JPH08204615A - 周波数ホッピング方式無線lanシステム - Google Patents

周波数ホッピング方式無線lanシステム

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JPH08204615A
JPH08204615A JP3141895A JP3141895A JPH08204615A JP H08204615 A JPH08204615 A JP H08204615A JP 3141895 A JP3141895 A JP 3141895A JP 3141895 A JP3141895 A JP 3141895A JP H08204615 A JPH08204615 A JP H08204615A
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泰弘 高橋
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】周波数ホッピングの衝突が起こらないように
し、互いに混信しない周波数ホッピング方式無線LAN
システムを提供する。 【構成】複数の無線LANの基地局77や無線LANの複数の
セルの基地局同士を有線LANで接続し、互いに同期をと
れるようにし、周波数ホッピングの衝突が起こらないよ
うにすると共に、同期が外れかかる様子を検知したり、
ホッピングが重なり合ってしまっていることを検知し、
その場合には、進み遅れ判定部82は無線端末87に通
知するため周波数ホッピングパターンの変更または周波
数ホッピングパターンの位相を調整する指示をパターン
送出シーケンス制御部85と変調器83を経て発信し、
かつ、その指示が確実に伝わるように、予告指示を前も
って出す。そのことで、互いに重なり合わないように
し、かつ、基地局に接続された無線端末との同期も常に
保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数ホッピング方式
の無線LANシステムに関し、特に、周波数ホッピング
の衝突が起こらないようにして混信が起きないようにし
た無線LANシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】周波数ホッピングは、スペクトラム拡散
通信方式における一方式であり、時間とともに周波数を
変えて情報を伝達する方式である。従来の周波数ホッピ
ング方式では、文献「ディジタル移動通信方式」(山内
雪路著、東京電機大学出版局、p.98 - p.101)に示され
ているように、時間ごとに使用する周波数を変更するた
めのホッピングパターンは、送信機ならびに受信機内の
ホッピングパターン発生器によって生成される。この発
生器の指示で、周波数シンセサイザを制御し、送受信周
波数を時間ごとに変える。
【0003】ホッピングパターン発生器によって、ラン
ダムに近い系列の値が発生され、これにしたがって、ホ
ッピングの順序が決定し、電波が送出されるが、受信側
においても、同じ順序でホッピングが起きるように、送
信側と同じ系列を発生するホッピングパターン発生器を
用いる。ホッピングパターンは、通信中は変更しないと
いう考え方で作られている。
【0004】また、多重セル環境のように無線基地局が
複数ある場合は、ホッピングのランダム性により、衝突
する確率が低くなるようにしているが、非常に広域の帯
域が割り当てられており、多くの周波数にホッピングで
きることが前提となっている。
【0005】しかしながら、2.4GHz帯を使用する無線L
AN(ローカル・エリア・ネットワーク)の場合、割り
当てられている帯域幅は、26MHzと限られている。その
ため、データ転送速度を例えば2Mbps確保しようとし、
1チャネルあたり2MHz割り当てると、13チャネル分し
かとれないことになる。
【0006】このように、伝送速度を上げようとする
と、少ない数のチャネルにしかホッピングできなくな
る。したがって、複数の無線LANが、全く他の無線L
ANの動作を見ずに、ランダムでホッピングを行なった
場合、衝突する確率は、ホッピングチャネル数が少ない
がゆえに、高くなるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、複
数の無線LANが同じエリア内で稼働する場合、ホッピ
ングの周波数の衝突が起こり、帯域容量分のデータ転送
が行なえないという問題があった。
【0008】本発明は、複数の無線LANが同じエリア
内で稼働したり、無線LANの複数のセルが隣接地域に
あったり重なりあったりする環境において、周波数ホッ
ピングの衝突が起こらないようにし、互いに混信しない
ようにできる周波数ホッピング方式無線LANシステム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、周波数ホッピ
ング方式の複数の無線LANが、同じエリア内で稼働し
たり、無線LANの複数のセルが隣接地域にあったり重
なりあったりする環境において、複数の無線LANの基
地局や無線LANの複数のセルの基地局同士で互いに同
期をとって、ホッピング周波数が重なり合ったり重なり
合いそうになっていることを検知し、その場合には、周
波数ホッピングパターンの変更、または周波数ホッピン
グパターンの位相を調整する指示(次の遷移周波数に遷
移するのではなく同じ周波数に留まる、または1つ遷移
を飛ばして次の次の遷移周波数に遷移するなどの調整)
を発信し、互いに重なり合わないように、かつ基地局に
接続された無線端末との同期も継続されるようにするこ
とを特徴とする。周波数ホッピングパターンの変更の指
示や周波数ホッピングパターンの位相の調整の指示は、
その指示が確実に伝わるように、前もって予告指示を出
すようにするとよい。
【0010】
【作用】あらかじめ定められた複数の無線周波数を一定
時間間隔で遷移させながら通信を行なう周波数ホッピン
グによるスペクトラム拡散通信方式を用いて、無線局同
士や、1つの基地局に複数の無線端末がぶらさがる無線
セルにおいて通信が行なわれる無線LANにおいて、無
線周波数の遷移パターンを、通信中に一方の無線局から
