行できるものとするとともに、周波
数ホッピング方式による通信時に用いる各周波数に対す
る雑音レベルを検出する手段（受信レベル蓄積制御回路
３２、受信雑音レベル蓄積回路３３）を設け、その検出
結果に突出した雑音レベルが存在していない場合には、
使用するスペクトル拡散通信方式として直接拡散方式が
選択され、突出した雑音レベルが存在していた場合に
は、その突出した雑音レベルが得られた周波数を除いた
周波数ホッピング方式が選択されるようにスペクトル拡
散通信装置を構成する。
ＬＡＮで用いても、雑音、混信等の影響を受けることが
少ないスペクトル拡散通信装置を提供する。 【構成】 スペクトル拡散通信装置を、周波数ホッピン
グ方式スペクトル拡散通信と、直接拡散方式によるスペ
クトル拡散通信を実行できるものとするとともに、周波
数ホッピング方式による通信時に用いる各周波数に対す
る雑音レベルを検出する手段（受信レベル蓄積制御回路
３２、受信雑音レベル蓄積回路３３）を設け、その検出
結果に突出した雑音レベルが存在していない場合には、
使用するスペクトル拡散通信方式として直接拡散方式が
選択され、突出した雑音レベルが存在していた場合に
は、その突出した雑音レベルが得られた周波数を除いた
周波数ホッピング方式が選択されるようにスペクトル拡
散通信装置を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散通信装
置に係わり、たとえば、国内で許可されている２．４Ｇ
Ｈｚ帯の無線ローカルエリアネットワークで使用される
スペクトル拡散通信装置に関する。
置に係わり、たとえば、国内で許可されている２．４Ｇ
Ｈｚ帯の無線ローカルエリアネットワークで使用される
スペクトル拡散通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】無線による情報伝送は、有線による情報
伝送と比して、雑音や混信の影響を受けやすい。そのた
め、従来より、雑音や混信の影響を受けにくい通信方式
の研究・開発が盛んに行われており、さまざまな種類の
通信方式が実用化されている。そのような通信方式の１
つが、情報を伝送するのに最低限必要な帯域幅より遙か
に広い帯域を使って通信を行うスペクトル拡散通信方式
であり、スペクトル拡散通信方式を基にしたさまざなな
通信方式が提案されている。
伝送と比して、雑音や混信の影響を受けやすい。そのた
め、従来より、雑音や混信の影響を受けにくい通信方式
の研究・開発が盛んに行われており、さまざまな種類の
通信方式が実用化されている。そのような通信方式の１
つが、情報を伝送するのに最低限必要な帯域幅より遙か
に広い帯域を使って通信を行うスペクトル拡散通信方式
であり、スペクトル拡散通信方式を基にしたさまざなな
通信方式が提案されている。
【０００３】たとえば、特開平５−５６０４４号公報、
特開平５−５６０４５号公報には、周波数選択性フェー
ジングやディレイスプレッドによる通信品質の劣化を防
ぐために、シリアルデータを複数ビット列に分けて、各
ビット列毎に異なるキャリア周波数にて、１次変調を施
し、更にスペクトル拡散方式による２次変調を行う通信
方式が提案されている。
特開平５−５６０４５号公報には、周波数選択性フェー
ジングやディレイスプレッドによる通信品質の劣化を防
ぐために、シリアルデータを複数ビット列に分けて、各
ビット列毎に異なるキャリア周波数にて、１次変調を施
し、更にスペクトル拡散方式による２次変調を行う通信
方式が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
その効果を十分に発揮するには、４０ＭＨｚの帯域を必
要とする。しかしながら、現在、国内で許可されている
２．４ＧＨｚ帯の無線ＬＡＮ(Local Area Network)で
は、許可されている帯域が２６ＭＨｚであるので、その
効果が十分に期待できないといった欠点がある。また、
許可されている周波数帯は、他のシステムと共用される
ことになるのであるが、上記従来技術では、その点に関
する考慮が不十分であった。
その効果を十分に発揮するには、４０ＭＨｚの帯域を必
要とする。しかしながら、現在、国内で許可されている
２．４ＧＨｚ帯の無線ＬＡＮ(Local Area Network)で
は、許可されている帯域が２６ＭＨｚであるので、その
効果が十分に期待できないといった欠点がある。また、
許可されている周波数帯は、他のシステムと共用される
ことになるのであるが、上記従来技術では、その点に関
する考慮が不十分であった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、現在、国内で許
可されている２．４ＧＨｚ帯の無線ＬＡＮで用いても、
雑音、混信等の影響を受けることが少ないスペクトル拡
散通信装置を提供することにある。
可されている２．４ＧＨｚ帯の無線ＬＡＮで用いても、
雑音、混信等の影響を受けることが少ないスペクトル拡
散通信装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
（イ）周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信
