JP2003501862A - 移動無線通信システムの周波数ホッピング法 - Google Patents

移動無線通信システムの周波数ホッピング法

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Abstract

(57)【要約】 移動無線通信システムにおいて、基地局(11)と移動無線通信システムの移動局(12)との搬送周波数は、所定の周波数ホッピングスキームによって、所望の間隔で時間変化させられ、これによって、移動無線通信システムの特定の動作条件は、選択的に適合される。このようにして、周波数ホッピングシーケンスは、特にありそうな干渉信号の影響など、現在の動作条件に対して、動作中に適合される。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、移動無線通信システム、特にWDCT移動無線通信システムの周波
数ホッピング法に関するものである。
【0001】 周波数ホッピングは、通信システム、特に移動無線通信システムにおいてよく
知られているように、伝達信頼性を向上させるために用いられている。この目的
のために、移動局は、移動無線通信システムにおいて、基地局により周波数をホ
ップさせることで、搬送周波数を所定の間隔で変化させる。同様に、周波数ホッ
ピングの連鎖、いわゆるお互いの後に使用されるための搬送周波数の連鎖は、基
地局により移動局に通知される。
【0002】 例えば、周波数ホッピングが使用されている公知の移動無線通信標準は、いわ
ゆるDECT(Digital European Cordless Telephone )移動無線電話標準であ
る。この移動無線電話標準は、いわゆるCT(Cordless Telephone)アプリケー
ション、すなわちコードレス電話にも役立つ主要な欧州のシステムを持つために
、ETSI(European Telecommunications Standard institute)によって発展
した。DECT移動無線電話標準は、制限範囲があるが、とても良好な伝達品質
を与えている。DECTシステムの使用は、それゆえ国内において、あるいはビ
ジネスの前提として好まれている。
【0003】 DECT移動無線電話標準の場合には、1728kHzの間隔を持つ10個の
異なる搬送周波数が周波数ホッピングのために使用される。周波数スペクトラム
の合計は、1880〜1900MHzの範囲になる。周波数ホッピングのために
使用される搬送周波数は、制御チャネルを介して基地局によって移動局へ通知さ
れる。この目的のために、周波数ホッピングのために基地局に得られる搬送周波
数を移動局に知らせる制御メッセージが基地局によって移動局へ伝達される。こ
のメッセージは、10個のありうる搬送周波数にとって、1ビットが、基地局に
より‘1’あるいは‘0’のそれぞれの場合に、付加的に設定されている1ビッ
トフィールドをカバーしている。もし、定義された搬送周波数に相当するビット
が‘1’に設定されると、これは、移動局にとって、相当する搬送周波数が周波
数ホッピングに使われることができることを意味している。
【0004】 上述した原則によれば、周波数ホッピングは10個の異なる搬送周波数の最大
値に限定される。周波数ホッピングに使用される搬送周波数の連鎖は、予め決め
られている。もし、伝送の間に、例えば干渉周波数との衝突によって問題が起こ
ると、同じ問題(例えば、マイクロウェーブ周波数)がまだ続いている場合に、
しかしながらよく駄目になる、同じ周波数ホッピング連鎖を使用する新しい伝送
が企てられる。
【0005】 同様に、さらに最近の標準では、例えばブルートゥース(登録商標) やSWA
P標準のように、干渉信号との衝突も確実に防ぐことはできず、結果として、そ
のシステムの処理能力が必然的に害されるという助けをもちながら、安定した周
波数ホッピング法が得られている。
【0006】 さらに、DECT標準は、本質的に欧州電話市場のために発展したものである
。しかしながら、信頼できるコードレス電話システムのニーズは、アメリカの市
場においても存在しているため、いわゆるWDCT(Worldwide Digital Cordle
ss Telephone)移動無線電話システムは、DECT標準に基づく適用者により発
展された。無免許通信のためのアメリカのFCC規定と比較可能なWDCT標準
は、2400〜2483.5MHzの間の周波数バンドを使用している。
【0007】 FCC規定に従って使用されている周波数バンドと同様に、もっと先の制約は
、しかしながら他の事項の中で、各ケースで用いられる周波数ホッピング法にも
関係しており、動作される移動無線通信システムに課されている。そして、各周
波数が30秒の期間内で0. 4秒以上の間使用されたり、維持されたりしてはな
らないため、FCC規定は、周波数ホッピング法が少なくとも75個の異なる搬
送周波数を含んでいなくてはならないことを必要としている。各周波数は、平均
的に同じ数の時間を使用しなくてはならない。さらに、各ケースで使用される搬
送周波数が、ランダムに並べられた擬似搬送周波数リストから選択されなくては
ならない。
【0008】 本発明は、一般的に、より確実な動作、より良好な伝送信頼性を達成可能な移
動無線電話システムのための周波数ホッピング法を提案するという目的に基づく
ものである。特に、周波数ホッピング法は、DECTに対するできるだけ小さい
変化を持つDECT標準に基づく周波数ホッピングのように、前記FCC規定に
応じることを可能にすべきである。
【0009】 前記の目的は、請求項1の特徴を備えた周波数ホッピング法により、本発明に
したがって達成されている。従属する請求項は、本発明のより好ましい優れた実
施形態について述べている。
【0010】 本発明によれば、モニターされる移動無線電話システムの定義された操作上の
状態、特にありうる雑音を含んだ搬送周波数チャネルの存在、がモニターされ、
所定の周波数ホッピング連鎖がそれゆえそこへ適用される。むしろ、前記モニタ