の指示により、次の遷移タイミングからは別の遷移パタ
ーンに変更することによって、周波数遷移における衝突
を回避することができ、かつ、今まで通信していた無線
局同士や基地局とその配下の無線端末の同期も崩すこと
なく通信が継続される。
【0011】同様に、このような無線LANにおいて、
無線周波数の遷移パターンを、通信中に一方の無線局か
らの指示により変更し、次の遷移タイミングにおいては
次の遷移周波数に遷移するのではなく同じ周波数に留ま
る、または、1つ遷移を飛ばして次の次の遷移周波数に
遷移することでも、周波数遷移における衝突を回避する
ことができ、かつ、今まで通信していた無線局同士や基
地局とその配下の無線端末の同期も崩すことなく通信が
継続される。
【0012】上記の無線周波数の遷移パターンの通信中
の変更指示あるいは遷移パターンによる遷移の順序の変
更指示においては、そのような変更指示を出す無線局ま
たは基地局が、前もって、変更時期を記した変更予告デ
ータを複数回発信することで、無線特有の雑音による障
害や通信エラーによって変更指示を受取損ない、変更動
作を行なわない無線局がでてしまうことを、防ぐことが
できる。
【0013】無線端末群を別の場所に移動させた場合、
移動先の場所にて、既に通信中の他の無線局と周波数遷
移パターンが一致し混信が発生することがあるが、本発
明によれば、そのような干渉を検知し、かつ、周波数遷
移パターンが一致してしまっていると検知した場合は、
自らの周波数遷移パターンをあらかじめ用意しておいた
別の遷移パターンに変更するので、互いに干渉しあうこ
となく、共存ができる。
【0014】同様に、無線端末群を別の場所に移動させ
た場合、移動先の場所にて、既に通信中の他の無線局と
の干渉を検知し、周波数遷移パターンが一致してしまっ
ていると検知した場合、自らの無線局同士の次の遷移タ
イミングにおいては、次の遷移周波数に遷移するのでは
なく同じ周波数に留まる、または、1つ遷移を飛ばして
次の次の遷移周波数に遷移することで、周波数遷移パタ
ーンの位相をずらすことにより、互いに干渉しあうこと
なく、共存ができる。
【0015】複数の無線局からなるグループが、隣接地
域に複数存在し、各グループの基地局同士が、通信しあ
い、同じ周波数遷移パターンを用い、互いに周波数遷移
パターンの位相差を保つことにより、隣接地域に存在す
るにもかかわらず、互いに干渉し合わない別のグループ
同士を共存させるシステムにおいて、あらかじめずらし
た位相差が保たれているかどうかを検知する手段と、位
相差が縮み、互いに干渉しあう可能性が生じた場合、一
方の無線局からの指示により周波数遷移動作を変更し、
次の遷移タイミングにおいては、次の遷移周波数に遷移
するのではなく同じ周波数に留まる、または、1つ遷移
を飛ばして次の次の遷移周波数に遷移することにより位
相差を作り出す手段を無線局や無線基地局にもたせるこ
とにより、複数の無線LANや、複数の無線セルが、同
期をとりあおうとしても、クロックの違いなどから同期
があわなくなってしまったりする問題や、有線LANを
用いて同期をとろうとした場合に生ずる、同期情報をの
せたデータパケットの到着遅延や、バラツキによって生
ずる同期はずれの問題が解決できる。
【0016】位相差が保たれているかどうかの検知手段
としては、複数の基地局の中より、1つの親基地局を定
め、他の子基地局は、親基地局との通信により同期情報
をやりとりすることで、親基地局に同期したクロックを
内部に備え、子基地局自身のクロックと常に比較するこ
とで、親基地局と自身の基地局とのクロックのずれの遷
移を検知することで、あらかじめ確保した位相差が縮ま
っていることが判断できる。
【0017】移動先の場所にて、既に通信中の他の無線
局との干渉を検知し、周波数遷移パターンが一致してし
まっていると検知する手段として、一定時間間隔で周波
数遷移するごとに、自らの通信グループ以外のホッピン
グ指示フレームを受信した場合、既に通信中の他の無線
局の周波数遷移パターンと一致してしまっていると判断
できる。
【0018】本発明は、無線LANの普及により、同一
フロア内に多数の無線端末を収用する必要がある場合
や、無線LAN自体の転送能力の制限から、複数の無線
LANを同一フロアに設置する必要がある環境におい
て、同一フロア内に、無線基地局を中心とした通信エリ
ア、すなわちセルを複数配置するような場合、特に無線
端末の収用能力拡大や転送能力拡大を目的とした場合
や、セル同士が隣接したり重なりあう多重セル環境にな
る場合であって、通信方式として周波数ホッピングによ
るスペクトル拡散方式を採用する場合に用いて好適であ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。なお、これにより、本発明が限定されるものではな
い。
【0020】図1は、本発明の一実施例を示すシステム
構成図である。この図において、1は無線基地局A、2
は無線基地局Bを示す。1の無線基地局Aのカバーする
範囲が3の無線セルAであり、2の無線基地局Bのカバ
ーする範囲が4の無線セルBである。
【0021】5から8は無線端末を示す。このうち、無
線端末5はセルAの範囲内だけに位置しており、無線端
末7,8もセルBの範囲内だけに位置している。無線端
末6は、セルAとセルBが重なっているところにあり、
基地局Aと基地局Bの何れにも加入できる位置にある。
ここでは、無線端末6は基地局Aに加入しているとす
る。
【0022】9は有線LANであり、1の基地局A、2
の基地局Bがこれに接続されている。基地局AおよびB
は、有線LAN9を介して、互いに通信したり、サーバ
10とも通信できる。
【0023】この例では、2つのセルAおよびセルBに
重なる部分ができており、そのような場所に無線端末6
が位置している。無線端末6は、1の基地局Aに加入し
てはいるが、2の基地局Bのカバー範囲にも含まれてお
り、2の基地局の電波の到達範囲にある。したがって、
無線端末6が、基地局Aだけの電波を受信し、基地局B
の電波は届いていても受信しない(認識しない)ような
方式をとる必要がある。特に、通信方式として周波数ホ
ッピング方式を採用しているものでは、基地局Aと基地