を行うために用意されている複数の周波数における雑音
レベルを検出する雑音レベル検出手段と、（ロ）この雑
音レベル検出手段が検出した各周波数における雑音レベ
ルを基に、使用するスペクトル拡散通信方式を、周波数
ホッピング方式と直接拡散方式から選択する通信方式選
択手段と、（ハ）この通信方式選択手段によって選択さ
れた通信方式を用いて通信を実行する通信実行手段とを
具備する。
（イ）周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信
を行うために用意されている複数の周波数における雑音
レベルを検出する雑音レベル検出手段と、（ロ）この雑
音レベル検出手段が検出した各周波数における雑音レベ
ルを基に、使用するスペクトル拡散通信方式を、周波数
ホッピング方式と直接拡散方式から選択する通信方式選
択手段と、（ハ）この通信方式選択手段によって選択さ
れた通信方式を用いて通信を実行する通信実行手段とを
具備する。
【０００７】すなわち、請求項１記載の発明では、スペ
クトル拡散通信装置を、周波数ホッピング方式スペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
を実行できるものとするとともに、周波数ホッピング方
式による通信時に用いる各周波数に対する雑音レベルを
検出する雑音レベル検出手段を設け、その検出結果によ
って、通信方式が選択されるようにスペクトル拡散通信
装置を構成する。
クトル拡散通信装置を、周波数ホッピング方式スペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
を実行できるものとするとともに、周波数ホッピング方
式による通信時に用いる各周波数に対する雑音レベルを
検出する雑音レベル検出手段を設け、その検出結果によ
って、通信方式が選択されるようにスペクトル拡散通信
装置を構成する。
【０００８】請求項２記載の発明は、（イ）周波数ホッ
ピング方式によるスペクトル拡散通信を行うために用意
されている複数の周波数における雑音レベルを検出する
雑音レベル検出手段と、（ロ）この雑音レベル検出手段
が検出した各周波数における雑音レベル内に、突出した
雑音レベルが存在していない場合には、使用するスペク
トル拡散通信方式を、直接拡散方式とし、突出した雑音
レベルが存在していた場合には、使用するスペクトル拡
散通信方式を、その突出した雑音レベルが得られた周波
数を除いた周波数ホッピング方式とする通信方式決定手
段と、（ハ）この通信方式選択手段によって決定された
通信方式を用いて通信を実行する通信実行手段とを具備
する。
ピング方式によるスペクトル拡散通信を行うために用意
されている複数の周波数における雑音レベルを検出する
雑音レベル検出手段と、（ロ）この雑音レベル検出手段
が検出した各周波数における雑音レベル内に、突出した
雑音レベルが存在していない場合には、使用するスペク
トル拡散通信方式を、直接拡散方式とし、突出した雑音
レベルが存在していた場合には、使用するスペクトル拡
散通信方式を、その突出した雑音レベルが得られた周波
数を除いた周波数ホッピング方式とする通信方式決定手
段と、（ハ）この通信方式選択手段によって決定された
通信方式を用いて通信を実行する通信実行手段とを具備
する。
【０００９】すなわち、請求項２記載の発明では、スペ
クトル拡散通信装置を、周波数ホッピング方式スペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
を実行できるものとするとともに、周波数ホッピング方
式による通信時に用いる各周波数に対する雑音レベルを
検出する雑音レベル検出手段を設け、その検出結果に突
出した雑音レベルが存在していない場合には、使用する
スペクトル拡散通信方式として直接拡散方式が選択さ
れ、突出した雑音レベルが存在していた場合には、その
突出した雑音レベルが得られた周波数を除いた周波数ホ
ッピング方式が選択されるようにスペクトル拡散通信装
置を構成する。
クトル拡散通信装置を、周波数ホッピング方式スペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
を実行できるものとするとともに、周波数ホッピング方
式による通信時に用いる各周波数に対する雑音レベルを
検出する雑音レベル検出手段を設け、その検出結果に突
出した雑音レベルが存在していない場合には、使用する
スペクトル拡散通信方式として直接拡散方式が選択さ
れ、突出した雑音レベルが存在していた場合には、その
突出した雑音レベルが得られた周波数を除いた周波数ホ
ッピング方式が選択されるようにスペクトル拡散通信装
置を構成する。
【００１０】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
る。
【００１１】図１に、本発明の一実施例によるスペクト
ル拡散通信装置の概略構成を示す。実施例のスペクトル
拡散通信装置は、周波数ホッピング方式によるスペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
が行えるように構成されており、通信方式の切り替え