リングに応じて、移動局は、所定の周波数ホッピング連鎖に応じて望まれている
搬送周波数のどちらが使われるべきではないかを通知される。
【0011】 それゆえ、本発明は、付加的に特別な動作条件に適合させ、各ケースにおいて
、基地局により搬送周波数のどちらが使用されるべきであるかを知らせる個々の
移動局をもち、多数の搬送周波数の利用法を考慮に入れている。特に、本発明の
助けにより、上述したFCC規定に従うことは可能である。
【0012】 搬送周波数のどちらが使われるべきではないということについての最新の情報
が移動無線電話システムの制御チャンネルを介して伝達される。好ましい移動無
線電話は、WDCT移動無線電話システムの形式において、略2400〜250
0MHzの間の周波数範囲で、95個のありうる搬送周波数と配置されたDEC
T標準に基づいており、それにより、上記最新の情報がNT かQT の制御チャン
ネルを介して、伝達されることができる。この目的のために、DECTプロトコ
ルの対応する変化は、本発明のある実施形態にしたがって提案されている。
【0013】 搬送周波数の変化は、タイムスロットからタイムスロットまでと同様に、フレ
ームからフレームまでの両方、すなわちフレームの範囲内で実施されることがで
きる。
【0014】 本発明は、好ましい実施形態として、添付された図面を参照して下記でより詳
細に述べられている。
【0015】 本発明は、適用者によって発展させられたWDCT移動無線電話方法として下
記で説明されており、しかしながら本発明は、本質的に他の電気通信標準に適用
することもできる。
【0016】 WDCT移動無線電話標準は、すでに説明されているように、公知のDECT
移動無線電話標準に基づいている。
【0017】 図6には、伝送信号のためのフレームおよびタイムスロット構造がDECT標
準に応じて示されている。すでにDECT標準と一緒に説明したように、役に立
つ周波数スペクトラム(1880〜1900MHz)は、それぞれ1728KH
zの10個のキャリアに分割される。
【0018】 図6に示すように、各キャリアフレーム8は、24個の480ビット(タイム
スロットの持続時間416.6μsec)のタイムスロットに分割され、ダウン
リンク用に、すなわち基地局から移動局への伝送用に最初の12個、およびアッ
プリンク用に、すなわち移動局から基地局への伝送用に、第2の12個のタイム
スロットが与えられる。二重の接続用に、タイムスロットの組が形成され、例え
ば、タイムスロット11とタイムスロット23とが1組を形成する。この方法で
は、1152kbit/sの伝送レートを持つ12×10=120個の二重チャ
ンネルが有効である。
【0019】 図6に示されたDECTフレームの持続期間は、10msであり、1つのタイ
ムスロット9において10msごとに、いわゆるMAC(Medium Access Contro
l )層に有効な388ビットが、1つのタイムスロット内で一度伝送される。M
AC層の主な働きは、資源の取り扱いや、誤った伝送に対する防御と同様に、異
なる制御チャンネルの多重通信することである。
【0020】 図6でさらに示すように、MAC層として使われる388ビットは、同調目的
のためのSフィールド (32ビット) 、制御と知らせる目的のためのAフィール
ド(64ビット) 、有効なデータフィールドと4つのスペアビットとしてのBフ
ィールド (40ビット) を含んでいる。対応するタイムスロット9は、60ビッ
トを含むプロテクションバンド(ガードバンド)により満たされている。
【0021】 図6は、上述したAフィールド10の構造も示している。Aフィールド10の
64ビットは、ヘッダー (8ビット) 、ある制御チャンネル(40ビット) およ
びCRC(Cyclic Redundancy Check ,16ビット)フィールドに分割される。
CRCフィールドは、合図や制御チャンネルに伝送エラーを見つけるために役立
つ。各Aフィールドにおいて、1つあるいはいくつかの論理制御チャンネルQT ,PT ,CT ,NT およびMT は、多重送信形式で伝送される。ここで、役に立
つAフィールドの40ビットは、各ケースにおいて、個々の制御チャンネル間で
電力要求に応じて分割され、それにより、図7に示されており、16個のDEC
Tフレーム8(0....15)を含むマルチフレーム構造に嵌め込まれるプライオ
リティ計画が使用される。そして、MT制御チャンネルが伝送されなかったとし
ても、例えば、制御チャンネルCTは、例えば、フレーム番号1の対応するDE
CT移動無線電話システムの基地局からAフィールドの中で伝送されるだけであ
る。さらに、制御チャンネルMTか制御チャンネルNTの何れかが伝送されなく
ても、例えば、制御チャンネルCTは、このようなDECT移動無線電話システ
ムにおける移動局により相当するAフィールドの中で伝送されるだけである。こ
うして、図7に示されたプライオリティ計画に従って、ダウンリンクとアップリ
ンクとの両方のために、個々の制御フレーム8のAフィールドの割り当てが固定
された時間に多重送信される。
【0022】 DECTフレームのAフィールドのこの周知の構造に基づいて、動作の開始時
に基地局によって予め決められており、周波数ホッピングリストの形式で個々の
移動局において結果として好ましく蓄積された周波数ホッピング連鎖に絶え間な
く適応するために最新の情報を、それらの周波数だけが、干渉信号との接触が起
こらない周波数ホッピングに使用されることが保証されるように、特別な状態に
伝送させることができる本発明のより好ましい実施形態に従って提案されている
。本発明によれば、それゆえ、干渉周波数との衝突を迂回したり回避したりでき
る適応した周波数ホッピング戦略が提案されている。
【0023】 図8では、例えば、基地局11とそれと通信しているいくつかの移動局12と
を備えたWDCT移動無線電話システムに従って動作される移動無線電話システ
ムの基礎構造は、かなり簡単な方法で示されている。周波数バンド2400〜2