局Bのホッピングチャネルが重ならないように、両者は
同期をとりながら動作する必要がある。
【0024】図2は、周波数ホッピング方式の送信部と
受信部の構成を示す。11が送信部、12が受信部であ
る。図1における無線端末と無線基地局には、それぞ
れ、送信部11および受信部12の両方が収められてい
る。
【0025】送信部11の中には、変調器13、ミキサ
14、パターン発生器15、および周波数シンセサイザ
16が収められている。受信部12の中には、ミキサ1
7、復調器18、周波数シンセサイザ19、およびパタ
ーン発生器20が収められている。
【0026】送信部11において、周波数ホッピングの
ためのホッピングパターン発生はパターン発生器15で
行なう。パターン発生器15から出力されたホッピング
パターンに応じて、周波数シンセサイザ16が、ホッピ
ング先の周波数を作り出す。そして、送信すべきデータ
は、変調器13で変調され、ミキサ14にて、周波数シ
ンセサイザ16で作り出した周波数と混合され、電波と
して送信される。
【0027】一方、受信部12では、周波数ホッピング
のホッピング先をパターン発生器20で生成し、周波数
シンセサイザ19にて、受信周波数を生成する。この周
波数をミキサ17に加えることにより、その受信周波数
に変調されているデータを復調器18にて取出すことが
できる。
【0028】図3は、周波数ホッピング方式について、
およびセル間のずれについて示した概念図である。周波
数ホッピングの簡単な例として、21に示すように、f
0、f1、f2、f3、f4 の5つの周波数をホップするものと
する。ホッピングパターンとしては、22に示すよう
に、f0からf4までをサイクリックに回るように、次々に
周波数変更していくものとする。
【0029】図1で示した2つのセルAおよびBが重な
りあう環境において、各セルのホッピングパターンとし
ては、図3のようにf0→f1→f2→f3→f4→f0→…という
同じパターンを用いてもよい。この場合は、2つのセル
で周波数変更のパターンをずらすようにすれば、2つの
セルは重なりあって混信しあってしまうということはな
くなる。すなわち、図3のセルAの周波数ホッピングの
様子23と、セルBの周波数ホッピングの様子24との
違いにあるように、2つのセルが同期して、常にパター
ンを一定にずらすことにより、セルが重なりあう環境に
おいても併存することができる。
【0030】しかしながら、セルAとセルBとは別クロ
ックで動作しているので、必ずしも常に同期して動いて
いくとは限らない。例えば、セルBのクロックがずれて
きたために、25に示すように、セルBとセルAとのパ
ターンのずれが狭まり、そのうちに同一のホッピング周
波数が重なりあってしまうということがある。すなわ
ち、セルAとセルBとの同期がくずれた場合は、パター
ンの一定のずれが保てなくなり、周波数が重なりあって
しまい、混信してしまうという問題がある。
【0031】図4は、セルAとセルBとの間での同期、
並びにセルA内での無線基地局と無線端末との同期およ
びセルB内での無線基地局と無線端末の同期について示
した図である。
【0032】無線基地局同士は、2つのセルが重なって
いる場合を考慮して、ホッピング周波数が重なりあわな
いようにするために、26に示すように基地局間で同期
をとる必要がある。さらに、基地局と無線端末との間で
も、通信を継続していくために、27〜30に示すよう
に同期をとりつづける必要がある。
【0033】ここで問題なのは、もしセルAとセルBと
の間の同期がくずれても、強制的に同期合わせができな
いということである。なぜならば、すでに、各セル内で
は、無線端末と無線基地局との間で同期が確立されてい
るため、セルAとセルBとの間のずれを補正しようとし
てセルBの基地局Bに強制的にクロックの修正を行なわ
せると、それまでとれていたセルB内の無線端末との同
期がはずれてしまい、再同期させなくてはならないとい
う問題があるからである。
【0034】そこで、本実施例では、無線端末と無線基
地局との同期は保ったまま、基地局間での同期をとりな
おす方式を採っている。
【0035】図5は、本実施例において、基地局間で同
期をとるために同期情報をやりとりする様子を示した図
である。図5において、1の基地局Aと、2の基地局B
との間では、同期用フレーム31のやりとりを行なう。
複数ある基地局のうち、1つをマスターと位置付け、他
の基地局はスレーブとして、マスターに従うようにす
る。この例では、基地局Aをマスターとする。
【0036】各基地局は、それぞれ独立動作用のクロッ
クを有する。すなわち、基地局Aにはマスター基地局ク
ロック32が備えられており、基地局Bにはスレーブ基
地局クロック33が備えられている。基地局Aと基地局
Aに加入しているセルA内の無線端末とは、クロック3
2によって同期して動作する。基地局Bと基地局Bに加
入しているセルB内の無線端末とは、クロック33によ
って同期して動作する。
【0037】スレーブ基地局には、マスター基地局のマ
スター基地局クロックの動きを常に反映して動作するリ
ファレンスタイマー34を設ける。マスター基地局A
は、マスター基地局クロック32にもとづいて、同期用
フレーム31を一定時間間隔ごとに、他のスレーブ基地
局にブロードキャストする。これを受信した各スレーブ
基地局では、同期用フレーム31を受信する毎に、リフ
ァレンスタイマー34をリセットする。これにより、各
スレーブ基地局のリファレンスタイマーは、マスター基
地局クロック32と同期して動作することになる。スレ
ーブ基地局において、マスター基地局の動作がわかるの
で、スレーブ基地局とマスター基地局との動作のずれも
感知することができる。
【0038】図6は、スレーブ基地局にて、自分のセル
におけるクロックがマスター基地局のセルにおけるクロ
ックに対してずれが生じていると検知した場合の、基地
局間同期のためのホッピングパターン変更によるズレ対
策方式について示した図である。
【0039】図6において、35はセルAのマスター基
地局Aが周波数をホップする様子を示している。36は
セルBのスレーブ基地局Bが周波数をホップする様子を