（拡散方式の選択）は、拡散方式選択制御部２１から、
局部発振器（ＯＳＣ）１３と拡散変調回路１４と逆拡散
回路１９に対して所定の制御信号が出力されることによ
って行われる。
ル拡散通信装置の概略構成を示す。実施例のスペクトル
拡散通信装置は、周波数ホッピング方式によるスペクト
ル拡散通信と、直接拡散方式によるスペクトル拡散通信
が行えるように構成されており、通信方式の切り替え
（拡散方式の選択）は、拡散方式選択制御部２１から、
局部発振器（ＯＳＣ）１３と拡散変調回路１４と逆拡散
回路１９に対して所定の制御信号が出力されることによ
って行われる。
【００１２】実施例のスペクトル拡散通信装置を構成す
る、拡散方式選択制御部２１を除く各回路は、入力され
る制御信号に応じてその動作内容を変える回路は存在す
るものの、一般のスペクトル拡散通信装置において使用
されている回路と、ほぼ、同じ機能を有する回路となっ
ている。このため、各々の回路に関する説明は省略し、
本発明独自の構成である拡散方式選択制御部の動作を中
心にして、実施例のスペクトル拡散通信装置の動作を説
明することにする。
る、拡散方式選択制御部２１を除く各回路は、入力され
る制御信号に応じてその動作内容を変える回路は存在す
るものの、一般のスペクトル拡散通信装置において使用
されている回路と、ほぼ、同じ機能を有する回路となっ
ている。このため、各々の回路に関する説明は省略し、
本発明独自の構成である拡散方式選択制御部の動作を中
心にして、実施例のスペクトル拡散通信装置の動作を説
明することにする。
【００１３】図示してあるように、拡散方式選択制御部
２１は、拡散方式選択回路３１と受信レベル蓄積制御回
路３２と受信雑音レベル蓄積回路３３と発生パターン検
出回路３４によって構成されており、実施例のスペクト
ル拡散通信装置では、この拡散方式選択制御部２１内の
各回路が、以下に記すような手順で動作することによっ
て、拡散方式の選択が行われる。
２１は、拡散方式選択回路３１と受信レベル蓄積制御回
路３２と受信雑音レベル蓄積回路３３と発生パターン検
出回路３４によって構成されており、実施例のスペクト
ル拡散通信装置では、この拡散方式選択制御部２１内の
各回路が、以下に記すような手順で動作することによっ
て、拡散方式の選択が行われる。
【００１４】まず、拡散方式選択回路３１は、データ送
信に先駆けて、所定の制御信号を逆拡散回路１９に出力
し、拡散方式選択回路３１からの制御信号入力を受けた
逆拡散回路１９は、逆拡散を停止する。それに引き続い
て、拡散方式選択回路３１は、局部発振回路１３に対し
て、予め設定された一連のホッピング周波数から、特定
の周波数を指定する信号を順次出力していき、局部発振
回路１３に、各ホッピング周波数の信号を出力させる。
信に先駆けて、所定の制御信号を逆拡散回路１９に出力
し、拡散方式選択回路３１からの制御信号入力を受けた
逆拡散回路１９は、逆拡散を停止する。それに引き続い
て、拡散方式選択回路３１は、局部発振回路１３に対し
て、予め設定された一連のホッピング周波数から、特定
の周波数を指定する信号を順次出力していき、局部発振
回路１３に、各ホッピング周波数の信号を出力させる。
【００１５】そして、拡散方式選択回路３１による指示
に同期して、受信レベル蓄積制御回路３２は、復調回路
２０が出力する信号レベル、すなわち、局部発振器１３
が出力する各ホッピング周波数に対する雑音レベルを、
受信雑音レベル蓄積回路３３に蓄積していく。
に同期して、受信レベル蓄積制御回路３２は、復調回路
２０が出力する信号レベル、すなわち、局部発振器１３
が出力する各ホッピング周波数に対する雑音レベルを、
受信雑音レベル蓄積回路３３に蓄積していく。
【００１６】発生パターン検出回路３４は、この受信雑
音レベル蓄積回路３３への各ホッピング周波数に対する
雑音レベルの蓄積が完了した際に、そこに記憶されてい
る情報のパターンを評価し、その評価結果を基に、最適
な通信方式を決定し、決定した通信方式を拡散方式選択
回路３１に通知する。そして、拡散方式選択回路３１
は、局部発振器１３と拡散変調回路１４と逆拡散回路１
９を制御して、指定された通信方式による通信を開始す
る。
音レベル蓄積回路３３への各ホッピング周波数に対する
雑音レベルの蓄積が完了した際に、そこに記憶されてい
る情報のパターンを評価し、その評価結果を基に、最適
な通信方式を決定し、決定した通信方式を拡散方式選択
回路３１に通知する。そして、拡散方式選択回路３１
は、局部発振器１３と拡散変調回路１４と逆拡散回路１
９を制御して、指定された通信方式による通信を開始す
る。
【００１７】上記処理は、具体的には、以下のような手
順で実行される。
順で実行される。
【００１８】図２に模式的に示したように、ホッピング
周波数のうち、特定の周波数において、雑音レベルが高
くなっていた場合（図では、チャンネル２とチャンネル
９）、発生パターン検出回路３４は、その雑音レベルが
高くなっているホッピング周波数を除いた周波数ホッピ
ング方式による通信が適当であることを、拡散方式選択
回路３１に通知する。拡散方式選択回路３１は、予め決
められたホッピングアルゴリズムに従い、局部発振回路
１３に対して、雑音レベルの高い２つのチャンネルを除