483.5MHzにおいて、コードレス電話オペレーションがアメリカ合衆国F
CC規定に適合する周波数ホッピング法を使用して実行されるように、基地局1
1と個々の移動局12との両方は、各ケースにおいて、WDCTコントローラ1
3あるいは15を備えている。
【0024】 周波数ホッピング戦略や周波数ホッピング法の実施は、原則的に、オペレータ
と離れることができ、それによって、搬送周波数のホッピング中に使用されるた
めの連鎖が、基地局11により明らかにされ、移動局12に伝送される。この周
波数ホッピングリストは、ROMメモリ14あるいは16において、移動局12
はもとより基地局11においても蓄積される。図8に示されている移動無線電話
システムの動作中に、確かな搬送周波数とともに生じる寄生の影響を考慮するこ
とができるようにするために、最新情報が、周波数ホッピングリストに蓄積され
た搬送周波数が将来使用されるべきではない移動局12に通知する基地局11に
より移動局12に絶え間なく、好ましく伝送される。この目的のために、移動無
線電話システムの周波数環境が、ありうる干渉周波数移動や、無線電話システム
のオペレータにより基地局11に与えられることができる最新の周波数ホッピン
グリストのために、基地局11のWDCTコントローラ13により絶え間なくモ
ニターされることができる。
【0025】 特に、すでに述べたFCC規定に応じることを除き、移動局12に蓄積された
周波数ホッピングリストや周波数ホッピング連鎖に関係するこの最新情報を伝送
することは、必要とされるDECT−MACレイヤあるいはAフィールドに変化
する。これらの変化は、できるだけ小さいDECTプロトコルへの変化が必要に
なるように、下記で説明される本発明のより好ましい実施形態に応じて作られ、
その結果、より高いレイヤがDECT標準により引き継がれることができる。
【0026】 図8に示したWDCT移動無線電話システムの場合には、95個の搬送周波数
が、2400〜2483.5MHzの周波数範囲で利用されている。周波数ホッ
ピングを使用するためのFCC規定は、干渉周波数で妨害や衝突を避けるために
、少なくとも75個の異なる搬送周波数を必要としており、20個の利用できる
搬送周波数の最大値は、使用されることができない。実際に使用された周波数ホ
ッピング連鎖は、95個の利用できる周波数のサブセットと一致する。各基地局
のために、例えば、同一証明信号やこの基地局のIDにより、これらの95個の
搬送周波数の分離され、擬似ランダムに配置されたリストが作られ、幅広いバン
ド干渉による1以上のキャリアを失わないようにするために、チャンネル分離を
最小限に保っている。この方法で作られた周波数ホッピングリストは、すでに述
べたように、残りの一方と通信している全ての移動無線電話12と同様に基地局
11でも知られている。
【0027】 もし、基地局11のWDCTコントローラ13が、十分な品質の伝送ができな
くなる雑音チャンネル、すなわち搬送周波数を見つけると、周波数ホッピングサ
イクルからこれらの雑音チャンネルを削除するために、予め蓄積した周波数ホッ
ピングリストや連鎖の最新情報が与えられる。本発明によれば、それゆえ、これ
は適応可能な周波数ホッピング法を含んでいる。2つの周波数ホッピングコンセ
プトが下記で述べられており、最初のコンセプトを用いて、搬送周波数はタイム
スロットからタイムスロットまで変化し、異なる移動局12のために、結果とし
て、より大きな柔軟性を持ったかなり多くの制御必要条件になる様々な周波数ホ
ッピング連鎖を実行することができる。それに反して、第2のコンセプトによれ
ば、フレームからフレームへ搬送周波数を変化させることだけが提案されており
、同一の基地局11に一致された全ての移動局12が同一の周波数ホッピング連
鎖で動作されなくてはならない。この第2のコンセプトは、柔軟性は劣るが、実
行することは容易である。
【0028】 使用される周波数ホッピング法は、各ケースで可能になる状態と同様に、移動
局12と基地局11の異なる動作条件が考慮されるように、設計されなくてはな
らない。これは、図1および図2を用いて下記でより詳しく説明されるであろう
【0029】 図1は、基地局11の異なる活動的な動作条件を示しており、それにより基地
局11は、移動局12への連絡がなくても、“アクティブアイドル(active idle
) ”として示された動作状態1にある。この状態において、いわゆる“ダミーベ
アラ(dummy bearer)”信号は、基地局11により送信され、移動局12により送
信された連絡調査を探知するために、同時に周期的に全ての有益で物質的なチャ
ンネルがスキャンされる。移動局12が立ち上げられるとすぐに、基地局11は
、“アクティブトラフィック(active traffic)”として示した状態2に変化する
。それは、全ての接続が終了して、ダミーベアラ信号が再度基地局11により送
信されると、再び状態1に変化する。基地局11は、もしダミーベアラ信号が、
少なくとも1つの“トラフィックベアラ信号”に加えてそれにより伝送された場
合にも、状態2から“アクティブトラフィックのアイドル(active traffic and
idle) ”として示された状態3に変化する。状態3から状態2への復帰は、基地
局11から、さらなるダミーベアラ信号が送信されなくなると起きる。従って、
基地局11は、少なくとも1つの接続が終了すると、状態1から状態3に変化し
、状態3から状態1への復帰は、移動局12との最後の接続も終了した場合に起
きる。
【0030】 図2は、移動局12の異なる動作状態を示しており、移動局12は、“アイド
ルアンロック(idle unlocked) ”として示された状態4において、活動的でなく
なっている。直接的には、接続された後に、移動局12が、“アクティブアンロ
ック(active unlocked) ”として示された状態5に変化する。この状態において
、移動局12は基地局11に一致しようし、固定周波数を持つ全てのタイムスロ