示している。スレーブ側において周波数をホップするタ
イミング36は、マスター側において周波数をホップす
るタイミング35と同期しており、ずれが生じていない
場合である。
【0040】しかし、セルAおよびセルBともに独立し
たクロックで動作しているため、次第にずれが生じてく
る。37は、セルBのクロックにずれが生じてきている
が、まだ許容範囲内にあるところを示している。38が
ずれの部分であり、39が混信にいたるまでの余裕の部
分を示している。例えば、35のセルAのf2のタイミン
グと、37のセルBのf2のタイミングとでは、余裕分3
9があるため、混信には至らない。
【0041】次に、40は、セルBのクロックにさらに
ずれが生じてきており、ずれの許容範囲外にまでずれて
しまっているところを示している。35のセルAのf2の
タイミングと、40のセルBのf2のタイミングとでは、
41に示すように重なってしまっているため、混信して
しまう。
【0042】そこで、本実施例では、余裕度39が50
%以下になったら、次のホッピングタイミングからホッ
ピングパターンを変更し混信を未然に回避する。余裕度
とは、同一周波数が重なって混信が起こるまでにどれ程
のずれ分の余裕があるか、その度合を示すものである。
具体的な余裕度の算出の方法については、図7を参照し
て後述する。
【0043】42は、このずれ対策について示したもの
である。セルBのずれにより、余裕度が50%以下にな
ったら、次のホッピングタイミング43にて、新パター
ン44に変更する。これにより、ずれが生じても、ホッ
ピング周波数が重なることはなく、混信を未然に回避す
ることができる。
【0044】図7は、本実施例における基地局間同期を
実現するための基地局と無線端末の構成について示した
図である。基地局45は、スレーブ基地局の構成を示し
たものである。スレーブ基地局は、スレーブ基地局自身
の動作を司るスレーブクロック47と、マスター基地局
からの同期用フレームによって毎回更新されるリファレ
ンスタイマー46を備えている。
【0045】スレーブ基地局におけるホッピングのタイ
ミングは、図6で説明したように、あらかじめマスター
基地局のホッピングシーケンスに対して一定のホッピン
グ位相差をもたせてある。図7の位相差加算部(ホッピ
ングシーケンスの位相差補正部)48は、この位相差分
を加算する部分である。この加算結果とスレーブクロッ
ク47との差から、両クロックのタイミングのズレを求
めることができ、その値が1クロックタイミングの幅の
どれくらいを占めるかを計算することにより、余裕度判
定部49において、余裕度を判定する。
【0046】余裕度判定部49は、余裕度が所定値より
小さくなったとき(この例では50%以下になったと
き)、パターン変更が必要と判断し、この基地局に加入
している無線端末にその旨を伝えるために、変調器50
に、パターン変更指示をホッピング指示信号にのせて送
信するように指示する。さらに、あらかじめ用意してお
いたパターン51の中から選択部52により新パターン
を選び、選択した新パターンをパターン送出シーケンス
制御部53に渡すようにする。パターン送出シーケンス
制御部53は、新パターンに応じて周波数シンセサイザ
54を制御し、これにより周波数シンセサイザ54は新
しい周波数パターンでのホッピングを行なう。
【0047】一方、無線端末55においては、加入して
いる基地局から送信されたホッピング指示信号を受信
し、該ホッピング指示信号にのせられたパターン変更指
示を復調器56により取出す。選択部58は、このパタ
ーン変更指示により指定された新パターンをパターン群
57から選び、パターン送出シーケンス制御部59に渡
す。パターン送出シーケンス制御部59は、新パターン
に応じて周波数シンセサイザ60を制御し、これにより
周波数シンセサイザ60は新しい周波数パターンでのホ
ッピングを行なう。
【0048】図8は、スレーブ基地局45におけるマス
ター基地局とのずれ検出ならびにパターン変更指示の流
れを示すフローチャートである。
【0049】ステップ61において、マスター基地局よ
り同期用パケットを受信し、ステップ62において、リ
ファレンスタイマー46を更新する。次に、ステップ6
3において、リファレンスタイマー46の値にあらかじ
め定めてあるホッピングシーケンスの位相差分を加算
し、スレーブクロック47との差分をとり、余裕度を計
算する。
【0050】そして、ステップ64において、余裕度が
50%以下に至ったか否かを判別する。余裕度が50%
以下に至っていなかった場合には、何もしないで処理を
終了する。余裕度が50%以下になっていた場合には、
ステップ65において、無線端末55に対して、次回の
ホッピングよりパターン変更を指示する情報(パターン
変更指示)をホッピング指示信号にのせて送信する。そ
して、ステップ66において、次回のホッピングより新
パターンに変更する旨をパターン選択部52に指示す
る。
【0051】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
この実施例は、2つの基地局のクロックにずれが生じて
混信が生じそうになった場合に、スレーブ側のホッピン
グ周波数を次のタイミングにて1つ飛ばすか(スキッ
プ)または同じ周波数にとどまるか(ステイ)すること
によって、無線端末−基地局間の同期をくずさずに基地
局間の同期をとり直すシステムである。全体のシステム
構成、基地局や無線端末の送信部と受信部の構成、およ
びセル間での同期やセル内の無線基地局と無線端末間の
同期をとる様子などは、上記第1の実施例と同様である
ので説明を省略する。
【0052】図9は、スレーブ基地局がマスター基地局
に対して遅れ気味になってきた場合の例を示す。67は
セルAのマスター基地局Aが周波数をホップする様子を
示している。68はセルBのスレーブ基地局Bが周波数
をホップする様子を示している。スレーブ側において周
波数をホップするタイミング68は、マスター側におい
て周波数をホップするタイミング67と同期しており、
ずれが生じていない場合である。
【0053】しかし、セルAおよびセルBともに独立し
たクロックで動作しているため、次第にずれが生じてく