いた周波数を指定するとともに、拡散変調回路１４と逆
拡散回路１９に所定の制御信号を出力することによっ
て、拡散変調回路１４による拡散と、逆拡散回路１９に
よる逆拡散を停止させ、周波数ホッピング方式によるス
ペクトル拡散通信を実行する。
周波数のうち、特定の周波数において、雑音レベルが高
くなっていた場合（図では、チャンネル２とチャンネル
９）、発生パターン検出回路３４は、その雑音レベルが
高くなっているホッピング周波数を除いた周波数ホッピ
ング方式による通信が適当であることを、拡散方式選択
回路３１に通知する。拡散方式選択回路３１は、予め決
められたホッピングアルゴリズムに従い、局部発振回路
１３に対して、雑音レベルの高い２つのチャンネルを除
いた周波数を指定するとともに、拡散変調回路１４と逆
拡散回路１９に所定の制御信号を出力することによっ
て、拡散変調回路１４による拡散と、逆拡散回路１９に
よる逆拡散を停止させ、周波数ホッピング方式によるス
ペクトル拡散通信を実行する。
【００１９】また、図３に示したように、ホッピング周
波数全般にわたり、ほぼ、一様な雑音が発生していた場
合には、発生パターン検出回路３４は、直接拡散方式に
よる通信を実行すべきことを、拡散方式選択回路３１に
通知する。そして、その通知を受けた拡散方式選択回路
３１は、局部発振回路１３に対して、特定の周波数（た
とえば、チャンネル５）を指定するとともに、拡散変調
回路１４と逆拡散回路１９に所定の制御信号を出力する
ことによって、拡散変調回路１４による送信データの拡
散と、逆拡散回路１９による、受信データの逆拡散を実
行させ、周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通
信を実行する。
波数全般にわたり、ほぼ、一様な雑音が発生していた場
合には、発生パターン検出回路３４は、直接拡散方式に
よる通信を実行すべきことを、拡散方式選択回路３１に
通知する。そして、その通知を受けた拡散方式選択回路
３１は、局部発振回路１３に対して、特定の周波数（た
とえば、チャンネル５）を指定するとともに、拡散変調
回路１４と逆拡散回路１９に所定の制御信号を出力する
ことによって、拡散変調回路１４による送信データの拡
散と、逆拡散回路１９による、受信データの逆拡散を実
行させ、周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通
信を実行する。
【００２０】このように、実施例のスペクトル拡散通信
装置では、ある周波数の雑音レベルが特に高いときに
は、周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信が
行われ、雑音が平均的に発生していた場合には、直接拡
散方式によるスペクトル拡散通信が行われるので、雑音
や混信に強い通信が行えることになる。
装置では、ある周波数の雑音レベルが特に高いときに
は、周波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信が
行われ、雑音が平均的に発生していた場合には、直接拡
散方式によるスペクトル拡散通信が行われるので、雑音
や混信に強い通信が行えることになる。
【００２１】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
スペクトル拡散通信装置によれば、周波数ホッピング方
式によるスペクトル拡散通信と、直接拡散方式によるス
ペクトル拡散通信とが、雑音状況に応じて選択されるの
で、雑音、混信の影響が少ない通信を実現することがで
きる。
スペクトル拡散通信装置によれば、周波数ホッピング方
式によるスペクトル拡散通信と、直接拡散方式によるス
ペクトル拡散通信とが、雑音状況に応じて選択されるの
で、雑音、混信の影響が少ない通信を実現することがで
きる。
【図１】本発明の一実施例によるスペクトル拡散通信装
置の構成を示したブロック図である。
置の構成を示したブロック図である。
【図２】実施例のスペクトル拡散通信装置において、周
波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信が実行さ
れる雑音状況の一例を示した模式図である。
波数ホッピング方式によるスペクトル拡散通信が実行さ
れる雑音状況の一例を示した模式図である。
【図３】実施例のスペクトル拡散通信装置において、直
接拡散方式によるスペクトル拡散通信が実行される雑音
状況の一例を示した模式図である。
接拡散方式によるスペクトル拡散通信が実行される雑音
状況の一例を示した模式図である。
１１ ＲＦ−ＡＭＰ １２、１８ ミキサ（ＭＩＸ） １３ 局部発振器（ＯＳＣ） １４ 拡散変調回路 １５ 情報変調回路 １６ 拡散コード回路 １７ ＬＮＡ １９ 逆拡散回路 ２０ 復調回路 ２１ 拡散方式選択制御部 ３１ 拡散方式選択回路 ３２ 受信レベル蓄積制御回路 ３３ 受信雑音レベル蓄積回路 ３４ 雑音発生パターン検出回路
Claims (2)
- 【請求項１】 周波数ホッピング方式によるスペクトル
拡散通信を行うために用意されている複数の周波数にお
ける雑音レベルを検出する雑音レベル検出手段と、 この雑音レベル検出手段が検出した各周波数における雑