ットがスキャンされる。例えば、1秒の期間内に基地局11によってダミーベア
ラ信号が見つけられない場合には、周波数が変化する。移動局12が、基地局1
1により送信されたダミーベアラをみつけた場合には、1つのタイムスロットと
同様の1ビットの基地局11への一致は、特殊なケースで使用されるソフトウェ
アやハードウェアにより自動的に実行される。この目的にために、Aフィールド
において各ケースで伝送されたメッセージが評価される。固定された周波数ホッ
ピング連鎖がいつも使用される公知のDECT標準と対照して、基地局11の一
般に知られた有効な周波数ホッピング連鎖への一致も、付加的に実行されなくて
はならない。一致プロセスが実行された後、移動局12は“アイドルロック(idl
e locked) ”として示した状態6に変化する。
【0031】 この状態においては、移動局12は、消費電力を低減するための対応するソフ
トウェアコマンドを入力することにより、スリープモードにおいても動作される
ことができ、この場合には、移動局12やそのコントローラ15が、ダミーベア
ラ信号を見つけるために、n番目のフレーム毎にだけ活動的にされ、それにより
、nが、例えば最小パルス幅の反復度のために64になることができる。移動局
12は、基地局11に依然として最小の消費電力と一致させることができる。ス
リープモードは、コントローラ15あるいは対応するプロセッサにより、異なる
2種類の方法でそのままの状態にすることができる。図7に示されたモニタリン
グマルチフレームメータのフレーム構造が、0までカウントダウンされるか、例
えば、プロセッサの外部の邪魔する“ウェキングアップ(waking up) ”がキーボ
ードを介して生成される。スリープモードを終えた後、対応する移動局12のソ
フトウェアは、基地局11の周波数ホッピング連鎖を持つ一致を再度開始するた
めに、スリープモードがどのくらいの長さであったのかを知らせなくてはならな
い。このため、すでに述べられたマルチフレームメータの現在の値と、通常のフ
レームメータとは、マイクロコントローラ15に知られている。
【0032】 移動局12あるいは基地局11により、呼びが作られるとすぐに、トラフィッ
クベアラ信号が送信される。普通は、ダミーベアラも継続している。それから、
移動局12が、“アクティブロック(active locked) ”として示した状態7に変
化する。この場合の基地局11は、図1(“アクティブトラフィックのアイドル
”)に示した状態3に変化する。最大数の同時接続は、伝送方向における有効な
タイムスロットの数に一致する。4番目の接続が立ち上がる場合には、ダミーベ
アラが開放されることが保証されなくてはならず、それにより、基地局11が図
1(“アクティブトラフィック”)に示す状態2に変化する。
【0033】 すでに述べたように、2つのフレームの間と同様に、フレーム内、すなわち個
々のタイムスロットの間の周波数ホッピングが、本発明の背景の中で存在しうる
【0034】 第1の周波数ホッピング変形により、搬送周波数は同じフレームの2つのタイ
ムスロットの間で変化しなくてはならない。
【0035】 基地局に蓄積された周波数ホッピングリストの95個の搬送周波数の全部は、
ダミーベアラ信号を伝送するために使用される。この連鎖は、ダミーベアラを伝
送するために変化せず、ダミーベアラのためだけに使用される。この連鎖が移動
局にも知られるので、これらは基地局に適合した後、その周波数を変化させるこ
とができる。この周波数ホッピング連鎖は、図2で示した適合状態6(“アイド
ルロック”)にある全ての移動局により使用される。この状態における移動局は
、すでに述べたように、消費電力節約スリープモードに切り替えられることがで
き、それにより、この場合には、ダミーベアラ信号を受け取るために、nフレー
ム間隔においてのみ活動的にされる。図6に示すダミーベアラ信号のAフィール
ドは、基地局からの接続必要性を探知することができるように、DECT標準を
持っているので、PT メッセージを含むべきである。これは、図7に示すマルチ
フレームの第1フレームが常に受け取られるという事実により実行されることが
できる。
【0036】 もし、逆に、接続が成立した後で移動局が図2に示す状態7(“アクティブロ
ック”)になり、もし干渉がおこるならば、搬送信号の周波数ホッピングシーケ
ンスは、変更され、適応される。それぞれのトラフィックベアラのために、周波
数ホッピングシーケンスの上述のような変更が実行されるので、それぞれの移動
局は上記の適応の後に異なる周波数ホッピングシーケンスを得ることができる。
以下で詳述するように、周波数ホッピングシーケンスの更新情報は、対応するタ
イムスロットのAフィールドにより、それぞれトラフィックベアラに対して送信
される。接続が切断された後で、このトラフィックベアラのための正規の周波数
ホッピングシーケンスもまた活動停止されるか切断されることによって、対応す
る移動局は、再び状態6(“アイドルロック”)に変化する。上記の対応する移
動局は、再び基地局のダミーのベアラ信号と同期させられる。
【0037】 4つの接続が同時に活動状態となるとすぐに、上記のダミーのベアラは活動停
止される。1つの基地局は、同時に最大で6個の移動局を動作させれるので、上
述のことは、状態6(“アイドルロック”)にある2つまでの移動局は基地局と
の同期を失うかもしれないことを意味する。このことを防ぐために、状態6にあ
る移動局は、ダミーベアラが不活性化されるような、図7に示すマルチフレーム
構造の第1フレームによって通知されることができる。これら移動局は、最後に
活性化したトラフィックベアラ信号に従うか、または、その周波数ホッピングシ
ーケンスに従うかして、これによって、このベアラ信号の周波数ホッピングシー
ケンスは、状態6(“アイドルロック”)にある全ての移動局が、周波数ホッピ
ングシーケンスを変更するための、基地局による対応する要求を確認するまで、
変化しない。4番目のトラフィックベアラ信号が活動状態である時間間隔におい