る。69は、セルBのクロックにずれが生じてきている
が、まだ許容範囲内にあるところを示している。70が
ずれの部分であり、71が混信にいたるまでの余裕の部
分を示している。例えば、67のセルAのf2のタイミン
グと、69のセルBのf2のタイミングとでは、余裕分7
1があるため、混信には至らない。
【0054】次に、72は、セルBのクロックにさらに
ずれが生じてきており、ずれの許容範囲外にまでずれて
しまっているところを示している。67のセルAのf2の
タイミングと、72のセルBのf2のタイミングとでは、
73に示すように重なってしまっているため、混信して
しまう。
【0055】そこで、本実施例では、余裕度71が50
%以下になったら、次のホッピングタイミングからホッ
ピングシーケンスの動作を一時的に変更する。具体的に
は、次のホッピングタイミングにおいて、次の周波数を
1つ飛ばして1つ先の周波数にホップさせる。これによ
り、混信を未然に回避する。
【0056】74は、このずれ対策について示したもの
である。セルBのずれにより、余裕度が50%以下にな
ったら、次のホッピングタイミング75にて、76に示
すように、次に飛ぶべき周波数f3はスキップし、その次
の周波数f4にホップする。これにより、ずれが生じて
も、ホッピング周波数が重なることはなく、混信を未然
に回避することができる。
【0057】図10は、本実施例におけるホッピング周
波数のスキップまたはステイによる基地局間同期を実現
するための基地局と無線端末の構成について示した図で
ある。基地局77は、スレーブ基地局の構成を示したも
のである。スレーブ基地局は、スレーブ基地局自身の動
作を司るスレーブクロック79と、マスター基地局から
の同期用フレームによって毎回更新されるリファレンス
タイマー78を備えている。
【0058】スレーブ基地局におけるホッピングのタイ
ミングは、上記第1の実施例の場合と同様に、あらかじ
めマスター基地局のタイミングに対して一定のホッピン
グ位相差をもたせてある。図10の位相差加算部80
は、この位相差分を加算する部分である。この加算結果
とスレーブクロック79との差から、余裕度判定部81
において、余裕度を判定する。
【0059】余裕度判定部81において判定した余裕度
の変化に基づき、進み遅れ判定部82によって、スレー
ブ基地局はマスター基地局に対して進んでいるのか遅れ
ているのかを判定する。この結果、遅れまたは進み状態
を解消する必要があると判断されたところで、進み遅れ
判定部82は、この基地局に加入している無線端末にそ
の旨を伝えるために、変調器83およびパターン送出シ
ーケンス制御部85にスキップ/ステイ指示を出す。
【0060】具体的には、当該基地局のクロックが、遅
れているときはホッピング周波数のスキップ指示を、進
んでいるときは同じ周波数に留まるホッピング周波数の
ステイ指示を、それぞれ送出する。これを受けて、変調
器83は、このスキップまたはステイ指示をホッピング
指示信号にのせて送信する。また、パターン送出シーケ
ンス制御部85は、このスキップまたはステイ指示に応
じて、ホッピング周波数のスキップまたはステイを行な
うように周波数シンセサイザ91を制御し、これにより
周波数シンセサイザ91は、指示されたスキップまたは
ステイを行なってホッピング周波数を生成する。
【0061】一方、無線端末87においては、加入して
いる基地局から送信されたホッピング指示信号を受信
し、該ホッピング指示信号にのせられたホッピングのス
キップまたはステイ指示を復調器88により取出す。パ
ターン送出シーケンス制御部90は、このスキップまた
はステイ指示に応じて、パターン89におけるホッピン
グ周波数を1つ飛ばすか同じところに留まるかするため
の制御を行ない、これにより周波数シンセサイザ91は
指示された周波数でのホッピングを行なう。
【0062】図11は、スレーブ基地局77におけるマ
スター基地局とのずれ検出ならびに周波数ホッピングの
スキップまたはステイ指示の流れを示すフローチャート
である。
【0063】ステップ92において、マスター基地局よ
り同期用パケットを受信し、ステップ93において、リ
ファレンスタイマー78を更新する。次に、ステップ9
4において、リファレンスタイマー78の値にあらかじ
め定めてあるホッピングシーケンスの位相差分を加算
し、スレーブクロック79との差分をとり、余裕度の計
算およびクロックの遅れ/進みの判別を行なう。
【0064】そして、ステップ95において、余裕度が
50%以下に至ったか否かを判別する。余裕度が50%
以下に至っていなかった場合には、何もしないで処理を
終了する。余裕度が50%以下になっていた場合には、
ステップ96において、遅れているのか進んでいるのか
を判別し、その遅れ/進みに応じて各々の処理を行な
う。
【0065】遅れている場合には、ステップ97におい
て、スキップ指示をのせたホッピング指示信号を無線端
末に対して送信する。スキップ指示とは、次回のホッピ
ングタイミングでは1つ先の周波数にホッピングするこ
とを指示する情報である。そして、ステップ98におい
て、次回のホッピングタイミングでは1つ先の周波数に
ホップすることを、パターン送出シーケンス制御部90
に指示して、処理を終了する。
【0066】一方、進んでいる場合には、ステップ99
において、ステイ指示をのせたホッピング指示信号を無
線端末に対して送信する。ステイ指示とは、次回のホッ
ピングタイミングでは前の周波数に留まることを指示す
る情報である。そして、ステップ100において、次回
のホッピングタイミングでは前の周波数に留まること
を、パターン送出シーケンス制御部90に指示して、処
理を終了する。
【0067】なお、以上の2つの実施例は2つのセルが
重なりあっている状況において説明したものであるが、
セルが3つ以上重なりあっている場合についても、同様
の方式にて前述した問題点を解決することができる。
【0068】すなわち、セルが3つ以上重なって配置さ
れている場合、そのうちの1つの基地局をマスター基地
局として位置付け、残りの基地局をスレーブ基地局と位
置付ける。3つ以上あるそれらのセルは、互いに電波が