音レベルを基に、使用するスペクトル拡散通信方式を、
周波数ホッピング方式と直接拡散方式から選択する通信
方式選択手段と、 この通信方式選択手段によって選択された通信方式を用
いて通信を実行する通信実行手段とを具備することを特
徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項２】 周波数ホッピング方式によるスペクトル
拡散通信を行うために用意されている複数の周波数にお
ける雑音レベルを検出する雑音レベル検出手段と、 この雑音レベル検出手段が検出した各周波数における雑
音レベル内に、突出した雑音レベルが存在していない場
合には、使用するスペクトル拡散通信方式を、直接拡散
方式とし、突出した雑音レベルが存在していた場合に
は、使用するスペクトル拡散通信方式を、その突出した
雑音レベルが得られた周波数を除いた周波数ホッピング
方式とする通信方式決定手段と、 この通信方式選択手段によって決定された通信方式を用
いて通信を実行する通信実行手段とを具備することを特
徴とするスペクトル拡散通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005420A JPH08195699A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | スペクトル拡散通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005420A JPH08195699A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | スペクトル拡散通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08195699A true JPH08195699A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11610676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7005420A Pending JPH08195699A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | スペクトル拡散通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08195699A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010093819A (ja) * | 1997-10-14 | 2010-04-22 | Wi-Lan Inc | 無線ｍａｎネットワークにおける所定の伝送品質を維持する装置及び方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06204969A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | スペクトラム拡散通信方法 |
| JPH06252882A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スペクトラム拡散通信装置 |
| JPH06252881A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スペクトラム拡散通信装置 |
| JPH06334630A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スペクトル拡散通信方法 |
| JPH06343066A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スペクトラム拡散無線通信方式 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP7005420A patent/JPH08195699A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06204969A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | スペクトラム拡散通信方法 |
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| JPH06343066A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スペクトラム拡散無線通信方式 |
Cited By (1)
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| JP2010093819A (ja) * | 1997-10-14 | 2010-04-22 | Wi-Lan Inc | 無線ｍａｎネットワークにおける所定の伝送品質を維持する装置及び方法 |
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