て、状態6にある移動局は、各フレームにおいて制御フィールドまたはAフィー
ルドを受信しなければならないので、すなわち、この場合にはスリープモードに
切り換わることは避けなければならないので、電力消費は増加するということが
保証される。もし再度接続が切断され、4つより少ないトラフィックベアラが同
時に活性化した場合には、ダミーのベアラ信号が再び活性化され、状態6の移動
局は、再びこのダミーベアラの周波数ホッピングシーケンスに変更される。
【0038】 第2の周波数ホッピングの変形例によると、搬送周波数は新しいフレームの始
めにおいてのみ変更することができ、言い換えると、フレームの全てのタイムス
ロットは、同じ搬送周波数によって送信される。
【0039】 また、周波数ホッピングのこの変形例によれば、1フレーム内の周波数変更の
ために記載した戦略を、原理的には用いることができる。トラフィックベアラ信
号が活性化されると直ぐに、移動無線通信システムの周波数環境に応じて、その
周波数ホッピングシーケンスは適合されるようになっている。また、ついにはダ
ミーベアラも影響を受けるので、全ての移動局は、適切な自身の計測を実行する
ことができるように、周波数ホッピングシーケンスの更新を通知されるようにな
っている。したがって、この場合、例えば状態6(“アイドルロック”)にある
移動局のスリープモードの使用を、なしで済ますことができ、これによって、そ
れらはダミーベアラの周波数ホッピングシーケンスに従うことができる。しかし
、これによって、それら移動局の電力消費が増加することになる。もしスリープ
モードをなしで済ますことが出来ないならば、上述のことは、関連する移動局の
みがダミーベアラ信号をnフレームの期間探すということを意味する。この場合
、その結果として周波数ホッピングシーケンスが適合されるまでの期間が延長さ
れ、またその結果としてパラサイト信号に対する感受率が増加するような、移動
局による対応する要求を、状態6にある全ての移動局が確認するまで、トラフィ
ックベアラの周波数ホッピングシーケンスは変更されない。1フレーム内の周波
数ホッピングと比べて、上記した第2の周波数ホッピングの変形例の場合には、
2度目の接続がなされたとき、第1のトラフィックベアラ信号は同期のために用
いられなければならず、言い換えると、状態6(“アイドルロック”)にある移
動局は、もはや自身の周波数を、ダミーベアラ信号ではなく第1のトラフィック
ベアラ信号に従って変更する。
【0040】 上述した2つの周波数ホッピングの変形例の場合には、移動局は、Aフィール
ドを介して、それぞれの場合においてその時点で周波数ホッピングのために正規
なものである搬送周波数を通知される。対応するメッセージは、好ましくは、実
際に周波数ホッピングシーケンスが変更される前に、関連する移動局によって確
認される。周波数ホッピングシーケンスに関するこの更新情報を送信するために
、図6を用いて上述のように説明したDECT−MAC層の適合が、上述した周
波数ホッピング戦略を実行するために必要となる。これは、特に、基地局から移
動局にどのようにして更新情報を送信することができるかということに関する方
法に関連している。搬送周波数の中でも、元々の搬送ホッピングシーケンスにお
いて意図された、この更新情報の詳細は、干渉周波数との衝突がありうることを
考慮して、その時点においては用いられるべきでない。
【0041】 DECT標準を用いて、用いることのできる周波数チャネルに関する情報が、
Aフィールドを介したQT メッセージによって送信される。しかし、WDCT標
準によると、DECT標準と比較して、後者より逸脱するような多くのタイムス
ロットと搬送周波数が用いられており、それによって、特にこの情報が送信され
る所はどこでもDECTプロトコルを採用することが必要となっている。DEC
T標準による、4つのタイムスロットを区別するための4ビットは、WDCT標
準にとっては十分なものではあるが、搬送周波数を区別するためのDECT標準
による10ビットの場合はそれが当てはまらない。そこで、本発明を実現する種
々の可能性について、以下で説明を行う。
【0042】 本発明に係る第1の実施形態によると、DECTプロトコルによる上述したN T メッセージが、上述した更新情報を送信するために用いられる。
【0043】 図3Aは、従来のDECT標準におけるNT メッセージの場合における、図6
で示したAフィールドの40ビットを、分割した様子を示す。DECT標準によ
ると、NT メッセージは2つのサブフィールドに分割され、第1のサブフィール
ドはいわゆるPARI(Primary Access Right Identifier) データを含み、第2
のサブフィールドはいわゆるRPN(Radio Fixed Part Number) データの最下位
ビットを含んでおり、PARIデータにはPARIクラスAとクラスBとを用い
、そのクラスAにおいてはPARIデータはEMC(Equipment Manufacturer's
Code) データとFPN(Fixed Part Number) データとを含み、一方、クラスBに
おいては、PARIデータはEIC(Equipment Installer's Code)データとFP
Nデータとを含むようになっている。図3Aに示すように、PARIデータは、
T メッセージの全体で40ビット用いることのできるうち、32−37ビット
を用いるようになっている。
【0044】 本発明に係る第1の実施形態においては、PARIデータのためのビット数を
、特に8ビットにまで減少させるということが、意図されている。これは、クラ
スAの場合には、EMC及び/又はFPNデータを減少させることによって、ま
たクラスBの場合には、EIC及び/又はFPNデータを減少させることによっ
て実現される。この様子を図3Bに示し、また、上述のように得られた8ビット
によって周波数ホッピングデータ(frequency hopping data)HOPを定義する。