干渉しあわないように、あらかじめ、別パターンのもと
で動作しているか、または同一パターンであるがマスタ
ー基地局に対してスレーブの各基地局は各々異なる位相
差をもって動作するようにする。
【0069】ここで、幾つかのスレーブ基地局における
クロックが、マスター基地局のクロックに対して、ずれ
はじめたとする。各スレーブ基地局は、1つあるマスタ
ー基地局の動作を示すリファレンスタイマーを備えてお
り、基地局間でやり取りされる同期用フレームによっ
て、マスター基地局のクロックの動きを常に正しく示す
ようにしている。
【0070】各スレーブ基地局は、このリファレンスタ
イマーを用いて、あらかじめ定められた位相差を保って
いるかどうか監視しており、ずれが生じた場合には、こ
れを元に戻すように、例えば、ホッピング動作を1つ飛
ばしたり、そのままにするなどして、マスター基地局と
の位相差を保つように動作している。
【0071】もともと、各スレーブ基地局は、マスター
基地局との位相差を、各々にあらかじめ設定されている
値になるように保ってさえいれば、スレーブ基地局のセ
ル同士は干渉しあうことがないように、全体としてのホ
ッピング動作が設計されている。したがって、各スレー
ブ基地局は、他のスレーブ基地局のクロック動作を知る
必要がなく、マスター基地局のクロック動作だけを見て
いればよいことになる。
【0072】以上のように、セルが3つ以上重なってい
る場合についても、1つ定められたマスター基地局の動
作を示すリファレンスタイマーを各スレーブ基地局が持
つようにし、マスター基地局との位相差を各々が保つよ
うにホッピング動作を制御することによって、セル間の
同期の問題は解決される。
【0073】次に示す実施例は、基地局が無線端末に対
して、ホッピングのパターン変更や、ホッピング周波数
のスキップや、ホッピング周波数のステイを指示する際
に、送るコマンドにおいて、その指示を前もって、予告
という形で数回にわたって通知するようにした実施例で
ある。
【0074】以下で説明するホッピングに関する制御の
指示をあらかじめ予告という形で通知する方式は、前述
した第1および第2の実施例にも適用することができ
る。ホッピングに関する指示を予告という形で数回にわ
たって通知することで、通信エラー等で受信できない場
合があったとしても、すべての無線端末がその指示を認
識でき、変更を確実に行なうことができる。
【0075】図12は、セルに属する無線端末が無線基
地局の指示にもとづいて、周波数ホッピングしていくた
めのホッピング指示信号と、そのフォーマット、並びに
そのフォーマットの中に含める指示の予告情報について
示したものである。101は、基地局ならびに無線端末
が周波数ホッピングしていく様子を示したものである。
102のホッピングタイミングにて基地局と無線端末は
周波数を切り替える。これを実現させるのが、ホッピン
グ指示信号103である。基地局がこのホッピング指示
信号103を一定時間間隔で送信することにより、無線
端末は、これにあわせて周波数ホッピングを行なう。
【0076】ホッピング指示信号103は、ホッピング
指示信号識別子104、基地局ID105、制御指示情
報106、および予告情報107を含む。ホッピング指
示信号識別子104は、この信号がホッピング指示信号
であることを示す。基地局ID105は、この信号を発
信しているのがどの基地局であるかを示す。制御指示情
報106は、パターン変更や、周波数スキップや、周波
数ステイなどを無線端末に指示するためのフィールドで
ある。予告情報107は、制御指示情報106があと何
ホッピングタイミングめから有効かを示すものである。
【0077】予告情報107の内容は、カウントダウン
させながら、「あと何回めから有効」というように表わ
され、数回にわたって送られる。無線端末は、受信した
ホッピング指示信号に含まれる予告情報107から、こ
の後の何回目のホッピングタイミングから制御指示情報
106が有効になるかを知ることができ、そのタイミン
グにて制御指示を実行する。
【0078】一般的に無線端末は、ノイズ等によりホッ
ピング指示信号が一時的に受信できないことがあって
も、ある一定の間は、同期保護がかかっており、無線端
末内部の時計にもとづいて、次のホッピングタイミング
を予想して周波数変更するようになっているため、1回
でもホッピング指示信号がぬけたために同期がはずれて
しまうということはない。したがって、ノイズや通信エ
ラーによって無線端末がホッピング指示信号を受信でき
ない場合があっても、後のホッピング指示信号が受信で
きるため、受信できた中の予告情報をもとに、全端末が
漏れなく一斉に制御指示を実行できる。
【0079】次に示す実施例は、互いに通信している複
数の無線端末からなるセルが移動しながら、他のセルの
範囲に入り込み、そこで多重セル環境になった場合に、
これを検知し、ホッピングを変更することでセル間での
同期をとり、混信を防ぐための実施例である。
【0080】図13に示すように、基地局109、無線
端末110、無線端末111、および無線端末112か
らなるセル108があり、一方、無線端末でありながら
ホッピング指示を出す局114aと無線端末115aと
からなるセル113aが別の場所にあるとする。セル1
13aが移動してきて、セル113bのようにセル10
8と重なるようになった場合、以下に示すようなホッピ
ング変更を行なって混信を防ぐ。
【0081】図14は、移動してきたセルが、他のセル
と重なりあうことになったことを検知し、ホッピングパ
ターンを変更することで、セル間での同期をとり、混信
を防ぐための処理手順を示す。これは、移動するセルの
無線端末でありながらホッピング指示を出す局の処理を
示すものである。
【0082】移動するセルの無線端末でありながらホッ
ピング指示を出す局は、ステップ116において、ホッ
ピング指示信号を常時監視する。ステップ117におい
て、他の基地局のホッピング指示信号が規定回数以上混
入しているかどうかを調べる。混入していなければその
まま処理を終え、混入している場合は、ステップ118
において、無線端末(自セルに含まれる無線端末)に対
して、次回のホッピングよりパターン変更することを指