この周波数ホッピングデータHOPは、例えば、蓄積された周波数ホッピングリ
ストの、次の8つの搬送周波数のうちの、用いられるべきでないものを特定する
ことができる。
【0045】 さらに、用いることのできる全ての搬送周波数も、例えば、それぞれの場合に
おいて、12の周波数のブロックにまとめられることができ、そのため、このイ
ベントにおいても、これらのブロックの一つを不活性化するのには8ビットのみ
で十分であり、それ故、このブロックに属する全ての周波数も不活性化されるこ
とになる。既に述べたように、WDCT標準によると、周波数ホッピングのため
に、95の搬送周波数全てを用いることが意図される。このことは、一つのブロ
ックのみは11の周波数をもつことを意味している。用いることのできる搬送周
波数は、常にまとめてグループ化されており、このため、もし典型的なパラサイ
ト信号による衝突が生じたとしても、最高の伝送品質が保証される。
【0046】 しかし、このようにブロック化された8個の周波数ブロックのうちの最も大き
な2つのものは、所定の周波数ホッピングシーケンスから除去されなければなら
ない。この場合には、周波数ホッピングデータHOPの8ビットは、例えば、H
OPフィールドのビットがそれぞれの周波数ブロックに割り当てられ、ビットの
値が‘0’の場合には対応する周波数ブロックは不活性化されるといったように
、周波数ホッピングに用いられないブロックを指示するようになっている。
【0047】 本発明に係る第2の実施形態においては、DECTプロトコルによって提供さ
れるQT メッセージを用いること、およびDECTプロトコルによって提供され
るQT メッセージを上述のように更新情報を送信するように変更することが提案
される。
【0048】 図4Aは、DECT標準として用いられ、かつ、用いることのできる搬送周波
数チャネルが基地局より移動局に通知されることにより“静的システム情報”と
されるものである、QT メッセージのフォーマットを示す。QT メッセージは、
対応するAフィールド(図6参照)のビットb8−b47を含んでいる。4個の
ビットb12−b15は、送信が開始されるタイムスロットのペアの数(Slot Nu
mber, SN) を定義するものである。10個のビットb22−b31(RF Carri
er bits,RFC)は、固定された所定の搬送周波数のうち、移動局においてどれ
を用いることができるのかを移動局に通知するためのものである。この目的のた
め、対応する搬送周波数は、もし対応するビットの値が‘1’である場合に用い
られることのできる搬送周波数の、RFCフィールドのそれぞれのビットに割り
当てられる。それに加えて、この送信におけるベアラのチャネル数(Channnel Nu
mber, CN) は、QT メッセージにおいて符号化される。このCNデータは、b
34−b39のビットをもつ。また、QT メッセージは、次のフレームにおいて
受信側が動作されるところの搬送周波数を詳細に示す、いわゆるPSCN(Prima
ry Receiver Scan Carrier Number)データを含んでいる。PSCNデータは、b
42−b47のビットをもつ。さらに、QT メッセージは、幾つかのスペアビッ
ト(Spare bits,SP)をもつ。
【0049】 WDCT標準は95の異なる搬送周波数を用いるので、周知のQT メッセージ
のフォーマットを変更しなければならない。
【0050】 それ故、対応するQT メッセージの幾つかのAフィールドは、95の異なる搬
送周波数全てを定義するのに用いられることができる。DECT標準においては
、いわゆる“拡張RF搬送情報”であるQT メッセージは、このようなQT メッ
セージのうちの4つのみが、95の周波数全てを記述するのに必要となるように
、用いられて、既に定義されている。しかし、マルチフレーム構造を用いた図7
に示すように、QT メッセージは1フレーム、すなわちこのマルチフレーム構造
においてはフレームNo.8内においてのみ送信される。これは、この“拡張R
F搬送情報”であるQT メッセージを、全ての搬送周波数データを送信するのに
用いるときには、全部で4×160ms=640msを必要とする、4つの完全
なマルチフレーム構造が必要になり、結局周波数ホッピングシーケンスの高速の
更新には有利でないということを意味している。
【0051】 したがって、周波数ホッピングシーケンスの高速の更新のためには、好ましく
はより単純な方法を用いるべきである。それ故、RFCデータの10個の用いる
ことのできるビットは、図3によって既に説明したNT メッセージの変更と同様
に、所定の周波数ホッピングリストの次の搬送周波数のうち、または、もし周波
数が幾つかのブロックにグループ化されている場合には、それぞれの周波数のう
ち、どれが用いられ/活性化され、または用いられず/活性化されないかを確立
するために、用いられることができる。DECT標準によると、RFCフィール
ドは常に同一の搬送周波数を伴うが、一方、本発明を用いるときは、RFCフィ
ールドは8つの周波数のブロックか、または95の搬送周波数の全てのうちの、
次の10の搬送周波数のみを伴う。
【0052】 上述したように、QT メッセージは、周波数ホッピングデータを送信するため
のWDCT標準には、限られた程度において適しており、というのも、この目的
のためには、一方では比較的長いタイムスパンが必要であり、また他方では周波
数ホッピングデータは、基地局と同期した全ての移動局において同一であるから
である。したがって、QT メッセージは、1フレーム内において搬送周波数が一
定であるような、更新、若しくは周波数ホッピングのデータ、又は、周波数ホッ
ピングの変形例を送信することにのみ用いられる。2つのタイムスロットの間の
1フレーム内において搬送周波数が変更されることによって、周波数ホッピング
の変形例を用いるときには、QT メッセージに含まれる周波数ホッピングデータ
は無視されねばならない。
【0053】 図4に示すように、WDCT標準においては、用いることのできる95の搬送
周波数チャネルの内の一つを区別するために、付加的なビットが必要になり、す
なわち、CNフィールドはビットb34−b40を含んでいる。この目的のため
に、DECT標準に備えられているスペアビットの一つが用いられる。図4に示
すWDCT標準においても同様に、DECT標準の場合のCNとPSCNフィー
ルドとの間のもう一方のスペアビットがこの目的のために用いられるような、W
DCT標準の場合におけるより多い搬送の数を考慮して、PSCNフィールドは
1ビット拡張される。しかし、PSCNフィールドは、このデータが既に周波数
ホッピングリストに含まれているので、無視される。
【0054】 WDCT標準においては、DECT標準により提供されるPT メッセージも採
用されている。このメッセージは、もしスリープモードがあるならば、状態6(
“アイドルロック”)にある移動局自身によって受信され、基地局からの接続照
会を送信するために機能する。さらに、DECT−MAC層の重要なデータの幾
つかも、この型のメッセージによって送信される。
【0055】 それ故、PT メッセージは、例えば12ビットを含んでいて、それぞれの場合
において、そのビットは12のタイムスロットペアの内の一つを割り当てられ、
もし存在するかも知れないパラサイトの影響によって対応するタイムスロットが
用いられない場合には受信する移動局に通知する。この目的のために、順次特定
のタイムスロットのペアがマークされ、それによって、移動局は、どのタイムス
ロットのデータがだいたいにおいて期待されるものかということを介して、常に
把握することになる。同様の考え方がWDCT標準にも適用されうるが、しかし
この場合には、この目的のために4ビットのみを必要とする。
【0056】 PT メッセージも搬送データを移動局に送信するために用いられ、特にこの搬
送データは、他の搬送、推奨される搬送、およびダミーまたはコネクションレス
の搬送位置に関するデータを含んでいる。図5に示すように、この搬送データは
、PT メッセージのビットb36−b47の形式で符号化されて送信され、タイ
ムスロット数を記述するためのビットb36−b39のSNフィールド、スペア
ビット(SP)b40,b41、及びチャネル数を記述するためのビットb42
−b47のCNフィールドを含んでいる。WDCT標準の場合には、原理的には
、2つのスペアビットのうちの一つを用いて、チャネル数のためのCNフィール
ドを8ビットのb41−b47に拡張することができ、これによってこのフォー
マットをそのまま引き継ぐことができる。さらに、タイムスロットの数を記述す
るSNフィールドは、2ビットに減少させることができる。
【0057】 上述のDECT−MAC層に対する変更によって、周波数ホッピングデータを
、すなわち、周波数ホッピングのために用いる搬送周波数に関するデータを、基
地局から移動局に送信できる。この場合には、この周波数ホッピングデータを送
信するためにNT メッセージを用いるときには、図7に示すプライオリティスキ
ームによるNT メッセージは、最小のプライオリティをもち、最悪の場合にはフ
レームNo.14においてのみ送信されることが保証される。もしNT メッセー
ジが受信されないと、この場合には移動局の基地局との同期は失敗し、蓄積され
た周波数ホッピングリストの次の搬送周波数は自動的に不活性化される。しかし
、これは、上述の場合においてトラフィックキャリアが基地局との同期のために
用いられるときにのみ問題となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に関する移動無線電話および基地局の状態変化とともに生じる
状態を説明するための状態図を示している。
【図2】 図2は、本発明に関する移動無線通信システムおよび移動局の状態変化ととも
に生じる状態を説明するための状態図を示している。
【図3】 図3は、一般的なDECT移動無線電話システムとともに伝送されたNT メッ
セージと、本発明の第1の実施形態に関するWDCT移動無線電話システムとの
比較を示している。
【図4】 図4は、一般的なDECT移動無線電話システムとともに伝送されたQT メッ
セージと、本発明の第2の実施形態に関するWDCT移動無線電話システムとの
比較を示している。
【図5】 図5は、一般的なDECT移動無線電話システムとともに伝送されたPT メッ
セージの部分と、本発明の更に他の実施形態に関するWDCT移動無線電話シス
テムとの比較を示している。
【図6】 図6は、DECT移動無線電話標準に関する伝送されたフレームの構造を示し
ている。
【図7】 図7は、マルチフレーム構造における伝送とプライオリティとを示している。
【図8】 図8は、本発明に関する移動無線電話システムの簡易化したブロック回路図を
示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月10日(2001.10.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クランツ,クリスチャン ドイツ連邦共和国 40885 ラティンゲン リントルフ イナ ザイデル シュトラ ーセ 111 (72)発明者 ポット,リュディガー ドイツ連邦共和国 58455 ヴィッテン クナップ 7 Fターム(参考) 5K022 EE04 EE11 EE22 5K067 AA03 CC10 EE02 EE10 EE61 EE71 HH21 HH23 JJ11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局(11)と少なくとも一つの移動局(12)とを含む移動無線通信シス
    テムにおいて、上記基地局(11)と上記移動局(12)との搬送周波数を所定
    の周波数ホッピングスキームによる所望の間隔で時間変化させる、移動無線通信
    システムの周波数ホッピング法において、 上記移動無線通信システムの特定の動作条件を観測し、 それによって、上記移動無線通信システムの周波数環境に、上記周波数ホッピ