示する情報をホッピング指示信号にのせて送信する。そ
して、ステップ119において、次回のホッピングより
パターン変更することを、パターン選択部に指示する。
【0083】次に示す実施例は、互いに通信している複
数の無線端末からなるセルが移動しながら、他のセルの
範囲に入り込み、そこで多重セル環境になった場合に、
移動セルの側でホッピング周波数を次にタイミングにて
1つ飛ばすかまたは同じ周波数にとどまるかの制御を行
なうことによって、セル間での同期をとり、混信を防ぐ
ための実施例である。
【0084】図15は、移動してきたセルが、他のセル
と重なりあうことになったことを検知し、ホッピング周
波数を1つスキップするかまたはステイするかによっ
て、セル間での同期をとり、混信を防ぐための処理手順
を示す。これは、移動するセルの無線端末でありながら
ホッピング指示を出す局の処理を示すものである。
【0085】移動するセルの無線端末でありながらホッ
ピング指示を出す局は、ステップ120において、ホッ
ピング指示信号を常時監視する。ステップ121におい
て、他の基地局のホッピング指示信号が規定回数以上混
入しているかどうかを調べる。混入していなければその
まま処理を終え、混入している場合は、ステップ122
において、回避の方策に基づいてスキップするかステイ
するかを決める。回避の方策(例えば、始めはスキップ
してみて、それでも混信するようならステイするなど)
は、あらかじめどちらかに決めておく。
【0086】スキップさせる場合には、ステップ123
において、無線端末に対して、次回のホッピングタイミ
ングでは1つ先の周波数にホッピングすることを指示す
る情報をホッピング指示信号にのせて送信する。そし
て、ステップ124において、次回のホッピングタイミ
ングでは1つ先の周波数にホップすることを、パターン
送出シーケンス制御部に指示する。
【0087】一方、ステイさせる場合には、ステップ1
25において、無線端末に対して、次回のホッピングタ
イミングでは前の周波数に留まることを指示する情報を
ホッピング指示信号にのせて送信する。そして、ステッ
プ126において、次回のホッピングタイミングでは前
の周波数に留まることを、パターン送出シーケンス制御
部に指示する。
【0088】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下の如き効果を奏する。
【0089】(1)周波数ホッピング方式の複数の無線
LANが、同じエリア内で稼働したり、無線LANの複
数のセルが隣接地域にあったり、重なりあったりする環
境において、複数の無線LANの基地局や、無線LAN
の複数のセルの基地局同士を有線LANで接続し、互い
に同期をとれるようにし、周波数ホッピングの衝突が起
こらないようにできる。
【0090】(2)同期が外れかかる様子を検知した
り、ホッピングが重なり合ってしまっていることを検知
し、その場合には、周波数ホッピングパターンの変更、
または周波数ホッピングパターンの位相を調整する指示
を発信することで、ホッピング周波数が互いに重なり合
わないようにすることができる。
【0091】(3)予告指示を前もって出すことで、周
波数ホッピングパターンの変更または周波数ホッピング
パターンの位相を調整する指示を、無線端末に確実に伝
えることができる。
【0092】(4)移動しながら通信するセルが、他の
セルと重なりあっても、これを検知し、周波数ホッピン
グパターンの変更を行なうことで、混信が起きないよう
にできる。
【0093】(5)移動しながら通信するセルが、他の
セルと重なりあっても、これを検知し、周波数ホッピン
グパターンの位相調整を行なうことで、混信が起きない
ようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図
【図2】周波数ホッピング方式の送信部と受信部の構成
【図3】周波数ホッピング方式について、およびセル間
のずれについて示した図
【図4】セル間での同期、および各セル内での無線基地
局と無線端末との同期について示した図
【図5】基地局間で同期をとるために同期情報をやりと
りすることを示した図
【図6】基地局間同期のためのホッピングパターン変更
によるズレ対策方式について示した図
【図7】基地局と無線端末における基地局間同期実現の
ための構成を示した図
【図8】スレーブ基地局におけるマスター基地局とのず
れ検出およびパターン変更指示フローを示した図
【図9】スレーブ基地局がマスター基地局に対して遅れ
気味になってきた場合の例を示した図
【図10】ホッピング周波数スキップまたはステイによ
る基地局と無線端末における基地局間同期実現のための
構成を示した図
【図11】スレーブ基地局におけるマスター基地局との
ずれ検出ならびに周波数ホッピングのスキップもしくは
ステイ指示フローを示した図
【図12】ホッピング指示信号とそのフォーマット、お
よびそのフォーマットの中に含める指示の予告情報につ
いて示した図
【図13】複数の無線端末からなるセルが移動しながら
通信し、他のセルの範囲に入り込みそこで多重セル環境
になった場合を示す図
【図14】移動してきたセルが、他のセルと重なりあう
ことになったことを検知し、ホッピングパターンを変更
することでセル間での同期をとり混信を防ぐためのフロ
ーを示した図
【図15】移動してきたセルが、他のセルと重なりあう
ことになったことを検知し、ホッピング周波数を1つス
キップするかまたはステイするかによって、セル間での
同期をとり混信を防ぐためのフローを示した図
【符号の説明】
1…無線基地局A、2…無線基地局B、3…無線セル
A、4…無線セルB、5〜8…無線端末、26…基地局
間同期、27〜30…基地局と無線端末間の同期、31
…同期用フレーム、32…マスター基地局クロック、3
3…スレーブ基地局クロック、34…リファレンスタイ
マー、77…基地局構成、78…リファレンスタイマ
ー、79…スレーブ基地局クロック、80…位相差加算
部、81…余裕度判定部、82…遅れ進み判定部、83
…変調器、84…周波数ホッピングパターン、85…パ
ターン送出シーケンス制御部、86…周波数シンセサイ
ザ、87…無線端末構成、88…復調器、89…周波数