    ングスキームを適合させるために、更新情報を生成し、 上記基地局(11)と上記移動局(12)との上記搬送周波数を、上記更新情
    報に基づいて上記所定の周波数ホッピングスキームにより変化させることを特徴
    とする、移動無線通信システムの周波数ホッピング法。
  2. 【請求項2】 上記所定の周波数ホッピングスキームは、上記移動局(12)に加えて上記基
    地局に蓄積されていることを特徴とする請求項1記載の周波数ホッピング法。
  3. 【請求項3】 上記所定の周波数ホッピングスキームは、周波数領域がほぼ2400MHzか
    ら2500MHzの搬送周波数を含んでいることを特徴とする請求項1または2
    記載の周波数ホッピング法。
  4. 【請求項4】 上記周波数ホッピングスキームは、予め決定され、かつランダムのホッピング
    シーケンスに従って設定され、所望の周波数間隔で均一に並んだ複数の搬送周波
    数を有し、 それによって、最小の周波数ホッピング間隔は、上記予め決定されたホッピン
    グシーケンスにおける6つの搬送周波数チャネルを含むようにすることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の周波数ホッピング法。
  5. 【請求項5】 上記所定の周波数ホッピングスキームは、95の異なる搬送周波数を含んでい
    ることを特徴とする請求項4記載の周波数ホッピング法。
  6. 【請求項6】 上記移動無線通信システムの動作条件を観測するときにノイジーな搬送周波数
    チャネルが検出されたか否かに応じて、上記更新情報を生成し、 ノイジーな搬送周波数チャネルが検出されたイベントにおいて、周波数ホッピ
    ング法のための対応する搬送周波数の回避を表示するように、上記更新情報を生
    成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の周波数ホッピ
    ング法。
  7. 【請求項7】 通信データを、フレーム構造に埋め込み、上記基地局(11)と上記移動局(
    12)との間で通信し、 それぞれのフレーム(8)は複数のタイムスロット(9)を含んでおり、 上記搬送周波数を、フレーム(8)の個々のタイムスロット(9)においてそ
    れぞれ異ならせることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の周
    波数ホッピング法。
  8. 【請求項8】 通信データを、フレーム構造に埋め込み、上記基地局(11)と上記移動局(
    12)との間で通信し、 上記搬送周波数を一つのフレーム(8)において一定とするとともに、上記搬
    送周波数をフレーム(8)ごとにのみ異ならせることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれか1項に記載の周波数ホッピング法。
  9. 【請求項9】 上記更新情報を上記基地局(11)より上記移動局(12)に送信し、 上記周波数ホッピング法の上記移動局によって回避されるような、上記周波数
    ホッピングスキームの上記搬送周波数を、上記移動局(12)に表示することを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の周波数ホッピング法。
  10. 【請求項10】 上記更新情報を制御チャネルを介して送信し、 上記制御チャネルのフォーマットは、DECT移動無線通信標準のMAC層に
    基づくものであることを特徴とする請求項9記載の周波数ホッピング法。
  11. 【請求項11】 上記更新情報を、NT 制御チャネルを介して送信することを特徴とする請求項
    10記載の周波数ホッピング法。
  12. 【請求項12】 上記更新情報を、8ビット(HOP)を含むフィールドによって送信し、 上記NT 制御チャネルのPARIフィールドを、上記8ビットに削減すること
    を特徴とする請求項11記載の周波数ホッピング法。
  13. 【請求項13】 上記更新情報を、QT 制御チャネルを介して送信することを特徴とする請求項
    10ないし12のいずれか1項に記載の周波数ホッピング法。
  14. 【請求項14】 互いに引き続く複数のQT メッセージにより、用いることのできる搬送周波数
    のそれぞれにおいて、それらが周波数ホッピング動作において用いられるか否か
    が表示されることを特徴とする請求項13に記載の周波数ホッピング法。
  15. 【請求項15】 上記所定の周波数ホッピングスキームによる、上記移動局(12)の次のnの
    搬送周波数のための、上記更新情報は、 対応する搬送周波数が上記周波数ホッピング法に用いられたか否かを表示する
    ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載の周波数ホッピン
    グ法。
  16. 【請求項16】 全ての、上記周波数ホッピング法に用いることのできる搬送周波数は、幾つか
    の周波数のグループにまとめられ、 上記周波数グループのそれぞれのための上記更新情報は、特定の周波数グルー
    プに属する搬送周波数が周波数ホッピング法に用いられるか否かを表示するもの
    であることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載の周波数ホ
    ッピング法。
  17. 【請求項17】 ノイジー搬送周波数チャネルになってしまうような、典型的なパラサイトの影
    響がもし生じたならば、可能な最適の送信品質を保証するように、 上記用いることのできる搬送周波数を、周波数のグループに均等に分割するこ
    とを特徴とする請求項6または16に記載の周波数ホッピング法。
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