ホッピングパターン、90…パターン送出シーケンス制
御部、91…周波数シンセサイザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 11/00 310 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線局同士が、あらかじめ定められた複数
    の無線周波数を一定時間間隔で遷移させながら通信を行
    なう周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信方式
    を適用した周波数ホッピング方式無線LANシステムに
    おいて、 無線周波数の遷移パターンを、通信中に一方の無線局か
    らの指示により、次の遷移タイミングからは別の遷移パ
    ターンに変更する手段を備えたことを特徴とする周波数
    ホッピング方式無線LANシステム。
  2. 【請求項2】無線局同士が、あらかじめ定められた複数
    の無線周波数を一定時間間隔で遷移させながら通信を行
    なう周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信方式
    を適用した周波数ホッピング方式無線LANシステムに
    おいて、 無線周波数の遷移パターンに基づく無線周波数の遷移の
    順序を、通信中に一方の無線局からの指示により変更
    し、次の遷移タイミングにおいては、次の遷移周波数に
    遷移するのではなく同じ周波数に留まる、または、1つ
    遷移を飛ばして次の次の遷移周波数に遷移するように制
    御する手段を備えたことを特徴とする周波数ホッピング
    方式無線LANシステム。
  3. 【請求項3】請求項1における前記遷移パターンの変更
    の指示、または請求項2における前記遷移パターンによ
    る遷移の順序の変更の指示は、該指示を出す無線局か
    ら、前もって変更時期を記した変更予告データを複数回
    発信することにより行なう請求項1または2に記載の周
    波数ホッピング方式無線LANシステム。
  4. 【請求項4】無線局同士が、あらかじめ定められた複数
    の無線周波数を一定時間間隔で遷移させながら通信を行
    なう周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信方式
    を適用した周波数ホッピング方式無線LANシステムに
    おいて、 移動先の場所において、既に通信中の他の無線局との間
    で、周波数遷移パターンが一致しており混信が発生する
    ことを検知する手段と、 混信が発生することを検知した場合に、自無線LANシ
    ステムにおける周波数遷移パターンを、あらかじめ用意
    しておいた別の遷移パターンに、変更する手段とを備え
    たことを特徴とする周波数ホッピング方式無線LANシ
    ステム。
  5. 【請求項5】無線局同士が、あらかじめ定められた複数
    の無線周波数を一定時間間隔で遷移させながら通信を行
    なう周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信方式
    を適用した周波数ホッピング方式無線LANシステムに
    おいて、 移動先の場所において、既に通信中の他の無線局との間
    で、周波数遷移パターンが一致しており混信が発生する
    ことを検知する手段と、 混信が発生することを検知した場合に、自無線LANシ
    ステムにおける周波数遷移パターンによる遷移の順序を
    変更し、次の遷移タイミングにおいては、次の遷移周波
    数に遷移するのではなく同じ周波数に留まる、または、
    1つ遷移を飛ばして次の次の遷移周波数に遷移するよう
    に制御する手段とを備えたことを特徴とする周波数ホッ
    ピング方式無線LANシステム。
  6. 【請求項6】ホッピング指示信号を常時監視し、自通信
    グループ以外のホッピング指示信号を所定回数以上受信
    した場合、既に通信中の他の無線局の周波数遷移パター
    ンと一致してしまっていると判断し、自らの周波数遷移
    動作の変更を行なう請求項4または5に記載の周波数ホ
    ッピング方式無線LANシステム。
  7. 【請求項7】複数の無線局からなるグループが隣接地域
    に複数存在し、各グループの基地局同士が、通信しあ
    い、同じ周波数遷移パターンを用い、互いに周波数遷移
    パターンの位相差を保つことにより、隣接地域に存在す
    るにもかかわらず互いに干渉し合わないで別のグループ
    同士を共存させる周波数ホッピング方式無線LANシス
    テムにおいて、 あらかじめずらした位相差が保たれているかどうかを検
    知する手段と、 位相差が縮み互いに干渉しあう可能性が生じた場合、一
    方の無線局からの指示により周波数遷移動作を変更し、
    次の遷移タイミングにおいては、次の遷移周波数に遷移
    するのではなく同じ周波数に留まる、または、1つ遷移
    を飛ばして次の次の遷移周波数に遷移することにより、
    位相差を作り出す手段とを備えたことを特徴とする周波
    数ホッピング方式無線LANシステム。
  8. 【請求項8】前記複数の基地局の中より、1つの親基地
    局を定め、他の基地局は子基地局とし、 親基地局および子基地局は、それぞれ、自グループ内の
    無線局との間で周波数遷移を同期して行なうためのクロ
    ックを備え、 各子基地局は、親基地局との通信により親基地局に同期
    したクロックを内部に備え、子基地局自身のクロックと
    常に比較することで、親基地局と自基地局とのクロック
    のずれの遷移を検知し、あらかじめ確保した位相差が縮
    まっていることを判断して、周波数遷移動作の変更を行
    なう請求項7に記載の周波数ホッピング方式無線LAN
    システム。
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